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2021年5月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1956 (2021.5.1)

校長日誌 錦町の空から NO1956 (2021.5.1)

 定規を使う

 3年生の国語で子供たちが定規を使って表を書いていました。

 算数だけでなく、国語も?というかもしれませんが、三小では「身につかせること」を大切にしています。身につかせたいこと、それは「線は定規で引く」というスキルです。


 ではなぜ定規を使うのでしょうか?算数で言えば、定規を使うと筆算のとき、位もそろうようになる。計算ミスも減るから、です。

 計算ミスを減らすだけなら、その他の算数やそのほかの教科では定規は必要ない、とならないのでしょうか?

 私は、いろいろな場面で「線を引くとき」ことで、「丁寧に取り組む」意識を高めることとなり、そのことが学力を高めることにつながると考えます。
 そのエビデンスはあるのか?と聞かれると、エビデンスはありませんが、長年の教師生活の経験則です。
 
ただ、最近のニュースであったような、「定規を使っていないからといって減点」したり、「先生が定規を使わないことに対して猛烈に怒ったり」、ということは三小の先生はありません。

 子供たちがノートに丁寧に書き、「帰宅してノートを見たら、その日(その授業で)何を学んで、自分がどう考えたか、どういうまとめになったのか、がわかるノートに」になるように地道に指導を続けます