日誌

校長室から

Hello校長室407


■2年生が鎌倉での校外学習に向けて事前学習に入ります。私は平成になって
まもなくの頃、小学校5年生の担任として鎌倉に行きました。歴史の学習は、
6年で行います。しかしその学校では5年生が鎌倉に行くのが伝統です。どう
意欲づけをするか悩みました。思案の末、4月から鎌倉彫を題材に授業を進め
ました。5年生は近代工業と伝統工業の学習をするからです。でも私の持ちネ
タは自動車工場と小川の和紙、江戸風鈴です。鎌倉は初めての指導なので鎌倉
彫の指導を選びました。そして、自動車も和紙も風鈴も鎌倉彫も、「分業」と
いうのが重要なワードになることに気がつきました。それを学ばせようと思い
ました。でも子供たちが鎌倉学習に身を入れたのは「こま犬」を見てからでし
た。二中生の皆さん、調べ学習の参考にしてください。鳩サブレでもOK!
                        (5月11日飯田芳男)

Hello校長室406


■薬師寺の法話を担当するお坊さんは誰もがエンターテイナーです。高田好胤
(たかだこういん)さんの影響だと思います。高田さんは「修学旅行の生徒達
への法話」に力を入れたと思われます。薬師寺は檀家さんがないので、いわゆ
るお墓参りのお寺ではありません。お寺の運営(経営?)に工夫されたことは
著書にも記されていました。私も中学、高校時代に法話を拝聴しました。運良
く高田さんでした。「ヤクシジテンプルへようこそ」で始まり、30分笑いっ
ぱなしでした。この頃、著書にもある『かたよらない こだわらない とらわ
れない心』のお話をもう一度読み返しています。  (5月10日飯田芳男)

Hello校長室405


■歴史の教科書は読み物としても格別な味があります。山川出版社の詳説日本
史はまさに読みごたえのある一冊です。でも手あかがついているのは、自分が
興味をもったところだけです。私が中学の時興味をもったお方は、江戸幕府の
14代将軍徳川家茂(いえもち)です。授業で扱われない将軍です。慶福と書
いて「よしとみ」と名乗っていた時代もありました。イケメンの家茂は、奥様
の方が有名でドラマ化されたこともありました。短い生涯でしたがたくさんの
業績が紹介されています。二中生の皆さんと同じ年ごろで将軍職についたとも
いわれています。江戸幕府は、15人の将軍それぞれに功績があるのですが、
社会の授業では時間的に多くの人物を取り上げるわけにはいきません。ですが
興味をもった偉人に学ぶことも多いです。二中生の皆さんに、機会あれば、私
が選んだ「歴史教科書的地味でも偉大な方々リスト」をお知らせしたいです。
                         (5月9日飯田芳男)

Hello校長室404


■昨夜は、フラワームーンと称される満月に癒されました。今宵もほぼ満月
です。二中生の皆さんも眺めてみてください。さて相変わらず休業が続いて
います。平日は昼食も用意しなくてはなりませんから、ご家族も大変ですね。
お察しします。私は給食がないので、いつもそれなり?の昼食です。校長室
は多くの人が出入りします。ですから「食事中です」というプレートを出し
てシャットアウトもできません。食べ物を口にすると必ず電話が鳴ります。
口にケチャップやソースがついたときに限って来客があります。食事は3分
くらいですませないと、逆に2時間くらいかかってしまうことがあります。
来客があるので食後は一応、歯を磨きます。もちろん手も洗い、時にはハン
ドクリームを塗ります。手荒れの防止です。さらに時には歯ブラシにハンド
クリームをつけてしまいます。校長室もそれなり?のドラマがあります。
                        (5月8日飯田芳男)

Hello校長室403


■1年生の相談日も「密」にならぬよう、生徒のほうがソーシャルディスタ
ンスを心がけていました。生徒の生きる力に感心しつつも、コロナ禍の状況
の収束が待たれます。さて、休業が続く中、多くの行事が開催できません。
そのひとつ「離任式」を開くことができません。異動した教職員は、離任式
を迎えてその学校の任務を完結すると思っています。学校業界ならではの行
事です。感謝やお礼の気持ちを伝え合う意義ある機会です。今年は日程的に
むずかしく、私は離任式ができないことを気にかけています。別れはせつな
いものがあります。でも避けて通れないのも人生。別れを惜しむからこそ、
出会えてよかった!という気持ちを育むことができます。日頃から「あの人
どうしているかな」「あの子は元気かな」と、たくさんの思いが頭をよぎり
ます。1分くらいのこともあります。でも、そんな時間をもつことが、人と
ては大事なミッション……だと思います。     (5月7日飯田芳男)

Hello校長室402


■明日からも学校再開とはいかず、ただただ二中生の皆さんの健康を願うば
かりです。規則正しく生活している皆さんは、勉強だけでなく家事もこなし
ていることでしょう。先日、私は洗濯をしていて、家族と「洗剤の箱が大き
かったときは大変だったなあ」と昔話に花がさきました。そして、家事は炊
事洗濯ばかりではないなあと気が付きました。思えば、小さい頃からの「き
れいに食べる」「きれいに残す」や「自分で着替える」「自分の衣服をたた
む」ということは、大きな仕事であり家事のひとつだったと悟(さと)りま
した。そういえば保育園や幼稚園の先生方は、食事の終盤で子どもたちに欠
かさず「あつまれをしなさい」と声をかけています。「あつまれ」も「お支
度(したく)」も人生の基本だったのですね。   (5月6日飯田芳男)

Hello校長室401


■今日は菖蒲湯を楽しむご家庭も多いと思います。菖蒲湯の菖蒲はサトイモ
科です。本校の校章は花菖蒲でアヤメ科です。三枚の葉は「知」「徳」「体」
を表し、「中」という一字に「Ⅱ」が含まれています。大切にしたい校章で
す。ところで昔から、『いずれ(が)アヤメかカキツバタ』という慣用句が
使われていました。解釈はともかく、この表現の「アヤメ」は、平安の頃は
「花菖蒲」だったという説があります。花菖蒲、アヤメ、カキツバタは、と
ても似ています。さらに外国種の「アイリス(iris)」の花もそっくりです。
ちなみにアイリスオーヤマという会社は、「お客様との虹のかけ橋になりた
い」という思いを社名にしたそうです。ギリシャ神話で「虹の女神」を示す
のがアイリスなのだそうです。それはともかく、今後私は、花菖蒲、アヤメ、
カキツバタ、アイリスを見分ける「違いが分かる男?」を目指します。昨日
は本校の誕生日でした。なんと不覚にも忘れてました。(5月5日飯田芳男)

Hello校長室400


■4日は、平成19年からみどりの日になりました。「みどりの週間」から
発展した「みどりの月間」(毎年4月15日~5月14日)を中心にイベン
トが行われています。今年はちょっとさびしいみどりの月間です。ところで
二中には200本以上の木があります。みどりが豊富です。木の種類もさま
ざまです。桜がたくさんありそうですが、校歌の歌詞にもある松が多いのも
本校の特色です。どの松も幹が太く高さも見事です。高く立派でいられるの
は、縦横無尽に広がる根がしっかり幹を支えているからです。根にはいつも
「ごくろうさま」という気持ちを伝えています。私も二中を支える『根っこ』
にならねば……。いえ、私が支えられています。  (5月4日飯田芳男)

Hello校長室399


■昭和22年5月3日に日本国憲法が施行されました。これを記念して国民
の祝日にするということが昭和23年7月に決まりました。「憲法ができま
したよ」と知らせるのは『公布』で、前年の昭和21年11月3日でした。
二中生が活躍する中学生の主張大会の日でもある、文化の日です。ところで、
発布という言葉にも似た意味があります。発布は文章語、公布が法律用語で
対になる言葉が施行です。このことを小学校6年生に伝えるのが難しかった
なあと毎年反省しています。さて、昭和22年と言えば二中が開校された日
です。4月1日に開校したので憲法に例えて言えば、学校教育が開始された
日であり、言わば「施行」です。しかし、記録によれば初代校長先生がこの
年の4月19日に着任されています。1日から18日まで、教育活動が空白
期間だったはずがありません。ウ~ン、つい難題に着手してしまいました。
                         (5月3日飯田芳男)

Hello校長室398


■♫柱のきずは おととしの 五月五日の背くらべ…という歌を聴かなくな
りました。私は曲の中の「ちまき」が食べたくて親にせがんだものです。で
すが、親がつくってくれたのは「かしわもち」でした。それも葉っぱがない
かしわもち?でした。大人になってわかったのですが、柏の葉が大きくなる
のは5月から6月です。5月5日には手に入りにくいということに気がつき
ました。歌詞の柏餅は旧暦?にあわせたものだったのかもしれません。もち
ろん個人的見解です。立川八小には柏の木がありました。近所の人が「いた
だいていいですか」と言って持ち帰っていきました。持ち帰る方は、「かし
わの木は縁起がいい」と語っていました。加えて、花言葉が「愛は永遠にと
いうんですよ」と教えてもらいました。花と葉が落ちにくいからだそうです。
二中界隈でも柏の木を探してみます。       (5月2日飯田芳男)

Hello校長室397


■Hello校長室394の暗号は「ステイホーム」でした。二中生の皆さ
んは解読できたことと思います。ポケベル世代の方々は容易に解読されたよ
うです。3年数学科の某先生は新たな課題づくりに挑戦していることでしょ
う。さて、令和の幕開けから1年が経過しました。去年の今日は、期待感で
心が躍りました。コロナ禍に見舞われている昨今ですが、今までがそうであ
ったように、人々は努力を重ねて難局を乗り越えてきました。これからはき
っと回復傾向に転じていくと思います。この頃つい下を向いて、背中を丸め
て歩いていました。季節は初夏、いつのまにかクールビズの開始です。今か
ら上を向いて歩きます。そして、鯉のぼりを100匹見つけます。鯉のぼり
にもマスクをつけてあげましょう。        (5月1日飯田芳男)

Hello校長室396


■一昨日の暗号文の答えは学年の先生の許可が出たら正解をお知らせします。
さて二中生の皆さんの今日はどんな一日だったのでしょうか。私は「こうい
う時期にどう過ごすかが人としての差が出る」ような気がして、日々小さな
めあてをもって過ごしていますが、容易なことではありません。でも二中生
の皆さんがもってる力をさらに伸ばすという仕事があるので、少し先を見通
して歩みを進めています。時計をもどせればそうしたい4月です。
                       (4月30日飯田芳男)

Hello校長室395


■今日は昭和の日です。天皇誕生日が昭和の日になって10数年経ち、私も
ようやく認識してきました。ようやくというのも平成元年から平成18年ま
で今日は「みどりの日」だったからです。みどりの日が5月4日になったの
は諸説あるようです。私は大型連休の存続に影響力があったからかなと推測
しています。そしてこの時期、5月1日を開校記念日にしていた学校は、今
どうしているか、ちょっと気にしています。しかし今年は、休日が多くても
歓迎しにくい状況です。ふつうに、普通に、過ごせる日々を願っています。
                       (4月29日飯田芳男)

Hello校長室394


■3年生の相談日でした。熱心に問題の解き方を質問する生徒が多かったよ
うに思います。職員室前の廊下から生徒の声が聞こえ学校らしさを実感しま
した。5月は相談日を設けるのではなく、通常の学校生活が戻ることを願う
ばかりです。先生方も長引く休校と言っても、再開に向けて教材準備に余念
がありません。では二中生の皆さん、ここで数学科130先生からの出題で
す。ちなみに130で先生の姓を表します。出題とは、『次の暗号文を解読
せよ』というお達しです。さて暗号文です。33441265-73です。
「ー」は、引き算の「ひく(マイナス)」ではなく、伸ばし棒です。ヒント
は、「数字二つでカタカナになる」ということです。いかがでしょう。今の
皆さんの状況も手がかりになる暗号文ですね。  (4月28日飯田芳男)

Hello校長室393


■電車内の「中つり広告」が減っています。この時期はたくさんの広告で車
内を見渡せば飽きずに過ごすことができました。しかしこの頃は車内が寂し
くなりました。たしかに学校のオープンキャンパスもないし、デパートの物
産展もあるわけがないですからね。イベントがないというのはこんなところ
にも影響があるのですね。このようにいろいろなできごとが「人生初!」で
す。二中生の皆さんも「人生初」の経験の中、不自由な生活に苦労している
のことでしょう。お察しします。もちろん、皆さんが日々健康であることを
願っています。私もさすがにマスクの生活に慣れてきました。さらに出勤し
たら手洗いとうがいです。この生活にも慣れてきました。今日もマスクをし
たままコップの水を口にもっていきました。マスクが顔の一部です。
                       (4月27日飯田芳男)

Hello校長室392


■生徒会誌あけぼのを読むことがあります。平成19年の冊子には、釣り部
の紹介がありました。また、パソコン部が文字入力コンクールで入賞したこ
とが掲載されていました。最近は発行されていませんが、1948年に創刊
されています。本校の生徒会活動の歴史が凝縮されています。令和2年度の
スタートは数度、仕切り直しとなっています。月曜から、少しでもいい風が
吹くことを願っています。           (4月26日飯田芳男)

Hello校長室391


■読売新聞の4コマ漫画コボちゃんは、妹のミホちゃんに翼(つばさ)をつ
けてあげる話題でした。「鳥はいいな どこにも飛んでいけて」のセリフで
はじまります。人はなぜか「鳥になりたい」願望をもちます。もちろん私の
勝手な推論です。しかし、1年に数回「鳥になりたい 空を飛びたい」とい
う児童や生徒の作文に目がいきます。自由になりたいとか広く世界を眺めた
い気持ちがそうさせるのでしょうか。少なくとも私はそうでした。私の少年
時代、風呂敷をマントがわりにして、こたつから飛び降りました。空を飛べ
ると思って…。するとこたつの足が1本折れました、こたつはぺシャンと倒
れています。恐ろしい父が帰ってきたので、私はこたつに入り、折れた足を
ささえていました。5分くらいで手がけいれんしてきました。すると父が、
お茶を飲みながら私に用事を言いつけました。仕方なくというか、意を決し
てこたつを離れました。飯田少年は先を見通して行動できません。こたつは
スローモーションビデオのように…かたむきました。以来、鳥になろうとは
思いません。                 (4月25日飯田芳男)

Hello校長室390


■坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」をリレー形式でつなぐ取り組みが
紹介されていました。私はこの曲を耳にするとなぜか前向きな気持ちになり
ます。♪…涙がこぼれないように 泣きながら歩く 一人ぼっちの夜…とい
う悲しいフレーズもあるのですが曲を聴き終えると、まさに「上を向いて歩
いていかなくては…」と笑顔になります。つらさを乗り越えたら、手が届く
ところに「しあわせがあるよ」と教えてくれるからです。あわせて「自分ら
しく生きなさい」って言ってもらえているような気がして前向きになれます。
私もこの曲で、コロナ対応に尽力する方々を応援させていただきます。
                       (4月24日飯田芳男)

Hello校長室389


■シャープがマスクを製造しているようですが、工場は三重県多気町(たき
ちょう)だと知りました。確か液晶パネルを作っていたと記憶していました。
でも今は亀山工場の方が記憶に新しいです。しかし、多気工場は、「ちりの
ひとつも存在しないクリーンルーム」に定評があったと聞きました。という
ことはマスク製作にもぴったりなんだなあと納得しました。液晶テレビ「ア
クオス」等、電化製品で著名なシャープです。マスク製作にも企業なりのこ
だわりと理念があるのでしょう。ところで二中生の皆さんも愛用するシャー
プペンの創業者は、家電のシャープの創業者でもあります。早川徳次さんと
言います。私が中学生の頃、祖母がたまに「早川式の繰出鉛筆を使わせて」
と言ってましたね。祖母が勝手につけたオリジナル製品名かと思っていたら、
なんと特許名が「早川式繰出鉛筆」でした!!  (4月23日飯田芳男)

Hello校長室388


■『花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは。…』徒然草の一節
です。兼好法師は、「花は満開の時だけを、月は曇りがないのだけを見るもの
であろうか、いやそうではない。」と述べています。二中の校庭はたくさんの
花が咲いています。満開の時がいいなあと思いますが、兼好法師は、見えない
月や、すだれを垂らして室内にこもり、春が移り行くのを知らずにいるのも趣
(おもむき)があると言います。見るべき価値がたくさんあると言っているの
かなと思います。兼好法師さん、さすがです。私は盛りをとっくに過ぎました
が、こんな私でもどこに価値があるか職員に聞いてみます。「なさそうです」
って言ったのはどなたですか?         (4月22日飯田芳男)

Hello校長室387


■今年度は、「昨年度の教科書は保管しておいてください」とよびかけていま
す。3月の休校に対応するためですが、私は大人になっても国語や歴史の教科
書をとっておいて、たまにながめていました。今は時々「花曇りの向こう」と
いう作品を読んでいます。読後は、つい駄菓子屋さんを探してしまいます。歌
手の川嶋あいさんも「旅立ちの日に」の歌詞に「放課後行った常連の店 いつ
もの駄菓子屋忘れないで…♪」と、駄菓子屋さんを登場させてくれています…。
実は私は、教科書の名作より駄菓子屋さんに郷愁を感じています。二中生の皆
さんの心のポケットには何が入っていますか?!  (4月21日飯田芳男)

Hello校長室386


■年間計画だと今日は朝礼の予定でした。つたない話しですが「キリの理容室」
の本から引用する予定でした。主人公神野キリさんが人気理容室を開く夢を追
うストーリーです。「夢を追う」って素敵なことです。いずれ春らしくアレンジ
してお伝えします。週が変わりました。少しずつ前へ進める週にしたいです。
世は相変わらずのコロナ禍ですが、これからは事態が好転するといいなと思いま
す。いい夢は粘り強く追っかけていきます。    (4月20日飯田芳男)

Hello校長室385


■今日は「飼育の日」です。私は小学校教員時代、なりてのない飼育委員会の
顧問を10年以上やってきました。休日にニワトリやウサギにエサをやるのは
結構しんどいものがありました。でもそんな経験で、金魚やメダカをふやすこ
とに魅了され何年か挑戦してきました。第三世代くらいになった金魚は、今も
立川六中にいます。もらった先生は「とんだキンギョ迷惑」ですね。生きもの
の世話は大変ですが楽しみもあります。我が家に帰宅後、水槽に近づくと金魚
が飛び跳ねます。ご主人様のお帰りがわかるんですね!!いえ、ありえません。
信じないでください(´∀`)            (4月19日飯田芳男)

Hello校長室384


■今日の読売新聞のコラムは、「空欄にあてはまる言葉を入れなさい」という
出題を話題にしていました。四文字熟語の空欄をうめる出題。『用意□□』の
正解は?という出題です。正解はもちろん「周到」、珍答例は『ドン』です。
ウ~ン。解答者のお気持ちをお察しします。30年前は『□肉□食』の空欄を
うめる問題で、焼と定をいれた解答が伝説として語られていました。私自身の
珍答は、(数年に一度述べますが)『ひじを骨折したとき添えるものは?』
正解は副木(ふくぼく)、またはそえ木ですが、私は「まくら木」。 担任に
「おまえの腕は線路か」と言われました。     (4月18日飯田芳男)

Hello校長室383


■校長室のアレンジメントフラワーも終演となりました。まさに『花のいのち
は短くて苦しきことのみ多かりき』とは、林芙美子が、花の命を人生に例えた
(私の推測です‥。)短詩です。この言葉には思い出があります。隣の席の友
人が、「林芙美子が紡(つむぎ)ぎだす言葉は、迫力あるね。この間、ピザを
食いながら読んだけどすごいね」と言いました。私は、林芙美子も、紡ぐとい
う言葉も、それが迫力あることも感じないし、ましてピザも食べたことないし
衝撃を受けました。「もっと勉強しなくっちゃ。そしていつかピザをたべたい」
45年前の国語のノートのはじっこに、そう書いてありました。
                        (4月17日飯田芳男)

Hello校長室382


■出勤すると、校庭のハナミズキが私にだけ微笑んでくれます。そう思うように
しています!ピンクや白の花は桜が見ごろを終えた頃から、ぐっと存在感を発揮
してくれます。桜をアメリカに送った際、返礼にいただいたのがハナミズキのよ
うです。また一青窈(ひととよう)さんが歌うハナミズキの歌は、同時多発テロ
の被害に見舞われたお母さんが、幼い娘さんにおくったメッセージであると言わ
れています。歌詞にある『♪君と好きな人が百年続きますように…』は、お母さ
んと娘さんとの愛情が百年以上続くようにという意味だと解釈しています。日々
大きな課題が向かってきます。「果てない波」かもしれませんが、世界中のハナ
ミズキの微笑みが押し返してくれるような気がしています。
                         (4月16日飯田芳男)

Hello校長室381


■コロナ禍が早く「しゅうそく」してほしいと強く思います。この気持ちを皆さ
んに伝える時、「終息」か「収束」で迷います。NHK放送文化研究所の説明で
は、「しゅうそく宣言」のように完全に終わるなら「終息」で、感染状況が落ち
着く様子を言うなら「収束」を用いるとのことです。病気自体について「収束す
る」と言う表現はしないようです。コロナ菌を完全制圧したら「終息」、新型肺
炎の感染状況が社会的に落ち着いてきたら「収束」ということです。ところが、
NHKさんがどちらでも良い例を3例挙げています。そのうち1例を述べます。
「新型肺炎の問題が、早くシューソクしてほしい」という文例では終息も収束も
OKとか。ちょっとやっかいな文例です。でもコロナ禍の結果は「終息」「収束」
のどちらでも歓迎ですね。人々の健康、安全を願うばかりです。
                         (4月15日飯田芳男)

Hello校長室380


■この頃「ソーシャル ディスタンス」(social distance)という言葉が使わ
れています。「社会距離」という意味があるそうです。公衆衛生戦略をあらわす
用語とするとソーシャル ディスタンシングという語が適切らしいですね。ここ
数日の知識です。コロナ禍のせいで「人生初」という言葉にふれることが多いで
す。さて二中生の皆さん、「コロナ禍」って読めますか?中高年の代表である私
は今更聞けず日夜悶々としていました。これは「コロナか」とふつうに読めばい
いということがわかりました。「禍(わざわい)」は、人為的ミスなどで起きた
凶事なんですね。一方「災い(わざわい)」は、防ぎようのない元凶(げんきょ
う)にもたらされたものを指すようです。天災がまさにそうですね。コロナは、
人の知恵と工夫で防げるといえるのかもしれません。期待したいです。そんなこ
とを考えながら、ソーシャルディスタンスで電車に乗ろうとしたら、直前でドア
が閉まりました。とんだ禍(わざわい)です!!   (4月14日飯田芳男)

Hello校長室379


■学習相談や書類を持ってきた生徒で、少しだけ校舎がにぎやかになりました。
でも感染防止に努め、短時間の対面です。生徒の登校に応じて消毒も欠かせませ
ん。インフルエンザでは雨が降るとほっとしたものですが、コロナは相当手ごわ
いので気温や天候にすがることができないようです。とにかく日々生徒・保護者
の皆さんの健康を願うばかりです。医療に従事されている保護者の方もいらっし
ゃいます。どうかお身体を大事にしていただきたいと思います。また経済的にや
りくりが大変なご家庭もおありでしたらご相談にのります。平凡な日常がとても
しあわせであることを実感しています。       (4月13日飯田芳男)

Hello校長室378


■テレワークと言われ、意味を調べてみました。この期(ご)に及んで聞けない
テレワークです。tele=離れた所と work=働くを合わせた造語だということを
改めて知りました。類語のtelecommuting(テレコミューティング)とは、情報
通信技術を活用し時間や場所の制約を受けずに柔軟に働く形態ということもウイ
キペディアで知りました。今まで「テレ」は電話のことだと思っていました。チ
コちゃんに叱られたらテレ笑いでごまかします。   (4月12日飯田芳男)

Hello校長室377


■今日はガッツポーズの日だそうです。昭和49年の今日ボクシングのガッツ
石松選手がKO勝ちをしました。そのときのガッツ石松選手のポーズを、記者
さんがガッツポーズと名付けたのがきっかけだそうです。ガッツは「根性」と
訳されます。でもそれは英語の俗称でスラングのようなものだと、英語科の先
生が教えてくれました。辞書をひくと「内臓」とあります。焼肉屋さんのメニ
ューにくわしい私は最初から知っていました。ところで根性と内臓のつながり
は何でしょうか?調べてみます。正解したら私のガッツポーズがHP上にアッ
プされます。                  (4月11日飯田芳男)

Hello校長室376


■4月10日は京都の今宮神社の奇祭、「やすらい祭」が行われる日だと、
雑誌で読んだことがあります。3年生が京都の学習をするころなのになあと
思うと少しさびしいです。「やすらえ、花や」が、やすらい祭の由来のよう
です。花とはズバリ桜です。桜の花を稲の花と見立て、これが早く散って、
凶作を防ごうとしたというのが祭りの始まりのようです。散る桜の花びらを
撒いたらコロナが終息するといいのですが……。とにかく感染しないように
免疫力をつけたいですね。笑顔が一番かな?!  (4月10日飯田芳男)

Hello校長室375


■昨夜もスーパームーンが輝いていました。新学期がスタートしていたら、
心地よい疲れがお月様に癒されていたなと思いつつ眺めていました。休業日
が延長されて妙な疲弊感が漂う日が続いています。新学期開始4日めになる
のに校舎は静まり返っています。時々うぐいすの鳴き声が聞こえます。いつ
もの猫ちゃんも体を休めに来ています。校庭の木々も少しずつ緑が増えてき
ました。季節の移ろいに気づく人は、心にゆとりがある人か中高年のどちら
かです。私?中高年の代表です!今日は、元日から数えて100日目です。
こんな話題は中高年しかしません。        (4月9日飯田芳男)

Hello校長室374


■1年生の皆さんが、二中での生活を始められないことを申し訳なく思って
います。家族と話をしたり、本を読んだりして気持ちを切り替えてほしいで
すね。前へ進めない日々を、どうかもう少しこらえてくださいね。私は中学
の頃、自暴自棄な生活をしていました。今とは別の意味で、思うように前へ
進めない時が多々ありました。そんな時祖母が「後ろに進むのも同じ一歩だ」
と言って励ましてくれました。今はとても理解できます。後ろに行ったら、
前へ行くのに倍の努力が必要だということを!   (4月8日飯田芳男)

Hello校長室373


■小学校1年生の入学式の定番ソング「1年生になったら~」は、まどみち
おさんが作詞し、山本直純さんが作曲しました。1966年に発表された童
謡です。私は♪友だち100人できるかな♪のフレーズが好きで、この歌詞
は大きい声で歌っていました。100人の友だちと富士山の上でおにぎりを
食べるってやってみたいですね。この曲の3番の歌詞は「100人で笑いた
い」です。私はこの歌詞も好きです。世界中を奮(ふる)わせたいですね。
笑いでね!                   (4月7日飯田芳男)

Hello校長室372


■すがすがしい青空が新年度のスタートを祝福してくれました。令和2年度
の初日は、クラスの名簿の精読で始まりました。生徒は、手渡された名簿で
担任名や自分の氏名や、友人をしっかり確かめていました。学校の配布文書
でこんなにも食い入るように読まれたものはないと思います。生徒にとって
大きな関心事だったのでしょう。生徒の意欲的な姿が印象的な一日でした。
コロナ対応で皆さんには不自由な思いをさせてしまいますが、なんとか工夫
しながら教育活動を展開します。545名、一人一人の成長を後押ししてい
きます。                    (4月6日飯田芳男)

Hello校長室371


■時々「あかるい仲間」という、道徳のテレビの主題歌を口ずさんでしまい
ます。『♪あいつを はじめて 知った時 じろりとにらんだ だけだった
いやなかんじとおもったけれど はなしのわかるやつだった…♪』明日から
新学期。良き出会いが待っています。一生の友人が登場するかもしれません。
                        (4月5日飯田芳男)

Hello校長室370


■4月4日は、ピアノ調律の日だそうです。Aprilの頭文字が、調律
の基準音Aの音と同じだからとのことです。Aの音はラの音です。ラの音の
周波数は440ヘルツですから、こちらの語呂合わせも関係があるかもし
れませんね。ところで、2016年本屋大賞に選ばれたのは、ピアノ調律
師が主人公の「羊と鋼の森」という作品でした。映画化もされました。私
は映画終了後、山崎賢人さんになりきって映画館を出ていきました。映画
を見たあとは、いつも主人公の仕草をまねてトイレに向かいます。
                       (4月4日飯田芳男)

Hello校長室369


■今日の読売中高生新聞は、「新中1生、新高1生の春のしくじりは?」
という記事でした。二編紹介します。『自己紹介で言った好きな食べ物が
あだ名になった』『学生証の写真を撮るときに寝癖がついたままだった』
とありました。私も経験ありの出来事です。さて、新1年生の皆さんは、
入学に際して心の準備は万全だと思います。「初めて」って緊張しますね。
心配しないでくださいね。私が初めて副校長になった時、初出勤の前の日
は眠れませんでした。でも私が二中に初出勤する前の日は爆睡しました。
心ってたくましくなるんです。         (4月3日飯田芳男)

Hello校長室368


■「かすみ」も「おぼろ」も、春の風物がぼんやりと霞(かす)んだ様子を
表す言葉です。かすみなら昼間、おぼろなら夕方から夜と教わった記憶があ
ります。6年生を担任したとき、親子で「おぼろ月夜」の二部合唱ができた
らカセットテープ(時代が古い!)に録音してきてというお願いをしたこと
があります。「♪菜の花畑に入り日うすれ 見渡す山の端、かすみ深し…」
3人がテープを持参し、学級で聴いてみました。3組ともとても見事な父と
子、母と子の二部合唱でした。新学期を迎えると思い出します。私は一年中、
景色が霞んで見えます。完璧な老化現象です。   (4月2日飯田芳男)

Hello校長室367


■「四月一日」と書いて「わたぬき」さんという姓の方がいらっしゃいます。
由緒あるお名前にいつもながら感心していました。冬の寒さがぬける4月、
衣服から綿を外した今日この頃を「わたぬき」といったという説もあるよう
です。金田一春彦先生は「八月一日」という姓の読み方を「ほづみ」さん、
「日月」で「たちもり」さんという姓の読み方も紹介しています。金田一先
生は、エープリフールの日にちなんだ話題ですが「ウソではありません」と
述べていました。                (4月1日飯田芳男) 

Hello校長室366


■3月31日で学年が終わります。卒業証書の日付通り3年生は今日まで
本校に籍があります。小学校の卒業証書は3月25日の日付かもしれませ
ん。慣例上のことかもしれません。もっと微妙なのは4月1日生まれの方
の小学校入学の事例です。法律で4月1日時点で満6歳になった翌日は、
ひとつ上の学年になると決められています。4月1日生まれと4月2日生
まれでは1学年違うことになります。微妙な人生の選択です。でも、この
規定のおかげで、2月29日生まれの方も毎年ひとつずつ年を取ることに
なります。私は3月生まれです。この年になると、「誕生日でひとつ年が
減る制度」を導入してほしいと思ってしまいます。 
                      (3月31日飯田芳男)

Hello校長室365


■満開の桜に雪が降ると折れないかどうか心配です。幹が曲がっている桜
も多いのでちょっと気になります。桜は、川沿いに植えられていることも
多いようです。川面に倒れかかっている桜も多いなあと思います。玉川上
水の学習では、「花びらが水の消毒になる」という予想が多いのですが、
真偽はわかりません。さて、まもなく4月、♫東京で見る雪はこれが最後
ねと…♪ 「なごり雪」を心の中で歌いながら出勤します。
                      (3月30日飯田芳男) 

Hello校長室364


■予報通りの雪となりました。多摩北部に大雪警報がでたそうです。事故
や災害につながらないよう祈っています。ところで多摩北部と言われると
私はひそかに「北多摩郡」という表示を思い出します。多摩地区の○○市
が○○町と称されたとき、北多摩郡、南多摩郡、西多摩郡は三多摩と呼ば
れていました。昭和40年代の天気予報は「三多摩方面では…」というア
ナウンスがあったような気がします。そしてあの頃は、積雪30センチ位
の雪が数度となく降った気がします。というように昔のことはスラスラと
出てきます。「後ろ向き人間」の私は、名残りの雪を眺め、ひたすら過去
を振り返ります。              (3月29日飯田芳男)

Hello校長室363


■雪の予報が出てしまいました。でも3月の東京の雪は驚くに値しません。
時々経験があるからです。私が小学校の教員の時、昭和63年4月7日、飯
能の山に実地踏査に行きました。300m程度の低山です。当時練馬区の小
学校の先生は、春の遠足の下見はこの日に行くことが多かったのです。実地
踏査を終えた先生方は、「明日はゼッタイ雪だ」と言っていました。夕方、
冷たい小雪に見舞われたからです。その通りに翌8日は、桜が開花したまま
大雪になりました。校庭では、重い雪で桜の木が折れていました。4年生の
担任だった私は児童と雪かきをしました。忘れられない大雪でした。今でも
その子たちは、「昭和最後の春の雪」をなつかしく語っています。
                       (3月28日飯田芳男)

Hello校長室362


■マスオさんや、ジャムおじさん役でおなじみの増岡弘さんがお亡くなりにな
りました。八小や南砂小ではPTAの講演会で話されたので、ご存じの方も多
いと思います。八小では講演後子供たちに、校内放送でDJをやってください
ました。あのお声が聞けないのは残念です。増岡さんは、サザエさんの声優の
方々とは仲が良く「よくタラちゃんとはお酒を飲む」とおっしゃっていました。
私が「まだ赤ちゃんなのにお酒が飲めるんですね」と言うとガハハと笑ってい
ました。サザエさん一家もアンパンマン達も別れを惜しんでいるのでしょうか。
桜が散り始めました。              (3月27日飯田芳男)

Hello校長室361


■時節柄、卒業アルバムをめくっている児童生徒も多いと思います。思い出の
写真は、ふとした時に眺め、つい長い時間をかけてしまうことがあります。気
持ちがなごむひと時は嬉しいものですね。以前はフィルムで撮影していました。
仕事がひと段落したら、学校の暗室にこもり、先輩の先生に教わりながら現像
をしたものです。プリントは子供たちにプレゼントしていました。給料の大半
を写真に費やし「貯金ができなかったぞ」と教え子には語っています。でも、
写真やビデオ以上に、心に刻まれた思いこそが「思い出」ですね。頭の中で振
り返りながら楽しんでいます。脳の中というのは、楽しい思い出だけが上書き
されていくようです。             (3月26日飯田芳男)

Hello校長室360


■ボランティア部の皆さんがお世話をしていたチューリップも、春を告げてく
れました。♪さいた さいた チューリップの花が…♪と歌ったのは、確実に
4月だったような気がします。でも、本校のチューリップは今が旬です。この
歌詞にあるような「♪ならんだ ならんだ 赤 白 黄色」のチューリップは
わずかで、今ではいろいろな色が楽しめます。さて、チューリップも寒い冬を
じっと耐え開花します。何と健気(けなげ)な花でしょう。球根の中を分析し
たことはありませんが、春が訪れるとしっかり私たちの目を楽しませてくれる
センサーは見事です。私は新たに担任になった4月、「たんぽぽ」を歌わせて
いました。♪雪の下の ふるさとの夜つめたい 風と土の中で 青い空を夢に
見ながら 野原に咲いた 花だから…♪というのが冒頭の歌詞です。どんな
(きれいな)花よりも、たんぽぽをプレゼントをしたい理由が歌われています。
この頃、足を止めて花を眺めるゆとりがありませんでした。反省です。
                        (3月25日飯田芳男)

Hello校長室359


■給食の予約機を囲んで談笑する光景から、「学校が息を吹き返したな」と感
じました。校内放送による修了式は寂しいですが、生徒の登校する姿があった
ので良しとしようと思います。またまた休みに突入しますが、健康な生活がで
きる日常に感謝したいです。3年生がいなくても4月からは1・2年生に期待
します。私は、2年から3年になった時とても緊張しました。おもいがけず?
心を入れ替えることができて、今があるような気がします。ステージが変わる
ということは大切なのですね。風が冷たい修了式の日でした。
                       (3月24日飯田芳男)

Hello校長室358


■校庭の桜は満開でした。在校生の皆さん、明日は桜を愛(め)でてあげてく
ださい。今朝、読売中高生新聞のトップ記事は「藤田ニコル」さんでした。藤
田さんが、から揚げをプロデュースしたという記事です。NIKOKARAの
商品化まで7か月かかったそうです。記事は、『4月は心機一転できる時。み
んなも私みたいに、やりたいことに挑戦してみて!!中高生の皆さん!』と、
ニコルさんからのエールを紹介していました。私はと~ても元気になりました。
中高年の皆さん!と読み込んでいたからです。   (3月23日飯田芳男)

Hello校長室357


■卒業生はこれから地域にとけこみ市民として活躍してくれるでしょう。その
卒業生のあるグループが「東橋」のあたりを通りました。私は「あずまばし」
とにごるか「あずまはし」とにごらないで読むかが気になってしまいました。
橋は、ひらがなのプレートと漢字のプレートの両方があります。そのおかげで
読み方は確認できますが「はし」か「ばし」はどういう決まりがあるか?疑問
が残ります。同様に、町も「まち」か「チョウ」かどんなルールがあるか疑問
でした。それはさておき、例えば四谷見附橋の読みは、ひらがなでは、「よつ
やみつけはし」です。しかしローマ字表記は「YOTSUYAMITSUKE BASHI」
です。ウ~ン 気になりますが、気にしないようにしています。
                        (3月22日飯田芳男)

Hello校長室356


■区部の副校長の時は、併設の幼稚園の卒園式に顔をだしていました。この時期
は、さよならぼくたちの幼稚園(保育園)を聴かせてもらいました。♪たくさん
の毎日をここで過ごしたね 何度笑って 何度泣いて 何度風邪をひいて…♪ 
という歌詞を覚えている人もいるでしょう。幼少の頃もなつかしいですね。時々、
思いっきり昔を思い出すのもいいかも知れません。でも私は、過去を振り返り過
ぎる後ろ向き人間でっす!             (3月21日飯田芳男)

Hello校長室355


■卒業生はどんな一日を過ごしているでしょうか。「卒業」の実感が湧くのはこ
れからでしょうか。あらためて今後の活躍を祈ります。私は今日、折々に昨日の
卒業式をふりかえっています。卒業生の入場は「威風堂々」でした。小学校の卒
業式でも、入退場のどちらかで演奏されることが多い曲です。二中生の皆さんも
リコーダーで演奏したかも知れませんね。二中の卒業生も堂々の入場でしたよ。
ところで、式で歌う歌の定番と言えば、「旅立ちの日に」や「大地讃頌」です。
以前は、小学校を中心に「巣立ちの歌」も多く歌われていましたが、「旅立ちの
日に」歌う学校が多いようです。私は、証書を渡しながら、気持ちを一つにした
各学級の様子を思い出していました。卒業生の皆さん、卒業したら新たな思い出
が更新されていくのでしょうが、当分、二中の思い出にひたってくださいね。
                          (3月20日飯田芳男)

Hello校長室354


■二中の卒業式の見送り(歓送)は、競輪場まで続くのですね。ちょっとほろり
とするシーンでした。担任の先生がうらやましかったです。在校生の皆さんに見
せてあげたかったですね。先輩たちはりりしかったです。練習をしていなくても
証書をきちんと受け取っていました。さすがです。今朝は、生徒の歓声が校舎に
伝わって学校が息を吹き返しました。でも一瞬です。在校生が24日に登校する
まで校舎はまた冷えてしまいます。学校は生徒がいないとだめなんです。卒業生
の皆さん、二中の思い出を心に留め、新たな思い出作りに精をだしてください。
                         (3月19日飯田芳男)

Hello校長室353


■「自分の心の中にある優しい気持ちを大切にしてな」卒業式を迎えた息子さん
にお母さまが伝えた言葉だそうです。人生の節目にもらう、家族からの言葉は宝
ものです。私が中学の卒業式の日は、90歳になる祖母に証書を見せたところ、
「一枚の紙なのに、なんだか重いや…。」とつぶやきました。感動してしまいま
した。でも私は何も言わず自分の部屋に行きました。ずっと後悔しています。
                         (3月18日飯田芳男)

Hello校長室352


■春の訪れで園芸屋さんはにぎやかになりました。お店を覗(のぞ)くと種や、
肥料がたくさん陳列してあります。その陳列コーナーの表示は、結構むずかしい
漢字が並んでいます。種苗は「しゅびょう」、播種は「はしゅ」と読みます。種
まきのことですね。肥料をあげることは施肥と言います。「せひ」と読みます。
他にも麦稈(ばっかん)、割当(カットー)など。農業・園芸に関する用語はと
てもむずかしいです。でも、「読めなければ調べる」が肝心ですね。努力してい
こうと思います。ところで私は漢検二級を受け続けてもう3年、いまだに桜は咲
きません。                    (3月17日飯田芳男)

Hello校長室351


■競輪場側からの門を入ると、こぶしの木があります。桜の開花が話題になりま
すがこぶしの芽もほころんでいます。今日は時々北風が強く吹きました。二中の
木々は強い風に耐え、本格的な春の訪れを待ちわびています。さて、体育館は、
教職員が卒業式の会場を整えました。昨年は、今年の卒業生が在校生として懸命
に式の準備に力を貸してくれたのに、今回は恩返しができずにすみません。当日
は心から皆さんの門出を祝います。今週はゆっくり時がながれてほしいです。
                         (3月16日飯田芳男)

Hello校長室350


■昨日はソメイヨシノの開花宣言がありました。千代田区の靖国神社の標本木で
5輪以上の花が確認されたそうです。昨年より7日早く、史上最速とのことです。
卒業式も入学式にも桜があったほうが気持ちがなごみますね。長く楽しめること
を期待します。さてそんな日に昨日は雪がふりました。「春時々冬」と言ったこ
の頃です。自然界のながれにはさからえません。今朝は快晴です。でも、午後は
にわか雨もあるという予報です。自然界は私にいろいろなことを教えてくれます。
                         (3月15日飯田芳男)

Hello校長室349


■庚子年(かのえねどし)も明けて74日経ちました。「ネズミは猫の姿を見る
と逃げ出す」と思いつつ歩いていると、敷地内に猫が三匹くつろいでいました。
きっと生徒を探していたのでしょう。以前は猫とネズミの戦いを見かけました。
「窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)」ということわざがあります。逃げられ
ない窮地(きゅうち)に追い込まれたらネズミは猫に噛みつく、強いものに反撃
するという例えでもあります。子どもの頃、まったくのことわざ通りの光景に驚
いたものです。さて休業が続く学校です。猫もネズミも、♪ミミズだってオケラ
だってアメンボだってえ~♫二中生に会いたくて、キョロキョロしています。
                         (3月14日飯田芳男)

Hello校長室348


■事務室・職員室前の花壇の除草をしました。陽気がいいので左の写真のように
草が生えてきました。今朝、用務主事が「卒業式にはきれいな花壇にしたい」と
言って整備してくれました。卒業生にも在校生にもこの状況をなんとかしてあげ
たいのですが、もうしばらく辛抱してください。アンズの花は、皆さんの登校を
待ち切れずに満開となりました。二中生の皆さん、登校したら花や木々にも、机
や椅子にも声をかけてあげてください。       (3月13日飯田芳男)

Hello校長室347


■先人は、春は東から吹くやわらかな風にのって訪れるようです。『東風吹か
ば 匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ』これは、太宰府へ向かう菅
原道真の一首です。歌の解釈はともかく、この歌で「東風➡こち」と読んでも
らえている気がします。南風より東風のほうが粋(いき)な感じですね。さて
二中生の皆さん、休校でストレスもあるでしょうが、そこかしこにみられる春
を探しに行ってはいかがでしょうか。皆さんがいない校舎は冷えたままで春を
感じません。                  (3月12日飯田芳男)

Hello校長室346


■東日本大震災が起きた平成22年度は、上砂川小学校の校長をしていました。
平成23年3月11日午後2時46分、つけっ放しのテレビとポケットのガラ
携が緊急地震速報を流しました。校長室から職員室の放送設備まで小走りで向
かいました。冷静に行動できたのは「震度3か4位で、速報は誤報かも」とい
う気持ちがあったからです。ところが「校内一斉」というボタンを押そうとし
たら、職員室の壁がミシッと音をたてました。これは校舎が崩れると思いまし
た。でも児童の命を救わなければなりません。「机の下にもぐりなさい」「先
生方は落下物に注意しなさい」この言葉を5~6回繰り返しました。数分後に
「校庭に避難しなさい」と指示。校庭で来客対応していた副校長が点呼を始め
ました。私は一人でトイレ等で逃げ遅れた児童の捜索を行いました。余震の最
中に「これは児童を帰宅させられない」と判断しました。時折、小雪が舞いま
した。数名の教員に、600人近い児童のジャンパーを取りに行かせました。
同時に運動会でつかった学級表示のプラボードを取りに行かせ、引き渡しに備
えました。夜10時には最後の児童が保護者と帰っていきました。何年たって
も、被災された方々の事を思うと適切な言葉がでません。
                        (3月11日飯田芳男)

Hello校長室345


■東京大空襲から75年になります。B29爆撃機による2時間半の空襲は、
墨田区、江東区、台東区を中心に1665トンの焼夷弾が投下されたと言われ
ています。10万人が犠牲になりました。その後4月には、立川も空襲を受け
立川八小の先生がお亡くなりになりました。その時二宮金次郎像が吹き飛ばさ
れ、足が欠けてしまったまま放置されていました。私が八小の校長の時、金次
郎像は再興しました。地元の方々のおかげです。私の祖母は、東京の空が真っ
赤になったと言っていました。平和が続いてほしいです。
                        (3月10日飯田芳男)

Hello校長室344


■職員玄関の花が咲き始めました。いつもなら登下校の生徒たちが見てくれる
はずでした。無観客花壇になってしまい残念です。相撲、野球、マラソン等、
いろいろなスポーツが、無観客で行われています。テレビを見ているかぎりで
は、観客のいない競技は盛り上がりにかけますね。選手は周囲の応援で、大き
く成長や飛躍を遂げているのだと感じました。花壇の花も「きれいだね」と声
をかけてあげたら、ぐっときれいさに磨きがかかるのでしょう。今春の主役で
ある3年生には、エールがたくさん届くよう何とか努力します。
                         (3月9日飯田芳男)

Hello校長室343


■私が中学生というと40年以上も前になります。今日読売新聞の日曜版に、
森永乳業の「クリープ」が来年で発売以来60年になるという記事が載って
いました。中学の卒業式の日、友人宅でコーヒーにクリープを入れ「クリー
プを入れないコーヒーなんて…」というCMの真似をしたことが思い出され
ます。当時とても流行ったCMでした。友人4人で苦いコーヒーをクリープ
で甘くしていました。惜しんで夕方まで談笑しました。ただ、それ以降4人
がそろうことはありません。「いつかまた」で40年以上経っています…。
                        (3月8日飯田芳男)

Hello校長室342


■今日は消防記念日です。消防組織法が制定されたのが昭和23年の今日だと
いうことです。昭和25年に国家消防庁が消防記念日に制定しました。また、
今日はサウナの日でもあります。何となく語呂あわせでわかります。もうひと
つメンチカツの日でもあります。この制定理由も、語呂合わせがきっかけでも
あります。関西で、ミ(3)ンチ(シチ⇒7)というからです。ちょっと強引
ですが愉快ですね。週末も笑顔でお過ごしください。
                         (3月7日飯田芳男)

Hello校長室341


■3月2日で学校生活が止まってしまいました。教室では、机が泣いているか
のような寂寥感がただよっています。いつもの放課後とは雰囲気がちがいます。
ところで、今日発行の読売中高生新聞の記事を紹介します。タイトルは『一斉
休校で困ったこと』です。・こんなとき先生方の謎の団結力がはたらいて大量
の宿題が作られる(鹿児島中1男子)・今までで一番良いクラスだったけど、
今までで一番短いクラスだった(茨城中1男子)・47冊の教科書を、一日で
持ち帰った(千葉県中2男子)等、全国の中学生もいろいろと大変な思いがあ
るのですね。二中生の皆さんの気持ちもお察します。いい一日になりますよう
いつも願っています。               (3月6日飯田芳男)

Hello校長室340


■「すさまじきもの」という文を読み「ものすごい」と解釈しましたが、すさ
まじという漢字は「冷」だということをウィキペディアで知りました。清少納
言が「すさまじきもの」の代表例に「火のない火ばち」を挙げています。いい
所をついているなあと思いました。電気の入っていない電気こたつもそうです
ね。寒そうです。昨日中央線に乗っていたら、「混雑のため窓を開けてくださ
い」と車内アナウンスがありました。どなたかが開けてくれました。コロナ対
策です。「寒い!」なんて言う人はいませんでした。こんな時代を清少納言は
どう表現するのでしょか。            (3月5日飯田芳男)

Hello校長室339


■「背中で語る学年に」学年新聞の見出しです。いい言葉です。校風というの
はよき先輩がつくっていきます。先輩のふるまいで後輩が育ちます。一人一人
の背中は、二中のお手本といっても過言ではありません。私も皆さんのために
背中でものを語れるよう精進します。学年新聞にも学びました。ほめてあげら
れぬまま修了式を迎えてしまいます。ごめんなさい。(3月4日飯田芳男)

Hello校長室338


■本校の図書室にかわいいおひな様がありました。生徒がいない図書室で留守
を守っていました。三月三日は桃の節句です。私は梅、桃、あんず、川津桜の
区別が苦手です。これに蝋梅(ろうばい)が加わると狼狽(ろうばい)してし
まいます。我が家にもひな人形を飾りました。その脇にひしもちを置きました。
お菓子のですが…。ひしもちがひし形になったのは江戸初期、このころはヒシ
の実を入れたよもぎもちだったそうです。つまり緑。明治になってくちなしの
実が入ったもちが登場、赤、白、緑になったようです。三色の重ね方は地方に
よってそれぞれのようです。重ねる順番で景色の例えが違います。『雪の下に
は新芽が芽吹き、桃の花が咲いている』という光景なら、下から緑、白、赤の
順だそうです。ロマンがあります。そろそろ夕暮れです  (^^♪あかりを
つけましょ ぼんぼりに…♪            (3月3日飯田芳男)

Hello校長室337


■3年生のある教室も「卒業まであと1日」という表示に変わりました。寂し
いかぎりですね。授業最終日ということで、生徒の校長室前の談笑も少しシン
ミリした様子が感じられました。そういった時、人の心は目に表われると言い
ます。詩人の吉野弘さんは『目は、正直だ』と述べています。(2月29日読
売新聞コラムより)そして、「目」という字は、表裏もないし裏返しても逆さ
にしても目は目。(だから本物の)目は正直だという意味のことを付け足して
いました。勉強になりました。私も今から、自分の気持ちを表せない時、透き
通った目で語ろうと思います。おっと、職員室から笑い声がしています…。
                         (3月2日飯田芳男)     

Hello校長室336


■亡き父は「1日(ついたち)」に、神棚に何やら手を合わせる等の儀式(?)
をしていました。そういえば修学旅行で行った神社でも「ついたち」の儀式を
見ることができました。どうやら「月次祭」と書いて「つきなみさい」という
儀式らしいです。それほで月の初めを大切にしていたのでしょう。今日は年度
の最終月の始まりです。時間は誰にでも平等に与えられ、時の刻まれ方も公平
平等です。しかし、このところ猛スピードで時間が動いています。来月の今日
は3年生が新たな生活を始めます。状況は混迷を極めていますが、輝く明日を
期して応援していきます。             (3月1日飯田芳男)

Hello校長室335


■閏年の29日です。私の記憶では、2月29日生まれの教え子は、たった一人
でした。誕生日のお祝いはどうしているかと尋ねたら、28日にやっていると言
っていました。ちょっとホッとしました。ちなみに昭和64年生まれの教え子に
出会ったことはありません。六日間だけの短い昭和64年でしたし。さて、この
一両日も数日とは言え、しばし記憶に残りそうです。 (2月29日飯田芳男)

Hello校長室334


■突然の休校決定で戸惑っています。3年生は義務教育最後の給食が終わってしま
いました。思いがけないかたちで終了なので申し訳ない気持ちです。部活もしばら
く休止です。とくに吹奏楽部は出演の機会が少なくなりました。本当にすみません。
しかし二中生の健康維持に向けた措置です。理解してください。皆さんは、試験が
終わりホッとしていることでしょう。どうか新たな気持ちで有意義にお過ごしくだ
さい。新たな歩みといえば、閉校が決まっている千葉県の常磐小の子供たちは、
「閉校まであと15日」と名残惜しく過ごしていました。それが今日「0日」にな
ってしまいました。いろいろなことがあった一日です。 (2月29日飯田芳男)

Hello校長室333


■「春は名のみの風の寒さや」で始まる早春賦の詩が、ぴたりとあてはまる今日の
天気です。金田一春彦先生は、「早春賦はこの時期の微妙な季節感をうまく伝えて
いる」とほめています。加えてこの時期を『春浅し』というのだと述べています。
冬は一番色彩のない季節だとか。「春・夏とすすむにつれて色彩が豊かになるから、
今が『春浅し』です」と金田一春彦先生の名解説を思い出しながら、校門で生徒を
迎えました。女子が「メッチャ サブー(寒い)」と言って通り過ぎました。
                          (2月27日飯田芳男)

Hello校長室332


■いろいろな意味で『結果を待つ』時期でもあります。どんな気持ちで時を過ごした
ら良いか、過去の経験が教材です。私もたくさんの教材が糧(かて)になっているの
ですが、時々、結果を待つまでにいらいらしたり、そわそわしたりしてしまいます。
私は電車を待つだけでも平常心を欠くときことがあります。歯医者さんの順番もそう
です。試験を待つとか、試験の結果を待つのも「ドキドキ」しますね。でもこういっ
た「ドキドキ」が自分の成長につながってきました。桜が咲くのをじっと待つのも良
いものです。喜びが増すからです。           (2月26日飯田芳男)

Hello校長室331


■えくてびあん3月号で「見えない川 みどり川」という豊泉氏のエッセイを拝読し
ました。豊泉氏によれば、二小の南側にある緑川は3416メートルの人工河川だそ
うです。1922年、陸軍飛行場の完成で雨水が周辺に流れ出すようになったとのこ
と。洪水解消のため1945年に米軍は排水路を作りました。1949年には、この
川は無名だったのに、緑町から始まっていたので「緑川」と命名されました。さらに
その後、いろいろな出来事があって1954年に、今のように川はふさがれてしまっ
たようです。このエピソードで、川は見当たらないのに、曙橋、東橋等の名前が残っ
ている理由がわかりました。橋を探してみるのも意義深いです。ブラタモリで調べて
ほしい「緑川」です。※えくてびあん誌は本校図書室で閲覧できます。
                           (2月25日飯田芳男)

Hello校長室330


■住野よるさんの著書「君の膵臓をたべたい」は衝撃的なタイトルですが、図書室が
舞台にもなっている青春小説です。「キミスイ」は3年前映画化されました。その時
のビブリオバトルの授業は何人もの生徒が「キミスイ」を紹介していました。この作
品のヒロインは図書委員です。私は小・中・高と図書委員で大学失業後、2年ほど、
アルバイトですが図書館に努めたことがあります。自分が選書した本を利用者が手に
してくれると嬉しかったです。ニーズに応えるって、やりがいがあります。さて、こ
の頃、積水ハウスのCMを凝視しています。映像に多摩モノレールが映るからです。
私のニーズに応えたCMです。             (2月24日飯田芳男)

Hello校長室329


■今日の読売新聞のコラムに『ダイヤモンドサッカー』の話題が載っていました。
昭和40年代はテレビ東京のこの番組でしか、世界のサッカーを見ることができませ
んでした。私も毎週月曜、夜10時過ぎから熱心に視聴したものです。三浦知良選
手もこの番組に影響を受け、中学の進路調査の第一希望には『ブラジル』と書いて
担任の先生を仰天させたと記事にありました。担任が「留学は99%無理」とカズ
選手に告げると、「可能性は1%あるんですね?その1%を信じます」と答えたそ
うです。春一番が吹きました。希望の春が近づいています。(2月23日飯田芳男)

Hello校長室328


■「眺める」「返却する」「鍛錬」「丁寧」「浸る」昨日の都立入試で出題された
漢字の読みの出題です。書き取りは「射る」「暮らす」「群れ」「輸送」「背景」
でした。これだけで20点です。二中生の皆さんは、落ち着いて解答できたと確信
しています。漢字は、一年間毎日10字ずつ学習したら3650字です。本番では
10字ですから、効率が良くないかもしれません。でも出題されることがわかって
いる分野なので、コツコツと取り組む意義はあります。そうは言っても受ける身は
容易な気持ちではありません。お察しします。誰にも桜は咲きます。
                          (2月22日飯田芳男)

Hello校長室327


■ボランティア部がペットボトルのキャップを集めています。私も協力しました。
次回は3月になってからだということです。今後も協力したいです。アルミ缶もす
ぐにご協力できます?!企画から実行までボランティア部の皆さんに感謝です。さ
て休み時間の校長室前は、3月の給食予約でにぎわいをみせています。チキンカツ
カレーが人気のようです。たいがい友人同士で予約機に向かいます。でも先生同士
が校長室前の予約機に群がることはありません。先生数名が「やっぱりカツカレー
だね」なんて言いながら予約していたら楽しすぎますね。週末の我が家はカレーで
す。二中生の皆さんはどんなメニューの食卓でしょうか。とりわけ3年生の皆さん
はお疲れだと思います。誰もが良い結果をいただけるように祈っています。
                          (2月21日飯田芳男)

Hello校長室326


■今日の給食はキューバ料理、フリカセデポーヨでした。鶏肉とジャガイモのトマ
ト煮こみです。フリカッセというフランスの家庭料理が由来とのことです。おいし
くいただきました。フランスとキューバの関連が気になりましたが後日にします。
左の写真はビブリオバトルの授業のひとコマです。2007年に考案された知的書
評合戦ビブリオバトルは、学校教育に導入されています。中学全国大会は2018
年が1回目でした。立川市の大会は春休みです。多くの参加を期待したいですね。
授業では3分間で本を紹介します。「読みたくなるなあ」と思わせる話し方が難し
いですね。二中の図書館でスタンドバイミーを、授業観察をしながら眺めています。
今日は貸し出されていました。私のおすすめ本を生徒の誰かが読んでくれているの
は嬉しいです。                   (2月20日飯田芳男)

Hello校長室325


■「あなたと話すことが一番の心のリハビリ」今日の名言カレンダーのひと言です。
誰かに悩みを話すと自分の心が軽くなることがあります。また、誰か一緒に笑ってく
れる人がいると、体中の血が入れ替わったように新しい自分に変身します。『相手』
がいるっていいことなんですね。もちろん適度な関係が大事です。私は中学の頃は、
祖母の話相手をしていました。でも友人がくるとすぐ出かけてしまいました。その時
の祖母の悲しそうな顔を時々思い出します。この名言のおかげで、今日は、誰にでも
優しく接することができました。しかし職員室から「ウッソー」というつぶやきが聞
こえました。                     (2月19日飯田芳男)

Hello校長室324


■今日は昨日より寒く感じます。全国の校長先生が大好きな「三寒四温を繰り返して
春が来る」という言葉通りの日となりました。三日ほど寒さが続きそのあとで、四日
ほど暖かい日が続く春先の気候の様子を指す言葉ですね。ただ使い方としては元々、
中国北東部、朝鮮半島北部の気候を示す言葉だったそうです。でも日本では1~2月
に使うのがふさわしいという説が有力です。さて今日は18日、あっという間に2月
も半ばを過ぎました。しかし子供が「もう2月が半分以上過ぎたね」なんて言いませ
んね。まして乳幼児が「1月行く、2月逃げる、3月去る」なんて言いません。生き
ることに一生懸命だからです。私?この言葉、連発してます。
                           (2月18日飯田芳男)

Hello校長室323


■生徒会朝礼がありました。いつものように放送委員が、体育館後方からマイク音量
のチェックを行っています。右の写真では、赤い矢印を顔の前に置き「音量下げて」
という指示をしています。OKの時は「◎」の表示板を掲げています。陰になって働
く人がいるので晴れの舞台が整います。ありがとうございます。ところで、左の写真
の大きな目玉のような機械が、体育館のエアコンです。『ぐっぴーバズーカー』とい
います。9機設置されました。二中の仲間入りです。暑いとき、寒いとき、二中生の
ようにしっかり働き、誰からも愛されるエアコンでいることを期待します。
                           (2月17日飯田芳男)

Hello校長室322


■正月休みに教え子の応援に全国高校サッカーの会場に行きました。どちらも優劣を
つけらない好ゲームでした。勝敗はPK方式での決着となりました。4番目の選手ま
でで4対3です。後攻の選手が決めれば5対4で決着です。ところが勝利目前の5番
手はゴールを外しました。6番手は両チームが決めて5対5です。7番目の選手は先
攻が外しました。後攻はゴールキーパーがキッカーです。スタンドは静まり返りまし
た。見事ゴールが決まりました。両チームが号泣しています。数分後両チームが並ん
でスタンドにあいさつに来ました。応援席でも涙をこぼす人が目立ちました。負けた
ら終わりの世界でこれだけ力をだした経験は、誰もが一生忘れないだろうなと思いま
した。私は時々、自分がなまけそうになると、あのシーンを思い出しています。
                           (2月16日飯田芳男)

Hello校長室321


■今日は株式会社国立音楽院が制定した「次に行こうの日」です。「つ〈2〉ぎにい
〈1〉こう〈5〉」私が大好きな強引な語呂あわせです。1月5日は果物のイチゴの
日ではなく、「15歳を応援する日」だそうです。果物のイチゴに関する記念日は、
どうやらなさそうです。今は一年中おいしいイチゴをいただくことができます。私が
小学生の頃は5月頃が旬でした。それも値段が高いものでしたので、我が家は、少量
のイチゴに牛乳と砂糖をかけ、イチゴつぶしスプーンでつぶして食べました。今はあ
りえません。麦茶に砂糖を入れていた我が家でした。お恥ずかしい話です。では「次
に行きましょう!」                  (2月15日飯田芳男)

Hello校長室320


■暖かくなりました。いよいよ全国の校長先生が大好きな、嵐雪の句が登場
する時期になりました。『梅一輪一輪ほどのあたたかさ』という句です。こ
の「ウメ」の読み方は、私が小学校のゲストティチャーで招いた金田一春彦
先生は、「ンメ」と発音するのが正しいと述べていました。でもこの頃(平
成11年頃)はウメと発音する人が増えたと言ってました。金田一春彦先生
は、この傾向は歓迎すべき変化だと著書でも述べています。さて今日本校の
先生が生徒に「あと十分ね」と声かけをしました。「あとじゅっぷん」とい
う文字通りの発音です。ふと私は、「じっぷん」と言うべきだろうと思いま
したが打ち消しました。こだわりません。時はながれていますから。  
                       (2月14日飯田芳男)

Hello校長室319


■日本で誰もが一斉に「苗字」をつけるようになったのは、明治八年2月13日
です。金田一春彦先生によれば、多くの庶民が、その土地の物知りや、庄屋さん
に駆け込んで苗字をつけてもらったそうです。庄屋さんも、そうそう良い苗字が
思いつかず、「松があるから松木さん、川の前だから前川さん」ということもあ
ったというエピソードが「ことばの歳時記」にありました。私は飯田ですから、
その論法でいくと、田んぼの近くに住んでいたからかもしれません。でもまあ、
使い込んだ苗字ですから一応?愛着はあります。ところで、私は出席簿順がいつ
も上位でした。時には1番でした。しかし小学校1年の時40人中35番でした。
五十音順なのに。私の名前が「はんだ」と読まれたという衝撃的な理由からでし
た。5月頃、誰も気づかぬうちに1番に変更になりました。のどかな時代でした。
                          (2月13日飯田芳男)

Hello校長室318


■読売新聞こどもの詩に、中1女子の「冬の朝」という詩が掲載されていました。
紹介します。『部活の朝練があるから 朝早くに家を出る 友達と合流して
くっつき合って歩いてく 白い息をいっぱい出して 毎朝大笑いしている
そんな時間が一番好きだ』という内容です。「そんな時間が一番好きだ」のところ
が輝いてますね。私も中学の時は友達と談笑するのが至福の時でした。この詩を
かみしめるように読んで、中学校生活をやり直したいと思いました。ところで、
中学時代は、友人との待ち合わせで「アポを取る」なんて誰もしなかったのを思
い出しました。詩にあるように、友達とタイミングよく合流していたのが常でし
た。また、会いたい時は家の前で「い い だ クン!」等と吠えまくっていま
した。呼べば必ず友人が出ててきます。いないなんてあり得ませんでした。そう
いえば、そのころ私の父はこう言ってました。「子供に予定はない!」と。
                         (2月12日飯田芳男)

Hello校長室317


■時々、NHK教育テレビを見ます。3チャンネル見た?等と言っていたら近頃
Eテレと呼ばれています。2011年、平成23年にEテレがチャンネル名に採
用されています。私が子どもの時、「明るいなかま」は、道徳の時間の人気番組
でした。今笑点の座布団運びで人気の山田隆夫さんが出演していました。番組を
見て道徳的価値を学んだかは別にして(?)、今も覚えているのでいい番組だっ
たと思います。祝日はテレビ番組が平日バージョンのことが多く新鮮です。今日
は建国記念の日です。祝日の意義も学び直そうかなと思います。
                         (2月11日飯田芳男)

Hello校長室316


■私が私立高校入試の日は大雪でした。電車はノロノロでした。3時間も前に家
を出ましたがぎりぎりの到着でした。40年以上前のことです。遅刻しても試験
は普通にはじまりました。遅れても受けられましたが、試験開始時刻の繰り下げ
などない時代でした。親が送ってくれるわけでもないですから会場に行くまでが
闘いでした。入試に無関心な両親が「雪がひどいから明日にすれば」と言ってま
した。こんな両親で救われました。プレッシャーはありません。試験の出来は良
くなかったです。しかし握りしめた受験票、番号は「222」 落ちないことを
確信しました。数奇な運命はここから始まったのです。(2月10日飯田芳男)

Hello校長室315


■毎年のことですが、市民体育大会の閉会式で「立川市民歌」を歌います。私は
歌詞カードを見て歌いますが、諸先輩は大きな声で歌詞を見ずに歌います。この
頃、小中学校で指導していませんが、皆さんどこで習得されたのでしょう。明る
いメロディーの歌です。その歌詞で立川が「大立川」と歌われています。そうい
えば、八小の校歌には、「大砂川」という歌詞があります。郷土への愛着が歌詞
に表れています。砂川七番の駅に、ウド農家の切り絵が掲げられています。思わ
ず足をとめました。今宵満月も郷土を照らすことでしょう。(2月9日飯田芳男)

Hello校長室314


■今日は2(ツー)と8(バキー)の語呂合わせで椿(つばき)の日だそうです。
毎回述べますが、この強引な語呂合わせが好きです。長崎の五島列島は椿の自生
が大島と並んで多いそうです。「きへんに春でつばき」こちらはロマンある漢字
のへんとつくりです。「春」で構成される漢字はたくさんあります。調べてみた
いと思います。さて、週末です。勉強や部活に忙しいとは思いますが心と身体を
休めてほしいです。週末は「カレーライス」というお宅は結構あります。我が家
がそうなんです。                  (2月8日飯田芳男)

Hello校長室313


■読売新聞1月7日の17ページは、出版社の全面広告でした。「いじわるばあ
さん」が物申す広告でした。漫画家の長谷川町子さんにはサザエさんだけでなく
いじわるばさんやエプロンおばさんという四コマ漫画の代表作があります。両作
品のおば様は、弱い者の味方で、日常のもめ事をユーモアをまじえて解決してく
れます。この日の広告では、いいじわるばさんが、三つの言葉を言っています。
『ヤなことは見えない』『メンドーなことは話さない』『ツゴウのわるいことは
聞こえない』と言っています。どうやらそれが長寿の秘訣というのが広告の意図
だと私は解釈しました。私は時々、この三つの言葉通りの一日を過ごしています。
                          (2月7日飯田芳男)

Hello校長室312


■新潟に雪マークがついていました。災害にならない程度に雪が降ってほしいと
思っています。夏の水不足まで影響しますから。さて、今朝は電車内で「ダブル
ダレ」の記事を見ました。「!?」をダブルダレと言うそうです。!は、アマダ
レ、?は、ミミダレです。で、順序は「!?」が一般的ですが、「?!」も間違
いではないそうです。私は疑問に思った後で驚くタイプですから「?!」を多用
しています。!はびっくりマークと言ってましたが、エクスクラメーションとい
うのが本名みたいなものらしいです。この手の記号は実にたくさんあるんですね。
ホントにびっくりです!               (2月6日飯田芳男)

Hello校長室311


■2月5日は2と5で「ニコ!」だから「笑顔の日」だそうです。強引な語呂あ
わせが好きです。なかなか笑顔で一日中過ごすのは難しいものです。でも何とか
心がけたいです。笑顔を。先日クラス会で「飯田先生が、一日中笑顔でいるって
大人は大変なんだよって言ってましたけど、今実感してます。」と語った児童が
いました。児童といってもすっかりおじさんです。小学生にそんな夢のないこと
を言ってしまって反省しました。ただ、その子が実感しているなら大人って大変
かもしれません。しかし、二中生の皆さん、大丈夫!怖い顔と笑顔では、笑顔の
ほうが強いんです。                 (2月5日飯田芳男)

Hello校長室310


■体育大会の時にしか稼働しない朝礼台は、生徒が談笑する場になります。そして
時には心をむなしくして「悟(さと)りを開く」場所にもなります。今日も三人の
生徒が夕日を眺めています。この後おもむろに夕日に向かって走り始めました。何
かをつかんだのでしょう。いえ、ただ「集合!」の合図があっただけでした。さて
今日は立春です。春が立ちます。民俗学者の柳田国男先生は、「立つ」というのは
現れるという意味だと言っています。さらに「一日は、ついたちと読みます。新月
がはじめて現れる日だから、『たつ』と言います。夕立は『龍(りゅう=雷)』が
現れることなんです。」と補足してました。ともあれ二十四節気のスタートは立春
です。いいことがありそうです。            (2月4日飯田芳男)

Hello校長室309


■中学生東京駅伝では本校から8名の選手が参加してくれました。お疲れさまでし
た。2キロを6分~7分位で駆け抜けるのですから見事です。50自治体の選手の
誰もが完走したのことも立派です。さてジェイコムさんが実況してくれて、今年も
増田明美さんとお会いしました。私は折り返し地点にいたのですが、周囲は実況中
継をスマホで見ていました。聞けば「ど・ろーかる」というアプリを活用していた
とのことでした。年々便利になるものですね。大会の裏側ではたくさんの方々が働
いています。いい大会でした。選手の皆さん、そしてスタッフの皆さんにも感謝し
ています。                      (2月3日飯田芳男)

Hello校長室308


■今日は、第11回中学生東京駅伝大会の応援に行きます。女子は10時、男子は
13時のスタートです。本校から男子が1名、女子が7名参加します。出走者は、
当日のメンバー構成によるようですが、12月から練習に取り組んできた、選手の
皆さんにエールをおくります。女子は30キロ、男子は42,195キロを立川国
際を含めた10校でタスキをつなぎます。ジェイコムチャンネルで9:30から、
生中継するそうです。「2並び」のこの日、各選手の健闘を祈ります。
                           (2月2日飯田芳男)