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校長室から
カルピス(Hello 校長室 2月9日)
カルピスを飲んだことがある人は多いと思います。カルピスをつくった人は誰でしょうか。昨日、私は「カルピスをつくった男 三島海雲」と題した本を読みました。三島海雲さんは明治11年に生まれ、モンゴルに渡り、大正8年にモンゴル高原で親しんだ乳製品に着想を得たカルピスの開発に成功し、大正8年(1919)7月7日の七夕の日にカルピスが発売されました。この時期に、そして日本人が開発したことを知らずにいたことを少し恥ずかしく思いました。今度カルピスを飲む時には、三島さんの苦労を想像しながら、味わってみたいと思います。
勝負(Hello 校長室 2月8日)
元オリンピック水泳の金メダリストのイアン・ソープ選手は「自分が負けたと思わない限り負けることはない。その出来事を決めるのは自分だけなのだ」と伝えています。結果だけをみれば勝敗はつくが、心の中は見えない。エジソンもまた「私は決して失望などしない なぜならどんな失敗も新たな一歩となるからだ」と伝えています。「勝負は自分が決めるもの」なのかしれません。
忘れる(Hello 校長室 2月7日)
脳は必要ないことは忘れて、新しい情報を取り入れていきます。スキー移動教室から帰宅した時に家の鍵が見当たりませんでした。家を出た時の服装のポケットやカバンにありません。スキー場に落としてしまったのかもと思いつつ、大きなカバン(前日に学校に運ぶ)の外側のポケットにありました。自分がそこに移したことをすっかり忘れていました。これは大切な情報のはずなのにと思いつつ、今度は忘れないように脳に何かと関連させておきたいと思います。
スキー移動教室を終えて(Hello 校長室 2月6日)
スキー移動教室を無事に終えました。今回は発熱やけが等で病院に連れていくことはありませんでした。また姉妹都市であった長野県大町市から白樺湖の方に変え、バス乗車時間も短くなり早く到着することができました。さらに目の前がゲレンデで直ぐにスキーの講習に移ることができました。大町市では宿舎からまたバスに乗りスキー場に移動していました。インストラクターさんもとても丁寧に指導してくださるプロ集団でした。来年度も同じ場所でのスキー移動教室の予定です。
スキー移動教室3日目が始まります(Hello 校長室 2月5日)
今日は外は吹雪いています。レッスンの頃には晴れてほしいところです。無事に立川に戻って来ることが一番大切です。気持ちを引き締めて行きます。現在-12度です。
凍っている部屋の窓ガラス
スキー教室2日目です(Hello 校長室 2月4日)
部屋の窓ガラスが凍っています。外気温は-9度です。寒波到来予報ですが、現在は曇りです。今日も安全にけが等なく、スキーレッスンにのぞみ自然を満喫してほしいと思います。
スキー移動教室が始まります(2月3日)
1年生のスキー移動教室が始まります。宿泊行事では普段気付かない友達の良さをたくさん知る機会にもなります。また自然が相手となります。安全第一の行動を意識して無事に立川に戻って来ることが大切です。子どもたちの様子は随時、HP でお伝えして行く予定です。
WILL 美術家展(Hello 校長室 2月2日)
WILL 美術家展がたましんRISURU ホールの地下展示室で開催されています。(本日まで)ここに私が特別支援学級の担任だった時に美術の授業の講師の大橋先生が出品されています。すでに70歳は超えていますが、現在も講師をしながら絵を描き続けています。奥多摩の海沢というところに12~13年くらいかけて30回くらい通って描いたと話していました。尽きぬ情熱に感心するばかりです。私もそうありたいと思います。
近江商人(Hello 校長室 2月1日)
近江商人の「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」の精神は、仕事を成功させる上で大切です。儲けられているか、消費者を満足させているか、社会に役立っているか、利潤追求だけでは成功しません。学校も生徒、保護者、地域が満足し、そして働いている教員もまた意欲的であることが大切です。「学校よし」となるために歩み続けます。
一歩踏み出すために(Hello 校長室 1月31日)
ローマ帝国の哲学者ルキウス・アンナエウス・セネカは「難しいからやろうとしないのではなく、やろうとしないから難しいのだ」と語っています。皆さんにも「できないとやらないは違います」という話をしたことがあります。やらないで後悔するよりも一歩踏み出し、やってみて見える世界もあります。これもまた自分との闘いです。
復習(Hello 校長室 1月30日)
学習する際に物事をきちんと記憶するには、脳が情報を取り込む段階でプラスのレッテルをはり、しっかり思考することが必要です。脳はどうでもよい記憶や中途半端にしか覚えていない記憶は新しい情報によってかき消され、どんどん忘れていきます。完璧に覚えたといえるまで復習を継続し繰り返し何度でも考えることが脳を鍛えることになります。復習しないと脳は直ぐに忘れてしまいます。昨日の夕飯はなんだっけというような状況です。復習は大切です。
部活動について(1月29日)
東京都教育委員会から部活動改革にかんするニュースレターが届きましたので掲載しました。御覧ください。学校のお知らせ(トップページの下)欄にも掲載しています。
自己報酬神経群(Hello 校長室 1月29日)
A 10神経群に入った情報は次に「前頭前野」(情報を理解・判断する部分)に入り、その後に自己報酬神経群に行きます。自己報酬神経群は、「自分への報酬=ごほうび」によって機能します。ごほうびとは、「自分でやろうと考えたことを成し遂げること」であり、自分から「やってやろう」と自主性や主体性をもった時に、脳の思考力や記憶力を高めることができるといわれています。自分から進んでやるとやらされているでは、脳の機能の働きが違ってきます。この事から自分で決めることが大切になってきます。子どもたちに選択をさせて行くのも有効です。やらされていると脳の思考力や記憶力を高めることは少ないかもしれません。自分で決めてやって行く、計画を立てさせて実行する方法等は有効といえます。子どもたちへの声かけの大切さを実感します。
A10神経群(Hello 校長室 1月28日)
脳は情報を受け取ると「A 10神経群」と呼ばれる部分で情報に対して「好き」「嫌い」「興味がある」等のレッテルをはることが分かっているそうです。「嫌い」というレッテルをはられた情報は、理解が浅く、思考も深まらないことにつながります。「好き」「興味がある」ことは自分で意欲的に取り組んで行きます。先生が教える教科が好きな場合は、その先生が好きな傾向が多いと思います。先生を嫌いと思うとその教科の勉強が嫌だったり進んで勉強しない傾向にあります。年齢が低いほどその事が顕著に現れます。経験上、「そうだな」と思う人も多いかもしれません。先生はそういう意味でも大切な存在です。A 10神経群に「好き」「興味がある」という情報のレッテルをはれるように取り組んで行きます。
脳(Hello 校長室 1月27日)
林成之さんは、脳を構成する脳神経細胞は「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」の3つを本能として持っていると伝えています。また脳の機能を守るため「自己保存」「統一・一貫性」「自我」の本能がある、さらに心とは、脳の本能を基盤として、思考することによって生まれるとしています。いかに脳を鍛えていくか、教えてくれています。「勝負脳の鍛え方」「脳に悪い7つの習慣」「子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる 脳を鍛える10の方法」等の著書があります。どのような働きかけが脳にとってのぞましいか再度、見直したいと思います。
都立推薦入試(Hello 校長室 1月26日)
都立推薦入試日です。すでに試験会場に着いていることと思います。自分を信じて最高の力を発揮できることを期待しています。 昨日、立川市教育フォーラムで非認知能力について講演がありました。講演会を聴いて林成之さんが書いた「勝負脳の鍛え方」等の内容を思い出しました。また読み直してみたいと思います。
ことばの力(Hello 校長室 1月25日)
マザー・テレサは「私たちのすることは大海の一滴にすぎないかもしれませんが、その一滴の水が集まって大海となるのです」、イチロ-選手は「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道だ」と語っています。続ける先に未来があります。信じて歩んでいきましょう。
今日は2年生校外学習です(Hello 校長室 1月24日)
今日は2年生の校外学習です。スローガンは「相互尊重」~最高に楽しめる「予感」がする~です。東京は学びの宝庫です。学びを楽しめるためにどうするかも含め、「なぜだろう」を大切にして学習してきてほしいと思います。期待しています。
眠気との戦い(Hello 校長室 1月23日)
受験生は最後の追い込みで夜遅くまで学習しているかもしれません。眠気が襲ってくるときがあります。私は中学3年のこの時期に塾で眠気に負け、教室の外に立たされたことがあります。外の寒さを肌で感じ、目が覚めた思い出があります。今の時代は塾の先生が外に立たせる対応はないと思いますが、塾の先生には感謝しています。私としては自分の甘さに気付かされた思い出です。眠気との戦いにそれぞれの方法があると思います。少しだけ寝てまた勉強するのも良いかもしれません。自分にあった方法を見つけてください。
カレーの日(Hello 校長室1月22日)
今日はカレーの日だそうです。1982年、全国学校栄養士協議会が、学校給食創立35周年を記念して、1月22日を全国統一献立日として、カレーが選ばれました。カレーが好きな生徒も多いかもしれません。私も大好きです。今日の給食が何か調べたいと思います。
集団討論(Hello 校長室 1月21日)
1月11日の朝日新聞の記事の中で、都立竹早高校の校長先生が都立高推薦入試の集団討論について記載しています。「特別な対策は必要ありません。日ごろから自分の意見を持ったり、他人の話を聞いた上で自分の考えを伝えたりすることができていれば、大丈夫です。討論では、コミュニケーション能力、思考力、判断力、表現力などを多面的にチェックします。重視するのは、自分の意見を論理的に伝えられること、相手の意見を尊重しながら対話を通じてより良いものを目指そうとする姿勢です。こうした力は、入学後も伸ばしてほしいと考えています。」とありました。普段の授業の中でも対話的な授業が行われています。相手の話をよく聴いてより良いものを創りあげていくことを意識してのぞんでください。都立推薦入試は今度の日曜です。
駅伝大会を通して(Hello 校長室 1月20日)
昨日の駅伝大会では、現在高校生で本校陸上部の先輩たちがチームを作って一般で出場し優勝しました。卒業した後も中学校の時の仲間と一緒に駅伝大会に出る気持ちに嬉しく思いました。また、立川一中サッカー部の教え子たちが走っていました。大人になっても地域に戻って走っている姿に励みを受けました。駅伝大会に出場する良さは2つあります。一つは体力向上や襷を繋ぐチーム力です。もう一つは、沿道から応援されることにより襷を繋ぐ強い気持ちが生まれより頑張れる気持ちなれることや一人の力ではなく応援の力が自分を後押ししてくれること(決して一人ではない)を経験することができます。駅伝を経験することは、一生の中でないことが多いと思います。硬式テニス部の女子は、自分のペースで走りきり、自分が頑張ったことと、沿道からの多くの応援に心が動かされ涙していました。貴重な経験ができたのではないかと思います。是非この貴重な体験を次に活かしてほしいと思います。大会運営を支えていただいた役員の皆様にも感謝いたします。ありがとうございました。
立川市民大会駅伝大会(Hello 校長室 1月19日)
立川市民大会駅伝大会が開催されます。現在の市役所ができる前は陸上競技場をスタートして、多摩川の沿道を走るコースでした。私が顧問をしていた頃のサッカー部の生徒は、冬場はこの駅伝大会に備えてよく走り込みをしました。懐かしい思い出です。現在は市役所をスタートしての周回コースです。襷をしっかり繋いでいきましょう。本校の生徒に沿道からエールを送りたいと思います。
「行」(Hello 校長室 1月18日)
「行」という漢字を見ていると、三叉路に見えてくるという。まっすぐに進むか、横に進むか、斜めに進むか。「行く」というからには立ち止まらない。どちらに進むか、すべて、自分で選んで進んで行こう。まさに3年生は自分の進路を自分で選んで進んでいますね。昨日から入試が始まりました。常にエールを送っています。
30年(Hello 校長室 1月17日)
阪神淡路大震災から30年が経ちます。この30年間で自然災害等が増え、防災やボランティア活動に力を入れることが多くなりました。様々な思いを背負いながら一歩一歩前に進んでいる現実があると思います。今日という一日を大切にして過ごしたいと思います。
北多摩地区中学校美術展について(1月16日)
北多摩地区中学校美術展が始まりました。この展示会は美術の先生の話によると今年度で最後になるとの話でした。美術の先生方が冬休みに準備して作品を会場に運んで設置して、期間中は受付を行う等しています。教員の働き方改革等から見直しが図られたのかもしれませんが、私は非常に楽しみにしていた美術展でした。子どもたちの創造力豊かな作品にいつも感動していました。今年度も週末に参観したいと思っています。美術の先生方、美術展の運営に感謝しています。ありがとうございます。
昨年度の美術展の様子
「友」(Hello 校長室 1月15日)
「友」という字を分解してみると「ナ」は倒れそうな人の形。「又」は両手でそれを支える人の形。「友」という字は倒れそうな仲間を懸命に助けようとする姿ともいえます。そのような友でありたいですね。
「意」(Hello 校長室 1月14日)
「意」は心の音と書きます。「意」がつく漢字には意識、意見、意思等あります。「意」のつく漢字に出会ったら、今年の目標を思い出し、心の音を聴いてみましょう。
歩く(Hello 校長室 1月13日)
歩くという字は「少し」「止まる」と分解できます。急がなくてよい、一歩一歩、自分のペースで進めばよい。少し立ち止まってまた歩んでいく。今日は成人の日です。それぞれの歩みでよいのです。
美しくあるために(Hello 校長室 1月12日)
女優のオードリー・ヘップバーンさんは「美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。」と語っています。私は常に一生懸命に取り組んでいる姿、全力で取り組んでいる姿は「美しい」と感じます。生徒の皆さんにとって「美しいとは」何ですか。ちょっと考えてみてください。
チャンス(Hello 校長室 1月11日)
アメリカの実業家A・カーネギーは「チャンスに出会わない人間は一人もいない。それをチャンスにできなかっただけである」と語っています。チャンスをものにできるかどうかは、日頃の賜物でしかないように感じます。毎日を大切にしていく、心に留めて進んでいきたいと思います。
ことばの力(1月10日)
3年生の廊下の壁に自分が励まされたことば、印象に残っていることばの紹介がされています。
お互いに励まし合って自分の進路を勝ち取って欲しいと思います。「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」
ことばには大きな力がありますね。
こまめに(Hello校長室 1月9日)
ニュースではインフルエンザの予防接種を受けていても高熱を出して診察するケースが増えている、タミフルの製造が間に合っていない等伝えています。予防の基本は、手洗いとうがいです。また集団ではマスク着用がのぞましいです。良い準備が良い結果に近づきます。「運」もまた準備が8割とテレビ番組で話されていました。こまめに手洗いとうがいを徹底しましょう。
3学期が始まります(Hello 校長室 1月8日)
3学期が始まります。始業式の話では目標を達成するまであきらめない、できるまでやる努力の大切さについて話そうと考えています。生徒の皆さんにとって壁を乗り越えて行く粘り強さが発揮される一年であることを期待しています。
新聞配達(Hello 校長室 1月7日)
新聞配達をしているオートバイの音で今日は目覚めました。4時50分です。昨日の雨は続いているのだろうか、新聞をデジタルに代えたら、寒い中の配達はなくなるのだろうか等、様々なことが頭に浮かんできました。今日も様々な情報を届けていただいていることに感謝して新聞に目を通して行きたいです。
主体性は強し(Hello 校長室 1月6日)
青山学院大学の駅伝部は今では箱根駅伝で優勝するなど有名ですが、原監督が就任した当初は、寮での生活規律も定まっておらず、予選会でも結果が出ない時がありました。選手自身がこのままではいけないと気付き、寮生活でのルールを決めたり主体的に動いたりすることで、今の伝統を築いたといえます。やらされるのではなく自分からやることが意欲の原点です。2025年は自分から進んで取り組む何かを決めて毎日、積み重ねて行って欲しいと思います。
学問のすすめ(Hello 校長室 1月5日)
福澤諭吉さんの学問のすすめでは「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」が有名です。しかしその後に「賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとに由って出来るものなり」との主旨が続きます。学ぶか学ばないかが重要だと教えてくれています。学び続けることが自立した個人を作って行くことになります。2025年は自分の興味、関心があることなど学び続ける一年であって欲しいと思います。私は身近にできる読書をすすめていきます。
結果を出すために(Hello 校長室 1月4日)
結果を出すために人は日々努力します。結果が出る場合と出ない場合があります。その違いはどこにあるのか考えることがあります。評価は自分がするものでもありますが、基本は他人の評価が重要だと思います。自分で頑張っていても、他の皆が頑張っていると感じなければ努力が足りないかもしれません。努力したかどうかは、他人が決めるものです。誰もがその選手の努力を認め、その選手を試合に使ってみてくださいとなれば、最高だと思います。努力をした分、結果が出ることに近づくといえます。それでも結果が出ない場合もあります。でも諦めなければ、結果が出る可能性はあります。柔道の角田夏実選手は、その事を実証してくれています。強い気持ちをもって、とことんまでやり抜いた人にチャンスは訪れるのだと思います。本校の生徒が粘り強く、自分との闘いに勝利することを願っています。
新記録(Hello 校長室 1月3日)
昨日は箱根駅伝の往路で青山学院大学が1位となりました。今日は復路です。昨日も区間新記録が出ていました。どこまで人はスピードで進化できるのか、びっくりです。より科学的にトレーニングを行っているにしても、ここに照準を当てて勝負できるのは、人間である醍醐味ではないかと感じます。今日の復路でも新記録が出るのか楽しみにしています。
2025年(Hello 校長室 1月2日)
今年の干支は「巳」ですが、本来の干支は十干と十二支の組み合わせで成り立っているので、正確にいうと「乙巳」となります。これは「努力を重ね、物事を安定させていく年」とされています。努力が実を結び始める時期を示唆していますが、成長速度は個人によって違うので、辛抱強さが試される年ともいえます。「粘り強く取り組む」ことがポイントです。私も肝に命じていきます。
新年明けましておめでとうございます(Hello 校長室 1月1日)
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。私は今年還暦を迎えます。孔子は「六十にして耳順がう」とあります。他人のことばを素直に受け入れ、本校の教育活動がより良いは方向に進んでいくよう、舵取りをしていきます。今年も引き続き、ご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。
2024年12月31日(Hello校長室 12月31日)
今年も本校の教育活動にご理解とご支援をいただき、ありがとうございました。「挑戦する」「感謝する」「貢献する」の3本柱を軸にこどもたちが果敢に過ごした1年であったと思います。来年も失敗を恐れず挑戦し、自分一人の力だけでなく多くの人の支えに感謝し、自分の力を誰かのために尽くす生徒であって欲しいです。それから「寛容」が大事なキーワードになると思います。自分だけが正しいと思い、相手を批判するだけでは何も解決しません。お互いを認めていく力も大切です。中学校で過ごす3年間はあっという間に過ぎ去っていきます。これからも立川二中生で良かったと思える充実した中学校生活を創りあげていきましょう。
まめまめしく(Hello 校長室 12月30日)
本屋さんで「おせち」という絵本を見ていました。「くろまめ ぴかぴか あまい まめ まめまめしく くらせますように」と書いてありました。「まめまめしく」とは、形容詞「忠実忠実しい」の連用形で「真面目で」「誠実」「骨惜しみせずよく働く」ことの意味です。また、健康や丈夫さ、達者な様子を意味する方言の「まめ」なという意味も含んでいるようです。おせち料理の意味を振り返ってみるのもよいかもしれません。
言志四録(Hello 校長室 12月29日)
言志四録とは儒学者の佐藤一斎が書いた語録です。西郷隆盛や吉田松蔭、坂本龍馬らがよく読んでいたと言われています。とりわけ西郷隆盛は、言志四録を座右の書として特に自分の心に響いた言葉を抜き書きし、手抄言志録(西郷南州遺訓)として残っています。久しぶりに目を通しています。西郷隆盛の気分になっている自分が可笑しく思えます。「少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず。(言志晩録60)」学びは朽ちないです。
小心翼翼(Hello 校長室 12月28日)
「小心翼翼」という言葉に出会いました。心細やかに対応すること、心遣い、気遣いという意味だそうです。長官たる者は、「小心翼翼」を忘れること勿れ。(言志晩録160)肝に命じていきます。
大きな家(Hello 校長室 12月27日)
「大きな家」という映画を観てきました。児童養護施設のふつうの日常を描いた映画です。こどもたちの語ることば一つ一つに感情が揺さぶられました。「家族とは何か」「前向きに生きるとは」等、あらためて考えさせられることが多くありました。
インフルエンザ(Hello 校長室 12月26日)
冬休みに入りました。インフルエンザA型pdm09が流行っているそうです。pdm とはパンデミックという意味だそうです。パンデミックとは世界的な流行をさしています。09は、2009年に流行した意味です。基本は、20秒から30秒と長めの手洗いです。健康でお正月を迎えるためにも大切なことです。
2024年漢字1字(Hello 校長室 12月25日)
本日は、2学期終了式です。保護者、地域の皆様には、あたたかいご支援、ご理解をいただきありがとうございます。本校の2024年漢字1字は、挑戦の「挑」と私は感じています。運動会では実行委員会が自分たちではじめて考えた競技(箱を運ボックス)をしました。合唱祭では、有志合唱団が結成され「手紙」を歌いました。2年生は、職場体験の報告を1学年にポスターセッションで披露しました。他にも食育講座や落ち葉履き等、新たに始めた取組がありました。そのようなことから「挑」が本校の2024年漢字1字と私は感じています。
税金(Hello 校長室 12月24日)
昨日の朝日新聞に「103万円の壁」を引き上げる財源として土地の資産価値に応じて課税される「地価税」を検討しているとありました。「地価税」とは1992年バブル期の地価高騰を抑制するために施行されたが、98年分以降は課税が停止されているそうです。固定資産税とはどう違うのかと頭に浮かびました。日本にはおよそ50種類の税金があります。どんな税金が今後生まれるのか、その根拠は何か、生徒の皆さんも考えてみてください。
短編(Hello 校長室 12月23日)
図書館に行き、国語の教科書に出てくる作品が掲載されている「教科書名短編」を借りて読みました。中学生の頃を思い出してみたくなったのかもしれません。吸い込まれるように読んでしまいました。芥川龍之介の「トロッコ」は、読んだ記憶があり、懐かしく感じました。