日誌

校長室から

笑顔(9月30日)

 昨日は教員採用試験の結果が発表された日でした。本校にもその発表にドキドキしていた先生が数人いましたが、見事合格して素敵な笑顔を見せてくれました。合格した時の喜びの笑顔は、心に響くものがあります。私もあらためて初心に返る気持ちになりました。

今年のかりん(9月29日)

 昨年はたくさん実がなった本校のかりんの木。今年は暑さのためか1年おきなのか、外から見ると2つだけ見えます。厳しい暑さに耐えて実になったかりん、「よく頑張ったな」と声をかけたくなります。余裕がないと自然に目がいかなくなってしまいます。「秋を見つける」散歩をしたいところです。

 

約140人(9月28日)

 9月1日現在で東京都の公立小学校の欠員教員数が約140人と報道されました。4月の時は、約80人とありましたから1学期期間中に60人ほどの教員が退職または病休になってしまったことになります。

 補充される臨時的任用教員が確保できていないことは、子どもたちにとっても教育現場にとっても大変な日々です。制度的な改革とともに、現場でも教員の気持ちを尊重しながら毎日学校にくることが楽しみな学校づくりが管理職に求められていると自戒しています。

職場体験を終えて②(9月27日)

 全部の事業所に生徒の職場体験の様子を見にいくことができませんでしたが、20近くの事業所に参観でき、子どもの様子を見れたことは、私にとっても喜ばしいことでした。お世話になっている事業所の方に一人一人御礼を伝えることは、大切なことです。事業所の方に「校長先生が来られるんですか」とびっくりされた方もいましたが、私にとっては全ての事業所に直接お会いして御礼を伝えられず、申し訳ない気持ちです。学校がお願いをしているので、顔を合わせてお話することは、人間関係を築いていく上で大切なことです。これからも地域の皆様と顔を合わせてお話しできる機会を自らも作って実践していきたいと思っています。

職場体験を終えて(9月26日)

 職場体験が終わって事業所からアンケートが届いています。子どもたちが自らのぞむ職場体験の希望についてご意見がありました。私が教員時代に生徒にアンケートをとって、できるだけ希望の職場を叶えようとしたことがあります。ある女子生徒はトリマーになりたい夢がありましたので、トリマーの職場体験を受け入れてくれる事業所を探し、受け入れてくれたことがありました。その生徒はトリマーに就職しました。鉄道に興味のある男子生徒は、駅員との交渉にのぞみましたが安全管理の面から断られました。そのことを思い出しました。

 本来は子どもたちが自らやりたい仕事を見つけてきて、依頼も自分からして行くのがのぞましいと私は考えています。検討していくことは可能かと思います。事業所の皆様のご意見に感謝いたします。

高松町民運動会(9月25日)

 昨日、本校で4年ぶりに高松町民運動会が開催されました。本校の生徒も係の仕事や競技に参加し、地域に貢献していました。私達は保護者や地域との関わりの中で成長しています。感謝の気持ちを行動で示すことは大切です。これからも時間があれば地域の行事に関わっていきましょう。

 

最高の教師から②(9月24日)

 最高の教師のドラマの最終回が昨日放映されました。人生が2回あれば、再度悔いを残さないように、同じことを繰り返さないようにできるかもしれませんが、実際はそうではありません。

 だからこそ、人生に色をつけていくために、覚悟を決めて色々な困難に立ち向かっていく勇気を教えてくれていたと思います。実際にクラスの雰囲気は、何かをきっかけとして変わっていきます。一人が勇気を出して、正しい判断のもと行動することで応援してくれる仲間が必ずいます。 

 見て見ぬふりをすることもあると思います。人は弱い存在でもあるからです。しかし、勇気をもって行動すれば、自分で自分を褒めることはできます。誰かが必ず見てくれています。

 本当の楽しさとは、心から感動するとは、全力で立ち向かうからこそ、返ってくるものだと私は信じています。

クリティカルシンキング講座(9月23日)

 3年生ではクリティカルシンキング講座を国語科の授業の中で行っています。情報を鵜呑みにせず、自分でなぜの疑問を考え、根拠をもって説明していくことを身に付けていく授業です。本校の校長であった常磐先生も参観に来られました。

 今は嘘のネット情報が拡散し、多くの人が困っていると新聞記事にありました。真実を見極めていく力をしっかり身に付けていきたいですね。本校の生徒がクリシンの授業を楽しみにしている会話が聞こえて来ています。講師の先生も大変喜んでいました。来週が最後の授業です。

 

 

まだまだ働きたい(9月22日)

 昨日も生徒の職場体験の様子を参観してきました。「まだまだ働きたい」「楽しい」と感想を語ってくれた生徒が多かったです。実際に体験して学ぶことがどれだけ生徒にとって大切かが分かります。最終日の3日目です。気が緩むと相手に迷惑をかけることがあるかもしれません。最後まで緊張感をもってのぞんでください!

素直に嬉しかったこと(9月21日)

 昨日、職場体験の様子を参観に行き、担当者に挨拶をしたところ、いくつかの事業所から「挨拶がしっかりできていますね!」「知らないお母さん方にも挨拶できていてすてきです」との言葉をいただきました。素直に嬉しく思いました。「当たり前のことを当たり前に行う」ことは簡単で難しいことでもあります。来年も二中生を職場体験で受け入れたいと事業所が感じてくれることは、君たちの働きにかかっています。今日の2日目も笑顔で元気な挨拶でのぞんでください!

職場体験が始まります(9月20日)

 2年生は今日から職場体験が始まります。自分のやりたかった仕事、そうでなかった仕事、それぞれあるかもしれませんが、自分の気持ちだけに左右されずに、常にお客様がいることを意識して取り組んで来てください。 

 働くことを体験することで、君たちが自分の将来について考える良い機会になることも期待しています。

歴史の授業(9月19日)

 3年生は歴史の授業で太平洋戦争について学ぶのではないかと思います。立川市民科公開講座では、実際にこの戦争を立川市内で経験した人等の話をを聞きました。学習がつながりますね。学んだ知識が深くなってくると思います。

 日本の経済がどう変化したのか(第一次世界大戦から世界恐慌等)、なぜ中国に進出したのか、復習しながら学習してほしいと思います。

 「なぜ戦争が起きたのか」「原爆が落とされる前に戦争は止めることができなかったのか」私もあらためて勉強していきます。

サッカー10支部新人戦大会(9月18日)

 サッカーの10支部の新人戦が始まりました。昨日、本校は創価中との初戦を迎え、4―1で勝利しました。3年生が抜けての新チームによる大きな大会で、最初は緊張していましたが、先取点をあげるとリズムに乗ることができました。初勝利、おめでとうございます。

 顧問の先生も話していましたが、体力(走力)はスポーツを行う上で大切な要素です。私もよく顧問の時に、相手チームよりも走れることが土俵の上に勝負できる条件とよく話してました。技術が相手よりも不足しても相手よりも走力があれば試合は成り立っていきます。無駄な走りは必要ないという考え方もありますが、中学生は心肺機能が向上する時期なので、私自身は大いに賛成していました。走ることは苦しいことですが、この苦しさが自分との戦いで、心も鍛えられていくのです。

 本校の生徒の新人戦や市民大会等の活躍を期待しています。

 

最高の教師から①(9月17日)

 最高の教師の土曜ドラマが終わりに近づいてきました。昨日の内容で女子高校3人が学校に行かず、カラオケやボーリングをした後に、「私達の楽しいことはこれだけ」と涙ぐんで話す場面がありました。

 「本当に楽しいこと」とは何でしょうか。カラオケやボーリングも楽しいものですが、その時だけで終わってしまいます。ストレス発散等には向いているかもしれませんが、心から楽しいと感じるには「学ぶ楽しさ」を感じることではないかと思います。「新しいことを知ってもっと知りたい」「この技術を身に付けるためにこんな工夫を考えた」人によってそれぞれ違いますが「学ぶ楽しさ」が本当の楽しさにつながるのではないかと思います。

 昨日の立川市民科公開講座で何か気になったことを自分で調べてみることなどは、最初の一歩となります。何か興味、関心があればチャレンジしてみてください。大人の私も学び続けていきます。

 7月26日のHello校長で終わった時に感想を述べたいとあります。また伝えたいと思います。

立川市民科公開講座開催(9月16日)

 本日は、土曜授業です。午後の授業は立川市民科です。1年生では立川市についてより深く調べている市役所の人から立川市の魅力についてお話を聞きます。2年生では、実際に働いている大人から仕事や働くことについてお話を聞きます。3年生では、実際に立川市内で戦争を体験した人からのお話を聞いて、平和について考えます。どれも本物にふれるスペシャルな授業です。楽しみです。

 コロナウィルスやインフルエンザの拡大防止のため、保護者の参観を中止にしました。残念で仕方ありませんが、お子様からお話しを聞いてもらえると嬉しく思います。

用務員さんに感謝(9月15日)

 用務員さんが夏休み中に、階段に滑り止めを付けてくれました。予算の関係で、全ての階段にはまだついていませんが徐々につけていきます。学校の安全第一に働いている用務員さんに感謝です。ありがとうございます。生徒の皆さんも感謝の気持ちを伝えてみるのは、いかがでしょうか!

 

 

 

本物にふれる(9月14日)

 9月9日のHello校長で「本物を見た体験」と書きました。何か私の中にひっかかるものがありました。それは、「視覚障害者も修学旅行に行って本物にふれる体験をしてくるはずた」ということです。そう思うと、生徒もまた見る以外にも様々な感覚を通して本物を感じて来ているはずだと思いました。大きな三門の柱を触って歴史を感じることもあります。

 「本物を見た」よりも「本物にふれた」の方が適切な表現なのではないかと熱にうなされながら考えていた私です。

修学旅行を終えて(9月10日)

 宿泊学習の良いところは、友達の新たな面に気付くことです。「同じ釜の飯を食う」ということわざにあるように、短い間でしたが生徒の皆さんはいかがでしたか。 
 班長会では、どちらかというと悪かった行動面の反省が多いですが「良かった面はないのかな」の問いに生徒がたくさん発言している場面がありました。班長さんは、様々な思いで責任を果たそうと必死になっているのではないか、その思いに寄り添う言葉かけが大切なのではないかとあらためて気付かされました。
 友達の新たな面が発見できていたら嬉しく思います。

修学旅行を終えて(9月9日)

 修学旅行を終えました。「百聞は一見に如かず」本物を見た体験は、何か心に強く残ったものがあるのではないかと思います。今回は舞妓さんの鑑賞がありました。私が立川一中の教員の時に教え子の一人が、修学旅行の舞妓さんの鑑賞をみて、中学卒業後に舞妓さんになるために京都へ行ったことを思い出しました。それだけ心に響くものがあったのでしょう。
 日本の伝統文化を肌で感じ、何を繋いで伝えていくか、少しでも考えてもらえると嬉しく思います。
  京都鴨川の様子