日誌

カテゴリ:校長日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1358  (2020.7.1)

校長日誌 錦町の空から NO1358 (2020.7.1)

 5年生へ

 一昨日の朝。5年生の姿は体育館にありました。もちろん、ソーシャルディスタンスを守って、距離をとって並んで座りました。
 この時間帯、他学年は全校朝会。全校朝会といっても放送朝会です。事前に撮影してあった映像を各教室でタブレットを介してテレビで放送したのです。
 このとき私が5年生に話したのが「八ヶ岳自然教室の中止」についてでした。
 この日に5年生保護者宛に八ヶ岳自然教室の中止を知らせる文書を配布することになっていたのですが、保護者に知らせる前に、5年生に伝えるべきと考え、5年生を集めたのでした。
 私は八ヶ岳自然教室中止に至った経緯を5年生に伝えました。
「3月に休校になって以来、何とか八ヶ岳自然教室を実施したいと校長先生方と教育委員会で調整していたこと」
「2泊3日を1泊2日に縮減して、何とか実施できるように考えていたこと」
「しかし、感染状況が収束していないため、1部屋の人数を減らさなくてはいけないにもかかわらず、立川山荘の部屋数が足りず、他の市の施設も使用できない(立川山荘周辺の他市の施設も小学校は宿泊中止となっている)こと」
など。
 いつもは子供たちの表情を見ながら話をするのですが、このときはさすがにまともに5年生の表情を見ることができませんでした。
 八ヶ岳自然教室には行けないことが決定しましたが、5年生にとって三小での教育活動が充実した者となるように教職員とともに努力していきます。また、来年度日光移動教室には行けるものと思っています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1357 (2020.6.30)

校長日誌 錦町の空から NO1357 (2020.6.30)

 今日の給食

 朝からじめじめした梅雨らしい日です。ただ、中休みは外遊びができました。この後の昼休みは・・・?
 今日で6月も終わり。ということは2020年の半分が終わることになります。2020年はいろいろな意味で忘れられない年になりますね。(2020年の後半は、希望がいっぱいになりますように。)
 さて今日の給食です。

 今日の給食メニュー:中華丼、フルーツポンチ、牛乳

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1356 (2020.6.30)

校長日誌 錦町の空から NO1356  (2020.6.30)

 ソーシャルディスタンス

 「あいてますか」を合言葉にしている三小。子供たちはよく守っていますが、それでもふとした折に子供たちはくっついています。仲が良い子供たちのこと。当然と言えば当然です。そんなとき、「あいだ(間)をあけなさい。」「くっつきすぎ!」と指導するのですが、あんまりガミガミ言いたくありません。子供たち同士が仲良く、くっつきたがるのはよくわかりからです。
 そこで、今日の全校朝会は、先生方の協力を得て、「ソーシャルディスタンスを守る」をテーマに話しました。

「今日のお話は、ソーシャルディスタンスを守るについてです。」と極めてまじめに話を始めました。
「学校が再開されて、みんなが仲良く過ごしているのは良いのですが・・・、ちょっと困ったことがあります。三小の仲の良いお友達を見てください。」
と私が言って、その後仲が良い友達同士(役の先生方)が登場。

「久しぶり~。元気だった~。」
「うん!元気いっぱいだったよ~。君は?」
「ぼくも元気だったよ~!」
と二人はあっという間にくっついてしまいました。密着です。
そこで私が外から「離れるんだよ~。」と声をかけました。

あわてて離れる二人。このあたりで教室は爆笑だったようです。

離れたものの、ふと気付くとまたくっつく仲の良い友達同士(役の先生方)。わかります。仲が良い子供同士は自然にくっついてしまうものです。

そこへまた「離れましょう~。」のかけ声。二人はまたあわてて離れます。

話のまとめをして、朝会講話は終了。

今日は、先生方の熱演、役者魂(教師魂)が子供たちに伝わり、「あいだをあけないと・・・」という気持ちになってくれたのではないかと期待しています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1355 (2020.6.29)

校長日誌 錦町の空から NO1355 (2020.6.29)

 今日の給食

 今日は気持ちよく晴れ、子供たちが校庭で元気いっぱい遊ぶ姿が見られました。
 ただ、明日からはまた梅雨空のようです。新型コロナウィルスに、梅雨・・・。子供たちの辛抱は続きます。(セルフコントロールの力がつくでしょう。)
 さて、今日の給食です。

 今日の給食メニュー:
ミルクパン、スコップコロッケ、パンプキンチャウダー、牛乳

美味しゅうございました。

※スコップコロッケは、コロッケの具をカップに入れて、パン粉をかけて揚げずに焼きます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1354 (2020.6.29)

校長日誌 錦町の空から NO1354 (2020.6.29)

 研究

 先週の木曜日の午後。校内研究会が開催されました。何度かお知らせしているように、三小は体育科の研究を3年計画で行っていて、今年度は3年目で、発表の年となります。
 これまでの2年間で、2人の講師の先生にご指導をいただいていましたが、今年度は日本体育大学教授の白旗和也先生にご指導いただいています。
 白旗先生は、文部科学省で教科調査官をされていたことがあり、新しい学習指導要領の最前線で体育をけん引されていた先生です。大学で教鞭を取りながら、日本中で講演活動や講師としての指導をされています。(さらにいうと、世界中も回っています。)
 さて、そんな講師の先生に今回は2度目のご指導をいただきました。

 白旗先生の講演。体育科で大切にしなくてはいけないことを実践をもとにわかりやすくお話しいただきました。(白旗先生はもともと小学校教員なので、子供たちを「体育好き」にし、「生涯体育」の視点で育てることを大切にしています。)

講師の先生を始め、全員マスクを着用し、換気をしながら、ソーシャルディスタンスを守って講演に耳を傾けました。

ただ聞いているだけでは、身につきません。講師の先生から出されたテーマをもとに、グループワークをします。(距離を取りながら)ここでの話し合いが体育の授業同様大切。(現在体育授業で話し合いはなかなかできないのですが・・・)

グループで話し合ったことを代表が発表。それぞれの発表について先生がコメントをしてくださいます。このコメントで先生方はまた新たな気づきをします。授業と同じですね。

全体会が終わった後、研究プロジェクトチームが集まって、講師の先生を囲んでさらに協議。
 新型コロナウィルスの影響で、新学習指導要領の「主体的対話的で深い学び」の趣旨が体育科で活かしにくい不安はありますが、「あいてますか」を守りながらも子供たちの深い学びを目指していくことを確認しました。
 授業研究は本当は1学期からの予定でしたが、感染拡大防止のため、2学期から行うことになりました。