日誌

校長室から

Hello校長室702


■給食の予約数が多かったので献立表をみたら、ミートボール
パスタでした。おいしくいただきました。給食のパスタを銀の
お皿で食べたいなと思っています。3年生は、みんなで昼食を
いただく日数があと少しです。今年は「黙食」がモットーです
が教室での思い出をいっぱいお腹につめてほしいですね。とこ
ろで祖母は、良く食事の前に私に小言をいいました。「食事は
準備と片付けに時間がかかる。さらに生産者や漁師さんも、輸
送関係の方も時間と労力をかけ食材を調達してくれている」と。
今頃になって納得している小言です。 (3月5日飯田芳男)

Hello校長室701


■地域の人生の先輩方が「私たち世代は、教養と教育が大事な
んです」と語っていました。さすがですね!と答えると、いや
あ、今日用事があることと、今日行く所があるのが大事ってこ
とですよと笑いながら説明してくださいました。人生を知り尽
くしたなんとも素敵な笑顔でした。私が子供の頃は、お年寄り
を敬うのは当然、私達が行く道だからと教わりました。そして
小さい子を叱ってはいけないよ、私たちが来た道だから…。と
いうことも教わりました。時々その言葉を口にして、540人
の生徒それぞれのいい所探しに精を出しています!!
                  (3月4日飯田芳男)

Hello校長室700


■令和3年3月3日、3のゾロ目の日です。エネルギーをたく
さんいただけそうです。そして今日は桃の節句、ひな祭りです。
給食は、かにかまとたけのこきんぴらでした。本校1年生が考
案してくれました。他にちらし寿司、鶏肉の竜田揚げ、菜の花
のからし和え、白桃缶でした。生徒が好きなのが竜田揚げです。
名前の由来は、奈良県の竜田川です。肉の赤い色と衣の白い色
を、波の上に浮かぶ赤いもみじに見立てたという説が有名です。
竜田揚げは衣を厚くするために片栗粉だけを使用するようです。
唐揚げは小麦粉だけというのが多数説だそうです。我が家は両
方使って揚げる唐竜田!?です。ともあれ今日は、桃の節句に
ちなみ、「みやびな香り」を味わいたいですね。
                  (3月3日飯田芳男)

Hello校長室699


■今日はめまぐるしい天気の変化でした。朝は一瞬虹が見えま
した。その後は強風で雨も降りました。でも天気は必ず良い方
へ向かいます。ところで、私の心も、つまりハートも実は天気
と似ています。恥ずかしい話ですが嵐の日もありました。いつ
も青空ばかりではありません。心のコントロールはむずかしい
ものです。もうひとりの自分を相手にするほどやっかいなこと
はありません。うまくいかない自分にもどかしさを感じたこと
が数百回?ありました。でも気が付きました。時間が解決して
くれるということを。        (3月2日飯田芳男)

Hello校長室698


■弥生三月、いよいよ春だなあと思います。弥生はイヤオイが
転じたようで「いよいよ茂る」という意味らしいです。春の若
草がぐんぐん成長する様子が弥生です。旧暦ですから、今の4
月くらいの気候なのかもしれませんね。私が出会った「弥生さ
ん」というお名前の児童、生徒は三月生まれでした。春らしい
素敵なお名前だと思います。     (3月1日飯田芳男)

Hello校長室697


■今日はビスケットの日です。二中生の皆さんは、ビスケット
というよりクッキーの方がおなじみなのでしょうか。ビスケッ
トの語源は「二度焼く」とのことでした。またオランダ人から
ビスケットの作り方を教わった、医師柴田方庵が水戸藩に報告
したのが今日だったと言われています。私は、まどみちおさん
が作詞した「ふしぎなポケット」という歌を口づさみました。
ポケットをたたくと最後はビスケットが10個になる歌です。
そんなポケットなら私もほしいです。(2月28日飯田芳男)

Hello校長室696


■緑川通りのあじさいが芽吹いてきました。「桜に負けないぞ」
とつぶやいているような気がして「イイネ!」を贈りました。
でも、あじさいには本当に申し訳ないですが、まず3年生全員
に「サクラが咲いたね」と言ってあげたいです。
                 (2月27日飯田芳男)

Hello校長室695


■試験を終えた生徒の安堵(あんど)した表情を見て、私も
ホッとしました。そう言えばこの「安堵」ですが、二中生の
皆さんはなかなか口にしないと思います。主に書き言葉で使
われるからかもしれませんね。中学生には「安心」という言
葉のほうが使いやすいと思います。安心は「ホッとしたり、
心配のない様子が継続」している時も使っています。「安堵」
はむしろ「心配がなくなる」という意味合いで使っています。
でも、私のようなおじさんが使うのが「安堵」かもしれません
ね。香水という曲で、はじめはドルチェ安堵ガッバーナと思
っていました。         (2月26日飯田芳男)

Hello校長室694


■旧暦の今日は、学問の神様、菅原道真が亡くなった日です。
ご冥福を祈れば試験勉強がはかどるかもしれません。道真は、
「公」という尊称で呼ばれることがあります。ひらたく言うと
偉い人だから公がついたようです。道真公がなぜ学問の神様と
呼ばれたか、試験が終わったらお調べください。さて、菅原道
真公のスガはカンと読めます。そして公はコーと読みカンコー
学生服という、菅原道真公にあやかった会社が有名です。二中
生の皆さんの中で、この会社の制服を着用している人はいませ
んか?学問の神様菅原道真公は、案外身近にいらっしゃいます。
                 (2月25日飯田芳男)

Hello校長室693


■試験終了後、友人同士「どうだったあ?」という会話が交わ
されます。皆さん大人になったようで、「だめだめ」とか「む
ずかしかったあ」というような、さしさわりのない会話ながら、
お互いにエール交換ができるのは素敵なことだと思いました。
私が中学の時は、テストはすべて先生方の手書きでした。先生
の「文字物まね」をする生徒が何人もいました。パソコンで作
られた問題はきれいですが、私は当時をなつかしんでいます。
さて明日は二日目です。粘り強く取り組む皆さんを応援してい
ます。              (2月24日飯田芳男)

Hello校長室692


■今日は富士山の日です。山梨県と静岡県が話し合って決めた
ようです。富士山は日本全国から、計算上は219㎞離れた所
からも見えるそうです。二中生の皆さんは試験勉強の休憩がて
ら富士山を眺めてみるといいでしょう。登山中の人の姿も発見
できるかもしれませんね。     (2月23日飯田芳男)

Hello校長室691


■『春は名のみの風の寒さ…♪』と歌われたように、春とは名
ばかりで風がつめたいことが今頃の定番です。『春浅し』がピ
タリの季節です。しかし今日あたりは春本番の暖かさです。こ
んな日に冬眠していたカエルがひょっこり出てくるものです。
ひょっとしたらミミズやオケラ、アメンボも出てくるかもしれ
ませんよ。「手のひらを太陽に」を歌ってみるとわかります。
試験が終わったらゆっくり春を探してみてください。
                 (2月22日飯田芳男)

Hello校長室690


■今朝は出勤途中、都立受検(験)とおぼしき中学生と出会い
ました。思わず「がんばれ~!」とつぶやいてしまいました。
今日は雪が降ることなく、交通機関も順調のようですが、皆さ
んが会場に到着していることが何よりです。そして、忘れ物は
ないでしょうか、体調はじゅうぶんでしょうか、私も心配はつ
きませんが、努力を続けてきた皆さんならきっとうまくいくと
確信しています。さあ、名前は書けた?受検番号は?問題文を
よ~く読んで! 落ち着いて…ね。 (2月20日飯田芳男)

Hello校長室689


■八小の120周年記念式典に出席してきました。ちょうど富士山
を見ることができました。鮮やかな姿に裾野の広さを確かめ霊峰
富士に見とれてしまいました。明日は3年生の多くが都立入試に
挑みます。誰もが無事に終えるよう祈っています。いつも心は青
空ですね。             (2月20日飯田芳男)

Hello校長室688


■今日の給食はコーヒー牛乳でした。私は喜んで飲みました。
私が中央区に勤めているころ、秋葉原駅の牛乳屋さんを利用し
ていました。全国の珍しい牛乳が常備されていたからです。今
はどうかわかりませんが、とにかく種類の多い牛乳屋さんでし
た。栃木のレモン牛乳はここで知りました。レモン果汁が入っ
ていないことがなんともユーモラスです。中学の頃は、仲の良
かった友達三人でたまにお風呂屋さんに行きました。湯上りに
飲むのは決まってコーヒー牛乳でした。腰に手をあてて、胸を
そらしグビグビ豪快に飲みます。その姿は戦闘(?)態勢です!
                 (2月19日飯田芳男)

Hello校長室687


■吐く息が白くなった今朝、霜柱をキュキュッと踏みつけなが
ら歩く生徒がいました。小学生気分でしょうか。とても楽しそ
うに歩みを進めていました。私は子供の頃、水たまりを好んで
歩いていました。この頃ようやく水たまりをよけるようになり
ました。冒険はしなくなりました。私は時々子供の時の自分と
対話しています。あの頃は遊びが仕事でした!
                 (2月18日飯田芳男)

Hello校長室686


■今日の読売新聞「くらし・家庭」欄に、ヒヤシンスの生命力
に感動した方の投稿が掲載されていました。お孫さんがこの方
の誕生日に水栽培用のヒヤシンスをプレゼントしたそうです。
庭の花壇に植え替えて数年経っても、この時期に花が咲くそう
です。私はヒヤシンスの生命力だけでなく、お孫さんの成長や
花を愛でるこの方の人柄等を思いめぐらし、心温まるひと時を
味わいました。私も、放置していた水栽培用ポットに、チュー
リップの球根をのせて春を楽しむことにします。
                 (2月17日飯田芳男)

Hello校長室685


■3月の給食の予約で予約機前がにぎわっていました。生徒は
献立表を見ながら、にこにこ&真剣かつ慎重に選んでいます。
私は画面を凝視し、老眼&高齢のため力強く献立名を押します。
突き指して注文を終えます。ところで予約機は3台あります。
私は当然ながら校長室前の予約機を使います。先日、昼休みに
私が予約機を操作しました。それを見て1年生がとても驚いて
いました。「ひえー 校長先生って自分で予約するんだ~」と。
続いて私のほうが驚いたある3年生の名言、「校長室前で予約
した給食は、わりと大盛で味が濃い‼」(2月16日飯田芳男)

Hello校長室684


■小学校の低学年を担任していた時は、Ēテレ「おかあさんと
いっしょ」で歌われる曲を子どもたちとよく歌いました。二中
生の皆さんも覚えている歌があることでしょう。さて、放課後
雨が上がりました。東の空に虹がかかりました。『にじのむこ
うに』という曲がぴったりの空になりました。虹の上にはたく
さんの笑顔が輝いています。    (2月15日飯田芳男)

Hello校長室683


■昨夜の地震では、特に宮城県や福島県での被害が報じられてい
ます。被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。二中生の
皆さんも驚いたことでしょう。ご家族やご親戚の方々にも被害が
ないことを祈っています。東日本大震災の余震がいまだに続いて
いるので油断できません。引き続き、気をひきしめています。
                  (2月14日飯田芳男)

Hello校長室682


■二中までの道すがら、河津桜が一輪咲いていました。こぶしの
つぼみもふくらんできました。「春近し」の景色は毎年同じはず
です。でも私は、春の訪れの感じ方が毎年微妙に違います。3年
生の皆さんはいかがでしょう。春は冬より暖かいはずです。
                  (2月13日飯田芳男)

Hello校長室681


■『西向く侍 小の月』という言葉があります。2月4月6月9
月そして11月は31日までありません。古代ローマのユリウ
ス暦は、1年365日を12月に割り振ると、31で割っても
30で割っても割り切れません。そこで奇数の月は31日、偶
数の月は30日にしました。また、この暦のスタートは3月で
した。最後の2月は29を割り振りました。このあと、ローマ
の政治家の力関係で調整されます。7月も8月も31にしたら、
2月にしわ寄せがきたようです。ユリアスの英語名はジュリア
スです。ジュリアス・シーザーの影響は大きかったのですね。
でも2月29日生まれの皆さん、もっと意義ある由来があるよ
うです。いずれまた。とにかく応援していますよ。
                 (2月12日飯田芳男)

Hello校長室680


理科の授業で駒込ピペットが活躍中です。右の写真、机上の帽子
付きスポイトは地味ながら実験には欠かせません。都立駒込病院
の第5代院長二木先生が考案されたと聞いています。駒込病院が
伝染病の専門病院だったので、安全に検体を検査するために考案
されたようです。英語でもドイツ語でもKomagome Pipetteと表
記され、存在感を発揮しています。この実験の名わき役にいつも
感謝しています。          (2月11日飯田芳男)

Hello校長室679


■私立の一般入試は、今日からの三日間に集中しています。今
日の私は、仕事の合間合間に「うまくいきますように」と祈っ
ています。教室にいた生徒もきっと同じ気持ちです。ある教室
の掲示板には、『落ち着け…落ち着くんだ』『見つけてあげる
よー 君だけのやる気スイッチ』『頑張って 応援しています』
と、熱いメッセージが並んでいました。重圧に押しつぶされそ
うになっても、大丈夫です。応援しています。誰もひとりぼっ
ちではないのです。        (2月10日飯田芳男)

Hello校長室678


■私はこの頃笑顔が足りないなと反省しています。ということで
「♪いつでもスマイルしようね…」という曲を聴くようにしてい
ます。とてもいい曲なので、50代以上の人に「ボブディランが
スマイルを歌っていたんだよ」と言いふらしていました。伝える
と「え~あのボブディランがね~。意外だねえ。」と好感触です。
しかし、最近気が付きました。なんとホフディランの曲でした!
明日からは誠実に生きていこうと思います。
                    (2月9日飯田芳男)

Hello校長室677


■今日は少し冷え込み、三寒四温の機会が振り出しにもどったよう
な気がします。当然ですがまだ冬なんでね。私が高校入試の時も、
前日は暖かく晴れた日でした。でも当日は都心で積雪30㎝。東京
では大雪です。余裕をもって試験会場に向かったのですが、電車が
止まった時間もあって遅刻しました。携帯電話がなく、ざっくりと
した交通情報しかない時代です。「困ったら電話をかける」という
指導もない時代でした。もちろん危機管理という言葉も一般的では
ありません。悲劇は続き、親も余分なお金を持たせてくれないので、
他の交通機関で行く発想もありませんでした。文の数行では足りな
いくらいの出来事がありました。やっとの思いで試験を終えました。
でもあの日は高校側も通っていた中学も、そして私の親も特に大騒
ぎすることもなく一日が終わりました。しかし、私にとっては人生
初のドラマチックな一日でした。なにしろ真夏の持久走後のような
形相で受験しましたから。そんな体験から、いつも受験生に出会う
と「無事に会場に行ってください」と願わずにはいられないのです。
                    (2月8日飯田芳男)

Hello校長室676


■時間の進み方は誰にも平等ですが、時の流れを「早く(速く)感
じる」とか「遅く感じる」ということはありがちではないでしょう
か。例えば、中学校生活は2年生の秋を過ぎると「あっという間」
だったという感想を耳にします。私もそうでした。私は今になって、
中学では見通しをもって生活するべきだったと反省しています。さ
て「日曜日はあっという間に過ぎる」を実感して数十年、今日こそ
は充実した一日にして明日につなげようと思います。
                    (2月7日飯田芳男)

Hello校長室675


■河津桜の開花がまもなくです。街路樹として都内でも見かけます。
ソメイヨシノより早く咲くので話題になることも多いです。私は梅、
桃、あんず、そして河津桜も容易に区別がつきません。毎年悩みま
すが、図鑑では咲く時期がヒントになると書かれています。しかし、
札幌に行ったとき、5月でしたが梅。桃。桜がいっぺんに咲いていて
驚きました。春を探すには今がベストだと思います。    
                     (2月6日飯田芳男)

Hello校長室674


■雪をかぶった富士山が実に雄大です。富士山が高いのは言うまで
もなく、すそ野が広く大きいからです。この富士山に登ろうと思え
ば周到な準備が必要です。ちょっとパンを買いに行くついでに、サ
ンダル履きで登るわけにはいきません。自分の夢の実現も「ちょっ
とついでに…」では叶わないのですね。準備をしっかりして上を目
指したいものです。私は二中生の皆さんの土台作りに力を尽くして
います。ゆっくりでも上を向いて歩みを進めてください。私は頂上
制覇をとっくにあきらめ、ひたすら下山しています。
                    (2月5日飯田芳男)

Hello校長室673


■春一番が吹きました。去年は2月22日だったような気がしま
す。こんな最速の春一番は聞いたことがありません。春の訪れは
嬉しいですが、強風で被害がでないことが「一番!」です。とこ
ろで、昨日は隣の中高一貫校が入試でした。受験生と保護者の方
が、本校の南側(東側)の門から入ってこられました。「一貫校
の門は隣にありますよ」と声ををかけたら苦笑されていました。
かなり時間に余裕があったので笑顔でした。でも、切羽詰まった
時刻でしたら動揺してしまいますね。最近は、二中生が入試会場
を間違えないよう寝る前に呪文をとなえてます。
                   (2月4日飯田芳男)

Hello校長室672


■立春になりました。暦の上では春です。昭和59年は2月5
日が立春でした。2月4日でない立春はこの年以来です。そし
て、くどいようですが2月3日の立春が124年ぶりとなりま
す。二中生の皆さんは立春に関心がないと思います。八十八夜
も二百十日も、立春から数えますが、皆さんは立春より「青春
をどう過ごすか」が気になりますよね。気持ちはわかります。
青春とは年齢ではなく、心の様相を言うのですよ。
                  (2月3日飯田芳男)

Hello校長室671


■124年ぶりに「2日の節分」です。二中生の皆さんのポケ
ットに「福」がたくさん入ります。今日入らなくても、数日後
までに、二中生の皆さん全員に福が訪れます。私と出会ったの
ですから間違いありません。つらくても、うまくいかないこと
があっても…、ピンチはチャンス!次はいいことがあります。
神様は、その人が乗り越えられる試練を与えます。美しい川の
流れに、ゆらゆらと水面を進む葉が沈む時があります。でも、
大きな岩が、流れに合わせてころころ転がることもありま~す!
                  (2月2日飯田芳男)

Hello校長室670


■二月を「光の春」ということがあります。まだ寒いのですが、
春の訪れをいち早く実感したいので、私にとっては嬉しい呼び
名です。「三寒四温」という言葉も使われる頃になります。冬
型の気圧配置が続かなくなり、寒い日が3日続き、次に暖かい
日が4日続いて春が近づくときに使われます。でもこのような
天気は一冬(ひとふゆ)に一度あるかないかということです。
大学の授業で、「三寒四温」は2月いっぱい、長くて3月中旬
までの用語だと教わった記憶があります。でも、春ばかりほめ
ると冬将軍に叱られますね。厳しい冬があってこその春です!
                  (2月1日飯田芳男)

Hello校長室669


■今日の新聞に中学受験の皆さんを励ますメッセージが掲載
されていました。昨年合格した先輩達からのひと言でした。
『全力答求』『終わった科目のことは忘れる』等、胸が熱く
なる言葉ばかりでした。つらいこともきついことも、始まれ
ば終わります。初晦日(はつみそか)の一日、二中生の皆さ
んは上を向いて歩いていることでしょう。  
                (1月31日飯田芳男)

Hello校長室668


■トラックを走る時、カーブを左まわりで駆け抜けます。
自然に左まわりを選びます。左回りで走ると何となく安心
します。そういえば私は、スーパーマーケットやコンビニ
もつい左まわりで移動している気がします。ジェットコー
スターは、不安を承知で右まわりを採用することもあるよ
うです。回転寿司も右まわりが多い気がします。私は山手
線に乗る時は、左まわりが多いです。あっ……信じないで
くださいね。         (1月30日飯田芳男)

Hello校長室667


■今朝は日の出の頃まで月が輝いていました。月齢14.9の
今年初めての満月でした。月の入りが7時8分でしたから、
太陽も月も輝いていたことになりますね。太陽は「動」の
輝き、月は「静」の輝きだと思います。さて昨日は雪が降
りました。多くの先生から、5時間目は生徒の視線が雪に
向いていたと報告がありました。でも先生方は、次回の雪
の時は、雪よりも魅力のある授業をお届けするはずです!
               (1月29日飯田芳男)

Hello校長室666


■『サラリーマン川柳優秀100句』が発表されていました。
二中生の皆さんが気に入った句は何でしょうか。私が自分の
ことだと思った句は『お父さん マスクも会話も よくずれ
る』という作品でした。「お父さん」を「校長」に置き換え
てもまさに私です。先日、ある先生に「鬼滅の刃」を「奇抜
の刃」と連呼してしまいました。その先生は、話題を変えた
かのように「寒くなりましたね」と言って、私の前から立ち
去りました。          (1月28日飯田芳男)

Hello校長室665


■保健室には、湯たんぽがあります。湯たんぽは『湯湯婆』と
書きます。パソコンは何でも漢字変換できそうですが、湯たん
ぽはなかなか変換できません。校長室前で生徒が友人に「おな
かが冷えるから『あんか』を借りようか」と言っていました。
ん?養護教諭が炭をおこしているのかと思い、笑ってしまいま
した。そういえば電気あんかもありますから、生徒は『湯たん
ぽ』のイメージで言ったのかもしれません。私の実家は、練炭
(れんたん)の堀こたつでした。練炭をおこすかたわらで、父
のあんかの炭をおこしていました。今時、練炭や、炭を使うあ
んかを使っている家は少ないでしょうね。ちなみに、あんかは
『行火』と書きます。すぐ漢字変換できました。
                 (1月27日飯田芳男)

Hello校長室664


■今日は「野菜たくさんきんぴら」とサバの味噌煮、ほうれん
草ともやしのごまあえでした。どれも二中1年生からの応募が
あった献立です。「バーサーみそ煮」というネーミングで応募
があったと聞いています。昨日のキムチチャーハンはコーヒー
牛乳ということもあってかなりの予約率でした。今日の和食は
昨日ほどの予約数ではないものの根強く支持されています。校
長室の前で、アヒージョが食べたいと言っていた生徒がいまし
た。また、シュクメルリが食べたいと言った生徒もいました。
シュクメルリとは? ん? ドルチェアンドガッパーナは香水
でしたね!            (1月26日飯田芳男)

Hello校長室663


■学生時代に読んだ金田一春彦先生の著書で、先生が、雪が止
んでいても「雪が降っている」と言ってしまえる標準語をくす
ぐっていました。英語は現在進行形や過去形があります。方言
にも「雪が降りよる」が現在進行形で「雪が降っちょる」とか
「雪が降っとる」が過去形だと述べていたと記憶しています。
方言は温かみがあるだけでなく、描写も正確ですね。さてさて
日の入りが17:00を過ぎました。「日がのびよった」…?
                 (1月25日飯田芳男)

Hello校長室662


■読売新聞に「今年のスローガンは?」という記事がありまし
た。私が気に入ったのは、『破顔一笑 医者要らず』でした。
医者のところを「悩み」とか「つらさ」に変えると、顔をほこ
ろばせて笑えば、いつも健康でいられると解釈できます。厳し
い表情から笑顔になる様子が『破顔』です。私も一日の半分以
上は笑顔を目指します。あっ…『一日中笑顔』に訂正します。
今日入試の人も笑顔を持参してくださいね。
                 (1月24日飯田芳男)

Hello校長室661


■南岸低気圧の影響でしょうか。雪の予報が出ています。雪の
多い地方の方々は「雪はウンザリ」だと思います。東京も被害
に見舞われないことを願います。昨日体育科の先生が、校庭に、
融雪のため、塩化カルシウムをまきました。校庭の維持管理に
心をくだいていることを嬉しく思いました。この作業を。誰が
手伝うのかでちょっともめるところがユーモラスでした。あれ
っ?ひょっとしたら、私が名乗りあげるべきだったのしょうか。
忘れましょう。この話題!     (1月23日飯田芳男)

Hello校長室660


■「さよなら僕たちの幼稚園(保育園)」という歌を口ずさ
む子どもに出会いました。幼稚園や保育園で練習しているの
でしょう。私もつい、園庭にさよならしたら、次に遊びに来
るときはランドセルだねと声をかけてあげたくなりました。
人は成長していくと、いろいろな思い出を背負っていきます。
でも時々、ちっちゃい時のいい思い出だけをふりかえるのも
いいかも知れません。食べ終わったらお皿の上で「あつまれ」
してたあの頃ってなつかしいですね。(1月22日飯田芳男)

Hello校長室659


■黒板の上に折り鶴がのっていました。3年生の教室です。
明日は、私立推薦入試です。昔から、鶴は、声が遠くまで届
くので、天の上に通じる存在と言われています。また、亀は
万年、鶴は千年と言われるように、おめでたい鳥です。教室
の鶴には「一人一人の希望が叶うように…。」という願いが
こめられているのでしょう。受験の日も思いがけないことが
起こるかもしれません。でも「鶴のひと声」は、3年生みん
なの声です。どんな困りごとも回避されることを確信してい
ます。心はいつも青空!     (1月21日飯田芳男)

Hello校長室658


■今日は大寒です。大寒は節分の日までのおよそ十四日間を
さすので、他の二十四節気とはやや、趣が違うと私は思って
います。お相撲で言えば横綱だと勝手に思っています。節分
の翌日に立春が控えています。厳しい試練の時期も春が来れ
ば少しホッとできるかと思います。今年の立春は2月3日で
す。節分が124年ぶりに2月2日です。春の訪れが早いほ
うがいいですね。3年生には人生で一番きれいな桜を見せて
あげたいです。         (1月20日飯田芳男)

Hello校長室657


■先日、電気釜が壊れて鍋でご飯を炊きました。小学校での
ご飯炊きは鍋で行いました。水をお米とほぼ同量に入れます。
ほぼ同量であって、やや多めに入れます。「やや」の部分は
企業秘密?いえ、経験に基づく目分量です。「赤子泣いても
蓋(ふた)取るな」を守り完成です。鍋でもご飯は炊けます。
ところで、関西では、煮ることを「炊く」と言います。鍋も
釜も気にかけないからだそうです。おでんを関西では「関東
ダキ(炊き)」と呼ぶようです。関西発の鶏の水タキも同様
です。北多摩出身の亡き父は、「ご飯を煮てくれ」と言って
ました。炊くと煮るは、イコールですね。生きた民俗学です。
                (1月19日飯田芳男)

Hello校長室656


■大学入学共通テストの漢字の書き取りは、頭の中で書き取
りをして、使い方が同じ語を選択するという出題でした。そ
の中に『エンヨウ』という語がありました。頭の中で『援用』
を思い浮かべ『援』が使われている語を選びます。援用は、
私が大学の授業で「証拠の援用」とか「時効の援用」で知っ
た言葉です。でも今回はどうやら「引用する」という意味で
使われたようです。30年以上出会ったことのない『援用』
とこんなかたちで出会えて驚いています。ともあれ、読書量
が問われるのが入試なんですねえ。私も今年は先ず、30冊
頑張ります!         (1月18日飯田芳男)

Hello校長室655


■今日は防災とボランティアの日です。阪神淡路大震災から
26年が経過しました。私が小学校6年生を担任していた頃
です。子供たちが募金をしたいと言ってきたことをつい最近
のように覚えています。一人の行動は小さいままでも、仲間
が集まれば大きなエネルギーになります。いつも心は青空。
上を向いて歩きます。      (1月17日飯田芳男)

Hello校長室654


■今日は囲炉裏(いろり)の日です。立川でも囲炉裏のある
お宅があると思います。暖をとったり、調理をしたり、時に
は照明代わりにと大活躍の場です。キャンプファイヤーの炎
もそんな役割をするようで、キャンプが好まれるのもわかる
ような気がします。コロナ禍で談笑するのもはばかれる昨今
です。でも時には囲炉裏を囲むかのように、ゆったり過ごし
たいものです。         (1月16日飯田芳男)

Hello校長室653


■昨日より一転して寒い一日になりそうです。肩に力が入っ
て表情が険しい私です…。二中生の皆さんのように笑顔を忘
れないようにします。さて中高生新聞を読んでいたら、舞台
照明の仕事をされている方の記事が心に残りました。『芝居
では、夜の場面だから暗くするのが正解とは限らない。だか
らおもしろいのです。』というお言葉にグッときました。演
者を引き立てるお仕事は興味深いです。スポットライトは、
照明演出者の方が陰にいらしてこそ輝くのですね。
                (1月15日飯田芳男)