日誌

学校のできごと

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2500 (2022.3.4)

校長日誌 錦町の空から NO2500 (2022.3.4)

この校長日誌もとうとう2500号を数えるに至りました。愛読者の皆さんのおかげです。ありがとうございます。

今年度最後の避難訓練
一昨日今年度最後の避難訓練を行いました。
今回の想定は、地震。

校庭で5年生が教科担任制の体育を行っていました。

サイレンが鳴ると、先生の指示と同時に校庭の中心に集まって座りました。
地震の時の基本行動です。素早い行動でした。

1年生の教室。机の下にしっかりもぐっていました。

4年生は、算数少人数の授業中。2クラスの子供たちが3つの教室に分かれていました。放送の「避難開始!」の言葉から10秒で、全員が廊下に整列。それも3クラスに分かれていたのを、自分のクラスに戻りながら整列。「おかしも」の約束を守っての素早い整列でした。

そのころ、5・6年生は、見事に整列・人員確認を終えて、待機。その素早さに驚きました。(本来は校庭に日なんですが、コロナ禍のため廊下避難。)

1・2年生も「おかしも」を守って、整然と整列。

人員報告。「避難開始から全児童の避難確認までの時間は、なんと3分8秒。」
校庭へ避難したとしても4分台の中盤くらいに避難完了となっていたでしょう。
私の講評の後、各クラスで一年の振り返りをしました。
「地震への対応をしっかりし」、「おかしも」を守り、「素早く避難行動をし」た素晴らしい避難君でした。

今年度も「地震や津波や火山噴火」が世界中で絶え間なく起きました。
そして今、ヨーロッパでは、子供たちをはじめ罪もない人たちが悲惨な状況に置かれています。
予想できない災害でも、しっかり避難する練習をかさねていかなくてはいけないと痛感した最後の避難訓練でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2499 (2022.3.3)

校長日誌 錦町の空から NO2499 (2022.3.3)

 昨日朝学校に到着すると、学校管理員さんが「校長先生、梅が咲きました。」と声をかけてくれました。
 見てみると、正面玄関脇の梅の花が3輪咲いていました。

背景の図書室の飾りの桜とコラボ。
春は近づいています。

さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:
ちらし寿司、鰆の若草焼き、肉豆腐、芋団子汁、ジョア(いちご)

美味しゅうございました。

※今日はひなまつり。ひなまつりは、もともとは、季節の移り変わり目に汚れをはらう行事でしたが、江戸時代に女の子の成長を祝うように変化したようです。ひなまつりには、ひなあられや白酒、ハマグリのお吸い物、ちらし寿司などを食べます。給食ではちらし寿司でお祝いします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2498 (2022.3.3)

校長日誌 錦町の空から NO2498 (2022.3.3)

全校朝会講話

2月28日月曜日の全校朝会講話を紹介します。
いつも通り、私はタブレットを活用して以下のパワーポイントのスライドを各教室へ送り、子供たちは大型テレビで視聴しました。



今回は「挑戦」すること「挑戦を周囲が応援すること」について話しました。

今回の話題の主役は北京オリンピックで活躍したロコ・ソラーレ。隙間がかなり空いているのは、ロコ・ソラーレの選手の皆さんの写真を入れていたのを(版権の問題で)抜いてしまったためです。


銀メダル取得の理由は・・・?

ロコ・ソラーレの選手のあの明るさからは想像できないくらいの猛練習が活躍の根底にあったのです。

「ロコ・ソラーレの選手のチームワークは、世界一」という称賛の言葉がSNSにたくさん出るほど、高いチームワークでした。

ハイタッチをしたり、笑顔でお互いを鼓舞したり、ということに加え、やはり「前向きの言葉」が活躍の原動力であったと思いました。

私は、銀メダルの一番の原動力は、「失敗を恐れないで挑戦」していたことです。
その表れの1つが「吉田知那美」さんの「より弱く、よりカッコ悪く、よりダサくても、チームとしてやりたいカーリング、プレーを」という言葉です。
失敗を恐れない前向きの姿勢ですね。

ロコ・ソラーレの選手の失敗を恐れない、挑戦する姿勢と子供たちの今の生活を比べてもらいました。
授業中、間違いを恐れて発言しないというのは、大人も子供も(日本人の)大きな特徴なのかもしれません。
自分の考えをもち、それをみんなと交流することが授業の深まりにつながります。

失敗を恐れない、挑戦する姿勢は、一人一人の思いだけではなく、周囲が大切。
失敗を馬鹿にしたり、笑ったりする集団だと挑戦する子はいなくなります。



一生懸命トライしての失敗は、馬鹿にしない、笑わないだけでなく、ロコ・ソラーレの選手のように、周囲が盛り上げよう、と訴えました。
NY日本人学校にいたとき、アメリカ人の言う「Mistakes OK(失敗しても大丈夫)」とか「Let's Try!(やってみようよ!」とか「うまくいかなかったときの周囲の言葉)Nice Try !(いい挑戦)」などに感激しました。



ロコ・ソラーレの選手のような、失敗をしても大丈夫という子供たちが三小の六年生であることを伝えました。学校便りにも書きましたが、3学期に6年生2クラスが研究授業(国語と英語)をしました。その際の子供たちの様子が「意見が違っても否定せず、受け入れた上で、自分の意見を伝える」「失敗やちょっとピントが外れたような発言があっても、笑わない、馬鹿にしない」学級風土があり、それがsえっ曲的な発言につながっていることを講師の先生方も指摘してくださっていました。

オリンピックの精神と真逆の「弱くても・・・」を掲げるロコ・ソラーレの選手や今の六年生に学び、一人一人が挑戦する勇気をもつこと、その挑戦を周囲が応援することをまとめで伝えました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2497 (2022.3.2)

校長日誌 錦町の空から NO2497 (2022.3.2)

今日の給食

今日の給食メニュー:
ルーローハン、中華卵スープ、清美オレンジ、牛乳

美味しゅうございました。

※ルーローハン:ルーローハンは、台湾でよく食べられている料理で、煮込んだ豚肉をかけたご飯です。八角などの香辛料を使うので、日本の豚丼とは違った味わいです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2496 (2022.3.1)

校長日誌 錦町の空から NO2496 (2022.3.1)

 日曜日から春のような暖かな日が続いています。そんな暖かな天候の中、子供たちは元気に校庭で遊んでいます。ただ、花粉症の私は、この暖かな日々がちょっとしんどいです。とはいえ、寒さが厳しかった今年の冬を考えると、春の訪れは歓迎しないといけませんね。
さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:
パインパン、根菜チャウダー、キャベツのサラダ(和風ドレッシング)、牛乳

美味しゅうございました。