日誌

校長室から

新任教諭(6月22日)

 昨日の朝日新聞1面の見出しの中に、新任教諭増える退職とありました。2022年度、東京都で採用した新任教諭108名が辞め、全体の4.4%で割合は過去最高と伝えていました。精神疾患が退職理由として多いため、文部科学省は教員のメンタル面の支援に乗り出したとも伝えていました。
 業務量の多さや保護者対応等、新任教諭に限らず教育現場は激務である。その中で職員の人間関係や同期のつながり等がうまくいつていることがなんとか乗り換えられる要因だと思います。
 私も最初の勤務先の諸先輩方が声をかけてくれたりお茶をしたりしていた事を思い出します。土曜日も授業があり、午後はお昼をよく一緒に先輩教員と食べていました。
 昔の話をしてもどうにもなりませんが、どれだけお互いに話ができるか、認めあい、助けあい、励ましあえる職場を創り上げて行けるか、心に留めて学校経営をしていきます。

かえるの王様(6月21日)

 グリム童話のかえるの王様の話です。鞠を泉に落としてしまったお姫様が、拾ってくれたら付き合うと約束します。かえるは鞠を拾います。カエルが城にやってくると気味悪るがって壁にたたきつける、かえるの魔法が解け、立派な王子の姿に戻り、結婚するという内容です。
 童話は教訓となる場合が多いですが、かえるを壁にたたきつけるにはびっくりです。この教訓は何だろう...人の心は変わりやすいまたは身勝手な面があることを伝えているかなと考えます。
現在の若者には蛙化現象が流行語となっているそうです。

先生不足解決策(6月20日)

 昨日の朝日新聞の声の欄に高校生が先生不足について僕の解決策を投稿していました。教員という職業に魅力を感じない理由として先生のすごさを感じないところにあると述べていました。先生のすごさを感じるために学校の業務を分業化し、それぞれが最も得意な仕事をし、先生のサポートに大学生を雇って教員の負担を少なくする必要性を提案しています。
 高校生が社会問題に目を向け解決策を提案していること、嬉しく感じました。先生のすごさって何だろう!とあらためて考えさせられました。子どもは先生のことをよく観ています。発達年齢に応じて子どもが観ている視点は変化しますが、先生のすごさを発揮できる職場を創っていきたいと元気をもらいました。ありがとうございます。

立川市民大会開会式(6月19日)

 昨日、立川泉体育館で立川市民大会の開会式が行われました。市内町会、体育協会加盟団体等が立川7中吹奏楽部の演奏のもと、入場行進で始まりました。
 今年度は第77回目の大会となります。長い歴史があります。地域の一員として活躍してほしいと思います。中学生の部もあります。部活動でも力を尽くして行きましょう。
 
 

PTA活動(6月18日)

 6月9日と昨日、令和4年度PTA本部役員と令和5年度PTA役員と顔をあわせて話をする機会がありました。4年度PTA本部役員さんは、コロナ禍においては顔をあわせての話をする機会が制限され、様々なところで工夫しながら活動が進められてきたことにあらためて感謝いたします。ありがとうございました。
 PTA本部役員さんと顔をあわせて情報交換したり活動をともにしたりすることは、大切なことを改めて感じました。平日の運動会開催でも、各学年80%近くの保護者に来校していただきました。保護者、地域あっての本校です。

国高祭(6月17日)

 都立国立高校の文化祭「国高祭」について朝日新聞に掲載されています。日本一の文化祭と呼ばれています。3年生の全クラスが取り組む演劇、廊下に飾られる外装の完成度が高いと評判です。国立高校を志望している生徒の面接練習では、国高祭について話す生徒が多くいます。
 自分たちで創りあげている実感、その活動が大切です。私が中学生の頃は、土曜日に授業があり、二中でも文化祭がありました。学年で演劇を披露した記憶があります。私も鬼の役で出演しました。先輩たちの演劇は、確か夕鶴だったと思います。
 時間を作って「国高祭」に行ってみたいです。

体験施設(6月16日)

 としまえんの跡地に映画ハリーポッターとファンタスティク・ビーストシリーズの世界を歩きながら体験できるワーナー・ブラザーススタジオツアー東京が本日オープンします。大人気の映画でしたから多くの人が訪れることと思います。
 体験は大切な学習形態の一つです。もしかしたら将来の仕事につながることがあるかもしれません。想像力もかきたてられます。魔法が使えるようになったらと考えるとワクワクします。本日のオープンおめでとうございます。

パレスホテル(6月15日)

 立川駅北口にあるパレスホテルが今年で営業を終了すると新聞報道がありました。1994年10月に開業したので30年近く立川を見守ってきたことになります。私の教え子がパレスホテル内の飲食店で働いていたり、職場体験でも中学生がお世話になったりしていました。地域で愛されてきたホテルの終了は残念でなりません。

放課後の時間(6月14日)

 時間がある時は、放課後の部活動の様子を見ています。陸上部やランニングしている生徒は、こんにちはと挨拶しながら走っています。野球部が先生のノックしたボールを捕球しています。上手に捕球できると思わず拍手してしまいます。昨日はバレー部の生徒に今度の試合、必ず勝利ね!と声かけしました。ボランティア部が畑を耕していました。花壇を整備している生徒が手を振ってくれたので手を振り返しました。サッカー部の生徒ともたわいのない話やサッカーについて話しました。
 私にとっては、ほのぼのとする幸せを感じる時間です。

人生色々(6月13日)

 題名は分からないですが、インスタグラムに掲載されていた言葉を紹介します。
 
 涙は明日を変えて
 感謝は毎日を変えて
 感動は人生を変える
 
 心にストンと落ちました。

欠員(6月12日)

 先日、東京の公立小学校の教員の欠員数が4月時点で約80人に達した記事がありました。教員が長期に休むことになったら、すでに欠員ですから新たに採用することが難しい現状です。
  教員が一人で悩みを抱えないように、また相談しあえる関係、職場の雰囲気が大切です。そのために欠かせないのが挨拶です。自分ができることを一つ一つ行うようにしていきます。今日も自ら挨拶していきます。

努力と工夫(6月11日)

 私達は、自分の努力が足りなかったと結論づけてしまう傾向があります。クリエイティブディレクターの中川諒氏は、努力には限界があるとし、足りなかったのは努力ではなく工夫の場合が多いと伝えています。山登りに例えると努力は、ルートを決めて進み続ける、工夫は別のルートを探して進み続けるイメージだそうです。
 努力が足りなかったと感じた時は、工夫は他にあるかなと考えて、発想を変えてチャレンジしてみようと思います。目標が達成できるかもしれません。

大丈夫(6月10日)

 「大丈夫」と聞くとほとんどの人が大丈夫と言います。臨床心理士の赤田太郎さんは、その理由を相手に心配をかけたくないと考えるので大丈夫と答えてしまうと分析しています。また、むしろ発した人のためにある、自分の不安感を払拭したいために、大丈夫かと聞いているように聞こえると話しています。
 私もほぼ100%大丈夫と答えていますが、大丈夫と言うことでまだやれるぞと自分を奮い起こしていたように思います。しかしそれは相手の心情を知る、理解するには至りません。どんな言葉の声かけをしていくとよいか振り返っていきたいと思います。

PTAとの活動(6月9日)

 PTA役員さんとボランティア部が協同で花壇に花を植えました。前に植えてあった草花や土を掘り起こしました。、一緒に作業してくださったPTA役員さん、お忙しいところありがとうございました。
 PTAの活動が見直されている中、生徒と一緒に取組む活動は継続しておきたい想いです。PTA活動で人手が不足している時は、ボランティア部を活用して頂いてもよいのではないかと思います。顧問の承諾を得てですが。何かあればご相談ください。
 
 

地域との関わり(6月8日)

 運動会ポスターを校区の小学校と高松児童館、高松図書館、さかえ会館、学校運営協議会委員の菅原さんのお店に掲示しました。菅原さんから昨日、お店に掲示した写真をいただきました。ありがとうございます。運動会ポスター制作と地域への掲示は、二中の新たな挑戦です。地域のあたたかい受け入れに感謝です。この取組を継続していきたいです。
 

教育実習の思い出(6月7日)

 本校の教育実習期間も後3日となりました。
先日、サッカー部の応援で学大付属小金井中学校に行きました。グランドは現在人工芝一面です。私は大学3年次にここで教育実習を行いました。当時のグランドは土です。
 記憶に残っているのは、ラインを引くのにメジャーを使用しないことです。生徒一人ひとりに30センチの物差しを用意させて一直線に並ばせます。物差しをつなげ、その上を指または割り箸みたいな棒でなぞります。カーブはどのようにして物差しを置かせたのか思い出せません。何か方法がありました! 最終的にきれいなラインになっていたのを思い出します。

感謝(6月6日)

 昨日の運動会では、たくさんの保護者に参観いただきましてありがとうございました。保護者の人数制限なしの運動会は4年ぶりとなり、至らない面もあったかと思います。保護者アンケートを配布する予定ですので、ご感想、ご意見をいただければ嬉しく思います。

本日は運動会です(6月5日)

 平日開催となる運動会です。日中は気温が高くなる予想です。保護者の熱中症対策として体育館を開放します。体育館入口は保護者会とは違いますのでご注意ください。
 生徒一人ひとりが自分の役割を果たし、終わった時にやり切ったと満足顔を想像して出勤したいと思います。水分を十分にとる、競技中はマスクを外すようにご家庭でも声かけして頂けると嬉しく思います。

運動会前準備を終えて(6月4日)

 昨日は運動会準備ありがとうございました。陸上部の生徒はラインを丁寧に引いていました。サッカー部や野球部の生徒、運動会実行委員はテントの設営を行いました。1組は、安全に競技できるようにグランドの石拾いをしました。
 運動会を成功させるためにたくさんの人が陰で動いています。ありがとうございます。
 競技を全力で行うのは私達二中の責務です。全力を尽くして感謝を伝え、感動を分かち合う運動会にしていきましょう。

メッセージカード(6月3日)

 行事の前日に担任だった私は、メッセージを書いて生徒に渡していたことを昨日のHollo校長で書きました。名刺サイズの大きさのカードに書いていました。
 ある時、生徒がメッセージカードをいつも持っていますと生徒手帳から取り出して見せてくれました。びっくりしたと同時に嬉しかったことを思い出します。またメッセージカードが生徒手帳に入るんだと生徒に気付かされた時でした。担任時の思い出です!