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日誌
校長室から
Hello校長室274
■杉並の小学校で副校長の時に、ピンチヒッターで2年生の担任をしました。
給食前、「いただきます」直前に読み聞かせたのがこの「あげぱんくん」でし
た。作者直々(じきじき)にいただいた貴重な本でした。子どもたちはとても
よく聴いてくれました。今でも時々目を通しながら、二中生の給食時間を見守
っています。杉並は民間委託の給食でした。民間のシェフがあげパンを揚げて
くれました。まぶすのは砂糖。中央区の時は、調理員さんがきな粉で味付けを
してくれました。各地区のあげぱんで、それぞれの特色と思い出を味わってき
ました。二中生の皆さん、冬休みは家庭の味を思い切り堪能してくださいね。
私は昨日、家族のためにそばを打ちました。ぼそぼその出来で、誰も食べてく
れません。ひたすら私一人ですすっています。孤独のグルメです。
(12月30日飯田芳男)
Hello校長室273
■年末は新聞が薄くなります。いえ新聞記者さんすみません。そんな気がした
だけです。新聞のテレビ欄は時間と時間の線がなくなり、長編の番組が目白押
しです。年末らしさを感じます。さて、年末と言えば掃除。掃除をするとなつ
かしいものが目に入り、片づけの手がとまることがあります。校長室を片づけ
ていると、学校の歴史を語る貴重な品が登場することがあります。72年間の
歩みは偉大です。風景、人、建物。すべてが少しずつ変化しています。では、
変わらないものはなんでしょうか。それを考えながらゆっくり年を越そうと思
います。年末は本欄も短いです。人のことは言えません。
(12月29日飯田芳男)
Hello校長室272
■晴れの日も、雨の日もあります。天気は人がどうのこうの操作できません。
せめて気持ちだけは「いつも青空」でありたいです。と、まあそんな心意気で
学級通信「いつも青空」を10年くらい発行していました。先日、その1年分
を綴じた学級通信を開いてみました。自己満足の結集というか、独りよがりと
いうか恥ずかしいものでした。無理やり読者にしてた面々も40歳前後、二中
生の皆さんのご両親の年代でしょうか。さて、今年も大詰め、私はやり残した
ことばかりですが、あきらめず着手していこうと思います。まだあと4日もあ
りますし。心はいつも青空です。 (12月28日飯田芳男)
Hello校長室271
■生徒がいないと「二中正門ストリート」がとても広く感じます。いちょうの
葉が落ち北風に耐えています。ところで武蔵野には立派な防風林を見かけます。
冬のからっ風を防ぐ知恵ですね。風と言えば、作家の遠藤周作さんがフランス
にいた時、「日本の家は紙と木で作られているけど大丈夫?」と聞かれた話を
思い出しました。遠藤氏は「だから大変なんだ!強風の時は、飛んでいかぬよ
う必死におさえて、運悪く飛んでいった時は、あきらめてまた新しいのを作る
んだ」と答えていました。私が中学生の時読んだジョークです。いまでも笑っ
てしまいます。でも40年以上経過しています。二中生の皆さんは現代のジョ
ークと比べて、違いがわかりますか? ♪Nescafé Gold Blend!!
(12月27日飯田芳男)
Hello校長室270
■部分日食なので何度か校長室から空を見上げていました。空はどんよりして
います。日食かなと思いきや、曇っているだけのようです。残念です。このま
ま日の入りになりそうです。さて、今日は大正からはじめて昭和に変わった日
です。昭雄さんや昭一さんというように「昭」がつくと昭和のはじめのお生ま
れかなと推測してしまいます。この頃はちょっと読みにくいお名前も増えてき
ました。先日、兄に「読めなくて、校長泣かせのお名前が増えてね」という話
をしました。兄は返事をしませんでした。兄は「和助」と書いて「たかひろ」
と読みます。ふつうは読めません。家族泣かせです。
(12月26日飯田芳男)
Hello校長室269
■12月22日の読売新聞投稿欄は、「息子の小鍋で熱々ラーメン」という題
がついていました。鍋は20年前に大学生の息子さんが下宿生活で使ったもの
だとありました。ちょっとへこんで茶色の汚れのついた鍋は、ご実家の台所の
棚にもどっていたようです。出番が少なかった鍋は、投稿者であるお母さんが
お年をめして大活躍しているという内容です。ある日久々にラーメンを作り、
鍋ごとテーブルに置き、直接鍋からラーメンをすすったそうです。お母さんの
感想は「湯気でメガネが曇って、見えないままほおばったラーメンはおいしか
った」とのこと。私のハートも熱々になる投稿でした。私が中学の時、父が、
ラーメンを作ってくれました。ラーメンは、どんぶりに父の親指が入って運ば
れてきました。私の熱々ラーメンの思い出です。 (12月25日飯田芳男)
Hello校長室268
■ゆずの話題の続きです。と言ってもあの「ゆず」のお二人です。上砂川小の
校長の時、お二人が来校されました。きっかけは、学習発表会で世界情勢につ
いて発表した学年の内容が国際協力機構(ジャイカ)を通し、お二人に届いた
と記憶しています。学年の教員が事務所を訪れ内容を説明した覚えもあります。
ワンダフルワールドの中で、ゆずとして何かを伝えたいと真摯におっしゃって
いました。当日は9時からお昼過ぎまでお付き合いしていただきました。平成
22年4月30日のことでした。ゆずのお二人を、冬至のゆずにちなんで紹介
しては失礼過ぎますね。たっぷり歌を披露していただいて、子どもたちや教職
員にとって良い思い出となりました。いろいろなお話を通して岩沢さんと北川
さんが大変な勉強家というのがわかりました。おしのびで来校されたので二中
の皆さんも内緒にしてください。さて、給食最終日の今日は、シューアイスに
フライドチキンでした。欠席の生徒は、シューアイスの味が気になりますね。
ごめんなさい。おいし過ぎました。 (12月24日飯田芳男)
Hello校長室267
■昨日は冬至、金田一春彦先生は「冬至」と、お湯に入りでかける「湯治」は、
『同じ発音だが新潟県長岡市周辺は二つを区別して発音している』と述べてい
ます。冬至はトウジ、湯治は、タとトの中間の「タアージ」と発音するそうで
す。これは室町時代の、中央の標準語にあった区別の名残りであることが資料
にあるそうです。さすが金田一秀穂先生のお父様です。さて、冬至と言えば、
ゆずとかぼちゃ。どちらも運を呼び込むもので、強い香りで邪気を払う役割が
ゆずだそうです。かぼちゃは別名南瓜(なんきん)です。にんじん、だいこん、
れんこん、ぎんなんと「ん」がつく物は縁起が良いからだということです。た
だ、それだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗り切れるようにという先人の知
恵でもあるようです。冬は、何度もほくほくのかぼちゃをおいしくいただき、
風邪をひかないようにしたいです。 (12月23日飯田芳男)
Hello校長室266
■こんな私でも、小学校1年生を担任した時は、毎朝♪あわてんぼうのサンタク
ロースやジングルベルを児童と一緒に歌っていました。伴奏は右手だけで弾くオ
ルガンです。あわてんぼうのサンタクロースは、11月からずっと歌わせます。
7歳の子どもたちは2か月歌っても「飽きた」とは言いませんでした。ある日、
音楽の先生が、あわてんぼうのサンタクロースをピアノで伴奏しました。子ども
たちは和音を奏でる音楽の先生の伴奏にうっとり。やはり音楽は本物にかぎりま
す。私はクリスマスが近づくと、赤恥?のトナカイを口ずさんでいます。
(12月22日飯田芳男)
Hello校長室265
■20日の読売新聞夕刊に、「~~であります」という言葉は現在使わないとい
う記事が掲載されていました。フリーのアナウンサーさんのコメントです。でも
このアナウンサーは、格調高くなるので時々「であります」を使うと述べていま
す。そう言えば私も「~であります」は使いません。「~でございます」は頻繁
に使います。校長になったばかりの日、「~ごじゃりまする」と言ってしまいま
した。私の場合、「格調高く」は危険がいっぱいです。
(12月21日飯田芳男)
Hello校長室264
■今日はデパートの日です。三井家の越後屋が、三越呉服店として開業したのが
1904年、明治33年の今日だということです。なんでもそろうアメリカンス
タイルの百貨店を目指したそうです。以前勤めていた小学校は、重要文化財三越
日本橋本店が学区域の中心でした。地域の方が「子供のころはデパートが遊び場
だった」と語っていました。私は池袋の東口の西武デパートや西口の東武デパー
トが子供のころのハレの場でした。年に何回も行けないので、西が東武で東が西
武という立地がなかなかなじみませんでした。池袋は当時たくさんのトロリーバ
スが走っていました。もう一度乗ってみたいと思っています。さて、二中生の皆
さんは立川の第一デパートが思い出でしょう。デパートメントストアと言う人は
いなくなりましたね。「デパート」はすっかり定着しました。
(12月20日飯田芳男)
Hello校長室263
■給食後、牛乳の空パックは学級ごとに配膳室に届けられます。きれいな学級は
毎日私が記録しています。袋に牛乳のしずくが付いていようものなら配膳員さん
は見逃しません。みんなで食事をする時は片づけも気持ちをひとつにしなくては
なりませんね。家族では自由に片づけていいかというとそんな事はありません。
子供のころ、食器を洗った後にポツンと流しに置いておくと母に烈火のごとく叱
られたものです。ところで新聞によると、「ご飯が左、汁物は右」というきまり
を5割の人は知らないと言われています。時代ですね。私が中二のある日、私が
汁を左に置いて、「丹下左膳(たんげさぜん)!」とつぶやきました。父に叱ら
れました。二中生の皆さん、なぜだかおわかりでしょうか?
(12月19日飯田芳男)
Hello校長室262
■今日は、二中の屋上からスカイツリーが見えます。20㌔以上ある場所が見
えるということはよほど視界がクリアだということです。二中の屋上は開放し
ていませんが、私は時々メンテナンスで上がっています。屋上からの地元三町
の景観はいいものですよ。さて、今日は暖かいと言っても12月半ばを過ぎ、
いよいよ冬本番です。インフルの流行や雪の便りに敏感になります。そして、
なべ物など、温かい食事が嬉しいころです。なべ物と言えば、金田一春彦先生
がすき焼きの話を紹介していました。ある会社の社長さんが、九州から上京し
た青年らに、牛肉を食べさせてあげようと、すき焼きのお店に連れていってあ
げたそうです。でも青年たちの感想にがっかりしたそうです。おいしい牛肉だ
ろう?いい牛だろうと聞くたびに、彼らは「うまかー!」と言ったからです。
(12月18日飯田芳男)
Hello校長室261
■コーヒー牛乳の日です。そしてパンに照り焼きチキンをはさみます。ペンネの
ボロネーゼをはさんだ人もいました。れんコーンサラダをはさんだのは私だけだ
と思います。ところで、二中生の皆さん、ボロネーゼとポロネーゼのとても微妙
な違いはお気づきでしょうか。パスタ系は「ボ」です。献立表も「ボロネーゼ」
です。ボローニャ風のというイタリア語でボロネーゼ、フランス語読みならボロ
ネーズらしいですね。ミートソースは今やボロネーゼと言われています。「ボ」
と「ポ」で意味が変わります。ポロネーズだと音楽用語で「舞曲」です。あくま
で「ポ」です。「ボ」と「ポ」でこんなに意味がちがうのですね。やれやれです。
ボロネーゼを食べながら、落ち着いて英雄ボロネーゼを聴こうと思います。
(12月17日飯田芳男)
Hello校長室260
■給食は「食欲進む!麻婆春雨」でした。三中の生徒のリクエストおかずです。
おいしくいただきました。発芽玄米入りのご飯にもぴったりで食欲がすすみまし
た。二中生の皆さんのリクエストも楽しみですね。私は立川八小で食べた沢煮椀
をリクエストしたかったのですが汁物なので残念ですが、二中生の皆さんにぜひ
食べていただきたい逸品です。逸品と言えば家庭の味ですね。ご家族が作った食
事が一番でしょうね。私はよく卵焼きをつくります。逸品ならぬ絶品です。家族
には好評です。課題は10回に7回は失敗することです。私は「三割打者は優秀」
とポジティブです。 (12月16日飯田芳男)
Hello校長室259
■今日読売新聞の「一色塗列車 再び GO」という記事を読みました。そう言
えば中央線や西武の新型特急も一色ですね。低コストが一因とのことです。昭和
40年代に南武線に乗ったことがあります。チョコレート色で車内中央に銀色の
つかまり棒があったような記憶があります。そのころの山手線はウグイス色でし
た。武蔵野線はオレンジとウグイス色の混成列車でした。私の母校は電車が見え
る中学でした。部活の足上げ腹筋は「黄色い車両が来たら終わり!」でした。ピ
ンクの車両が続いた時は地獄の苦しみでした。「あの時一色だったらなあ…」と
パンとみそ汁の朝食をとりながら思い出しました。 (12月15日飯田芳男)
Hello校長室258
■スマートフォンの略称が、スマホになった理由を、某技術科の先生が教えてく
れました。名付け親は、雑誌週刊アスキーの副編集長さんでした。週間リスキー
の局長アックン・オッペンハイマー(ACCN)としてもおなじみと、記事にあ
りました。この方が会議に「スマフォよりスマホ」を提案したところ、3文字の
ほうが、目に飛び込んできやすいということで採用されたようです。2010年
頃は、「スマートホン」と書かれた雑誌の表紙があったそうです。スマフォンと
いう候補もあったそうです。発音しやすいというのも定着した理由だそうです。
二中生の皆さん、参考にしていただけましたか。私はおおいに参考になりました。
今日は赤穂浪士討ち入りの日です。スマホがあったら、戦いの展開が変わってい
たでしょうね。 (12月14日飯田芳男)
Hello校長室257
■昨夜の満月は退勤しながらとことん眺めることができました。二中生の皆さん
は鑑賞できたでしょうか。今日はあいにくの曇天ですが「くもり」で落ち着いて
一日が過ごせると思っている方もいらっしゃるでしょう。さて、今年もインフル
の季節がやってきました。くしゃみを三回しようものなら「風邪かな?」と心配
してしまいます。ところで、徒然草にはくしゃみのあと「くさめ くさめ」とい
う呪文を唱える尼(あま)さんの話がでています。高校時代の記憶ですが…。そ
れほどくしゃみは嫌われていたのですね。私は「ハクション」と、くしゃみをし
てしまったら「大魔王!」とつぶやいています。 (12月13日飯田芳男)
Hello校長室256
■デンマーク料理「コッグ・トースク」が登場しました。ゆでた、タラに粒マス
タード入りのホワイトソースをそえたこのメニューは、デンマークの定番料理だ
そうです。アンデルセンの故郷に思いを馳(は)せて、美味しくいただきました。
さて今日こそ、月齢15.5、今年最後の満月です。昨夜はおもいがけず雨も降り、
残念でした。スマートフォンの天気予報も時々はずれるのですね。天気のことで
仕方がありません。私は月を眺めながら明日の平和を祈ろうと思います。ところ
で、スマートフォンの略語はなぜスマホなんでしょうか?二中生の皆さん、答え
がわかったら校長室まで。 (12月12日飯田芳男)
Hello校長室255
■今日の相田みつをカレンダーは、「コマが勢い良く回っているときは静かなん
だ」という名言でした。コマは自分の役割を懸命に果たしているときの方が静寂
さを呈していると解釈しました。ブーンブーンという音が聞こえてくるような気
がしましたが、そうではないのですね。相田さんの観察力に感銘を受けました。
さて、今宵はほぼ満月です。今日明日は今年最後の満月です。二中生の皆さんも
夜空を見上げてみませんか。月を愛でれば、きっとこれから良いことが起こりま
す。ツキがまわってくる!。 (12月11日飯田芳男)
Hello校長室254
■夏目漱石の「坊っちゃん」を読み返しています。時々本校の職員室の雰囲気
とだぶらせると楽しいです。金田一春彦先生によると12月9日が夏目漱石が
お亡くなりになった日とか。昨日はちょうど電車内で坊ちゃんを手にしていた
ので、奇縁を感じていました。漱石の新語創作術は巧みで、「牛耳る」や「野
次る」の始まりは漱石だったということです。明治のことですから大したもの
です。昨夜そんなことを考えて歩いていたら水たまりにボッチャン!
(12月10日飯田芳男)
Hello校長室253
■「新聞の休刊日は寂しい」と思う人はもう限られ世代の方々かもしれません
ね。二中生の皆さんはいかがでしょうか。そんな折、今日三年生はクリティカ
ルシンキング講座で、新聞の社説から自分自身の感想をまとめていました。社
説を精読していました。社説は新聞社によって、題材も論評も違います。私も
数誌比べて学んでいます。「あれ 変だな」とか「私はこう思う」とか考える
には、好材料です。自分の考えをまとめるきっかけにしたいです。でも、私は
この頃、チコちゃんから、ささっと学んでしまいます。文から読み取る力を鍛
え直そうと反省しています。 (12月9日飯田芳男)
Hello校長室252
■「ついうっかり!」私はいろいろなうっかりミスをしています。先週久しぶ
りに電車を1本逃しました。毎年恒例になった、「青梅線の扉、ボタンを押さ
なかった事案」です。扉が開くのを待っていたら電車が行ってしまいました。
また、昨日はコイン駐輪場で自転車を出す時、他人の番号を精算してしまいま
した。おかげで自分のと合わせ負担が増しました。私が間違えた方は、きっと
料金が安くなったと感じたことでしょう。いつか私にも「いいことがあるだろ
うな」と思い、前向きに新たな一歩を踏み出しました。
(12月8日飯田芳男)
Hello校長室251
■生徒会サミットに出席しました。中学生もやがて、立川市民として市民権
を行使します。18歳では選挙権が得られ、政治に参画します。今日のサミ
ットでは、「生徒会としては何ができるだろう?」が与えられた課題でした。
今日の話し合いが、生徒のリーダーである生徒会役員によって各生徒に伝達
されることでしょう。期待しています。ところで今日の話し合いは8グルー
プに分かれ、数分ごとに1~2名がグループを変えていました。ずっとテー
ブルに残っている1~2名は、移ってきたメンバーに移動前の話し合い内容
を紹介して、協議に入ります。多くの生徒と知り合い意見交換ができる利点
があります。この話し合いの仕方をワールドカフェ方式というそうです。私
はこのやり方を事前に聞いていました。私は持参したコーヒーカップをそっ
としまいました。 (12月7日飯田芳男)
Hello校長室250
■ごみは分別して捨てます。自治体によって詳細はいろいろです。本校は
配膳室前に「空の牛乳パック」を捨てるごみ箱が置かれています。我が家
は私がごみ出し当番です。スーツを着てごみ袋を集積場に持っていきます。
ごみ袋を持ったまま、考え事をしていて電車の改札で気が付いたこともあ
ります。しっかり分別したごみでも、電車の中に持ち込んではいけません
ね。その時は「分別(ふんべつ)のある人であらねば…」と反省しました。
ところで我が家の分別は、平成14年頃まで、燃えるごみと燃えないごみ
を分けていました。プラごみは燃えるごみで出していたような気がします。
今は、燃えないごみが少なくなくなりました。ごみ出しにも大いなる歴史
があります。学び直してみます。 (12月6日飯田芳男)
Hello校長室249
■右の写真は高績雲でしょうか?巻積雲よりも一つ一つの雲が大きいよう
に思います。「曇りの日が好き」という生徒がいました。私も時々、透き
通った青空が苦手なときがあります。人の気持ちはその日その日によって
違うのですね。小学校6年生を担任した時「自分の気持ちは、多少自分で
コントロールできるからいい」という意見や、「天気のコントロールは、
人間が全くできないけれど、なすがままになれ、という大きな気分になる
ことを教えてくれる」という意見を受け止めたことがあります。20年も
前のことですが時折思い出すひとコマです。感心しました。いえ、そんな
答えを引き出した私の授業に…!? (12月5日飯田芳男)
Hello校長室248
■今朝、家族のために、お湯を沸かしてきました。ポットに沸かしてきま
した。でも正確には、ポット「で」沸かしました。もっと正確に言えば、
水を沸かしてきたのです。私は「テレビのチャンネルをまわして!」と、
家族に言ってます。実際は押してます。また「お風呂沸かした?」と家族
全員が言います。ホントにやったら火事になります。お風呂にはった水を
沸かすのです。けれども今や我が家でもいきなりお湯が出ます。別の例で
すが私は「朝食べた?」「昼食べた?」と言います。よく考えたら朝や昼
という時間的空間を食べていたら、私しゃ「バク」です。おなじみの祖母
はよく「アサハン食べた?」と言ってました。朝ごはんの省略形だと思い
ます。夕飯(ゆうはん)は一般的ですがアサハンはあまり聞かれませんが、
意味は通ります。慣れてしまえば気になりません。校長室前では、生徒同
士が真剣に社会科のお話しをしてました。「いろいろな、どいっぱつがあ
るね」と。土一揆です。これは気になります。 (12月4日飯田芳男)
Hello校長室247
■昨年に引き続き木枯らしが吹きませんでした。11月30日がリミット
でしたから、2年連続です。しかしそのおかげで銀杏の葉も落ち切らず、
今日も黄金色に輝いています。夕暮れが早くなりました。日本は四季があ
るので季節ごとに味わいがあります。いつも夏だったら、私は連日サンバ
を踊ります。いつも冬だったら、私は連日氷上で、ワカサギを釣っている
ことでしょう。さて、これから真冬に向かいます。でも、必ず暖かい春が
待っててくれます。あっ3年生の皆さん、誰にも同じように春は来ます。
必ず! (12月3日飯田芳男)
Hello校長室246
■11月28日の名言は、「自分のために生きるには人生は長過ぎる」で
した。二中生の皆さんはこのセリフ、どんなふうにとらえましたか?この
言葉を述べたメンバーは、「誰かのために生きて、初めて人生の長さって
ちょうどいいんじゃない?」と補足しています。誰のために生きる?なん
て考えると重くなってしまいますが、人はみんな大きなエリアでバランス
よく動けるものです。いいこともそうでないことも半々だったり。二中生
の皆さんにとって今週はいいことが起こることを祈ります。たまには逃げ
出したくなるような大変な日もあるでしょうが、何事も「始まれば終わり」
です。 (12月2日飯田芳男)
Hello校長室245
■12月1日は「映画の日」です。1896年神戸で初めて映画が上映さ
れた日とのことです。立川通りから二小までの路地には「シネマ通り」の
表示が残っています。南口も日活等の映画館があったといわれています。
ずっと以前から「映画を観るなら立川」だったのですね。私は、映画は自
宅のテレビより、映画館で観たほうが感動が大きいように思います。例え
ストーリーは忘れても、感動体験が心を豊かにするような気がします。で
も誰もが、人生という長編映画の主役として、感動体験の連続なんですね。
(12月1日飯田芳男)
Hello校長室244
■図書ボランティアの皆さんいつも大変お世話になっております。今回は、
Xmas仕様です。二中生の皆さん、図書館をご利用ください。Christmas
は、Xmasとも書きますがなぜでしょう。長くなりそうなので今回はパス。
さて、今日は絵本の日です。ナルニア国物語の翻訳で有名な瀬田貞二氏が、
「絵本論」を出版したのが今日だということです。(ウイキペディアより)
「だるまさん」という絵本があります。教え子の出産祝いによく贈ります。
小学校1年の担任の時は、振り付き、声色付きで児童に読んであげていま
した。演技派の担任でした。 (11月30日飯田芳男)
Hello校長室243
■今日の読売中高生新聞には、「朝起きたら歯を磨いて雑菌を洗い流そう」
と、いまづクリニックの今津院長先生の記事が載っていました。私も歯医者
さんから伺いました。朝食後の歯磨きより、インフル流行期は朝起きてすぐ
磨いたほうが、重いインフルエンザにかかりにくいそうです。諸説あるとは
思いますが私は、起きてすぐ磨いています。さて、同じく読売中高生新聞の
記事に「いい肉」の特集がありました。1129に、ちなんだ特集です。平
松洋子さんのエッセイが紹介されています。『ステーキを下町で』というタ
イトルに心が動きました。読んでみたい?というよりお肉が食べたくなりま
した。でも肉に限らず、さまざまな生き物の命をいただいている毎日ですね。
感謝感謝です。今日は、とりわけ、ていねいに「ごちそうさま」と言おうと
思います。ン?野菜の日は8月31日でしたっけ。(11月29日飯田芳男)
Hello校長室242
■寒くなると湯豆腐をいただくことが多いです。私一人で食べるときは四角
い豆腐を三角に切ります。箸で挟む力がいらず、崩れにくくなります。さい
の目切りやあられ切り、拍子木切りは四角い形状になります。口までもって
いくときに崩れてしまうこともあります。三角にするとしっかり箸ではさめ
ます。しかし、三角はチーズケーキを思い出させてしまいます。トーストは
三角でもなじみますが、私の家族には不評です。二中生の皆さんは三角切り
の豆腐は抵抗がありますか?ところでこの頃私は、リンゴは輪切りにします。
いわゆるスターカットです。蜜が豊富なリンゴはこれが一番です。でもどう
ぞ内密に。 (11月28日飯田芳男)
Hello校長室241
■サーターアンダギーと麻婆細麺の給食です。生徒に人気の麺類です。さて、
先日、プログラミング教育推進校の上砂川小学校を訪れました。プログラミ
ングをする際に大切にしたい五つの言葉を学んできました。順次処理、繰り
返し、条件分岐、変数、演算です。例えば変数と数式を組み合わせて小学校
5・6年の算数の授業で17角形を一瞬のうちに描きます。麻婆細麺を味わ
っている余裕はありません。五つの言葉すら理解できません。まして私は、
「プログラミング」と正しく、きれいに発音できません。噛みます!学習に
終わりはありません。無限です。私の疲弊具合も超無限です。
(11月27日飯田芳男)
Hello校長室240
■昨日は北九州市と富山県高岡市の中学校の先生方がお見えになりました。研究
熱心な先生方でした。北九州市は、昭和38年に五市が合併して誕生した政令指
定都市です。富山県高岡市はかつて大伴家持が国司として活躍しました。城下町
ですがある年から城がなくなります。1615年に出たきまりのせいですね。二
中生の皆さんなら知っている「一国一城令」です。さて、北九州市の郵便番号は
804から始まります。富山県高岡市は933からです。名刺をいただいて気が
つきました。昭和43年に郵便番号ができたとき全国を100に分けた名残りが
反映されてますね。東京を起点に地方ごとに九つに分け、大阪を起点に北陸が9
からになります。沖縄も9からはじまりますが90から、北陸は91からになり
ます。北海道は0からです。郵便番号も奥が深いです。私は欲が深いです。
(11月26日飯田芳男)
Hello校長室239
■校庭にも冬の風物詩「ジョウビタキ(尉火焚)」がやってきました。火打石を
たたくようなさえずりは聞きとれませんが、オスは頭が銀白色なのでよくわかり
ます。メスはスズメに似ています。金田一春彦博士によれば、尉(じょう)は老
人を指すそうです。オスの頭をロマンスグレーの髪に例えたということです。二
中生の皆さんも見かけたらさえずりを聞いてみてください。冬の楽しさでもあり
ます。私は「♪ロマンスの神様」をさえずっています……。
(11月25日飯田芳男)
Hello校長室238
■この時期の連日の雨を「さざんか梅雨」というそうです。唱歌「たき火」の
2番に『さざんかさざんか咲いた道 たき火だたき火だ おちばたき』という
歌詞があります。さざんかは一般的に10月から12月に咲きます。似ている
椿はおおむね年明けに咲きます。小学校4年の理科を教える時、さざんかと椿
の区別を教えられたら一人前だよとよく先輩に言われました。とてもむずかし
い判別です。二中生の皆さんはいかがでしょうか。さて、右の写真は、「♪か
きねのかきねの曲がり角」のモデルになった中野区上高田の垣根です。たき火
の作者、巽聖歌さんが近隣に住んでいたという地です。巽さんは、立川八小の
作詞もされています。私は時々この垣根の周りを歩いています。でも歌は歌い
ません。 (11月24日飯田芳男)
Hello校長室237
■勤労感謝の日です。二中生の皆さんはすでにどんな日か知っているでしょう。
以前私が校長として勤めた小学校では、先生方に一人一回「祝日講話」をお願
いしていました。前日に講話に関して下調べしている先生方に感謝しっぱなし
です。まさしく「勤労に感謝」です。ところで、二中生の皆さんも多くの方々
にお世話になっていることを自覚していると思います。でも自分自身に感謝し
てあげるのが一番です!。今日は、私も自分にお礼と謝罪を言おうと思います。
「こんな私ですみません」と。 (11月23日飯田芳男)
Hello校長室236
■人は利き手がありますが利き足もあります。私は靴を履くとき左足から履き
ます。ズボン(スラックス??)に最初に足を通すのは左足です。でもボール
を蹴る時は右足が中心です。利き足は右と思っているのですが、日常生活では
左足が先に出ます。二中生の皆さんはどうでしょうか。私はプロ野球選手にな
りたくて、大リーグボール養成ギプスをつけて練習しようと思っていました。
漫画「巨人の星」を真似ていました。それはともかく左打ちを練習してみまし
た。でも左投げは練習してもなかなか身につきませんでした。不思議です。し
かし、いつもの習慣を変えて普段と違うことをやってみるって新鮮ですね。小
さなことでも新たな発見があると嬉しいものです。(11月22日飯田芳男)
Hello校長室235
■今日の読売新聞「ぷらざ」欄に、「印象に残った名前の説明」という投稿が
ありました。投稿者は浩子さんと言います。「さんずいに広告の告」とふだん
は説明するそうです。しかし遺失物係の警官が「さんずいに告訴の告ですか」
とか「告白の告ですか」と聞きなれない言葉が使われたので吹き出しそうにな
ったという内容でした。私は自分の名を「ごはんの飯、田んぼの田、芳しい男
です」と説明します。ところが若い人の中には「かんばしい」がわからない方
もいて、「草かんむりにホウです」と言い直したことが何度もあります。祖母
の晩年に「おばあ~ちゃん、今日かんばしい!がわからない店員さんがいたよ」
と耳元で大きな声で伝えたことがあります。「やかましい!」と返されました。
(11月21日飯田芳男)
Hello校長室234
■今日はピザの日です。イタリア王妃マルゲリータさんの誕生日だからという
のが理由のようです。1889年にマルゲリータ王妃は、ナポリを訪問した時
に献上されたピザをとても気に入ったエピソードが知られています。イタリア
の国旗をイメージしたピザはそれからマルゲリータというそうです。そういえ
ばトマトの赤、モッツアレラチーズの白、バジルの緑がマルゲリータピザの定番
ですね。二中生の皆さんも食べながら世界の歴史を語ってください。私はマル
ガリータを飲んでみようと思います??。 (11月20飯田芳男)
Hello校長室233
■11月も半ばを過ぎました。秋が深まりました。紅葉の美しさというのは♪
「もみじ」の歌詞にあります。♪…あかや黄色の色さまざまに 水の上にも織
る錦…秋の風景を錦の織り物に例えることができるのは、日本語の美しさでも
あります。ここには、「ヤバイ」とか「めっちゃ」などと言うお言葉は登場し
ません。品があります。そしてゆく秋は、そこはかとなく(なんとなく)悲し
い気分にさせられます。こんな時こそ、心静かに試験勉強に取り組みましょう。
(11月19日飯田芳男)
Hello校長室232
■『モグラさんといっぱい綱引きしたよ』~今日の名言です。3歳のお嬢さん
がイモ掘り遠足帰宅後に言った言葉です。イモのつるをなかなか引き上げられ
なかったのでしょうね。みずみずしい感性です。こんなエピソードの時は、毎
年綴っている「海の水はなぜしょっぱいの?」を思い出します。「お魚さんの
涙だから」ですね。小1を担任していた時の体験です。二中生の皆さんも感性
豊かな面々ばかりです。期待しています。私には感性のかけらもありません。
今から目を閉じて、感性を研ぎ澄ませます。寝てしまいました。
(11月18日飯田芳男)
Hello校長室231
■学生の頃から卒業業後もしばらく警備員の仕事をしていました。いろいろ
な現場に行きました。地味で大変な仕事です。先日「交通誘導員ヨレヨレ日
記」という本を手にして、私の体験をだぶらせ共感した次第です。ホントに
ヨレヨレになる仕事でした。学校の警備もやりました。仮眠もできますが、
物音一つで目が覚めます。朝を迎えるとぐっと疲労感が漂います。お金を稼
ぐことに王道はないと実感しました。今朝はまぶしいほどの日差しでした。
あたりまえに朝がきますが、とっても意義があることです。夜は必ず明ける
ものですね。 (11月17日飯田芳男)
Hello校長室230
■今日は幼稚園記念日です。1876年明治9年の今日、お茶の水女子大付
属幼稚園開園がきっかけのようです。私は保育園出身でしたので、幼稚園が
昼頃終わるのがとてもうらやましかったです。両親が私の迎えをわすれるこ
とが何度かありました。その私も、忘れることこそなかったですが、迎えに
遅刻したことが何度もありました。土曜日というとシーツを取り換えに行っ
ていました。布おむつだったのでこの取り換えも学びました。人生は常に学
びの日々ですね。 (11月16日飯田芳男)
Hello校長室229
■昼休みに生徒が友人に「首にレッグウオーマーをすると温かい?」と言
っていました。私は、足に履くレッグウオーマーを首につけたら、それは
それは温かいですが、首がきついだろうなと思いました。おそらくネック
ウオーマーのことだったのでしょう。しかし二人の会話は、おだやかにな
がれていました。青春の友情は美しいです。私の中学時代の友人に、試験
勉強してる?って尋ねると、友人は中2の2学期まで毎回「やってない」
と答えていました。おろかな私は「じゃあ おれもやんなくっていいかな」
と宣言してしまっていました。後悔してます。私もきちんと青春したかっ
たです。 (11月15日飯田芳男)
Hello校長室228
■埼玉県民の日です。県内の小中・高校のお休みが多かったかもしれませ
ん。昭和46年に制定された記念日です。西武線は何となくすいている気
がします。都民の日を休業日にあてる学校は少なくなりました。埼玉県民
の日は休みの学校が多いように思います。何となくですが。小学校6年の
日光移動教室では、さきたま古墳に寄る学校があります。「埼玉」という
地名の発祥地です。この古墳群にある前玉神社の呼び名は、さきたま神社
です。さきたま古墳群は世界遺産を目指しています。楽しみですね。地名
のルーツを調べるのは楽しいものです。でも二中生の皆さんは試験勉強が
大事です。頑張りましょう!! (11月14日飯田芳男)
Hello校長室227
■食事会やパーティーで、最後の一個の食べ物に、人はなかなか手をつけ
ません。一個残しは、「関東の一個残し」と言われています。調べると、
「津軽衆」「肥後のいっちょ残し」「遠慮のかたまり」等、地方によって
バリエーションがあるようです。大人の世界では最後の一個を食べてしま
うことに抵抗感がある人が多いような気がします。二中生の皆さんはいか
がでしょうか?ところで庭の柿は最後の一個を残します。鳥が食べにくる
からです。今にも木枯らしが吹きそうなこの頃、柿は鳥たちの貴重な食糧
です。家人の思いやりを感じます。我が家のタコ焼きパーティーでは、タ
コ焼きの最後の一個に手を出しません。タコが入ってないからです。
(11月13日飯田芳男)
Hello校長室226
■昨夜の月は、月齢14でした。今宵は15です。十五夜と呼べるような
満月が見られそうです。昔から「月の満ち欠けを知ると古文がよくわかる」
と言われています。太陰暦では一日(ついたち)に月が立ちます。つきた
ちが変化して「ついたち」になります。月末(つきずえ)は、つごもりで
す。満月の後、向かって左側が細く輝く月は「にじゅうろくやの月」です。
三日月は、向かって右側が細く輝きます。ずっと以前、テストに三日月を
書きなさいという出題をしました。小学校三年生の児童にです。全員正解
でした。二中生の皆さんはいかがでしょうか?えっ、我が家のカレンダー
は、太陽暦です。で…、我が家は、火打石や木をこすって火をおこしてい
ませんって! (11月12日飯田芳男)
Hello校長室225
■今年もポッキー&プリッツの日がやってきました。我が家のおやつは、
明治生まれの祖母がいたので、ふかしイモやゆで栗やうどんだったので、
ポッキー&プリッツは最高のぜいたく品でした。祖母に「異国の食べ物
は体に悪い」という、とんでもない言いつけをしっかり守った私でした。
おやつにうどんを打つ我が家は、友人達から珍しがられました。うどん
をつゆにつけて食べることにも二度珍しがられました。二中生の皆さん
には信じられないことですね。ずいぶんと長い間、祖母を古代人かなと
思っていました。火は木をこすっておこしていました。いえ、ちがいま
すって!さて、今週もいい日が続くように祈ってます。今日は、11時
11分から作成していました。 (11月11日飯田芳男)