日誌

2018年7月の記事一覧

たんけんぼくのまち 錦の道はまっすぐだの巻

以前、三中校区PTAの会合で「矢川緑地が好きだ」
と言ったらトラウマになりそうなくらい不評でした。
そこで、名誉挽回。今日は最近気になっているステキ
な場所の発表です!

ここは、錦町6丁目、日野橋バス停付近に、怪しげな
場所が。草をかき分け進んでいくと・・・・。

見よ!「旧立川町耕地整理記念の碑」だ!
人と比べてもかなり大きいでしょう。刻ん
である格調高い漢文を読むと!

(これは寄進者のお名前)
昭和9年までに、桑畑や荒れ地だった立川駅南側を
整理し、まっすぐな道路を計画整地した記念の碑です。
だから、学区域はきれいな格子状なのですね。戦前に
立川通りや、市川さんのお米屋さん前の道などを整備
したなんて先見の明がありすぎます。すごい!
そして、この巨大な石碑は、三小(当時は旧二小)の
校庭で、作られて運んできたのだとか。この事実だけ
で萌えてしまうのは、やはり病んでいるのでしょうか
(笑)。

この大切な史跡、錦六会の皆さんが整備して
くださっているのですね。よくぞ桑畑や草地
だった錦の街を整地してくださったと地域の方
々に感謝しつつ去りました。区画整理ではなく、
農地を少しずつ出し合って道路をつくった耕地
整理です。交通の便が確実に今も生きています。