日誌

校長室から

Hello校長室752


■昨日の読売新聞夕刊コラムに『朝三暮四』という故事成語が載って
いました。猿に、朝三つ夕方四つのトチの実をあげたところ、怒った
ので、朝四つ夕方三つと言い換えたら喜んだという記事で、朝令暮改
と混同されるとありました。私も混同していたのでこれから調べてみ
ようと思います。夕方までに。      (4月24日飯田芳男)

Hello校長室751


■「走れる」ということはしあわせです。長い間入院していた祖母は
いつも「体を動かしたい」と言っていました。何をもってしあわせと
いうかは人それぞれです。今日は金曜日です。でも金曜から仕事の人
もいると思います。私はこの頃「みんな違っていい」ということが、
少し身にしみるようになってきました。二中生の皆さんが「おはよう」
から「おやすみなさい」までしあわせな気持ちでいられることを願っ
ています。               (4月23日飯田芳男)

Hello校長室750


■給食はカレーライスです。いかのしょうが焼きやキウイが添えられ
ています。1年生の予約率は今シーズン第1位です。まだ3回目です
が…。昨年の1年生の3回目はジャージャー麺でした。現2年生は記
憶にあるでしょうか。現3年生が1年生の時の3回目は親子丼です。
なぜ覚えているのでしょうか?まっ、記憶より記録です。加齢には勝
てませんから。ところで我が家は昨夜はカレーでした。今朝もカレー
です。ひょっとすると今夜も。そう言えば私が中学生の時、長編経済
小説『華麗なる一族』が出版されました。ん???       
                    (4月22日飯田芳男)

Hello校長室749


■同じ電車で出勤していると、いつも乗り合わせる方がいます。数年
同じ車両でお目にかかっている方もいます。時々見かけないと心配に
なってきます。声をかけたこともない方ばかりですが、同じ車両同士
の連帯感は嬉しいものです。私が勝手に思っていることですが。新年
度になり、乗り合わせなくなった方々があり、「卒業かな?転勤かな
あ?」とよけいなことですが思案しています。電車の運転士になった
教え子が「背中に多くの人のドラマを背負っています。」と言ったの
を思い出しました。春は来ました。新しい環境に、いそいでなじまな
くても大丈夫です。夏が来たら考えましょう!(4月21日飯田芳男)

Hello校長室748


■給食は親子丼でした。1年生もおいしそうに食べてくれました。
小学校だと初日はカレーライス等ですが、さすが中学校は和食です。
さて、気かつけば周囲の緑が濃くなりました。いろいろな花が私の
目を楽しませてくれます。でも花の命は永遠ではありません。かの
林芙美子女史は『花のいのちは短くて苦しきことのみ多かりき』と
名文を残しました。中学生の頃、授業でさらっと読み、なんと美し
い文章なんだろうと感激しました。散る花の重みを考えたこともな
かったからですね。          (4月20日飯田芳男)

Hello校長室747


■ハナミズキがきれいに咲いています。私は中学入学直後「…今日
この頃です」という語句が使いたくて、作文でひんぱんに使用して
いました。それを思い出して『ハナミズキがきれいに咲いている今
日この頃です』と述べてもいいのですが、それほど大げさなことで
もないのでやめておきました。たくさんの本を読んで文体を真似る
のはいいことだと思います。私は高校の時、先生の字の真似が得意
でした。昭和の時代は板書も定期考査も手書きなので、良く真似を
していました。今でも、個性の強い先生の字を書いてしまい苦笑し
ています。時々「きれいな手紙が書ける便せん」でひらがなの練習
をしている今日この頃です。      (4月19日飯田芳男)

Hello校長室746


■今日は発明の日です。発明者を保護するお役所は特許庁、初代の
特許庁長官が高橋是清さんでした。幕末は武士でしたがその後、内
閣総理大臣を務めた方です。私は、特許制度の知識をもっていませ
んが、明治政府の守備範囲の広さに驚いています。ところで、特許
に関する東京都のお役所は、東京都特許許可局かと思ったら、この
局は『早口言葉の世界』だけに存在するようで実際にはないようで
す。二中生の皆さん、何か発明したら特許庁へ行きましょう。
                   (4月18日飯田芳男)

Hello校長室745


■今日は恐竜の日です。1923年の今日、アメリカの動物学者が
「モンゴルでの化石発掘を目的して出発した日にちなんだ」という
こと恐竜の卵の発見は同年6月23日とか。ということは、この日
が恐竜の日の方がいいのではないのかな??私がこうつぶやいたこ
とを、恐竜関係者の皆さんへは内緒にしてくださいね。
                   (4月17日飯田芳男)

Hello校長室744


■今日も西門に立って、挨拶運動に来校の地域の方と登校の様子を
見ていました。25分のチャイム後は私一人になりました。すると
カラスが路上に舞い降り、横断歩道を渡りながら私に近づいてきま
した。するどいくちばしです。「おはよう」と言うべきか無視する
べきか葛藤しました。「誰とでも仲良く」と言ってる手前、無視は
できません。カラスは近づいてきます。私は恐怖で、あとずさりし
ましたが、よく見ると体が小さい子供のカラスでした。1分位する
とこのカラスは、なんと同じように小さな体の三羽の仲間を呼んで
きました。四方をカラスに囲まれた私は、手をクロスし「また今度
ね」とささやきました。カラスは「ジャアー」と鳴いて去っていき
ました。ひょっとするとカラスのパン屋さんの子供だったのかもし
れません。              (4月16日飯田芳男)

Hello校長室743


■今朝の学校は14度、湿度は35㌫くらいでした。雨模様の昨日
の湿度は80㌫でした。今日は乾燥した晴天となりましたが、少し
気温が低めでしたので「ひんやりさわやか」といったところでしょ
うか。今日は富士山に雲がかかっていたので明日は天気がくずれる
かもしれません。この頃はスマホで風速も気圧も測れるので、気象
予報士顔負けの予想ができると思います。私は気圧が低くなると、
笑顔が少なくなるようです。それでは皆さんに迷惑がかかかるので、
いつも「心の青空」を心がけています。職員室から「ウッソー」と
いう声が予想されます。        (4月15日飯田芳男)

Hello校長室742


■本校の藤棚を見上げると、紫色の花が咲き始めたのがわかります。
用務主事が剪定をしているので毎年花が咲きます。全国の藤の名所
には藤棚がなくても美しく咲いているところがあります。二中生の
皆さんも「藤の名所」を訪れたことがあると思います。私は名所は
多く知りませんが、藤色は好きです。時々、お坊さんの袈裟(けさ)
や、神主さんの衣装にも藤色が使われているのを見かけると、ちょ
っと気になります。私も「藤」について調べてみようと思います。
                   (4月14日飯田芳男)

Hello校長室741


■委員会活動が始まります。私は中1の春、委員になりたくて立候
補して二度落選しました。係より委員と名の付く職になりたかった
のは私が見栄っ張りだったからです。一生懸命スピーチをしたので
すが私より上手に演説をした友人が当選しました。私は国語係にな
りました。とても怖そうな先生でしたが、係になったおかげで親し
くなれました。落選した当初は嫌でしたが、縁がある係や委員にな
れば楽しいものです。私は何でも一回で当選したり合格したりした
ことがありません。でも、そこそこ、ご縁があるところにおさまっ
てます。負け惜しみ?いえいえ自己弁護です。
                   (4月13日飯田芳男)

Hello校長室740


■給食の片付けが上手な生徒が多いです。給食当番は週末にかけて
とても動きがよくなります。一週間で交代するようなので、木曜や
金曜あたりは最高のパフォーマンスを発揮します。はて?私ですが
何十年も生きているので、今や最高のパフォーマンスを発揮してい
るはずですが、どうもそうではありません。いつのまにかピークを
過ぎ、賞味期限切れが近づいています。いえ、二中生の皆さんをお
手本に頑張ります!月曜日の誓いです。(4月12日飯田芳男)

Hello校長室739


■今日は今年になって101日目です。私は、元旦にたてた計画を
見直して101回目の反省をしたところです。人生のほとんどを反
省の時間にあてています。明日からは二中生の皆さんに学び、月並
みですが充実した週でありたいです。  (4月11日飯田芳男)

Hello校長室738


■学区域を歩いていても、カッコウとウグイスの鳴き声を耳にしま
す。私にだけ声をかけてくれていたのかなと、つい都合よく解釈し
てしまいました。でも鳥や動物が何を話しているか、科学が進歩し
ても人間は知らない方がいいのかもしれません。さえずりや鳴き声
に、人間がわからないなりに、いつくしみをもって接した方がかえ
って趣(おもむき)があるように思います。私は金魚に話しかける
こともあります。しかしいつもどの金魚も、私の声かけをいやがる
そぶりを見せます。キンギョ迷惑なのかもしれません。  
                   (4月10日飯田芳男)

Hello校長室737


■地域の方も挨拶運動をスタートしていただきました。いつもの猫
ちゃんも新学期に合わせて二中生の見守りに参加です。どの学年も
挨拶がじょうずです。今日のカレンダーの名言は『あいさつはここ
ろ』でした。こころの底から、こえ高らかにあいさつすれば、ろう
にゃくなんにょ(老若男女)みんな明るく元気になれるという意味
だそうです。頭文字が「こころ」なんですね。学びました。週明け
も、二中生の皆さんの笑顔とあいさつを楽しみにしています。
                    (4月9日飯田芳男)

Hello校長室736


■唯我独尊(ゆいがどくそん)という言葉があります。「うぬぼれて
いる」という意味で使われていますが、本来は「すべての人の命に等
しい価値がある」ことを教えた言葉と言われています。仏教の祖、お
釈迦様の言葉です。お釈迦様は、誕生した直後に東の方角へ7歩歩い
てから、右手で天を、左手で地を指し「天上天下(てんじょうてんげ)
唯我独尊」と宣言したそうです。今日8日が誕生日です。お釈迦様が
花園で生まれたので、お釈迦様のお誕生日を花まつりと呼ぶようです。
お寺によっては甘茶をごちそうしてくれますね。私は6歳の時、甘茶
を「うまーい」と叫びながらお坊さんからいただいた記憶があります。
                     (4月8日飯田芳男)

Hello校長室735


■入学式に参列される保護者の自転車置き場です。自転車のマークが
石灰で描かれているのでユーモラスです。大きな行事はいろいろな係
を教職員で分担します。以前も述べたのですが、私は卒業式の係で、
「あめふらし」の係になりました。当然「雨の音」を用意しました。
6年生の先生は大笑いして「アメフラシの写真を大伸ばしする係だよ」
と教えてくれました。アメフラシとは潮が引いた後に見ることができ
るウミウシの仲間でした。臨海学校の思い出の場面だったのです。恥
ずかしい思い出は忘れることにしています。(4月7日飯田芳男)

Hello校長室734


■小学校の初日は外で「学級開き」が行われることが多いです。入学
式の関係です。あわただしいですが、新たな学校生活がはじまる清新
な雰囲気は感じられました。桜が満開だったからかもしれません。最
近は始業式の日には桜が散っています。地球温暖化は始業式の景色も
変えています。変わらぬは春の訪れを喜ぶ私たち、いえ私です。万葉
の春に感謝です。             (4月6日飯田芳男)

Hello校長室733


■「♪菜の花畑(畠)に入り日うすれ見渡す山のは かすみ深し」
と歌われるおぼろ月夜。「山のは」というのが、山の端を意味する
ということは二中生の皆さんならおわかりだと思います。ちょうど
多摩にもあてはまる心なごむ光景かもしれません。私は時々中央線
から、秩父や青梅の山並みをながめていますが、それは眼精疲労を
取り除くためです。お恥ずかしいかぎりです。ところで、菜の花だ
けでなく青い「ムラサキハナナ」も今が盛りとばかりに咲いていま
す。またこの時期、芽吹いてきた木々もたくさんあります。自然界
も新学期です。             (4月5日飯田芳男)

Hello校長室732


■今日はアンパンの日です。八重桜の花びらの塩漬けをアンパンに
埋め込んだ業者が、明治天皇に献上したのが今日だということです。
私は牛乳が苦手でしたが、中学の友人たちが「アンパンと牛乳は合
う」と言うので今もその習慣を守っています。最近ではアンパンの
あんは、食物繊維が豊富だとテレビで知り時々食べています。主体
性のない私です。            (4月4日飯田芳男)

Hello校長室731


■昨日ツバメを見ました。低く飛んでいたので雨が降るのかなと気に
なりました。ツバメが登場し、ツツジが咲くと早くも初夏を感じます。
暖房も冷房もいらない期間が年々短くなっているような気がします。
おだやかな天気が続くことを期待し、新入生を迎える春を実感したい
ですね。                  (4月3日飯田芳男)

Hello校長室730


■新学期の準備に忙しいころかもしれません。小学校への入学準備は
親御さんが大変です。私も経験がありますが、学用品に名前を書くだ
けでも多くの時間をさいたものです。保育園や幼稚園の入園準備では
ふとんカバーやシーツカバー、ぞうきんもありました。手作りがいい
のでしょうがなかなかそうもいきません。今はぞうきんも売られてい
ますが私の子供の頃は、親が古いタオルを縫い合わせ作ってくれまし
た。苦労をかけたなと思います。その頃父が「鉛筆に貼る名前シール
があればいいなあ」と言っていました。今なら少し楽をさせることが
できたなと空に向かってつぶやきました。  (4月2日飯田芳男)

Hello校長室729


■4月1日になりました。祖母に「四月一日さんに出会ったら失礼が
ないように、わたぬきさんですねと、ご挨拶をするものだ」と教えら
れました。その後、このお名前は、昔は4月1日に衣替えの「綿抜き」
をした名残だと大学の民俗学の授業で知りました。それにしても祖母
がどうして話題にしたのか謎です。50年前の今日の事です。アメリ
カンクラカッカーという不思議なおもちゃが流行っていた頃です。 
                      (4月1日飯田芳男)

Hello校長室728


■陸上部員の走る姿に魅せられてしまいました。見事な走りです。
さすがですね。私だって…エヘン、中学時代は50㍍6秒9という
記録保持者です。それが人生のピークです。以来、下降線をたどる
ばかりです。でも40歳になった頃、秩父でイノシシに追いかけら
れ全速力で逃げました。その時も6秒9は軽く出してたと思います。
革靴でしたからおそらく世界新記録だと思います。さて今日は年度
末の31日です。月日は誰にでも平等にながれていきます。新たな
出会いに感謝です。          (3月31日飯田芳男)

Hello校長室727


■ソメイヨシノが見ごろを終えても、杏子(あんず)や桃(もも)
李(すもも)の花を楽しむことができます。昔は、桃や李の花は美
しいので、人が集まりやすい、だから自然に木の下に道ができると
言われていたそうです。李はやや白い花ですが、二中生の皆さんに
はプラムと言ったほうがわかりやすいですね。さて、自然に木の下
に道ができるという話は司馬遷の史記に登場します。また中国では、
「桜は梅になれないし、桃は李になれない。だからみんないいとこ
ろがある」という意味の「桜梅桃李」(おうばいとうり)という、
ことわざも存在します。そういえば、私によ~く似た???俳優の
松坂桃李さんのお名前に由来するのかもしれませんね。
                   (3月30日飯田芳男)

Hello校長室726


■四季折々の美しさにふれると、いろいろなことに思いがめぐりま
す。桜(ソメイヨシノ)が満開になっていくと、花びらが白くなっ
ていくなあと思ったのは、私の目の錯覚ではなかったようです。開
花したばかりの頃は赤みが濃いようです。花びらは水を消毒するの
で、玉川兄弟は上水に沿って桜を植えた?等、勝手な推測は続きま
す。昨日と同じ天候はありません。今日の風の心地良さは、いつま
でもとっておこうと思います。     (3月29日飯田芳男)

Hello校長室725


■ソメイヨシノは枯れて散るのではなく、生きたままきれいに散っ
ていきます。それが人の過ごし方や所作に例えられることもありま
す。桜の満開が告げられてほぼ1週間、もう少し楽しませてほしい
ですね。               (3月28日飯田芳男)

Hello校長室724


■学校内の最上級生と言えば、小学校なら6年生、中学や高校なら
3年生です。貫禄が付いた6年生も3年生も、入学して1年生と呼
ばれると、なんだか可愛らしくみえるのが不思議です。3年生の皆
さん、入学まで期待も不安もあるかもしれません。でも。そんな人
生の通過点をお楽しみください。    (3月27日飯田芳男)

Hello校長室723


■校庭の桜が美しく咲いています。新1年生が入学する時まで散ら
ないことを願っています。ソメイヨシノのほど良いピンクは、目に
も心にも優しいなあと感心してしまいます。でも花に視線がいくの
ですが、根がしっかり自分の仕事をしているからこそ、美しい桜が
存在します。私はいつも、陰になって表舞台を支える「根っこ」を
愛でてあげることを忘れないようにしています。
                   (3月26日飯田芳男)

Hello校長室722


■学年の最終日となりました。修了式での姿に見とれてしまいました。
2年生が立派になって感激しました。1年生は一段とりりしくなりま
した。二中生の皆さんがもつ青春前期の躍動感がうらやましいですね。
私が中学の時、吉田拓郎というシンガーソングライターが「青春」と
いう曲を歌っていました。大人へのあこがれを抱きながら聴いたもの
です。この頃、青春というのは、まさに皆さんの時代なのかと再確認
しています。先日の駅伝大会で、生徒と一緒に走っている先生の姿を
みて「私の青春は終わった」と実感しました。でも、バス停まで走っ
て、「ひょっとしたら短距離はいけるかな?」と思いました。しかし
足がつりました。錯覚でした。      (3月25日飯田芳男)

Hello校長室721


■今年度最後の給食をいただいて大掃除となりました。給食の「チン
じゃがロース」は本校1年生が応募してくれました。配膳室も配膳員
さんが入念な掃除を行い次年度に備えます。私は、担任してた児童に
「身の回りをきれいにして新年度を迎えたいですね」と指導していま
した。「心の中もね」と付け加えると、にっこり笑ってくれたもので
した。子供たちって素敵です。調子にのって「飯田先生の心の中は何
色かな?」とたずねました。若気の至りです。反省してます。
                    (3月24日飯田芳男)

Hello校長室720


■沈丁花の香りが心地よく、春本番だなあと思わせてくれます。高校
の時、授業中「沈丁花の読み方を黒板に書いてごらん」と私が指名さ
れました。「ジンチョウゲ」と書いたら正解でした。しかしチンチョ
ウゲも正解だという説明があって驚きました。二中生の皆さんは、教
科書通り「ジンチョウゲ」と覚えておくと良いでしょう。さて、その
時友人が、もしひらがなで「ふりがなをふれ」と言われたら「じんち
ょうげ」が正解だとつぶやいていました。ツイッターがない時代のつ
ぶやきです。この時私は、「ふりがな」はひらがなで、「フリガナ」
はカタカナで書くことを知りました。宅配便の伝票を書くときいつも
思い出します。            (3月23日飯田芳男)

Hello校長室719


■今日3月22日は放送記念日です。1925年3月22日に港区の
芝浦からNHKが仮放送をしたことを記念して制定されました。ラジ
オの普及は、全国への文化向上にも大きな影響がありました。電波は
見えませんから日本の技術は見事なものだと思います。二中生の皆さ
んのラジオの聴取率はいかがでしょうか。エフエム立川という放送局
もあります。おすすめです。私は時々ラジコプレミアムで、全国の放
送を楽しんでいます。沖縄と根室では、日の出と日の入りの時刻がか
なり違います。こちらもおすすめです。  (3月22日飯田芳男)

Hello校長室718


■桜の季節に、山手線の駒込、巣鴨あたりを歩いたことがあります。
染井村とよばれたこの辺りが、ソメイヨシノの発祥と聞いていたから
です。幕末に「吉野桜」として売り出され、ヤマザクラと混同されな
いように明治33年「染井吉野」と名がついたようです。都心も多摩
地区も、どこを歩いても教科書の知識を掘り下げることができます。
学校付近も同様です。いつも右の道を歩くなら、たまには左を。それ
も旅の始まりです。           (3月21日飯田芳男)

Hello校長室717


■学校から国立駅に向かうと、線路下の道路に早咲きの桜「陽光桜」が
見ごろです。濃いピンクでソメイヨシノとは違った趣(おもむき)があ
ります。また、学区域の「つくし」も今が旬、存在感をアピールしてい
ます。つくし(土筆)は正式にはスギナと呼ばれています。土に筆をさ
かさにした様子が名前の由来です。卒業式の頃、「桜が開花し…」とか
「桜のつぼみもふくらみ…」というフレーズが定番です。でもいつか、
「つくしもしぶとく登場する頃になりました…」という内容を紹介した
いと思っています。            (3月20日飯田芳男)

Hello校長室716


■桜が開花し、春本番です。出会いと別れの季節でもあります。人生
はいろいろありますが、楽しいことのほうが多いです。卒業生の皆さ
んの活躍を楽しみにしています。次は在校生が主役ですね。万葉の春
を嬉しく思っています。         (3月19日飯田芳男)

Hello校長室715


■今日の給食は「鯛」が「鱈」に変更になってしまいました。でも、
ポスターの鯛が見事で、鱈もおいしくいただきました。3年生が最後
の給食でした。給食課の皆さんからの熱き思いが伝わってきました。
ご家族からのお弁当を持参してきた皆さんも、義務教育最後の昼食と
なりました。ご家族の愛情がつまったお弁当の味も格別ですね。多く
の人の手間がかかっているのが食事です。ところで、食べ終えてから
言う「ごちそう様」のほうが「いただきます」よりえらいのでしょう
か。「様」がついていますから。     (3月18日飯田芳男)

Hello校長室714


■ジャージャー麵の給食でした。予約が多かったようです。コロナ
禍で「黙食」が推奨されていて、人気の献立の日も落ち着いた雰囲
気です。ところで今朝は校庭にメジロがやってきました。この暖か
さで自然界の動きも活発です。私も春の訪れを機に、躍動感にあふ
れた??雰囲気をかもしだしたいと、ひそかに決意しました。人は、
顔を上に上げると元気が湧きます。私は出勤したら、校舎の最上部
の校名看板を見上げるようにしています。いいことが起きそうな気
がするからです。          (3月17日飯田芳男)

Hello校長室713


■小学校の校長の時は、保育園や幼稚園の卒園式に行っていました。
式に涙するだけでなく、園児さんのあたたかい会話に癒されて帰校
していました。園児さんは、人生で一番「お」をつけて会話をしま
す…と、私は思います。「おうち」「おともだち」「おしたく」
「お食事」「お金」あれ?大人も同じ?気のせいですかね。幼少期
は、ていねいな言葉遣いをするものだと、私は決めつけています!
時々、いえ毎日、自分の言葉遣いを反省しつつ、ふわふわ言葉をつ
かっていた幼い頃を、忘れないようにしています。
                   (3月16日飯田芳男)

Hello校長室712


■昨日、東京の桜(ソメイヨシノ)の開花が発表されました。春の
訪れを実感しますね。小学校の卒業式台本では、『桜のつぼみもふ
くらみいよいよ春の訪れ…』といったフレーズが定番です。でも桜
が咲いてしまうと『桜も開花し、…』等と変更しなくてはなりませ
ん。私も担当しましたが、桜の開花で台本を変更した先生がいるか
もしれません。さて、二中の桜も開花へのカウントダウンの様相で
す。校庭の桜は3年生に、どんな言葉をかけるのでしょうか。
                   (3月15日飯田芳男)

Hello校長室711


■今日は数学の日(円周率の日)です。ラジオからは円周率の歌が
きこえてきました。円周率は3.14なりπ(パイ)を使用しています。
円周÷直径は奥が深いのですね。私は数学が苦手でした。今でも、
時々高校の時使ってた参考書「解法のテクニック」をながめていま
す。しかし、テクニックが身につかず現在に至っています。
                   (3月14日飯田芳男)

Hello校長室710


■市役所前のこぶしの花が咲きました。立川の木がけやき、花は、
こぶしです。モクレン科モクレン属のこぶしとモクレンは見分けが
つきにくいです。花弁が6枚がこぶし、9枚がモクレンです。モク
レンの花は一方向に向いていますが、こぶしの花はいろいろな方向
に向いています。こぶしは、私にもほほえんでくれています。です
からいつもこぶしを大切にしています。もちろん演歌を歌う時も!
                   (3月13日飯田芳男)

Hello校長室709


■教職員向けの雑誌で、落語家『春風亭ぴっかり』さんが紹介さ
れていました。春風亭小朝さんのお弟子さんです。女性の落語家
さんです。ぴっかりさんが「小朝師匠は、弟子ごとに与える課題
が違います。ずっと後になって師匠はこれを学ばせたかったのか
と気付かされます」と述べていました。感動しました。私もこの
頃、親や家族、恩師たちから言われた小言を振り返るようになり
ました。やっと。でも、今朝家族に「食べる前は、手をきちんと
洗ってね」と言われ心の中で「やってるよ!」と口答えしました。
まだまだ未熟者です。        (3月12日飯田芳男)

Hello校長室708


■今年も3月11日14:46がやってきます。校長をしていた
上砂川小学校の校舎は、ミシッ ミシッと不気味な音をたててい
ました。大きな被害の模様は児童には語らず、保護者のお迎えを
待ちました。最後の児童が引き取られホッとしたものの、被災地
の様子を案じるばかりでした。さりとてあの日からずっと、何か
力になれたことなどないのですが…。 (3月11日飯田芳男)

Hello校長室707


■1945年(昭和20年)3月10日は、東京が大規模な空襲
を受けた日です。その大空襲から76年が経ちました。平成2年
からは東京都平和の日となっています。立川は、1945年2月
16日以降13回の空襲を受けた記録があります。曙町、高松町
では4月4日の被害が大きかったようです。富士見町の山中坂の
悲劇は立川市の社会科副読本にも掲載されています。3月10日
の被害はいわゆる下町が中心でしたが、10万人以上の方が犠牲
になっています。本校は陸軍の馬小屋の跡地に建ったといわれて
います。今でも校庭から、馬のひづめを保護するU字型の蹄鉄(
ていてつ)が見つかっています。再び戦争の惨禍が起きないこと
を願うばかりです。さて今日の給食は「卒業おめでとうメニュー」
でした。献立表にある栄養士さんからのメッセージが嬉しいです。
                  (3月10日飯田芳男)

Hello校長室706


■今日は3と9のサンキューにちなみ『ありがとうの日』です。
ありがとうは英語ならサンキュー、ドイツ語はダンケ、フラン
ス語はメルシー、中国語が謝謝、韓国語がカムサハムニダです。
おなじみの外国語が並びます。ついでにネットで、ありがとう
の反対語を検索しました。ありがとうの元々の意味が「めった
にない」なので、正解は「あたりまえ」とのことでした。勉強
になりました。ところで、二中生の皆さんは、一日に何回くら
い「ありがとう」って言ってますか? はて?私は‥。がんば
ります!              (3月9日飯田芳男)

Hello校長室705


■生徒会朝礼で週が明けました。役員や委員長が活動の振り返
りを述べていました。校内放送で行われたのですが、全員しっ
かりと活動報告と今後の展望が述べられていました。1年間の
成長を感じました。中学校での生活は大人の10年分に匹敵し
ます。中学校三年間で人生における伸びしろの多くを占めるよ
うな気がします。二中生の皆さんが将来への希望にあふれてい
ることをうらやましく思っていますし、希望が叶うよう祈って
います。で…私の将来の希望ですか?老後の不安のみ!これに
つきます。             (3月8日飯田芳男)

Hello校長室704


■競輪場に隣接する場所にあんずの木があります。今年も桃色
の花をつけました。二中のハンドボール部が隆盛の頃、部員は
この場所で練習をしたそうです。このあんずは、6月頃の3日
間で実が落ちてしまいます。でも、二中生を見守り続け数十年
経っていると思います。目立たないですが眺めているだけで癒
されます。             (3月7日飯田芳男)

Hello校長室703


■今日は春が近づいたと思わせる天気です。また気温の低い日
がやってくると「春はまだ来ないね」とつぶやいてしまいます。
そんな時、島の人は「春がコン」と言います…。と教えてくれ
たのが、伊豆七島「利島(としま)」から着任した先生でした。
ちょうど今頃、調布の飛行場に着任の先生を迎えに行ったこと
があります。島では、人のうごきで春を実感するそうです。
                  (3月6日飯田芳男)