日誌

校長室から

Hello校長室124


■昨日は、ベラルーシ新体操ナショナルチームの事前キャンプに行ってきました。
ベラルーシ共和国は、世界最北の内陸国で首都はミンスクという都市です。ベラ
ルーシ語とロシア語が公用語ということで、ヘッドコーチのイリーナ・レパスカ
ヤさんのお話は通訳の方がいないとわかりませんでした。コーチは、「立川に来
て良かった」と言ってくれました。嬉しいですね。私も来年のオリンピックは、
ベラルーシを応援しようと思いました。この機会にベラルーシという国とご縁が
できて良かったです。二中生の皆さんはベラルーシを訪れてみるといいですね。
ところで、日本は今午後4時53分です。ベラルーシは2日の午前10時53分
です。時差が6時間です。ベラルーシの皆さんは来年に備え、時差に慣れたとも
言っていました。湿気の多い東京の夏にも順応した言っていました。さすがです
ね。私は年に数度国内にいて時差ボケを体験しています。(8月2日飯田芳男)

Hello校長室123


■今日から8月です。私は、子供のころ、8月になると「夏休みは終わった」
と覚悟を決めます。そして猛然と宿題にとりかかります。ところが心の弱い私
は、3日も過ぎると「まだ夏休みはたっぷりある」と開きなおります。そして
15日に、また相当な決意で宿題や勉強にとりかかります。しかしとにかく心
の弱い私は20日ごろになって「休みにやり残したことがある。休みじゃない
とできないことがある。」と言ってのらりくらり8月30日を迎えます。30
日は、なんと31日の予定を組むのです。分刻みのスケジュールで宿題をこな
す予定をたて「明日は早起きだ!」と言って、あきれる家族をしり目に、早め
に就寝です。31日の夕方、宿題の5割を残し「明日は始業式だけだ。2日が
締め切りだ」と一方的に決めてペースダウンします。今は全国?の中学校が、
始業式の日が宿題の提出日です。きっと私のせいかもしれません。二中生の皆
さんは、どうか私を見習わないで、「きちんと青春」してください。
                         (8月1日飯田芳男)

Hello校長室122


■手帳に将棋の藤井聡太さんのお母さんの話をメモしていました。平成29年
6月8日の毎日新聞の記事です。藤井さんが小学校2年の時、谷川浩司9段と
対局、飛車角落ちのハンデをもらっても、藤井さんが負けそうになりました。
すると谷川さんは「引き分けにしようか」という優しい提案をしてくれました。
直後に、藤井さんは盤を抱えて号泣したそうです。お母さんは周りに謝りなが
ら藤井さんを駅まで引きずっていって帰宅の途についたそうです。お母さんは
「勝負への執念に驚きました。」と語っていました。私は藤井さんの粘り強さ
に学びました。私のめも(眼も)うるんだメモでした。
                        (7月31日飯田芳男)

Hello校長室121


■7月29日読売新聞こどもの詩は、4歳の男の子のつぶやきが掲載されてい
ました。『起きてください 朝ですよ おひさま電気がつきました』みずみず
しい感性ですね。二中生の皆さんもそうですが、子供たちは、私にはない、豊
かな表現力があります。うらやましいです。私はいつあいさつや文章を求めら
れてもいいように、ちょっとした話題や言葉をメモしておきます。しかし、引
用はできますが、豊かな表現力っていうと…疑問符、・・?ですね。ところで
私は読書感想文が苦手で、小・中・高校と苦労しました。でも、ようやくこの
頃感想文の極意を会得しました。感想文の上達法は『作品をしっかり読む!』
これにつきます。私はナント!本を読まずに書いていたのです。二中生の皆さ
んは私のマネをしないで、ゆっくりかつ、粘り強く読み進めてください。読む
力がつくと書けます!              (7月30日飯田芳男)

Hello校長室120


■梅雨明け宣言が発表になりました。受験勉強に追われる3年生は、季節が進ん
でいくと緊張感もひとしおでしょうが、心配することはありません。誰もが乗り
越えてきました。夏の甲子園を目指す面々は、鍛錬を重ねしっかり冬を過ごしま
した。受験では、夏を制するものが結果を出すといわれてきました。私は、どの
季節も、のほほんと過ごしてしまいました。この年になっても後悔しています。
二中生の皆さんはすでに校長を越えています。応援していますよ。ところで、柔
道部員の勇姿にふれ、私が中学の頃流行っていた、柔道一直線というドラマうを
思い出しました。♪柔(やわら)の道に いのちをかけた 男の意地が 火と燃
える よるな さわるな はじけてとぶさ ああ柔道一直線♩主題歌がスラスラ
出てきます。でもこの記憶力は何の役にもたっていません。
                         (7月29日飯田芳男)

Hello校長室119


■吹奏楽部の演奏会場の「ルネ小平」前の郵便ポストです。小平市には36本
の丸いポストがあるそうです。その中でひときわ大きいのがこのポストです。
2m77㎝です。郷愁を感じるポストです。二中生の皆さんは四角いポストが
おなじみでしょうが、以前は丸ポストばかりでした。立川市内にはとっても小
さなポストがあります。どうぞさがしてみてください。私も暑中お見舞いのハ
ガキが完成したら、丸いポストに投函してみようと思います。小暑の7月7日
から立秋の前日8月7日までが「暑中見舞い」それ以降、処暑の9月7日頃ま
でが「残暑見舞い」だと、中学の恩師が口癖にしていました。恩師からのハガ
キも、私の中学時代の思い出も、今はセピア色になりました。
                        (7月28日飯田芳男)

Hello校長室118


■大型扇風機が活躍しています。暑さが本番を迎えます。この扇風機の存在は
大きいです。私が中学の頃、家庭でエアコンの存在が皆無でした。電車やバス
もそうでした。夏休みに近所の図書館に行って勉強や宿題をやっていました。
今思うとエアコン目当てでした。同じことを考える人は多く、9時の開館時に
はいつも大行列でした。また、我が家では当時数台の扇風機が冷房装置でした。
我が家にもこんな大型扇風機があったら良かったです。さて、このところ小さ
な扇風機を持ち歩いている人がいます。私も手に入れたいと思っています。 
                        (7月27日飯田芳男)

Hello校長室117


■昨日の記事で「ハチの巣」という名称の由来が「?」でした。真相としては
部屋のパーテーションが「ハチの巣様式」だったことが有力です。各学校には
特色ある名前がついている部屋(教室)があるものです。これもある学校です
が「機器管理室」という部屋がありますが、私は勝手に「危機管理室」と思っ
ていました。先入観を抱いてしまうと、とんでもない勘違いにつながります。
二中生の皆さんようなクリアーな頭脳がうらやましいです。さて、今日の名言
カレンダーのひとこと。『ガンバレがお空をとんでいる』です。部活の試合を
応援する声が近所まで響いたようです。そこで3歳の娘さんが発した名言でし
た。二中生の皆さんが友達を応援する「ガンバレ」は、いつも、青空に舞って
います。                    (7月26日飯田芳男)

Hello校長室116


■北多摩中学校吹奏楽祭で、吹奏楽部の「バビロン川のほとりで」を聴いてき
ました。部員の気持ちが一つになった演奏でした。写真や動画は撮れませんか
ら皆さんにお伝えできなくて残念でした。吹奏楽部の皆さん、ありがとうござ
いました。さて今日はハチの巣を撤去してもらいました。用務主事は日々環境
整備に余念がありません。「整備」も「整美」も行っています。用務主事は、
「生徒の皆さんがハチにさされては大変」ということで、すぐに撤去というこ
とになりました。二中生の皆さんも気をつけてください。ところで市内には、
「ハチの巣」というネーミングのお部屋をもっている学校があると聞きました。
開校以来「ハチの巣」と言われているお部屋です。どうしてこのネーミングな
のでしょうか? では、本日はこれで!!     (7月25日飯田芳男)

Hello校長室115


■陸上部員の俊足ぶりに見とれていました。もし私があそこまで走ったら、
体中ずたずたになってしまうかなと考え、いつものように、二中生の皆さん
の若さをうらやましく思った次第です。そして誰もが左回りに走るものだな
と感慨にふけりました。1912年のルールは「lefthand inside』でした。
つまり左手を内側に走るというルールです。右回りより好記録が出やすいそ
うです。根拠は諸説あるそうですが、人は左回りを好むそうです。スーパー
やコンビニも商品配置は「左回り」を考慮するそうです。某メーカーの主力
靴商品「瞬足」は左右非対称にしたので話題になりました。それも左回りの
レースが一般的だからだとか。でも競馬は左右両レースありますね。興味深
いです。私もさきほど右回りで走りました。好記録は出ません。左回りもや
ってみました。やはり好記録は出ません。これは加齢のせいですね。
                       (7月24日飯田芳男)

Hello校長室114


■小学校の先生から、今年の水泳は気温が低い日が多く、なかなか実施でき
なかったと伺いました。でも今日は日差しもあり蒸し暑さも感じます。明日
からは、むしろ熱中症が心配されるくらいの好天になるようです。ところで
夏といえばあさがおです。先週は小学校からあさがおを抱えて帰る保護者を
東京中で見かけました。ちょっとオーバーでしたか?この頃のあさがおは、
9月になっても咲いていますね。そして観察も容易で、1年生には最適の教
材です。さて、7月19日の名言カレンダーの言葉はこれでした。『ぼくは
あさがおをきびしくそだてる!』あさがおに水をやらない小1男子が、担任
に言い放った言葉だそうです。         (7月23日飯田芳男)

Hello校長室113


■右の写真のように、高尾山からは都心見えます。有料の望遠鏡が置いて
あるあたりは、絶好のビューポイントでした。以前勤めていた学校には、
「富士山をめざす会」がありました。その格好の練習場(?)が高尾山と
きいていました。もちろんその学校の遠足は高尾山です。私も引率で4年
間お付き合いしました。練習を重ねて当時の児童・生徒は今は富士山に登
っていると思います。私は富士山に登ったことはありません。でもおかげ
で朝礼の講話で「買い物や散歩のついでにふらっと富士山に登る人はいま
せん。準備が必要です。大きな挑戦の時はとにかく準備が必要です」と使
わせてもらっています。しかし全身筋肉痛の私の状態からすれば、高尾山
も準備が必要です。             (7月22日飯田芳男)

Hello校長室112


■懐中電灯のあかりだけで、緊張して山を登った二中生141名の皆さん、
お疲れさまでした。中学生が、夜を徹して何かをするってないですね。良
い経験だと思います。生徒への水の補給や、軽食、おやつの配布等、38
回のノウハウは見事でした。T前校長先生、二小T校長先生も健脚のご披露
ありがとうございました。さすがです。そして3年生の脚力をみながら、
若さをうらやましく思います。        (7月21日飯田芳男)

Hello校長室111


■私は、小学校6年生を担任すると、学級活動で「ほめことばのシャワー」
を行っていました。ひと月に一度行い、全員の言葉を教室に掲示します。
学級で騒動が起きた時は、なかなか「プラスの言葉」が見つかりません。
相手の立場に立ったり、お互い様ということに気がついたりして、ようや
く「プラス言葉」に変換できます。猛烈なけんかをしかけた児童が、「ぼ
くのわがままを直してくれた○○君ありがとう」とか、「おはようって言
ってくれたのにあいさつできなくてごめんね」等。意図的ですが思いやり
の気持ちを体感させたかったのです。ある年の卒業式の朝、教卓に「飯田
先生、感謝の気持ちって、誰かに使えば使うほど、自分の心の中で増える
んですね。」というメモ書きが置いてありました。グッときました。昨日
の終業式講話に引用しました。       (7月21日飯田芳男)

Hello校長室110


■昨日の夕方、転んでしまった男性を介抱してくれた生徒がいたと思いま
す。奥様から本日、「感謝しています」というお電話をいただきました。
ちょっといい話です。嬉しいですね。心当たりの生徒はどの先生でもかま
いません。声をかけてください。私からもお礼を述べたいです。さて、終
業式になりました。梅雨が明けぬままに夏休みになります。ところが市内
では、来週や再来週、終業式を迎える学校もあります。終業式はさまざま
でも、学生が少なくなり、私が乗る通勤時の電車はだいぶすいてきました。
中央線ではドアに張り付いて外も見られます。国立と立川の間では、本校
屋上に掲げた校名看板が、木立の陰にホントに一瞬、わずかに見えます。
楽しみな一瞬なんです。           (7月19日飯田芳男)

Hello校長室109


■すみずみまでほうきで掃いたり、ぞうきんをしっかりしぼったりという
姿を見て嬉しく思いました。教室や廊下の掃除は、与えられた場所を、と
にかくきれいにすることがミッションです。「来た時よりも美しく」とい
う気持ちを忘れないようにしたいです。ところで、ぞうきんのしぼり方を
見たところ、全員横しぼりでした。横しぼりは日本人の9割がやっている
習慣だそうです。おすすめは「縦しぼり」とのことです。右利きの場合、
右手を向こう側、つまり上。左手が手前、つまり下。たてしぼりは剣道の
「突き」のように、ぞうきんを向こう側にしてしぼると、力が入りやすく
なるそうです。私はぞうきんを丸めて、おにぎりを握る感じでしぼります。
びしょびしょなので、家族にこっぴどく叱られます。
                      (7月18日飯田芳男)

Hello校長室108


■給食はオリパラメニュー「韓国」でした。プルコギとナムルの登場で
す。プルコギは韓国を代表する肉料理です。献立表にはプルは「火」、
コギは「肉」という意味だと紹介されています。他に、エビシューマイ
とパイン缶です。861㌔カロリーでした。おいしくいただきました。
明日は今学期最後の給食です。さて、今日は、校名の看板を取り付けま
した。落下しても安全な「布」状の材質です。本校の屋上フェンスは、
やや奥に引っ込んでいるので、少し離れてみないと気づかないかもしれ
ません。本当は西側や北側からも掲示したいのですが予算の関係で今は
あきらめています。でも二中生の皆さん、たまには校名を見上げてくだ
さい。                  (7月17日飯田芳男)

Hello校長室107


■右の写真で、プールの水質をはかってくれているのは、本校の薬剤師
さんです。二中生の皆さんの健康に影響がないように、折々に来校して
くれます。学校薬剤師さんの仕事は多岐にわたります。先日の薬物乱用
防止教室を開催したり、教室の照明の明るさに関することも任務です。
風邪がはやる時期だけでなく、一年中環境衛生について力を尽くしてく
れます。薬剤師になるには今大学で6年間学ぶそうです。大変なお仕事
ですから勉強時間も長いのですね。私は薬剤師さんに「コーヒーもほど
どほどに」と言われてます。「ハイ!」と素直に返事を返しています。
                     (7月16日飯田芳男)

Hello校長室106


■中国では、上・中・下という三元の習慣があるそうです。上元は正月
15日、下元は10月15日です。半年生存の無事を祝う今日7月15
日を中元というそうです。目上の方やお世話になった方々に贈り物をす
る風習もあるとか、「お中元」という言葉にはそんな意味があるのです
ね。他に今日はファミコンの日でもあります。担任時代、我が子が勉強
せず、ファミコンばかりやって過ごすという相談を良く受けたものです。
しかし、そもそも今日は「海の日」だからお休みなんですね。私は今日、
ハッピーマンデーのおかげで可哀そうな「海の日」を、私なりに盛り上
げていこうと思います!?         (7月15日飯田芳男)

Hello校長室105


■1789年7月14日、パリ・バステューユ牢獄が襲撃されました。
フランス革命が勃発した日とされています。二中生の皆さんは、マリー
アントワネットと、ナポレオンボナパルトがこの革命にどのように関わ
ったかご存知かもしれませんね。私は高校の時、「フランス革命」とい
う文庫本買いました。数ページ開いて挫折しました。休日を利用して読
み返していこうと思います。高校の恩師が「本は買おうと思った時買わ
ないと売り切れるよ、机に積読(つんどく)だけでいいから買っておい
たほうがいい」と言っていました。ありがたいお言葉でしたが積みっぱ
なしの本が多くなりました。チコちゃんに叱られる前に片づけます。
                     (7月14日飯田芳男)

Hello校長室104


■生徒会誌「あけぼの」平成28年度版に、生徒会活動のスローガン
が載っていました。「意見をツナげる生徒会」です。シンプルで見事
だと思います。また、3年生の学年目標が「背中で語る三学年」ちょ
っと涙ぐんでしまいます。2年生は「1up確かな一歩をふみしめよう」
です。1年生が「自分で考えて行動できる第一学年」です。先輩方の
目標は今も確実に受け継がれています。私個人の今年の目標は、ん? 
そういえば半年間、目標をもたず過ごしてきてしまっています。きち
んと青春しなくっちゃ!         (7月13日飯田芳男)

Hello校長室103


■世の中には工夫をこらす人はたくさんいます。「シュークリームの
食べ方」という本を読みました。私は年に1~2回しか食べないので
シュークリームを上手に食べることができません。クリームが指につ
いたり、鼻についたりさんざんなシ-ンを展開しています。この本に
よれば、上下をひっくり返して食べるのがベストだそうです。上部の
ふくらみに大きな空洞があるので、さかさまにすると空洞にクリーム
がはいるのでこぼれにくくなるそうです。半分に割って食べるよりも
こちらの方が食べやすかったです。何事も研究と工夫が大切です。で
もこの意欲を仕事に生かすべきだと猛省している週末です。
                    (7月12日飯田芳男)

Hello校長室102


■夏休みが近づいてきました。二中生の皆さんは、どんな気持ちでし
ょうか?私が中学の時は、夏休みを迎えることは嬉しかったですが、
ふだんより友人と話す時間が長いかなっていう程度のチープな夏休み
でした。家族旅行に行く友人も少なく、ましてエアコンのある家庭な
ど一軒もありませんでした。ただ、友人の中にお寺の息子がいました。
夏は特に仲良くしていました。涼を求めていたからかもしれません。
夜のお墓はとっても涼しかったです。(別の意味で!)本堂でいただ
いたスイカはまさに極楽でした。40年経っても。←サバ読みです!
なつかしい出来事です。この梅雨空だからよけいにスイカもセミの鳴
き声も待ち遠しいですね。熱中症が心配なのに、灼熱の太陽を待ちわ
びてしまって、太陽にごめんなさいです。 (7月11日飯田芳男)

Hello校長室101


■7月10日は浅草観音の縁日です。中央区に勤めていた時、併設の
幼稚園児は、ちょうど10日前後にほおずき市や入谷の朝顔市にでか
けていました。浅草観音は今日参拝すると、四万六千日参拝したこと
になると言われています。「しまんろくせんにち」と言うと、何だか
得した気分ですが、一回で46000日分いただいてしまったら、自
分が横着者のような気がして恥ずかしいですね。地道に少しずつがい
ちばんですね。さて、今日は納豆の日でもあります。そして710年
といえば諸説ありますが平城京。私は中学の時「納豆食ったぜ平城京」
とひたすらつぶやいていました。     (7月10日飯田芳男)

Hello校長室100


■日照時間が少ないという報道がありました。去年の今頃は、すでに
猛暑到来でした。なかなか人の思い通りの気候になりません。台風や
大雪で作物に被害が発生すると、肩を落とした生産者の方がテレビに
映し出されます。いつも本当に気の毒だなと思って見ています。でも
先日の豪雨後は「自然には勝てねえ、天気に世話になることもあるん
だから。命が助かったんだから、またやりなおしますよ。」と言って
いた農家の方がいました。私だったらすぐには立ち直れません。テレ
ビに映ったこの方に一礼してしました。そういえば、方言でナンクル
ナイサーという言葉があります。琉球方言で「なんとかなるさ」とい
う意味です。でも「安易に使えないんだな」と思い直しました。この
言葉は、心底苦労したからこそでる言葉だと強く思いました。人生は
自分の思いや願いとは裏腹に、遠まわりに展開されるものなのです。
二年生の皆さん、職場体験から多くを学んでほしいと思います。私は、
自分の時間を、他人のため(二中生のため)に費やす事業所の方々に
終始頭を下げ続けております。       (7月9日飯田芳男)

Hello校長室99


■2年生の職場体験が始まりました。いくつかの事業所にあいさつに
出向きました。「はらはら ドキドキ」して事業所に行きましたが、
どの生徒も一生懸命に仕事に取り組んでいました。あるスーパーでは
バックヤードに入れていただきました。どのスーパーでも店員さんは、
バックヤードの出入りはお辞儀をします。一礼し、出入りする姿に好
感をもっていました。今日のスーパーは、「店内に入る時はお客様へ
の感謝を忘れずに」という文書がバックヤードに貼られていました。
ところで、学校では授業参観で教室を出入りする時、授業者と児童・
生徒に敬意を表し一礼します。これからはきっちり礼をしようと思い
ます。教室は学校の表舞台です。私自身が範を示していこうと思いま
した。                   (7月8日飯田芳男)

Hello校長室98


■日本では、奈良時代の頃から、旧暦7月7日の夜に七夕祭りをして
います。ですから地域によっては今日ではなく、8月7日前後におこ
なっているところもありますね。空を見上げるなら8月のほうがいい
かもしれません。ところで織姫と彦星は結婚してから怠惰になったと
言われています。天の帝(みかど)は、反省の意味で二人を天の川を
隔て、東西に分けます。悲しんでいる二人を思って帝は、7月7日だけ
会うことを許したと言われています。ですが…、この説を小学生に話
したことはありません。やはり七夕伝説には、夢とロマンを追い求め
たいですし、大きな夢や願いを夜空に届けたいです。ですから私は、
短冊にこう書きました。『コレステロールの値が下がりますように』                     
                      (7月7日飯田芳男)

Hello校長室97


■料理研究家の浜内千波さんが、「自信は『準備』から生まれる」と
述べています。証券会社のOLだった浜内さんは、親が学費を負担し
て栄養士の資格をとったので、OLをやめて料理の道に入られたそう
です。料理教室をやりながら、相手からの要望に100%応えるだけ
でなく、どうすればもっと良いものがつくれるか、お客が納得しただ
けでなく、「浜内千波は納得しているの?」という気持ちで仕事に励
まれたそうです。そこで学んだのが「徹底的に準備をしていれば、不
思議と気持ちが前向きになる」ということだったそうです。ウ~ン、
私も学びました。「忙しい」と言い訳せず、準備をしっかりやろうと
思います!私は4月から「忙しい」と言ったら貯金箱に100円入れ
ています。今日も100円入れてきました。 (7月6日飯田芳男)

Hello校長室96


■読売新聞今日のコラムは、加賀千代女の俳句「朝顔につるべ取られ
てもらひ水」を紹介していました。意味は、『朝起きて井戸を水にく
みにいくと、釣瓶に朝顔のつるがからみつき、花を咲かせていた。そ
れをはずして水をくむのは忍びないので、近所からもらい水をした』
という内容です。私は、児童に朝顔を育てさせ花が咲き始める頃に、
この句を思い出していました。ところで、今日のコラムは、作者であ
る千代所が30代半ばに『朝顔や…』と、「や」に変えて読み直した
と紹介していました。ふいに出会った朝顔の美しさへの感動を伝えた
かったのだろうと開設されていました。夏井いつき先生なら【朝顔に】
と【朝顔や】では、どちらが「めちゃくちゃホメたい!」になるか、
興味深いです。              (7月5日飯田芳男)

Hello校長室95


■二中生の皆さんは、駒込ピペットっておなじみでしょう。ピペット
は、液体を少量抜いて容量を量るものですね。スポイトより長いです
し、形状はガラス管の上三分の一に膨らんだところがあり、上部はゴ
ム帽です。でもどうして地域名がついているのでしょう?調べました。
都立駒込病院の二木先生が考案したからだそうです。駒込病院の臨床
は伝染病館患者のためにピペットが多量に必要だったようです。口で
液体を吸わないピペットの発明は、画期的なものなのだそうです。今
日生まれて初めて知った知識です。嬉しい一日になりました。
                      (7月4日飯田芳男)

Hello校長室94


■私は、英語の先生の「プリーズ リピート アフターミー」にずい
ぶんあこがれたものです。中1の時は、英語の時間が大好きでした。
また、英語の筆記体を覚えて有頂天になったものです。二中生の皆さ
んは筆記体は書けますか?いつのころからなくなったのか、ちょっと
残念です。高校に入学して、漢文を上手に読む先生にもあこがれまし
た。真似をして何度も音読に励んだものです。声に出して読むことは
大切な経験だと思います。小学校にいたとき、ある男子を校長室に呼
んで「雨ニモマケズ」を暗唱させたことがあります。中学になっても
友人たちに暗唱を披露している姿が嬉しかったです。「どこで覚えた
の?」と聞かれていて「校長室!」と答えなかったのには笑えました。
私も今宵は音読に励みます。「春はあけぼの…二中もあけぼの」おあ
とがよろしいようで!!          (7月3日飯田芳男)

Hello校長室93


■あいさつ運動で小学校を訪れました。卒業生がにこやかにあいさ
つを交わしていました。中学1年生がたくましくみえました。朝か
ら、とてもよい光景を見ることができました。小学校の校庭が明る
く見えたのは、ランドセルの色が多彩だったのも一因です。私が子
供の頃は赤と黒だけでした。小学校の教員になった頃もしばらくは
赤と黒でした。今日は数えたら10色ほどありました。感心してな
がめていました。「あれは、ヒロミチおにいさんがCMでやってた
なあ」とか注視してしまいました。でもやっぱり笑顔が一番、心が
なごみました。おはようからおやすみなさいまで、笑顔の効用は大
きいです。年中あいさつ運動です。    (7月2日飯田芳男)

Hello校長室92


■365÷2=182.5です。今日は元日から数えて182日目です。
今日の正午で今年も半分が過ぎ、この時間は、今年の後半戦が開始
されたということになります。二中生の皆さんにとって今年の前半
の生活は、きっと充実していたことでしょう。私は二中に異動して
きたので、ちょっと激動の前半でした。激動といえば、今までの勤
務地はすべて「縁あって」という学校ばかりです。自分の意思では
ありません。ところで、今日の名言カレンダーには、「就活って、
どの船に乗るかじゃなくて、どこに向かう船かを選ぶことじゃない
の?」とありました。世の中うまくいかないことも多々ありますが、
だいたいどこに向かう船かを決めていればあとは何とかなりそうで
す。とすれば、「縁あって」という言葉は素敵でしょう?二中生の
皆さん、今週もいい週になりますよ。根拠?ないです。でも私と縁
があるのですからOK!         (7月1日飯田芳男)

Hello校長室91


■週末と言っても二中生の皆さんは、勉強や部活にいそしんでいるの
でしょう。立派です。私はオンとオフの切り替えが苦手でいつも後悔
しています。後悔のたびに祖母の言葉を思い出します。祖母は「日曜
日は明日の準備のためにある。」を口癖のように言っていました。家
族は馬耳東風でしたが…。そんな祖母は、枕元に明日着る服を、たた
んで床についていました。毎日です。カツオ君とワカメちゃんも服を
たたんで枕元におきます。祖母の厳命がここまで波及していたかと驚
きました。また、祖母は私に「おまえは目がわるいからメガネを枕元
におきなさい。何かあった時は、先ずメガネ!メガネは命と同じよう
に扱いなさい。お金より大事だ。」これも口癖でした。でも、ある晩、
地震がありました。祖母が握りしめていたのは財布でした。  
                    (6月30日飯田芳男)

Hello校長室90


先日、小学校1年生を担任した時の教え子の結婚式に招かれました。
教え子は、笑顔が印象的な女子でした。7才ながらも、私のオヤジギ
ャグを喜んでくれていました。いえ、私の勝手な推論です。あれから
20年、良き伴侶との挙式に立ち会わせていただきありがたく思って
います。当日私は照れくさくて多くを語り合いませんでしたが、彼女
の努力を重ねてきた人生にふれ、感激しました。そして、たくましく
成長した彼女にエールをおくってきました。さて、二中生の皆さん、
皆さんには自分なりの歩みがあります。元気があれば困難を乗り越え、
疲れたら休み、でも確かな歩みを応援しています。私なんか「後戻り」
ばっかりです。             (6月29日飯田芳男)

Hello校長室89


■二中生の皆さんは校舎内外を歩いてみて、めずらしいものに遭遇した
ことはありませんか。今日私は、1年生の昇降口に入ろうとして可愛ら
しい時計に気がつきました。登校時は特に便利かもしれませんね。さて
来週から7月、プールもスタンバイ完了です。体育科の先生が日夜水質
保持に奮闘した結果、沖縄の海のような青さになりました。私もプール
サイドから皆さんの泳力向上と、安全な指導を願いました。私は水泳が
苦手でした。今バタフライや、背泳ぎが身についていないことを後悔し
ています。私も泳ぎを再開してみます。水泳は「チョー気持ちイイ!」
ですからね。               (6月28日飯田芳男)

Hello校長室88


■給食は、ベラルーシの家庭料理です。コーヒーパンとマチャンカで
す。手前の白っぽいお肉がマチャンカで、サワークリームがかかって
います。献立表によれば、ドラニキと一緒に食べる料理です。ドラニ
キは、すりおろしたジャガイモを使いパンケーキのように焼いた定番
料理だそうです。ベラルーシ共和国の首都はミンスク。新体操の強豪
国で、今夏立川で事前キャンプをするそうです。応援したいです。さ
て明日は、1組が球技大会に参加します。先生方が壮行試合に参加し
ました。私はディスクサッカーにおつきあい、大人げなくシュートを
してしました。ごめんなさい。ボールではなくディスクですが、十数
年ぶりのシュートをしました。完璧なオフサイドでした。おそらく、
明日はふしぶしの痛みに襲われています。バスケットにも参加してい
たらさらに疲弊したはずです。高校時代はよくダンプシュートをして
いました。ダンプカーのように突進してスイカをほうりなげるような
シュートです。相手チームはもちろん自チームにも恐れられたシュー
トです。それはさておき1組の皆さんの健闘を祈っています。
                   (6月27日飯田芳男)

Hello校長室87


■初日の試験が終わると生徒は、校長室前で給食の予約をします。
その時はリラックスしているのと、校長の事をまったく気にしない
のか(日ごろから存在感がありません。)生徒同士の会話が楽しい
です。「さんが焼きって何?」「いいんじゃない 知らなくたって」
山の家で食べるような料理で、魚を焼いた献立ですね。小学校でも
登場した千葉県の郷土料理ですね。「プルコギって何?」「肉を、
のこぎりで切ったやつかな?」「ありがとう」この二人の会話に私
は感動しました。試験が終わったらプルコギが好きな本校の先生を
ご紹介したいです。試験の結果も飛び交っています。「おれ 英語
50点くらいかも」「うん 同じくらいだよ」美しい友情です。そ
こへ3人目の友人が登場しました。「おれ、社会ぜったいに80点
いったね!」「すごいじゃん」熱い友情です。でも社会は明日です。
                   (6月26日飯田芳男)

Hello校長室86


きびご飯と、さばのみそ焼きという給食でした。さばのみそ焼きや、
さばのみそ煮は、二中生の皆さんも好きな献立ではないでしょうか。
献立といえば、我が家は給食の献立表を冷蔵庫に貼って、夕飯が給
食と重ならないようにしています。でもたまに、家族の誰かが三食
カレーライスというこに遭遇します。さて、二中生の皆さんは、い
よいよ期末考査前夜ですね。夕飯は食べ過ぎず適度に、よくかんで
召し上がってください。その後勉強の追い込みですね。応援してい
ます。ところで試験前定番のお知らせです。石川県金沢市には、脳
の働きを良くするパン、頭脳パンが存在します。パンの味はパン屋
さん独自ですが、金沢製粉の頭脳粉(ずのうこ)を使うのが共通の
製法だそうです。金沢市に行ったら探してみませんか。しかし二中
生の皆さんは、今日頭脳パンを買いに行くより勉強したほうが断然
お得です。              (6月25日飯田芳男)

Hello校長室85


■写真は給食後の配膳室です。配膳員さんは一人ですが、生徒の気配
りで片付けが円滑です。ところで食事は多くの方が関わる大きな事業
です。食材の生産者、輸送関係者、卸売業の方々、栄養士、調理員、
食器の洗浄に関わる方等、お世話になる方をあげれば、枚挙にいとま
がありません。多くの方に感謝する意味で、俗説ですが「ごちそう様」
は「いただきます」より、「様」がつくから、ちょっとだけえらいと
いうことになんだか納得してしまいます。さて近頃、関税が、かから
なくなった関係でしょうか。輸入野菜や輸入果物の種類が豊富です。
私はリンゴのJAZZという銘柄をよくみかけます。ニュージーラン
ド産でした。立川や武蔵村山産のリンゴもおいしいです。リンゴ業界
も競争が激しくなりますね。業者さんは、人がどの食品を選ぶかがと
ても重要です。どう購買意欲を自社に引き付けるかが、売り上げ向上
のカギになります。厳しい現実です。さて、大人も大変ですが、二中
生の皆さんにとっては、試験勉強への意欲をどう維持するかが今後の
重要なカギになりますね。        (6月24日飯田芳男)

Hello校長室84


■二中と、二中に入学予定の各小学校をあわせて「二中校区」という
「学区」が構成されています。当然のように「校区」や「学区」と言
っています。しかし、21日の読売新聞夕刊を見て、違う名称がある
ことを知りました。東北、北海道の一部は「校下」、愛知・名古屋は
「聯区(れんく)」栃木は「結社」とのこと。記事では「秘密組織」
のようだと紹介していました。この記事のタイトルは「方言探偵団」
です。勉強になります。この話を北海道出身の先生に話したら、「な
まら勉強になりました」と言われました。 (6月23日飯田芳男)

Hello校長室83


■今日は夏至です。芒種と小暑の間が二十四節気の夏至です。先人は
夏の日差しが待ち遠しいと思ったのでしょう。先人は、地球温暖化を
予測しなかったのでしょう。でも季節の移ろいは大事にしたいもので
す。伊勢の二見興玉(ふたみおきたま)神社では夏至祭が行われると
ききました。スウェーデンでは夏至を祝う「ミッドサマーの祝日」が
クリスマスと並んで大切な祝日だそうです。大阪の友人は夏至には、
タコを食べると言ってました。稲の根が八方にしっかり張るようにと
いう願いが根拠とか。その友人、家にはタコ焼き器が生まれた時から
あるそうです。             (6月22日飯田芳男)

Hello校長室82


■学級通信を読んでいて学ぶことは多いです。運動会で優勝して見え
る景色のことが綴られていました。何度もうなずきながら拝読しまし
た。また、保護者の方が寄稿している記事には目がうるみなました。
二中生の皆さん、学年だよりや学級だよりはどうか熟読してください。
時々、クスリと笑ってみたり、落ち込んだとき読めば「薬」にもなり
ます。私は担任時代、授業日は毎日学級だよりを発行していました。
宿泊の移動教室のときは、自費で購入した印刷機をバスに積み込み現
地で発行しました。今なら、それが何なのって感じですが、若かった
ということですね。そういえば、私が校長として勤務している学校で、
隣の学校の先生が学級だよりを綴じ込んでいるところに遭遇しました。
1年分を製本していたようです。感動しましたね。よその学校なのに。
学級だよりの発行にはドラマがつきものです。(6月21日飯田芳男)

Hello校長室81


■曇りや雨が多い梅雨の季節、外に遊びに行けないお子さんのひと
ことが名言カレンダーに載っていました。『おひさまは きょうも
はずかしがり屋さんみたい』なかなか味があります。二中生の皆さ
んの皆さんも、素敵な表現をしているはずです。多摩モノレールで
は五行歌を募集しています。私は毎年落選しています。二中生は何
度も入選しています。今年も私は応募します。五行にすべてをぶつ
けます。ところで二中生の皆さん、海の水はどうしてしょっぱいの
でしょう?おさかなさんが泣いたからです。どうです、この答え?
                    (6月20日飯田芳男)

Hello校長室80


■矢印が描かれた右の写真は、自転車置き場等を示すラインです。
矢印方向に、線がまっすぐです。3年生が引いてくれました。すば
らしい技術です。これだけのラインはなかなかひけません。また、
左の写真はゴールテープを持つ生徒です。走者が安全にゴールに入
るように少ししゃがんで、テープをすぐ離せるようにかるく持って
います。運動会は、選手の陰で多くのスタッフが匠(たくみ)の技
で支えました。まもなく2年生は職場体験に行きます。職場は、い
ろいろな役割をもった人で成り立っていることを学ぶはずです。そ
れこそ、何かの仕事に数十年うちこんでいる方々との出会いを大切
にしてください。いやあ、ここまで述べて、じゃあ私が数十年うち
こんだものって何があるんだろう……?自問自答が夜明けまで続き
そうです。              (6月19日飯田芳男)

Hello校長室79


■運動会での二中生の皆さんの活躍を嬉しく思います。前任校で
は、選抜リレーの選手と一緒に「教職員本気リレー」を展開して
いました。私も体育科女性の先生に命じられ三年間出場、いえ参
加していました。一人50㍍から100㍍がノルマでしたが、副
校長先生に私の分け前をさしあげ、私は30㍍程度を力走するに
とどまりました。それでも皆さんのご厚意でアンカーとして堂々
とゴールしました。ただあまりにも短い登場時間なので本部テン
ト内の来賓の方に、「校長先生、急にいなくなってどうされたの
ですか?教職員リレー盛り上がったわよ、先生に似た方がゴール
に倒れ込んできたの…。」と言われた時もありました。しかし、
二中生の皆さん私も三週間ほど秘密特訓をして、このレースに挑
んでいました。座学は完璧です。「短距離走入門」「実践バトン
パス」「陸上競技マガジン」等、数冊読破しました。実技面では、
モノレールの駅の階段で入念に走り込みをしました。うさぎ跳び
はやりませんでしたが、きちんと青春していましたっけ。絵文字:出張
                  (6月18日飯田芳男)

Hello校長室78


■運動会の順延を金曜日に決定しました。しかし「天気は神のみ
ぞ知る」であります。土曜日はあいにくの雨になりました。雨に
なってしまって、二中生の皆さん、本当にごめんさなさい。その
分今日は皆さんの勇姿にふれ感動しました。順位が今一歩の生徒
もいたかと思います。気にすることはありません。オリンピック
の創立者クーベルタン男爵の「参加することに意義がある」とい
う言葉をおくります。        (6月17日飯田芳男)

Hello校長室77


■二中生の皆さんの中には、運動会の練習で足腰がパンパンにな
っていないでしょうか。もしそうならゆっくり休養してください。
それでも今日、部活に参加する生徒もたくさんいるのでしょう。
若いって素晴らしいです。でも身体も心もメンテナンスが大事で
すよ。そういえばミスタージャイアンツ長嶋茂雄氏は、肉離れの
選手に、「ウ~ン 彼はミートグッドバイですね!」とオリジナ
ル言語で励ましていました。その長嶋氏「雨降ってグランド固ま
る」という名言も残しています。「アイム失礼!」さらに笑った
名言です。             (6月16日飯田芳男)

Hello校長室76


■大相撲では勝負がつかない時「水入り」というルールがあります。休憩
がもらえるルールです。本校の運動会は順延になりました。まだスタート
していないのですから、「水入り」ではありません。でも、「雨」という
正真正銘の水入りになりました。お子さんを応援したいのに、月曜日では
来られないという、ご家族もいらっしゃるでしょう。生徒も残念がってい
ます。お察しします。お仕事の合間にお気持ちを寄せていただければ嬉し
いです。さて、昨日は本来なら前日、二中生の皆さんは各係で最後の追い
込みでした。美術部の皆さんも装飾関連の色塗りで大忙しでした。吹奏楽
部の皆さんは息のあった演奏でした。そしてテントの用意では飛ばないよ
うに固定したり、用具の準備や点検の係も丁寧に取り組んでくれました。
かげになって働いてくれる人のおかげで運動会は成り立っています。まさ
に「おかげ様」です。月曜日は絶好の天気になるように、「アメフラーズ」
というまじないを、となえまくります!    (6月15日飯田芳男)

Hello校長室75


■運動会の練習を眺めながら、私も中学時代に、土ぼこり舞うグランドで
全員リレーの練習に取り組んだことを思い出しました。個性の強い面々ば
かりで、練習は何度もぶつかり合いました。二中生の皆さんはどうでしょ
うか。さわやかに「きちんと青春」してほしいです。困ったことがあれば
校長室においでください。私が困った時は皆さん相談にのってください。
                      (6月14日飯田芳男)

Hello校長室74


■ラジオ体操第一は、13の運動があります。最初の伸びの運動は息を吸
いながら腕を前から上げ、息を吐きながら腕を横から降ろします。かかと
はあげません。どの運動もかかとを上げるか上げないかで困難さがちがい
ます。また、上げた腕は耳につけるかつけないかで見栄えの美しさがちが
います。ところで副校長先生は体育科の大ベテランです。加えて、大学で
徒手体操を専攻されたので、見事なラジオ体操を披露してくれます。写真
は、8番目の腕を上下に伸ばす運動です。副校長先生は、左足を横に開き
ながら、手先を肩に添え、脇をしめます。腕を体につけながら、素早く伸
ばします。伸ばす時にかかとが上がり、手先を肩に戻す時かかとを降ろし
ます。副校長先生の匠(たくみ)の技に感銘しました。二中生の皆さん、
私と一緒に究極の体操を目指しませんか。   (6月13日飯田芳男)

Hello校長室73


■「いかだながし」という競技は、中学校での定番競技です。小学校だと
「台風の目」に匹敵するでしょうか。1年生は「多摩川下り」という名称
で、ひと工夫されています。予行ですから告知はここまで!当日はおおい
にご声援をお願いします。さて、二中生の皆さん、今年の運動会のスロー
ガンは、「不撓不屈~輝け二中の絆~」です。不撓不屈とは、どんな苦労
や困難にもくじけないことです。辞書によっては「強い意志をもって」と
いう言葉が冒頭につきます。出典は中国の歴史書の漢書(かんじょ)です。
さて、わが人生、苦労や困難にくじけてばっかりです。何度も紹介した話
ですが、中1の時、朝6時に起きてラジオの基礎英語を聴く決意は、早起
きは体に悪いと思って2日でやめました。中2の時、両親とけんかをして
一生口をきかないという決意を固めました。でも「お寿司食べる?」と聞
かれ「ハイ」と返事をしました。わずか10分の絶交でした。二中生の皆
さん、どうか私を反面教師にしてください。  (6月12日飯田芳男)

Hello校長室72


■マッチをするシーンが理科の実験ではいきています。そのマッチで線香
に火をつけます。線香の炎が明るくなるのですから、試験管内にある気体
の正体はおわかりかと思います。今日の理科の授業は電源装置、薬品の他
にマッチと線香があります。電源装置は持ち運びしやすく、コンパクトな
大きさです。私の中学生時代とちがいます。私の頃は電気ショックをかけ
られるくらい大きいものでした。ただ、マッチは昔と同じでした。今日、
マッチの軸は先生が1本ずつ配っていました。安全管理が徹底されていま
す。二中生の皆さんはマッチをする体験は少ないでしょう。火は危険です
が使い方をきちんとすれば、なくてはならないものです。しかし、これほ
ど家庭で日常的に登場しなくなったものはないと思います。時代は確実に
ながれています。今日は帰宅したら「マッチ売りの少女」を読み返してみ
ようと思います。              (6月11日飯田芳男)

Hello校長室71


■ある学級で、ちょっとした視点の工夫でいろいろな見え方になるという
教材を学んでいました。右の絵は、若い女性の左のほほが描かれています。
でも教科書には、「年老いた女性がマフラーをかぶっているようにも見え
ます」とありました。私はなかなかそのように見えず、かなりあせりまし
た。そこで目を近づけて凝視して、ようやく年老いた女性の顔の輪郭に気
がつきました。先入観というか錯覚にまどわされてしまうことってあるの
ですね。ところで私の錯覚の定番は、廊下で尋ねられた「多摩ニュータウ
ン」と「たまに歌うんですね」を聴き間違えたことです。まっこれは、単
なるロウカ(老化)現象ですが…。     (6月10日飯田芳男)

Hello校長室70


■エッセイストの平松洋子さんが、7日の読売新聞夕刊で、鴨が隊列を
組んで飛ぶ様子を「秋の夕暮れ、鴨の隊列がゆんゆんと飛ぶ」と表現さ
れていました。「ゆんゆん」とはなかなか趣(おもむきが)があります。
平松さんは「何百何千羽の鴨が上空を飛ぶ、何だろうって全神経を傾け
る。すると、机の前では生まれない表現が湧く」と述べています。私は
まねができませんが、いろいろな表現を学んでいこうと思います。私の
令和の目標に「ボキャ貧脱却」を加えました。 (6月9日飯田芳男)

Hello校長室69


■教育実習が授業をおこなっていたので足をとめました。真摯に生徒に
向き合っていました。立派です。二中生の皆さんの将来の姿かもしれま
せん。ところで、私にもこのういういしい教育実習生の頃がありました。
教育を熱く語る大学4年生でした。男子バレーボール部の顧問見習いも
やりました。初日からトスをあげただけで、つき指10本です。パソコ
ンがなかったので、黒板や模造紙を駆使して授業をしました。わずか二
週間のことでしたが最終日は、おいおいと泣いていました。平城京の授
業は今も夢に出てきます。一方的にしゃべり続けるすごい授業でした。
今教員をやっているのは、「中学校」が好きだったからかもしれません。
中学生の頃って、人生で一番「きっちり しっかり ほっこり ばっち
り」なんですよ!              (6月8日飯田芳男)

Hello校長室68


■お昼前には雨になりました。出張からの帰り、自転車なのでカッパを
着たものの、ひざから下はびしょびしょになりました。でも二中生が運
動会の練習をしているので急いでもどってきました。放課後も運動会の
実行委員会もあり、意欲的に取り組んでいることを嬉しく思います。私
も濡れた洋服のまま、昼食もとらず事務仕事に復帰しました。出張の時
は片づけが遅れると業者さんに迷惑をかけるので予約をしないのです。
ところで濡れた背広は自然乾燥させています。私は6年生の家庭科を教
えていたので、文科省仕込みのアイロンかけの名手です。アイロンは、
後ろ側に重心をかけ、力を入れすぎず、すべらすようにかけるといいで
よ。(諸説ありますのでご留意)力をいれすぎないことも時には必要で
すね。                   (6月7日飯田芳男)

Hello校長室67


■二中生の成長は素晴らしい!日一日と演技が上達していきますね。
立派です。「練習はうそをつかない」ピアニストの中村さんがよく述
べていらっしゃいました。当日だけでなく日ごろからの努力を大切に
したいです。私へのいましめでもあります。中学二年の時の担任が、
私の通知表の所見に「その場しのぎの行動が目立ちます」と書いてく
ださいました。ほめるとこが一つも書かれていない所見でした。当時
はそんな風潮だったんです。と言ったら亡き母が、「お前は欠点だら
けなんだ」とひとこと。おっしゃる通りです。「その場しのぎ…」何
十年経っても忘れられないお言葉です。以来心にとめて生きています。
                     (6月6日飯田芳男)

Hello校長室66


■ボランティア部の皆さんが花壇の整備をしてくれていました。あり
がたいことです。花と同じ目線で、腰をかがめての作業に感謝です。
活動の様子を拝見しながら、私が担任の時「家栽の人」という漫画で
授業をしたことを思い出しました。さいという字は「栽」と書く作品
です。植物を愛するように人を愛す、裁判所の判事さんが主人公です。
ですから裁判所の裁ではなく、栽培の「栽」があてられています。こ
の判事さんのように、私も時々花や木々に話しかけることがあります。
そうすると成長が早いのです。「大きくなったね」「きれいですね」
とほめてあげるとすくすく成長します。人も同じです。ほめられると
ぐっと成長します。校長先生も同じです。ほめられるともっと伸びま
す!木にも登ります!ところで、園芸家12か月という本の作者カレ
ルチャペックは、花を咲かせるために1年間みっちり畑仕事にいそし
みます。それはもう完璧な畑仕事です。そして1年後またすぐに畑を
整備します。完璧な畑を目指し、土を耕し始めます。でも12か月が
過ぎて、彼は大きな忘れものに気が付きます。それは「花をながめる
こと」でした。私も、大事なものをわすれないようにしようっと!
                      (6月5日飯田芳男)

Hello校長室65


■今日は旧むし歯予防デーです。現在はこの時期、歯と口の衛生週間
です。でも6月4日は、語呂合わせの良さもありますが、むし歯予防
の日として皆さんの記憶に残っていると思います。また他に蒸し料理
の日、蒸しパンの日が制定されています。また蒸しにちなんで「ロー
メンの日」もあります。長野県伊那市特産のメンです。特産といえば
宮城県白石市は温麺(ウーメン)です。どちらもおいしいメンです。
さて今日は、運動会の練習中、カッコウが鳴いていました。♪静かな
湖畔の森の陰から…のカッコウです。「閑古鳥が鳴く」の例えのカッ
コウですが、さびしいというより、さわやかな鳴き方でした。カッコ
ウには、むし歯がないはずです。      (6月4日飯田芳男)

Hello校長室64


■運動会の練習が始まりました。二中生の皆さんは、行進やラジオ体
操、大縄跳びにフル回転でしたね。シャキッと目が覚めたのではない
でしょうか。1年生は初めての運動会で、先輩たちのりりしさを目の
当たりした感想はどうでしたか。私が中学の時は各学年7クラスでし
たからとても盛り上がりました。体育祭と呼んでいました。3年生に
なって、私はなぜかフォークダンスの責任者でした。曲は定番のオク
ラフォマミキサーでした。曲を止める決定権が私にあるのでやりがい
のある係でした。屈強なお友達が「飯田、○○さんと踊れるまで止め
ないでくれ~。」と懇願しにきたものでした。さてフォークダンスの
時代はスパゲティナポリタンです。今日のスパナポ(勝手に省略形!)
は、とっても美味でした。これだけをいただきたかったです。スパナ
ポのおかげで私は一日中シャキッとしていました。
                     (6月3日飯田芳男)

Hello校長室63


■今日の読売新聞投稿欄のテーマは「長靴」でした。梅雨入りにあわ
せたのでしょう。タイムリーです。私は、長靴も傘も雨も、せつない
思い出のオンパレードです。50m走のタイムを計る日、長靴でした。
台風の朝、祖母がくれた数千円の傘が一瞬にして骨だけになりました。
中学の時です。また、私は教員になって数年、大きな行事のほとんど
が雨でした。それを愚痴っていると、先輩に言われました。「ひとり
の人物が気圧配置に影響を与えたり、天気を左右するわけがないぞ。
思い上がるな!」と。さすが先輩のひと言、重みがあります。でも、
後日先輩は「俺は晴れ男だ!」と言って談笑していました。割って入
った私は早速、「ひとりの人物が……、」とお言葉をお返しした思い
出があります。              (6月2日飯田芳男)

Hello校長室62


■6月になりました。今年も152日が経過しました。今年も「もう
半分過ぎました」と言ってしまいがちですが、6月30日になると、
まさに2019年の上半期が終わるということになります。でもまあ、
早いもので半月が経過しています。私が元日にたてた目標は、小説を
30冊読む、映画を30本観る、友人30人にハガキを出すというト
リプルスリーの達成率はちょうど5割です。あと半年、がんばります。
そういえば昨年、コードブルーという映画は3回観みました。たまに
同じ作品を数回観てしまいます。元気になりたいからかもしれません。
コードブルーはどうして3回観たかというと?なんか山ピーが自分に
似てて…?この件の質問は受け付けることができません。ハイ!(笑) 
                     (6月1日飯田芳男)

Hello校長室61


■給食でナシゴレンが登場しました。インドネシア風フライドライス
です。おいしくいただきました。「ナシ」はご飯。「ゴレン」は炒め
るという意味ですから炒飯です。でも甘さも酸っぱさも辛みありまし
たからエスニック風でした。給食の予約機の前で、毎時間ごとに生徒
が「今日はナシゴレンだ!」を連発していました。さて五月は「皐月」
と書きます。なんとも趣があります。「サ」という語感は金田一春彦
先生によれば「田の神の月」という意味があるようです。また明日か
ら6月、ヨーロッパから伝わった6月の結婚「ジューンブライド」は
日本でも人気です。私も6月は二組の挙式に招かれています。
                    (5月31日飯田芳男)

Hello校長室60

■京都の神社仏閣はじめ観光スポットは大変混雑していました。今回
宿泊した旅館も、今日は新たな学校を受け入れるとのことでした。ハ
イシーズンの京都でしたが、清水寺は今年もベスト1のような気がし
ます。清水の舞台が有名です。しかしその下の滝周辺も、そして境内
脇の神社、さらに胎内めぐりも見学に値する重要スポットです。大髄
求菩薩のお腹の中を歩くというのでこの頃混んでいます。2年生の皆
さん、ぜひお立ち寄りください。3年生は二泊三日をじゅうぶん振り
返ってください。おつかれさまでした。
                    (5月30日飯田芳男)

Hello校長室59

⬛️京都市内をタクシーでまわる最終日でした。本部には各班からさま
ざま質問やお願いが舞い込みます。担当の先生が丁寧に回答していき
ます。今回は大きなけがや病気の連絡がなくホッとしています。タク
シーの運転手さんが最後に挨拶に見えられこちらも感謝の気持ちでい
っぱいです。出会いは 一期一会といいますが、中学生をお客様として
リスペクトしてくださってありがたく思います。今年も多くのドラマ
がありました。お世話になった皆に心からお礼を述べます。いつもの
ように自宅に帰るまでが修学旅行です。   (5月29日飯田芳男〕

Hello校長室58


◾️昨日より気温が低くしのぎやすい天候となりました。雨が上がれ
ばいいのですが、京都市内は今夜まで降り続くという予報です。し
かし、生徒は精力的に京都の街を楽しんでいます。私は時々生徒と、
はぐれましたがそのおかげで「数研出版」という会社に遭遇しまし
た。二中生の保護者の方々は、「チャート式数学」という参考書の
会社ということでご存知かもしれません。私が高校の時、お世話に
なった参考書です。この本は京都が発祥の地ということをさきほど
知りました。由緒ある参考書だそうです。それにしても、他にも歩
きながら学ぶことが多く、文字通り「修学」しています。   
                          (5月28日飯田芳男)

Hello校長室57

◾️京都に向かっています。団体専用列車のぞみ311号は都内中学7
校の3年生を乗せています。本校の生徒は一部グリーン車に乗車し
ています。昭和30年代の『ひので号』とは乗り心地がちがいます。
いえ私も新幹線世代です。ただし、恥ずかしながら修学旅行では
じめて新幹線にのりました。今日も富士山は京都に向かって右手
に見えました。中学生の頃は帰りも右手に見えるものと思ってい
ました。二中生は、浜名湖を「海だ!」と言っていました。塩分
あるからまっいいかです。充実した二泊三日になることを祈って
います。
                                                          (5月27日飯田芳男)

Hello校長室56


■「平成」にも「令和」にも見える有田焼です。アンビグラムと
いう文字アートだそうです。読売中高生新聞に掲載されていまし
た。図書室で閲覧できます。二中生の皆さんどうぞご覧ください。
中高生新聞は私が自宅から持ってきて寄贈しています。電車内で
読むのはちょっと恥ずかしいですがとても参考になります。以前
は新聞社がこぞって小中高生向きの新聞雑誌を発行していました。
朝日年鑑や読売年鑑は毎日飽きることなく眺めていました。この
頃は図書館でしかお目にかかれず残念です。ところでアンビグラ
ムという文字アート、どうやれば制作できるのでしょう。美術科
の先生に教えていただきます。    (5月25日飯田芳男)

Hello校長室55


■二中のグランドではないような光景です。南砂小の児童は「校
庭がひろ~い」を連発していました。南砂小は今年度で50周年
を迎えたそうです。令和元年と周年行事の開催年ということで、
記念すべき運動会ですね。「終わりの言葉」の児童が見事に運動
会を締めくくっていました。立派でした。私は五小の運動会にも
行ってきました。こちらも内容の濃い運動会でした。競技以外で
感心したことが多々ありました。休憩時間を設けたり塩飴の配布
があったり、暑さ対策も万全でした。塩飴はアレルギー対策にも
配慮がほどこされ、副校長先生は十数軒のお店をまわって、目指
す品にたどりついたとのことです。さて、二中のグランドは児童
の下校後、南砂小の教職員がきれいに整備してくれました。「来
た時よりも美しく!」このことを強く学びました。
                  (5月25日飯田芳男)

Hello校長室54


■暑さが本格化し汗をかきます。身体が暑さに慣れていないので
週末は熱中症に気をつけたいです。ところで、我が家では夏の方
が洗濯物が多いように思います。でも私は年間を通して家族のた
めにひんぱんに洗濯機を回します。洗濯機に入れる衣類は、重い
ものを一番下に入れます。一番上に軽いものを入れます。これで
汚れが落ちやすく、電気代も節約できます。この工夫で私の心の
中もきれいになります。       (5月24日飯田芳男)

Hello校長室53


■東側の門で登校の様子をみていました。北町行きのバスが停車し
てくれました。びっくりしました。門のところにバス亭があるので
すね。乗らなくて良かったです。この門から生徒用玄関に続く道は
何とも学園らしくていいですね。登校の生徒は正門より少ないよう
ですが、みんなに教えたい好スポットです。さて、暑さが続きます。
健康に留意して週末を迎えてください。明日は小学生が本校グラン
ドで運動会準備です。どうかあたたかく見守ってあげてください。
                    (5月23日飯田芳男)

Hello校長室52


■昨日の雨から一転、青空がもどりました。「♪青い空に絵をかこ
う」という歌か、「♪あの青い空のように」という歌が似合いそう
な一日でした。古い歌ですみません。でも多くの人が、青い空に気
持ちをなごませたのではないでしょうか。もちろん晴ればかりが良
いというのではありません。日照りが続けば水田の苗も野菜や果樹
も育ちません。天気は人間の思い通りにはいきませんね。自然の力
にはさからえません。それでも、いい天気で暑くもなく涼しすぎる
こともなく…が一番です!あ~、こんなに望んでしまったら天気の
神様に怒られます。反省です。私の祖母(いつもの、明治生まれの)
は、「欲をかいてはだめだ。思い通りにならないくらいがちょうど
いい。」が口ぐせでした。でもある日、「おばあちゃん、夕飯、肉
と魚どっちがいい?」とたずねたら、明快に返答「どっちも!」
                   (5月22日飯田芳男)

Hello校長室51


■蛍光灯の保管棚は珍しいです。学校は蛍光灯が主流なのでこの棚
は重宝しています。ものつくりが上手な用務主事の作品でしょうか。
アイデアもさすがです。そういえば私が中学の時、蛍光灯キットを
制作しました。その蛍光灯キットは、グローランプで蛍光灯を点灯
させるしろもので、回路の学習ができました。中学卒業後、数十年、
水槽の上に置いておきました。じゅうぶん元をとったと思います。
また、高校生になってひよこを飼っていました。20羽のひよこの
暖房代わりになったのが40Wの電球でした。中学でこの飼い方を
学んでいたのです。この電球で菊の栽培もしました。電照菊です。
今は技術科では豆苗でしょうが、当時の技術科の学習は、多岐にわ
たっていたのですね。特筆すべきは女子がやらない教科だったとい
うことです。二中の木工室と、金工室の表示をながめ当時をしのん
でいます。              (5月21日飯田芳男)

Hello校長室50


■今日は、4月1日から数えて50日目になります。元日から数え
ると140日目です。だからどうした?って言われるとそれまでで
すが、私はなんとなくおめでたいなと思っています。また、月曜日
がゆかりごはんなのもおめでたいと思います。いえ、なんとなくで
す。ゆかりごはんは保育園でも、小学校でも人気があります。とこ
ろで、献立を決める栄養士さんのご苦労をいつもお察ししています。
我が家でも毎日の献立は悩みのたねです。いつもの明治生まれの祖
母は『献立はあるがままに…。』と、哲学的な自論を吐いていまし
た。さて冒頭の写真は、管理棟の屋根を掃除している用務主事です。
屋根、テニスコート、トイレ、柔道場等教員や生徒ができない場所
の環境美化に努めています。手前みそですがよくやってくれていま
す。でも、二中生の皆さんから、感謝の気持ちを伝えてくれると、
もっと働いてくれるかもしれません??私だって皆さんに「校長先
生、いつもありがとう」なんて言われたら、木に登っちゃいますよ!
ほめられるって誰でも嬉しいですよね。 (5月20日飯田芳男)                    

Hello校長室49


■昨日サッカー部員が校長室を訪れ、シード校である強豪校に勝利
したことを知らせにきてくれました。代表生徒が、満面の笑みで私
に報告をしてくれたのですが、メンバー全員の笑顔を届けにきてく
れた話しぶりにも感心しました。勝利したことだけでなく、気持ち
を一つにして試合に臨んだことが伝わってきて、私も嬉しさが倍増
しました。二中の皆さん、これからもフェアプレー、フォア・ザ・
チームの気持ちで精進してください。私はステップアップしたい時、
野村克也監督のこの言葉を思い出しています。「長所を伸ばすには
短所を鍛えろ」と。短所だらけの私がシャキっとするお言葉です。                  
                   (5月19日飯田芳男)

Hello校長室48


■「週末は気分を変えて来週にそなえる」と、わかっていても私は
なかなか上手な気分転換ができません。潔癖症だから?神経質過ぎ
る?からでしょうか(ウソー、職員室の先生方総立ちのブーイング)
それはさておき、私は「つらい気分の時はとりあえず笑ってみる」
を実践しています。パナソニックの松下幸之助さんも、同じような
事をおっしゃっていました。(つらい時)「いつにもまして笑った
ら、悲しい事、つらい事のほうから逃げていくから」と。曇り空の
向こうは晴れているものですね。    (5月18日飯田芳男)

Hello校長室47


■毎朝地域の方が校門に立ち、あいさつ運動をされています。感謝
しています。「おはよう」のあいさつで一日をさわやかに始めたい
です。さて週末です。一週間の疲れをいやしてほしいですね。私は
今朝、またやってしまいました。スキンクリームを歯ブラシにつけ
てしまいました。年に数回やります。どうか真似をしないように願
います。そう言えばこの頃、歯ブラシに、ちょっと水をつけてから
歯磨き剤をつけるか、水でぬらさずにつけるかが話題になっていま
した。二中生の皆さんはどうですかね。週末に調べてみるといいか
もしれませんね。いえ、そんなことしたら疲弊します。私が調べま
す。昨日電車内で調べたのは、メガネのツルは、左からたたむか右
からたたむかです。これは驚きでした。正解がありました。左のツ
ルからたたむときれいにたため、メガネケースにおさまりがいいそ
うです。『日本人がやっている残念な習慣』にも掲載されていまし
た。                 (5月17日飯田芳男)

Hello校長室46


■鰆をおいしくいただきました。魚へんに春と書いてサワラですね。
二中生の皆さんだったらこの字にどんな印象をもちますか?春を告
げる魚のイメージがあって、字からは柔らかな様相が伝わってきま
す。図鑑には歯が鋭く餌に貪欲であると書いてあります。白身魚で
すが成分が赤身らしいです。秋・冬がおいしいようです。産卵のた
め沿岸にくるのが春ということで語源になっていますね。体が小さ
い順にサゴチ(サゴシ)、ナギ、60センチ以上でサワラと呼ばれ
ます。ブリもモジャコ、イナダ、ハマチ、ブリです。呼び名を変え
るのは昔の人の知恵なんでしょうね。ちょっとロマンがあります。
ということは、お寿司で好きなもの?って言われて私はブリとハマ
チって答えてましたが…。あ~恥ずかしい。(5月16日飯田芳男)

Hello校長室45


■昨日の名言カレンダーの名言はこれです。「おかわりして 大きく
なったから 重たくなってごめんね」 3歳の子を乗せ自転車をこぐ
お母さんの言葉です。お子さんは、この日初めて保育園でおかわりを
したそうです。坂道で必死に自転車をこぐお母さんを、優しく気遣っ
てでた言葉がこれだったのでしょう。このお母さんは日ごろ、「いっ
ぱい食べておおきくなあ~れ」とお子さんに言っていたそうです。期
待にこたえたお子さんが、一方でこれだけお母さんに寄り添えるなん
て素敵です。一杯のおかわりで心が満たされました。
                    (5月15日飯田芳男)

Hello校長室44


■オムレツがおいしい給食でした。デミグラスソースも美味でした。
私が子供の頃はケチャップでした。何を作ってもかけたのはケチャッ
プでした。ケチャップというのは、サケ(鮭)をケイとよび、ケイ・
チャップという魚醬だそうです。ホーロー語が語源だということです。
私の言うケチャップはトマトケチャップです。スパゲティナポリタン
では大活躍しています。この頃復活したスパゲティナポリタンですが
ひところは片隅に追いやられていました。パスタとよぶようになった
ころからナポリタンが消えかけてきました。でも今は息を吹き返した
感をうけます。二中生の皆さんはケチャップ味は好きでしょうか。明
治生まれの祖母は目玉焼きにケチャップをかけていました。父が嫌が
っていました。父はカレーにソースをかけていました。そしてコップ
の水にスプーンをつけて食べ始めます。祖母が嫌がっていました。恥
ずかしい我が家の慣習です。内緒にしてください。
                    (5月14日飯田芳男)

Hello校長室43


■八十八夜が過ぎて久しいです。西武新宿線や池袋線沿いの茶処では
霜除けのファンを回しています。忘れ霜への警戒を怠らないのが偉大
です。さて週が明けました。体育ではハードルが登場しました。小学
生の頃より、頭が上下しません。「またぎ越す」という感覚で跳んで
いて感心しました。二中生の皆さん、ハードル走での目標への達成感
は、50m走や100m走を大きく上回ることでしょう。まっすぐ走
るだけでなく、目の前に課題が立ちはだかるので、やりがいがありま
すね。ぜひ頑張ってください。私は、サニブラウン選手が9秒99を
出したので、日曜の昼下がり、自分も9秒99分、走ってみました。
50mもいきませんでしたよ。生き絶え絶えで、勝手にレースを終え
ました。人生のハードルは高いです!!  (5月13日飯田芳男)

Hello校長室42


■今日12日は、フローレンス(フィレンツェの英語読み)・ナイチ
ンゲールの誕生日にちなんで「看護の日」です。ナイチンゲールは、
1854年、クリミア戦争での負傷兵の扱いに心を痛め、看護師の道
を歩み始めたと言われています。諸説ありますが伝記を読むと、トイ
レ掃除に力を入れることから、ビクトリア女王の支援を取り付けるこ
とまで、たくさんの業績があり、クリミアの天使と呼ばれる活躍ぶり
だったそうです。今もある「白衣の天使」という呼称はナイチンゲー
ルの種々の偉大なエピソードに由来するようです。「天使とは、美し
い花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者である」と
いうナイチンゲールの言葉に背筋を伸ばした私です。
                    (5月12日飯田芳男)

Hello校長室41


■青葉繁れるころになったなあと思ったら、今日の読売新聞のコラム
で取り上げられていました。井上ひさしさんは『青葉繁れる』という
青春小説を出版しています。井上さんは波乱万丈の子ども時代をおく
ったようで、小説にも反映されています。私は中学、高校と、笑いた
いとき井上さんの「ポッキンポット師の後始末」を読み、根性を発揮
したいときは、新田次郎の「孤高の人」を再読していました。あっ、
泣きたいとき、最近では「君の膵臓を食べたい」をパラパラ読みしま
す。二中の皆さん、中間考査のふりかえりをしつつ、鋭気を養う週末
にしてはいかがでしょうか…。      (5月11日飯田芳男)

Hello校長室40


■中間考査がおこなわれました。誰もが良い結果を得られることを願
っています。1年生の皆さんは緊張したことでしょう。これから何度
か経験していくうちに勉強のコツを体得していきます。応援していま
す。私自身は、中1での緊張感を保つことができず、中2で中だるみ
し、この暗黒時代をとりもどすのに3年生ではとても苦労しました。
友人の「おれ、全然勉強してねえよ」というセリフにつられ、なまけ
ていたら悲惨な結果が待っていました。仲の良い友人も成績と進路は
一緒に付き合ってくれないということを学びました。「きちんと青春
しよう」って実感した我が中学校時代です。(5月10日飯田芳男)

Hello校長室39


■手作りハンバーグの給食でした。おいしくいただきました。私も年
に数回ハンバーグを作ります。難しい献立ですが時々挑戦しています。
子供のころ泥だんご作りの名手だったのが影響しています。味?です
か?まっ それなりです!料理は愛情と言いますが、作るほうが食べ
るより大変です。私は毎朝、家族のためにゆで卵を作ります。これが
また奥深い料理です。新鮮な卵はむきにきくいので、100円ショッ
プで買った「卵のからに穴を開ける機械」を使います。自分の気持ち
を冷静に保たないと卵が割れます。スクランブルエッグに変更した時
はそれが理由です。家族には告白できません。ゆで時間の調整もむず
かしいです。「固め」や「半熟」等、家族のリクエストを右から左に
ながす度胸も必要です。さらに卵をむくのにも高度な?技術をつかい
ます。冷やしたり水を流したり…。きれいにむけると嬉しいですよ。
時々、なんと卵の殻で指を負傷します。何事にもあきらめず、油断せ
ず、ていねいに取り組むことが大切なんですね。あっ 試験勉強も!
                      (5月9日飯田芳男)

Hello校長室38


■栗おこわと揚げたサバは絶品でした。さて今日はさわやかな陽気と
なりました。歳時記には「卯の花の匂ふ垣根にほととぎす早も来鳴き
て、しのび音もらす夏は来ぬ」(佐佐木信綱作詞)が登場しています。
夏が来るらしいとうたったのに、藤原定家が「来たらしい」と解釈し、
新古今集の夏の部に入れたという説があります。「初夏」も夏だから
まあ良しとしましょう。ところで、立川や北多摩あたりでは、「来な
い」ことを「きない」言っていました。そうなるとこの名曲「夏はき
ぬ」は、夏がいまだに来ていないということになります。ややこしい
ですが、おもしろいですね。「初夏」だとか「来ぬ」とか、ファジイ
なところが日本的で興味深いです。ところで3年生の皆さん、上賀茂
神社と下鴨神社で「かも」の字に違いがあります。修学旅行でぜひ、
理由を解明してください。         (5月8日飯田芳男)

Hello校長室37


■通勤時は大きなお土産の袋を持った方々を多く見かけました。大人
は何だか学生よりも元気がないような感じでした。でも連休中もずっ
とお仕事の方もいるので一概に「連休明け」とひとくくりには言えま
せんね。さて二中生の皆さんは笑顔で登校してくれました。みんなに
会える楽しみがあるのが一番ですね。私は中学校生活が生涯で最も楽
しいひと時だったと思っています。しかし、見栄をはったり、わがま
まなふるまいをしたり、当時の友人に顔向けできないのでクラス会に
は行ったことがありません。中学の頃は「ありがとう」「ごめんなさ
い」「助けて」「教えて」が言えませんでした。まして「おはよう」
「さようなら」も言えないやっかいな「やつ」でした。この年齢にな
ってようやく「反省」を口にできるようになりました。ですが…不機
嫌な顔をしていたら「ごめんなさい」です。二中生の皆さん、いい週
になることを願っています。         (5月7日飯田芳男)

Hello校長室36


■昨日は風呂に菖蒲を入れました。私が子どもの頃は、明治生まれの
祖母が近所から大量の菖蒲を調達してきました。ジャングルのような
風呂につかっていました。母は柏餅を手作りし近所にふるまっていま
した。3年前の柏の葉にくるんで(??)。そして近所の大きな鯉の
ぼりをながめ、祝日をボーっとして過ごしました。チコちゃんもいな
かったですし。また、以前は5月4日が休日にならなかったので飛び
石連休という言葉が一般的でした。それでも普段より休日が多かった
ので、この時期は嬉しかったですね。私が卒業した中学は5月1日が
開校記念日でした。5月1日が開校記念日だった中学が多かったです
ね。高校の友人がみんなそうでした。ウ~ン、なぜかな?さて、新し
い週がスタート。今日も引き続き菖蒲湯でパワーアップ!でも昨日の
菖蒲では「勝負」にならないかも??    (5月6日飯田芳男)

Hello校長室35

■小学校1年生を担任していた時は、この時期、鯉のぼりやカブトを
作らせたり大忙しでした。学級で歌う朝の歌は「背くらべ」「鯉のぼ
り」「茶摘み」等です。私が弾くオルガンは、左手がドミソかドファ
ラのワンパタ-ンです。「センセ~ となりの教室のオルガンと鳴り
方がちがうよ~?」と言われてもどこ吹く風、とにかく歌い込ませま
した。新聞紙で作ったカブトをかぶり、鯉のぼりを教室に飾り、フィ
ルムカメラで記念写真。当時7才の子どもたちは、今や令和を背負っ
てたちます。時々クラス会に招かれますが立派になったなあと感心し
ています。今日はこどもの日です。私は皆さんの小学生時代を思い浮
かべて過ごします。鯉のぼりをながめて…。 (5月5日飯田芳男)

Hello校長室34

■読売新聞を参考にして、平成、昭和、大正を西暦に換算する方法も
やってみました。平成は、年数+1988。昭和は、年数+1925
です。大正は同じく年数+1911です。明治の記述はありませんで
した。「明治は遠くなりにけり」です。【出典…降る雪や明治はとお
くなりにけり(中村草田男)】そういえば私は明治33年を1900
年として換算していました。でも、もうあまり必要がない知識です。
ちょっと寂しいです。それはさておき、私は令和を入れて四つの換算
方法を覚えるのがきついです。しかし中学の時覚えた「いいくにつく
ろう源頼朝」は今でも頭に入っています。不思議です。「三つ子の魂
百まで」ならぬ「中学での暗記は一生の知識」かな?
                     (5月4日飯田芳男)

Hello校長室33

■2日の読売新聞に「令和を西暦に換算する方法」が出ていました。
令和の年数に018をたすと西暦になるそうです。「令和に(令和の
年数)2018をたす」ので「【れいわにれいわ】と覚えましょう」
と提唱されていました。ということで確認です。今年は令和1年なの
で、1+2018=2019です。018をたすというより、基準に
なるのが「2018」なんですね。「れいわに」の「に」を「2」と
しないと西暦になりません。賢明なる二中生はすぐ理解できたと思い
ます。新聞の例題は「令和31年は西暦で何年?」でした。つまり、
31+2018=2049(年)です。とても参考になりました。
                     (5月3日飯田芳男)

Hello校長室32

■今日は国民の休日です。祝日法の関係で、祝日にはさまれた日が、
休日になります。賛否両論あるかもしれません。ただ私は休日の次は
休日という法律がないかなあと思います。となると永久に休日が発生
します。こうなると反対意見ばかり登場しそうです。さて、令和二日
目、少し落ち着いて一日が過ぎゆくかもしれません。私は、令和をど
んな時代にしようかという壮大なテーマを念頭に今日を過ごします⁉️                                                          (5月2日飯田芳男)

Hello校長室31

■令和の時代に入りました。深夜に「おめでとう」がとびかっていま
した。お正月を迎えたような新鮮な感を受けました。日本各地からの
様子が報じられ、様々な「その瞬間」を興味深く見ていました。私も
平成で31年間生きてきましたが、あっという間だったなと思ってい
ます。二中生の皆さんの平成はどうだったのでしょうか。即位の日が
祝日なのは今年だけとか…!いろいろな思いを抱き一日を過ごしてみ
ます。                                                     (5月1日飯田芳男)

Hello校長室30

■今日は雨になりそうです。昭和の最後の日は1月7日でした。晴れ
てはいたものの寒い一日でした。テレビが昭和天皇崩御のニュースを
一日中報じていました。昭和64年というのは7日間で終わりました。
私、たくさんの書類を「平成」に書き換えるにはどうしたらいいのだ
ろうと考えていたのを覚えています。さて、何事にも自粛ムードだっ
た当時とくらべ、明るい気持ちで令和を迎えられます。私も新しい時
代への期待感があります。二中生の皆さんにとっても忘れられない日
になることでしょう。また皆さんが良き時代にしてくれることを願っ
ています。学校の教育活動は、当分「平成31年度」と称してかまわ
ないようです。             (4月30日飯田芳男)

Hello校長室29

■新聞の俳句の投稿欄を眺めていました。目に留まったのが【三才が
二才の手引く弥生かな】という句でした。俳壇の評は「三才になれば
片言ながら会話ができる。春のほほえましい一景である」と。私も同
感です。二中生もきっと同じです。3年生はしっかり2年生、1年生を
導いていますから…。さて、今日は昭和の日です。昭和は平成を支え
てきました。ちょっとずつ昔をふりかえる一日になりそうです。
                      (4/29飯田芳男)

Hello校長室28

■連休ですが、お仕事をされている方もたくさんいらっしゃいます。
二中生の皆さんも、学習や部活にいそしんでいるのでしょう。さてこ
ういった休みには、警察や消防、警備の方々の存在は心強いものです。
人の暮らしには「安全を守る」仕事が欠かせません。そういえば都心
をはじめお城のある土地には、「見附(みつけ)」と呼ばれる地名が
たくさんあります。東京では四谷見附、赤坂見附がおなじみです。お
そらく城門や橋があり、お城への不審者の侵入をふせいだのでしょう。
江戸の頃は大名や旗本がその仕事についていたようです。また、皇居
の大手門の警備が当時最も給料が高かったと言われています。興味深
い歴史スポットです。私もこれからは、意欲的に「見附」をみつけよ
う??と思います。           (4月28日飯田芳男)

Hello校長室27


■今日は離任式でしたが、新元号について生徒に話しました。令和は
最初の元号「大化」から数えて248番目です。たくさんの元号があ
ったのですね。でも慶応・明治・大正・昭和・平成はすらすら言えて
も他は断片的です。天保、寛政、享保と言ったら三大改革ですから知
ってます。「人よむなしい応仁の乱」でおなじみの応仁は、有名です
が元号らしくありませんね。二中生の皆さんの元号ベストスリーとい
えば何でしょう?私は1位が昭和、2位が天平の甍(いらか)が好き
なので天平、3位は祖父母が生まれた明治です。元号に対して大した
知識がないものでお恥ずかしいです。ところで漢字の令は小4で習い
ます。和は小3です。私は、漢字の意味を考えながら、新しい時代へ
の抱負を考えてみようと思います。昭和63年に都の教員になった私
は、平成が終わるのがちょっと寂しいです。(4月27日飯田芳男)

Hello校長室26

■昨日の読売新聞「こどもの詩」を引用します。かげふみという題で
す。『だいじょうぶだと おもうけど いたいとこあったら いって
ね ふまないように するからね』幼稚園に通っているお子さんの詩
です。二中生の皆さん、私にもこういう純粋な感性を持っていた時期
がありました。歩いていてアリが行列していると立ち止まったもので
す。また、大人に、「いいだくん、海の水はなぜしょっぱいの?」と
聞かれて、「おさかなさんんが泣いているから」と名言を残しました。
表現力をみがくには、心の鏡をみがかなくてならないなあと、この頃
つくづく思います。私は二中生の皆さんの一挙手一投足に学び、心の
鏡をせっせとみがいています。       (4月26日飯芳男)

Hello校長室25


■昨日は、サンジョルディにちなみ書店に出かけました。数冊購入し
ました。いえ、贈り物ではありません。自分のためです。今日は偶然
読売新聞が、全国中学ビブリオバトル決勝の記事を載せていました。
グランドチャンプ本は「昆虫はすごい」(光文社新書)でした。記事
のタイトルもセンスがありました。「無視できない虫の世界」です。
この本の中には、「恋愛や戦争、人間がやっていることはたいてい先
に(昆虫が)やっている…」と書かれているそうです。ユニークな視
点だと思います。1月は高校生のビブリオバトルがあります。毎年楽
しみにしています。私は以前から、バナナのたたき売りや、ういろう
売りも、ビブリオバトルのようだなと思っていました。二中生の皆さ
ん、いい視点でしょう?  えっ、ちがいますか。そんなバナナ!?
                   (4月25日飯田芳男)