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2019年8月の記事一覧
Hello校長室152
■生徒会役員選挙が公示されました。公示は、衆議院や参議院の選挙に用いるの
で、本校の選挙も国政並にグッと力をいれたいものです。「告示」という言い方
もありますが、こちらは知事選、地方議会の首長や議員さんの選挙で使いますね。
でもやっかいなのは、国会議員の再選挙や補欠選挙も告示が使われます。ややこ
しいですが公職選挙法というルール通りなんですね。二中の選挙も規約に決めら
れたように進むことでしょう。昭和24年12月には、生徒会役員選挙が行われ
ています。おそらく昭和22年の開校直後から生徒会組織があったと思います。
昭和24年は、現在の生徒会長職は、生徒委員長と呼ばれていました。選挙の様
子は、立川二中新聞第5号に紹介されています。この新聞は本校にきちんと保存
されていません。お持ちの方がおりましたらコピーさせてください。さて、思い
出すこと数年前、いえ数十年前、小中高と私は役員や委員になって成長したなと
思っています。最近ではわが子のPTAに参加して多くを学びました。引っ込み
思案の私が人前に出られるようになりました。シンデレラスマイルは練習中です。
(8月30日飯田芳男)
Hello校長室151
■二中生の皆さんは、今週親切にされたことはありましたか。私はまだ木曜日だ
というのに、見ず知らずの方々にお世話になりっぱなしです。ベスト3は次の通
りです。①混んでる電車内でつり革を譲られました。②エレベーターの5メート
ル手前にいる私を、中にいる人が「開」ボタンを押して待っててくれました。③
郵便ポストに手紙を投函している人の後ろについたら「私は郵便物が多いのでお
先にどうぞ」と言われました。仕事の場面ではなくても日常生活は、つくづく、
「お先にどうぞ」「ありがとう」「どういたしまして」が欠かせないことを学び
直しました。名言カレンダーには「ののしりの言葉には ののしりの返事しか返
ってこない」とありました。…私には耳が痛いひと言です。猛省して過ごす29
日、肉の日です。 (8月29日飯田芳男)
Hello校長室150
■夏休み明けで、平常のペースに戻すのが困難な人は私だけでしょうか。私は5
時起床を30年ほど続けていますが、今週は起きるのが大変です。寝相も悪いで
す。足が廊下に飛び出ていることがありました。たぶん老化現象だと思います。
さて、二中生の皆さんはしっかり課題に取り組み内容も良いものがあります。す
ばらしいですね。掲示されているので明日も校内を見て回ります。小学生はこの
時期、自由研究や工作が展示されます。私自身は小6の時の、アブラゼミ20匹
だけの昆虫採集の作品が思い出です。いえ、提出してみてつらいものがありまし
た。ふつうは数種類の昆虫を採集しますから…。でも担任の先生からのコメント
が嬉しかったです。「いろいろなアブラゼミがいるんですね。迫力があります。」
以来私は人生前向きです。 (8月28日飯田芳男)
Hello校長室149
■立川ニ中の南側に立川国際のグランドがあります。グランドの南側は国立市で
す。また、二中の前を通り東に進むと国分寺市になります。二中付近は、携帯の
位置情報が混乱しています。先日、国立市役所に行きました。40分かけて歩い
て行きました。以前は南武線に乗って谷保に行きました。この頃、便利な弁天通
が中央線の南側に達しているのを知って歩いてみました。弁天通の名前の由来に
なっている弁天様はどれをさすのか楽しみに歩いています。私は「境」が好きで
今は、国分寺と立川と国立に3分以内で移動できる地点を探しています。三つの
境を行ったり来たりできる場所はなかなかありません。群馬、栃木、埼玉の県境
は歩いて行けるので遊歩道ができたとのことです。二中生の皆さん、板倉町を訪
れたら私に感想をお寄せください。 (8月27日飯田芳男)
Hello校長室148
■「0歳の誕生日おめでとう」これは8月23日の名言カレンダーの言葉です。
5歳のお子さんが、お母さんの弟さん夫婦にお子さんが誕生した時発した言葉だ
そうです。温かいひと言ですね。二中生の皆さんも、誰からも歓迎されて生まれ
てきました。ですから多くの人から「おめでとう」と祝福されました。でも「0
際の誕生日おめでとう」と言ってもらえた生徒は多くないのでは?なかなか『0
歳』に着目できませんね。5歳の感性は素晴らしいです!ところで二中生の皆さ
んは、赤ちゃんの頃、家族や大人に抱きかかえられ「高い高い」ってされません
でしたか?その記憶は忘れても「タカイタカイ」をされている赤ちゃんを見たこ
とがあると思います。しかし、私の父は、驚くなかれ「高くない高くない」と言
って、父が腕をいっぱいのばして、高く赤ちゃんを抱き上げていました。甥も姪
もそうされていました。もちろん私も。父の謎の言動です。
(8月26日飯田芳男)
Hello校長室147
■「いい言葉」が「いい人生」を作ると言います。これは【口ぐせの法則】だと
言われています。『できる人はこの法則を知っている』(三笠書房)という本の
中の一節です。誰でも「いつもプラス思考でいたい」という願望がありますが、
人は油断していると悲観的にもなるそうです。良かったあ、私だけではないので
すね。私はよく先生方に「飯田先生はまじめすぎるのが欠点ですね」と言われま
す。私もそれは自覚しています?!「少しくらい冗談が言えないとなあ」と反省
しています。この本には、「マイナスの言葉が浮かんだら無理やりにでもプラス
の言葉に置き換える」という解決方法が載っていました。その通りです。ならば
究極のプラス思考で「来年の夏休みがすぐそこです!」と言い続けようと思って
います。私はとにかくシンデレラスマイルで過ごします。
(8月25日飯田芳男)
Hello校長室146
■ちょっとだけ、吹く風に「秋」がまじってきました。そう思いたいという願望
のせいなのですが…。でも勝手なもんで、厳寒の季節を迎えれば暑さが恋しくな
ります。これも私の勝手な見解です。さて、先週、私が愛するサザエさんのマス
オさん役、増岡弘さんが番組を卒業されました。南砂小や八小でご講演されたこ
ともあったので、お顔を拝見したことがある生徒もいることでしょう。私はお会
いした時、色紙を頂戴しました。温かいお人柄に魅了されました。八小を去る時
このあとどうされるのですか?と尋ねたら「タラちゃんと飲み会です。」と笑っ
てお答えされました。私はとっさに「えー。タラちゃん赤ちゃんなのに!」と驚
きました。今後は少し寂しくなりますが、テレビ画面ではマスオさんにもタラち
ゃんにも、ふつうに普通にフツーにお会いしようと思います。
(8月24日飯田芳男)
Hello校長室145
■電車に乗ると各種のアナウンスを聞きます。このごろはそのアナウンスの英語
バージョンが、車掌さん自身の声であることが多いなと気がつきました。とても
親しみがわきます。テープの流暢な英語もいいですが、車掌さんの肉声による英
語バージョンは実にいいですね。時々、かなり親しみやすい発音の方もいらして
嬉しくなってしまいます。東京オリンピック近しということなのでしょうが、グ
ローバルな環境は大切なんですね。私は日本語もおぼつかないのですが、少しで
も英語を使っていこうとおもいます。先日、JR車内で乗車券の乗り継ぎをお願
いしました。たどたどしい日本語で「立川駅になっているので新宿に変更してく
ださい」と言ったら、車掌さんが「ワンスアゲイン?」と問いかけてきました。
私がかもし出す雰囲気だけは完璧に国際人です。 (8月23日飯田芳男)
Hello校長室144
■教員をやってて行き詰まった時、夏も終わろうとしているころだったと思いま
す。「ウオーターボーイズ」という映画を見ました。男子水泳部員が高校の文化
祭に向けシンクロナイズドスイミングに取り組むというストーリーです。川越高
校水泳部がモデルとされていましたがどうでしょうか。主演は私によく似た妻夫
木聡さんです。部員を増やし懸命に練習した前日、学校でボヤ騒ぎがあり、消防
隊がプールの水を使ってしまいます。山あり谷ありで本番を迎えます。人生で初
めて一人で見た映画でした。おなかの底から笑いました。映画の中でやはり私に
よく似た竹中直人さんは、イルカの調教師役を熱演していました。この映画を見
て私は息を吹き返しました。バスケ部員役の玉木宏さんは、今はどのドラマも主
役ですがこの映画では特に親近感を感じました。映画からエネルギーをもらうっ
ていいですよ。この映画の挿入歌、「学園天国」は今も校長室で歌っています。
(8月22日 飯田芳男)
Hello校長室143
■二中と六中の伝統の一戦を観戦しました。6対8で二中は惜敗しましたが、好
ゲームでした。両校とも体育科の先生が采配をふるっていました。随所にサイン
プレーが見られ、サイン通りにいかずにアウトになることもあり、先を見通して
行動しなくてならないので、練習がいかに大切かを学びました。「失敗を引きず
るな」と両監督は言っていました。「試合が終わってからふりかえれ」と付け加
えていました。いつも失敗を引きずっている私は、ひと言ひと言肩をすぼめて聞
いていました。ところで、私が中学の時は木製のバットでした。軟式ボールも今
と違って、つぶつぶがあるゴム状のものでした。用具は今のほうが当時より格段
にいいですが、六中の先生が「あまりお金がかからないように工夫しています。」
と言っていました。こんな気遣いにも頭が下がります。お金のこと以外にも、生
徒の健康・安全面へ、心を動かしています。どの学校でも、顧問の先生が、自分
の時間を削って、部活動へ熱い情熱を注いでくれています。ですから部活が成り
立っています。日本国民を代表して顧問の先生方にお礼を述べます。いつもあり
がとうございます。 (8月21日飯田芳男)
Hello校長室142
■夏休みのまったりした日は、家族とつまらないことでぶつかったものです。私が
家でゴロゴロしていると、祖母に「牛になっちゃうよ」と言われました。「ゴロゴ
ロしていたほうが消化にいいんだ」と理屈を言うと、祖母は「えんま様に舌をぬか
れるよ」と返されたものでした。ああ言えばこう言うのですが、祖母が慣用句をう
まくまぜるので、物言いが柔らかくなります。父は「豆腐の角に頭をぶつけてこい」
というのが口癖でした。小学生の頃までは、そう言われるとシュンとして、反省し
たふりをしたものです。豆腐の角って確かに柔らかいですよね。でも私も中高生に
なっては、父と何度も猛烈な言葉の応酬をしたものです。ある日、父とけんかをし
て自室にこもっていると、父が「俺が悪かった」と言って千円札をくれました。
「おまえが反省しているので、財布のひもをゆるめるよ」と言葉を続けました。私
は、父の財布にはひもがないので大笑いしてしまいました。おかげですぐ仲直りで
す。慣用句慣れしていなかった青春のひとコマです。 (8月20日飯田芳男)
Hello校長室141
■お盆休みが終わり、仕事に戻られた方も多いようで、私が乗った電車は混んでい
ました。ところで、阿波踊りが二日間を残して中止になったのは以前述べました。
その阿波踊りは「日本三大盆踊り」の一つです。二中生の皆さんは、残り二つがど
この踊りかわかりますか?正解は、岐阜の郡上(ぐじょう)踊りと秋田の西馬音内
(にしもない)踊りです。皆さんもいつか優美な舞をみる機会があることでしょう。
かつて私は、徳島と同じくらい阿波踊りが盛んな、高円寺の小学校に勤務しました。
今頃は全児童といってもいいくらいの子供たちが連(れん)で練習をしていました。
立川もいろいろなお祭りがあります。二中生の皆さんもおおいに参加してほしいで
すね。応援しています。20年前は、日本橋に勤めていました。ここでは神田祭に
参加しました。あの頃は筋肉痛も感じませんでした。今では一年中筋肉痛です。
(8月19日飯田芳男)
Hello校長室140
■立川の「鳴く虫の会」からいただいた鈴虫が、いい音色を奏でてくれています。
小学校2年生の音楽に「虫の声」という教材があります。♪あれ まつ虫が 鳴い
ている…という曲です。このごろ、まつ虫はまったく見かけません。二中生の皆さ
んはいかがでしょう。くつわむしの鳴き声は、昨年かろうじて聞けました。ガチャ
ガチャと鳴くので確かめやすいです。ところでこの曲の最後は♪ああ おもしろい
虫の声です。教え子に「青も白い」と教えてひんしゅくをかった思い出があります。
以来、童謡を歌う時は、多少動揺していました。 (8月18日飯田芳男)
Hello校長室139
■猛暑の予報がでています。八日目のセミに「来夏もまた会いましょう」と、声を
かけてあげました。さて、学校はいろいろなメンテナンスをしています。電気を止
めてエアコンも点検しました。二中生の皆さんが、少しでも快適に学校生活をおく
れるように願っています。ところで、我が家もエアコンから異音するので修理セン
ターに電話をしました。排水用のポンプからポコポコ音がすると伝えたら、「気圧
等の関係です。異常はありません。」と名回答。ホッとしました。続けて私が「も
う一台のエアコンからは、カエルの鳴き声のような音がします。」と伝えました。
すると「その症状が10分以上連続したら、またお知らせください」とほほえみな
がら(たぶん?)優しく回答してくれました。私もメンテナンスが必要かもしれま
せん。耳鼻科に行きます。 (8月17日飯田芳男)
Hello校長室138
■旧盆が終わるこの頃、とある小さな駅で、お孫さんを見送るご夫婦の寂しそうな
姿を思い出します。徳島の阿波踊りは二日間で終了となりました。「お盆がおわっ
ちゃったね」という市民の声がテレビでながれました。年に何度もない行事が通り
過ぎていくと悲しい気持ちになります。長崎では精霊流しがおこなわれました。新
盆の寂しさを、立派な船や爆竹でにぎやかさをかもしだしていました。暦のうえで
は少しずつ季節が移ろいでいます。私は、今日もさだまさしさんの名曲をくちずさ
みながら、曙町界隈を通り過ぎています。 (8月16日飯田芳男)
Hello校長室137
■仕事の合間にお墓参りに行こうと思っていますが、時折、雨が激しく降るのでま
だ出かけていません。ぼちぼち(?!)行ってみようと思います。さて今日は、先
の大戦が終わった日です。読売新聞〈編集手帳〉は、終戦記念日のどこが記念日な
の?という子どもの詩に、選者が「またとない反省の日だからです」と答えたのは
実に明瞭な評だったと紹介しています。私も記念日と称するのはどうかなと思って
いました。毎年考えさせられる一日です。私は平和のありがたさをつい忘れがちで
です。でも日々の大変さや喜びを実感できるのも、世の中が平和だからなんですね。
台風が接近しています。こちらの被害もないことを祈っています。
(8月15日飯田芳男)
Hello校長室136
■夏休みの後半からラジオ体操が始まる地域もあるかもしれません。私も小学生の
頃は、皆勤賞を目指して参加していました。皆勤賞はお菓子を一袋いただけます。
でも、よくそれだけのことで必死に参加したなあと思います。前半と後半あわせて
20回だったと思います。毎年旅行に出かける友人は、はじめからラジオ体操への
意欲を感じさせません。私は「旅行よりお菓子!」寂しい価値観でした。思えば、
当時は、子供会、ラジオ体操、盆踊り、学校のプールとたくさんの行事に参加して
いたなと思います。確実に42日間あった夏休みの使い道は各行事に参加するとい
うこと以外になかったのですね。さて先日、副校長先生から「正しいラジオ体操」
の講習がありました。技術を体得した私は、どこかの地域のラジオ体操に参加しよ
うと思います。その時は「ひろみちおにいさん?」って、声をかけてください。遠
慮せず! (8月14日飯田芳男)
Hello校長室135
■今日はイギリスの「LeftーHanders Club」が提唱した左利きの日です。日本では
2月10日が0120でレフトと読めるので「左利きグッズの日」としているようで
す。ということで、日本の左利きの日は2月10日がメインと言えそうです。私は、
左利きだったのですが父親に矯正されました。「野球の時守備位置が限られる」とい
う理由でした。別に私はプロを目指していないのですが、父は星一徹のつもりだった
と思います。二中生の皆さんの中にも左利きの生徒がいることでしょう。左利きの良
さをノビノビ発揮してほしいですね。父は左利きながらキャッチャーをやっていまし
た。守備位置が限られているという父の言葉が不思議でした。時々サウスポーという
曲を聴くと、率先して全国の左利きの方にエールをおくっています。
(8月13日飯田芳男)
Hello校長室134
■休みの日は家族が三食とるので、食事の用意が大変だと思います。それを察して
私も率先して食事を作っています。そこでの強い味方は電子レンジです。さてこの
電子レンジですが、今でこそ「チンして」で意味が通り、家庭に一台、なくてはな
らない存在になりました。でも、発売当時の価格が、20万円位したと記憶してい
ます。昭和47年頃です。昭和38年頃新幹線の食堂車用に開発されたのは100
万円をこえていたという記録を読んだことがあります。我が家に登場したのは昭和
50年代半ばでした。今我が家の電子レンジは、「温める」機能しか活用していま
せんが、なくてはならない存在です。そのおかげで、私でも短時間で食事の用意を
することができます。先日もほめられようと思って食事当番を引き受けました。メ
ニューは、買ってきた冷製パスタです。もちろん、チンしました。しかし何という
ことでしょう。家族から、それはそれは冷たい視線が向けられました。もっと冷静
にならなくてはと思いました。 (8月12日飯田芳男)
Hello校長室133
■山の日です。私は登山はやりませんが、人生という山を登っています。高くは
ない山ですが、いくつ越えてもまた次の山があります。先日クラス会で、小学校
卒業式以来の教え子と再会しました。彼は、クラスの児童全員が写っている写真
を持ってきました。写真の裏に私がひと言書いていました。つらい時があったら
この写真をながめたらというような、つたない一文でした。ですが、ちょっとで
も彼の心のよりどころになっていたようで、恥ずかしさもありつつ、嬉しい報告
を拝聴していました。また、クラス会で出会う教え子は、誰もが私をはるかに越
えて立派になっていて、頼もしく思っている昨今です。ところで「人はなぜ山に
のぼるのでしょうか?」 登山家ジョージマロリーが「そこに山があるからだ。」
と言っています。解釈は諸説ありますが、マロリーの言う山は、「人生」ではな
く、エベレストだったという説もあります。まっ、ともかく今日は山の日です。
軟弱な私は、山は眺めるものだと思っております。 (8月11日飯田芳男)