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喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2517 (2022.3.12)

校長日誌 錦町の空から NO2517 (2022.3.12)

 島筒英夫先生のコンサート

 先週の火曜日の2・3校時に盲目のピアニストとして有名な島筒英夫さんのピアノコンサートが開催されました。
 2校時は3年生、3校時は4年生対象です。
 まず、島筒先生の紹介をHPから。
2歳の時病気で失明。6歳よりピアノを始める。1971年 武蔵野音楽大学ピアノ科に、当時全盲としては初めて入学。オリジナル曲とクラシックの名曲にトークを交えたユニークなプログラムで、老若男女様々な層の人々に楽しまれるコンサートを各地で開催、好評を得ている。」
 島筒先生は、3年生4年生に自分が全盲であることを伝えた上で、コンサートを行ってくれました。


体育館に入場した子供たちは、「わっ!紅白幕。コンサートだからかあ。」と言っていましたが、残念ながらそれは違います。卒業式の練習が始まっているため、紅白幕があるのです。
 島筒先生は、子供たちに語り掛けながら、演奏をしていきます。
 まず、島筒先生が作曲した「さようならぼくたちのほいくえん(ようちえん)」を弾き語りで演奏してくれました。
 この曲、子供たちも知っていて、「あっ、この歌、僕も歌ったことがある」と言っていました。


この後、語りをところどころに入れながら、「愛の夢(リスト)」や自身の作曲の「奇跡のバーコード」、3年生の最後は、これも島筒先生作曲の「ちいちゃんのかげおくり」を弾き狩りしてくれました。
「ちいちゃんのかげおくり」は、3年生も国語の教科書で習っているので、歌と演奏に聞き入っていました。
4年生は、ショパンの演奏を堪能しました。

演奏後は、質疑応答。
4年生は、福祉の学習で障害のある方々と交流をしているため、「目が不自由な生活について」の質問をし、島筒先生も「よく勉強して、理解している」と感心していました。