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日誌
校長室から
Hello校長室324
■今日は昨日より寒く感じます。全国の校長先生が大好きな「三寒四温を繰り返して
春が来る」という言葉通りの日となりました。三日ほど寒さが続きそのあとで、四日
ほど暖かい日が続く春先の気候の様子を指す言葉ですね。ただ使い方としては元々、
中国北東部、朝鮮半島北部の気候を示す言葉だったそうです。でも日本では1~2月
に使うのがふさわしいという説が有力です。さて今日は18日、あっという間に2月
も半ばを過ぎました。しかし子供が「もう2月が半分以上過ぎたね」なんて言いませ
んね。まして乳幼児が「1月行く、2月逃げる、3月去る」なんて言いません。生き
ることに一生懸命だからです。私?この言葉、連発してます。
(2月18日飯田芳男)
Hello校長室323
■生徒会朝礼がありました。いつものように放送委員が、体育館後方からマイク音量
のチェックを行っています。右の写真では、赤い矢印を顔の前に置き「音量下げて」
という指示をしています。OKの時は「◎」の表示板を掲げています。陰になって働
く人がいるので晴れの舞台が整います。ありがとうございます。ところで、左の写真
の大きな目玉のような機械が、体育館のエアコンです。『ぐっぴーバズーカー』とい
います。9機設置されました。二中の仲間入りです。暑いとき、寒いとき、二中生の
ようにしっかり働き、誰からも愛されるエアコンでいることを期待します。
(2月17日飯田芳男)
Hello校長室322
■正月休みに教え子の応援に全国高校サッカーの会場に行きました。どちらも優劣を
つけらない好ゲームでした。勝敗はPK方式での決着となりました。4番目の選手ま
でで4対3です。後攻の選手が決めれば5対4で決着です。ところが勝利目前の5番
手はゴールを外しました。6番手は両チームが決めて5対5です。7番目の選手は先
攻が外しました。後攻はゴールキーパーがキッカーです。スタンドは静まり返りまし
た。見事ゴールが決まりました。両チームが号泣しています。数分後両チームが並ん
でスタンドにあいさつに来ました。応援席でも涙をこぼす人が目立ちました。負けた
ら終わりの世界でこれだけ力をだした経験は、誰もが一生忘れないだろうなと思いま
した。私は時々、自分がなまけそうになると、あのシーンを思い出しています。
(2月16日飯田芳男)
Hello校長室321
■今日は株式会社国立音楽院が制定した「次に行こうの日」です。「つ〈2〉ぎにい
〈1〉こう〈5〉」私が大好きな強引な語呂あわせです。1月5日は果物のイチゴの
日ではなく、「15歳を応援する日」だそうです。果物のイチゴに関する記念日は、
どうやらなさそうです。今は一年中おいしいイチゴをいただくことができます。私が
小学生の頃は5月頃が旬でした。それも値段が高いものでしたので、我が家は、少量
のイチゴに牛乳と砂糖をかけ、イチゴつぶしスプーンでつぶして食べました。今はあ
りえません。麦茶に砂糖を入れていた我が家でした。お恥ずかしい話です。では「次
に行きましょう!」 (2月15日飯田芳男)
Hello校長室320
■暖かくなりました。いよいよ全国の校長先生が大好きな、嵐雪の句が登場
する時期になりました。『梅一輪一輪ほどのあたたかさ』という句です。こ
の「ウメ」の読み方は、私が小学校のゲストティチャーで招いた金田一春彦
先生は、「ンメ」と発音するのが正しいと述べていました。でもこの頃(平
成11年頃)はウメと発音する人が増えたと言ってました。金田一春彦先生
は、この傾向は歓迎すべき変化だと著書でも述べています。さて今日本校の
先生が生徒に「あと十分ね」と声かけをしました。「あとじゅっぷん」とい
う文字通りの発音です。ふと私は、「じっぷん」と言うべきだろうと思いま
したが打ち消しました。こだわりません。時はながれていますから。
(2月14日飯田芳男)
Hello校長室319
■日本で誰もが一斉に「苗字」をつけるようになったのは、明治八年2月13日
です。金田一春彦先生によれば、多くの庶民が、その土地の物知りや、庄屋さん
に駆け込んで苗字をつけてもらったそうです。庄屋さんも、そうそう良い苗字が
思いつかず、「松があるから松木さん、川の前だから前川さん」ということもあ
ったというエピソードが「ことばの歳時記」にありました。私は飯田ですから、
その論法でいくと、田んぼの近くに住んでいたからかもしれません。でもまあ、
使い込んだ苗字ですから一応?愛着はあります。ところで、私は出席簿順がいつ
も上位でした。時には1番でした。しかし小学校1年の時40人中35番でした。
五十音順なのに。私の名前が「はんだ」と読まれたという衝撃的な理由からでし
た。5月頃、誰も気づかぬうちに1番に変更になりました。のどかな時代でした。
(2月13日飯田芳男)
Hello校長室318
■読売新聞こどもの詩に、中1女子の「冬の朝」という詩が掲載されていました。
紹介します。『部活の朝練があるから 朝早くに家を出る 友達と合流して
くっつき合って歩いてく 白い息をいっぱい出して 毎朝大笑いしている
そんな時間が一番好きだ』という内容です。「そんな時間が一番好きだ」のところ
が輝いてますね。私も中学の時は友達と談笑するのが至福の時でした。この詩を
かみしめるように読んで、中学校生活をやり直したいと思いました。ところで、
中学時代は、友人との待ち合わせで「アポを取る」なんて誰もしなかったのを思
い出しました。詩にあるように、友達とタイミングよく合流していたのが常でし
た。また、会いたい時は家の前で「い い だ クン!」等と吠えまくっていま
した。呼べば必ず友人が出ててきます。いないなんてあり得ませんでした。そう
いえば、そのころ私の父はこう言ってました。「子供に予定はない!」と。
(2月12日飯田芳男)
Hello校長室317
■時々、NHK教育テレビを見ます。3チャンネル見た?等と言っていたら近頃
Eテレと呼ばれています。2011年、平成23年にEテレがチャンネル名に採
用されています。私が子どもの時、「明るいなかま」は、道徳の時間の人気番組
でした。今笑点の座布団運びで人気の山田隆夫さんが出演していました。番組を
見て道徳的価値を学んだかは別にして(?)、今も覚えているのでいい番組だっ
たと思います。祝日はテレビ番組が平日バージョンのことが多く新鮮です。今日
は建国記念の日です。祝日の意義も学び直そうかなと思います。
(2月11日飯田芳男)
Hello校長室316
■私が私立高校入試の日は大雪でした。電車はノロノロでした。3時間も前に家
を出ましたがぎりぎりの到着でした。40年以上前のことです。遅刻しても試験
は普通にはじまりました。遅れても受けられましたが、試験開始時刻の繰り下げ
などない時代でした。親が送ってくれるわけでもないですから会場に行くまでが
闘いでした。入試に無関心な両親が「雪がひどいから明日にすれば」と言ってま
した。こんな両親で救われました。プレッシャーはありません。試験の出来は良
くなかったです。しかし握りしめた受験票、番号は「222」 落ちないことを
確信しました。数奇な運命はここから始まったのです。(2月10日飯田芳男)
Hello校長室315
■毎年のことですが、市民体育大会の閉会式で「立川市民歌」を歌います。私は
歌詞カードを見て歌いますが、諸先輩は大きな声で歌詞を見ずに歌います。この
頃、小中学校で指導していませんが、皆さんどこで習得されたのでしょう。明る
いメロディーの歌です。その歌詞で立川が「大立川」と歌われています。そうい
えば、八小の校歌には、「大砂川」という歌詞があります。郷土への愛着が歌詞
に表れています。砂川七番の駅に、ウド農家の切り絵が掲げられています。思わ
ず足をとめました。今宵満月も郷土を照らすことでしょう。(2月9日飯田芳男)
Hello校長室314
■今日は2(ツー)と8(バキー)の語呂合わせで椿(つばき)の日だそうです。
毎回述べますが、この強引な語呂合わせが好きです。長崎の五島列島は椿の自生
が大島と並んで多いそうです。「きへんに春でつばき」こちらはロマンある漢字
のへんとつくりです。「春」で構成される漢字はたくさんあります。調べてみた
いと思います。さて、週末です。勉強や部活に忙しいとは思いますが心と身体を
休めてほしいです。週末は「カレーライス」というお宅は結構あります。我が家
がそうなんです。 (2月8日飯田芳男)
Hello校長室313
■読売新聞1月7日の17ページは、出版社の全面広告でした。「いじわるばあ
さん」が物申す広告でした。漫画家の長谷川町子さんにはサザエさんだけでなく
いじわるばさんやエプロンおばさんという四コマ漫画の代表作があります。両作
品のおば様は、弱い者の味方で、日常のもめ事をユーモアをまじえて解決してく
れます。この日の広告では、いいじわるばさんが、三つの言葉を言っています。
『ヤなことは見えない』『メンドーなことは話さない』『ツゴウのわるいことは
聞こえない』と言っています。どうやらそれが長寿の秘訣というのが広告の意図
だと私は解釈しました。私は時々、この三つの言葉通りの一日を過ごしています。
(2月7日飯田芳男)
Hello校長室312
■新潟に雪マークがついていました。災害にならない程度に雪が降ってほしいと
思っています。夏の水不足まで影響しますから。さて、今朝は電車内で「ダブル
ダレ」の記事を見ました。「!?」をダブルダレと言うそうです。!は、アマダ
レ、?は、ミミダレです。で、順序は「!?」が一般的ですが、「?!」も間違
いではないそうです。私は疑問に思った後で驚くタイプですから「?!」を多用
しています。!はびっくりマークと言ってましたが、エクスクラメーションとい
うのが本名みたいなものらしいです。この手の記号は実にたくさんあるんですね。
ホントにびっくりです! (2月6日飯田芳男)
Hello校長室311
■2月5日は2と5で「ニコ!」だから「笑顔の日」だそうです。強引な語呂あ
わせが好きです。なかなか笑顔で一日中過ごすのは難しいものです。でも何とか
心がけたいです。笑顔を。先日クラス会で「飯田先生が、一日中笑顔でいるって
大人は大変なんだよって言ってましたけど、今実感してます。」と語った児童が
いました。児童といってもすっかりおじさんです。小学生にそんな夢のないこと
を言ってしまって反省しました。ただ、その子が実感しているなら大人って大変
かもしれません。しかし、二中生の皆さん、大丈夫!怖い顔と笑顔では、笑顔の
ほうが強いんです。 (2月5日飯田芳男)
Hello校長室310
■体育大会の時にしか稼働しない朝礼台は、生徒が談笑する場になります。そして
時には心をむなしくして「悟(さと)りを開く」場所にもなります。今日も三人の
生徒が夕日を眺めています。この後おもむろに夕日に向かって走り始めました。何
かをつかんだのでしょう。いえ、ただ「集合!」の合図があっただけでした。さて
今日は立春です。春が立ちます。民俗学者の柳田国男先生は、「立つ」というのは
現れるという意味だと言っています。さらに「一日は、ついたちと読みます。新月
がはじめて現れる日だから、『たつ』と言います。夕立は『龍(りゅう=雷)』が
現れることなんです。」と補足してました。ともあれ二十四節気のスタートは立春
です。いいことがありそうです。 (2月4日飯田芳男)
Hello校長室309
■中学生東京駅伝では本校から8名の選手が参加してくれました。お疲れさまでし
た。2キロを6分~7分位で駆け抜けるのですから見事です。50自治体の選手の
誰もが完走したのことも立派です。さてジェイコムさんが実況してくれて、今年も
増田明美さんとお会いしました。私は折り返し地点にいたのですが、周囲は実況中
継をスマホで見ていました。聞けば「ど・ろーかる」というアプリを活用していた
とのことでした。年々便利になるものですね。大会の裏側ではたくさんの方々が働
いています。いい大会でした。選手の皆さん、そしてスタッフの皆さんにも感謝し
ています。 (2月3日飯田芳男)
Hello校長室308
■今日は、第11回中学生東京駅伝大会の応援に行きます。女子は10時、男子は
13時のスタートです。本校から男子が1名、女子が7名参加します。出走者は、
当日のメンバー構成によるようですが、12月から練習に取り組んできた、選手の
皆さんにエールをおくります。女子は30キロ、男子は42,195キロを立川国
際を含めた10校でタスキをつなぎます。ジェイコムチャンネルで9:30から、
生中継するそうです。「2並び」のこの日、各選手の健闘を祈ります。
(2月2日飯田芳男)
Hello校長室307
■スキー教室の食事はバイキング形式でした。このバイキングという言葉は私の頭
を混乱させます。和食も洋食も「なんでもあり」を想起してしまうからです。そん
なワクワク感の中、私はおしゃれなカレーを入れる容器「カレーソースポット」の
和風ドレッシングを、カレールーだと思ってしまいました。そこで「ご飯を半分残
し、このカレーをかけよう」と、緻密な計画をたてました。しかしある先生が野菜
にかけたのを見て、ドレッシングだと理解しました。「カレーもあるね」なあんて
つぶやかなくて良かったです。ましてご飯にかけたら、毎年「笑える話」となって
語り継がれたと思います。とにかくホッとしました。でも嵐が過ぎたところでドラ
マが始まりました。フレンチドレッシングにイチゴジャムを投入してしまった先生
が登場したのです。ヨーグルトと勘違いしたと思われます。「見て見ぬふり」をす
るか、あるいは注意をするか私は葛藤しました。「走れメロス」状態です。「すっ
ぱいけどおいしい」と、コメントされたらどうしようかとか「校長先生もどうぞ」
と勧められたらどう答えるか?手に汗をにぎる食事となりました。さて結末は…。
ご想像ください。 (2月1日飯田芳男)
Hello校長室306
■いろいろな部活がありますが、ドッジボール部の紹介がありました。今日の読売
中高生新聞の記事です。昭和女子大学付属中・高のドッジボール部の記事が掲載さ
れていました。ドッジは「かわす」という意味があります。ドッチビーという競技
は意図的に「ドッチ」と表記しているようです。「部活の惑星」シリーズでの掲載
ですがドッジボール部は2回目の掲載です。「遊びじゃない」ドッジボールの記事
は興味深いです。図書室に常備しますから一読してみてください。この新聞は私が
購入し寄贈しています。どうか活用してください。一面トップは「本田翼さん」で
す。電車の中で読むと乗客の視線を感じます。 (1月31日飯田芳男)
Hello校長室305
■くどいようですが、南魚沼と立川の景色がさほど変わりません。写真を見比べ
ると雪不足がわかります。人の思い通りの天候にはなりません。降ってほしい時
の雪や雨も、時には迷惑千万の扱いになります。また、いつも晴れなら良いかと
いうとそうでもありません。天気にさからうわけにはいかないですね。さて明日
は2年生が都内の名所を訪ねる校外学習に出かけます。そこで2年生に、日本に
は上り坂と下り坂ではどちらが多いですか?と質問しました。「上り坂」にやや
手が上がりました。う~~ん、一休さんに聞いてくれればいいのですが…。
(1月30日飯田芳男)
Hello校長室304
■うっすら土が見えるゲレンデです。宿舎前で地元の方が、「雪解けの水が少な
くなりそうで、米作りが心配です」と語っていました。宿舎から見る八海山には
雪がまばらでした。何度も言うようですが六日町は、「これから春です」という
光景でした。その中で懸命にレッスンを受けた1年生は上達を続け、三日目は、
かなり上の方からシュプールを描いていました。私はリフトで上がり、リフトで
降りることを4往復し、乗り方も降りかたも上達しました。係の方もほめてくれ
ました。でも単なるウオーキングのおじさんかと思われたはずです。
(1月29日飯田芳男)
Hello校長室303
■新潟県六日町は、南魚沼という地にあります。コシヒカリの美味しさはじゅう
ぶん知られているところです。今はその水田が、雪におおわれているはずですが、
今年h、多くの水田に雪はないそうです。スキー場周辺の田も、雪はありません。
昨日スキー場にトラックで雪が運ばれてきました。不思議な光景でした。温暖化
は、そこかしこに見られ着実に進んでいます。ともあれ、スキー教室は、最終日
になりました。新潟県にも親しみました。関越自動車道で帰京します。私が小学
生の頃、「東越道」という仮称でした。 (1月28日飯田芳男)
Hello校長室302
■都立の推薦を気にかけながらスキー場にいます。東京の天候も気になりますね。
多くの人と気持ちを寄せ合いながら日々過ぎていきます。誰もがいい一日だった
と思えるのが理想です。どこにいても二中生の身を案じています。ここムイカリ
ゾートスキー場の方々は雪の行方を案じてくれています。ほどほどに雪があるの
でご心配には及びません。縁あって利用するスキー場との出会いで、きっと良い
ことがあると思っています。安全に過ごせるのが一番です。
(1月27日飯田芳男)
Hello校長室301
■スキー移動教室に来ています。関越トンネルを抜ければ、そこは雪国のはずで
すが、そうではありませんでした。湯沢や六日町は水田の水はひたひたで、周囲
は春を待つかのような、雪のない光景です。スキー場の方は、一部の雪はトラッ
クで運んできたそうです。明日も特段、雪の予報は出ていません。むしろ東京の
方が気になりますね。私は日焼けして東京に戻るかもしれません。
(1月26日飯田芳男)
Hello校長室300
■二中生の皆さんも、週末くらいホッとしてくれていると嬉しいですね。気が張
っていると肩がパンパンになっているものです。「肩の力を抜いて~!」と言う
のは理にかなっているのですね。また、人は人間関係の調整にも気を遣うもので
す。私もそうです。「エ~~、校長が…シンジラレナイ」と職員室から声があが
りました。立川が舞台の「凪のおいとま」で、我聞さんが「空気はよむものじゃ
なくて吸って吐くものだ」と言ってました。人は人。深呼吸をしたら、ゆっくり
歩けばいいと思います。 (1月25日飯田芳男)
Hello校長室299
■読売新聞こどもの詩より引用します。4歳児の詩です。クラスで栽培している
パプリカが緑から赤に変わるのを見て『怒っちゃったのかなあー』 名文ですね。
もうひとつ。保育士『トンボさん 駅の方へ行っちゃったね』 男児『トンボさ
んも電車に乗るのかなあ』 こちらもいい表現です。心が洗われるというもので
すね。昨日は二小の授業を拝見。授業の終わりのあいさつの号令は「せ め て」
でした。背筋を伸ばし、目は前、手はひざです。読んだり見たり、学びの場はた
くさんあります。私は二中生の皆さんに学んでいます。(1月24日飯田芳男)
Hello校長室298
■昨日の文字の並びかえの正解は『てんじかい(展示会)』です。展示会という
言葉になじみがあるとすぐに思い浮かぶのでしょう。賢明なる二中生の皆さんは
容易に正解を得られたことと思います。たかがクイズですがされどクイズです。
私は知識不足を嘆いています。と言っても不足しているのは知識だけではありま
せんが…。すべてを「ド忘れ!」で片づけています。しかし思春期に覚えた事柄
は覚えているものです。昨日の朝食は忘れていますから記憶は不思議です。忘れ
るならきれいに忘れればいいのですが、中途半端に覚えているとやっかいです。
ゴディバのチョコをディゴバって言ってしまうとありがたみも半減ですね。さら
にやっかいなのは、亡き母の事例です。母はドーナツ屋さんで品名を迷っていた
ら、業を煮やした店員さんに「お名前を言ってください」と催促されました。す
ると「飯田です!」 母は、偉大です。 (1月23日飯田芳男)
Hello校長室297
■私が乗る通勤電車は「痛勤」電車と呼んでもいいくらい混んでいます。その中
で車内広告を見ています。時々興味深い内容を拝読しています。おとといは、並
びかえてできる言葉はなんでしょう?という問題に遭遇しました。ひとつ目は、
「い」「し」「ま」「し」を並べかえます。電車が動き出した瞬間に即答です。
「ししまい(獅子舞)」です。答えはどこにも表記されていませんでしたが絶対
正解だと思っています。ところがもう一問がわからず苦悩して学校に到着しまし
た。これは興味深いというより「不快」です。しかし、今朝気付きました。これ
ぞ正解と確信しました。では二中生の皆さん、問題です。「か」「て」「い」
「じ」「ん」の五語を並べかえて、普通に口にする言葉はなんでしょうか?私が
正解するまで二泊三日かかった問題です。答えは明日お届けしましょう!!
(1月22日飯田芳男)
Hello校長室296
■大学入試センター試験「国語」で、文中の漢字に相当するものを、各群から選
ぶという出題がありました。文中に、「動的過程をソクシンする」とあります。
促進と思いつかなくては正解に結びつきません。語群は組織のケッソク、距離の
モクソク、動向をホソク、自給ジソク、返事をサイソクでした。カタカナから用
例に応じた漢字をあてるのは難しいです。「促進」のそくは「にんべんがあった
か?なかったか?」私は、これだけで相当悩みます。おまけにこの出題文の最後
に『解答番号は1~5です』とあります。解答欄を探すために注意力も必要です。
この緊張感は「ど忘れ」を招きやすいです。受験生に同情します。今朝電車内の
広告に、カタカナが頭に入らないのは「老い」だということです。私は二中の廊
下を常に悩みながら歩いています。老化現象です。 (1月21日飯田芳男)
Hello校長室295
■1月19日に市役所周辺にて、市民駅伝大会が行われました。この大会に立川
二中教職員チームが出場しました。一人3.2キロを6人で走ります。一般の部は
61チームが参加、市内小学校は3校、市内中学校は本校と六中が出場しました。
沿道には応援の駅伝ファンがびっしり、二中の校長の姿はありません。第一走者
は体育科半谷、かなり上位で戻ってきました。見てませんが。第5走者まで順調
にたすきがわたったそうです。アンカーの副校長先生は、あたりを見回しながら
かなり余裕で、時に歩くそぶりを見せ見事に完走しました。ひとりも繰り上げス
タートをださなかった二中チーム、1時間39分54秒で52位でした。1位は
1時間6分24秒でした。ですから二中も、まずまずですね。ライバル六中は、
16位で1時間26分48秒でした。二中の各選手は、くやしさをバネに、今日
から来年を目指します。 (1月20日飯田芳男)
Hello校長室294
■17日深夜(18日)フジテレビ、ライドオンタイムという番組に卒業生の
ジェシーさんが登場しました。当時の音楽科の清水先生も出演されました。本
校の音楽室をお貸ししたので、私も興味深く拝見しました。期せずして三鷹駅
東京方向で特快を待っていたら看板に遭遇、こちらもじっくりと拝見しました。
清水先生作も「道標(みち)」という曲も良かったです。二中という学び舎か
ら多くの卒業生が巣立ちました。いろいろなかたちで先輩たちが社会の荒波に
もまれながら活躍しています。人生の節目には学び舎を思い浮かべてくださる
と嬉しいです。 (1月19日飯田芳男)
Hello校長室293
■日の出が二日で1分ほど早くなりました。日の入りは毎日1分ずつ遅くなっ
ています。太陽は春を待つ人々の期待に応えています。暦はまもなく大寒です
が、スーパーやコンビニに恵方巻の宣伝がおどっています。商戦は季節を早く
取り込みます。各業界の先を見通す知見は学びたいとおもいます。さて「早く」
というワードに続き「速く」に関する情報提供です。明日は市民駅伝が開かれ
ます。二中教職員チームも参加します。「速く」走り、昨年までの本校の記録
がないので全員が区間新記録です。私は所用で沿道に行きませんが、健康で、
無事に完走することだけを祈ります。選手名は、現在「私は出たくない」とか
「私は最初はいやだ」「アンカーは恥ずかしい」等ともめているため、公表は
レース後にさせていただきます。 (1月18日飯田芳男)
Hello校長室292
■6434人が犠牲になった阪神大震災から25年経ちました。この日午前5
時46分、私はニュース速報で目が覚めました。震度7の報道に驚愕したもの
です。小学校6年の担任を担任していました。児童と募金活動をしました。そ
の子たちも37歳です。そう思えるのも命あってこそです。そしてこの頃、携
帯電話がまだ普及していなかったので情報がテレビ、ラジオからの発信が中心
だったと思います。火災の報道が数日映像でながれていた気がします。あらた
めて亡くなられた方々に哀悼の意を表します。引き続き、二中生の命を守るこ
とに心血を注ぎます。 (1月17日飯田芳男)
Hello校長室291
■暖冬とは言っても手はカサカサになり、くちびるは荒れてしまいます。私は
我が家の洗面台にチューブのスキンクリームを置いています。今年もやってし
まいました。スキンクリームを歯ブラシにつけたのです。そして今日は久々に
歯を磨きました。おそろしい朝が始まりました。二中生の皆さんはどうか真似
をしないでください。しっかりうがいをしたので大丈夫だと思います。おかげ
で口の中にうるおいが感じられます。いえ、そんなことはありません。口の中
は元々うるおっています。ところで、手のカサカサをふせぐスキンクリームは
「桃の花」と言います。現代人はおよそ利用しないと思います。効果はありま
すが、ちょっと恥ずかしいです。祖母の愛用品でした。ある日祖母は「うぐい
すのフンも効きめがあるよ」と教えてくれました。「ふ~ん」と答えただけの
私です。 (1月16日飯田芳男)
Hello校長室290
■今日の読売新聞こどもの詩を紹介します。題は「持ってくるもの」小学校4
年生の男の子の作品です。『あしたは 音楽発表会 連絡ちょうの 持ってく
るものらんに オレは がんばる気持ち と 書いた』ほほえましいですね。
「人生で大事なのは、目標をもつこと」そして、その目標は紙に書くべきもの
だと、昨日クリティカルシンキング講座の大野先生が述べていました。この男
の子も「がんばる気持ち」を連絡帳に書いたのは見事です。私はこの頃「あせ
る気持ち」ばかり持ち合わせていたような気がします。私は今から、がんばる
気持ちを形にして持ち歩こうと思います。 (1月15日飯田芳男)
Hello校長室289
■『蒲団着て寝たる姿や東山』嵐雪の句です。やわらかい線を描いて横たわる
冬の京都・東山を描いた句です。金田一春彦先生は、蒲団(布団)を着るとい
う点に着目して、『江戸の人は、蒲団はかけると表現する』と述べています。
加えて、西日本は「着る」を多用し、帽子をかぶることも「着る」と述べ、さ
らに、英語ではput onかweаrですむのに、東京語は、帽子はかぶる、めがね
はかける、手袋ははめる等使い方がわずらわしいと指摘しています。二中生の
皆さんはどう思われますか。嵐雪は松尾芭蕉のお弟子さんで服部嵐雪と言いま
す。たしか湯島の生まれではないかと思います。しかし、淡路島という説もあ
ります。せっかくですからもっと調べてみようと思います。なんせ、毎年『梅
一輪 一輪ほどの 暖かさ(嵐雪)』しか言ってませんから…。まもなく全国
の校長先生がこの句を引用する時期になります。 (1月14日飯田芳男)
Hello校長室288
■今朝読売新聞を読んでいたら、立川駅南口の『オニ公園』の記事に遭遇しま
した。設計者が立川市役所の職員さんで、当時二十代の方とのことでした。こ
の方が、「完成後に、たくさんの子供たちが遊んでいるのを見て本当にうれし
かった」と述べています。公園ができたのは、1981年だそうです。およそ
40年経過しています。折しも今日は成人の日です。40歳は「ダブル成人式」
というそうです。「私が初めて、二分の一成人式を指導した子たちも40歳か
あ…。」と感慨にふけっています。 (1月13日飯田芳男)
Hello校長室287
■昨日は制服の採寸が行われました。新入生が150名近く来校してくれまし
た。また、関連業務でPTAの役員さんもお時間をさいていただき感謝してお
ります。春が待たれます。この冬は、二中前の木立が葉を落とし、中央線から
チラッと屋上付近を垣間見ることができます。校名の看板を少しずらせばよか
ったかなと思案もしてみました。二中の校舎を確認するためにドアにへばりつ
いています。二中生の皆さん、中央線に乗車したら、0.3秒位の至福の時間を、
どうぞお楽しみください。 (1月12日飯田芳男)
Hello校長室286
■鏡餅をいただく鏡開きの日です。切るとか割るという言葉を使わず、開くと
いう表現をしています。私はよく鏡餅を手で細かくするのを手伝っていました。
中学の頃は、母に六日ごろ細かくするよう命ぜられました。宿題をやっていな
い私と口論になったものです。でも両親が年老いてからは、松の内に率先して
鏡割をしていました。餅を乾かして揚げ餅をするためです。乾いていないとカ
ラッと揚がりません。時々市販されているものをいただきますが、美味しすぎ
て、子どもの頃の懐かしい味に出会うことがありません。いつか私が製作する
揚げ餅を、二中生の皆さんに召し上がっていただきたいです。
(1月11日飯田芳男)
Hello校長室285
■寒い日はふとんから出にくいものです。ところでこのふとんは、PCでは、
布団と蒲団の両方が変換候補です。金田一春彦先生は、昔、ふとんは、ガマの
葉で編んだから「蒲」を当てたそうです。今は布です。また、調べてみて驚い
たのはふとんのとん「団」が、「まるい」を意味するということです。高野山
では当時丸い座布団だったと金田一春彦先生は述べています。以前はふとんに
しろ、ざぶとんにしろ丸かったのですね。二中生の皆さん、丸いふとんを見か
けたら教えてください。私の実家には丸い座布団があります。亡き祖母が愛用
していました。丸いテーブルの脇にあります。人数が増えても丸テーブルなら
安心です。先人の知恵ですね。でもふとんが丸いのは何のメリットがあるので
しょうか?? (1月10日飯田芳男)
Hello校長室284
■今日の名言カレンダーは『素直さも実力のうち』でした。へそまがりの私には
耳の痛い名言です。しかし、まさにおっしゃる通りのお言葉です。先日、自分の
クラス会で、小学校時代の恩師が「自分が成長する瞬間は青春期は一年に一回以
上ある」と熱く語っていました。経験からくるものでしょうが嬉しい話でした。
「飯田君は学級会で意見が言えなかったもんねえ」と付け加えられ私は赤面でし
た。二中生の皆さん、誰もがグーンと伸びるものです。応援していますよ。私の
場合は青春期じゃないので…。(´;ω;`)ウゥゥ (1月9日飯田芳男)
Hello校長室283
■今日の読売新聞の夕刊に、まどみちおさんの「しろ」と題する詩が紹介されて
います。『あかいもの あおいもの くろいもの まる しかく さんかくのも
の でこぼこ すべすべ ざらざらのもの なにができてもいいんだよ』という
詩です。始業式に伝えたかった内容です。学校の一年の計は始業式にあります。
私は、二中生の皆さんに、いつもお説教じみた話をしてしまい反省しています。
私が変われば、皆さんも、もっと伸びますね。学び舎が、いろいろな色に染まる
ことが楽しみです。 (1月8日飯田芳男)
Hello校長室282
■今朝は七草粥をたべました。二中生の皆さんも、春の七草は覚えていると思い
ます。「セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ」
ですね。お粥づくりは、まな板の上でトントンたたく回数まできまっていたとい
う地方もあるようです。読売新聞のコボちゃんのおじいちゃんは、「まな板トン
トン」にこだわっていました。さて私も、これから少しは「旬」の食材を味わい、
季節の移ろいを大切にしながら食事をいただこうと思います。
(1月7日飯田芳男)
Hello校長室281
■今日は「小寒」です。寒の入りです。校庭は3℃です。野球のボールも寒くて
微動だにしません。「寒くて」は私の個人的見解です。今朝は初出勤の人が多く
見受けられました。私はいつもの電車でしたが空いていました。いつもの電車に
乗るいつもの人が、初出勤にめげてしまったようです。いえあくまでも私の独自
の見解です。でも、世の中には、連日身を粉にしてお仕事にあたっている人もた
くさんいらっしゃいます。私も気持ちを切り替え、広い視点で物事を考えるよう
にします。今朝も一番乗りで出勤したはずですが、すでに副校長先生が平然と仕
事をしていました。私も今、平然と仕事をしています。しかし、誰も校長室に来
ないけど…ひょっとして平然ではなく、憮然かな?いえ個人的見解です。
(1月6日飯田芳男)
Hello校長室280
■さて三が日が過ぎ、身だしなみの一環として、先ず爪(つめ)を切ろうとしま
したが、亡き祖母の「7日を過ぎるまで爪をきってはいけない」という「おふれ」
を思い出し、延期しました。私は子供時代、自分の部屋にその「おふれ」を掲示
していました。祖母はお年玉を提供してくれる有力なスポンサーです。忠実に従
いました。母の解説は、「昔は病院が松の内はやってないので、深爪したり指を
切る心配があったから、子どもたちへの注意喚起だった。」とのこと。まあ先人
の知恵というたぐいですね。でも驚いたことに、私が中学の時に書いた「おふれ」
の写真が実家から出てきてしまいました。『七日を過ぎるまで瓜を切らない』と
いう文字がくっきり登場してます。一気に親戚・家族から私の漢字力にブーイン
グです(笑)…瓜(うり)にツメあり!つめにツメなし!
(1月5日飯田芳男)
Hello校長室279
■乗客がまばらな電車に乗りました。私は立っています。私ふだんから空いてい
てもほぼ座りません。二中生の皆さんは「健康のためか?」と察してくれますね。
いえ真相は「不健康だから…」です。座ると立つのが大変だからです。それはさ
ておき、ドアにもたれかかりボーっとしていたら、キャスター付きスーツケース
が車内を行ったり来たりしていました。AIによる自動運転?と思えなくもない
ですが。20秒ほどで、さまよっていたスーツケースは、居眠りしていた持ち主
の前にもどりました。スーツケースは、しばしの自由行動を楽しんでいたのです
ね。ところで我が家のベランダからいなくなった亀は、もう3年位もどってきま
せん。永過ぎる自由行動です。 (1月4日飯田芳男)
Hello校長室278
■中川ひろたかさん作曲の「にじ」という曲がCMで流れています。♪庭のシャ
ベルが 一日濡れて 雨があがって くしゃみをひとつ 雲が流れて 光がさし
て 見上げてみれば ラララ 虹が虹が 空にかかって 君の君の気分も晴れて
きっと明日はいい天気♪つるの剛士さんも歌っていますが、幼稚園や保育園また
は、小学校の思い出を胸に、二中生の皆さんにもお似合いの歌詞です。八小の学
週発表会で歌った面々も受験勉強に忙しい頃かもしれません。雨の日も曇りの日
もありますが雲の上には太陽が輝いているものですね。 (1月3日飯田芳男)
Hello校長室277
■友人宅を訪れていただくお雑煮は、家々で違って二つと同じ味はありませんで
した。我が家は椎茸と鳥肉でだしをとるおすまし風です。餅はゆでておきます。
私の実家では、里芋が必ず入る醤油味のつゆで、餅は焼いてから投入(?)しま
すから、こげ目がちょっと恥ずかしいです。函館であずき入りの丸餅入りお雑煮
をいただきました。どうみてもお汁粉ですが「郷に入っては郷に従え」のごとく、
完食してきました。他にも、白みそや赤みその汁でいただいた事もありました。
福島県の会津のはずれで「こづゆ」をいただきました。これにはお餅が入ってい
ませんでした。いろいろな食文化を考えさせるお雑煮は趣のある一品です。以前
「おせちもいいけどカレーもね」というCMが流行りました。ウ~ン私は、三が
日はお雑煮を楽しんでいます。 (1月2日飯田芳男)
Hello校長室276
■多摩モノレールで通っていた時は、日の出や夕暮れのダイヤモンド富士に癒さ
れていました。今日は雲が多いながらも太陽が顔を出してくれました。二中生の
皆さんにとって、いい一年になってくれることを願いました。さて、三が日は独
特の雰囲気があります。それぞれの家で独自の過ごし方があることでしょう。私
は祖母、両親からお年玉をもらうのが楽しみでした。一年間をまかなう、きわめ
て有力な資金源(?)です。貴重です。お年玉をもらうときの祖母の名言は今も
忘れられません。「つうしんぼと卒業証書とお年玉は両手でもらうものだ」
(1月1日飯田芳男)
Hello校長室275
■今日の月齢は4.9、日の出は6:50、日の入りは16:37です。そして通算の日数
をしめす「通日」はなんと365です。読売新聞には、小林一茶の『うつくしや
年暮れきりし 夜の空』が紹介されていました。昔と違って年末らしくないとは
言っても、大晦日は独特の一日だと思います。二中生の皆さんも、あと10年も
すれば「子どもの頃の年末の風情は良かった」なあんて、つぶやいていることで
しょう。さて、同じく読売新聞子どもの詩欄にも、今年をしめくくる作品が載っ
ていました。『鈴虫』という詩が良かったです。『ママ ママ 月の音!』これ
は2歳の子の作品です。鈴虫の鳴き声は月の音!負けました。明日からも私の心
の修行が続きます。 (12月31日飯田芳男)