日誌

校長室から

Hello校長室822


■東京新聞7月31日の夕刊で「スタイラスな鉛筆キャップ」という記事を読
みました。鉛筆キャップに導電処理をして、デジタル端末でタッチペンとして
使えるようにしたという記事でした。葛飾区の鉛筆メーカーの社長さんは「鉛
筆の価値を高め、時代の主人公のそばに居続けたい」と語っていました。この
記事で、全国の鉛筆メーカーのほとんどが葛飾区や荒川区等の23区東部に集
まっていることを知りました。町工場が元気なのが伝わってきました。鉛筆が
転がりにくいように六角形だったり、消しゴムがついたり、赤や青の鉛筆があ
ったり、シャープペンに負けないで鉛筆が存在するのは素晴らしいです。キャ
ップは250円、1年足らずで1万個が売れたそうです。びっくりです!私は
先のとがった棒状で、インクなしで押し当てて使用する筆記具を「スタイラス」
ということも初めて知り、びっくりです!     (8月2日飯田芳男)

Hello校長室821


■『8月や6日9日15日』この句が今日の読売新聞コラムに掲載されていま
した。広島、長崎の原爆忌そして終戦を詠んだ句です。戦後76回目の8月が
始まったことを心に留めました。          (8月1日飯田芳男)

Hello校長室820


■二中生の一日が始まっています。何気ない日常をまっとうすることは偉大で
す。それぞれの一日を応援します。        (7月31日飯田芳男)

Hello校長室819


■今日の読売新聞に、避難誘導の日本最古の言葉が紹介されていました。出典
は古事記です。おおくにぬしのみこと(大国主命)を火事からすくう時の呪文
です。ネズミが言ったといわれてます。「内はほらほら 外はすぶすぶ」と唱
えるそうです。「穴の内側は広い、穴の入口はすぼまって狭いけれど」と、穴
の中で火をやり過ごせるように教えたと言われています。なんとなく雰囲気が
伝わる呪文です。呪文といえば、学芸会でおなじみのマジョリンが、魔法をか
けるときの「ポンピロパ~ン」が好きでした。しかし、子供のころ使ったのは
「テクマクマヤコン」です。テスト前は「優秀な男子」に変身するため鏡の前
で20回くらい唱えていました。暗黒の少年時代でした。
                        (7月30日飯田芳男)

Hello校長室818


■今日は図書室の開室日でした。生徒が数名利用していました。立派ですね。
私は、老眼に近眼ですから読者は苦痛です。ですから、中学生の時もっと本を
読んでいれば良かったと後悔しています。こんな私でも、2年間ほど図書館で
アルバイトをしていた経験があります。苦労したのは、本にカバーをかける仕
事です。ブッカーというカバーは、空気が入りやすく、下手をすると本がぼこ
ぼこになります。私はうまくかけられず、職員の方にやり直させてばかりだっ
た思い出があります。でも、本が多くの人にわたるまでには、いろいろな作業
があることを知り、やりがいを感じていました。今も、図書館の本にしろ購入
した本にしろ、とにかく本との出会いに感謝してページをめくっています。し
かしページを開いた瞬間に睡魔と出会うことが増えました。    
                       (7月29日飯田芳男)

Hello校長室817


■『110mハードル走』という競技があります。何となく100mの方が区
切りが良いのにどうして110mなのか疑問でした。二中生の皆さんはもう知
っていますね。これはこの競技が、メートル法以前のヤード法時代にできたか
らのようですね。高校時代に学びました。1台目のハードルまでが、15ヤー
ド、ハードルが9区間でハードルとハードルの間は10ヤードですからここま
でで90ヤードです。そしてゴールまでが15ヤードです。合計は、120ヤ
ードです。1ヤードは0.9144メートルです。120ヤードは、109.7メートル
です。現代のメートル法に換算した時、ゴール前の距離を調整し110mにし
たようです。せっかくメートル法にしたなら、100mにしておけば良かった
と思いますが、諸事情ありそうです。それにしても、人生におけるハードルは
数が多いです。もう何台倒したかわかりません!! (7月28日飯田芳男)

Hello校長室816


■読売新聞のコラムで『ことこと笑った』が論評されていました。川端康成氏の
伊豆の踊子の一節にあるそうです。「くすくす」と「あはは」の中間くらいでし
ょうか。はたしてどんな笑い方でしょうか?想像力をフル稼働させて、校長室で
実演しました。周囲に誰もいなくてよかったです。気を取り直して思い出したの
は、宮沢賢治氏の『やまなし』です。たしか「かぷかぷ笑う」が登場しています。
かぷかぷとは、にっこりの中間くらいでしようか。実演してみました。我ながら
不気味です。では昨日から話題の『ゴン攻め』とは?使ってみたくなりました。
想像力を稼働せず、いきなり副校長先生に向かって初使用。「今日一日、張り切
ってゴン攻めね!」……  時は静かに流れています。(7月27日飯田芳男)

Hello校長室815


■「夏休み二週目」になりました。二中生の皆さんは計画的に過ごしていること
でしょう。私は中・高校と、この二週目の過ごし方がいい加減になっていたので
始業式直前の週は、苦しい戦いをしていました。8月に入ると時計の針は、超猛
スピードで動きます。のほほんと過ごすと始業式直前は、まるで突貫工事です。
時間が3倍速で過ぎていきます。『突貫の美学』と、うそぶいて親に叱られてい
ました。                     (7月27日飯田芳男)

Hello校長室814


■地面であおむけになっていたセミは、私が近づいたら勢いよく飛び立っていき
ました。セミは、およそ8日後に天寿をまっとうします。力をふりしぼって飛立
ったようです。梅雨明けから1週間が過ぎ、セミの世代交代は進んでいます。私
は今日も、身勝手ではありますが「暑いから涼しくなれ」と、つぶやこうと思い
ました。でも、一生懸命生きているセミの姿に言葉をのみこみました。
                         (7月25日飯田芳男)

Hello校長室813


■明日の月齢は15.1です。満月ですが、満月の日は潮位が高くなると言われてい
ます。台風の被害が大きくならないことを願っています。また、鳥島付近で台風
が発生しそうです。こちらも被害がないことを祈ります。取り越し苦労だといい
のですが、取り越し苦労かなと考えたほうが事態が良い方向に向かいます。
                         (7月24日飯田芳男)

Hello校長室812


■オリンピックで、多くのアスリートの皆さんが活躍することを願っています。
さて、いつもの昔話ですが、このアスリートという言葉が、私が中学生の頃は、
使われていた記憶がありません。Athleteという文字がカバンや服に描か
れはじめても「アスレット」ってなんだろうと無知を露呈していました。今から
30年前は「スポーツ選手」という表現が一般的だったかなと勝手に推測してい
ます。トライアスロンがアスリートの派生語だと最近知りました。スポーツや他
の身体運動に習熟している人がアスリートのカテゴリーです。散歩が得意な私が
30年後にア・ウオーク・アスリートと呼ばれる日を楽しみにしています。
                         (7月23日飯田芳男)

Hello校長室811


■今日は22日です。人によっては2に縁があるので2にこだわりをもった人も
いるかもしれませんね。二中生の皆さんが一番「2」に縁があるということです
ね。私のラッキーナンバーは今は「2」です。    (7月22日飯田芳男)
【お詫び メンテナンス不良で一部配信が遅れました】

Hello校長室810


■空が高くなりました。写真を撮っても「青色」が際立ちます。テントで日陰を
つくると早速生徒が集まってきました。密に見えますが、黙って集合しています。
夏の日陰はオアシスです。冬の日陰は歓迎されません。何事にも表と裏がありま
す。その表と裏は、状況に応じてまたひっくり返ります。まさに表裏一体です。
祖父母に「陰日なたなく生活しなさい」と言われてきました。深い意味があった
のかと、この年になって理解できました。     (7月21日飯田芳男)

Hello校長室809


■上履きを持ち帰る姿に、わずかばかりの終業式の雰囲気がでています。小学校
は、大きくボリューム感のある荷物が学期末らしくみえてきます。中学は部活も
あるので「明日も来ま~す」と、かるく帰宅の途につきます。3年生はいろいろ
な思いで終業式を迎え、夏休みに入るのを意識します。「意識しないようにしま
す」という雰囲気がせつないですが、先輩たちも通った道です。明るくいきまし
ょう。私は明るさが度を超えていました。もう一度中学生の夏休みをやり直した
いです。                    (7月20日飯田芳男)

Hello校長室808


■大掃除で汗を流す生徒の姿に嬉しく思いました。ありがたいことです。さて、
今日はカレンダーによっては海の日です。五輪の延期が間に合わなかったので
しょう。誤りがないのが当たり前ですから、価値がありそうです。当たり前と
言えば、ペットボトルの水を「コップにふれずに入れてください」という実験
を思い出しました。二中生の皆さんは、すぐできそうですか?ペットボトルに
手を触れることができれば簡単ですね。ではコップの飲み口が下向きになって
いたらどうでしょう?コップは飲み口が上に向いているとは限らないですね。
ものの見方はいろいろです。次は応用編。コップの水を、コップにふれないで
全部なくすにはどうしたらよいでしょう?小学校2年生に出題。答えはたくさ
んあります。笑ってしまったのは「猫にコップを倒させる!」でした。
                        (7月19日飯田芳男)

Hello校長室807


■中学の時、部活動顧問の先生に「夏休みの勉強は涼しいうちにやります。朝
10時にやります」と決意表明したら、「夏は7時になったら暑いんだ!」と
一喝されたのが忘れられません。当時、エアコンなし、スポーツドリンクなし、
水飲めず、水筒持参なし、携帯なし、うさぎ跳びありで夏休みを乗り切りまし
た。「巨人の星」の星飛雄馬の父、『一徹』さんのような大人が、周りにたく
さんいた時代でした。              (7月18日飯田芳男)

Hello校長室806


■梅雨明けとなって、セミの声がにぎやかになったような気がします。さて今日
は、江戸が東京になった日です。中学の時覚えた「うやむや(1868)にしよ
う江戸!」の言葉は、私の頭の中では今も健在です。明治維新の一連の改革で、
西の京に匹敵する東の京が誕生しました。語呂合わせは「うやむや」ですが、歴
史上は重要な1868年です。今日は朝から晴れ間が広がっています。私なりに、
青天を衝いてみようと思います。          (7月17日飯田芳男)

Hello校長室805


■梅雨明けとなりました。昨年の梅雨明けは、私の手帳によれば8月1日土曜日
でした。コロナで7月31日が終業式でした。とりわけ短い夏休みに突入した日
が梅雨明けでした。あれから1年経ちます。コロナは改善されませんが、梅雨が
明け、夏休みもやってきます。「いつもの年と同じように…」「例年どおりの…」
と言えることは幸せなことなのです。まだ不自由な日々ですが、二中生の皆さん
のバイタリティーで充実した毎日にしてほしいです。今朝は校門にきたかわいい
子犬に、「ひとりで来たの?」とたずねたら「ワン!」という答えが返ってきま
した。いい一日になりそうです。          (7月16日飯田芳男)

Hello校長室804


■給食はマチャンカでした。ベラルーシ共和国の家庭料理です。右上の写真です。
ソテーした豚肉にサワークリームを使った料理です。クレープやパンケーキを添
えられることが多いとききましたが、今日はほうれん草パンです。さすが給食で
す!昨日、ベラルーシの選手関係者のバスとすれちがった(たぶん)のですが、
一昨年、立川に合宿に来てくれた新体操チームを、ついきょろきょろして探して
しまいました。そんなベラルーシを思い出していただいた一品でした。食後には
新体操をやってみました。「ボキ!…コキ!」後悔してます。
                         (7月15日飯田芳男)

Hello校長室803


■カブトムシやクワガタの世話に熱中する児童もいるかもしれませんね。中学生
になると興味がうすれてしまうのでしょうが、昆虫飼育人口は高まっているよう
です。二中生の皆さんの昆虫飼育熱はいかがでしょうか。この時期はスズムシの
卵も気になるところです。霧吹きで適当な土壌維持をしなくてはふ化しません。
長い一年を経て登場するのはセミも同じです。セミはおよそ8日目はこの世にい
ません。羽化してから7日間、全集中です。ところでふ化と羽化、使い方が微妙
です。卵から虫はふ化。さなぎからかえるセミは羽化。ウ~ン 調べてみます。
                         (7月14日飯田芳男)

Hello校長室802


■昼休みに生徒が、大谷選手のホームラン競争を話題にしていました。大谷選手
はいったい何本打てたのでしょうか。退勤したら確かめたいと思います。私は、
中学で野球部でしたがホームランを1本も打っていません。ホームランを打つの
はとても大変なことだと思っています。武士が「いざ葬らん(ほうむらん)」と
言ったのがアメリカに渡り、逆輸入されたのが「ホームラン」という言葉だとい
う珍説があります。ロマンがあるなあと思います。私は人生におけるホームラン
も放つ機会もないですが、アイスクリームのホームランバーで当たりを出したい
です。私のささやかなホームラン競争です。    (7月13日飯田芳男)

Hello校長室801


■当番表は担任として何度も作ってきました。画用紙にコンパスで教員生活では
100枚以上作ったかもしれません。時代はながれプラスチックシートに活字で
印字もできます。私は我が家で夏休みの生活表を作って貼っていました。「睡眠」
が一番スペースを占めていました。今は睡眠が少なくなっています。加齢による
華麗なる生活です。                (7月12日飯田芳男)

Hello校長室800


■今日は元旦から数えて192日目。1週間前より日の出が6~7分遅くなり、
日の入りは3分早くなりました。自然界は、昨日と今日では同じではないようで
す。さて、梅雨明けが待たれますが、梅雨の終わりごろは大雨の傾向があります。
雨の被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。新たな週が誰にも
しあわせを運んでくれることを願っています。    (7月11日飯田芳男)

Hello校長室799


■ボランティア部員は、本校の木々にネームプレートをつけています。右の写真
はユリノキです。別名にはチューリップツリー、レンゲボク、ハンテンボク等が
あります。花言葉は「田園の幸福」です。8月17日の誕生花です。左の写真の
タイサンボクの花言葉は「前途洋々」です。マグノリアという香料の成分はタイ
サンボクです。6月8日の誕生花です。ちなみに7月10日の誕生花はキンギョ
ソウ、ラベンダー、ホタルブクロ等です。二中生の皆さんの誕生花が、意外にも
本校に植えられているかもしれませんね。      (7月10日飯田芳男)

Hello校長室798


■小学校を訪問したらメダカがいました。二中のあるクラスにいるメダカと色が
少々ちがっていました。でもやや目が高いのは共通点で愛らしい泳ぎをしていま
した。ところで、童謡「めだかの学校」では、誰が生徒か先生かわからないけれ
ど仲良くしていると歌われています。ところが「雀の学校」では、♪先生がむち
をふりふり…と歌われています。私は今まで雀の学校の先生だったかな?と自戒
しているこの頃です。                (7月9日飯田芳男)

Hello校長室797


■俳句を作るときに便利なのは『根岸の里のわび住まい』です。このフレーズの前
に五文字の季語を入れると俳句になります。俳句つくりに慣れるにはいい手法かも
しれません。でも二中生の皆さんは、きっとオリジナルの句がたくさん浮かんでい
ることでしょう。私の友人は「植物の名前で困ったら、山(やま)を付ければいい
んだよ」と知恵をつけてくれました。「山あじさい」「山ぶどう」「山柿」「山桜」
なるほどと思いました。インターネットのない時代は友人が知恵袋でした。ある別
の友人は、「お相撲さんのしこ名って、山や川が多いよ」と、教えてくれました。
「郷土の誇りは、山か川だから、どちらも縁起がいいのだ」という友人の説でした。
根拠がない説ですが、時々思い出して笑っています。   (7月8日飯田芳男)

Hello校長室796


■織姫と彦星が出会う七夕です。織姫は「機(はた)を織る女性」です。私は毎年
言語学者金田一春彦先生の教えを守り、「織る」は、「お」を低く「る」高く発音
します。七夕の日に意識するので、1年に1回だけです。私は、このアクセントを
群馬長野方式と呼んでいます。東京人は「お」を高く「る」を低く発音しますね。
「折る」のように。それにしても『機(はた)』は、意味が満載です。機械、機会
から機織り機など。今夜は「二中生の皆さんの願いがかなうように」と、星空をな
がめます。                      (7月7日飯田芳男)

Hello校長室795


■今年は小学校で、アサガオやミニトマトを育てているようでホッとしています。
あじさいが終わり、いよいよアサガオの出番です。そしてさらに暑くなるとスイカ
も食べたくなりますね。二中生の皆さんの家では、スイカを丸ごと一個購入してい
ますか?私はスイカを丸ごと購入したいのですが、冷蔵庫のスペースの関係で家族
に反対されています。スイカは冷やさないで食べる!少量の塩をかけて食べる!
スイカの皮は漬物にする!など。すべて家族に反対されました。「ハロウィンで使
いたい!」と言ったら、家族の返事はありません。    (7月6日飯田芳男)

Hello校長室794


■枝豆ごはんとさわらの西京みそがけの給食でした。魚へんに春と書いてサワラと
読むのは、二中生の皆さんから、「いまさら言わないでください」と言われてしま
いそうですね。ではあと一歩解説を進めます。まぐろを細くしたような魚なので、
さ➡狭い わら➡腹と言う言葉が転じて、サハラ。サハラが、サゴシ➡ヤナギ➡
サワラと成長するにつれ名を変える出世魚だそうです。体調70センチ以上がサワ
ラと呼ばれるようです。関西は春が旬、関東は冬が旬!でも夏本番前の今日もおい
しくいただきましたね。味噌味も最強でした!      (7月5日飯田芳男)

Hello校長室793


■高校野球、都の予選が始まりました。卒業生の活躍も楽しみです。昨日の開会式
では、アナウンスや独唱で活躍する高校生も紹介されていました。二中でも週末は
部活動にいそしむ生徒の姿がありました。部活に限らず、二中生の皆さんが健康で
過ごしてくれていることが何よりです。         (7月4日飯田芳男)

Hello校長室792


■南側の門は昨年ペンキを塗りました。おごそかな門柱は『これぞ正門』と言わん
ばかりにオーラを放っています。今は開かずの門になってしまって残念ですが、開
校して数年は、人も車も通る二中の表玄関でした。卒業生が門柱を入れて撮影した
集合写真がアルバムに写っています。校名の脇には『贈 第十三回卒業生』とあり
ます。卒業生の皆さんは、75歳前後になられるのでしょうか。大先輩方の青春は、
令和の二中生にしっかり受け継がれています。      (7月3日飯田芳男)

Hello校長室791


■今日は半夏生(はんげしょう)です。二十四節気でありませんが、雑節とよばれ
ます。雑節は季節の移り変わりがわかる日です。節分や八十八夜等、九つあります。
二中生の皆さんは興味がわかないと思います。でも知っておくといいですよ。大人
のたしなみ?ですね。夏至から数えておよそ11日目が半夏生です。葉が半分白く
なる草が半夏生です。カラスビシャクとかカタシログサと呼ばれるようです。この
草が生えるから半夏生です。そして今頃の雨が半夏雨(はんげう)と言われます。
大雨になります。今日はまさにそんな天気です。気象の知識は、モネさんからいた
だいています。                    (7月2日飯田芳男)

Hello校長室790


■年に何回か「森は海の恋人」を読み返します。牡蛎(カキ)養殖の専門家
の方の著書です。おいしいカキの養殖は、海がきれいでなくてはなりません。
でも海に流れる川の水も清流が望ましいのです。さらに欲を言えば地下水は
土が良くなくてはなりません。葉が落ちたら土に栄養が満たされます。です
から森と海は恋人です。梅雨の大雨は困りますが災害にならなければ、貴重
な水資源になります。梅雨も自然には欠かせないのですね。今日は学校を出
る時カエルに出会いました。そのカエルは、二中に来たのか家に帰るのか?
ゲコゲコと鳴いていました。あっ ゲコウですね。(7月1日飯田芳男)

Hello校長室789


■6月30日で今年の上半期が終わります。明日からは後半戦です。二中生
の皆さんは時のながれが早いと思いますか?早いと感じると大人への第一歩
を踏み出したと言えるでしょう。3年生の皆さんの中には、「毎日があっと
いう間です」という人もいるかもしれませんね。もし進路のことが気になっ
てあせっている人がいたら、来年の今日のことを思い浮かべてみるといいで
すね。思いめぐらしていると心が落ち着きます。私は去年の今日、どんなこ
とで悩んでいたか?思いめぐらしたものの、よく覚えていません。どうやら
プレッシャー様はにっこり笑って去って行かれたようです。
                       (6月30日飯田芳男)

Hello校長室788


■学校運営協議会の皆さんが立川の思い出を語っていました。昭和がよみが
えるなつかしいお話ばかりでした。私は、高校野球の応援で立川市営球場に
来て、サンモリノのスパゲティーを食べたのが思い出です。母校が勝たない
と何度も食べられないので必死に応援していました。昭和58年に昭和記念
公園が開園しました。開園直後に友人と訪れ、広さを実感しました。少しだ
け基地の町のおもかげがありました。二中生の皆さんにとっては、当然今は
「わが町立川」ですね。皆さんもそろそろ「立川の駅に降りただけで元気に
なる」という言葉に「イイネ」をうつようになりますよ。
                       (6月29日飯田芳男)

Hello校長室787


■今朝は学校に着く5分位前に、うぐいすの鳴き声をききました。まだ鳴き
方が今一歩だったので、子供のうぐいすだったかもしれません。ホーホケキ
ョのホーが、あまり伸びずに終わってしまいました。すると、親鳥が見本を
きかせます。美しい「ホーホケキョ」でした。私はうぐいすの実物をみたこ
とがありません。カッコウもそうです。遠野物語では二羽の姉妹の鳥が登場、
姉はガンコでカッコウになり、妹はホトトギスとなって「包丁欠けた」と鳴
いているという話題が定番です。うぐいすやカッコウのいるところにホトト
ギスがいるようです。でもやはり本物は見たことがないです。しかし私には
鳴き声が「特許許可局」と聞こえています。  (6月28日飯田芳男)             

Hello校長室786


■本校の校章の印象のせいか、スクールカラーは?という問いに青、紫、紺
という答えを述べた教職員がいました。たった3人ですが…。「あけぼの」
という町名から、オレンジ色!と答えた者が1名いました。私です。思い描
く色のイメージは、人それぞれで良いのでしょう。人生色々です。
                       (6月27日飯田芳男)

Hello校長室785


■今日の月齢は15.7。今宵は、ほぼ満月が見られると思います。天気が良
いことを願います。先人は月の満ち欠けで生活をしていました。それはそ
れはロマンがあったと思います。さて、今日は暑い一日になりそうです。
今朝、日の出は4時27分。きのうは4時26分でした。着実に季節は動
いています。                (6月26日飯田芳男)

Hello校長室784


■今日発行の読売中高生新聞に、『和菓子を楽しもう』というコーナーが
ありました。そこで「黒文字」を知りました。黒文字というのは、和菓子
をいただくときに使う、大きめの「ようじ」です。クスノキ科の黒文字と
いう木を削って作られていることを知りました。二中生の皆さんは、つま
ようじ(爪楊枝)ならご存じでしょう。お新香や果物を取るときに便利で
す。また大人の人が食べたあとにひっそりと歯のお掃除に使っています。
お食事中の方はごめんなさい。でも爪楊枝の用途は元々は歯ブラシだった
ようです。クスノキを使うのも殺菌が理由という説もあります。黒文字は
和菓子を上品に口に運ぶために欠かせない品です。私は串にささったおだ
んごが好きですが、これからは黒文字を使って、時間をかけ上品にいただ
こうと思います。             (6月25日飯田芳男)

Hello校長室783


■昨日の名言カレンダーに「やり方次第でおもしろくなるよ」とありまし
た。勉強もそうですし、ひいては人生もそうかもしれません。勉強は楽し
いばかりではありませんが、確かにやり方次第で気持ちの持ちようが変わ
りそうです。私の持論ですが、つらいことも大変なことも「始まれば終わ
ります!」私も今やっていることを、ちょっとだけ工夫して明日を迎えよ
うと思います。明日は、自分の努力で変えられますから…!
                      (6月23日飯田芳男)

Hello校長室782


■シャープペンの音が鳥たちにも届いているのでしょうか。校庭に生徒が
来ないので羽休めの鳥がくつろいでいました。生徒の皆さんは、今日も机
に向かっていることでしょう。ピアニストの中村紘子さんは「練習はうそ
をつかない」と言って練習に励んでいました。先日青バットで二打席凡退
だった大谷翔平選手は、黒バットに持ち替えてホームランを打ちました。
私のテスト前は、苦手な教科から逃げていました。今でも反省しています。
二中生の皆さんはていねいに準備をしていると思います。がんば~れ!
                      (6月23日飯田芳男)

Hello校長室781


■スパゲティーミートソースの予約率が高かったようです。ミートソースと
ナポリタンは毎月登場させてほしいと勝手に思っています。試験前は消化の
よい食事にかぎります。期末考査に向けて、食事と睡眠をほどよくとりしっ
かり準備をしてくれることでしょう。今宵は、横浜流星君を見るのをがまん
ですかね。私が見ておきます!準備はむだにはなりません。応援しています。
                       (6月22日飯田芳男)

Hello校長室780


■北海道を除いて梅雨入りしたようです。私は梅雨入りした日を『入梅』と
思っていたら、江戸っ子は「つゆ」の期間全体を入梅と言っていたそうです。
金田一春彦先生の本で読んだ記憶があります。ですから『梅雨空』を『入梅
の空』と呼んでもさしつかえないようです。日本語の細やかさが嬉しいです。
さて、週のはじまりです。味わいのある言葉に心を通わせ、梅雨を楽しみた
いですね。それにしてもなぜ江戸っ子だけが入梅と言うのでしょうか?…。
チコちゃんに聞いてみようと思います。     (6月21日飯田芳男)

Hello校長室779


■明日は夏至です。東京の日の出は、新聞発表では4時25分です。日の入
りは昨日同様19時です。日照時間はおよそ14時間33分です。北海道の
稚内(わっかない)では、日の出が3時45分頃、日の入りが19時25分
頃です。日照時間は、何とおよそ15時間40分です。ところで、夏至の日
に、関西では「タコ」を食べるようです。各地調べてみると三重はみょうが、
香川はうどん、福井は焼きさば等です。それぞれの理由までは、ちょっと…
わっからないです。 (´`)           (6月20日飯田芳男)

Hello校長室778


■今日の日の出が4時25分、日の入りが19時です。昼間が長いので勉強
に最適?かもしれません。時間は誰にでも平等に与えられるのですが、早く
終わってほしい時、時間はスローモーションのようにゆっくりです。また、
楽しい時を過ごす際は、「楽しくてあっという間だった」という感想を口に
することが多いです。二中生の皆さんも「勉強がはかどって、あっという間
に時間が過ぎた」という週末になることを祈っています。
                       (6月19日飯田芳男)

Hello校長室777


■ラジオ少年だった私は、ゲルマニウムラジオの制作に情熱を燃やしていま
した。中学の技術科の時間がとても楽しみでした。3年生はラジオが完成し
たら長寿番組「昼のいこい」を聴いてほしいです。見事な完成を祈ります。
さて、西門を通るとくちなしの香りがします。今日はようやく花を見つけま
した。三大香木(さんだいこうぼく)といえば、ジンチョウゲ、くちなし、
キンモクセイです。くちなしは実をつけますが、実が熟しても口が開きませ
ん。まさにくちなしです。くちなしの花言葉の一つは「とてもしあわせです」
と紹介されています。くちなしの花の命は短いです。でも今日対面できて、
私はとてもしあわせです。           (6月18日飯田芳男)

Hello校長室776


■梅雨入りをしても時々晴れ間があると嬉しくなります。つゆ晴れはホッと
します。しかし大日本国語辞典では、「つゆ晴れ」は梅雨明け後の晴れ間の
ことと明記されています。私は何十年も使い方を間違えていました。むしろ
さみだれの晴れ間を示す「さつき晴れ」の方が「今頃らしい」と、言語学者
の大槻先生は述べています。私は、5月の連休ごろのさわやかな晴れの日を
思いっきり「さつき晴れ」と言っていました。まだまだ勉強です! 
                       (6月17日飯田芳男)

Hello校長室775


■梅雨入りとなって、アジサイの色があざやかになりました。二中生の皆さ
んも見事なアジサイを楽しんでいることでしょう。私が中学生の時、リトマ
ス紙は何でつくるか?という質問に、友人が「アジサイの花でつくる」と答
え、理科の先生が「間違っているけどその発想は立派だ!」とほめました。
毎年そのエピソードを思い出します。さて、アジサイはあじさいと書いたり
紫陽花とも書きます。でも七変化(しちへんげ)、四片(よひら)、手毬花
(てまりばな)、オタクサ、八仙花(はっせんか)と言うアジサイの別名が
あるのを知っていると楽しいですね。アジサイの花びらは4枚なので「よひ
ら」とよぶようです。「よひら」という名の和菓子をさがすのも楽しいです。
                       (6月16日飯田芳男)

Hello校長室774


■3人制プロバスケットボールチーム立川ダイス、ジージオ・ベイン選手と
森黄州(おうす)選手が来校しました。ジージオ・ベイン選手はバハマから
来日されたそうです。バハマという国の名を初めて聞きました。ベイン選手
に「おー、バ~ハ~マ」「せ~たかあい」と英語なまりの日本語で声をかけ
ました。英検5級の私では英会話は成立しませんでした。私が「ナイス!」
と、さわやかに伝えたら「アイアム ダイス」とほほえんでいただきました。
会話は心です。                (6月15日飯田芳男)

Hello校長室773


■関東甲信で梅雨入りが発表されました。昨年は11日でした。分散登校が
始まっていました。あれから1年、例年のように雨の季節がやってきました。
また、今朝登校してきた生徒が、「トイレの香水のにおいがする」とつぶや
きました。思わず「くすっ」と笑ってしまいました。トイレの香水だとキン
モクセイが有力ですが、この時期だと校庭の片隅にあるクチナシだと思いま
す。甘い香りをただよわせています。どうやって、季節の移ろいをキャッチ
するのか質問しても微笑むばかりです。     (6月14日飯田芳男)