日誌

校長室から

Hello校長室47


■毎朝地域の方が校門に立ち、あいさつ運動をされています。感謝
しています。「おはよう」のあいさつで一日をさわやかに始めたい
です。さて週末です。一週間の疲れをいやしてほしいですね。私は
今朝、またやってしまいました。スキンクリームを歯ブラシにつけ
てしまいました。年に数回やります。どうか真似をしないように願
います。そう言えばこの頃、歯ブラシに、ちょっと水をつけてから
歯磨き剤をつけるか、水でぬらさずにつけるかが話題になっていま
した。二中生の皆さんはどうですかね。週末に調べてみるといいか
もしれませんね。いえ、そんなことしたら疲弊します。私が調べま
す。昨日電車内で調べたのは、メガネのツルは、左からたたむか右
からたたむかです。これは驚きでした。正解がありました。左のツ
ルからたたむときれいにたため、メガネケースにおさまりがいいそ
うです。『日本人がやっている残念な習慣』にも掲載されていまし
た。                 (5月17日飯田芳男)

Hello校長室46


■鰆をおいしくいただきました。魚へんに春と書いてサワラですね。
二中生の皆さんだったらこの字にどんな印象をもちますか?春を告
げる魚のイメージがあって、字からは柔らかな様相が伝わってきま
す。図鑑には歯が鋭く餌に貪欲であると書いてあります。白身魚で
すが成分が赤身らしいです。秋・冬がおいしいようです。産卵のた
め沿岸にくるのが春ということで語源になっていますね。体が小さ
い順にサゴチ(サゴシ)、ナギ、60センチ以上でサワラと呼ばれ
ます。ブリもモジャコ、イナダ、ハマチ、ブリです。呼び名を変え
るのは昔の人の知恵なんでしょうね。ちょっとロマンがあります。
ということは、お寿司で好きなもの?って言われて私はブリとハマ
チって答えてましたが…。あ~恥ずかしい。(5月16日飯田芳男)

Hello校長室45


■昨日の名言カレンダーの名言はこれです。「おかわりして 大きく
なったから 重たくなってごめんね」 3歳の子を乗せ自転車をこぐ
お母さんの言葉です。お子さんは、この日初めて保育園でおかわりを
したそうです。坂道で必死に自転車をこぐお母さんを、優しく気遣っ
てでた言葉がこれだったのでしょう。このお母さんは日ごろ、「いっ
ぱい食べておおきくなあ~れ」とお子さんに言っていたそうです。期
待にこたえたお子さんが、一方でこれだけお母さんに寄り添えるなん
て素敵です。一杯のおかわりで心が満たされました。
                    (5月15日飯田芳男)

Hello校長室44


■オムレツがおいしい給食でした。デミグラスソースも美味でした。
私が子供の頃はケチャップでした。何を作ってもかけたのはケチャッ
プでした。ケチャップというのは、サケ(鮭)をケイとよび、ケイ・
チャップという魚醬だそうです。ホーロー語が語源だということです。
私の言うケチャップはトマトケチャップです。スパゲティナポリタン
では大活躍しています。この頃復活したスパゲティナポリタンですが
ひところは片隅に追いやられていました。パスタとよぶようになった
ころからナポリタンが消えかけてきました。でも今は息を吹き返した
感をうけます。二中生の皆さんはケチャップ味は好きでしょうか。明
治生まれの祖母は目玉焼きにケチャップをかけていました。父が嫌が
っていました。父はカレーにソースをかけていました。そしてコップ
の水にスプーンをつけて食べ始めます。祖母が嫌がっていました。恥
ずかしい我が家の慣習です。内緒にしてください。
                    (5月14日飯田芳男)

Hello校長室43


■八十八夜が過ぎて久しいです。西武新宿線や池袋線沿いの茶処では
霜除けのファンを回しています。忘れ霜への警戒を怠らないのが偉大
です。さて週が明けました。体育ではハードルが登場しました。小学
生の頃より、頭が上下しません。「またぎ越す」という感覚で跳んで
いて感心しました。二中生の皆さん、ハードル走での目標への達成感
は、50m走や100m走を大きく上回ることでしょう。まっすぐ走
るだけでなく、目の前に課題が立ちはだかるので、やりがいがありま
すね。ぜひ頑張ってください。私は、サニブラウン選手が9秒99を
出したので、日曜の昼下がり、自分も9秒99分、走ってみました。
50mもいきませんでしたよ。生き絶え絶えで、勝手にレースを終え
ました。人生のハードルは高いです!!  (5月13日飯田芳男)

Hello校長室42


■今日12日は、フローレンス(フィレンツェの英語読み)・ナイチ
ンゲールの誕生日にちなんで「看護の日」です。ナイチンゲールは、
1854年、クリミア戦争での負傷兵の扱いに心を痛め、看護師の道
を歩み始めたと言われています。諸説ありますが伝記を読むと、トイ
レ掃除に力を入れることから、ビクトリア女王の支援を取り付けるこ
とまで、たくさんの業績があり、クリミアの天使と呼ばれる活躍ぶり
だったそうです。今もある「白衣の天使」という呼称はナイチンゲー
ルの種々の偉大なエピソードに由来するようです。「天使とは、美し
い花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である」と
いうナイチンゲールの言葉に背筋を伸ばした私です。
                    (5月12日飯田芳男)

Hello校長室41


■青葉繁れるころになったなあと思ったら、今日の読売新聞のコラム
で取り上げられていました。井上ひさしさんは『青葉繁れる』という
青春小説を出版しています。井上さんは波乱万丈の子ども時代をおく
ったようで、小説にも反映されています。私は中学、高校と、笑いた
いとき井上さんの「ポッキンポット師の後始末」を読み、根性を発揮
したいときは、新田次郎の「孤高の人」を再読していました。あっ、
泣きたいとき、最近では「君の膵臓を食べたい」をパラパラ読みしま
す。二中の皆さん、中間考査のふりかえりをしつつ、鋭気を養う週末
にしてはいかがでしょうか…。      (5月11日飯田芳男)

Hello校長室40


■中間考査がおこなわれました。誰もが良い結果を得られることを願
っています。1年生の皆さんは緊張したことでしょう。これから何度
か経験していくうちに勉強のコツを体得していきます。応援していま
す。私自身は、中1での緊張感を保つことができず、中2で中だるみ
し、この暗黒時代をとりもどすのに3年生ではとても苦労しました。
友人の「おれ、全然勉強してねえよ」というセリフにつられ、なまけ
ていたら悲惨な結果が待っていました。仲の良い友人も成績と進路は
一緒に付き合ってくれないということを学びました。「きちんと青春
しよう」って実感した我が中学校時代です。(5月10日飯田芳男)

Hello校長室39


■手作りハンバーグの給食でした。おいしくいただきました。私も年
に数回ハンバーグを作ります。難しい献立ですが時々挑戦しています。
子供のころ泥だんご作りの名手だったのが影響しています。味?です
か?まっ それなりです!料理は愛情と言いますが、作るほうが食べ
るより大変です。私は毎朝、家族のためにゆで卵を作ります。これが
また奥深い料理です。新鮮な卵はむきにきくいので、100円ショッ
プで買った「卵のからに穴を開ける機械」を使います。自分の気持ち
を冷静に保たないと卵が割れます。スクランブルエッグに変更した時
はそれが理由です。家族には告白できません。ゆで時間の調整もむず
かしいです。「固め」や「半熟」等、家族のリクエストを右から左に
ながす度胸も必要です。さらに卵をむくのにも高度な?技術をつかい
ます。冷やしたり水を流したり…。きれいにむけると嬉しいですよ。
時々、なんと卵の殻で指を負傷します。何事にもあきらめず、油断せ
ず、ていねいに取り組むことが大切なんですね。あっ 試験勉強も!
                      (5月9日飯田芳男)

Hello校長室38


■栗おこわと揚げたサバは絶品でした。さて今日はさわやかな陽気と
なりました。歳時記には「卯の花の匂ふ垣根にほととぎす早も来鳴き
て、しのび音もらす夏は来ぬ」(佐佐木信綱作詞)が登場しています。
夏が来るらしいとうたったのに、藤原定家が「来たらしい」と解釈し、
新古今集の夏の部に入れたという説があります。「初夏」も夏だから
まあ良しとしましょう。ところで、立川や北多摩あたりでは、「来な
い」ことを「きない」言っていました。そうなるとこの名曲「夏はき
ぬ」は、夏がいまだに来ていないということになります。ややこしい
ですが、おもしろいですね。「初夏」だとか「来ぬ」とか、ファジイ
なところが日本的で興味深いです。ところで3年生の皆さん、上賀茂
神社と下鴨神社で「かも」の字に違いがあります。修学旅行でぜひ、
理由を解明してください。         (5月8日飯田芳男)