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校長室から
Hello校長室474
■給食は麻婆ナス、ジャガイモとベーコンのソテー、キャベツと小松菜の
ごま和えでした。麻婆ナスのからさがピリリと心地良かったです。麻婆の
麻は、陳さんという姓のあばたのおばさんというのが定説です。麻(ま)
のおばさん(婆)が作った豆腐料理が陳麻婆豆腐とのことです。しびれる
くらいからい麻婆豆腐はマーラー豆腐というそうです。給食では出ません
ね。献立のリクエスト希望があれば1年生の皆さんなら、給食課にリクエ
ストができます。イケメンの私はつけ麺をリクエストする予定です。
(7月17日飯田芳男)
Hello校長室473
■夏の食べ物ソウメン。金田一春彦先生はソーメンとは書きません。そのソ
ウメンは素麺と書きます。ところが昔は索麺と書いたそうです。そそっかし
い人がいて素麺と書き間違えたのが起こりだそうです。間違えがそのまま呼
び名、あるいは漢字にあてられる例は多いようです。どっちが正しいか論争
になるのはいいですが、人間関係にひびが入らぬことを祈るばかりですね。
先月の給食予約ナンバーワンは「冷やし中華」でした。9月の1位はカレー
ソーススパゲティーだと思います。メンクイの私が言うのですから間違いな
いはずです。 (7月16日飯田芳男)
Hello校長室472
■『「つ」が取れるまで、あとひとふんばり』昨日の名言カレンダーの文面
です。あるお母さんが、ご自身のお母さんからいただいた応援メッセージだ
そうです。「一つ、二つ、三つ…九つ。10歳になったら「つ」が取れて、
体も丈夫になり、次第に手が掛からなくなるよ」と勇気づけられ、励まされ
たようです。二中の皆さんはまさに「つ」が取れた年齢です。保育園や幼稚
園のころから比べると立派になったのがよくわかります。私は祖母に「自分
一人で大きくなったと思ってはいけないよ」と言われ続けました。その意味
がこの年になってようやく、少しだけ…わかったような気がします。
(7月15日飯田芳男)
Hello校長室471
■ボランティア部員は、あいさつ運動に取り組んでいます。ありがたいこと
です。「おはよう~」と文にすると、とにかく「おはよう」ですが、目と目
を合わせたあいさつのやりとりからは、温かさが伝わってきます。大きな声
でなくても、ぺこりと頭を下げるだけでもお互いの温もりを感じます。また、
ランニングをしている生徒がピースをしてくれると、「がんばれ、オリンピ
ック目指してね!」等と声をかけたくなります。人生の春真っただ中の生徒
の表情は誰もが美しいのです。夢や希望があるからでしょう。私も今日は、
立川駅まで走って帰り途中でピースをしてみようと思います。たぶん表情は
うつろです。 (7月14日飯田芳男)
Hello校長室470
■私はテストが返却されると先輩たちがそうしたように、問題と答えをきち
んとファイルしました。そして10日間くらいかけて、正解をノートに書い
ていきます。先輩たちがそうしたように。中三の夏休みはその正解を書いた
3年間分のノートを新しいノートに写します。先輩たちがそうしたように。
思えば勉強の仕方を先輩が教えてくれたような気がします。学校生活でつら
いことがあると、ミスタープロ野球長嶋茂雄氏の名言に大笑いし、元気をと
りもどしました。『 Ī live in Tokyo を過去形にしなさい!』長嶋氏
の解答は『 Ī live in Edo 』 先輩たちが教えてくれました。
(7月13日飯田芳男)
Hello校長室469
■新聞の書籍案内に『小学校1・2年生の漢字を使って読めない言葉』が載
っていました。その中で「三和土」が出題されていました。読み方は「たた
き」です。赤土、砂利などに消石灰とにがりを混ぜたもので、土間の床に使
われたのが「たたき」のようですね。今は玄関で靴を脱ぐ場所がたたきと呼
ばれています。そういえば「たたきで靴をトントンするな」と祖母は口を酸
っぱくして言っていました。さて思いがけず「三つの和をなす土の謎がとけ
ました。」かつおやアジのたたきとは違うのですね。
(7月12日飯田芳男)
Hello校長室468
■『昔は雷さえ鳴れば梅雨は明けるに決まっていた』という高齢の女性の言葉
は、夏目漱石の三四郎にあるそうです。11日の読売新聞編集手帳で紹介され
ていました。今年は災害につながった雨が続き何ともやりきれません。明日が
今日より少しでもいい一日になるように願っています。いつもより強く…です。
(7月11日飯田芳男)
Hello校長室467
■江戸末期から続く朝顔市は、今年で71年目になるようですが残念なことに
中止になっています。私が子供のころは、夏休みにアサガオの観察をしたもの
ですが、今では、5月から9月上旬まで花の観察をしているところもあるよう
です。ところでアサガオは、夏に限らず日本の代表的な花です。では、果物な
ら何でしょうか?金田一春彦先生は「りんご」と言っています。日本では「桃」
だとか。似ても似つかないものに例えられることが名誉ということになるよう
です。パイナップルはりんごに似ていないですし、山桃はいちごのようです。
似てなくても堂々とマルがもらえる一例です。 (7月10日飯田芳男)
Hello校長室466
■私が中学生の時、試験監督にどんな先生が来るのか、結構気にかけていま
した。その日の授業の時間割の先生が来るのかと思うと、そうでもなかった
り…誰が来るのかが不思議でした。こんなことを気にしているより『試験に
集中!』に決まっていますが、私には気になる項目でした。今は業界人なの
でカラクリがわかりますが、そんなに重い理由はないようです。ところで、
どのクラスでも、偶然担任の先生が監督に入ることがあります。担任が監督
だと生徒は安心感を抱いて、落ち着いて受験しているような気がします。担
任冥利につきますね。では明日は、どこかのクラスに私がいきましょうか?
(7月9日飯田芳男)
Hello校長室465
■中学に入学して初めての定期考査を迎えたときは、勉強の仕方がわからず
混乱していました。『中1コース』『中1時代』という学習雑誌があって、
テスト対策の記事がありましたが、私にピタリとあてはまる記事は見当たり
ませんでした。中学校生活に慣れてくると勉強イコール暗記だと思い、とに
かく覚えまくりました。今この年になって、朝何を食べたか思い出せません。
中学の時の暗記力はすごかったとうぬぼれています。二中生の皆さん、試験
初日は帰宅後の午後も大切です。私は「ひと眠りして起きたら朝だった!」
という経験を何度やったか。「Get up! It´s seven o´clock」を夢に
みます。 (7月8日飯田芳男)
Hello校長室464
■先日、七夕生まれの娘さんが七夕生まれの方と結婚されたという記事を読み
ました。また、豪雨被害の熊本で、ご主人を一晩探している奥様が報じられて
いました。私は、ハラハラしながら画面を見ていましたが、翌日無事にご主人
と対面できたシーンが映りほっとしました。その後、ラジオを聴いていたら、
安住紳一郎アナが、109歳のおばあちゃんを見舞うお孫さんのメールを読み
あげていました。お孫さんは、おばあちゃんが105歳になった頃、「あなた
はどちら様ですか」と尋ねられてしまったそうです。でも、ふるさとから来た
友人になりきって面会。おばあちゃんが、「また来てくれたね」と話すように
なってくれたのが嬉しいという内容でした。「孫ではなくなってしまったけれ
ど友人になれた」という文を安住アナは、泣きながら読みました。生放送です。
7月7日の雨もいいものです。 (7月7日飯田芳男)
Hello校長室463
■「すべては五分五分」が作家、池波正太郎さんの人生観だそうです。良い
こともそうではないことも、トータルすれば半々と私は解釈させていただき
ました。報道では今日も豪雨の被害を伝えています。被災された方々は目の
前の出来事に対応することで精一杯だと思います。お見舞い申し上げるしか
できないのがもどかしいです。今の私には何ができるか自問自答していなが
ら月曜日を過ごしています。 (7月6日飯田芳男)
Hello校長室462
■熊本・鹿児島の豪雨被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げま
す。今後も被害が大きくならないように祈るばかりです。経験や勘が通用
しにくくなった昨今、私は、常に「想定外」を想定しておかなくてはなら
ないと気を引き締めています。さて二中生の皆さんは、考査前の日曜日で
勉強に追われていることでしょう。「学べる時間」があるのは、しあわせ
なことでもあります。応援しています。 (7月5日飯田芳男)
Hello校長室461
■石英(セキエイ)は、二酸化ケイ素が結晶してできた鉱物で、六角柱状
のきれいな自然結晶をなすことが多いと教科書にありました。中でも自然
結晶で無色透明なものを水晶と言うそうです、右の写真は理科の先生に見
せてもらった水晶の原石です。そして石英がクオーツ、水晶がクリスタル
と呼ぶことも教わりました。昔、水晶は「水精」と呼ばれていたそうです。
パワーストーンは水晶にはじまって水晶に終わると言います。二中生の皆
さん、ぜひ水晶のパワーで期末考査の勉強をがんばってください。
(7月4日飯田芳男)
Hello校長室460
■一昨日の強風で、職員室前の花梨(かりん)の木から実が落ちてしまい
ました。のど飴でおなじみですが、バラ科の植物で本当にのどに効く成分
をもっていると言われています。「カリンポリフェノール」という成分を
ふくんでいるそうです。ピンクの花がつくのが卒業式の頃です。もっと良
く鑑賞してあげたかったです。食べ頃は秋から冬で実が黄色くなるようで
す。少し早く落下した実に、「今日までありがとう」と伝えました。
(7月3日飯田芳男)
Hello校長室459
■国文学者の金田一春彦先生は、『日本の日記帳には天気を記入する欄が
ある』と著書で述べています。天気欄は外国にはあまりないのでしょうか。
金田一先生は、「日本人は昔から天気を気にかける民族だ」と論評してま
した。四季があるから日本人は天気に敏感なのですね。晴れと同じように
雨も大事にするのも国民性だと思います。私が望む天候は、災害がもたら
されないような雨の降り加減で、かつ温暖で、さわやかで、時々雪もまじ
って寒くない心地良い天候です。これこそ究極の「無理なお願い」ですね。
(7月2日飯田芳男)
Hello校長室458
■今年は「うるう年」で366日あります。半分なら183日です。今日
は元日から数えて183日です。ちょうど前半が終了し、明日からは後半
戦です。学校再開後まだひと月です。今年はまさに「禍(わざわい)」の
年です。さて半分といえば今日は『半夏生(はんげしょう)』です。夏至
から数えて11日目にあたる日、もしくはその日から5日間といわれてい
ます。半夏(はんげ)の花が咲くから半夏生という説と半夏生という毒草
が半分だけ白く、まるで「半化粧」に見えるからという説の二つがあるそ
うです。「半夏生の日以降は田植えをしない」という目安があるそうです。
半夏生とは、その年の後半戦に緊張感をもって臨む日かもしれません。私
の個人的見解です。 (7月1日飯田芳男)
Hello校長室457
■『琴線(きんせん)にふれる』という意味は、物事に感動したり共鳴し
やすい心情を、琴の糸が触れて鳴る様子に喩(たと)えた表現です。確か
に琴の音色には心ひかれるものがあります。最近『琴線にふれる』ことを
「怒りをかう」と誤ってとらえる方もいます。それは「逆鱗(げきりん)
にふれる」が的確だと思います。逆鱗って、竜にある1枚だけさかさまの
うろこのことらしいです。ここにふれると竜がおおいに怒るという伝説に
由来します。私もまだまだ修行中です。琴線にふれる日々を大事にします。
(6月30日飯田芳男)
Hello校長室456
■「初めに話しかけてくれた子を忘れないで」名言カレンダー、28日の
言葉です。私が中学1年の時、入学したその日に、最初に話しかけてくれ
た友人の名を今でも覚えています。でも人生でたった一回その年だけです。
入学や初出勤等、初めての日は緊張するものです。「みんなにとけこめる
かな?」という不安を抱くハートは、経験を重ねていくうちに「ぶ厚く」
なっていきます。だからこそ、初めて話しかけてくれた相手を大切にしな
くてはいけませんね。私は、勇気をふりしぼって他人に話しかける時があ
りますが、人に話を聞いてもらって不安が解消する時もあります。ハート
の厚さは誰もが同じなのかもしれません。 (6月29日飯田芳男)
Hello校長室455
■今日は貿易記念日です。1859年の今日、横浜、長崎、函館(箱館)
を開港することを公布したことに由来するそうです。米、英、仏、露。
オランダという5か国限定ですが、鎖国中の江戸幕府にしては英断でした
ね。しかしのちに、安政の大獄につながります。前年の日米修好通商条約
締結から波乱の幕末となります。大老、井伊直弼になった気分で一日を過
ごします。 (6月28日飯田芳男)
Hello校長室454
■ゴッホの『ひまわり』が上野と新宿で公開されると、読売新聞が紹介し
ていました。私は、ゴッホの「最期の手紙」という映画を見忘れていまし
た。「見ておけば良かった」と後悔していました。また、教科書でしか見
たことがない名画なので、ぜひ鑑賞したいと思いながら記事を読みました。
今朝の収穫は、ゴッホのフルネームを知ったことです。『フィンセント・
ファン・ゴッホ』です。ライバルのゴーギャンについても調べてみようと
思います。 (6月27日飯田芳男)
Hello校長室453
■生徒が「ごみを掃除する」と言っていました。別の生徒は「教室を掃除
する」と言いました。「ごみ」をの「を」は対象物を、「教室を」の「を」
は場所を表します。ある日本人が外国で「髪を刈ってください」を『Pl
ease cut my head off』と床屋さんに伝えたそうです。床屋さん
は仰天したそうです。これは床屋さんが「頭を切り落としてくれ」と解釈し
たのではないでしょうか。日本人なら、「頭を刈ってください」と「髪を
切ってください」の意味は同じと理解できます。私は中学の英語の授業で、
先生に「ガラスを最初に割ったのは誰だ?」と聞かれ、アイアム ブレック
ファーストと答えました。ブレックファーストは朝食という意味です。でも
「最初に壊した」という意味で答えました。教室中笑いに包まれました。
しかし英語の先生は「ブレックファーストには飯(めし)だ!という意味」
もあると言ってくれました。英語の先生の、飯だ=飯田のフォローに今も
感謝しています。 (6月26日飯田芳男)
Hello校長室452
■数学の授業を見ていたら、先生が生徒に「分数、苦手な人?」と、なげか
けていました。数名が挙手し、ある生徒は「通分しなくてはいけないから」
と答えました。私も同感です。プラスとマイナスが混じったうえに、通分と
約分が求められる分数はやっかいですね。分数同士のわり算も逆数が登場す
るから慎重に計算しなくてはなりません。とは言っても、私は、加減乗除、
どれも得意なものはないですねえ…。でも今皆さんと、二中で過ごしている
ことを考えると、重ねれば重ねるほどプラスになる足し算が一番好きですね。
努力も思い出も、良き人との出会いも、まだまだ一生足し算です。
(6月25日飯田芳男)
Hello校長室451
■第一生命のサラリーマン川柳ベスト10に『パプリカを 食べないわが子
が踊ってる』という作品がありました。私もパプリカをめったに食べたこと
がありません。なす科のとうがらし属で原産地は中・南米ということをさき
ほど知りました。果重が(←この言葉もさきほど知りました。)100㌘以
下がなんとピーマンと呼ぶそうです。昨年は小学校の運動会ではパプリカが
人気でしたが、確かに「踊るけど食べない」傾向はあったように思います。
サラリーマン氏は目のつけどころが見事でした。第1位は『我が家では最強
スクラム 妻・娘』でした。共感しています。 (6月24日飯田芳男)
Hello校長室450
■例年なら市内の小学校で「ホタル観賞」が開催される頃です。今年は休校
もあり、平家ボタルがとばなかったのでしょう。残念です。ところで、平家
ボタルに対して大きめのホタルは、源氏ボタルと言います。民俗学者の柳田
国男先生は、本来は「験師(げんじ)ボタル」と言ったと著書で述べてます。
昔、民衆にとって崇高の的(まと)であった山伏に例えて、大きなホタルの
見事さをほめて、この名を贈ったそうです。それにつれて小さいホタルは、
しゃれで平家ボタルと言われるようになったとか。チコちゃんに聞いてみた
いところです。今年はプールのヤゴも救出できませんでした。ヤゴはどこに
行ってしまったのでしょうか?それもチコちゃんに聞いてみたいです。
(6月23日飯田芳男)
Hello校長室449
■東京での部分日食は雲が多く観察は難しかったようです。二中生の皆さん
はどうだったでしょうか。さて新しい週がはじまりました。北風(?)が肌
にしみる月曜日になりました。今朝は延期になっていた学級の写真を撮りま
した。カメラマンさんは、生徒に「私が、コアラの‥と言ったら、皆さんは
マーチ」と言ってくださいと提案していました。なるほど、「マーチ」と言
えば、口元がゆるみます。「チーズ!」より斬新(ざんしん)ですね。私の
小・中学校時代の写真は、中指がピンと伸びた「気をつけ!」のポーズばか
りです。「チーズ」なんて言う生徒はいませんでした。おまけに厳しい先生
ばかりで、「しゃべるな!声が写真に入る」と言われ続けました。二中生の
撮影はゆったりと時間が過ぎました。 (6月22日飯田芳男)
Hello校長室448
■今日は夏至です。そして16:00-18:30ごろ部分日食という報道
がありました。私も、目を保護しながら安全に観察したいと思います。晴れ
るといいのですが…。二十四節気の夏至と日食が重なりました。気象予報士
の森田さんは1648年以来、372年ぶりのことだと言っていました。そ
の森田さんが、次回の夏至と日食が重なる日を調べてくれました。次回は、
2802年だそうです。長生きしようと思います。(6月21日飯田芳男)
Hello校長室447
■「beat the eggs」6月18日の読売新聞・町で使える英会話に出てた
文です。『卵を泡立てる』という訳だそうです。mixではないのが「生きた
英語」らしくて嬉しいです。小学校でも英語を学び、中学でも英会話はもち
ろん、二中生の皆さんも「ビートザエッグ」くらいどうってことないと思い
ます。私は高校時代、ビルの片隅から登場したウイッキーさんから逃げまく
った思い出があります。「ヘ~イ ボーイ!」と言われ、逃げた姿が全国に
放映されたのも青春の思い出です。 (6月20日飯田芳男)
Hello校長室446
■たまねぎの鱗片(りんぺん)を顕微鏡で観察すると?思いがけない世界が
広がったようで生徒は満足気にレンズをのぞいていました。準備に手間がか
かりますが、先生としては本物を肉眼で見せたいこだわりがあるのでしょう。
先日の理科の授業では「塩化コバルト紙」が使われていました。水分を吸収
すると赤くなるそうです。ということは雨の日は湿度が高いので、外に持っ
ていくと色がかわりますか?と理科の先生に質問したかったのですが、ちょ
っと勇気がなくやめました。私の顔が赤くなりそうでした。
(6月19日飯田芳男)
Hello校長室445
■イギリスと日本の時差は9時間です。経度0度0分0秒と定義された基準の
子午線は本初子午線と呼ばれています。専門家によれば、0度0分とは言って
も0秒ではないようです。ともあれ経度15度で時差1時間ですから、日本の
位置を、明石市を通る東経135度の子午線を「標準」にして計算してみると
135÷15で9時間の時差が求められます。ところで、明石市は東経135
度の線を通るというのが理由で「子午線の町」と言われています。でも神戸市
西脇市 小野市 丹波市 京都の福知山市も135度の線が通ります。明石市
が有名なのはなぜでしょう?それは、1910年に、明石市が標準時子午線の
標識を立てたからという飯田少年の説が有力です。私が中1の時社会の授業で
答えました。合っているかわかりませんよ~?ちなみに「赤道の色は?」と聞
かれ「赤」と答えた中1時代です。 (6月18日飯田芳男)
Hello校長室444
■オリパラ給食として中国の逸品「油淋鶏」が登場、加えて今日は、市内中学
の生徒が考案した卵ともやしの中華炒めでした。給食時に調理場の栄養士さん
が来校していて生徒の食事の様子を見てくださいました。栄養士さんにとって
は、生徒が「おいしい!」と言ってくれるのが何よりのプレゼントでしょう。
また、6月は食育月間であり、あさって19日は食育の日です。そこで19日
の給食は、「まごは(わ)やさしい」メニューになっているそうです。まめ、
ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いもの7種類です。これらを1回
の食事でひとつは取り入れようという提案が、メニューに反映されているそう
です。成績向上にも良さそうですね。私も中学の頃から、「まごは(わ)やさ
しい」を実行していれば良かったです。 (6月17日飯田芳男)
Hello校長室443
■スパゲッティミートソース、フレンチサラダ、キノコのソテー、甘夏缶とい
う給食でした。1年生は容器にパスタが入っていることに不思議そうでした。
学校全体では、昨日のゆかりご飯には申し訳ないですが、昨日より30食も多
く予約が入っていました。どのメニューも栄養士さん、調理員さんが心を込め
て調理しています。家庭からのお弁当とバランスをとりながら召し上がってく
ださい。ところで、副担任の先生方の給食はそれぞれが配膳室に取りにきてい
ます。小学校とちがうところですね。学校生活が始動し、1年生には不思議な
ことが多く、とまどっていることでしょう。でも大丈夫!誰もが通った道です。
(6月16日飯田芳男)
Hello校長室442
■ゆかりご飯、さんが焼き、ほうれんそうともやしのごまあえ、切り干し大根
と刻み昆布の煮つけ、リンゴ缶が給食のメニューでした。1年生のある学級で
は、予約した給食と持参した昼食の生徒の割合は半々でした。給食はおいしい
ですか?とたずねると、どの生徒も「おいしい」と答えてくれました。野菜の
種類が多いので、給食を喜んでいただいてほしいです。ゆかりご飯は保育園で
も人気があるそうです。商標登録された「ゆかり」は広島市の三島食品がその
名をつけたとも言われています。また、『紫の ひともとゆゑに 武蔵野の
草はみながら あはれとぞ見る』(古今和歌集 読み人知らず)この歌のよう
に 緑(ゆかり)のあるものとして、むらさき草が詠われているところから、
ゆかり(縁)の色は紫色を言うようになったそうです。ですから、紫子さんは
「ゆかりこ」さんとお読みになるそうです。 (6月15日飯田芳男)
Hello校長室441
■子供の頃、夏休みの昼下がり、トマトやスイカにかぶりつき小腹を満たして
いました。数分流しっぱなしの井戸水につけただけですが、トマトやスイカか
ら、じゅうぶん涼しさを味わうことができました。キンキンに冷やすよりも、
ほどよい涼感が、身体にちょうど良かったなとなつかしんでいるこの頃です。
月曜からの学校生活も、緊張しすぎず「ほどよい」準備が、ハートにちょうど
良いと思います。 (6月14日飯田芳男)
Hello校長室440
■さだまさしさんの『♪梅雨のあとさき』という曲の一節を口ずさむ頃になりま
した。そんなことをしているのは私だけだと思います。そして毎年述べているこ
とが、歌詞に登場する『トパーズ色の風』とは何か?です。二中生の皆さんにと
っては、「何の話題?」と言ったところですが、私の世代では、梅雨?と言われ
て連想するものは、かたつむり、あじさい、そしてこの曲です。今日も雨音を聴
きながらトパーズ色について考察してみます。「雨音って言ったら『ショパンの
調べ』ですよ。」という声が職員室の片隅から聞こえてきました。
(6月13日飯田芳男)
Hello校長室439
■今日の読売中高生新聞「ROUTE五七五」コーナーの作品を紹介します。くすっ
と笑える作品です。『オンライン 授業中に 母の怒声』「あるある」と思える
名句です。オンラインではいろいろな音が入ったり、突然家族が映ったり、ハプ
ニングがつきものです。この作者のご家庭ではお母様の声が入ってしまったので
しょう。アナログの時代では想像ができなかったシーンです。でもお母さんの声
くらい許してあげたいですね。さて月曜から通常登校です。こんな句も掲載され
てました。『学校が こんなに楽しみ 異常事態』いかがでしょう?学校再開を
待ちわびた心境ですね。作者は照れくささもあって「異常事態」と表現したので
しょう。いつの時でも学校は楽しみな場所であってほしいです。
(6月12日飯田芳男)
Hello校長室438
■関東地方が梅雨入りとなりました。昨年は6月7日のような気がします。気が
します‥というのも去年の手帳のメモだからです。気象庁の活字から引用したわ
けでもありません。私がメモをするのは、春一番、梅雨入り、大雪、木枯し1号
です。時々、雹(ひょう)が降ったとか、38℃になったとかメモをしています。
メモをする意味はないですが、「去年の今日は大雪かあ」「春一番が吹かない年
だったあ」と思いにふけるだけの遊びは、高貴な味わいです。私は、物を購入し
た日をメモするクセがあって、家族からひんしゅくをかっています。ひんしゅく
のついでに言うと、中学の時は、先生の話を聞きながらノートをとるのが苦手で
したね。ただ、書くことは大事だなと思います。書いて覚え、でも、書いて忘れ、
また思い出し‥。つい忘れてしまうこともありますね。ですが、人生は忘れる事
のほうが大事です。 (6月11日飯田芳男)
Hello校長室437
■私は絵画やデザインが苦手で…と言っても苦手なものばかりですが、模写する
ことも不得手です。美術室にはモデルの顔が並んでいます。表情が白ということ
がデッサンの練習には大事なことなのだそうです。目の書き方も影のつけかたも
丁寧に練習する必要があるようです。授業や部活の準備としても「先生が描いて
みせる」ということが必要なんですね。二中の「美の巨人たち」はセンスをみが
き、作品を世界に発信することでしょう。私は恥はかいても、絵を描くことはあ
りません。鑑賞に専念しています。 (6月10日飯田芳男)
Hello校長室436
■私は4年間ほど、小学生が学ぶ立川市科学センターのセンター長を担当してい
ました。指導員の先生方がトップレベルの専門家でしたのでとても勉強になりま
した。プラネタリウムやイカの解剖、残堀川のガサガサ体験等、教わった指導の
ポイントは今も役に立っています。きっと二中生の中にもセンター員の経験があ
る生徒もいることでしょう。センターは「ぶっかせいち」すべての講座がそろっ
ていました。物理・化学・生物・地学で「ぶっかせいち」、どれも大事な学問で
す。ある先生が「飯田先生、今どきの先生の中には、物理を学ばないで教師をや
ってるんだから困ったもんだー。」と嘆(なげ)いておりました。「そうですね
~。」と、私は小さな声で返事をしました。物理を学ばないで高校を卒業したの
は、なんと私です。物理学は苦手です~! (6月9日飯田芳男)
Hello校長室435
■花壇がにぎやかになりました。PTAのご担当者の皆さま、関係の皆さまの
おかげです。生徒も教職員も目をとめていました。花を愛(め)でるのは心地
良いことですね。そんな機会をいただき幸せです。さて好天に恵まれた月曜日、
グランドではクラウチングスタートによる、短距離走が行われていました。ク
ラウチングとは、「かがむ」という意味です。反対語はスタンディングスター
トです。体育実技指導書によれば、クラウチングスタートは利き足が前にくる
そうです。スタンディングスタートは利き足が後ろにくるのが一般的だそうで
す。もちろん生徒の実態に応じて、実際は「やりやすいほうで」ということで
しょう。私は常に利き足が後ろです。もし私が中学の時、このことを知ってい
れば今頃、クラウチングスタートの第一人者として短距離業界の大御所として
君臨していたかもしれません。早速、クラウチングで人生をやり直します。
(6月8日飯田芳男)
Hello校長室434
■『イチジク、にんじん、さんしょにしいたけ、ごぼうに、ろーま』~山口県
下関に伝わる数え歌を読売新聞が紹介していました。(5日夕刊)ロウマ菊と
よばれたこの野菜は「春菊」のことだそうです。地中海原産でシルクロードを
経て伝わったらしいですから、下関あたりではそのまま「ろーま」と呼ばれて
食されていたのでしょう。興味深い数え歌です。私の子供時代は、「いちにい
さんまのしいたけ れっこん ぽっこん…」と歌っていました。何という歌で
しょう!? 恥ずかしいです!誰にでもふり返りたくない過去があるものです。
(6月7日飯田芳男)
Hello校長室433
■今日は「いけばなの日」です。習い事は6歳の6月6日に始めると良いと言わ
れているからでしょうか。今年の1月にできた新しい記念日です。私はいけばな
はやりませんが、副校長時代に、体育館の壇上に飾る花を生けた経験があります。
発注するのを忘れたのです。花屋のご主人は当日用事があって花瓶に生ける時間
がないとのことでした。当日の朝、とりあえず花を受け取り、私が壇上の花瓶に
生けました。…というより入れました。テキストはご主人から渡された写真です。
とりあえず必死に花を入れました。保護者は私を花屋さんだと思ったと思います。
花屋のご主人は、開式30分前に到着、私の作品を大胆に修正していきました。
6歳の6月6日に、のほほんと過ごしたツケは、人生の随所に発揮されています。
(6月6日飯田芳男)
Hello校長室432
■名言カレンダーに『雨の日はラッキーな日』とありました。雨の日は1年のうち
で晴れの日より少ないからラッキーというのが理由のようです。前向きな考え方が
できるのは素晴しいですね。災害をまねくような雨は嫌ですが、たまに降る雨なら
受け入れなくていけないのですね。でも、私はなぜか人生の大事な日が雨ばかりの
ような気がします。私は小学校、中学、高校、大学と、入学式はすべて大雨です。
傘をさしている4枚の写真は感動的です。さて東京もまもなく梅雨入りでしょうか。
二中の花壇を整備してくださる皆さんのために、せめて土日は晴れてほしいです。
(6月5日飯田芳男)
Hello校長室431
■暑くなりました。衣替えが年々早くなってきた昨今です。6月1日は「衣替え」
と杓子定規に言っていた頃がなつかしいです。衣替えは旧暦の4月1日に行われた
そうです。『いづれのおん時にか 女御・更衣あまたさぶらひ(い)たまひ(い)
ける中に…』というように、源氏物語には天皇の衣替えを担当する女官が登場しま
す。貴族文化を学びながら宮中の様子を思い浮かべるのもいいですね。おととい、
2年生の社会科の授業で出てきたシーンでもあります。古き歴史を訪ねながら、今
を見つめることは、『いとおかし』です。 (6月4日飯田芳男)
Hello校長室430
■家庭科の課題であった料理のレシピは力作、名作が目白押しでした。どのレシピ
からもおいしさと真心が伝わってきました。提出してくださりありがとうございま
ました。そのメニューは、二中生の皆さんの日常に花を添える食事になることでし
ょう。私は得意のレシピは持ち合わせませんが、両親に叱られて、泣きながら食べ
たカレーライスがつい食べたくなり作っています。食事は食材以外の要因でも心に
残る味になるようです。時々『理想の生活レシピ』を手に入れたいと思っています。
(6月3日飯田芳男)
Hello校長室429
■紫陽花がきれいに咲いているところが増えました。紫陽花は前年にハサミを入れ
ると翌年は花が小さくなります。黙って手を出さないと枝も花も大きくなります。
この「黙って見ている」というのが難しいのです。人とのかかわり方も同じですね。
適度な距離が大切です。さてソーシャルディスタンスに努めているのが教室です。
人数が限られていて寂しいですが、同じ空間で学びあうというのはいいものだなあ
と感じました。教室での心の通い合いは意外と目に見えるものです。生徒の変容を
先生が、すぐ「わかってあげられる」のもいいですね。二中生の皆さんが大きく育
ってくれることが私の願いです。 (6月2日飯田芳男)
Hello校長室428
■私の検温生活も3か月目になります。おでこにピッとあてる体温計が学校にあり
ます。どうして測れるのでしょうか。文科系の私には説明がつきません。この体温
計は食品の温度も測れるようです。さらに不思議です。なんとか解明したいです。
さて今日から学校が再開されました。昼頃登校のグループも、校門にいる私に笑顔
で「おはようございます」と言ってくれました。ちょっと芸能界みたいです。私も
「おはよう」と返しました。分散登校というかたちですが、学校には、にぎわいが
もどりました。生徒の下校時生徒の後姿を見て、私は「明日もがんばろう!」と、
決意を新たにしました。そして、あの体温計を心にピッとあてました。かなり熱く
なっていました。 (6月1日飯田芳男)
Hello校長室427
■古風に言えば、今日は5月の晦日(つごもり)です。元日から数えて151日と
なりました。このうち学校休業日が6割になろうとは、年の初めには予想もつきま
せんでした。しかし、明日からいよいよ再開です。今、元巨人軍監督長嶋茂雄さん
と同じ気持ちです。『いつもずっと思っていることは現実になっていきます。良い
ことを常に思っていましょう。ー長嶋茂雄名言集より』 (5月31日飯田芳男)
Hello校長室426
■今年も「関東地方環境美化運動の日」がやってきました。530にちなみ、通称
「ゴミゼロ」の日です。各地のごみの日と混同されがちですが、元祖ゴミゼロの日
です。私が以前中央区に勤めていた時、ごみゼロ運動の一環で学区だった日本銀行
周辺の道路を児童と空き缶等を集めた思い出があります。思い出と言えば当時日本
橋の橋洗いにも参加し、地域の方々と道路をタワシでゴシゴシこすったこともあり
ました。得難い経験です。私は、一応?ごみ減量を一年中心がけています。でも、
なかなか成果がでません。今日から、…数百回目の決意ですが…心を新たに取り組
みます。 (5月30日飯田芳男)
Hello校長室425
■医療従事者の方々への感謝をこめ、ブルーインパルスが大空を駆けたとのことで
す。私もコロナ禍に立ち向かう方々に、心から感謝している次第です。さて、月曜
日から学校は再開です。学校がいつもの日常に回復するよう尽力します。今日29
日の花は野ばらです。花言葉は「新たな旅立ち」です。野ばらを探しながら退勤し
ようと思いますが、花より団子、空腹時は食べ物が浮かんできます。金曜日です!
カレーのお宅もあるのでしょう?中学の頃、カレーにしょうゆをかけていた父が恥
ずかしかったです。 (5月29日飯田芳男)