日誌

校長室から

Hello校長室26

■昨日の読売新聞「こどもの詩」を引用します。かげふみという題で
す。『だいじょうぶだと おもうけど いたいとこあったら いって
ね ふまないように するからね』幼稚園に通っているお子さんの詩
です。二中生の皆さん、私にもこういう純粋な感性を持っていた時期
がありました。歩いていてアリが行列していると立ち止まったもので
す。また、大人に、「いいだくん、海の水はなぜしょっぱいの?」と
聞かれて、「おさかなさんんが泣いているから」と名言を残しました。
表現力をみがくには、心の鏡をみがかなくてならないなあと、この頃
つくづく思います。私は二中生の皆さんの一挙手一投足に学び、心の
鏡をせっせとみがいています。       (4月26日飯芳男)

Hello校長室25


■昨日は、サンジョルディにちなみ書店に出かけました。数冊購入し
ました。いえ、贈り物ではありません。自分のためです。今日は偶然
読売新聞が、全国中学ビブリオバトル決勝の記事を載せていました。
グランドチャンプ本は「昆虫はすごい」(光文社新書)でした。記事
のタイトルもセンスがありました。「無視できない虫の世界」です。
この本の中には、「恋愛や戦争、人間がやっていることはたいてい先
に(昆虫が)やっている…」と書かれているそうです。ユニークな視
点だと思います。1月は高校生のビブリオバトルがあります。毎年楽
しみにしています。私は以前から、バナナのたたき売りや、ういろう
売りも、ビブリオバトルのようだなと思っていました。二中生の皆さ
ん、いい視点でしょう?  えっ、ちがいますか。そんなバナナ!?
                   (4月25日飯田芳男)

Hello校長室24


■手作り白桃ジャムをつけてパンをいただきました。先日、「パン食
危機」という記事を読みました。給食のパン食が減って、パン屋さん
の廃業がふえているという内容でした。給食用のパンを製造してくれ
るパン屋さんにはまだまだ活躍してほしいと思います。さて、ハナミ
ズキがきれいな頃となりました。二中にはハナミズキが多いです。こ
のあたりでも、国立駅に向かう街路樹はハナミズキが今が盛りと咲い
ています。一青窈(ひととよう)さんの名曲「ハナミズキ」は、「百
年続きますように」という言葉が多く使われれています。ハナミズキ
は、6040本の桜をアメリカに贈った返礼品と言われています。ア
メリカのタフト大統領から1915年に東京市がいただきました。花
言葉は「答礼」。今は3世代目の木で、原木が都立園芸高校にあるそ
うです。2015年4月10日に「ハナミズキ100年祭」が盛大に
行われました。一青窈さんは、母から子へのメッセージとしてこの曲
を作ったのでしょうか。「百年続きますように♪…。」目が潤みます。
                    (4月24日飯田芳男)

Hello校長室23


■今日はサンジョルディの日です。スぺイン・カタロニア地方では、
守護聖人サン・ジョルディを祭り、女性は男性に本を、男性は女性に
赤いバラを贈る風習があるそうです。また「ドン・キホーテ」の作者
セルバンテスの命日でもあるため、スペインでは「本の日」とされて
います。日本では「子ども読書の日」でもあります。秋に限らず、読
者はこの時期いいかもしれませんね。1年生は司書の先生から図書館
利用の仕方を教わったと思います。どしどし本を借りて行ってほしい
です。先日我が家の机の引き出しから、祖母にもらった図書券が出て
きました。袋に祖母の字で「中学卒業おめでとう」と、和裁のチャコ
ペンで綴られていました。祖母が90歳の時でした。大事にしまって
おきました。でもとっておいた事を忘れていました。二中の空に向か
って「ごめんなさい」をしました。雲が出てきました。ばあちゃんを
怒らせたかもしれません。          (4/23飯田芳男)

Hello校長室22


■シラタキのピリ辛炒めは人気がありました。生あげのうま煮も好評
でした。私は、野菜をたくさんいただきバランスの良い食事をとりた
いと心がけています。心がけてからウン十年、まだまだ懺悔(ざんげ)
後悔の連続です。また明日から改善に努めようと思います。「いえ、
今でしょ!」副校長先生から叱咤激励、いや叱咤のみ頂戴しました。
さて私は今日、柔道場に初めて入りました。そこでは、1年生がコミ
ニュケーショントレーニングに取り組んでいました。「バースデーライン
を作りましょう!」と、先生の号令で並び替えが始まりました。生徒
は黙って意思疎通に励み、数分で1月生まれから12月生まれまで、
生年月日順に並ぶことができました。そういえば「十二支順に並ぶと
か、十二支十干(じっかん)順に並ぶ」なんておもしろそうですね。
十二支は言えても十干は難しいですから、興味深い試みです。自画自
賛です!今年は己亥年(つちのといどし)です。
                    (4月22日飯田芳男)