日誌

2021年3月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1899 (2021.3.30)

校長日誌 錦町の空から NO1899 (2021.3.30) 


卒業式②

3組入場。担任は、何度目の卒業生でしょうか。ただ、卒業生は、何度送っても、毎回新鮮な気持ちで、万感の思いで、送ります。

担任と卒業生でアイコンタクト。

証書授与の写真はありません。
この写真は、最後の校歌斉唱。斉唱と言っても、実際には、事前に子供たちが合唱した校歌をCDで流し、心の中で歌うのです。

卒業生退場。退場曲は、5年生が心を込めて合奏した曲をCDで流します。

卒業生は、この言葉を見ながら、退場しました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1898 (2021.3.30)

校長日誌 錦町の空から NO1898 (2021.3.30)

 卒業式①

 コロナ禍の卒業式。6年生の子供たちの頑張りで、素晴らしい卒業式となりました。
 参列された保護者の皆さんは、ライブをご覧いただいたのですが、卒業学年以外の保護者の皆さん、卒業生に関わった地域や旧職員(元担任など)の方々は、様子が全く分からなかったと思います。
 さすがに校長が当日の儀式の写真を撮るわけにはいかないので、予行練習(3月23日)の様子で式の様子をお知らせします。

1組入場。堂々とした態度です。5年生に見せたかった。

入場する卒業生を見守る担任。

担任と卒業生がアイコンタクト。担任の目の合図で着席。見つめ合っているからこそ、ぴったりタイミングで着席。

2組入場。凛とした姿勢で歩く担任。続く卒業生も堂々と入場。

卒業生を見守る。万感の思い。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1897 (2021.3.29)

校長日誌 錦町の空から NO1897 (2021.3.29)

子供アートが炸裂

 今、三小は学校全体が美術館。学年末なので、ほとんどの作品は持ち帰られましたが、一部残っています。
 まず、工作クラブの作品。

ダルマ。願いが叶って、もう一方の目も目が入ると良いですね。

次に、以前も紹介した、ランドセルがさらに加わりました。

これでランドセル2個。リアルです。この軽さで強度も出たら、小学生はどんなに楽になるでしょうか。

卒業生が卒業を前に「校長先生。これ(ランドセルとギター)、学校に寄付します。」と言ってくれました。
うれしいですね。苦労して作った作品を惜しげもなく寄付してくれるのですから。
最後に、ギターも寄付されました。
これです。
こちらもリアルでしょう?

最近いつも感じるのですが、子供たちの作品が新たな展示場所を求めて、外へ出たがっているような気がします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1896 (2021.3.29)

校長日誌 錦町の空から NO1896 (2021.3.29)

 修了式④
修了式の校長講話の様子。昨日講話の中身をお知らせしました。感染防止のため、ビデオ放映が基本ですが、こうして放送で話すこともあります。ただ、子供たちの顔を見ないで、原稿を読むのは、どうも苦手です。(言葉に力がこもらない気がします。)全校で集まれる日はいつになるのでしょう。

私の講話に続いて、養護教諭の講話。コロナ禍となっていから、長期休業前には、毎回養護教諭が「SOSの発信を」をテーマに話しています。今回は、お子さんを小児がんで亡くしたお父さんが書いた絵本(実話がもとになっています)を、冒頭で養護教諭が読みました。命の大切さがひしひしと伝わる絵本です。
絵本をもとに、子供たちの心に働きかけます。
子供でも悩みや不安があります。多くの場合は、生活する中で、解決しますが、当然解決に至らない不安や心配や悩みがあります。
大切なのは、SOSを周囲に発信することです。「私不安です」「僕悩みがあるんだ」「私心配なことがあります」「どうしてよいのからわかりません」等と心の中を周囲に伝えよう、と話しました。
周囲の支えが一人の子の心を平安に導きます。(まずは聞いてあげることから)
すべての子供たちに投げかけた言葉。
教室でできる支えとして「気づいて」「寄り添い」「受け止めて」「信頼できる大人に」「つなげよう」がキーワード。

先生も、職員も、級友も、もちろん、保護者も、そして地域の皆様も、みんなで子供たちを支えていきます。

最後は生活指導の先生がタブレットでのトラブルを未然に防ぐため、「ネットエチケット」「ネットルール」「家庭ルール」の確認をしました。ネットに悪口(誹謗中傷)は決して書かない、写真を安易に載せない(他人の写真は載せない)等々・・・。


良い春休みを。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1895 (2021.3.28)

校長日誌 錦町の空から NO1895 (2021.3.28)

修了式③

修了式の私の講話を紹介します。

 おはようございます。今日で1年が終わります。今年はコロナでいろいろなことがありましたね。いろいろな楽しい行事が中止になったり、教室の机も離さなくては行けなかったり、いつでもマスクをしてなくては行けなかったり、、、自分や周りの人たちのためとはいえ、よく頑張りました。

 まだまだ「あいてますか」の合言葉を守っていかなくてはいけませんが、ここまで頑張ってきた三小の皆さんは、自分のため、周りの人たちのため、きっと大丈夫でしょう。

 さて、今日はあゆみが先生方から渡されます。伸びたところは素直に喜びましょう。課題、直していかなくてはいけないところは、目標をもって解決していきましょう。

 今回は1~3年生のあゆみを紹介します。

 

1年生

・国語の「どうぶつの赤ちゃん」の学習では、イルカとゴリラの赤ちゃんについて、グループで調べました。読み物図鑑を参考に、皆で相談しながら生まれた時の様子などをワークシートにまとめ、自分の考えもしっかりと書くことができました。

・体育の「宝とり鬼」では、グループのリーダーとして整列の声掛けをしっかりと行いました。ゲームでは、相手チームの動きをよく見て、空いている隙間を走りぬけ、得点につなげていました。

・算数の「たしざんとひきざん」の学習では、問題にあった図を正確にかき、立式をして答えを出すことができます。また「3分計算」では、回数をこなしていくことで記録が上がっていき、自信がついたようです。

 

2年生

・学習では、九九を全部覚えられるように九九カードを使ってあきらめずに何度も検定に挑戦しました。全部合格できたことをクラスの友達から拍手でお祝いしてもらいとてもうれしそうでした。九九を合格できらことが大きな自信につながり、授業での活躍の場も広がりました。

・三小郵便局では、はがきを届ける活動を通して、郵便局で働く人の大変さに気づき、生活科カードにびっしりと書くことができました。

・体育の「跳び箱遊び」では、両手を使って支持することができませんでしたが、練習を積み重ね、開脚跳びができるようになりました。あきらめずに何度も挑戦し、できたことで自信になりました。

 

3年生

・体を動かすことが大好きです。体育の「跳び箱」では、開脚鳶ができることを目当てにし、繰り返し練習に取り組みました。「パパにとべるコツを教えてもらったので頑張って跳びます。」と張り切っていました。手の付く位置や助走の距離、ジャンプのタイミングを意識していました。跳べるようになるというめあてを達成し、嬉しそうな顔が印象的でした。

・友達に対して暖かく穏やかに話すことができます。休み時間になると友達に囲まれて楽しそうに遊んでいます。友達の良くない行動も上手にやさしく注意することができるので、周りからの信頼も厚いです。

・体育の学習「タグラグビー」では、全員がボールに触れるようにパスをもらう場所を考えたり、自分から声かけをしてパスを回したりしていました。また、どうしたら点が取れるか作戦を考えて、チームを引っ張りリーダーシップを発揮していました。

 

 1~3年生もそれぞれ成長していたことがわかりました。成長したポイントを見ると、三小の教育目標の「よく考え実行する子」「思いやりのある子」「健康でたくましい子」の3つが達成されていることがわかります。素晴らしいですね。

 また、三小の教育目標に「協力する子」があれば、これも達成できている子が低学年でもいることがわかります。さらに、目当てや目標をもって、あきらめないで粘り強く取り組みを続けることができている子がいることもうれしいですね。めあてをもってあきらめず、粘り強く取り組むことを難しい言葉で「主体的」と言います。

 4月の新学期、1つ学年が上がって、さらにパワーアップした皆さんを待っています。