日誌

校長室から

Hello校長室606


■ポインセチアの出荷が最盛期という記事を読みました。クリスマ
スに花を添えるポインセチアです。記事は、国分寺の園芸屋さんを
紹介していました。シクラメンは瑞穂町が有名です。ツリーに使わ
れるモミの木やゴールドクレストは、立川の植木屋さんも力を入れ
ています。多摩産は身近にたくさんあります。ブロッコリーの収穫
は立川がチャンピオンだとか。私は、立川に勤務し始めた頃うどん
屋さんに「ウド」をいただきに行きました。「ウッド(ソ)―」と
言われそうです。寒くなりましたね。 (11月28日飯田芳男)

Hello校長室605


■20年位前まで、土曜日は、半日仕事や学校で、午後が休みでし
た。そして土曜はなぜか「半ドン」と呼ばれていました。半分ドン
タクの略語だと言われています。オランダ語でドンタクは、日曜や
休日という意味です。博多どんたくという祭りも似たような意味だ
と言われています。スペイン語だと日曜や休日はドミンゴです。
「半ドミ」より「半ドン」のほうが語呂がいいですね。二中生の皆
さんは忙しくて半ドンどころではないでしょうが、週末はゆっくり
休養できるといいですね。ところで、私はもうとっくに育ち盛りで
はないので、ご飯は半ドンです。   (11月27日飯田芳男)

Hello校長室604


■給食のジャージャーメンはとても予約が多いです。人気メニュー
の一つです。846キロカロリーです。私にはボリュームがあり過
ぎですがつい完食してしまいました。ジャージャーメンは中国が発
祥のようですが盛岡も有名のようです。盛岡じゃじゃ面は、盛岡三
大麺で有名です。わんこそば、冷麺と合わせ今や名物郷土料理にな
っています。なぜ盛岡?なのでしょう。また課題が増えました。何
とか調べてみようと思います。今日は答えられず、二中生の皆さん、
ごメン!               (11月26日飯田芳男)

Hello校長室603


■昨日も多少雨が降っていましたが久々の雨の朝です。雨での登校は
大変ですが、生徒は地域の方と元気にあいさつをかわしていました。
おまけに、生徒の傘がカラフルで、ながめていたら楽しくなりました。
先日は授業をみていて、ペンケースにもいろいろな種類があるなあと
つい見とれてしまいました。もう筆箱と言う人は私だけでしょうか!
ついでに、この頃はストローの形状も進化したことも挙げたいです。
曲がるストローやタピオカが食べられるストロー等、多彩多種です。
時代はながれています。昭和は遠くなりましたね。ストローに関して
は、今日新聞で名言を発見しました。「このストロー、ひざがある」
すてきなセンス!3歳児でした。   (11月25日飯田芳男)

Hello校長室602


■この時期らしい寒さで週が明けました。私は今日、時々月曜日と勘
違いしながら過ごしています。月曜が休日の時、火曜を月曜と勘違い
することって私はありがちです。先日「高校あるある」をネタにする
芸人さんをテレビで拝見しました。学校生活のよくある題材を、実に
おもしろく演じていました。先日のネタは、プリントが配られた直後、
生徒が「折っていいですか」とたずねるシーンでした。子供のころの
私とだぶり、電車の中でも思い出してしまい、クスリと笑ってしまい
ました。健康には、笑うことが一番のクスリかもしれません。
                   (11月24日飯田芳男)

Hello校長室601


■勤労感謝の日です。小学校では、前日までに家族や教職員に向けて
作文を書かせていました。児童それぞれが、周囲の大人に感謝する文
をしたためてくれました。ちょっと「感謝を強いてしまったかな」と
今でも反省しています。今日は、働いてくださる多くの方々に心から
感謝している次第です。食べ物?自然界すべて?建物?電気?水?
実に感謝する対象がありすぎということは、自分一人の生活ではない
ということなのですね。        (11月23日飯田芳男)

Hello校長室600


■今日は二十四節気の小雪(しょうせつ)です。この時期は、雪が積
もるほど降らないけれど、「雪が降る頃」という意味合いで名付けた
のは見事です。先人は偉大です。北国は冬仕度をいそがなくてはなり
ません。東京も農家の方々はとりわけ冬に備える頃でしょうか。とは
言っても季節の移ろいは味わいたいものです。厳しい冬を迎える方々
には申し訳ないですが、季節の移ろいを少しは楽しみたいものです。
私の独断ですが、先人は季節の変化にせっかちだったのかなと思いま
す。でもそれだけ、快適な暮らしと共に、常に収穫を求めて、前向き
に生きたからだと推察しています。   (11月22日飯田芳男)

Hello校長室599


■今日は世界テレビ・デーです。1996年に国連総会で宣言された
国際デーです。世界にはいまだにテレビからの情報が得られない地域
があるとか。私はちょっと驚きました。世界全体を眺める視点を毎日
忘れないようにします。太陽は世界を平等に照らします。見習いたい
です。                (11月21日飯田芳男)

Hello校長室598


■19日の読売新聞の夕刊を見ていたら、シネマ通り商店街のことが
紹介されていました。立川キネマという映画館は立川で最初に開業し
た映画館らしいです。私はいつも「どこにあったのかなあ」と思いな
がら通り過ぎています。二中学区の奥の深さは随所にあります。それ
を探すのも楽しいものです。「町(街)歩き部」ができたら喜んで顧
問になりますよ。あっ 部員がいないかな??(11月20飯田芳男)

Hello校長室597


■11:30の気温が23度でした。今日は小春ではなく小夏です。
また、南風が強く用務主事は、落ち葉掃きに追われていました。もう
しばらく落ち葉掃きに時間がとられそうです。秋を彩った仲間の柿も
枝に最後の一個が残る頃となりました。最後の一個は鳥のために残す
のが不文律なんですね。では葉の最後、「最後の一葉」は誰のために
残るのでしょうか。短編小説の名手、アメリカの作家オー・ヘンリー
は、作品の中で、最後の一葉をドラマチックにつづっています。さて
校庭では、強風の中美しく待っている葉や、しっかりと枝から離れな
い葉の様子が見られます。でも私の文章力では小説になりえません。
                  (11月19日飯田芳男)

Hello校長室596


■小春日和(こはるびより)という言葉は、一般的に秋の終わりから
冬の初めころの、穏やかで暖かな気候を指しています。つい春先にも
使いたいですが、まさに今が『旬(しゅん)』の言葉だと思います。
ところで言葉といえば、中学の時、親とへ理屈の応酬をしていたこと
を思い出しました。母が「お湯を沸かして」と言おうものなら「水を
沸かしてでしょう!」とヘ理屈をこねていました。しかし母親も常に
応戦してきました。私が「今日、野球で外野フライを打った」と言っ
たら「外野フライは結果であって、外野にボールを打ちました。フラ
イになりましたが正解!」と言い返されたことがありました。あの頃、
母と私の間には、連日木枯らしが吹いていました。
                   (11月18日飯田芳男)

Hello校長室595


■小春日和が数日続くのは珍しいなと思っています。定期考査の時
は、かえって天気が良すぎると気になってしかたがないという人も
いると思います。でも明日はいよいよ三日目です。応援しています。
先日私が中3の時の参考書が出てきました。おそらく中3の春に購
入したのが「すみずみまでわかる中学数学」 夏ごろ購入したのが
「予習に最適3年生の数学」 秋ごろ買ったのは「まだ間に合う中
学数学」その後は「直前数学これだけは」「ポケット数学直前対策」
おはずかしい話ですが、ぶ厚い参考書でスタートした受験生活も、
最後はポケットに入る参考書が手あかにまみれていました。どうか
二中生の皆さんは計画的に学習を進めてくださいね。
                   (11月17日飯田芳男)

Hello校長室594


■今朝は中央線が止まっていましたので、ふだん利用しない南武線
に乗ってきました。何かで読んだのですが南武線に「東立川駅」が
あったとか。急カーブのところに「今も面影がある」と聞いていま
した。立川駅に近過ぎるなあという場所でした。振り替え輸送で思
わぬ発見ができました。しかし立川駅では、今日試験の高校性が心
配そうに復旧を待っていました。また、旅行に行く方も困った様子
でした。二中生の皆さんも、入試や移動教室でハプニングに遭遇す
ることもあるかもしれません。日頃から「別の一手」を考えておく
ことは大切ですね。ある先生は「二十日ダイコン」に水をあげなが
ら常に「次の一手」を考えているようです。
                  (11月16日飯田芳男)

Hello校長室593


■今日は七五三のお祝いをされるご家庭もあるかと思います。二中
生の皆さんもここまですくすくと成長したこと何よりですね。数々
のミッションを克服して、更なる活躍をされることを願ってます。
                  (11月15日飯田芳男)

Hello校長室592


■二中の木々も葉が色づいてきました。二中生の皆さんは「晩秋の
光景」を探すゆとりはないと思います。でも、移ろいだけでも感じ
てくれると嬉しいです。試験前は、なぜかいい天気なんですよね。
応援しています。          (11月14日飯田芳男)

Hello校長室591


■社会科の副読本をながめていたら、開通したばかりの中央線は、
新宿と立川間は、上等66銭、中東44銭、下等22銭とありまし
た。22銭は現在の金額で1630円だそうです。ずいぶん高いで
すね。時間は今は快速で38分ですが、当時は蒸気機関車で1時間
かかったようです。一日4往復のダイヤだったそうです。今は上り
が340本、下りが260本だそうです。1888年ごろのことだ
そうです。今から132年前の話です。いろいろな情報が得られま
した。読み物としても面白いです。この面白いものが周囲に急激に
増えるのが試験前です。テレビも小説も雑誌も、実は試験前は封印
しなくてなりません。しかし私はその掟(おきて)を守れなかった
時期があって反省しています。二中生の皆さん、週末は定期考査へ
向け、全集中です。         (11月13日飯田芳男)

Hello校長室590


■今朝は二小の児童が社会科見学に向かうところに出くわしました。
今頃は国会を見学しているかもしれません。本会議場は衆・参どち
らも似ていますが、参議院には天皇陛下の御席があります。衆議院
も陛下の御席があります。しかし議長席の上部で、御傍聴席と言わ
れています。参議院での御席は国会の開会式が行われるため、議長
席の後ろにあります。このことは国会見学のパンフレットにも書い
てあります。このパンフレットは団体の場合、児童の通行証の代わ
りになります。私は担任の時、パンフレットをバスの中に置いてき
てしまい、多くの方々に迷惑をかけたことがあります。そんな教員
としての苦い思い出もありますが、実際の見学の機会は児童、生徒
に意義があるものです。今後も、多くの行事がコロナに影響されな
いことを祈るばかりです。      (11月12日飯田芳男)

Hello校長室589


■お昼の放送で『アンパンマンのマーチ』が流れていました。聞き
ながら勤労意欲が湧いてきてしまいました。いえ、いつも意欲的?
ですが、特にこの曲のもつ明るさがじゅうぶんに伝わってきて顔が
ほころんだ次第です。私が中学のころ『神田川』という曲が流行し
ていました。かなり暗い曲調ですが、放送委員が2か月くらい毎日
かけていました。いつも全校中が静かに聞いていました。中学生の
私は、いつも曲の中の大人の世界にあこがれていた気がします。私
はわりと歌詞に影響されやすく「木綿のハンカチーフ」の世界にも
あこがれていました。しかし、受験用に買ってきた「年号早覚え」
という曲は、ちょっとなじめませんでした。「書いて覚える」のが
一番の近道でした。学問に王道はないって本当です。
                  (11月11日飯田芳男)

Hello校長室588


■中学3年の時、私の右手の中指にペンだこができました。私は、
とにかく勉強のやり方がわからず、ひたすら書いて丸暗記するのが
勉強だと思っていました。出題されそうな連立二元一次方程式の解
き方を、劇の台本のようにひたすら書いて覚えていました。今は、
しわしわの手になり、すっかりペンだこはありません。でもあの頃
楽しく連立二元一次方程式を解いていたら、人生が変わったかなと
思っています。時節柄、試験前の二中生の気持ちは理解できます。
ちょっとだけ笑顔で勉強にいそしんでくれることを祈っています。
                   (11月10日飯田芳男)

Hello校長室587


■生徒会朝礼で週が明けました。生徒会役員や委員長の話はコンパ
クトながら的を絞った内容で立派でした。11月の活動予定の話題
等でしたが、生徒会活動の基本だと思います。大きな行事だけが活
動ではありません。日々の活動の積み重ねがあって、生徒一人一人
の達成感という大輪の花が咲くのだと思います。徒然草「花は盛り
に」には、『花は満開の時だけを見るのではない。今にも咲きそう
な梢(こずえ)にも見るべき価値がある』とあります。兼好法師の
一文どおりの生徒会朝礼でした。    (11月9日飯田芳男)

Hello校長室586


■平成20年の生徒会誌を読んでいたら、合唱祭で『指揮者賞』が
あったということを発見しました。なかなかいい賞だなと思いまし
た。今回の合唱祭も進行係やスローガンの看板、他にも目立たない
けど存在感のある仕事をしてくれた生徒がたくさんいました。あり
がたいことです。大きな行事だけでなく、学校や学級は、こつこつ
と仕事に取り組んでいる人のおかげで成り立っています。私からお
礼を伝える機会がなく申し訳ないですが、あらためて感謝の気持ち
を抱いて新たな週を迎えようと思います。(11月8日飯田芳男)

Hello校長室585


■比較的暖かい立冬の朝になりました。中学の時は二十四節気など
季節の節目には一切の関心がありませんでした。日々何かに夢中に
なっていたからでしょう。二中生の皆さんは土曜日をどう過ごして
いるでしょうか。中学時代は、大人からみると「?」の過ごし方も、
当人にとっては、真剣かつひたむきな一瞬ばかりなんですね。私も
「きちんと青春」していきます。    (11月7日飯田芳男)

Hello校長室584


■北海道から初雪の便りがありました。東京にも木枯らしが吹き、
冬に近づくあわただしさが感じられます。さて、冬の訪れとともに
あちこちで市(いち)がたちます。酉の市もそのひとつです。今年
は三の酉まであります。でもコロナ禍で露店がない市も多く、さみ
しいかぎりです。「三の酉まである年は火事が多い」という俗説が
あります。解説していると日が暮れる?いえ、夜が明けそうなので
省略します。市が立つのはうれしいですが、明日は冬が立つと書く
立冬です。私は寒がりなので冬はうれしくありません。この「立つ」
という言葉には新しい季節が始まるという意味があります。先人は
冬の始まりにも「期待感」を抱いたのですね。私も気持ちを新たに
冬に向かおうと思います。       (11月6日飯田芳男)

Hello校長室584


■4日午前3時過ぎに木枯らし1号が吹いたとのことです。去年も
おととしも吹かなかったので3年ぶりということになります。木枯
らし1号の発表があるのは近畿地方と関東地方です。関東といって
も東京に限ってのようです。1968年から近畿と東京で発表して
いて、「木枯らし1号」の規定は、両者微妙に違っています。不思
議です。ちなみに『冬将軍』は気象庁では使わない言葉だというこ
とです。ところで木枯らしは「凩」とも書きます。辞書によれば、
部首は「つくえ」です。「机」の右側、きへんをとったつくりのほ
うです。木を吹きからす風の意味を表す、日本で作られた漢字、つ
まり「国字」だそうです。私はたまに国字一覧をながめています。
峠(とうげ)、鰯(いわし)俤(おもかげ)…。漢検二級、今年も
受かりません。            (11月5日飯田芳男)

Hello校長室583


■今日を月曜日と勘違いして登校、出勤?してきた人を見かけまし
た。月曜の時間割を持ってきた生徒が校長室前で、友人に告白して
いました。気にすることはありませんね。勘違いは「人生のうるお
い」です。楽しい話題を提供したと思えばどうってことはありませ
ん。勘違いや聞き違いも愛きょうですね。価値判断のものさしは、
目盛りのないゆる~いものを1本持っているといいですよ。気分が
変わります。おすすめです。      (11月4日飯田芳男)

Hello校長室582


■今日は漫画の日でもあります。立川の漫画パークにいつか行って
みたいなと思っています。私は、高校に進んでから漫画を読まなく
なりましたが、中学では、あしたのジョーや巨人の星の話題で盛り
上がっていました。大リーグボール養成ギブスを身につけ、マディ
ソンバッグを持って登校しようとして親に止められました。漫画の
影響をもろに受けていた少年でした。鉄下駄も履いていました。私
の文化レベルが今一歩だった中学時代です。『きちんと青春』…、
すれば良かったです。          (11月3日飯田芳男)

Hello校長室581


■読売新聞今日の「こどもの詩」は、先生方からの投稿特集でした。
そのうちの一つを紹介します。ひざの小さな傷を気にしている男児
に、年長女児が言葉をかけたそうです。「そんなこと気にしていた
ら、生きていけないよー。」と。ほほえましいですね。幼稚園か保
育園の5歳くらいの子供が発したのでしょうが、まさに名言ですね。
「そんなこと」って言われても当人にとっては重大なんでしょうが、
ただ、発想の転換ということからすると良いアドバイスです。私は
自称『悩み多き大人』ですが、去年の今頃抱えていた悩みの内容ま
では覚えてないです。年長児さんを見習って、おおらかに過ごすこ
とにします。             (11月2日飯田芳男)

Hello校長室580


■今日の読売新聞都民版に『芸術は清掃だ』という記事が載ってい
ます。二中生の皆さんも小学校の時見学した『ファーレ立川アート』
の清掃に関する記事でした。記事によれば、109の作品をファー
レ俱楽部の方々が3月と9月に清掃をしてくれているとのことです。
1994年10月13日にファーレ立川が完成したそうです。本校
の学区内の芸術です。折しも[芸術の秋]私も丁寧に鑑賞してみよう
と思います。              (11月1日飯田芳男)

Hello校長室579


■満月とハロウィンが重なるのが46年ぶりとか。満月で言えば
「今年一番小さく見える満月」らしいですね。じっくりながめて
みたいと思います。10月は神無月と呼ばれます。「神が不在」
というのは俗説とも言われてますが諸説にロマンを感じてもいい
なと思っています。全国の神々がそろそろ出雲大社から戻ってく
るのでしょうか。この頃は仮想して来るんですかね。
                 (10月31日飯田芳男)

Hello校長室578


■用務主事は木々の剪定に大忙しです。11月の声をきく今頃は
冬仕度をしなくてはなりません。青々とした緑を期待するには、
しっかりと手入れをしなくてはなりません。さて今日は合唱祭で
す。美しいハーモニーは一朝一夕には表現できません。今までの
声と心のお手入れの成果が、リスルで花開くことを願っています。
正午過ぎにスタートです。ご声援のお気持ち、しっかり受け止め
ます。              (10月30日飯田芳男)

Hello校長室577


■10月27日から11月9日まで読書週間です。読書週間の直
近1か月に本を読まなかった人は54%だそうです。私も小説や
物語を読んでいないのでその部類に入ります。思えば私は中学の
時も、小説や物語の読破は苦手でした。サッカーマガジン、ベー
スボールマガジンといったスポーツ系や、少年マガジン等の漫画
は大好きでした。「明日のジョー」で感想文を提出したことがあ
りました。雑誌や漫画以外の本を読むべきだったと後悔している
昨今です。さて、二中生の皆さんは、ここ2週間はさながら合唱
週間でしたね。明日は心を合わせ 力いっぱい Voice
Train!!          (10月29日飯田芳男)

Hello校長室576


■オリパラ給食の一環で、フィリピン共和国の「アボド」が登場
しました。アボドは、鶏肉と野菜を酢としょうゆで煮込んだ料理
でした。ほどよく酢の風味を感じ美味でした。さてさつま芋ステ
ィックフライがメニューにあったようにさつま芋が旬です。江戸
の頃焼き芋屋さんは「栗よりうまい十三里」と看板を出してヒッ
ト商品につなげました。京都は、栗を「九里」と読み替え、栗の
味にあと少し及ばないので全国にさきがけて、焼き芋を「八里半」
というネーミングで売りました。ところが江戸では、九里よりも
四里、つまり9+4で13、「九里よりも十三里」を前面に出し
大うけでした。そこで「八里半」の名称はすたれてしまったよう
です。関東のさつま芋のメッカ川越は「栗よりうまい十三里半」
で売ったようです。13里より、あと少しおいしいということで
「半」をつけたのでしょうか。立川産のさつま芋も美味ですね。
キャッチフレーズがうかびませんが…。(10月28日飯田芳男)

Hello校長室575


■私が小学校1年の担任していたとき「先生、あのね」帳を書か
せていました。タイトルが「先生あのね」で児童が1~2行書い
てきます。子供の感性は素晴らしいです。ある日、給食でキーマ
カレーとナンが出た日『せんせい あのね これはなんですか?
ってきいたら みんな わらったよ』と。ナンですか? なんで
すか? 何ですか?…そういえばどれも「なん」ですね。ある雨
の日のノートは「せんせい あのね きょうは たいようさんが
こうじちゅうでした」という一品。私も今日から、みずみずしい
感性をもった人間に変身です。!ちょっと「難」かな?
                 (10月27日飯田芳男)

Hello校長室574


■10月の最終週になりました。中学1・2年生はこの時期から
学校生活にスピード感を抱くようです。1日を長く感じても1週
間は早く感じるわけです。小学校の時と違って、やや見通しがも
てるようになったからだと思います。私が中学の頃は、金曜から
日曜の夜までに猛烈なスピード感を感じていました。日曜は起床
したらすぐ夕方になってしまう気がしています。サザエさんの登
場の早いこと。ところで、サザエさんは51年前から放映されて
います。第1回目の放送がつい昨日のようです。二中生の皆さん、
私くらいの年になると50年はあっという間だと感じています。
                 (10月26日飯田芳男)

Hello校長室573


■今日は、元日から数えて299日目です。明日は300日です。
時は誰にも平等に刻まれていきます。ただ、後戻りはありません。
私は「今日より明日、明日は今日よりいいことがある」と思って
います。二中生の皆さんにとっても『絶好調の週』であることを
願っています。          (10月25日飯田芳男)

Hello校長室572


■週末の部活は試合がある部がいくつかあります。3年生はこの
週末も勉強にいそしんでいることでしょう。それぞれの週末です
が有意義にお過ごしだと思います。秋の日はつるべ落としです。
春も秋も日中時間に変化はないのですが、暗くなる時間が増える
と「この頃急速に日が短くなっている」と錯覚してしまうのかも
しれません。つるべ井戸は見かけなくなりましたね。テレビ等で
おなじみの笑福亭鶴瓶さんは、私は「つるべい」さんと思ってま
したが、『つるべ』さんなんですね。錯覚してました。
                 (10月24日飯田芳男)

Hello校長室571


■教育実習生の授業を見ていたら『伯方の塩』が登場しました。
CMのように「ハ・カ・ターのシオ!」と読んで学習意欲が喚起
されました。伯方の塩は伯方島の塩田製塩を残したいという消費
者運動の思いからその名がついたと言われています。伯方の塩に
ついて調べると半日以上かかります。しかしCMのおかげで音が耳
になじんでいます。ですから博多の塩と思った人がいても、おか
しくはありません。「伯方の塩」の伯方町は愛媛県です。福岡県
ではありません。勘違いしている人もいるはずです。ところで、
塩には賞味期限がありません。砂糖、アイスクリーム、ガム、梅
干し等も同様です。保存をきちんとしたらずーっと食べられるよ
うです。保存といえばアイスは、マイナス18度以下で保存する
から風味が損なわれないということになるのでしょう。伯方の塩
でとても勉強になりました。    (10月23日飯田芳男)

Hello校長室570


■「人の話を聞いてどう表現するかは、みんな次第。話を聞か
なきゃ勉強も無理だよ」顧問は部員に語ります。私は背中で聞
いています。部活動は生徒も顧問の先生にとっても良き変容の
場です。互いの気持ちがぶつかり合い中で成長していきます。
昼休みは張り詰めた気持ちがいやされる時でもあります。ちょ
うど鉄棒少年に出会いました。私も鉄棒にぶら下がり、学校を
さかさまに見てみたいなと思いました。たまには、物事の価値
判断のものさしを取りかえてみようと思います。
                (10月22日飯田芳男)

Hello校長室569


■2年生が瀬戸内地方を学んでいます。ネットでひくと瀬戸内
海事典に『海峡の内側』だとあります。明石海峡(明石の瀬戸)
から西を内(うち)と呼ぶそうです。これが瀬戸内の由来にな
っているようです。瀬戸内海のいくつかの島にぜひ行ってみた
いのですが、700以上あると聞いて驚いています。小豆島や
淡路島くらいしか知らないのですが、他にどんな島があるのか
少しずつ調べていこうと思います。私は、中学の時聞いていた
『瀬戸の花嫁』という曲が鮮明に思い出され、瀬戸内地方の学
習には今でも意欲的に取り組めそうです。明日また、2年生の
社会科を参観しようと思います。 (10月21日飯田芳男)

Hello校長室568


■秋刀魚(さんま)が豊漁という便りがきかれました。値段
も安くなってきそうで嬉しいです。ところで、小学校で魚の
絵を描かせると9割が左向きに描きます。不思議だなあと思
って久しいです。先日、魚を料理するとき、「頭を左向きに」
という説明がありました。利き手が右手の人が多いからでし
ょうか。そうでもないらしいです。二中生の皆さんも調べて
みると良いでしょう。ご家族が魚を盛り付けるとき頭を左に
置くと思います。魚屋さんの魚もたいがい左に向いてます。
興味深いです。         (10月20日飯田芳男)

Hello校長室567


■『空にひかる星を 君とかぞえた夜 あの日も今日のよう
な 風が吹いていた あれから いくつもの季節こえて 時
を過ごし それでも あの想いを ずっと忘れることはない
大切なものに 気づかないぼくがいた…♪』合唱コンだけで
なく卒業式等でも歌われる『大切なもの』今年もどこかの学
級が歌ってくれます。大切なものに気がつかなかった僕は、
いったい何に気がつかなかったのでしょうか?考えながら聴
いているうちにいつも曲が終わっています。私が中学生の時
は、大切なものを考えてるゆとりがなかったように思います。
でも今は大切なものがたくさんあります。今なら大切なもの
が答えられます。でも「物」は一つもないのです。
               (10月19日飯田芳男)

Hello校長室566


■昨日は12月並みの気温だったとか。一日中雨でしたが、
今朝は日差しが心地良いです。止まない雨はないのですね。
と言っても、雨を心待ちにしていた人もいたことでしょう。
明けない夜もありません。今日も明日も良い一日であること
を願っています。       (10月18日飯田芳男)

Hello校長室565


■昼休みの校庭のにぎわいは小学校のほうが勝るかもしれま
せん。でも二中生もアクティブに校庭を駆け回る面々は健在
です。小学校には行間休みがあって、校庭で遊ぶ子供たちが
ひしめきあっています。私の小学校時代は1000人の児童
が校庭で遊んでいました。こまかなルールがなくても無事に
過ごせました。当時カバゴンこと、評論家の阿部進先生が、
「子供は遊びが仕事です」と言っていました。私はその教え
をずっーと守り続けました。  (10月17日飯田芳男)

Hello校長室564


■読売中高生新聞『君に贈る本大賞』の作品の中に『スロー
カーブをもう一球』という山際淳司さんの著作がありました。
スポーツ・ノンフィクションと呼ばれるジャンルの8編が収
録されています。甲子園を目指すスローカーブが得意な球児
の作品が本のタイトルになっています。このタイトルの作品
は、私が大好きな人生観「いつも直球勝負じゃ疲れるでしょ」
に通じます。30年前この話を、今は亡き母親にしたら、そ
のセリフは、いつも直球勝負で生活している人が言うのだと
説教されました。私の中学時代は、「真剣」とか「ひたむき」
とは無縁でした。さて、校長室に合唱曲が聴こえてきました。
どの学級も合唱祭委員が絶妙なスローカーブを投げています。
               (10月16日飯田芳男)

Hello校長室563


■今日は世界手洗いの日です。読売新聞は手洗いの表現を『ゴ
シゴシ キュッキュッ』としたそうです。コロナ禍で手洗いの
機会が増えました。私の洗い方は、『ゴニョゴニョ』あたりか
なと思います。ハッピーバースディーを歌いながら洗うのが良
いとも言われています。なるべく時間をかけ丁寧に洗おうと心
がけている昨今です。そんな日々ですが、「心を洗う」ことが
足りてないなあと反省しています。二中生の皆さんのように、
今日と違う自分を心がけたいです。「わたし発あなた行き」が
目標です。           (10月15日飯田芳男)

Hello校長室562


■私が中学生の時、10月14日はミスタープロ野球長嶋茂雄
選手の現役引退の日として覚えています。物覚えの良くない私
でさえ、この日16時57分「私は今日ここに引退しますが、
わが巨人軍は永久に不滅です」というセリフが記憶に残ってい
ます。野球ファンでなくても、巨人ファンでなくても泣きなが
らテレビに見入った人が多かったという報道がありました。私
の在学していた中学では、「あまりに悲しくて宿題ができませ
んでした」と言い放った生徒がいました。10月14日がくる
と時々思い出す光景です。わが立川二中も永久に不滅です。
                (10月14日飯田芳男)

Hello校長室561


■東京国立博物館が「桃山ー天下人の100年」を特集するよ
うです。『桃山文化』は権力者の「おれが おれが」が目立つ
文化です。当時のヒーロー秀吉は伏見城に長く住んでいました。
別名桃山です。信長は安土山の安土城に住んでいました。余談
ですが江戸幕府は豊臣秀吉の象徴「伏見城」があったというこ
とを消すために桃の木を植えました。江戸幕府は跡地に桃を植
えるのが得意でした。中野区の桃園もその名残と言われていま
す。ともあれ室町幕府が滅びた1573年頃から1603年の
江戸幕府成立の頃が安土桃山時代です。安土桃山文化というと
室町幕府滅亡からの30年間と江戸時代初めの70年間位が入
るようです。落ち着いた室町文化、整った雰囲気の江戸文化等、
時代の特色を文化で味わうのも楽しいです。
                (10月13日飯田芳男)

Hello校長室560


■給食はスパゲティーミートソースでした。予約が多かったよ
うに思います。小学校の給食には、ペスカトーレやボンゴレも
登場しているようです。でも私はナポリタンとミートソースで
じゅうぶんです。ついでを言えば、パスタと呼ばずにスパゲテ
ィーと言ってくれたほうが嬉しいですね。パスタはイタリア語
で麺類、650種類位あるそうです。スパゲティーは英語化し
たイタリア語らしいです。パスタのうちの一つがスパゲティー
のようです。昭和40年代にはパスタという言葉は使われてい
たとのことです。驚きました。私は令和でも「パスタを食べよ
うよ」とは言いません。「スパ食べようよ」とは言います。で
も、なぜか誰も応じてくれません。(10月12日飯田芳男)

Hello校長室559


■今日はリンゴの日です。映画にリンゴの歌が使われたのが
昭和20年の今日だとか。それを知って旬のリンゴを食べた
くなりました。社会科では、リンゴの消費量がある年から下
がる資料提示がつい最近まで定番でした。なぜリンゴの消費
が落ちたか?理由はバナナの輸入自由化です。でもリンゴ農
家の方は、そのことだけでなく幾多のピンチをチャンスにし
て今もがんばっています。台風が来ると農家の方にエールを
おくっています。どの地域にも被害がないことを祈ります。
                (10月11日飯田芳男)

Hello校長室558


■目の愛護デーの10日です。しかし私は「体育の日」の
イメージが消えません。体育と言えば本校の体育館は昭和
62年まで、プールとセットで校庭の西側にあったようで
す。ちょうど今の場所が、右側の写真では工事中になって
います。現体育館も30年以上経ったということですね。
校舎は二中生の汗と涙を受けとめてくれています。感謝!
              (10月10日飯田芳男)

Hello校長室557


■今日発行の読売中高生新聞『シゴトビト』はパティシエ
を特集していました。登場したのは41歳の菊地さんです。
お菓子作りのキーワードは「早く!」味見をしながら優雅
に…という仕事ではないそうです。下積み時代は洗い物や
クリームしぼりばかりの日々だったそうです。ちょっと、
うるっとして記事を読みました。私は先日、栗をペースト
状にしてパスタマシーンで、モンブラン状にしてみました。
市販のカステラの上にのせていただきました。味が…??
一生パティシエになれないと思います。 
               (10月9日飯田芳男)

Hello校長室556


■『平等じゃない でも不公平ではない』今日の名言です。
三人のお子さんを持つお母さんは、「ある一人だけ甘やか
せた時もあったけど、三人三様に甘えさせた」と述べてい
ます。担任だった私も同じようなことを言ってきました。
「困っている子には一番に寄り添うけど、誰が困っていっ
ても同じように寄り添う!」と。私は学級では首振り扇風
機のように全員と目を合わせ授業をしていました。特定の
児童、生徒でストップしないように…。平等が大事です!
と言いつつも、今週、一回も声をかけてない先生がいるこ
とに気が付きました。これから愛想をふりまきにいきます。
「は~あ~い 元気ですか??」 (10月8日飯田芳男)

Hello校長室555


■給食はソースかつ丼でした。ひじきもサツマイモのオレン
ジ煮もおいしかったですが主役はトンカツです。今日の予約
率は高かったようです。配膳室への搬入に時間がかかってい
たように思います。かつ丼と言えば、私はとき卵で煮たかつ
丼しか食べたことがありませんでした。しかし大人になって、
福島県の郡山で初めてソースかつ丼を食べました。驚きまし
た。福島の友人によれば「かつ丼は、子供のころからソース
かつ丼!」と言っていました。新潟と愛知の友人は、「味噌
かつ丼」と言っていました。かつ丼談義のケンミンショーに
なりました。『みんなちがって みんないい!』ですね。
                (10月7日飯田芳男)

Hello校長室554


■今はシャープペンシルを使う生徒がほとんどだと思います。
鉛筆を使う生徒がいたら、濃さは何がお気に入りか伺いたい
ですね。私はHBです。シャープペンシルの芯もHBがあり
ますが、昭和の人間としては鉛筆のHBに魅了されています。
鉛筆は黒鉛と粘土の割合で硬さを決めるようです。Hはハー
ドで硬さ、Bはブラックで軟らかさを示し、数字の大小でレ
ベルが違います。HBとHの間にFがあります。フィルムの
頭文字で「ひきしまった、しっかりした」という意味です。
見栄をはって時々買っていました。鉛筆のHBの濃さをネッ
トで調べたら「中庸(ちゅうよう)」とありました。ホッと
しました。私の性格&人柄と同じです???      
                (10月6日飯田芳男)

Hello校長室553


■校舎内にヤンマ系のトンボが飛んできました。私はギン
ヤンマかなと思いましたが自信はありません。豊作の象徴
であるトンボの、中でも王様級のヤンマは、創業者山岡さ
んの姓にもかけて「ヤンマーディーゼル株式会社」の社名
に使われています。またヤンマー1社提供の『ヤン坊マー
坊の天気予報』は2014年3月31日まで55年間続き
ました。私も大好きで♪ぼくのなまえはヤン坊…と歌いな
がら画面を見ていました。久々に思い出したので、今日は
この歌を歌いながら帰ろうと思います。私に近づかないで
くださいね。         (10月5日飯田芳男)

Hello校長室552


■今日はイワシの日だそうです。イワシの種類は、ほぼ3種
類でマイワシ、ウルメイワシ、「しらす」でおなじみ、稚魚
のほうが有名なカタクチイワシです。健康診断で私に必要な
カルシウム量の目安は、一日にカップ3杯分の牛乳が必要!
らしいです。せっかくですから今日は魚をいただこうと思い
ます。             (10月4日飯田芳男)

Hello校長室551


■職員玄関脇に温度計を設置しました。出勤時に「おはよ
うと」声をかけています。また、校庭南側は防球ネットの
支柱が立ちました。学校の安心安全を支えてくれることを
期待しています。さて学校にも正真正銘、キンモクセイの
香りがただよい始めました。ドルチェ&ガッパーナも良い
ですが自然の香りには秋を感じます。
               (10月3日飯田芳男)

Hello校長室550


■ここ数日は、太陽よりお月様が話題になります。太陽と
お月様ではどちらがえらいでしょう?小学校1年生は様が
つくからお月様のほうがえらいと言うのです。同様に「い
ただきますよりごちそうさまのほうがえらい」ということ
になります。ところで、今日は『人生ってお月さまと同じ
よね』という名言がカレンダーに載っています。月は大き
くなったり小さくなったりを繰り返します。作者は、人生
も楽しいことと、苦労が繰り返されるから月と同じようだ
と理由を述べています。つらい時は、満月に向かっている
と思うと体に力が入るそうです。私も同感です。
               (10月2日飯田芳男)

Hello校長室549


■今日は月齢13.7中秋の名月です。昨日の月齢は12.7右
の写真です。某陸上部の顧問の先生が「わーきれいな月」
とつぶやきました。ほぼ満月でした。ちなみに明日の月齢
は14.7です。明日のほうが十五夜と呼べる満月に近いとい
うことになります。今年は新月の瞬間が9月17日20時
で、太陰暦の8月1日となり、今日が太陰暦の8月15日
です。太陰暦の8月15日が中秋の名月というきまりなの
で今日が名月です。しかし天文学的には明日が満月です。
今朝は雨でしたが幸運にも夕方は晴れそうです。名月が見
られるかもしれませんね。私にもツキがありそうです。
               (10月1日飯田芳男)

Hello校長室548


■給食は他人丼でした。親と子に見立てた親子丼に対して、
牛肉と玉ねぎと卵で作ったのが他人丼です。今日の給食は
豚肉でしたが「牛肉でスタート」が通説のようです。関東
では開化丼とも呼ばれました。ともあれ、おいしくいただ
きました。二中生の皆さん、お味はいかがでしたか?とこ
ろで我が家では、ひんぱんにあげ玉と油あげをのっけたど
んぶりが登場してました。おそば屋さんでムジナ丼と呼ば
れていて驚きました。母の発明による飯田丼!かと思って
ました。思えばキツネもタヌキも実は同類ですね。子供の
頃の私は、ご飯の上に味噌汁をかけて食べるのも好きでし
た。完全な他人どん!です。でも祖母には上品ではないと
叱られていました。祖母はつっけんどん!でした。
               (9月30日飯田芳男)

Hello校長室547


■学校でほのかにキンモクセイの匂いがただよったような
気がしました。でも「そんなはずはない」と打ち消したら
あの甘い香りは消え去っていきました。彼岸花もゆっくり
鑑賞していないのに、もうキンモクセイが登場したのでは
趣(おもむき)がありません。1年があまりにもあっけな
く過ぎていくのは寂しいです。私の経験では中学2年の秋
から中学校生活はスピード感が増します。7歳の子の1年
より、14歳の子の1年間は早く感じます。「1年間の生
活を14回も繰り返すと、見通しがもてるから1年を早く
感じる」と、祖母が言ってました。45歳の私は(思いっ
きりサバ読み)45回も似たような1年間を経験している
のでマッハの速度で月日がながれます。『日々充実』を心
がけます。         (9月29日飯田芳男)

Hello校長室546


■給食は『さんまのおろししょうゆかけ』でした。そして
カボチャのサラダと、ごぼうのきんぴらは茎わかめ入りで
す。私は今シーズン初めてさんまをいただきました。高価
だと聞いています。栄養士さん、ありがとうございます。
ある生徒が「キクわかめ」と言っていた「クキわかめ」も
大変おいしくいただきました。私は葉っぱの方のわかめは
よく食べますが茎と言われる「芯」をいただく機会はあり
ません。茎は食物繊維とカルシウムが豊富だとか。さんま
と茎わかめで、昭和レトロな表現ですが元気モリモリです。
「キクわかめ」と言った生徒は「菊」を連想したのでしょ
うか。季節を感じるのは楽しいものです。時代を感じるの
はもっと楽しいです。     (9月28日飯田芳男)

Hello校長室545


■今年も271日経ちました。また急な秋の深まりで詩人
の高田敏子さんの作品『忘れ物』を読み返すことを失念し
てしまいました。『入道雲にのって 夏休みはいってしま
った サヨナラのかわりに 素晴らしい夕立をふりまいて』
冒頭だけ味わうと、過ぎ行く夏を惜しむ作品と思えます。
でも三連目は『だがキミ! 夏休みよ もう一度 もどって
こないかな 忘れものをとりにさ』と綴られています。私
は毎年この詩が意味する『忘れ物』を探しています。
                (9月27日飯田芳男)

Hello校長室544


■井上靖氏の作品冒頭に『私は八月の終わりから九月の初
めへかけての、夏の終わりのごく短い何日かが好きである。
ことにその期間の海浜が好きである。』という一節の物語
があります。題名は「晩夏」です。今頃の季節は気に留め
なければ通り過ぎていきます。夏と秋の間の微妙な移ろい
を楽しむのもいいものです。中学生の頃はこの微妙な季節
感に気づきません。でも、心をたがやしてくれています。
大人になると思い出されるものです。それが楽しいのです。
               (9月26日飯田芳男)

Hello校長室543


■校門のアベリアが花をつけています。道路や生垣に使わ
れているので良くみかけるのですが、花の名前がわかりま
せんでした。でも今日、用務主事が事務主事から聞き出し
アベリアと判明しました。とても嬉しかったです。和名は
「ハナツクバネウツギ」です。花衝羽根空木と書きます。
スイカズラ科ツクバネウツギ属とのことです。日頃から、
用務主事が手入れをしています。校門の両サイドに何気な
く植えてあります。アベリアの花言葉はなんと『強運』で
す。試合や試験の時「うまくいきますように」と話しかけ
るといいですね。さて月末で給食の予約機前がにぎわって
います。予約が「うまくいきますように」校長室から祈っ
ています。         (9月25日飯田芳男)

Hello校長室542


■3歳児健診で「動物はどれ?」と聞かれたお孫さんは、
ネコとイヌを指ささなかったそうです。どうして?と聞く
と「ネコとイヌは動物じゃないよ だっていつもおばあち
ゃんと一緒だもん」と答えたそうです。一緒に暮らす動物
は家族なんですね。3歳のお子さんの感性に目が潤みます。
私は中2の時、死んだカブトムシを土に埋めてお墓をつく
るつもりで学校に行きました。帰宅後カブトムシがいませ
ん。虫かごも消えてました。母が「ゴミにだしといたよ~」
とひとこと。この3歳のお子さんの言葉で私の暗い過去も
ふきとびました。      (9月24日飯田芳男)

Hello校長室541


■私が祖母に「学校の成績を上げるにはどうしたら良いか」
とたずねると「毎日、履物(はきもの)をそろえる!」と
答えがかえってきました。すると続けて、「心がそろうと
はきものもそろうから。」と小学校の先生のようなことを
付け加えました。これは禅の言葉で『脚下照顧(きゃっか
しょうこ)』と言います。他の人に向かって理屈をこねる
より、先ず自分の足元を見て自分のことをよく反省しなよ。
って言う意味のようです。さらに祖母は「そうするとぬぐ
時にそろえるようになる。はく時に心がみだれない。つま
り勉強の構えができる。」と。今日のニ中生、列がななめ
にそろっていました。心がそろった!
               (9月23日飯田芳男)

Hello校長室540


■秋分の日です。うるう年の時は22日と思っていたら、そ
う簡単な理由ではないようです。国立天文台が説明していま
す。二中生の皆さん、ぜひ理科の先生にお尋ねください。私
は秋分の日は23日、敬老の日は15日、成人の日も15日
のイメージが強いです。教え子の秋さんは9月23日生まれ
敬(たかし)さんは9月15日生まれ、成さんは1月15日
生まれでした。祝日が移動しても覚えているものです。いえ
いえ忘れなくてはいけません。究極の個人情報でした。
                (9月22日飯田芳男)

Hello校長室539


■敬老の日です。以前の私は「こどもの日」のヒーローだと
思っていましたがいつの間にか「敬老の日」こそが私の祝日
のように思えてきました。永六輔氏が紹介した言葉に『子供
叱るな来た道だもの 年寄笑うな行く道だもの』があります。
中学生の時にはどうってことない言葉ですが、今では文意を
しっかりかみしめています。この頃エレベーターで下に向か
う時「⇓」下のボタンを押さずに、「⇑」のように上のボタン
を押す自分がいます。「早く俺の所に来い!」と、エレベー
ターに命令している自分が情けないです。気品や落ち着きを
もち年をとりたいです。     (9月21日飯田芳男)

Hello校長室538


■私は、秋の七草がなかなか覚えられません。ハギ、キキョ
ウ、クズ、フジバカマ、オミナエシ、オバナ、ナデシコです。
今年もウイキペディアで確かめました。山上憶良は、七草の
なかで、朝貌(あさがお)を詠んでいます。でもそれがキキ
ョウだというのが定説のようです。秋の七草は万葉集の頃か
ら存在したようですね。春の七草は「食」を楽しみ、秋の七
草は「見る」ことを楽しむと言われています。私はくずもち
やおはぎを連想し、たっぷり「食」がそそられています。
                (9月20日飯田芳男)

Hello校長室537


■卒業アルバム用の写真撮影のためカメラマンさんは大忙し
です。生徒を笑顔にする巧みな話術と共に、あちらこちらで
シャッターの快音を響かせていました。私も撮っていただき
ました。メイクさんに化粧をしてもらい、スタイリストさん
に衣装を用意…なんてことはありません。カメラマンさんか
らの「はい 笑顔で ゆったり」という注文に応じ、3分ほ
どで終了しました。3年生のために、教職員には見せたこと
のない最高(?)の笑顔を用意させていただきました。3年
生の皆さん、まだまだたくさんの思い出作りに精をだしてく
ださい。あっ、カメラマンさん、どうか私の写真に最高(?)
の修正技術をかましてください。 (9月19日飯田芳男)

Hello校長室536


■読売中高生新聞で「司書の先生が選んだとっておきの一冊」
というコーナーがあります。その中で『あさひなぐ』という
作品が紹介されていました。主人公は、東島(とうじま)旭
(あさひ)15歳高校1年です。「なぐ」というのは薙ぐと書
き、刃物などで横に切り払う様子を言います。つまり、なぎ
なたをかっこよく振る姿です。作品が有名なので二中生の皆
さんには説明不要だと思います。33巻にわたるコミックで
すが、どれか1巻読んでみてください。元気になれますよ。
私は女子中・高生にまじり、映画を見ました。青春がよみが
えりました。しかし館内での周囲からの視線は厳しいもので
した。「おじさん、なぜここに…」と。中・高生の心を知る
にはリスクも背負います。    (9月18日飯田芳男)

Hello校長室535


■桔梗の花が見頃だそうです。9月13日の読売新聞が瑞穂町
の青と赤の桔梗を紹介していました。花の下が三つに分かれて
いるのが特徴です。二中生の皆さんも探してみてください。も
うしばらくすると彼岸花も見頃を迎えます。私が中学生の時は
花に興味がありませんでした。若さがあり、日々前を向いて歩
いていたからです。今の私は、下を向いて歩いているので花に
目がいきます。さて定期考査が終わりました。「どいっぱつ!
ができなかったあ」という人。いつか「どいっき(土一揆)」
という正解をゲットできます。ゆっくり歩くのもいいものです。
                 (9月17日飯田芳男)

Hello校長室534


■八相縁起(はっそうえんぎ)という言葉があります。先日紹
介した「信楽(しがらき)のたぬき」が八つの縁起を表してい
ます。①笑顔 ②笠 ③大きな目 ④大きなお腹 ⑤通い帳 
⑥徳利(とっくり)⑦金袋 ⑧太いしっぽ この八つが災難や
悪事から身を守ってくれているとされています。たぬきは見事
に八つを兼ね備えているということです。通い帳というのは、
お金の出し入れを記録した帳簿です。確かに身を守りますね。
また、太いしっぽが縁起がいいのは「何事もしっかり終わる」
という意味があるからだそうです。さて二中生の皆さん、実は
私がこの八つを兼ね備えています。ですから明日の定期考査も
Goodjob!            (9月16日飯田芳男)

Hello校長室533


■私が中学の定期考査になると歌ってた「♪人間なんて ラララ
ララ…」の曲がCMで流れていてなつかしくなりました。楽しく
試験勉強するためには歌の力も借りていました。でも二中生の皆
さんには「(聴き)ながら勉強」はおすすめしません。集中しな
いといけません。ところで、西野カナさんの名曲『Have a nice
 day』には『がんばれ私! がんばれ今日も! いってきます
 いってらっしゃい』という歌詞があります。この曲がめざまし
テレビで流れていた頃、この歌詞を呪文のように唱(とな)え、
無理やり元気に出勤していました。私に元気がない時は「応援ソ
ングを借りる」というのが私のトリセツです。
                  (9月15日飯田芳男)

Hello校長室532


■給食は生徒に人気がある中華丼でした。配送の車が学校を出て
いくまでに時間がかかりました。予約が多かったと思います。う
ずらの卵が2個写真に写っています。きっとみんな平等(?)に
同じ数だったことでしょう。ちょうど先週は給食の予約で校長室
前はにぎやかでした。ある日2~3人で来て一人がじっくり選ん
でいると、「秒で決めてよ~」というセリフが聞こえてきました。
秒でという意味は1秒のことでしょうか?あるいは3秒それとも
10秒?と思いを巡らせていたら「そっこーで決めようよ」とい
う声も聞こえました。私の頭が「速攻!」と反応するまでに5秒
はかかったと思います。若者言葉への反応が鈍い私です。さて、
明日は定期考査です。二中生の皆さんは帰宅後、速攻で勉強です
ね。秒で寝ないでくださいね。がんば~れ!  
                  (9月14日飯田芳男)

Hello校長室531


■朝晩は幾分涼しさを感じます。少しずつ秋が進んでいきます。
二中の校庭は桜や松がメジャーですが、PTA広報の表題になっ
ている金木犀も存在感があります。来月には良い香りが漂うこと
でしょう。登場まで地道に準備するあたり、学び舎の二中生と似
てるところもあります。また、新たな週が始まります。私は先週
と違う「いい人」になりたいと思ってウン10年です!
                  (9月13日飯田芳男)

Hello校長室530


■小学校3~4年生の担任を何度か経験したことがあります。私
にとっては音楽の授業が大変な鬼門の学年でした。3年生では、
この時期に「秋の子」を歌わせていました。♪すすき~の中の子
 イチニの3人…という歌です。音楽素人の私のオルガン伴奏が
廊下に響きます。そのうち、あちこちからクスクスと笑いが…。
なにしろ鬼の形相(ぎょうそう)で弾いていますから、児童には
滑稽(こっけい)見えたと思います。児童も笑いをかみころして
いて、歌えるわけがありません。おまけに和音がワンパターン。
9月になると思い出す悲惨なエピソードです。
                  (9月12日飯田芳男)

Hello校長室529


■『たぬきの焼き物』が玄関先にあると思わず「今日はいいこと
あるな」と思って通り過ぎます。二中生の皆さんはこのたぬきを
見たことがあるでしょうか。「信楽(しがらき)焼(やき)タヌ
キ」と言います。陶芸家の藤原銕造(ふじわらてつぞう)さんが
作ったのが最初と言われています。たぬきは「他を抜く」「太っ
腹で冷静」という意味合いをもつそうです。また、信楽たぬきが
もつ徳利(とっくり)は、「人徳を身につける」に通じるそうで
す。かぶっている笠は「災難から身を守る」という意味だそうで
す。私は、「他を抜く」というのは勝ち抜いていくとか選ばれる
という意味なのかなと想像しました。飲食店の入口でも見かける
からです。このたぬきを見つけると、二中でいいことが起きます。
今日は二つ(二匹?二頭?)見つけました!
                  (9月11日飯田芳男)

Hello校長室528


■今日は「重陽の節句(ちょうようのせっく)」です。旧暦9月9日
は、菊が美しく咲く頃なので、別称『菊の節句』です。重陽の所以
(ゆえん)は、奇数が重なることが縁起がいいとされた中国で、一番
大きい9が重なったからだという説が有力です。我が家では、祖母が、
3月に仕舞った母のひな人形をもう一度飾る「後(あと)のひな」と
いう風習を実践していました。「大人のひな祭りだよ。」と笑ってい
ました。真相はおおいに不明です。でも、あちこちに菊の節句の風習
は残っています。立川市小学校給食では菊花蒸しが登場しています。
Bブロックは今日、Aブロックは明日です。今日の中学給食は栗おこ
わでしたが、来年はぜひ二中生に、白と黄色の菊花蒸しを食べさせた
いです。栄養士さんよろしくお願いします。 (9月9日飯田芳男)

Hello校長室527


■給食は、カレーソーススパゲティ、ポトフ、ビタミンサラダ、型抜
きチーズでした。給食の野菜は日々平均すると120gです。1日に
350g必要としますから給食で3分の1は確保できます。ありがた
いことです。自宅からお弁当を持ってくる人も、ご家族が栄養バラン
スを考えてくれていると思います。二中生の皆さんの中には、四食く
らい食べても平気な人がいるでしょう。食べ盛り、育ち盛りの皆さん
がうらやましいです。何でも食べて身体と心に栄養を、たっぷり摂っ
てほしいですね。皆さんの夕飯は何でしょう。楽しみですね。私は、
早くも今朝の食事が思い出せずうろたえています。
                     (9月8日飯田芳男)

Hello校長室526


■台風9・10号で被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げ
ます。今日は立川も時折激しい雨となっています。災害につながらな
いことを祈るのみです。今朝の生徒会朝礼は放送で行いました。金曜
日に放送で行うことをきめました。「月曜日の天候は不安定」という
予報がでていたからです。もちろん予報はあくまで予報です。先の事
を予測するのは難しいです。しかし今回気象庁は、きっぱり台風への
早めの対応を呼びかけていました。『安全はすべてに優先する』まさ
にその通りだと思います。         (9月7日飯田芳男)

Hello校長室525


■「テレビを時計代わりに…」と言う大人がいます。忙しい朝はテレビ
画面の時刻表示は役に立ちます。この時刻が変わる瞬間はテレビ各局で
微妙に違いがあり、興味深いです。例えば48分が49分になる時は、
右から左に変わるのですが、49分から50分になる時は二つの数字が
上から下に変わるテレビ局もあります。また5時59分が6:00にな
る時はそれぞれがド派手にひっくり返るテレビ局があります。私は番組
を見ないで、時刻表示の変化を楽しんでいます。でもこの楽しさに同調
した友人は誰もいません。ちなみに私の愛読書は、新田次郎さんの作品、
『孤高の人』(新田次郎著)です。      (9月6日飯田芳男)

Hello校長室524


■今日はポーツマス条約の締結日です。日露戦争の終結を約束するきま
りを確かめたのが1905年9月5日でした。教科書には1894年の
日清戦争、1904年の日露戦争、1914年の第一次世界大戦と30
年の重い史実が、わずかに数ページ記載されています。小学校では主に
偉人について学び、中学高校では通史と言って時代のトピックスを追い
かけています。時々、もう少し深く史実にふれてみようかなと思います。
本当に「時々」なのが私の反省点です。    (9月5日飯田芳男)

Hello校長室523


■高校の先生のお話を伺い、私も進路に悩んだ中学三年の頃を思い出
していました。今日は高校の先生が、「高校を選ぶ基準って、卒業後
の進路か部活動かな?制服っていうのはあまりないかな?」と言って
いました。なんと、私は都立も私立も、志望校は「制服」で決めてい
ました。「3年間私服だったら私の服のセンスでは笑いものだな」と
か「ブレザーはネクタイがしめられないし…。」等、高校案内のぶ厚
い黄色い本をながめ、勉強以上に思案していました。しかし家族は私
に一喝!「そんなこと考えるヒマがあったら勉強しろ!」と。ごもっ
ともです。でもそんなことが若さの証(あかし)だったのですね。お
恥ずかしいです。             (9月4日飯田芳男)

Hello校長室522


■ゲリラ豪雨とかゲリラ雷雨は、地域が限定されることが多いです。
昨日はまさにそうで、立川駅は降っていませんでしたが国立駅は強い
雨でした。新宿方向の電車がスピードを落としたので気がついたので
すが、立川駅と国立駅の中間で、雨の境目をはっきり見ることができ
ました。いつかは、私の右肩はぬれずに、左肩はびしょびしょという
くらいの境界線を歩いてみたいなと思っています。「秘境を歩く!」
を今後の目標にしています。        9月3日(飯田芳男)

Hello校長室521


■先日、体育科の先生が校長室に来て、ペットボトルを見ながら「こう
すいですか?」と尋ねてきました。私はペットボトルなので「香水?」
と首をかしげました。体育科の先生はこの暑さで疲れがたまったのだと
思い、小さい子に伝えるように「これはねミネラルウオーターと言って
お水です」と心の中でつぶやきました。すると体育科の先生がまたもや
「香水ですよね」と言ってきました。そこで私はようやく気が付きまし
た。さすが体育科の先生です。教養のかたまりです。「硬水ですか?」
と尋ねていたのですね。私は自分の早とちりを詫びました。そして再び
我が人生でベストワンの聞き間違えを思い出しました。「たまに歌うん
です」と「多摩ニュータウン」を聞き違えたのです。どこに住んでるの
ですか?の答えが、私の耳には、はっきりと「たまに歌うんです」と聞
こえたのです。               (9月2日飯田芳男)

Hello校長室520


■『おいしい記憶』で賞をとったエッセイを読みました。8月30日読売
新聞に掲載されていました。筆者が高校に落ちた時、合格と聞き待ちえた
近所のおばちゃんが、手作りスポンジケーキを持ってきてくれたそうです。
続けて内容を紹介します。泣きじゃくる筆者と両手で×をするお母さん。
沈黙の中、おばちゃんが奇声をあげます。「わあーやってもうたあ」ケー
キにおばちゃんのメガネが落ちケーキの文字がつぶれました。その文字は
「…でとう」になっていたとか。「おめでとう」を見せないおばちゃんの
優しい荒業(あらわざ)だったと筆者は述べています。文末で、美味しさ
とは、「美しい心で届けられた味」だと結んでいます。読後、私は、自分
の『おいしい記憶』をたどっています。    (9月1日飯田芳男)

Hello校長室519


■学生時代、8月31日と言えばつらい思い出でしかありません。小学校
3年から6年までは、目に涙をためて宿題をやっていました。中学3年間
は、友人が扇風機もない我が家にやってきて分担しながら?取り組みまし
た。今年は異例の夏休みですから二中生の皆さんはとっくに宿題を終えた
と思います。サザエさんのカツオ君はたいがい宿題が終わらないのですが
私はとても身につまされています。夕べも宿題を忘れた夢をみました。大
人が「学生時代の宿題や試験の夢を見る」と言っていたのは本当でした。
教員になってからの失敗も多数あります。それも時々夢に出てきます。夢
は登場人物がばらばらで、ちょっと不思議です。今夜は、おいしくて楽し
くてカラフルな夢をみたいです。今日は野菜の日です。
                      (8月31日飯田芳男)

Hello校長室518


■生徒の筆記用具入れは楽しいものが多いです。以前は筆箱と言って児童
生徒はほぼ似たような形状の製品が使われていました。この頃は机の上に
垂直に立てるものや、動物の口を開けるタイプのものなど、形状やデザイ
ン共に多彩です。私は中学時代の筆箱を愛用しているので、もう30年位
使ってます。サバをよみました!ところで、筆を入れないのに筆箱と言っ
ているのは学校ではきっと私だけですね。もちろん、下駄を入れないのに
下駄箱と言っても私は違和感を感じていません。常に「レトロ」を背負っ
ています。古き名称も「いとをかし」です。  (8月30日飯田芳男)

Hello校長室517


■昨日の給食に鮭がでました。「サケ」か「しゃけ」か迷いますがどちらも
間違いではないようです。「サーモン」だとニジマスの意味合いがあります。
マスは英語でトラウト!海で養殖するとサーモントラウトと言うようです。
サケとシャケは同じですが、「サケとサーモンは別物だと思った方がいいで
す」と、かつて6年生と行った日光のニジマス研究所で聞いたような気がし
ます。なんだか鮭が食べたくなりましたね。今日は「焼肉の日」ですが…。
                       (8月29日飯田芳男)     

Hello校長室516


■厳しい暑さの中、用務主事は室外機の中に入ってまで草むしりをします。
事務室前、職員室前は来客があり「学校の顔」でもあります。環境整備に尽
力する職員のおかげで教育活動の場がつくられています。手前みそですが見
えない場所で働く職員をアピールさせてもらいました。この暑さのせいか、
携帯用扇風機を持っている人が多いと思いました。どれだけ涼しいのかな?
一度手にしてみたいと思っています。私の父親は「暑い寒いと言うな」とい
うのが口癖でした。ある日私が大学生だった頃、父が「暑い!」と言った時
の録音に成功したことがありました。まだスマホはありません。ラジカセと
呼ばれるものです。夕飯の時それを聞かせてあげました。父は涼しい顔で、
「そのラジカセ、誰が買ってあげたんだっけ」と言い放ちました。絶句する
私。父は、さらに得意げに左手に持った団扇(うちわ)で顔をあおいでいま
した。今になって『左うちわ』ってあれか~、となつかしんでいます。
                       (8月28日飯田芳男)

Hello校長室515


■今日は立川駅を降りて、「いつもの道」と違うを歩きました。これだけで
たくさんの発見をしました。また、私は中央線で立川西国分寺を利用してい
ます。いつものことなのですが、景色を眺める視点を変えると新しい発見を
します。国立駅のホームが延長されているとか、「むさしの号」はトンネル
に入ったけど単線?なのか等、いつもの景色でも新しい発見があります。私
は校長室の前を通る教職員の足音で誰だかわかります。でも今日は、いつも
の足音なのに顔をあげたら違う先生でした。理由は簡単です。靴を変えてい
たのです。A先生とB先生の靴が同じになったのです。こうなると足音のリ
ズムで聞き分けるしかありません。これからは高度なテクニックを駆使して
いこうと思います。「いつもと同じ」では進歩がないのですね。
                       (8月27日飯田芳男)

Hello校長室514


■夜明けが遅くなりました。そして夕暮れが早くなりました。残暑が続いて
いますが着実にピークは過ぎています。そんな中、今朝は、ミンミンゼミが
元気に鳴いていました。「ミンミン」と鳴いていたのでミンミンゼミに間違
いないと思います。でも関西では山間部で鳴くセミです。ファーブル昆虫記
では「鳴くのはオス!」と記されていますが、二中生の皆さんもご存じでし
ょう。ミンミンゼミは私が近づくとパッと飛び立ちました。私のせいではな
くミンミンゼミは動いてメスを探す習性だからだと思います。アブラゼミは
私が近づいてもすぐには飛び立ちません。鳴いてメスを呼ぶタイプだからで
す。中学時代に読んだ「どくとるマンボウ昆虫記」の受け売りです。この本
に出会って渋谷の「志賀昆虫」というお店に行きました。世の中に「昆虫屋
さん」があるのを知って驚きました。以前も述べたのですが、小学生の時提
出した「アブラゼミだけ20匹」という昆虫採集は人生の傑作です。
                       (8月26日飯田芳男)

Hello校長室513


■日中かなり暑くても、早朝外に出てひんやりすると秋を感じます。さすが
にまだそんな日はありません。日中の暑さが朝も夜も続いています。秋風が
恋しいこの頃です。ところで、『秋風が吹く』と言いますが、秋風自体が吹
くのはおかしいという説があります。確かにそうですね。でもそうすると
『寄せる波』『潮が引く』等も、波を寄せているのは波ではないし、潮自体
が引いているのではないですね。ここが日本語のおもしろさなのでしょう。
金田一春彦先生は、「寄る波」「潮が引ける」ならOKと言っています。では
『秋風が吹く』は何と言いかえれば良いでしょうか??悩みます。
                       (8月25日飯田芳男)

Hello校長室512


■サルスベリのピンクの花がきれいです。百日紅と書きます。「ひゃくじつ
こう」と読みますがその名の通り、およそ100日は咲いているかのように
長く楽しめる花です。ツルツルして猿も滑ってしまいそうな名前ですが、こ
の木はとても登りやすいのです。また、別名「クスグリノキ」と呼ばれてい
ます。幹をくすぐってあげると自然に動きます。祖母も言ってました。私は
数百回くすぐっています。動いたところは見たことがありません。祖父は、
「コチョコチョの木」と呼んでました。数百回こちょこちょしたのに、動い
たところは見たことがありません。今年も挑戦します。夏の終わりまでに!
                       (8月24日飯田芳男)

Hello校長室511


■トムソーヤの冒険の主題歌『誰よりも遠くへ』の歌詞には、「…つらい時
も顔を空に向けろ」とあります。トムソーヤの冒険は、今の時代では型破り
なストーリーですが、主題歌は「くよくよせず前を歩こうよ」というハート
を伝えてくれます。この曲から「時には歩みをゆっくりさせてもいい!」と
教わりました。いい風が吹くまで待つのもありだと思いました。
                       (8月23日飯田芳男)

Hello校長室510


■始業式まであと二日です。私はこの年になっても、サザエさんのカツオ君
のように宿題に取り組んでいました。カツオ君はねじり鉢巻きでがんばるの
ですが、友達やマスオさんに頼って、最後はお父さんに「バッカモン!」と
叱られるのです。私も似たような学生時代でした。二中生の皆さんはそうい
うことはないと思います。夏休みの終わりに懸命に宿題を仕上げる姿を、私
は、『突貫の美学』と呼んでいました。父に「バッカモン!」と怒鳴られて
いたのは言うまでもありません。        (8月22日飯田芳男)

Hello校長室509


■アメリカのカリフォルニア州中部のデスバレーは、気温54.4度を観測した
とのことです。砂漠地帯の盆地で、谷底は海抜マイナス86mなので暑さの
逃げ場がないのが高温の原因と言われています。30度になっただけで疲弊
している私です。デスバレーに行ったら大汗かいたあと、溶けてしまうかも
しれません。ところで、スイカを食べるとき塩をかける人が少なくなったと
言われています。我が家はささっと塩をふりましたが、塩分補給になったの
かもしれません。大きなスイカを海や川で冷やしてみんなで一緒に食べると
格別でした。スイカの名産地♪という歌もなつかしいです。えっ 私だけ?
                       (8月21日飯田芳男)

Hello校長室508


■私の住んでいる区では小学生のネットボールという競技がさかんでした。
ネットボールはスパイクをしないので安全でした。バレーボールのいいとこ
取りのような競技なので人気がありました。多くの子が中学ではバレー部に
入部していました。私はレシーブしたボールを顔に当てるのが得意でした。
子供の頃、スポーツは何をやっても続きませんでしたが、スポーツもののテ
レビ番組は大好きでした。「アタック№1」と「サインはV」を見た次の日
はバレーの猛練習、「巨人の星」や「赤き血のイレブン」を見たら野球やサ
ッカーをしていました。特徴は放映された次の日しかやらないということで
す。さて今日は、バレー部の熱心な練習ぶりを拝見しました。顧問の指導を
誰もが素直に受け止めていました。感心しました。きっと強くなります!
                       (8月20日飯田芳男)