日誌

学校のできごと

校内研修(3回目)

主体的な学び、能動的な学びとは
 学校は、運動会に向けて取り組みが進んでいる中ですが、本校の教員は生徒の主体的な学びや能動的な学びを促すにはどのように授業を進めていくことがよいのかについて、研修をしています。5月18日(水)は、第3回行内研修会がありました。
 今回は、生徒が見通しをもって粘り強く取り組み、自らの学習活動を振り返って次につなげる、主体的な学びについて研修をしました。本校では、授業を通して、何が身に付いたか、どうして間違えたのかを振り返りシートなどに生徒自身が一人一人書くことで学びの確認をしています。この日の研修会では、各教員が取り組んでいる振り返りについて、実際の生徒の記入から、より良い「振り返り」の取り組ませ方を学びました。
○自分の教科以外の生徒の記した「振り返りシート」を見合います。

○どうすればより良い振り返りができるのか教員も学び合っています。

運動会朝練習 

快晴!朝練習 チームジャンプ
 今日は、快晴。昨日は、朝から雨のため練習ができませんでした。その分も取り返す気持ちで、朝練習にも力が入ります。昨日の激しい降雨により、校庭は使用できません。グラウンドの周囲とハンドボールコートを使用し、学年に分かれてチームジャンプ(大縄跳び)の練習です。いきなり3年生は連続ジャンプ。集合も始めるのも一番早かったのは、これまでの経験を踏まえて成長している証です。連続ジャンプができると拍手も起こります。2年生も昨年の経験をもとにまとまっています。そして、1年生は、初めての練習。戸惑いもあったことでしょうが、みんなで声を掛け合っています。これが大事なこと。
○3年生 いきなり連続ジャンプ!各クラスで練習の工夫も見られます。

○2年生 昨年の経験を活かして声掛けができています

○1年生 初めての練習。戸惑いもありながらも声を掛けあっていることが晴らしいこと

運動会練習開始

今週から「運動会」全校練習開始
 5月28日(土)に開催する「運動会」に向けて、いよいよ全校での練習が始まりました。早速、全校そろっての朝練習です。気持ちを一つにして取り組んでいきます。
○朝、8時25分から始まった全校そろっての朝練習の場面です。

土曜補習教室≪第1回≫

今年度はじめての「土曜補習教室」がありました
 5月14日の土曜日。今年度1回目の「土曜補習教室」が行われました。自分のわからないところをわかるようにするために学習支援員に質問したりしながら、わかるようにしていくのが本校の補習教室です。主体的な学習態度を身に付けるための支援を行っていきます。教室は2つ用意されていて、一つは学び合いができる教室、もう一つは、じっくり自学自習するための教室です。生徒のサポートをする学習支援員の他、本校の教員もサポートについています。生徒の学習する時間は学年ごとに分かれています。
○教員と学習支援員がサポートします。

○生徒が相互に教え合っています。授業で慣れているので、自然と学び合いができます。

○1年生にとっては、初めての「土曜補習教室」です。

集団下校班の確認

集団下校班の確認をしました
緊急時等に集団下校する際の地区別班編成

 本日、5月13日(金曜日)、2日間の中間考査が終わりました。試験終了後の3校時、避難訓練の一環で、緊急時等の際、地域別に集団で下校する際の班編成の確認を行いました。地区別にリーダーを決め、いざという時に、迅速に、安全を確保しながら行動できるようにするための確認をしました。
○地区別に教室に集合し、担当の教員の説明を受けた後、リーダーを決め、お互いの名前と顔を確認します。

中間考査

1年生 はじめての定期考査
1学期中間考査がありました

 5月12・13日(木・金)2日間にわたり中間考査がありました。1年生にとってははじめての試験となります。きっと緊張もあったことと思います。試験で実力を発揮できた人もいれば、思うように発揮できなかったという人もいるかと思いますが、試験は終わった後が大事です。本校では、見通しと振り返りを重視していますが、この試験も実は大事なことは「振り返り」です。どうして自分は答えが導けなかったのか、どういう勉強を日ごろしておけばよかったのかなど、多くのことを今回の試験から学べます。返却後の一人一人の姿勢が問われます。どうぞ自分と向き合ってください。
○試験問題と解答用紙が配布されます。

1年 ピア・サポートの取組

コミュニケーションの力をつける
1年「ピア・サポート」(総合的な学習の時間)
豊かな人間関係を築くための取組

 1年生は、現在、「総合的な学習の時間」に、お互いを理解し合い、豊かな人間関係を築くための「ピア・サポート」の学習をしています。5月9日は、その第1回で、「わたしたちのお店やさん」というエクササイズを行いました。グループに1枚、14軒の店が2列に並んだ白地図が配られます。どんなお店がどんな順番で並んでいるのかを一人一人に配られたカードにある情報をもとにして明らかにしていきます。このことを通して、ひとに情報を正しく伝えること、そして、正しく聞くことの重要性について気付いていきます。生徒は、協力し合うことの大切さを楽しく学んでいました。
○まずは、お互いの情報を出し合います。

○情報をどのように整理したらよいかを考えています。

○コミュニケーションを図りながら、楽しく店の並び順を明らかにしていきます。

立川二中・朝の挨拶運動

地域、保護者の皆様、ありがとうございます
立川二中・朝のあいさつ運動

本校の一日は、地域、保護者の皆様とのあいさつから始まります

 本校の一日は、地域、そして保護者の方々が校門で生徒にあいさつの声をかけてくださることから始まります。おはようございます。いってらっしゃい。この言葉に支えられて生徒は一日をスタートします。本当は、生徒がもっと元気にあいさつの声を返してほしい、先にあいさつの声を発してほしいと思うところです。でも、地域の方は「以前より声が出ていますね」「思春期で、照れくさいという気持ちの強いときですから」と好意的に見てくださり、ありがたいことと感謝しています。生徒たちは、心の中で、このあいさつ運動について、とても嬉しく思っていることを語ってくれます。先日、本校でのあいさつ運動について、取材がありました。その報告は、記事が送られてきたらお知らせします。
○5月9日の朝、校門には20名近くの地域の方、保護者の方が立ってくださっていました。ありがとうございます。

学校公開日(第2回)

学校公開日
保護者の皆さま、ご参観いただきありがとうございます

 5月7日(土曜日)、天気は快晴。澄み切った青空の下、校庭では、保健体育の授業で、リレーのバトンパスの練習が行われています。ここでも本校で大事にしている能動的な学びがあります。生徒は4人1組のグループで、お互いにパスの練習をする中で、声を掛け合っています。どうすればパスがうまくいくかについて。振り返りシートにも学んだことが積極的に記されます。そこには、仲間から受けたアドバイスも記されています。人から受けるアドバイスによってメタ認知を高めようとしています。

○1年・保健体育 バトンパスの練習 チームごとに行います

○1年・保健体育 4人1組になり、お互いに声を掛け合い、確かめ合っています

○3年理科・学び合いの授業です

○3年・数学 支え合い、学び合う授業では、わからない人をなくす努力をお互いがします。

○3年・英語 ペア学習です。英語で、地図上の事柄に質問をしながら場所を探していきます。 
○2年・理科 岩石の学習 ルーペで岩石を見ながら特徴を記していきます。机上にある青いシートは「理科・振り返りシート」です。

運動会に向けて

5月28日(土曜日)は運動会
体育の授業は運動会に向けて練習

 今年度の本校の運動会は来る5月28日の土曜日に開催です。今、クラスでは選手決めが行われたり、保健体育の授業では、リレー、バトンパスの練習などが行われたりしています。中間考査が終わると、いよいよ運動会に向けての取り組みも本格化してきます。
○1年の保健体育の授業でのリレーの練習場面です。

○2年生・バトンパスの練習です。

○2年生・男子 実際にコースを走ってのバトンパスの練習です。

○2年生・女子 バトンパスの練習の後、タブレットの画像でうまくパスができているか確かめています。

離任式

今日は「離任式」
お世話になった先生方とのお別れの日です
先生方、これまでのご指導ありがとうございました

 5月2日(月)、今日は午後、「離任式」がありました。昨年度まで本校で生徒がお世話になった先生方とお別れをする日です。
 岩手県に赴任した理科の先生、今年度から正式に教員となった産休育休代替教員の英語の先生、保健室でお世話になった養護教諭の先生、そして、なんと本校で15年も生徒に指導をしてくださったALTの先生が、本日は見えられ生徒に最後のメッセージを送ってくれました。
 一人一人の先生方へ送る生徒からの感謝の言葉は、いずれも胸を打つ内容でした。さすが、日ごろからふれあい、かかわりが深いだけに思いが違います。
 先生方、新たな学校でのご活躍をお祈りしています。お元気で。
○本校に9年間在職した理科の先生は、今年度から岩手県の中学校に転任されました。

○ALTの先生は、本校に15年在職。今の3年生が生まれる時から本校で指導をしていました。

○最後に校歌を全員で歌いました。

身体計測

身体計測 身長はどれくらいのびたかな?
 今日は、全校一斉に身体計測を実施しています。保健給食委員の生徒が準備や実施、そして片付けと、よく頑張ります。保健給食委員の皆さん、ありがとうございます。
 生徒数が増えているので測定にあたっては、順番待ちもありますが、生徒は状況を判断し整然と動いています。身長、体重、聴力、視力などの検査が行われています。
○視力検査

○体重測定

○身長測定

校内研修・教員の学びの場

能動的な学習(学修)について学ぶ本校の教員
~伝え合い、支え合い、学び合う授業づくりに向けて~

 本校では、主体的な学びができる生徒を目指して、生徒が受け身の授業ではない、能動的な授業を進めようとしています。そのため、教員自身が相互に学び合うことが必要です。そこで、定期的に校内研修会を開き、教員も学んでいます。
 4月27日(水)は、4月5日に続く、第2回の校内研修の日です。昨年度の実際の数学の授業での「伝え合い、支え合い、学び合う」学習をビデオで見て、学びました。その後、昨年度から本校の研究でお世話になっている日本女子大学人間科学部教育学科准教授・瀬尾美紀子先生から、能動的な学習(学修)についてご指導をいただきました。
 実際に生徒の授業を参観して学ぶ校内研修・研究授業は、6月15日(水)に行います。次回は5月18日に研修会があります。
※教員の研修会とは、どんなことをしているのですかという声に少しでも説明ができればとのことからホームページで紹介をしています。
○数学の授業での「伝え合い、支え合い、学び合う」学習の様子を見て学びます。

○瀬尾美紀子先生から、なぜ、能動的な学習が必要なのかについてご指導をいただきました。

オリンピック・パラリンピック学習・開始

オリンピック・パラリンピック学習が始まりました
早速、2020東京大会のエンブレムの紹介がありました

 本校は、昨年度、東京都教育委員会オリンピック・パラリンピック教育推進校の指定校として、すでにオリンピック・パラリンピック学習を進めていましたが、今年度からは東京都全ての校種の公立学校で進めることになりました。本校では、本日から2年生が本年度の「オリンピック・パラリンピック学習」を始めました。副読本は、東京都教育委員会が作成した「オリンピック・パラリンピック学習道本 中学校編」を使用し、これからどのような学習を進めていくのかについて理解をしました。授業の後半は、バルセロナオリンピックの時の歴史的な背景などについて、ビデオを視聴しながら学習しました。
○生徒が見ている本が東京都教育委員会作成「オリンピック・パラリンピック学習読本」です。

○本日、配布されたワークシートには早速昨日決定した東京大会のエンブレムが使用されています。

○バルセロナ大会の時の参加国や歴史的な背景などを知ることで、オリンピック・パラリンピックのもつ意義について学びました。

○2年・理科 化学反応について学習するため意欲を引き出す工夫の前実験をしています。校長が教室に入ると、何の実験かを生徒が分かりやすく説明し、説明が終わると全員から拍手が起こっていました。この実験は、化学反応の学習に入る前の見通しをもたせるためのものです。「先行オーガナイザー」と言われるものです。生徒がこれから学習を進める上での意欲を引き出しています。

○1年・音楽 校歌を効果的に歌うため、全員で指揮をしながらリズムをつかんでいます。
○1年・理科 水中の微生物の観察をしています。
○2年・数学 学び合いの様子です。とても楽しそうに学んでいました。
○3年・保健体育 200㍍の計測をしています。
○保健体育の授業も生徒は一人一人自分のもつファイルにある「振り返りシート」に記入します。メタ認知の力がついてきているので、記載する内容も実に具体的です。

生徒会・中央委員会

生徒会・中央委員会開催
生徒総会に向けて 議案の討議

 5月9日に生徒総会があります。現在、生徒会本部、各専門員会より出された方針と活動案について、学級で協議が行われ、中央委員会で意見集約し、審議を行っています。思えば、昨年度の12月から1月にかけて3年生学級委員会から体育館の更衣室をきれいにしたいとの発議があり、話し合いがなされ、その日のみでは結論が出ない中、3年学級委員より自分たちが清掃をすることが提案されたのが、この中央委員会でした。生徒達は、この中央委員会を大切にしていて、毎年とても熱心な意見交換がなされるのです。まさに白熱の議論が展開されます。本校では、根拠に基づき自分の考えをもち、伝え合うことを大切にしています。この力がこれから生きていく上で重要なことだからです。

○本校には四季折々咲く花が私たちの気持ちを和ませてくれます。今は、藤の花が色鮮やかに咲いています。

今日も授業では学び合い

伝え合い、支え合い、学び合う授業
 3年の音楽の授業は、「花」を歌唱しています。全員で歌い終わった後、この歌の歌詞や音で感じたことを個人で考え、小グループで意見交換をし、ホワイトボードに書き出すという場面がありました。自分で気付いたこと、他の生徒が気付いたこと、これらのことを伝え合います。自分では気付かなかったところを確かめ合います。3年の数学、少人数授業では、生徒は学び合いを実に自然と進めています。ちょうど見ている場面では、自分の誤りに気付き、悔しがっている生徒の姿が見られました。自分がどこをどうして間違っているのかに気付いています。また、2年の家庭科、2年の国語の授業も、実に自然にグループでの意見交換を進めています。何をすべきかが分かっているからでしょう。
○3年・音楽

○3年・数学・少人数授業

○2年・家庭科

○2年・国語

学校公開日(1回目)

今年度初めての「学校公開日」
ご参観いただきありがとうございます

 4月23日の土曜日は、今年度1回目の学校公開日でした。202名の方にご参観いただきました。ご両親、また、ご家族でご参観いただいているご家庭も多かったので、実際の人数はさらに多かったことと思います。多くの方々にご参観いただき、ありがとうございます。実際に授業の様子を見ていただくのが、一番だと思っています。次は、5月7日(土曜日)です。よろしくお願いいたします。
○保健体育

○理科

○英語(少人数授業)

○英語(少人数授業)

伝え合い、支え合い、学び合う授業

伝え合い、支え合い、学び合う学習活動の重視
見通しと振り返りの重視
生徒は楽しそうに、仲間と学び合っています
これが本校の授業の特色です

 本校では、学校経営の重点に「生徒が主体的に学習や諸活動に取り組む態度を養う」ことを掲げています。授業は生徒が主体的な学びができるよう、「見通しと振り返り」「伝え合い、支え合い、学び合う学習活動」を重視しています。生徒は、友達と関わりながら、分かるようになるまで学び合います。そして、その場面は、とても和やかなです。表情と聞こえてくる言葉でそれが分かります。「どうしてこうなるの?あ、そうか!ここをこうするのか!」「あ、分かった」などの言葉が多く聞こえてきます。そうです、生徒は誰もが分かりたい気持ちをもっています。そして、友達を支えることで自分も学べることを理解し、もっと上手く支えられるようになりたいとの気持ちを高めています。

○1年・保健体育の授業 男子は1500㍍走、女子は1000㍍走を行っています。

○体育の授業も伝え合い、支え合い、学び合う授業です。2人1組のペアで、相手の記録をとり、励ましの声をかけ、アドバイスします。校庭には「がんばれ~!!○○さん」「ファイト!!」の声が響いています。

○3年・数学 2人で、3人で、4人で。自分で相手を見つけて、分かるまで学び合います。その姿も実に楽しそうに見えるくらい積極的です。そして真剣そのもの。
○2年・数学 こちらも学び合いの姿が見られます。とにかく分かるようになりたいという気持ちが伝わってきます。

○2年・数学 「振り返りシート」もすっかり定着し、記す内容の質が上がっていることに教員も驚いています。1年の時は、○○を間違えたと記していた内容が、どこをどうして間違えたのかの記述とともに、どうすればよいのかなど分析的な内容に変容しているとのことです。1年間しっかり振り返りを行ってきたことが質の向上につながっています。自分で気付き、どうすればよいのかを気付くことが重要です。これが主体的な学びの姿です。


○3年・国語 4人1組になり自分の考えを伝え合っている場面です。座席も男女混合でお互いの表情が見えるよう工夫しています。

○3年・英語 不規則動詞の活用を学んでいる授業ですが、生徒たちは、たいへんな盛り上がりようでした。歓声が上がります。ただ機械的に覚えるのでは、こんなに楽しそうにはできません。生徒は予習をして覚えてきてから授業に臨んでいます。なぜ、自分から積極的に覚えようとしているのでしょうか?それは、仲間と関われるのが楽しいからです。



○3年・理科 授業の終盤の様子です。「振り返りシート」に記入をしています。皆、熱心に書き込んでいます。なぜこれほど熱心に記入するのでしょうか。それは、その意味を理解できているからです。何が分かり、何が分かっていないのかを知ることで、次の授業への臨み方が変わってきます。

○3年・理科 振り返りシート 実際の生徒の記述です。「意欲的に取り組むことができた」との記述が見られます。

○3年・理科 全員が実に積極的に「振り返りシート」に書きます。書くことによって、メタ認知できることを知っているのです。

教員PC研修会

授業でのICT活用に向けて教員も研修
 立川市教育委員会では、昨年度生徒が授業で活用できるタブレット端末を導入しました。導入時も研修をした様子をホームページで紹介しましたが、今年度もさらに協働型のICTを活用した授業が展開できるよう、教員の研修会が学校毎に開かれています。本校は、4月20日に研修を実施しました。本校が市内で一番目に研修会を開いたことから、立川市教育委員会の方が見学に見えました。
 研修は、マイクロソフト株式会社の方が講師で、本日は、生徒が授業の復習ができるように、教員のコメント付きのパワーポイント作成の仕方を学びました。他にも教員間で作成した資料をより利用しやすく共有できるような方法を学びました。これから授業で活用がさらに広がっていきます。

認証式、授業

生徒会朝礼、認証式がありました
東京で今年初の夏日となった18日

 4月18日・月曜日は、生徒会朝礼の日。今回は、専門委員の生徒を認証する「認証式」がありました。各専門委員長から活動の方針などの説明がありました。これから半年間、学級委員はじめ各専門委員の生徒が、これからの生活をよりよいものにするよう活動を進めていきます。
 18日、月曜日は東京で今年初の夏日を迎えました。その中、保健体育の授業では生徒が校庭で元気に走る姿が見られました。走る生徒も一生懸命、そして、走る生徒に大きな声援がかかることが、本校の生徒のうれしい姿です。
 各教科の授業では、生徒が見通しもったり、振り返ったりすることを本校では重視しています。生徒が主体的に学びにむかえるようにするためです。受け身の姿勢では、確かな学力となっていかないからです。
○「認証式」の一場面。学級での専門委員の選出に当たっては、何人もの生徒が立候補をし、選挙で選ばれていったようです。頼もしいです。立候補をしたすべての生徒に感謝です。

○今年初の夏日になった東京。校庭では、生徒が元気いっぱいに体育の授業で走っています。仲間を励ます言葉が校庭に響いています。
○こちらは、男子の走る様子。

○本校は、保護者の方々が「学校図書協力員」として、学校図書館(図書室)の環境整備を進めてくださっています。いつもありがとうございます。朝礼では、週に一度来てくださる「学校図書館支援指導員」の方の紹介がありました。

○本校の学校図書館(図書室)は、保護者の方々のご協力により、いつも生徒が利用しやすい学校図書館がつくられています。生徒が本を手にとって見やすいように工夫がなされています。

○本校では授業の「見通し」と「振り返り」を重視しています。主体的な学びに欠かせないことだからです。こちらは、国語(2年)の「振り返りシート」です。他の教科でも、それぞれ「振り返りシート」があります。

○こちらは、理科の授業で、「振り返りシート」に記入をする1年生の姿です。とても熱心に記入しています。今日の授業では何を学び、何が分かったのかの確認を自分自身で行っていきます。

授業の様子

英語は、少人数での授業が始まりました
家庭科の授業では、小学校での学びを振り返っています
理科の授業は、真剣に実験に取り組む姿が見られます
 生徒の生活も、いろいろ本格的に動き出しています。早速、生徒会の専門委員会が始まり、各委員会の活動方針などが決まり、それを学級毎で説明していきます。1年生も中学では初めてのことですが、それぞれ立候補でなった専門委員の生徒がクラスで説明をしています。自分たちのことは自分たちで進める。それを1年生も行動できています。
 そして、授業では、前回お知らせしたときは、英語の少人数授業が始まっていませんでしたが、ご安心ください。早速、少人数での授業も始まりました。少人数のメリットは、生徒相互の関わりがより多くできること、そして、教員との関わりも増やせることです。この時も活発なペアワークが進んでいました。
 1年の家庭科の授業では、これまで小学校で学んできたことを一人一人が振り返り、そのことをもとにグループになり、お互いの学びを確認し合っていました。
 3年の理科の授業は、実験に真剣に取り組んでいる姿が見られました。男女一緒の4人1組ですが、実に協力的に手際良く、学び合っている姿が印象的でした。
○1年の教室での専門委員の生徒が方針を説明している場面です。

○英語は少人数授業が始まりました。あなたの今の気持ちは?

○他の人たちの気持ちを英語で聞き合う活動です。皆、積極的です。ジェスチャーまで入っていますね。

○1年の家庭科。小学校で何を学んできたか、みんなで確認し合っています。

○3年の理科。「この水溶液(物質)は電気が流れるかな?」砂糖と砂糖水では?食塩では?みんな協力して、学び合っています。

○実験に真剣に、手際良く取り組む姿が見られます。さすが3年生!

朝読書そして、授業の様子

一日の始まりは静寂な朝読書から
授業では「学び合い」が進みます

本校で重視している主体的な学びの姿です

 本校の一日は「朝読書」から始まります。この時間は、物音一つせず、それこそ教室にある時計の秒針の刻む音が教室に響くほどです。まずは、気持ちを落ち着かせて一日が始まります。みんな、それぞれ自分で考えて選んだ本を読みます。ここでも主体性が重んじられます。
 さて、今回紹介する授業は、1年の英語と2,3年の数学です。1年の英語は、仮の時間割での始まりなので、少人数の形態はこの時点ではとっていません。はじめて中学で教科として「英語」を学びますが、すでに小学校のときに中学の教員が小学校に出向き、担任とともに外国語活動の授業を進めていることから、自然になじんでいました。英語の授業中は、すべてというに近いほどほとんど英語で進みます。でも、1年生はしっかり理解できていました。たいしたものです。オールイングリッシュでも生徒の笑顔があふれる授業で、生徒も安心したことと思います。
 そして、数学の授業は、さっそく「学び合い」が積極的に進んでいました。この光景を初めて見た方の中には、「授業中に勝手に席を離れて、おしゃべりしているのでは?」と、思われる方がいることと思います。でも、よく見ていると分かりますが、生徒は自分の考えと判断で、教えてもらいたい相手を探し、自分が納得できるまで、質問しています。聞こえてくる会話は、すべて数学の問題に関して。教える側も教え方が問われるので、真剣そのもの。これが本校で大事にしている「伝え合い、支え合い、学び合う」学習活動、主体的な学びの姿です。
○2年の朝読書の様子です。集中しているひととき。大事な時間です。

○1年生の朝読書。早くもなじんでいます。朝陽の射す中、静寂なひととき。読書に集中。

○1年英語。少人数指導に入る前のクラス全体での授業です。オールイングリッシュですが、生徒は笑顔で積極的に活動しています。

○3年数学。さっそく「伝え合い、支え合い、学び合う」姿が見られています。

○2人で、3人で、4人で、すべて自分たちの考えと判断で、相手をつくり、伝え合い、支え合い、学び合っています。分かっていないことを分からないと言えることが大事です。「あ、そうか」「ここはこうすればいいんだ」「分かった」の声が聞こえてきています。

○学習と学修の違いは?本校では主体的な学びを大切にしています。受け身の授業では、確かな学びの獲得につながらないからです。そのために必要なことは、まず自分が授業の見通しをもつことです。そして、伝え合い、支え合い、学び合うという、自分から能動的に他の生徒との関わりを通して、理解を深めます。そして、最後に振り返りをし、自分が何が分かったのか、何が分かっていないのかを認識することが必要です。それが、次の学びへの意欲を引き出していくからです。

○2年の数学です。あちらこちらで、こうして跪きながらや、顔を寄せ合って、学び合う姿が見られます。皆、真剣そのもの。聞こえてくるのは数学用語のみ。どうしても分かるようになりたいという気持ちが伝わってきます。

新入生歓迎会

すべて生徒が進めた「新入生歓迎会」
上級生の紹介に心躍らせる1年生

 4月11日月曜日の午後、1年生を迎えて2,3年生が本校の生徒会、専門委員会、部活動等について紹介を行う「新入生歓迎会」がありました。進行も生徒会本部役員を中心にすべて生徒が進めます。その姿にも1年生は、心躍らせたことと思います。これから始まる部活動。デモンストレーションを見て、どの部に入ろうかとわくわくしていることが伝わってきました。進行をした生徒会本部役員の皆さん、お疲れ様でした。
○生徒会専門委員会の役割について説明する各専門委員長。各委員長のはじめの挨拶の言葉に、1年生が返す「あいさつ」の声がとてもしっかりしていました。

○部活紹介。幕開けは「吹奏楽部」の演奏から。

○フロアいっぱいに使った「女子バスケットボール部」の紹介。

○「柔道部」の生徒は、自分たちで畳を運び、演技を披露。マイクパフォーマンスも巧みなものでした。

○1年生のお礼の言葉。原稿を見ずに、2年生、3年生を見てしっかりと感謝の気持ちを伝えていました。

平成28年度が始まりました

始業式、そして入学式がありました
今年度、210名の新入生を迎えました
新入生の皆さん、入学おめでとうございます

 平成28年度の1学期が4月6日(水)に始まり、そして、本日4月7日(木)は、新1年生を迎える入学式でした。今年度は210名の新入生を迎え、1年生の学級数が6クラスとなったことから、これまで長いこと親しまれてきた6組の名称をあらたに1組としました。そのことから、今日の入学式では、新1年の学級は1組から7組までとなりました。
 新入生の姿からは、緊張の中にも新たに始まる中学校生活に期待を寄せている気持ちが伝わってきました。人数も増え、活気あふれる学校になっていくことと思います。これからの生徒達の活動がとても楽しみです。
 今日の入学式での校長の「式辞」、在校生の「歓迎の言葉」、そして新入生の「誓いの言葉」のすべてに共通していたのが、『主体性を発揮する』ことでした。本校で大切にしていることが、在校生はもちろんのこと、新入生にも伝わっていることが頼もしい限りだと感じました。

○4月6日に始業式がありました。当日、新たに本校に着任した8名の先生方の挨拶がありました。

新入生を待っています

明日から4月 新しい年度の始まり
 本日で平成27年度が終わります。今年度一年間学校を支えてくださったすべての皆様にあらためて感謝申し上げます。
 明日から平成28年度が始まります。4月6日に始業式があり、進級した2年生、3年生が登校します。そして、翌4月7日には新入生を迎えます。新入生の生徒数も増え、6学級となります。これに伴い、これまで6組の名称を使用していた学級は、1組に名称を変更します。したがって、入学式では、新1年は7組が存在します。いつもより多い新入生の入学を心からお待ちしています。人数も増え、ますます学校は活気にあふれることと思います。校庭の桜も生徒の登校を心待ちしているようです。

○校庭の桜も花開き、春爛漫となる頃です



○校門の傍らにひっそりと咲く水仙の花は日々生徒の姿を見ています

年度末大掃除

全生徒で最後の大掃除
3年生の教室も掃除します

 明日は、修了式。今日が教科の授業の最終日です。最後の教科の授業が修了した後は、全生徒で一年間お世話になった学校をきれいにする大掃除。皆、よく動いていました。廊下を雑巾がけする姿、教室の扉の通気孔の溝一つ一つを雑巾がけする姿、机と椅子の脚の裏側のゴミを雑巾で取る姿、蛍光灯の傘の埃を取り除く姿、ガスレンジを磨き上げる姿、皆黙々と、また楽しそうに清掃するする姿が印象的でした。卒業してだれもいない3年生の教室も在校生が掃除をしています。皆、お世話になった校舎や3年生に感謝の気持ちをもっていることが伝わってきます。さあ、明日は、いよいよこの一年間の最終日です。気持ちのこもった修了式になることでしょう。そして、次年度への決意につなげていくことでしょう。期待しています。

○溝の一つ一つもていねいに雑巾で汚れをとっていきます。
○机と椅子の脚の裏の汚れを一つ一つ丁寧に拭き取ります。

○調理室のガスレンジの台も磨き上げます。

○蛍光灯の傘の埃も一つ一つ丁寧に取り除きます。

今年度最後の「避難訓練」

避難訓練!
今回は非常階段を使用しての訓練

 今日は、今年度最後となる「避難訓練」が行われました。いろいろな状況に対応できるようにするため毎回想定を変えて、避難訓練を実施しています。今回は、普段は使用をしない「非常階段」を使用しました。1年生にとっては初めての使用となるもの。どのような階段の状況なのか知っておかないと、いざというとき戸惑いが生じてしまいます。実際使ってみて分かったことがあったと思います。
 皆、真剣に移動ができていました。校庭に出てからは小走りにして、集合場所で直ちに点呼を行います。こうした訓練を繰り返すことにより、いざというときに動きが取れるようになります。

○校庭に出てからは小走りで集合場所まで行きます

○点呼も終わり、避難完了。集中して話を聞きます

○校庭の桜も花が開き始めていました

校内駅伝大会

快晴のもと校内駅伝大会開催
グラウンドにはお互いを励まし合う声が響いていました

 3月22日(火)やや風が強い中でしたが、雲一つない青空のもと、校内駅伝大会を都立立川国際中等教育学校にご協力いただき「曙グランド」を会場に開催することができました。午前に1年生の部、午後に2年生の部が行われました。チームで襷をつなぎ、全員が完走し一体感を味わっていました。走っている選手にはチームからの声援が送られますが、それは次第にチームを越え、走っている全ての選手に送られます。走っているときは苦しさが伴いますが、仲間の声援により頑張ろうという力が湧くことを感じ取っているようでした。いずれの学年も、駅伝大会実行委員の生徒たちが運営を進めていました。また、ここでも力をつけたことと思います。この力を次の学年へとつなげていくことでしょう。
 今回、生徒が本校から曙グランドに行く途中の安全確保をはじめ走路指示の補助について、保護者の方々のご協力をいただきました。当日、1、2年生全員の生徒から保護者の方々に感謝の気持ちを伝えました。お手伝いいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

○1年生の部 スタート!!

○1年生の部 ゴール!!

○2年生の部 ゴール!!

○2年生の部 閉会式 生徒の講評

卒業式

3年生 卒業おめでとうございます
とても感動的な卒業式でした

 今日は卒業式。とても穏やかな陽気に恵まれました。卒業証書授与の場面は厳粛な中、生徒は堂々と卒業証書を受け取りますが、涙あふれる姿が見られます。3年間の思いの強さが分かります。そして、卒業生の「答辞」は様々な場面で自分たちで考えて、判断し、行動してきたことを振り返り、そして、その成長を支え、これまで育ててくれた保護者への感謝の気持ちを伝えるとても感動的なものでした。3年生の思いのこもった歌声が体育館に響き渡り、最後の発声の後の余韻に、館内にいた人々全員が浸る思いでした。歓送もうららなか春のような陽気の中で行うことができ、3年生はとてもいい表情で本校を後にして、巣立っていきました。あらためて3年生、卒業おめでとうございます。保護者の皆様、お子様のご卒業、おめでとうございます。
 この度、3年生の保護者の方々が、卒業生一人一人にとても素適なコサージュを一つ一つ手作りしていただきました。また、教員にもいただきました。とても、気持ちのこもったもので、170名の生徒全員分となると、多くの時間がかかっていることと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。本校は、こうした保護者の皆様のきめ細かな心遣いにより支えられていることをあらためて感じます。本当にありがとうございます。

いよいよ明日は卒業式

3年生が巣立ちます
明日は第67回卒業証書授与式

 今日は、最後の式練習がありました。3年生の気持ちのこもった態度と歌声が1、2年生に響いていることと思います。1,2年生は、練習の後、3年生のために卒業式の準備にかかりました。校舎を巡っていると、廊下に3年生から在校生へのメッセージが飾られていました。「勉強すれば、分かるようになる」「志望校は早く決めた方がいい」など、一人一人の実感のこもったメッセージが記されています。

○3年生から在校生へのメッセージ 実感のこもったメッセージが満載

卒業式予行と駅伝大会に向けて

本日卒業式の予行がありました
そして、1、2年生は駅伝大会に向けた練習

 今日は、3年生対象に「67期同窓会入会式」が行われました。本校第2代同窓会長から直接お話を聞くとともに、67期卒業生の同窓会幹事の委嘱がありました。 
 その後、全校生徒揃って卒業式の予行がありました。とてもよい緊張感の中、3年生の思いのこもった態度と歌声にきっと1、2年生にとって響くものがあった練習になったことと思います。
 1、2年生は、校内駅伝大会に向けて練習に力を注いでいます。
○同窓会長ご自身の「卒業証書」と「卒業アルバム」をお持ちいただき、歴史と伝統ある二中についてと同窓会についてお話がありました。

○3年生同窓会幹事の紹介

○卒業式予行




○1年生 駅伝大会練習

○2年 駅伝大会練習

生徒の活動

卒業式の練習、そして年度末の活動が行われています
 18日は卒業式。3年生とのお別れの日が近づいてきました。3年生とのお別れの活動が様々行われています。
○3月12日(土)、「立川市・大町市姉妹都市中学生サミット合同報告会」が立川市役所にて行われました。夏に大町市で行われたサミットに参加した市内の中学生が発表を行うとともに現生徒会役員と一緒に次年度の取組について協議を行いました。

○3月13日(日)、部活動では、それぞれの部で、3年生とのお別れの会が開かれています。写真は吹奏楽部の「スプリングコンサート」で3年生の卒部式の場面です。3年生は3年間、仲間と力を合わせ、心あたたまる演奏をしてきました。その姿は下級生の模範となっています。これまで本当によく頑張りました。

○3月15日(火)、全校での卒業式練習です。3年生の学級委員が進行をします。さすが3年生、気持ちが入っていました。明日は、予行です。卒業式まであとわずかです。

いよいよ卒業のとき

今週、18日、金曜日は「卒業式」
3年生は最後の中学校生活を送っています

 18日(金)は、本校の卒業式です。3年生が仲間と一緒に本校で生活をする日もあと、5日間となりました。先週は、教科の最後の授業、特別授業、そして卒業式練習が行われていました。皆、とてもいい表情で、仲間と言葉を交わし、気持ちを高めていることが伝わってきます。
 卒業式の練習では、自分たちのための卒業式、そして感謝の気持ちを込める場であるとの思いを込めて、学級委員会が主体となり、自分たちで練習の進行や改善のための言葉かけを行っていました。頼もしい3年生です。

○最後の「調理実習」(家庭科)で、「マドレーヌ」と「蒸しケーキ」を男女協力して作っていました。最後の調理実習を楽しみながら、この一瞬を大事にしようと取り組んでいることがよく伝わってきました。

○「国際理解」に関する授業です。言葉はいっさい使わずコミュニケーションします。どうすれば相手に伝わるか、また、相手のことを理解できるか。3年生はその趣旨をよく理解し、楽しく学べています。担任の先生も一緒に参加し、どのグループも終始笑顔があふれています。


○3年生が掲げた卒業式のスローガンが昇降口に掲示されています。いよいよ卒業の時

○卒業式、歌の練習は、すべて自分たちで進めています。学級委員からのアドバイスに3年生全員が「はい」と返事をしていました。きっと最高の「卒業式」を創り上げてくれることでしょう。

今年度最後の「土曜補習教室」

最後の土曜補習教室 参加する3年生 立派です
 今年度1年間実施して学力向上に大きく貢献している「土曜補習教室」も本日の土曜日が最終回となりました。そこにも参加している3年生がいます。すでに受験も終わり、進路先もほとんどの生徒が決定をしています。そうした状況ですが、今日もきちんと参加している3年生の姿があります。受験が終われば学習は終わりでしょうか?いえ、そうではありません。むしろこれからは、義務教育の学習内容を踏まえた上での学習が高校生活では始まっていきます。しっかりと今のうちに中学校の学習内容を理解しておかないとこれから始まる高校の学習についていけないことにもなりかねません。そのことが分かっている3年生はこれからに備えて今日最後の「土曜補習教室」に参加できています。立派です。

校内駅伝大会に向けて

毎朝、仲間と励まし合って走ります
 今朝も校庭には励まし合って走る生徒の姿があります。「がんばろう!」「がんばって!」という声が聞こえます。前にもお知らせしたとおり3月22日(火)に「校内駅伝大会」があります。1・2年の学年別に実施されます。今、生徒は全員でタスキをつなぎ、完走できるよう、また、少しでもタイムを向上させようと、毎朝練習に取り組んでいます。走ることは単独ですが、仲間と励まし合う姿が見られています。毎朝、生徒と一緒に走っている教員の姿も見られます。がんばれ~!
○1年生

○2年生

3年生への校長による授業

困難とは?そして、困難を乗り切るには?
 毎年この時期恒例になっている校長が行う3年生への授業が今年も3月8日にありました。これまでは校長単独で行ってきましたが、今回は3年生の授業「クリティカル・シンキング講座」で、ご指導いただいたプラムシステムズ(株)の講師の山本さんと一緒に行いました。
 内容は、「困難を乗り切るにはどうすればよいか」ということ。校長からは、「レジリエンス」(逆境に負けない心、しなやかな心)と主体的に生きることの大切さ、山本さんからは、「メタ認知」と「クリティカル・シンキング」の大切さについて話をするとともに、生徒と一緒に考えました。
 本校の生徒は、対話を通して学ぶことに積極的で、慣れているので、この日も「それでは4人1組でディスカッションを行ってください」と促すと、さっとお互い向き合って議論をし、ひとつの考え方を導きます。このときも「困難を乗り切るコツとは?」ということにも、とてもよい考え方を導き出し、発表をし合うことで共有化することができました。
○さっとお互いの顔を向き合わせディスカッション開始

○お互いの考えを聞き合うことができる生徒たち

○お互いの発表を皆、真剣に聞きます。聞き方も上手。

学習発表会

見て、聴いて、感じて
未来の自分につなげよう
 

 3月5日(土)、本年度の「学習発表会」が開かれました。今年も生徒の生き生きとした舞台発表、展示発表が見られました。年を重ねる毎に“質”が高まっている表現に驚くばかりです。生徒もお互いの表現を「見て、聴いて、感じて」、まさにスローガンにある「未来の自分につなげよう」の手応えが感じられた「学習発表会」になりました。当日、ご参観いただいた保護者、地域、関係の方々からも舞台発表の部で生徒が「自分の考えを表現する姿が素晴らしかった」こととともに「生徒の見る態度が立派だった」と評していただきました。

 【舞台発表の部】では、各学年「総合的な学習の時間」に学習してきた身近にあることから世界の情勢にかかわる諸問題(環境、福祉、国際)まで、自分で調べたことを“根拠”に“自分の考え”を主張する姿が見られました。そのプレゼンテーションも3年になると、自分でパワーポイントの資料を作成し、原稿を見ることなく、自ら画面を操作しながら自分の考えを伝える姿が見られました。2年の「英語スピーチ」では、原稿が手元にないことはもちろんのこと、的確で大きなジェスチャーを交えた豊かな表現力で“自分の夢”を語ってくれました。続いて、今年度、立川市姉妹都市長野県大町市中学校生徒会役員と交流した生徒会の役員から、その内容とともに学んだことについて、パワーポイントを活用し発表がありました。そして、「中学生の主張」では、各学年の代表生徒が自分の経験から学んだり、感じたりしたことを瑞々しい感性で主張する内容が、聴いている中学生、大人の心に響きました。その後、保健体育の授業で学んだ「ダンス」と「マット運動」をステージ、そしてフロアを使い、躍動感あふれるパフォーマンスを披露してくれました。特に、多くの人数による「ダンス」は、“自分たちの考えを伝え合って、よりよいものを創り出そう”と練習を重ねてきたことが伝わる出来映えでした。何と、今回は1年の「ダンス」発表に6組の生徒2名が参加し、見事に溌剌とした「ダンス」を見せてくれました。その後、1年生から3年生まで全員揃った編成で、「吹奏楽部」の生徒が「ディズニーアットムービー」を楽しく演奏をし、会場が一体となりました。体育館には、今日一日表現した生徒たちのエネルギーがあふれていました。

 【展示発表の部】も、教科や部活動等を通して、生徒が丹精込めて仕上げた作品の数々が展示されました。そして、お互いの作品をわくわくしながらていねいに鑑賞している生徒の姿が印象的でした。

年々、【舞台発表】、【展示発表】、それぞれ“質の高い表現”ができるようになっているのは、これまで生徒たちが上級生などの表現を「見て、聴いて、感じた」ことを、まさに「つないで」いるからなのだと感じました。目には見えないけれど、そこにはこれまでの生徒たちの存在があり、生徒たちが脈々とつないでいる“絆”があることを感じた「学習発表会」でした。当日、ご参観いただき、生徒たちを励ましていただきました保護者の皆様はじめ関係の方々にあらためて感謝申し上げます。
○英語スピーチ「My Dream」 身体いっぱい使って表現します。“私の夢は社会の先生になること!”


○1年「ダンス」

○3年「ダンス」

○2年「マット運動」

○吹奏楽部の演奏

○技術科:「オリジナル棚」

○家庭科:「クロスステッチ」

○美術:「篆刻・石彫」

○美術:「点描画」

校内駅伝大会に向けて

校内駅伝大会に向けて朝練習が始まりました
 3月22日に「校内駅伝大会」が行われます。今日からは朝の練習がスタートしました。本校では、体力向上の取組の中でも、持久力の向上をかかげ、これまで取り組んできています。今年も1.2年対象に「校内駅伝大会」を実施します。当日、保護者の皆様に生徒が励まし合って走る姿を見ていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
○今日は1年生が朝練習に取り組んでいます。仲間と励まし合いながら走っています。

小中連携外国語活動

6年の担任の先生と本校の英語科教員の協力で進める「外国語活動」の授業
校区3校の小学校で実施しています

 二中校区、第二小学校、第五小学校、南砂小学校に本校の英語科教員が出向き、6年の担任の先生方と一緒に「外国語活動」の授業を行う、「小中連携外国語活動」が先週実施されました。
 ここでは、第五小学校での授業の様子の紹介となりますが、第二小学校、南砂小学校でも同じような授業が展開されています。この取組は、今年度から始まり今回で4回目の授業です。
 今回の授業は、「Wher do you want to go?」「I want to go~.」のレッスン、そしてこの文を皆で言えるよう、「国旗カード」を使ったゲーム形式の活動で、楽しく英語で会話をしました。最後は、今日習った英文を使った「フルーツバスケット」で、大いに盛り上がりました。
 このように楽しい「外国語活動」の授業を、6年生、担任の先生、中学校の英語科教員でつくり上げることができました。第五小学校の6年生から「4月からよろしくお願いします」と言われ、授業を進めた本校の英語科教員は、とても喜んでいました。
○あなたの行きたい国はどこですか?私の行きたい国は○○です。これを英語で会話します。

○最後は今日習った英文を使った「フルーツバスケット」で大盛り上がり。

二中校区小中連携「選択交流授業」

校区の6年生が本校で体験授業
3校の6年生同士の交流もあり楽しく体験

 2月25日(木)午後、二中校区の第二小学校、第五小学校、南砂小学校の6年生が本校で中学の授業を体験しました。自分で教科を選択し、他の小学校の友達との交流も深められるので「選択交流授業」と称しています。これまで、部活動体験で他の学校の6年生と一緒に活動したことはありましたが、今日は授業ということで、より他の学校の友達との関わりも増えます。
 授業の始まりの段階では、はじめて話をする友達にどのように話しかけてよいか戸惑いも見られましたが、中学校教員が授業を通して3校の児童が関わりをもてるよう工夫していることもあり、すぐに打ち解けて、中には歓声が上がっている授業もありました。
 授業の様子を見ていただくと分かるように、全ての教科の授業が4人1組などのグループ活動になっていることが分かると思います。(音楽と英語について、写真では、グループ活動ではない場面になっていますが、音楽は、この後、合唱ですから当然グループでの触れ合いが必要になります。英語は、ゲームを取り入れ、コミュニケーションを図るためのグループワークがこの場面の後、続きます)
 当日は、福岡県教育委員会の主任指導主事、指導主事の方が本校を訪問され、選択交流授業の様子も全て参観されました。はじめて授業で出会う児童らが楽しそうに意見を交流し、意欲的に学んでいる姿に感心されていました。
 6年生の児童の皆さんが、他の学校の友達とも仲良くでき、そして、中学校の授業を楽しく理解できたことがとても良かったです。6年生の皆さんが4月に入学してくることを心より楽しみにしています。
○音楽です。手拍子、リズムをとって自己紹介。この後合唱曲にチャレンジ!

○美術です。スケッチをする前に、まずは鉛筆の削り方を学びます。

○社会です。新聞記事に書かれている国の名前を仲間と協力して調べています。

○国語です。折り句を活かした短歌を協力して作ります。

○英語です。まずはカードを使ってアルファベットの学習、この後、楽しいグループワーク。

○技術です。コンピュータ室でタブレット端末を使用した学習です。

○数学です。トランプを使って正負の計算の仕組みを理解します。ちょうどこのとき大盛り上がり。

○家庭です。食品についての学習。身近にある野菜の名前が言えるかな。

○保健体育です。ゲーム形式で他の学校の友達と一緒にバドミントンをしました。

○理科です。ルミノール反応の実験をした後、今日の「振り返り」をしています。よほど楽しかったのでしょう、とても多くのことを書いています。(真っ暗な理科室の中で、試験管の中の液体が光を放つので思わず歓声が上がります)

1年「環境学習」発表

環境問題について自分の考えを発表する1年生
 2月22日(月曜日)1時間目、1年生は柔道場にて、これまで「総合的な学習の時間」で進めてきた「環境学習」について、各クラスの代表生徒が発表を行いました。はじめに、1組の代表生徒が「自然環境新聞」と題した内容で、放射線、温暖化の問題について自分の考えを伝えます。
  驚いたのは、原稿が手元にないこと。だから、視線は1年生全員に送られます。冒頭全体への問いかけから始まります。「皆さんは、東京湾の水はきれいだと思いますか?」まだ、聞き手の方が慣れていないのと、学級とは違い1年全員が集まっているからでしょうか、反応がありません。しかし、そこでもひるむことなく、「あれ、反応がないですね…」と返しながら、自分の調べたことと自分の考えを堂々と聞き手を見ながら語りかけるように伝えていきます。
 内容の濃さ、また、身近にある事例を取り上げ、説得力のある説明に思わず引き込まれていきます。そして再度、問いかけがあります。「皆さんの中に花粉症の人はいますか?」今度は、多くの人の手が挙がります。聞き手の気持ちもひきつけられている様子が分かります。
 この後、2組代表生徒「ゴミの有料化と分別」、3組代表生徒「オゾン層とフロンガス」、4組代表生徒「見えないところに潜む水問題」、5組代表生徒「少子化と高齢化社会」と、選ばれた生徒の取り上げた問題も全て違う内容です。まさに主体的に学んできた証がそこにはありました。
 ところで、もう一つ驚いたことがあります。この発表会で柔道場に入るときの1年生の態度には感心しました。何と下駄箱に入れる上履きの底を向かい合わせにして皆が入れているのです。女子も男子も。このようにきれいに入れられていることから、多くの上履きを収納することができるのです。「いつもこうしているの?」と尋ねると、初めてですと言葉が返ってきます。教員の指導かと確かめてみると、誰も指示していないとのこと。では、誰が?生徒が自ら考えて行動していたのです。何と素晴らしいことでしょう。
○分かりやすいプレゼンテーションで、環境問題について自分の考えを伝える1年生
○柔道場に入る際、きれいに底を合わせて上履きを収納していく1年生の姿。教員の指示ではなく、自ら行動。

前向きに「持久走」に取り組む

互いに励まし合い「持久走」に取り組む生徒
 本日、2月23日の保健体育の2年生女子の授業では、持久走に取り組んでいます。生徒は、長距離を走るという苦しいことにも挑戦し、少しでも自分のタイムが上がるよう、どこをどのように工夫すればよいかを考えながら、そして、他の生徒や教員の励ましを受け、走り続けています。生徒同士でかけ合う「がんばれー!!」の声が校庭に響いています。
 本校は、先日の「立川教育フォーラム」で発表をしたとおり、「オリンピック・パラリンピック教育推進校」の取組の一環として、「持久力の向上」に力を注いでいます。来る3月22日には、1・2年「校内駅伝大会」を開催します。
○仲間の声援を受けながら頑張って走る生徒の姿

自分の体温を知ろう

自分の”平均体温”を知ろう
 今年は、日本全国でインフルエンザ感染が多く発生し、本校でも罹患した生徒がいました。そして、学級閉鎖をしたクラスもありました。生徒会の保健委員会では、生徒会朝礼はじめ毎朝の学級活動で、予防についての注意喚起や発熱や変調がないかの確認をしています。
 さて、昨日、保健室の廊下には大きな掲示物「平均体温を知ろう」が貼られました。作成は、本校の養護教諭と生徒も参加協力しています。掲示物は、とても大きくて見やすく立体的で、めくったり、動かしたりすることもでき、生徒に興味・関心をもって見てもらえるような工夫がなされています。
 感染症をはじめ病気になりにくくするためにも、低体温にならないよう心がけることが必要です。生徒たちには、自分の体温に関心をもって、病気にならない予防対策をしてほしいと思います。
○本校の養護教諭と生徒が協力して作った大きな掲示物 【中心にある温度計は動かせます!】

タブレット端末を使用した授業

英語の授業はICTが多く活用されています
 昨日の1年の英語の授業(少人数指導)では、「ホームページを作ろう」の題材で、自分たちの学校行事を説明する英文を作りました。
 まずは、本校で授業の進めるに当たり重視している「見通し」を生徒自身がもちます。そのことを考える際にも、映像を活用し、視覚的にも理解を深めます。そして、タブレット端末を活用して本校立川二中の「学校ホームページ」を実際に見ながら「学校行事」を確かめます。その上で、自分の紹介したい学校行事を選び、紹介したい内容の英文を作成し、発表をしました。
○まずは今日の授業の見通しを生徒自身がもちます。その手順も画像を使用し確認します。

○早速、タブレット端末を活用して二中のホームページを見ます。

○生徒が作った英文を発表します。それぞれ自分なりの考えで学校行事を選び、英語で伝えます。

○授業の最後は、「振り返り」活動を行い、今日の授業内容の理解度を各自が確かめます。

「立川教育フォーラム」での発表

「立川教育フォーラム」で本校の教育実践の一端を発表します
2月20日(土曜日)午後2時から
「たましんRISURUホール・小ホール」にて
 2月20日、土曜日、午後2時から「たましんRISURUホール・小ホール」にて、『立川教育フォーラム』(主催:立川市教育委員会)が開催されます。内容は、立川市内小・中学校の教育実践の紹介と講演会です。この前半の教育実践の紹介で、本校の取組の一部を発表します。
 今回のテーマが「進んで体を動かし、豊かに関わり合う子を育む」であることから、本校で取り組んできた主体的に学ぶ意欲を育むための授業改善の特に「保健体育」の授業を中心に発表します。
 さらに、本校は東京都教育委員会「オリンピック・パラリンピック教育推進校」であり、体力の向上の一環として取り組んできた「持久力の向上」、そして、オリンピック・パラリンピックに関する関心を高めるため進めてきた取組について発表します。発表は限られた時間になりますが、どうぞ、ご覧くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○保健体育の授業 「見通し」と「振り返り」を重視し、互いに「学び合う」活動を取り入れています。

○演技をお互いにアドバイスし合います。

主体的な学び

生徒が自ら考え、活動する授業
分かるようになるまで、学び合う姿

 2月15日に紹介した「主体的な学び」の姿ですが、この日も生徒が自ら考え、他の生徒と自分の考えを伝え合い、支え合い、学び合う姿が見られていました。
 なぜ、このような授業が成り立っているのでしょうか。それは、生徒自身が自分がこの授業で、どのような力を身に付けなければならないかを知っているからです。「先生から習おう」「先生から教えてもらおう」「先生の説明をきいていればよい」という受け身では、こうした動きはとれません。どうしても自分の力で分かりたいという気持ちが働かなければ自ら行動することにはなりません。
 生徒同士で学び合っているとき、分からないことが出ます。その時、「先生に聞いてみよう」と言う生徒がいます。すると別の生徒が「ここでは、まだ早い。もう少し考えてからにしよう」という声が聞こえてきます。まさに自分たちで学びを獲得しようとする姿がここにはあります。
 本校では、生徒の意欲を高め、主体的な学びができるよう生徒自身が「見通し」をもち、生徒が相互に自分の考えを「伝え合い、支え合い、学び合う学習活動」を取り入れ、生徒自身が「振り返り」を行うことで、自分の学びを確認することを重視しています。










◇以下は2月9日の数学の授業です。
○数学:「図形」 見取り図を用いないときの立体の表し方を考える授業です。
○グループ毎に平面図形で立体の表し方を考えます。

○「正面から見ると~形、真上から見ると~形、だから…」などの考え方を出し合います。

○「同じ2枚の形を用いても違う立体が表せる」ことなどについても考えを伝え合います。

○各グループで考え出されたものに自分なりの考えを説明していきます。

生徒会朝礼(2月15日)

体育館更衣室の清掃の取扱が決定
生徒会長より全校生徒に説明

 昨年12月に3年の学級委員から体育館更衣室をきれいにしたいとの提案があり、全学年・学級の学級委員の生徒が主体的に清掃活動を行ったことをこのホームページでも紹介をしました。その後、体育館更衣室の清掃の取扱について、中央委員会でこれまで話し合ってきた結果、体育館更衣室を使用している部活動がローテーションで清掃をすることで決定したことについて、2月15日の生徒会朝礼において、生徒会長より説明がありました。
 生徒会長からは、これまで中央委員会を中心に生徒で話し合って、今回のことが決定しましたが、体育館更衣室は授業などで全校生徒が使用する場であることから、全員が関係しているため、全員がきれいに使用するよう心がけてほしいとの話がありました。
 今回の体育館更衣室の使用の仕方については、教師から言われたのではなく、すべて生徒が自分たちで考え、判断し、提案し、行動していったのです。自らの責任で進めていった今回の行動は、まさに本校で大切にしている「主体的な行動」です。
 この日は、体育館の放送器具が不具合のため、マイクが使用できない中での生徒会朝礼になりました。しかし、全員が生徒の話を聞こうとする気持ちがあること、そして、発言する生徒も、体育館の後ろにいる生徒にも声が届くようにしようとする気持ちをもって発声しているため、全員に内容が行き渡る、とてもよい場となっていました。こうしたときにも動じないで助け合おうとする気持ちをもっている生徒たちです。

○生徒会朝礼で上記のことを説明する生徒会長

主体的な学び

福井県の中学校の先生が本校を訪問されました
学び合いの授業を見ていただきました

 2月12日(金曜日)の午後、福井県敦賀市立中学校のお二人の先生が、本校を訪問されました。特に少人数指導を進めている「英語」と「数学」の授業を見ていただきました。生徒相互の交流の場面となる学び合いの様子をみていただき、関心をもってくださいました。福井県は、秋田県と並ぶ学力の高い県として有名です。また、福井県は学力のみならず体力も全国のトップクラスです。私たちの方が、その取り組みなどについて、学ばせていただきたいです。
 さて、写真で紹介をしている授業は、数学です。この様子を特段長く見ていただきました。授業は、生徒が自ら課題意識をもって臨み、2人から5人程度の少人数のグループで、相互に自分の考えを伝え合い、支え合い、学び合いながら理解を深めていく、まさに主体的な学びの姿(これが今言葉としては有名になっているアクティブ・ラーニングにつながるものです)が見られました。先生役になっている生徒がいたり、図形の問題で分からないところを調べるために、席を離れて教室の後ろに行き、立体模型で確認し合ったりと、自分が納得いくことができるような形態になっています。
 学習の理解度は生徒一人一人に違いがあります。各自が授業で、「何を」「どのように」理解することが必要なのかという『見通し』と自分が何が分かっていて、何が分かっていないのかを知り(メタ認知)、そのため自分が考えるべき学習課題は「何か」という「課題意識」をもって授業に臨んでいます。そして、その解決に向けて生徒が相互に「対話」による交流を通して学んでいきます。さらに、最後に各自が『振り返り』を行い、「何が分かり」「何が分かっていないのか」などの自分自身の理解度を確かめ、家庭で進める学習内容や次の授業の自分の課題を見出すという「主体的な学び」の姿がここにはあります。





2月の「土曜補習教室」

3年生は真剣そのもの 緊張感が伝わってきます
 2月13日(土)は、「土曜補習教室」で生徒が学習をしています。3年生の部から開始しますが、教室に入ると真剣に学習に取り組んでいる姿が見られます。3年生は現在、入学試験の真っ只中にあります。緊張感が伝わってきます。希望校への合格を目指して頑張っています。
 2年生、1年生も「学習支援員」の支援をいただきながら学習する姿、自習室でじっくり集中して学習する姿が今日も見られています。頑張っています。
○3年生

○2年生

○1年生

上級学校調べ(2年)

2年生・上級学校調べ
 学習のまとめを掲示しています

 2年生は、進路学習で、上級学校についてタブレットを活用して調べてきました。その時の授業の様子は、ホームページ1月21日「タブレットを使用した授業」をご覧ください。
 そして、各学級での発表も終わり、今、各教室には調べたことをマップにして掲示しています。都内の路線図に学校の位置をピンで示し、調べたことをまとめた小さなカード(色別)を添えています。この学習を通して、2年生は、高校の教育課程には、専門学科、専門のコースがあり、多様なニーズに応えられるようになっていることを学びました。
 3年生は、今まさに高校の願書の出願を終え、これから本番の試験を迎える段階になっています。そして、2年生は、来年度自分たちもこのときを迎えるのだという自覚が芽生え始めていることと思います。



スキー移動教室3日目・最終日

☆3日間全員がスキーを楽しめました!
集団生活をとおして成長しました☆

    今日は雪が降っています。昨夜から降っていたのでしょう、柔らかな雪が積もっています。志賀高原スキー場に来て好天続きでしたので、雪の降る中でスキーができるのも大事な経験です。
    最後のスキー実習になりましたが、全員が前向きに最後までやりきりました。これが素晴らしいことです。一人も気持ちがなえることなく取り組めました。その成果もしっかり発揮されていました。
     「閉校式」では、スキー移動教室実行委員長の生徒からインストラクターの皆さんへのお礼の言葉を伝え、感謝の気持ちを記した色紙を渡しました。そして、スキー学校の校長先生から全員の”修了証”をいただき、閉校式は終了しました。その後、宿舎に一度戻り、宿舎での最後の食事となる昼食をとります。そして、宿舎を出発する前に、これまで御世話になった宿舎の方々へのお礼を実行委員会の生徒が代表で述べ、生徒からの感謝の気持ちを記した色紙を渡しました。
 「僕たちが慣れないスキーをして疲れて帰ってきたとき、皆さんが作ってくださった、あたたくて美味しい料理を食べることで、気持ちも身体もやる気が出ました。3日間、ありがとうございました。」
 降雪のため、道路の状態が悪くなること、渋滞の恐れもあることを考慮し、予定より早めに宿舎を出発しました。これからバスに乗車して東京に向かいます。  















スキー移動教室2日目の午後

☆2日目の午後、たくさんスキーを楽しめました☆
    2日目の午後も澄みきった青空のもとたっぷりとスキーに親しみ、上達しました。途中休憩の時に生徒の発した言葉は「もっとここにいて、スキーをしていたい」でした。
    今日の夕飯も盛りだくさんのメニューで、これまでに比べてずいぶん会話も盛り上がっていました。
     夕飯の後は、外でレクリエーションです。「クラス対抗  雪上そりリレー競走」雪山をいかしたレクリエーションに、多いに盛り上がっていました。楽しいレクリエーションの後は、係会議、部屋会議でしっかりと反省と次の課題を明確にしていました。









  

スキー移動教室2日目

☆今日も絶好の天気の中でのスキーができています☆
    昨夜発生した火事は、今もホテルからは煙が上がりとても気がかりですが、生徒の生活には影響は出ていません。
     予定通り本日のスキー教室が始まりました。天気は最高の青空と陽射しがあり、寒さは感じられません。本校の生徒が来る前はここ志賀高原スキー場は吹雪いていたそうですから、生徒たちは、絶好の天気の中でスキーができていることがありがたいことだと思います。
    さて、生徒のスキーについてですが、皆、スキーの腕前も上がっていることがうかがえます。午前のスキーを終え、現在午後の部のスキーを楽しんでいます。
    また、生徒の時間の使い方も上手くなり、時間の短縮ができ、予定より早めの行動ができています。このことも生徒の成長の姿です。
○朝食の様子です。残す生徒もほとんどいないほど皆、良く食べています。








志賀高原ホテル火災について

本校の生徒は安全に生活できています
ご安心ください


すでにホームページでお知らせをしていますが、本校の生徒が宿泊している宿舎の2棟隣にあるホテルジャパン志賀で、昨夜午後10時20分ごろ火災が発生したことの通報があり、多くの消防車が駆け付け消火作業が行われました。ホテルに宿泊中の高校生は避難し、怪我人は出ていません。今朝、民放のテレビニュースでも大きく取り上げられていたこともあり、ご心配の保護者の方もいることと思います。
 本校の生徒が宿泊している宿舎への影響はありませんでした。昨夜は万が一のことも想定して生徒の避難場所の確保、避難の方法等、体制は整えておきましたが、全く影響はありませんでしたので、ご安心ください。
 また、生徒の中には、昨夜の発生した段階で気付いた生徒もいましたが、教員の説明を聞き、「わかりました。こういうときこそ、落ち着いた行動が大事ですね」と 、まわりの生徒にも伝え、落ち着いた行動ができていました。とても感心しました。
ホテルに保護者の方からご心配の問い合わせの電話が入っているようですが、こちらは生徒が予定通りの行動ができていますので 、ご安心ください。今朝、全員の1年生が集まった場で、この事について校長より説明を行いました。

スキー移動教室 情報

志賀高原スキー場ホテル火災について

すでにインターネットのニュースで、志賀高原でのホテル火災のニュースをご覧になり、ご心配の保護者の方がいることと思います。
火災のあったホテルジャパン志賀は、本校の生徒が宿泊している宿舎の二棟隣です。午後10時過ぎに火災が発生しました。現在、多くの消防車が駆け付け消火作業を行っています。本校の生徒が宿泊しているところへの影響はありません。避難の必要な場合のことも想定して体制は全て整えてありますのでご安心ください。生徒はとても落ち着いた行動がとれています。とてもしっかりしています。

スキー移動教室開始(1年)

☆絶好の天気の中でのスキー移動教室開始☆
朝、7時20分過ぎに1年生を乗せたバスは一路志賀高原スキー場に向かいます。天気は最高の晴天。現地も青空のもと、まばゆいくらいの白銀の世界が広がっています。いよいよスキーの始まりです。
  初めてスキーをする生徒も多くいます。でも、インストラクターの皆さんの適切なアドバイスで、驚くほど上達し、スキーを楽しんでいることがわかります。宿舎に戻り入浴後はみんな揃って夕飯です。ミニコンロでの焼き肉の他、フライ、ホイル焼き、シチュー、デザートまだ他にもある盛りだくさんのメニューでした。みんなで楽しく食べている姿がとても微笑ましかったです。
  食事の後はスキー学校の校長先生の話を聞き、その後、係会議です。皆、真剣に話し合い、明日の生活を良いものにしようとの気持ちに溢れていました。明日がとても楽しみです。
 ○インストラクターさんとともに行った開校式でスキー実習の始まりです。


















吹奏楽部

これからアンサンブルコンテストに出演します
 1月23日(土)午前中、音楽室では、吹奏楽部の生徒がアンサンブルの練習をしています。本日、「第49回東京都中学校アンサンブルコンテスト」が府中の森芸術劇場にて開催されます。このコンテストに出演するため、最後の練習をしているのです。バリエーションに富む曲をリズミカルに演奏し、そして、気持ちを合わせてやさしいハーモニーを奏でていました。

来週スキー移動教室(1年)

1年は、来週27日から「スキー移動教室」
~今日は最後の朝の持久走~

 いよいよ1年生は来週の27日からスキー移動教室です。それに向けて12月から体力をつけることを目的に、朝の持久走に取り組んできました。これまで参加してきた生徒はずいぶん体力をつけてきたのではないでしょうか。後は、現地で思いっきりスキーを楽しんできてほしいと思います。
 そして、朝の校門では、あいさつ運動で、2年生が校門に立ち、あいさつの言葉をかけています。日々、地域、保護者の方々が、あいさつと見守りをしてくださっています。ありがとうございます。教員もあいさつと交通の安全に気を付けています。





タブレットを使用した授業

2年生は上級学校調べでタブレットを活用しています

~2年「進路学習」・3年ゼロ学期の学習~

 2年生の3学期は3年ゼロ学期と言われます。高校のことをはじめ卒業後の進路のことは3年生になってから気持ちを入れ替えていけば良いと思っている人も多いかもしれませんが、それでは3年になっていいスタートができません。そのことから2年では、これまで進めてきている進路学習の内容を3学期からは上級学校について調べたり、中学卒業後のことについて具体的に考えたりしていく学習を進めています。

 今日の授業では、生徒が自分で上級学校について調べる学習をしましたが、その際、今年度途中から導入になったタブレット端末を使用しました。皆、熱心に高校、専門学校などについて、どのような教育活動が展開されているのかなど、興味・関心をもって調べている姿が印象的でした。

 






学校図書館の紹介

ノーベル賞紹介、オリンピック・パラリンピック関連本の紹介があります
 学校図書館は、今日も「図書協力員」として保護者の方々が来てくださり、整備をしてくださっています。いつもありがとうございます。協力してくださる保護者の方々のおかげで、本校の学校図書館は、生徒にとって読書に親しめる豊かな環境になっています。この他にも、専門の「図書館支援員」の方が来てくださり、専門的なアドバイスもいただけています。
 新しく入った本の紹介、オリンピック・パラリンピックに関する図書の紹介、そして、扉近くには、ノーベル物理学賞について詳しく紹介してある掲示物があります。皆、保護者の方々が作ってくださったものです。 





クリティカル・シンキング講座(最終回①)

根拠を明確に主張、そしてスピーチの冒頭には“つかみ”の言葉
 「中学生のためのクリティカル・シンキング講座」もいよいよ今週で最終回を迎えました。これまで4回授業を行い、集団討論や個人スピーチを通してクリティカル・シンキング、メタ認知について学んできました。その主張の内容は、事実にもとづいているのものか?意見か?理性か感情か?責任の所在はどこにあるのか?などを中心に、そして、話し方では、特にハキハキ話すこと、つかみを入れることを重点にスピーチを進めてきました。
 そして、昨日1月18日(月)は、3つのクラスで授業がありました。代表に選ばれた生徒がクラスの全員に向けてスピーチを行います。その堂々とした話し方と、3分の時間を目一杯有効に使い、根拠データに基づき論理的に話す姿には感心しました。今回は4人1組でのスピーチの段階から自分のスピーチにおける目標を聞き手に伝えて話をしました。なかには、みんなの気持ちをひきつける「つかみ」を入れることを目標に掲げた生徒もいました。その生徒は、「皆さん、すでにスマホやインターネットに支配をされているかもしれません」と注意をひきつける言葉でスピーチをはじめ、聞き手の気持ちをつかんでいました。
 今日1月19日は、2クラスで最終回の授業、代表スピーチがあります。今日はどんなスピーチが展開されるのか、とても楽しみです。

○身振り手振り(ジェスチャー)を交え、熱く語る生徒

○落ち着いた態度で、堂々と論理的に3分しっかりとスピーチする生徒

○聞き手の心をつかむイントロの工夫をする生徒

校庭は氷面

降雪、積雪、そして、校庭は氷面
 昨日は、積雪の影響が交通関係に出ました。JR立川駅周辺の様子もテレビで中継がなされていました。その中でしたが、生徒は安全に登校することができ、一日通常と変わらぬ生活を送ることができました。
 今日の校庭は、まるでスケートリンクのような状態になっています。
 昨日、3年の国語の授業では、「中学生のためのクリティカル・シンキング講座」の最終回(第5回)が実施されました。最終回の今回は、集大成として全体の前で代表生徒がスピーチを行いました。本日も同じ内容で授業が実施されます。昨日と本日の様子は後ほどお知らせいたします。

土曜補習教室

3学期の「土曜補習教室」開始
3年生頑張っています

 3学期になって初めての「土曜補習教室」が本日行われました。3年生の部から始まりますが、受験勉強に励む3年生は、3年生の部の時間帯が終了した後も残って勉強に専念していました。頑張っています。この努力が報われることを願っています。
 2年生、1年生は、学習支援員、教員と交流しながら、学習していました。今日はいつもより人数が少ない気がしました。今年度の「土曜補習教室」も残りの回数が少なくなってきました。ぜひ、この場、機会を多いに活用し、1年間のまとめをして次の学年への準備を行っていってほしいと思います。
○3年生の部です。皆、真剣そのもの。がんばれ受験生。

○3年生の部の時間帯が終了しても引き続き勉強する3年生。

○2年生の部です。

○1年生の部。こちらの教室は自習教室。皆、集中しています。

○1年生の部。こちらは学習支援員や教員に気軽に質問ができる教室。

クリティカル・シンキング講座(後半)

根拠に基づき主張する生徒
「中学生のためのクリティカル・シンキング講座」

 今週は、クリティカル・シンキング講座の4回目です。1月13日に実施したクラスの様子を紹介しましたが、今回は、1月15日に実施したクラスの授業を紹介します。スピーチのテーマは、「インターネット、スマホの使い方について、家庭でルールを作ることは必要か?」です。これまで相手に伝わるスピーチ内容の作り方を学習し、特に「イントロ(つかみ)を考えよう!」「話を聞いた人が行動を起こせるよう結論を考えよう!」を意識してスピーチを作ります。
 スピーチの内容を聞いていると、説得力をもたせるため「総務省情報通信政策研究所」が行ったスマホ等の使用時間に関する調査結果や「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」に基づき論を展開する生徒、時間の大切さを主張するため、「人生の限られた時間」について、歌の歌詞にヒントを得て、自分なりに計算をして時間の大切さを主張する生徒、また、依存症についての説明をするため「ネズミを使った実験」のデータを基に説明する生徒、スマホ等の利用と学力調査の結果を紹介する生徒など、根拠に基づいて主張する生徒の姿が見られました。
 また、「以上のことからルールを作ることが大切であると考えます。しかし、自分には自立心があるからルールなど必要ないという人もいると思います。しかし、それ本当にそうでしょうか?」と反論を予想して論を展開している生徒もいます。
 次回は、「クリティカル・シンキング講座」の最終回になります。代表者のスピーチを全員で聞きます。楽しみです。

○根拠に基づきスピーチを作ろうとしていることが分かります

○反論まで予想し主張している生徒もいます

○この授業での1回目のスピーチでは下を見ていたり、手を前についたりしていた生徒が、2回目の時は、背筋を伸ばし相手の目を見てスピーチしています。

今年も走る1年生

1年生は「スキー移動教室」に向けて今年も走ります!
 いよいよ1年生は今月の27日から「スキー移動教室」です。それに向けて、昨年から体力を向上させるため7時50分から校庭を走っています。かけ声も出ています。お互いを励まし合っています。そして、教員も一緒に走り、生徒を励まし、自分も鍛えています。がんばれ1年生!移動教室は近い。
○まぶしい朝日を受けながら走ります。教員も走ります。

 
○おだやかで暖かかったこれまでと変わり寒さが増してくる中、走ります。

クリティカル・シンキング講座(後半)

「中学生のためのクリティカル・シンキング講座」(3年生)4回目・後半がスタートしました
スピーチ演習 相手に伝わる話し方とは?
 本日、1月13日から「中学生のためのクリティカル・シンキング講座」の後半が始まりました。今回はスピーチ演習です。テーマは、「インターネット、スマホの使い方について、家庭でルールを作ることは必要か?」です。今日は、4人一組のグループで、それぞれがスピーカー(話し手)、司会、タイムキーパーの役割をもち、交代に行うことで、全員がそれぞれの役を受け持ちます。
 さて、実際のスピーチですが、さすがに「クリティカル・シンキング講座」を受けている生徒たちです。話の内容は、事実、根拠に基づいているか、理性と感情の区別ができているか、利害関係者と責任所在が明らかか、そして、相手に行動を起こさせる内容になっているかが意識されたものも多く見られました。
 内閣府の行ったネット等の使用に関する調査結果のデータを述べている生徒、また、今回東京都が公表している「SNS東京ルール」の資料を活用している生徒、さらには、スマホなどの利用料金を調べ、その額を時給に換算すると何時間の労働時間に当たるのかなど、根拠データなども工夫し、相手に分かりやすいもの、説得力のあるものしようとの試みが見られました。
 「どうせルールなど作っても守らなければ意味がないという意見もあるかもしれせんが、それはおかしいです。なぜなら~」と論理的に述べている生徒もいます。感情と理性を区別することなどを学んできたことが反映されています。
 今日は、2回スピーチを行いました。昨年末には、「相手に伝わるスピーチ内容の作り方」を学びましたが、2回目の前には、「相手に伝わるスピーチの仕方」について学びました。ジェスチャーが入り、熱く語っている生徒の姿も見られました。

○ルールがないと時間制限なく続けてしまい、依存になる確立が高くなるからです、などと主張がなされます。

○自分の経験でも、ルールがないと長い時間続けて勉強の時間にも影響が出る可能性が高まりますなどと意見が述べられます。

○それぞれのスピーチについて、毎回評価をします。相手に評価表を渡します。

○相手の目を見て、身振り手振り(ジェスチャー)を入れます。

休みの日の学校での活動

柔道場では「鏡開き」
校庭では「新春親子ソフトボール大会」
 昨日1月9日(土曜日)は、新入生の標準服採寸があり、多くの6年生、保護者の方々が本校の体育館に来てくださいました。ありがとうございます。
 さて、本日1月10日(日曜日)は、朝から快晴です。雲一つない澄んだ青空が広がり、気持ちの良い日です。学校は連休中で授業はありません。でも、柔道場には、市内から多くの児童・生徒が集まっています。今日は、立川市体育協会・立川市柔道連盟主催の「鏡開き」の日です。市内から集まった児童・生徒が柔道の練習を進めていました。保護者の方々が、昨日から準備を進めてくださっています。ありがたいことです。
 また、あたたかな日差し、青空のもと、校庭では、野球部の生徒と保護者の方々がソフトボールをしています。こちらは「新春親子ソフトボール大会」が開催されていました。生徒のお父さん、お母さんの姿がたくさん見られます。バッターボックスにはお母さんが立っています。和やかな雰囲気でのソフトボール大会の後は、保護者の方々が用意しくださった豚汁をみんな食べていました。
○柔道場にもあたたかな陽が差し込む中で行う準備運動

○「寝技」の練習です。

○澄み切った青空のもとでの親子ソフトボール大会

○バッターは生徒のお母さん、この後打ちました。

3学期開始

今日から3学期が始まりました
 3学期始業式から始まり、早速授業が各学年とも始まりました。生徒が元気な顔を見せて、無事3学期を始めることができました。嬉しいことです。年もあらたまったことから気持ちも新たに望んでいる生徒が多いことと思います。3学期は一年間の総まとめの時期であるとともに、次への準備の期間にもなります。
 さて、この度多摩都市モノレール株式会社が主催する「あなたの五行歌が中吊り広告になります!~モノレールからことばの贈りもの~」に本校の生徒の作品が入賞しました。昨年は、1名の生徒作品でしたが、今回は3名の生徒の作品が選ばれています。作品は、12月31日からモノレール車中に中吊り広告の形式で紹介されています。ぜひ、ご覧ください。生徒の作品は、来週発行する予定の学校だより「あけぼの」で紹介します。写真は、学校1階正面玄関入った廊下に掲示している生徒の五行歌です。ほっと心が和みます。みずみずしい感性が生きています。







部活動

部活動に励む生徒たち
サッカー部は練習試合があります
 今日の空は昨日までのようなすっきりと澄んだ青空とはいきませんが、それでも日が射していて良好な天候です。校庭では、本校以外の生徒の姿も見られます。本日、サッカー部は、新宿区立西新宿中学校のサッカー部の生徒が本校に来ています。合同の練習と練習試合を行うためです。今は、合同で練習をしています。
 校庭では、他に野球部、硬式テニス部が練習をしています。また、体育館では、女子バスケットボール部が練習をしています。冬休みは明日で終わりますが、冬休み中も熱心に部活動に取り組んでいる生徒の姿が学校にはあります。
 南校舎1階の廊下は、昨日、用務主事さんが一日かけてワックスがけをしてくれましたので、ピカピカに輝いています。休みの間も学校は生徒を迎える準備を進めています。

○西新宿中学校のサッカー部の生徒と合同練習


○練習に励むテニス部の生徒


○体育館で練習に励む女子バスケットボール部

活動する生徒

快晴のもと部活動に励む生徒
 校庭に出て見上げると澄み切った青空が広がっています。暖かな日射しを受け、校庭では生徒の姿が見えます。今日も生徒は部活動に励んでいます。
 午前中、吹奏楽部、バスケットボール部、そして校庭では、野球部とサッカー部が活動しています。顔を合わせると、全員とても大きな声であいさつをしてくれます。さわやかな光景です。
 冬休みの期間、今日も本校のホームページを見ていただき、ありがとうございます。

○トレーニングに励む野球部の生徒


○気持ちのよい青空のもと活動するサッカー部の生徒

本年もよろしくお願いします

明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします
 平成28年・2016年が始まりました。早速、本日1月4日から学校では部活動がスタートしました。午前中は、音楽室で「吹奏楽部」が、午後は体育館で「バスケットボール部」が活動をしていました。部活動で学校に来ていた生徒が、校長室はじめ職員室を訪れ、年の初めのあいさつをしていました。大事なことです。
 今年は年の初めから天気も快晴が続き、陽気も穏やかです。今日などは、桜の花が咲く頃の気温になっているようです。今年も生徒が主体性を発揮し、自ら学ぶ力、自ら行動する力を高めていけるよう教育活動を展開してまいります。また、冬休みの期間もホームページのアクセス数が増えていることから、多くの方々に見ていただいていることをあらためて感謝申し上げます。少しでも最新の情報をお届けできるようにしてまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。



2学期・終了

各学年とも集会で2学期のまとめができました
2学期最終の授業
3年生の皆さん、入試に向けて頑張ってください
 12月25日、今日で2学期が終わりました。2学期最終日の今日、授業と学年集会と終業式がありました。3年の国語の授業は、書写で「書き初め」の練習をしていました。さすが3年生、集中して良い字を書こうとする気持ちにあふれていました。2年生の美術は「版画」制作でした。
 そして、各学年とも集会が開かれ、2学期の振り返りを行い、3学期につなげる気持ちをつくっていました。中でも3年は、中学校生活が残りわずかとなっていること、そして、入試に向けて、仲間がいることを再認識する気持ちを込めて、学年全体で仲間作りのレクリエーションをしていました。最後は、3年生全員が大きな一つの輪を作りました。支え合って、励まし合って入試を乗り越えていってほしいです。3年学級委員会は、自分たちでこの企画を考え、自分たちですべてやりきりました。1年・2年・3年とも、すべて生徒が企画や進行を担っています。これぞ中学生です。
 今年も残すところあとわずかとなりました。今年一年、学校に関係するすべての方々にお世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございます。また、どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

○2年・美術、「版画」制作中です。


○3年・国語「書写」 書き初めの練習です。


○3年「書き初め」の行書は、とても難しそうな字です。よく練習をしてよい字を書いています。


○1年の学年集会の様子です。


○2年の学年集会の様子です。


○3年・学年集会 学級委員によるレクリエーションの説明です。すべて生徒が主体で進めます。


○ レクリエーション・仲間作り『WAになろう!』「元1年1組の仲間を入れて8人組を作ろう」などの指示に従って、仲間を作ります。和やかに進められるところが3年生の素晴らしいところ。最後は、3年生全員による大きな一つの輪ができました。すてきな企画ですね。3年の学級委員会はこれを完成させたかったのですね。その写真がないのが残念。

数学の授業(1年)

学び合う生徒たち
今日の数学は作図の学習
 1年の数学の授業風景です。少人数編成での授業です。今日の学習は、作図です。先生から説明があった後、自分たちで考えながらコンパスと定規を使用して、作図をします。みんなで一緒に考える場面では、生徒が前に出て、黒板を使用して説明を行ったり、個別に先生に質問をしながら考えたり、また、生徒相互に学び合う姿も見られます。生徒たちは、皆、主体的に学ぼうとする気持ちにあふれています。









クリスマス・コンサート

吹奏楽部によるクリスマス・コンサート
心あたたまる演奏 成長した1.2年生
 12月23日の午後2時から、本校の第二音楽室にて、今年も吹奏楽部によるクリスマス・コンサートが催されました。保護者の方々にお集まりいただき、心あたたまる演奏を聴いていただくことができました。お休みの日でしたが、第二小学校の校長先生にも来ていただきました。ありがとうございます。
 3年生が引退した後、後を引き継いだ2年、1年の新たな編成による演奏です。1年生だけの編成の演奏がありましたが、ハーモニーも整い、すてきな演奏を聴かせてくれました。成長した姿を見ていただくことができました。司会、進行もすべて生徒たちが行い、演奏形態もアンサンブルがあったり、1年だけの演奏があったりとバリエーションにも富んでいました。素適な演奏のプレゼントをいただきました。



クリティカル・シンキング講座・3回目

クリティカル・シンキング講座・3回目
集団討論のテーマ「インターネット・スマホの使い方について家庭でルールを作ることは必要か」
相手に納得をしてもらう話の作り方・4つのポイントとは?
 全5回の「クリティカル・シンキング講座」も今回で3回目です。今日の授業では、集団討論のテーマを新たに「インターネット・スマホの使い方について家庭でルールを作ることは必要か」と設定し、これまで学んだ、「①事実に基づいているか、②理性と感情の区別ができているか、③利害関係者と責任所在が明らかであるか」が活かされているかに注意してお互いの意見を交換しました。
 例えば、ネット依存の問題について意見を述べる際にも、ただその危険性がありますと述べるだけでなく、根拠があると説得力が出ます。ネット依存についても調べてみると、「中学生の6%、高校生の9.4%、518,000人の人がネット依存である」(厚生労働省研究班調査)というデータもあります。こうした一つ一つの事実や根拠に基づいて自分の考えを述べていくことが大事です。
 そして、今日は、相手に納得をしてもらう話を作る4つのポイントについても学びました。次回は、このことを活かして、3分間スピーチを行います。年内はこれで授業が終了します。次回は、年明けの1月に授業があります。残り2回は、自分の考えを整理して論理的に言うことができるようになるための授業を行います。

○「私は、家庭でルールを作ることが必要だと(または、「必要ないと」)思います。なぜなら~」と意見を述べ合います。


○お互いに質問をし合います。「そう考えた理由は何ですか?」


○自分の考えをしっかりもちます。自分の考えを整理しています。


○「時間を決めておかないと依存になる可能性が高まると思うからです」などの意見が出ます。


○「でも、こういうことも言えるのではないかな?」など考えたことについて深めようとしています。


○次回は、「相手に納得をしてもらうための話の作り方の4つのポイントをおさえてスピーチをします」と告げられます。

今年最後の「土曜補習教室」

今年最後の「土曜補習教室」
集中して学ぶ3年生 交流して学ぶ1年生
 12月19日の土曜日は、今年最後の「土曜補習教室」がありました。3年生の部の補習教室は、集中力が漲っていて、緊張感が感じられるほどでした。それほど、3年生の入試を直前にした真剣さが感じられます。
 1年生は、学習支援員や教員と交流や対話をしながら学習をしています。今回の教室には、地球儀が登場していました。楽しそうに対話をしながら学ぶ姿も1年生ならではです。百人一首を一生懸命覚えている姿も見られました。
 今年一年、「土曜補習教室」に通った生徒の皆さん、よく頑張りました。学習支援員の皆さん、支援のご協力ありがとうございました。





落ち葉掃きボランティア

12月16、17日に生徒会役員が企画した落ち葉掃きボランティアを行いました。今年で3年目を迎え、生徒会役員の5人に加え、ボランティア部、そして有志の6名を含めた17名で行うことができました。用務主事さんの指導の下、校舎の裏を中心に数えきれない落ち葉を清掃することができました。また、有志で先生方も参加していました。







ビブリオバトル

市内の小学5年生が行う「ビブリオバトル」を応援しに行きました
 市内の小学校では、授業で「ビブリオバトル」を進めていて、その授業に本校の教員が授業協力者として参加をしてきました。本校で「ビブリオバトル」を進めていることを知った小学校の校長先生はじめ先生方が本校の取組のビデオを見ながら、小学校でもビブリオバトルに挑戦してくれました。その指導を進めた本校の教員を小学校の授業に招いていただき、最後に児童に励ましの言葉をおくることができました。5年生ながら、3分間で自分のお薦め本を工夫しながら紹介する姿には感心しました。

クリティカル・シンキング講座・2回目

クリティカル・シンキング講座の2回目が実施されました
「集団討論」をしてみよう!自分の考え、理性と感情が区別されていますか?
 12月16日(水)の3年・国語の時間に2回目の「クリティカル・シンキング講座」が行われました。今回も実際に「集団討論」を行う中で、自分や相手の考えは根拠、事実に基づいているかを考え、今回は、そこに加えて「理性と感情が区別されているか」、「責任の所在が明らかにされているか」に焦点をあてて考えることをしていました。
 責任の所在というとイメージが湧きにくいと思いますが、実は私たちも最近、この責任の所在に関する問題について遭遇しています。オリンピックに関することです。そうです。新国立競技場の建設に関する問題です。どこに責任があるのかがあいまいになってしまったような現象をみる思いでした。
 その問題はだれに、どこに責任があるのかをあらかじめ明確にしておかなければ後々問題になることをはじめ、問題の解決にはつながりません。今回の授業ではこのことについてい学ぶことができました。

○クリ・シンとは何ですか?(クリティカル・シンキングの略です)

○まずは、自分の考えをまとめる

○他の人の意見を聞いてみよう

○理性と感情を分けることができていますか

○それって事実、根拠は?

○クリ・シンするときに大事なこと、それは「メタ認知」です

朝の活動(あいさつ・清掃)

朝のあいさつ運動、清掃活動
 本校では朝、地域・保護者の方々が校門で生徒に声をかけてくださる「あいさつ運動」がおこなわれていることはこれまでも紹介をしています。数年前から生徒が「私たちも動かなければいけない」との思いで、学級委員、生活委員の生徒たちが校門に立って、あいさつをしています。
 また、校舎に入ると、朝、生徒が登校してくるときに美化委員が昇降口の清掃を行っています。生徒が主体的に動き、自分たちの学校を大切にしようとする動きが見られています。





奉仕活動

主体的に清掃活動に取り組む学級委員の生徒たち
~まずは自分の学校に目を向け、できることをする大切さ~
 何て気持ちのよい光景でしょう。場所は本校の体育館の男女更衣室です。きっと使用したことのある人達は気付いていたことでしょう。あまりの汚れ方に。そこで立ち上がったのが、3年の学級委員です。3年の学級委員は自ら更衣室を清掃することに動き出していましたが、学校全体の中央委員会でも提案します。その気持ちに2年生、1年生の心が動きます。3年生だけに任せていて良いのか?自分たちは何もしなくて良いのか?と。そして、行動に移した生徒たちです。何て心優しい生徒たちでしょう。派手なことや目立つ行動ではありません。人知れずの活動に近いでしょう。そうした地味な活動に目を向け、何とかしたいとの気持ちで動く生徒がいることが本校の誇りです。発案から行動まで、すべて生徒の主体的な動きです。清掃活動を進めてくれた学級委員の生徒の皆さん、ありがとうございます。









「クリティカル・シンキング講座」始まる!(3年)

「クリティカル・シンキング講座」が始まりました!
~3年生は「集団討論」や「スピーチ」の学習を進めます~
 3年生は、12月9日から国語の時間に「クリティカル・シンキング講座」を行っています。国語の授業としては、「話すこと・聞くこと」の学習内容になります。授業は、プラムシステムズ株式会社との連携によるものです。「クリティカル・シンキング講座」では、物事を正しく考える力を身に付けることをねらいに、集団討論の進め方や個人スピーチの仕方を通して学んでいきます。自分の述べる意見や自分の考えは、根拠に基づいているものか?それは事実なのか?事実ではないのか?などについて、1回目の授業では学びました。
 はじめに実際に「集団討論」を行いました。テーマは「インターネットの利用における利点と問題点について」です。このテーマは実際に昨年度の都立高校の推薦入試の際の「集団討論」のテーマとして出されたものです。まずは、自分の発言内容をまとめ、各自の意見を発表し合いました。そして、「クリティカル・シンキング」や「メタ認知」に関する講義を聴いた後、自分たちが発表し合った発言内容は、事実に基づいているのかいないのかを見つめ直していました。

○「集団討論」の練習から始まります。まずは自分の考えをまとめます。


○テーマに関する自分の意見をもちます。


○はじめに個人の意見の発表です。


○楽しそうに意見交換をしています。


○自分以外の人の意見をこのシートにメモしていきます。


○「クリティカル・シンキング」、「メタ認知」とは何ですか? 「自分を知る」「相手を知る」ことの大切さを学びます。


○さて、自分の考え、意見は「事実」に基づいているものですか? 「根拠」に基づいていますか?このことをもとに次回につなぎます。












二中訪問「学校紹介・部活動体験」

6年生の二中訪問 学校紹介・部活動体験
 12月8日(火曜日)に、校区3校(第二小学校・第五小学校・南砂小学校)の6年生が二中に来て、二中の学校生活を知り、部活動を実際に体験することを行いました。
 学校紹介では、本校の生徒会の本部役員が二中の生活について分かりやすく寸劇で紹介をしました。生徒は、6年生に分かりやすく、少しでも面白く伝えようと工夫をしていました。その気持ちが伝わり、6年生の笑いを誘っていました。その後、質問コーナーがあり、二中の生活について6年生からその場で質問を受けましたが、生徒たちは一つ一つの質問にていねいに分かりやすく答えていました。
 この後行われた部活動体験では、6年生はそれぞれの部活動に分かれ、実際に中学生と一緒に活動を行いました。また、ここでは、他の小学校の6年生とも触れ合うようにすることも目標にしていたことから、積極的に他の学校の6年生に声をかける姿も見られました。
 本校の生徒は、体験を通して知り合った6年生が4月に入学してくるのを楽しみにしているようでした。











福祉体験学習・2年

福祉体験学習、生徒はお礼の気持ちを伝えました
 2年生は、2学期後半、総合的な学習の時間に「福祉体験学習」を実施し、障害のある方々との直接の触れ合いを通して、障害のある方々の気持ちの理解、これから自分たちができることは何かなどについて考えました。今日は、その最後の時間で、振り返りとまとめをし、来校いただいたか方々にお礼の言葉を伝え、全員で「コスモス」を合唱し、感謝の気持ちを伝えました。
 4名の生徒が感謝の気持ちを伝えました。その中の一人の言葉を紹介します。
「私たちは1日目、班ごとに分かれ、目隠しをして卓球台の上で鈴の入ったピンポン球をラケットで転がし合う「サウンドテーブルテニス」という競技を体験しました。音だけでピンポン球をねらうのは難しく、普段多くの情報を目から受け取っていることが分かりました。さらに、目を隠すだけで、ピンポン球の鈴の音はもちろん、ラケットの手触り、柔道場の畳の臭いなど、いつもなら気にならないことに敏感になりました。今日は、2人1組になって、白杖を使い、目隠しをして校舎を歩きました。1日目と同じように視覚がさえぎられ、毎日のように通っている道が頭に浮かばず、とても不安になり、道のちょっとした変化で怖くなってしまいました。そして、案内する側も段差の時は、とても気を遣い、ヘルパーさんの大変さが分かりました」
 来校してくださった方々からは、「同じ立川に住んでいます。町で会ったら気軽に声をかけてください。人と人とのつながりが大切です。皆さんも周りの人、友達を大切にしてください」とのお言葉をいただきました。





小中連携あいさつ運動

1年生が校区3校の小学校に行き、朝の「あいさつ運動」展開
 12月10日の朝、本校の1年生が校区・第二小学校、第五小学校、南砂小学校に行き、小学校の先生方と一緒に朝のあいさつ運動を行いました。1年生は、今、毎朝「スキー場まで全力で走ろう!!」の取組をしている中でしたが、この企画を提案したところ、仲間を募って有志が参加してくれました。参加協力してくれた1年生ありがとうございます。写真では3小学校の内のひとつの小学校のみの紹介となりますが、小学校の先生方も3つある校門に出てくださり、本校の中学生とともにあいさつ運動をしてくださいました。小学校の先生方ありがとうございます。生徒は、学校に戻り、「小学生があいさつを返してくれたことがうれしかったです!」と報告をしていました。





土曜補習教室

対話を通して学ぶ「土曜補習教室」
 12月5日(土曜日)、「土曜補習教室」がありました。今回も生徒は「学習支援員」や本来の教員と対話をとおして、分からないところを質問しながら、自分の力で解けるよう学習支援員等のアドバイスを受けながら、理解をしていきます。日々、努力を続ける生徒の姿が今回も見られました。



1年生の取り組み

廊下に掲示される1年の活動の成果
 1年生のフロアの廊下には、今1年生が学習していることについて、その成果がわかる掲示物があります。一つは、世界の国々を調べたことについて、もう一つは、今、毎朝取り組んでいる「スキー場まで全力で走ろう!!」で、走った距離を記している掲示物です。一人一人の努力が班の力、クラスみんなの力になっていきます。





”しいたけ”を育てる

”しいたけ”を育てる
 1年生は「総合的な学習の時間」で、「しいたけ菌種の植え付け」を行っています。これは、しいたけを育てることを通して、食物を大事にし、食物の生産等にかかわる人々への感謝する心を育てることをねらいにしています。今日は、各クラス、班単位で1本のほだ木にしいたけの種駒を植え付ける体験学習をしました。





考え、議論する道徳に向けて

考え、議論する道徳の授業に向けて
 平成31年度から道徳は教科としての位置付けになります。教科書が使われることになり、指導について「考え、議論する」ことが重視されます。平成28年度から先行実施が可能となることから、東京都教育委員会では移行期間における先行実施が円滑にできるよう区市町村教育委員会、学校を支援する準備を進めています。
 本校では、クリティカル・シンキングの思考法を取り入れた授業作りを進めてきていることから、道徳の授業においても、その考えを導入し、自分の考えをもち、考えを伝え合うことをしています。このことが、これから重視している「考え、議論する」ことにつながっています。
 写真で紹介した授業は2年生の「道徳」の授業ですが、このように4人1組になり、まず自分の考えをもつことを大事にし、他の生徒と考えを交流し、考えを深めていきます。

スキー場まで走ろう!(1年)②

今日もひたすら走ります!声が出始めました!!
 1年生は、今朝も走っています。定刻から走る人数も増えているように感じます。そして、大きなかけ声が聞こえてきます。励まし合っています。風邪が流行する季節になってきました。走ることで予防対策にもなるのではないでしょうか。頑張れ1年生!!





スキー場まで走ろう!!(1年)

スキー場まで走ろう!!
 1年生は、1月27日・28日・29日の2泊3日、志賀高原スキー場で「スキー移動教室」を実施します。今、それに向けて体力をつける取組を行っています。それが「スキー場まで走ろう!!」の取組です。目標距離は、個人で校庭100周突破。生活班のメンバーで、200㎞。毎朝7時50分から8時10分までの20分間走ります。ひたすら走ります。仲間と励まし合って走ります。写真は、開始した昨日、月曜日の様子です。教員も一緒に走ります。みんなで、いいスキー移動教室にしようと気持ちを一つにしています。







土曜補習教室

「土曜補習教室」で学ぶ生徒たち
 期末考査は終わりました。その後行われた11月28日の「土曜補習教室」にも生徒たちは集まり、学習支援員や先生方と対話しながら学習を進めています。





PTAタイルアート講習会

PTA文教委員会主催「タイルアート講習会」
 11月28日(土曜日)の午前中、PTA文教委員会主催のタイルアート講習会があり、講師の先生をお迎えして、タイルアートを作成しました。とてもきれいで実用的な作品ができあがりました。文教委員の皆さん、企画運営ありがとうございました。







保健室

 養護教諭が産休に入ります
 養護教諭が明日から産休に入ります。今日の朝礼で、休みに入ることでしばらくのお別れになることからあいさつをしました。また、産休代替の養護教諭がこれから勤務することから、全生徒の前であいさつをしました。生徒達は、養護教諭の先生としばしのお別れをするにあたり、3年学級委員会主催の「お別れの会」を開き、心にしみる言葉を養護教諭の先生に述べていました。心あたたまる場になりました。

2年 学年でレクリエーション

2年学級委員会主催「学年レクリエーション」
 2年生は、学級委員会が主催する「学年レクリエーション」を行いました。生徒はレクリエーションで、男女仲良く交流したり、笑い合ったりして、多いに盛り上がっていました。それも、この企画をみんなが盛り上がるようにしようと、昨日も遅くまで話し合い、準備を進めてきた「学級委員会」の生徒の努力があったからです。進行もすべて学級委員が行いますが、実に元気よく、マイクを巧みに使い、生徒にインタビューをしながら気持ちを交流することができていました。頼もしい生徒たちでした。閉会式の閉会の言葉では、「期末考査が終わり、気が緩みがちですが、2学期最後の終業式まで、気持ちをまた引き締めていきましょう!」と気持ちを整理していました。





生徒主催の「校内ビブリオバトル」開催

図書委員会主催 第1回校内ビブリオバトル が開かれました
 期末考査終了日の11月19日、第1回校内ビブリオバトルが開催されました。生徒会「図書委員会」主催の生徒主体の初の試みでした。司会、進行、表彰等すべて図書委員会が運営しました。発表には、1年生3名、2年生2名、3年生1名の合計6名の生徒が参加しました。生徒から紹介された本は、「レ・ミゼラブル」(ヴィクトル・ユーゴー)(2名紹介)、「きまぐれロボット」(星新一)、「小説仮面ライダークウガ」(荒川稔久)、「Another」(綾辻行人)、「きみが見つける物語 友情編」(5人の作家の短編集)の以上5冊でした。
 1年生から3年生まで一緒に行えたこと、そして、図書委員会の生徒の運営で行えたことがとても良かったです。発表者は自分の本のお気に入りのこと、自分が印象に残ったことなどについて紹介をするなど、一人一人の個性が活かされた内容でした。
 この中から、投票の結果、この日のチャンプ本には、「小説仮面ライダークウガ」が多数の票を集め選ばれました。選ばれた生徒が戸惑いながら、「いいんでしょうか?」と言っていたのが、とてもあたたかい会になった印象を残していました。選ばれただけあって、読んでみたくなるような、会場の人達の気持ちをひきつける発表でした。表彰も図書委員会の生徒が行いました。最後に図書委員会の委員長の生徒が「どんな会になるだろうと思っていましたが、とても楽しい会になったことがうれしかったです」と述べて終了しました。
 この日は、図書委員会担当の司書教諭と国語科教諭、2名の教員も発表に参加し、本の紹介をしました。生徒の中に、教員も一緒に加わり、とても和やかな大会になりました。(教員の発表はチャンプ本を選ぶ対象にはしていません)















試験前の「土曜補習教室」

明日から”期末考査”
その前の「土曜補習教室」と「質問教室」
 明日から3日間の期末考査が始まります。日頃、どれだけ授業で学習していることが理解できているかを確認するものです。本校では、生徒が授業に望むときに、これから何をどのように学ぶのかなどの学習の「見通し」をもつこと、そして、授業では、必ず「振り返り」を行い、自分がどれだけ理解することができたのかを確認していくことを重視しています。
 また、わかっていないこと、理解が不十分なところを「家庭学習ノート」で補うようにしています。さらに、「土曜補習教室」や定期考査前の「質問教室」で、学習のわかっていないところを補うようにしています。ぜひ、これらのことを有効に活用してほしいと思います。

○11月14日にあった「土曜補習教室」の様子です。はじめ(3年生の部)から最後(1年生の部)まで頑張っている3年生の姿が見られました。継続は力なり。 

3年・留学生が先生

3年生は、世界の国から日本に来ている留学生の方々との交流を深めました
 11月13日(金)の午後、3年生は、総合的な学習の時間に「留学生が先生」の授業を行いました。今回、来てくださった留学生の方々の国は、「セルビア」「ブラジル」「アメリカ」「カザフスタン」「イラン」の5カ国です。
 5人の留学生さんが、クラス毎に授業をしてくださいました。留学生さんが勉強している大学は、一橋大学、早稲田大学です。博士課程で勉強をしている方、博士課程は修了し、国に帰ると大学で教授として教える立場にある方もいらっしゃいました。皆さん、母国で活躍を期待されている方ばかりです。でも、そんなことを感じさせないほど、生徒達に親しみをもってやさしく接してくださいました。とても和やかな交流の場となりました。
 中でも、セルビアからの留学生の方が、「私は、引っ越しもしていないのに、4回、違う地に住みました。なぜでしょう。そうです。国の名前が変わったからです。紛争があったり、政治的な動きがあったからです。だから、セルビアの国の人達が望むのは”平和”です」と話してくださっていたことがとても印象的でした。生徒達もその意味を考えていました。
 今回の学習も、「オリンピック・パラリンピック教育推進校」の取組につながっています。それにしても、留学生の皆さんの巧みな日本語の話し方には驚くばかりでした。

○セルビアからの留学生さん

○アメリカ(オレゴン州)からの留学生さん


○イランからの留学生さん


○ブラジルからの留学生さん


○カザフスタンからの留学生さん(民族楽器を演奏してくださいました)

2年・福祉体験学習

2年生は、福祉体験学習で、障害のある方々との交流を深めました
 11月12日(木)の午後、2年生は「福祉体験学習」を実施しました。これは、障害のある方との交流を通して、障害についての正しい理解を深めることと、互いの人権を尊重しながら共に生きていく社会の実現に向けて、望ましい態度を育むことを目的に実施しています。
 生徒は、実際に「車いす」を使用したリレーをしたり、「アイマスク」をつけて卓球をしたりなど、直接障害のある方から話をお聞きするとともに、体験することを通して、障害のある方の気持ちを理解していました。
 本校は、「東京都教委育委員会・オリンピック・パラリンピック教育推進校」の指定校です。パラリンピックに対する関心を高めていくことにもつながっています。











タブレット導入での教員研修

生徒用のタブレット導入 その準備で教員が研修
 生徒は17日(火)から始まる期末考査に向け、部活動も試験一週間前で活動がなくなり自宅で学習に専念しています。この期間に各教科の質問を受ける試験前の「質問教室」を各学年で実施します。その中ではありますが、11月11日(水)は、教員の研修会が行われ教員も学びを進めています。これからタブレットを使用した授業が行えるよう操作に関する研修です。
 今年度、立川市教育委員会では、学校でタブレットを使用した授業ができるよう準備を進めてきました。そしてここで、タブレットが学校に導入され、現在、使用ができるよう準備を進めています。その一環で、教員がタブレットを使用した授業が行えるよう研修が各学校で進められています。本校では、11月4日と11日に校内での研修会を開きました。
 まだ、器材等の準備が整ってはいないので、実際の授業での使用は、しばらくお待ちください。