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2021年5月の記事一覧
校長日誌 錦町の空から NO2013 (2021.5.30)
ヤゴ救出①
27日の木曜日に毎年恒例の3年生によるヤゴ救出大作戦を行う予定でしたが、当日は雨天。やむを得ず、前半に予定していたお話の部分のみ行うことにしました。
本校の理科支援員を務めてくださったことがある高橋さんが、ヤゴ救出大作戦をなぜ行うのか、どのような手順でヤゴを救出するのか、羽化させるためにどうやるのか、などついて詳しくお話をしてくださいました。
トンボの一生を紙芝居にしてくださって、子供たちに見せてくれました。
ヤゴが不完全変態をしてトンボになる様子、その後大空を飛ぶ様子が手に取るようにわかりました。
このヤゴ救出大作戦は、理科として行い、昆虫の不完全変態を学ぶと同時に、SDGsとして、ヤゴ、そして数が少なくなってきたトンボの命を守ることつながることを知り、トンボが錦町を飛び交う素敵な風景、トンボは、ハエや蚊やウンカなどを食べることから錦町の自然が美しく守られる様子から、市民科にもなる学びです。
今回延期となったヤゴ救出大作戦は、今週の木曜日、3日に1クラスずつ取り組むことになりました。(翌4日がプール清掃のため、ぎりぎりヤゴの命が守られます。)
校長日誌錦町の空からNO2012(2021.5.30)
全校朝会校長講話②
(前号より)
「誰とでも仲良くする」を具体的な学校の場面で示しました。
TGG(Tokyo Global Gateway)でみんなで力を合わせて、ネイティブの人たちと交流する体験。
オーストラリアの小学校とオンラインでつながりました。チームで仲良く英語で交流。
体育館床改修工事の前に、みんなで企画して、フロアアートを仕上げました。これもみんなで仲良く、協調して取り組んだからこその成果。
音楽でリズムづくりをみんなで協力して行いました。わがままを言っていたら、良いものを作ることはできません。
体育で、力を合わせて、チームの勝利を目指して、話し合う。
社会科授業で、よりよい解を求めて、グループで協力して話し合う。
こういう協調性が、子供たちの学力を、心を、体力を育むということを伝えました。
校長日誌 錦町の空から NO2011 (2021.5.29)
5月24日全校朝会校長講話
月曜日の校長講話の様子です。
今回取り上げたのは、日本人宇宙飛行士、その中で、まだ記憶に新しい星出彰彦さんがアメリカのロケットクルードラゴンで打ち上げをした写真、宇宙ステーションで野口聡一さんと感激の対面をした写真をとりあげました。
その後、歴代の宇宙飛行士を紹介し、その中で油井亀美也(ゆいきみや)さんの言葉を取り上げました。
それは、「宇宙飛行に一段大切なもの」です。
これをクイズに出しました。
宇宙飛行士に一番大切なものは
①英語力(世界中から宇宙飛行士が集まるから、英語力が一番大切)
②有名大学を出ていること(頭がよくないと、宇宙ではやっていけないから)
③協調性
教室にいる子供たちに挙手させました。
正解は・・・③の協調性。
協調性を「誰とでも仲良くする力」と説明しました。
誰とでも仲良くといっても、「友達100人」のようなことを伝えたいのではなく(「めちゃくちゃ仲良しは少なくてもいいよ」と言いました)、「いろいろな人と仲良くなったほうが楽しいクラス、楽しい学年、楽しい三小、楽しい錦町になるよ」と伝えました。
誰とでも仲良くなるメリットとして、一人一人の力、学力、体力、豊かな心が育つ、と伝えました。
(この項続く)
校長日誌 錦町の空から NO2010 (2021.5.28)
今日の給食
今日の給食メニュー:スタミナ丼、ほうれん草と卵のスープ、湘南ゴールドゼリー、牛乳
美味しゅうございました。
※スタミナ丼:豚肉にはビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は糖質や資質をエネルギーに替える働きがあります。ビタミンB1を効率よくとるには、ニンニクや玉ねぎと一緒に取ると良いでしょう。エネルギーを補充して、明日の運動会に備えましょう!校長日誌 錦町の空から NO2009 (2021.5.28)
スポーツテスト
昨年度はコロナ禍で実施できなかった「体力テスト」を全学年で取り組んでいます。
コロナ禍で運動や遊びが十分できなかった子供たち。体力の状況はどうなのか?
もし、落ちているなら、どの項目が落ちているのか?対応策は?・・・結果を送付し、集計が終わったら、学校としても検討していくことになります。
長座体前屈のテスト。身体の柔軟性をみます。
反復横跳び。調整力をみます。(敏捷性:びんしょうせい)です。
立ち幅跳び。体力テストは、全校体制で行います。他学年の先生方も出てきて、全員体制です。
ソフトボール投げ。ものを遠くへ投げる経験がなくなってきた今、投げ方も事前指導します。
シャトルラン。往復持久走ともいいます。全身の持久力をみます。
20mの距離を一定のリズムで往復し、どこまで続くかをみます。写真は2年生がシャトルランに取り組んでいるところ。2年生は5年生と組んで、5年生に声をかけてもらい、記録をとってもらっていました。両手で〇をつくっているのは、制限時間内に20mを走れているかどうかで、OKのときに、〇をつくっています。
ちなみに、6年生では3名の男子が100回を超えました。
校長日誌 錦町の空から NO2008 (2021.5.27)
今日の給食
冷たい雨が降っています。梅雨入りしていないのが、不思議な感じがします。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:バターロール、魚のマスタードソース、ゴマ小吹芋、豆乳スープ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO2007 (2021.5.27)
かきとかぎ
1年生の国語「かきとかぎ」を見ました。
言葉遊びで「かき」(下の絵)に「てんてんをつけるとどう変身するかな?」と問いました。1年生は勢いよく挙手。「かぎ!」
こういうときも、1年生は、指名される前に答えを言いたがります。
「挙手→指名されたら答える」というルールをしっかり守ることを指導しながら授業を進めています。
「みんなで勉強しているので、どんどん答えを言っちゃったら、いけないよね。」
と1年生も理解していますが、ついつい答えを先に先に言いたくなります。
かき→かぎ、さる→ざる、こま→ごま・・・と次々と問題と答えを考えていきます。
その際、手書きのイラストを子供たちに示すたびに1年生からは「うわ~、先生、(絵を描くのが)じょうず~。」と目いっぱいの感動の言葉。
その感動の様子があまりにかわいくて、私は授業中なのに、思わず爆笑。
と、1年生は「校長先生は、なんで笑ったんだろう?」と私を振り返りました。
ごめんなさい。授業の妨害をしました。でも、こういうちょっとしたことに思いっきり感動するのが、1年生のおもしろいところです。
てんてんをつけると、言葉が変身する、という言葉の面白さを感じた1年生でした。
こうして、語彙力を遊びながらつけていくのが1年生の学びです。
校長日誌 錦町の空から NO2006 (2021.5.26)
今日の給食
今日は、夜8時くらいからスーパームーンの皆既月食です。雲がかからないと良いなあ。こんな時は、ぜひお子さんにも声をかけて天体ショーを見せてあげてください。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:チキンカレーライス、大根と水菜のサラダ(玉ねぎドレッシング)、メロン、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO2005 (2021.5.26)
海外の仲間と交流
先日外国語の授業の様子を知らせました。
その際、英語で自己紹介をし、その自己紹介をビデオ撮りして、そのビデオを海外(時差のあるアメリカ)と交流することを目的としました。
ただ、子供たちは、自分たちの自己紹介をビデオ撮りするだけでなく、「手紙に書きたい」と希望を述べました。
これを受けて、自己紹介の文を実際に英語で書いてみることにしました。
四線に丁寧なアルファベットを使い、単語と単語の間はしっかり空白を設け(これが中学生でもなかなかできない)、自己紹介を書きました。
自己紹介文は、今まで習った「My name is~」「I'm ~」や「My birthday is~」や「I like~」や「I can ~」や「I'm good at~ 」などを駆使しました。
外国語の目標が「自分の気持ちや考えを伝える」にあることを考えると、子供たちはしっかり目標をクリアしています。
コロナ前は、これらの手紙をアメリカに発送して、相手側の手紙と交流したのですが、今は手紙の交換も難しいので、クラウド上で交流することになりそうです。
校長日誌 錦町の空から NO2004 (2021.5.25)
今日の給食
今日の給食メニュー:ゆかりご飯、きんぴらカップコロッケ、キュウリと茎わかめの炒め物、五目味噌汁、牛乳
美味しゅうございました。
※きんぴらカップコロッケ:ジャガイモのたねを揚げて作るコロッケですが、今日はカップに入れて、焼きコロッケを作ります。ゴボウ、ニンジン入りのきんぴらコロッケです。
校長日誌 錦町の空から NO2003 (2021.5.25)
4年割り算
4年生の算数。算数教室での算数、割り算の授業です。
割り算は、4年生がつまずきやすいところ。仮商を立てるむずかしさと、立てた仮商を修正しなくていけないむずかしさ、そして、「立てる」→「かける」→「ひく」→「おろす」→「立てる」・・・という繰り返しのむずかしさがあるのです。
ということで、算数教室の横の壁面には「立てる」→「かける」→「ひく」→「おろす」→「立てる」というアルゴリズムが掲示されています。これを割り算の授業のたびに、復習します。身につくまで徹底的にです。
3けたの数÷1けたの数の割り算で、丁寧に、丁寧に、「立てる」→「かける」→「ひく」→「おろす」→「立てる」を板書で確認しながら進めます。
ノート指導も丁寧に。ノートは見やすく、間をあけて、定規を使い、きれいに書きます。
学校で学んだことを宿題で家庭で復習することも大切です。
割り算は「習熟」がキーワードです。
校長日誌 錦町の空から NO2002 (2021.5.24)
三人そろえば②
作りながら、どうも「動きが今一歩でないなあ」と思っていると、図工専科の先生が「みんな、横に横に、とか、上に、上に組み合わせていくけど、動きを付けるには、前後に重ねていくと良いよ」
とアドバイス。
前方大型テレビには、先輩たちの作品が掲示されていました。
ユニークな作品は、子供たちの創作意欲を掻き立てます。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:五目御飯、豆アジのから揚げ、さつま汁、ミショウカン(柑橘系果物)、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO2000 (2021.5.23)
全校朝会
先週の月曜日(5月17日)の全校朝会の様子です。
6年生の挨拶。6年生はいつも原稿なしで、堂々と話をしてくれて、下学年の見本です。
子供たちはよく話を聞きます。話を聞くことができるのは、学習面でも生活面でも大切な力です。
今回の私の講話は、「コロナ差別について」でした。
残念ながら感染症は1000名は超えないものの、あいかわらず高止まりです。
さらに、変異型が従来型に置き換わり、感染力も、強くなっている状況のため、このタイミングで話すことにしました。
まず、三小の感染状況が落ち着いているのは、子供たちが「あいてますか」の合言葉を守っていることを踏まえました。
ただし、N501Yの変異型が出てきたため、誰もが感染する可能性があることを伝え、こういう強いウィルスが出てくると、子供も大人も「自分が感染したらどうしよう」という不安にかられ、感染した人を差別する危険がある、と伝えました。
その差別とはコロナで休んだのではないのに、「コロナだったんじゃない?」と言って避けたり、「〇〇さんのおうちの人がコロナに感染した」という噂を信じてて、「君のおうちの人、感染したでしょう?」って言ったり、コロナに感染して、治癒して学校に出てきた仲間を避けてしまったり・・・などという差別です。
今、「コロナはデマ」という噂を流している人たちがいるようです。人は不安になると、信ぴょう性のない話を信じてしまうことがあります。(熊本地震のときの「ライオンが動物園から逃げた」というデマも記憶に新しいですね。)
でたらめのうわさを信じることなく、かつクラスの仲間や仲間の家族が本当に感染したとしても、「いつだれが感染してもおかしくない」状況を踏まえて、思いやりのある言葉をかけるように伝えました。(昨年度のコロナ差別標語を再度紹介しました。)
最後に「戦う相手は人ではない」「戦う相手はコロナ」という言葉を伝えて話を終えました。
※ 2000号到達
「校長日誌錦町の空から」が2000号に到達しました。2000号は1つの目標であったのでうれしいです。ただ、2000号に至ったのには、保護者や地域の皆様もご愛読があったからこそです。ありがとうございます。
校長日誌 錦町の空から NO1999 (2021.5.22)
教科担任制-社会②ー
「立川市の取り組みの中で住民として期待する取り組みはどれか」について子供たちは考え、自分の意見をノートにまとめました。3クラスの子供たちのいくつかを紹介しましょう。
放課後子ども教室と立川駅周辺の安心・安全推進事業をあげています。共働き家庭が増えている状況を踏まえて、そして立川市の中心である駅周辺の落書きなどをはじめとする安全安心を踏まえて、論を展開しています。
目に見えない障がいのある学校の設置については、障がいがある子供たちは、学校があることで安心できるからということ、立川駅周辺の安全安心推進事業は、落書きやポイ捨てなどの行為をパトロール強化等で改善できるということ、という論を展開しています。
この6年生も「立川駅周辺の安全安心事業の推進」と「目に見えない障がいのある子供たちの学校の開設」をあげています。
立川駅は子供たちも学区にあることもあり、しばしば通りかかりますが、やはり、不安を覚えるので、パトロールの強化の必要を感じているようです。
障がいのある子供たちのための学校については、「持続可能な社会」というSDGsの指針を踏まえて論を展開しています。
障がいのある子供たちのための学校の開設と立川駅周辺の安全安心推進事業の2つをあげています。
障がいのある子供たちのための学校の開設は、「人権尊重」という以前の学びにつなげて論を展開しています。
立川駅周辺の安全安心推進事業については、立川の特産物を買ってもらうにも、市が安全安心でないと買ってもらえないという論を展開しています。
放課後子ども教室と立川駅周辺の安全安心推進事業の2つをあげています。
放課後子ども教室については、子供たちの安全安心のために、放課後子ども教室が必要という論を展開しています。
立川駅周辺の安全安心推進事業については、犯罪を防止するために、立川駅周辺の安全安心推進事業が必要であるという論を展開しています。
立川駅周辺の安全安心推進事業と地場産農産物消費拡大支援事業の2つをあげています。
立川駅周辺の安全安心推進事業については、犯罪件数を減らすために必要とし、地場産農産物消費拡大事業については、地産地消の観点から論を展開しています。
6年生は、ある議題について、自分なりの意見をもち、それを論拠をもって伝えることができるように、を目指しています。
これらは、社会科ですが、市民科(立川を知り、立川を愛し、立川に貢献できる子供を育成する)やSDGsにもなっています。
校長日誌 錦町の空から NO1998 (2021.5.21)
今日の給食
毎日雨で「入梅です」と言われると、みんな納得するような天候ですね。
今日も外遊びができず、子供たちも我慢です。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ビビンバ、トック入りわかめスープ、フルーツポンチ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1997 (2021.5.21)
教科担任制ー社会ー
6年生の社会科は教科担任制です。今回は6年1組の担任の先生方6年2組の社会科の授業を行った様子です。今回の単元は「わたしたちの生活と政治」。その中でも地方自治です。この単元は、政治と言っても、子供たちの身近な話題なので、どうやって子供たちに自分たちの問題として考えさせるかがポイントになります。
今回の目当ては「立川市の取り組みの中で住民として期待する取り組みはどれか」です。(授業では、めあてをしっかり子供たちと共有することが大切です。)
社会科担当の先生は、次のプリントを子供たちに配りました。
令和3年度の立川市の取り組み(税金の使い道)
〇 放課後子ども教室の整備
「放課後子ども教室」とは、放課後に小学校の校庭や体育館等を利用し、自由遊びや学習ができるようにするものです。毎日かいさいすることにより、安全で安心な子どもの居場所を確保する。学童保育所の待機児童解消につなげていきます。
〇 TGG体験事業への補助
子どもたちに必要な英語力を高めるために、小学校6年生を対象に、体験型英語学習(TGG:トーキョー・グローバル・ゲートウェイ)を市内の全小学校で実施し、その費用を一部補助します。
〇 目にみえない障がいのある子どもたちの学校の開設
目に見えない障がいのある子どもたちが、それぞれのペースで学習ができるような学級を設置し、その子の能力に応じて学習をサポートします。
〇 学校給食共同調理場の整備
各学校での給食調理をなくし、より防災力の高い、アレルギー対策を充実させた、給食調理場を作っていきます。
〇 スポーツ環境の整備
立川公園野球場の改修工事を進め、だれもが安全で、快適に利用できる施設をつくります。
〇 立川駅周辺の安全・安心推進事業
立川駅周辺における犯罪のけん数が立川市全体の約半分になっています。悪質な客引き等をなくすため、パトロールをより強化し、落書き消しや清掃活動などを行います。
〇 地場産農産物消費拡大支援事業
みりょくあふれる「立川産農産物」全体をブランド化してPRし、立川産野菜の認知度をアップさせます。市内の飲食店がこれまでより手軽に立川産品を扱えるようにします。
簡単に各項目を説明した後、次のように問いました。
「これらの税金の使い道として、『これいいじゃん』と思うものはどれですか?2つ選び、その理由も書きましょう。」
この指示で、子供たちは、まず2つの施策を選びました。
その後、周囲の仲間と自分が選んだ施策を情報交換しました。
こういう「協働的な学び」を取り入れていくことが子供たちの主体的な学びにつながります。
いよいよノートに自分の意見をまとめます。
その際、いくつかを確認しました。
①「文体をそろえること(~ですます と ~だである を混在させない)
②2つ選んだ施策について、「まず~、次に~」という形でまとめること。
③自分の意見の理由を付け加えること。その際、「例えば」や「もし」など言う言葉も使うと、わかりやすいものとなる。
後日子供たちの書いたものを紹介します。
校長日誌 錦町の空から NO1996 (2021.5.20)
今日の給食
今日の給食メニュー:ご飯、鮭のちゃんちゃん焼き、カレー肉じゃが、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1995 (2021.5.20)
雲はどうしてできるの?
4年生の理科で子供たちから「雲はなぜできるの?」という疑問が提示されました。
4年生では気象の単元として「天気と気温」があり、また「すがたをかえる水(水蒸気、水、氷)」や「ものの温まり方と体積」という単元があります。
そこで、理科専科の先生が、子供たちに雲ができるわけの授業をしました。
まず、理屈から。空気の塊が暖められて上昇→気圧が低い上空で急激に空気が膨らむ→と同時に、空気の温度が下がる→空気の中の水蒸気が、水や氷の粒にもどる→雲となって見える
という理屈です。
でも、これだけでは理屈としてわかっても、納得感はありません。そこで、実験をして、雲ができる過程を示してくれました。
使ったのはペットボトル。ペットボトルにごく少量の水を霧吹きで入れます。
その後、ペットボトルに空気入れでガンガン空気を送り込みます。
ペットボトルは、閉じ込められた空気でカッチカチになります。
そこで、一瞬にしてペットボトルのふたをとると(これが空気が上空で膨張した状態と同じ)・・・・一気にペットボトル内の温度が下がり、下の図のように、水蒸気が水に戻り、見える(これが雲と同じ)のです。
子供たちからは驚きの声が上がりました。
理科専科の先生は、背景に黒い紙を置いて、より白い煙(水=雲と同じ)が見えるように何度か実験をしました。
なるほど、こうやって雲ができるわけかあ・・・。
校長日誌 錦町の空から NO1994 (2021.5.19)
今日の給食
お知らせしたように、今年度の運動会は緊急事態宣言中の5月29日から1週間延期して6月5日の土曜日になりました。
この運動会へ向けて、校庭整備を行いました。
100m、80mのコースを作ります。1年もたつと、要所要所に打ち込んでいたポイントが埋まってしまって探すのが大変です。
しっかり距離を測って、どのコースもぴったり同じ距離になるようにします。
サッカーゴールを移動するために、作業。これも結構大変です。先生方総出で力を合わせて作業しました。
運動会まであと2週間と少し。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:パセリライス、フェジョアーダ、キャベツともやしのサラダ(中華ドレッシング)、レモンゼリー、牛乳
美味しゅうございました。
※世界の料理―ブラジル―フェジョアーダは、黒豆とお肉を煮込んだブラジルの代表的な料理です。いろいろな国で作られていて、使われる材料は、国によって違うそうです。給食では、インゲン豆と豚肉で作ります。
校長日誌 錦町の空から NO1993 (2021.5.19)
教科担任制ー6年家庭科ー
6年生の教科担任制の授業を見ました。3組の担任の先生が2組の家庭科を指導している様子です。
この日の学習は、「おうちで使えるぞうきんづくり」。
めあては、「ぬいめをそろえてぬおう」。手縫いゆえ、縫い目がバラバラにならないように、直線になるように、がめあてです。
まず、今日の学習の流れを確認(模造紙に流れが書かれています。)。
続いて、ポイントを確認。
「右利きの人は、右側から縫う(これを確認しないと、右利きなのに左から縫って、『うまくいかないなあ』っていうことがしばしば。)」
「模様のあるタオルは、最初は裏返して縫って、筒状にしてからひっくり返して、また周囲を縫うと、模様も見えるし、上部になります。」
等々。
早速縫い始めました。
先生は子供たちの様子を見回りながら、何度か指導助言をしていました。
途中で「玉結びや玉止めにやり方を忘れた人がいるようですね。忘れた人はこちらにきて。」と指示。教卓の周りに子供たちを集めて、玉結びと玉止めのやり方を確認していました。しばらく取り組んでいないと、大人でも忘れます。ましてや子供はもっとです。でも、大切なのは、こうして時々取り組んで、その時に確認することですね。
雑巾を縫えるということは、生きる力に直結しますね。
子供たちと先生との関係を見ていましたが、とてもいい関係ができていました。
校長日誌 錦町の空から NO1992 (2021.5.18)
今日の給食
今日の給食メニュー:若菜御飯、親子卵焼き、のっぺい汁、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1992 (2021.5.18)
AIと親切②
「『親切ロボットの親切』と『ぼくの親切』は、同じでしょうか?理由も考えましょう。」という発問に対して、子供たちが考え、自分の意見をノートにまとめ始めました。この自分と向き合っている時間は、子供たちの鉛筆の音が聞こえる、三小らしい時間です。
子供たちの考えを黒板に示しました。(子供たちが自分のネームシールを「2つの親切は全く同じ」「少し同じ」「少し違う」「全然違う」に分けて貼りました。)
多かったのは、「2つの親切は全然違う」でした。
ここから、話し合いが始まりました。「私は、2つの申請は全く同じという考えです。なぜなら、僕もロボットもおじいちゃんを助けるために声をかけたからです。」」とか「私は少し違うと思います。なぜなら、僕とロボット2人の行動は違うけど、おじいちゃんのために行動しているからです。」「私は、全然違うと思います。なぜなら、おじいちゃんの気持ちを親切ロボットは考えていないけど、僕は考えて行動しているからです。」
などという話し合いが続きました。
話し合いの最中も、子供たちはいろいろ考えをまとめていました。
子供たちの考えを受け止めながらも、「今の考えに対して、どう思う?」と問いかけをする先生。
再度発問しました。「なぜ、『ぼく』は、おじいちゃんとおしゃべりをしながら帰ることにしたのでしょうか。」という発問です。
「おしゃべりをしながら帰れば、おじいちゃんが少しでも楽しい気持ちで歩くことができるとぼくが考えたから。」
「おじいちゃんが喜ぶと思ったから。」
というような反応が返ってきました。
視点をおじいちゃんに変えて、おじいちゃんの立場に立って、「ぼく」が自分にできることをしたのだということに気づいていました。
最後に「親切とは何か?」を再度考えました。
学習感想を書いて授業は終了しました。
校長日誌 錦町の空から NO1990 (2021.5.18)
AIと親切①
話はさかのぼります。昨年度の終わりに5年生で道徳授業が行われました。授業者は、本校の道徳が専門で教務主任の先生。
授業を行った教材は「公園の親切ロボット」。AIロボットの親切と人間の親切を比較する、近未来をテーマにした教材です。(ということで、この教材は手作り教材です。)
あらすじは次の通り。
「(主人公)『ぼく』は、いつものように友達と公園で遊ぶ約束をしていた。公園につくと、『ぼく』は、買い物袋をもって重たそうに歩いている近所のおじいちゃんのことがきになりつつも、友達の2人に『親切ロボットがいるから大丈夫だよ。』と言われ、そのまま遊んでいた。親切ロボットは、困っている人にすぐに声をかけ、助けてくれるAIロボットである。親切ロボットは、おじいちゃんに声をかけるも、足腰を鍛えるために歩いている、と言われ、他のところへ行ってしまう。一方『ぼく』は、おじいちゃんの状況を理解し、一緒におしゃべりをして帰るという話。」
授業はまず、「親切とは何か?」という子供たちへの問いかけから始まりました。
子供たちからは「困っている人を助ける」とか「悩んでいる人に声をかける」などがでました。
続いて、ロボットと人間が共に生活する社会についての動画を視聴しました。
子供たちは話が近未来の話という気持ちになれました。
次に、「公園の親切ロボット」という教材を教師が範読しました。
ここでメインの発問「親切ロボットの親切」と「ぼくの親切」は、同じでしょうか?理由も考えましょう。
(この項続く)
校長日誌 錦町の空から NO1989 (2021.5.17)
今日の給食
201万アクセスを達成しました。お祝いに小山先生の校長室前生け花を紹介します。
癒されますね。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:スパゲッティミートソース、彩サラダ(和風ドレッシング)、桃ケーキ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1988 (2021.5.17)
全校朝会
先週の月曜日の全校朝会の様子です。いつも通り6年生の挨拶から始まりました。(6年生の挨拶は撮り損ねました。)
続いて、今月の目標の発表。「廊下右側を静かに歩こう」です。なぜ5月にこの目標かというと、三小は長く5月末に運動会を行っていて、運動会が近づいてくると、子供たちはテンションが非常に高くなり、廊下を猛ダッシュする子が増えるからです。
最初にクイズ。5月の生活目標は何でしょう?という2択クイズ。
廊下の右側を歩くルールを守らないとどうなるか、を高学年の子供たちが階段歩行で示してくれました。左右で正面衝突して、みんな一斉に倒れる、というコント仕立てでした。ここは子供たちに受けました。
コントのようなことが実際にあってはいけません。廊下の右側を歩くといかに安全でスムーズかも高学年の子供たちは示してくれました。
一目でわかるビデオでした。
校長日誌 錦町の空から NO1987 (2021.5.16)
コロナ下の音楽
3年生の音楽授業を見ました。3年生と言えば、担任の先生の音楽から専科の音楽の先生となる時。音楽室で音楽授業をする際のルール(「ピタピン」=足裏を「ピタ」と床につける、姿勢は「ピン」と腰骨を立てる=、「話し手を見てお話を聞く」など教室のルールと同じです)を確認しながら授業が進行しました。
コロナ下ということで、合唱ができにくい環境なので、この日は、手話を使った歌に取り組んでいました。CDで歌を聴きながら、手話で歌うのです。
手話であっても、メリハリが大切、ということで、「でも」のところは、しっかり、はっきり手で表す、ということを先生が伝えると、子供たちも「でも」が伝わるように手話で歌っていました。
「今日は校長先生と、副校長先生が見に来てくださっています。では、全員後ろを向いて」との合図で、子供たちがくるりと180度向きを変えて、私たちの方を向いて、手話ソングを見せてくれました。短期間によく手話を覚えて、身体を使って歌って(?)いました。
「茶摘み」も合唱ではなく、手遊び歌としていました。本来なら、歌いながら、手のひらをパチンと合わせるのですが、CDに合わせて、「エアー」で手をパチンと合わせるふりをしていました。「エアー」でも、仲間と息を合わせて、テンポを合わせて手遊び歌を歌う(?)のはとっても楽しそうでした。
コロナ下では、工夫が必要です。
校長日誌 錦町の空から NO1986 (2021.5.16)
サツマイモを植えたよ
2年生は農業体験として、サツマイモを植えています。
先週、そのサツマイモ植えを行いました。
あいにくの小雨。小雨といっても、ほんのちょっと降っているかどうかですが、少しでも濡れないように、サツマイモ植えをしない学級は体育館で待機。
サツマイモの苗を協力して等間隔に植えていきます。サツマイモが最初はこういう苗状態であること体感する良い機会ですね。
全クラスが植え終わった後の様子。畑を耕し、畝を作ったのは、卒業した6年生(現中学校1年生)です。「おかげで今年は下準備が楽になった。」と地域講師の皆さんがおっしゃっていました。
最後に4人の地域農業体験講師の方々にお礼を言いました。
さあ、早くも秋の収穫が楽しみですね。
校長日誌 錦町の空から NO1985 (2021.5.15)
交通安全教室②
立川警察とともに、錦町の安全協会(安協)の皆さんも応援に来ました。(青少健委員長の市川さんもいらっしゃいました。)
錦町安協の芳賀さん(本校の農業体験でもお世話になっています)が子供たちに歩道の歩き方を指導してくださいました。
保護者のボランティアもいっぱい。連携・協働ですね。感謝。
実際にグループごとに学校周辺を歩行しました。道路の建物側によって歩きました。自転車の危険も避けます。ルールを守って歩く大切さを体験。
要所要所に安協の皆さん、保護者のボランティアが立って安全を確保と同時に指導助言をしてくださいました。
ご家庭でも交通ルールを守ると同時に、「アイコンタクト」等についてお声かけください。
校長日誌 錦町の空から NO1984 (2021.5.15)
交通安全教室①
恒例の1年生の「交通安全教室」が開催されました。
歩行訓練の前に、いつも通り、立川警察の方からお話を聞きました。お話がとても上手で、1年生はしっかり惹きつけられていました。お話の中心は、「アイコンタクト」です。青信号であっても、すぐに道路を渡らずに、直前に運転手さんと目と目を合わせ、「これからわたります(1年生)」「わかりました(運転手さん)」という合図を送りあうことの大切さを説いてくださいました。
「アイコンタクト」の大切さを学んだあと、続けてお話をしてくださったのは、「青信号でも、わたる前に近づいている車の方向指示器(ウィンカーがちかちか光る模型で示してくれました)をよく見ること。よく見れば、その車が自分に近づいてくるのかどうかがわかる。近づいてくるとわかったら、「手をあげて、アイコンタクトをして、安全を確かめてからわたること」と教えてくださいました。
校長日誌 錦町の空から NO1983 (2021.5.14)
今日の給食
今日の給食メニュー:ミルクパン、もち米蒸し団子、豆腐のうま煮、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1982 (2021.5.14)
3分計算
2年生の算数の授業開始時の取り組み。3分間計算です。1年生のころから取り組んでいて、はじめは繰り上がりなし、繰り下がりなしの足し算引き算の計算に取り組んでいました。
2年生となった現在は繰り上がり、繰り下がりのある足し算引き算に取り組んでいます。
コツコツと計算に取り組み、3分後答え合わせをし、記録用紙に記録して終わりです。
最初のうちは、3分間で途中までしかできなかった子供たちも、やり上げることができるようになってきて、達成感を味わっています。
校長日誌 錦町の空から NO1981 (2021.5.13)
離任式の児童代表の言葉
ちょっと話はさかのぼりますが、離任式で学校を去った先生方へ送る(贈)言葉を述べてくれた子供たちを聞いていて、グッときました。(その先生がその場で聞いていたら、じ~んときたことでしょう。)
「~先生へ ~先生からはいろいろなことを教わりました。4年生の時の卓球クラブではフォアハンドやバックハンド、スマッシュなど、いろいろな技を教わりました。集会委員会では「発言することに間違いはないから、どんどん発言しよう。」ということを言われて、発言することに自信を持てました。最初はあまり発言することやクイズなどを考えることが難しかったけど、その言葉をもらってから、カメラの前で堂々としゃべることできろうになりました。
棒体操では、6年生の姿から学ぶということを教わりました。自分にとっては、6年生が手の届かないところにある憧れの存在でした。届かない姿を届くまで近づき6年生までは届かなかったけど、一緒に演技をすることができて、とてもうれしかったです。
今はもう6年生はいないけど、自分が憧れの存在にならなきゃいけないということを意識して頑張っています。今はまだ憧れの存在に慣れていないかもしれないけれど、これから2学期、3学期と時間をかけて憧れられる6年生になれるように頑張ります。今までありがとうございました。
今日の給食
今日の給食メニュー:ご飯、アジフライ(ソース)、野菜の土佐和え、田舎汁、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1979 (2021.5.12)
水曜全校朝会
月曜日に全校朝会講話をしませんでした。子供たちからは「あれ、校長先生のお話は?」という声が上がっていました。
実は、月曜日の朝会講話を本日水曜日に行ったのです。
私の講話の中身は、「運動会の変更について」です。
副校長先生からは「今、校長先生がお話したことについておうちの方にお手紙を書きました。今日必ず渡してください。」と子供たちに伝えました。
今日の給食
今日の給食メニュー:ツナと凍り豆腐のドライカレー、春雨とわかめスープ、豆乳プリン、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1978 (2021.5.12)
外国語
5年生の外国語の授業の様子です。
5年生では、アメリカ合衆国の小学校との交流を計画しています。この機会に、英語で自己紹介をすることとしました。この自己紹介は、日本人同士だと英語の必要性を感じにくいのですが、アメリカ人相手だと英語の必然性が高まります。
子供たちは、「アメリカ人の友達に手紙を書きたい」と英語専科の先生に訴えました。(こういうポジティブな訴えは、三小の子供たちらしいですね。)
そこで、今回は自己紹介を手紙で「書き」、その後手紙の文をもとに、そのまま自己紹介で「話す」こととしました。(どんな自己紹介をしたのかは、後日紹介します。)
「My name is 〇〇」「I like ~」「I am good at 〇〇」などと自己紹介する5年生。ALTの先生から「Big voiceで」とアドバイスを受けて、ひと踏ん張り。マスクをしているので、どうしても声は小さくなりますが、相手に伝える意識はとても大切です。
自己紹介の最後に「Thank you.」と言いますが、日本人には難しいTh音について、ALTがマスクを一瞬とって、口元を見せながら正しい発音を示します。
こういう時にALTがいることは大きいです。
校長日誌 錦町の空から NO1977 (2021.5.11)
今日の給食
トンボーロ(豚の角煮風)を挟む前の図
トンボーロを挟んだ後(ハンバーガー状態)の図
今日の給食メニュー:カーボー、トンボーロ(豚の角煮風)、ちゃんぽんうどん、牛乳
美味しゅうございました。
※カーボーは、漢字で「割包」と書きます。少し甘い蒸しパンにお肉などを挟んで食べる台湾のバーガーです。
校長日誌 錦町の空から NO1976 (2021.5.11)
中学年の外国語活動
昨年度から高学年の外国語は、教科化されました。(年間70時間、1週間に2時間ほどの割合です。)
それに対して、中学年は「外国語活動」で教科ではありません。(ですから、高学年のように評価はしません。)年間35時間、1週間に1時間ほどの割合です。
今日はその中学年の外国語活動の様子を紹介。
「How are you?」と聞かれたときに、その時の答え方を学びます。
本来「How are you?」は、単なる挨拶のようなもので、「How are you?」への返答は、「I'm good.」くらいが普通ですが、学校では、授業の初めに健康観察のような位置づけです。
つまり、その時の子供たちの状況を伝えるのです。
「How are you?」と聞かれて
(テレビ画面にあるように例えば)「I'm hungry.」とか「I'm sleepy.」とか「I'm happy.」等のように、自分のその時の状況にあった答え方をします。
その答え方を学んだわけです。(新しい学習指導要領の「外国語、外国語活動」では「自分の気持ちや考えを発信できるように」なることが大切です。
ちなみに、子供たちは「How are you?」と尋ねると、一番多いのは「I'm hungry.」で次は「I'm happy.」という答えです。(不思議なのは、2時間目の授業でも「I'm hungry.」が多いこと。聞くと「朝ご飯は食べてきたけど、おなかすいた」とのこと。育ち盛りですね。)
校長日誌 錦町の空から NO1975 (2021.5.10)
今日の給食
ホームページのご愛読ありがとうございます。とうとう200アクセスに到達しました。
そのお祝いに、正門そばの北校舎に面した、地域の皆さんが植えてくださった花壇の花を紹介します。
まさに百花斉放ですね。
さて今日の給食です。
今日の給食メニュー:ごはん、手作りふりかけ、いかのかりん揚げ、野菜の煮物、きよみ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1974 (2021.5.10)
消防写生会
コロナ禍で昨年度は実施できなかった低学年の「消防写生会」が今年は開催できました。立川消防署の皆さんに感謝します。
やはり本物の迫力に触れるのはいいですね。
子供たちの絵にもその迫力が感じられます。
温かい日でした。写生会にはぴったり。
漢字を書いている子がいました。この子は消防士さんも書いていました。
子供たちがどこに強い印象をもつのかは、その子なりに違います。
消防士さんは最初から最後まで防火衣を着てじっと立っていました。温かいというよりはこの防火衣では暑かっただろうと思います。
今年は消防士さんを絵に描いている子供が少なかったようです。
消防士さんが「私も描いてよ~。」と言っていましたが、近くにいた2年生が「描くとしたら、棒人間になるよ。」と冷ややかに答えていました。
来年度はきっともっと多くの子供たちが描くでしょう。
校長日誌 錦町の空から NO1973 (2021.5.9)
学校探検②
2年生が「校長先生のお名前は内野校長先生です。」と説明したのは、1年生を迎える会の際、5年生のクイズで「校長先生の名前は?」との1年生の答えが「高橋校長」がたくさんいたことを踏まえてのことです。ありがたいです。これで訂正されたことでしょう。
事務室で事務室の説明をしていると、事務室から事務の先生が何度か出てきて、質問に答える場面もありました。
探検中、いろいろな先生が1・2年生に声をかけてくれました。
こういうふれあいも三小らしいです。
1年生の担任の先生から探検チェックポイント済をもらいました。
1年生が三小を理解するきっかけとなりました。
校長日誌 錦町の空から NO1972 (2021.5.9)
学校探検
2年生が1年生を案内する「学校探検」が行われました。
2年生は、この日のため、事前の探検を行い、校内地図と首っ引きになりながら「ここが校長室、ここが事務室・・・」とブツブツつぶやきながら校内を見回っていました。(こういうお世話をすることが子供たちを成長させます)。
1年生の手を引きながら探検。お兄さん、お姉さんらしい行動でした。
校長室で仕事をしていると、2年生の声が聞こえます。
「ここが校長室です。校長先生がお仕事をする部屋です。いろいろなお客さんが来ます。」
一生懸命説明している様子が手に取るようにわかります。
1年生があれこれおしゃべりすると、「静かにして。校長先生がお仕事中だよ。」と注意をすることもしばしば。さすがは2年生。
校長室前で台本を手に1年生に説明する2年生。
校長室で仕事をしていると、中にはドアを開けようとドアノブを回す1年生がいました。すると2年生がすかさず
「あっ!ダメ!中に入っちゃダメ。校長先生がお仕事しているんだよ。」
と注意。外の様子がよくわかって、2年生の一生懸命さがかわいくて、仕事が中断することしばしば。仕方なく、外へ出て、「校長先生です。」と言いました。
すると2年生が「校長先生のお名前は内野校長先生です。」と説明してくれました。
校長日誌 錦町の空から NO1971 (2021.5.8)
4月26日全校朝会
校長講話の後は5年生の出番。5年生は学校全体のために、自分たちのために、「挨拶運動」に取り組んでいました。4月の生活目標でもある挨拶に取り組む中でいろいろ気づきがありました。
3クラスの代表児童がそれぞれ取り組みを終えての振り返りを発表。
三小は挨拶が良くできる学校という位置づけでしたが、コロナ下で挨拶の機会が減って、今年度子供たちの挨拶に課題があると感じていたところなので、5年生の取り組みは学校全体のためになっていました。
最後は、三小が東京都教育委員会に体育の研究で表彰されたことを子供たちに知らせました。
校長日誌 錦町の空から NO1970 (2021.5.8)
全校朝会
4月26日月曜日の全校朝会の様子です。
月曜日の朝のスタートは、6年生の挨拶。原稿なしで、アイコンタクトをして、しっかり自分の考えを伝えるのは、三小の6年生の伝統です。
校長講話。今回は自分の体験談を語りました。
自分の高校生時代の話をしました。高校時代私は柔道部(体型を見て、皆さん納得?)でしたが、私は勉強で頼りにされる存在でした。
自分の試験勉強を必死にしているとき、柔道部の仲間が数学を教えてほしい、としばしばやってきました。
「人に教えている暇はないんだけどなあ~」という追い込まれた思いがあったものの、仲間の頼みなので、仕方なく教えていました。
仲間から「なんでそうなるの?」「なぜ?」「どうして?」という質問が矢継ぎ早に出て、それにこたえているうちに、ふと、質問に答えられない自分がいることに気づきました。
わかっているようで、わかっていなかったのです。そこで、また学びなおしました。結果、理解が深まりました。
教えることで、自分の深い学びになったのです。
この体験談から、子供たちに「自分のやるべきこと、課題が終わったら、クラスの仲間に教えよう。教えることは自分の勉強になる」と伝えました。
算数や体育などで教える機会は出てきます。皆で教え合い、学び合う、協働的な学びの学級になっていってほしいなという思いを伝えました。
ただ、教えるときに気を付けてほしいことも最後に伝えました。
①上から目線はダメ・・・「教えてやる」は失礼です
→「いっしょに勉強しよう」という姿勢で
②相手をよく見て・・・ヘルプが必要かな?と思ったら、教えるタイミング
→相手の様子をよく見て、「大丈夫?手助けしようか?」と聞いてもいい
③ぜんぶは教えない・・・相手が「わかった!」となることが一番。
→ヒントを出して、「わかった!」というのがベスト教え合うクラス、手助けし合うクラス、学校になっていったら良いですね。
校長日誌 錦町の空から NO1969 (2021.5.7)
わんぱくタイム
先週の低学年のわんぱくタイムの様子です。
「ドンじゃん」で遊びました。「ドンじゃん」は、低学年の定番遊びです。大いに盛り上がります。(私は高学年でも雨天の教室遊びで行いました。高学年でも盛り上がりました。)2チームで競い合います。自分たちの陣地を出発して、途中で相手チームと出会ったら、そこでストップ。
出会ったときに、通常なら「ド~ン」と言って、手と手を合わせるのですが、コロナ下ですので、互いに両手を開いて「ドーン!」
じゃんけんをして、勝つと相手チームに迫ります。こうしてじゃんけんを繰り返し、相手チームに踏み入ったら、得点、というゲームです。
子供たちはとっても嬉しそうな表情で遊んでいました。体力向上のために行っている「わんぱくタイム」ですが、コロナ下ではメンタル面での効果を大きく感じます。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ソース焼きそば、抹茶豆腐ドーナッツ、中華スープ、牛乳
美味しゅうございました。
※抹茶ドーナッツ:立春の日から「八十八日」につんだお茶を飲むと縁起がいいと言われています。今年の「八十八夜」は5月1日です。
校長日誌 錦町の空から NO1968 (2021.5.7)
離任式③
事前のビデオどり(3月末)に間に合った教職員は、ビデオで子供たちへメッセージを発信しました。
小野田先生からのメッセージ
田原先生からのメッセージ
中村大地先生からのメッセージ
宗像先生からのメッセージ(卒業式後なので、式服)
栄養士堀川先生からのメッセージ
ビデオどりができなかった教職員からは、事前にあずかっていた原稿を副校長先生が代読しました。
高藤先生のメッセージに聞き入る子供たち
調理員の渡辺さんのメッセージに聞き入る子供たち
スクールカウンセラーの三上先生のメッセージに聞き入る子供たち
教職員の皆さんのメッセージは、どれも子供たちへの、三小への愛にあふれたものでした。三小の(子供たちの)ために力を尽くしてくださった方々に感謝、感謝の離任式でした。新天地でのご活躍を祈念します。
校長日誌 錦町の空から NO1967 (2021.5.6)
離任式②
栄養士堀川先生へ送る言葉(在校2年)
給食調理員 中村さんへ送る言葉(在校8年)
給食調理員 渡邉さんへ送る言葉(在校5年)
給食調理員 齋藤さんへ送る言葉(在校昨年度2学期間)
スクールカウンセラー 三上先生へ送る言葉(在校2年)
子供たちの言葉は、送る言葉集にしてご本人にお送りします。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ごはん、サバの塩焼き、ヒジキと大豆の煮物、ジャガイモの味噌汁、牛乳
おいしゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1966 (2021.5.6)
離任式①
4月30日金曜日の午後「離任式」を行いました。もちろん、体育館で集まってはできません。そこで、放送とビデオを活用して行いました。
まず私が11名の学校を去った教職員の皆さんの在校年数や簡単な業績を話しました。
続いて、子供たちの送る言葉です。
小野田先生へ送る言葉(在校7年))
田原先生へ送る言葉(在校6年)
中村大地先生へ送る言葉(在校8年)
宗像先生へ送る言葉(在校5年)
高藤先生へ送る言葉(在校1年)
中川先生へ送る言葉(在校3年)
担任の先生方の在校年数は皆年限いっぱいです。それだけかかわりのある子供たちが多くなります。(卒業生を出して異動した先生も含め)
校長日誌 錦町の空から NO1965 (2021.5.5)
2年生漢字学習
先日1年生の平仮名の学習を取り上げました。「板書で書き順と形の確認」→「空書き」→「指書き」→「なぞり書き」→「写し書き」の「変化のある繰り返し」で覚えていくことをお知らせしました。
この「変化のある繰り返しで覚える」は基本ですが、2年生ともなると、語彙力を増やしながら覚えることも大切です。
「思」という新出漢字で熟語づくり。漢字「思」だけ覚えても、実際に使いこなせないと意味がありません。熟語づくりは語彙力を増やしていく大切な活動です。
クラスが違っても熟語つくりは同じ。どんどん子供たちから出してもらって、交流、共有していきます。
校長日誌 錦町の空から NO1964 (2021.5.5)
1年生を迎える会⑤
5年生の大切な役割をアップし忘れました。
退場係です。
入場は6年生が役割を果たしました。
5年生は退場の係です。
花道をさっそうと歩いて退場する1年生。気持ちよかったでしょうね。
黒子に徹した5年生がカッコよかったです。
校長日誌 錦町の空から NO1963 (2021.5.4)
1年生を迎える会④
3年生が退場するのを待って4年生が入場しました。
4年生は、1年生に「三小ダンスを覚えてね。今から三小ダンスの見本を見せます。」と言って、ハイテンションで三小ダンスを踊りました。
4年生は1年からすると、3学年も上。さすがにその迫力に引き込まれていました。
4年生の三小ダンスの余韻がまだ残る中、最後に控えしは・・・5年生が入場です。
5年生は「三小クイズ」の出しもの。「三小の歴史は何年?」とか「三小の子供の数は?」とか1年生には難しいクイズが多かったのですが、正解でも不正解でも1年生は大喜び。
ちなみに、一番不正解が多かったのが「校長先生の名前は?」でした。
高橋校長先生に多く手が上がっていました。
何とか名前を1年生にアピールしないと・・・。
※と思っていたら、担任の先生がどうも指導してくださったようで、私が1年生のクラスに行くと、私の名札を見て「う、ち、の、や、す、ゆ、き」と読み上げて、「内野校長先生だね。」と言っていました。指導の成果ですね。でも、1年かかるかな。
一時はビデオで1年生を迎える会の開催も考えましたが、2学年ずつとはいえ、1年生全学年で直接歓迎できたことは良かったです。
これで1年生も三小の仲間。
校長日誌 錦町の空から NO1962 (2021.5.3)
1年生を迎える会③
6年生の出し物が終わり、すぐに6年生は退場。代わりに入場したのは2年生。
2年生は1年生に向かって、「ご入学おめでとう!」というお祝いの言葉と「困ったり、わからなかったら、遠慮なく2年生に聞いてください。」と温かい言葉をかけていました。
そのうえで、手作りのメダルを1年生一人一人にかけてあげました。
首にかけてもらった1年生はとてもうれしそうな表情でした。
1年生にメダルをかけた後、担任の先生にもメダル。
2年生のメダルでほっこりした後、退場した2年生の次に入場したのは、3年生。
3年生は2年生のメダルにぴったり合った王冠を作って一人一人にかぶせてあげました。
2年生に想いを込めた言葉を伝えてから王冠をプレゼント。
一人一人に王冠を。メダルと王冠で1年生は満面の笑み。
さらに、担任の先生も王冠をプレゼントされました。
校長日誌 錦町の空から NO1961 (2021.5.3)
1年生を迎える会②
1年生が入場して、着座したところで、司会進行の児童(6年生)が開式の言葉。
引き続き校長の言葉があり、最後に6年生の出し物。(体育館には出し物をする6年生と、それを見る1年生のみ。)
6年生が「三小の学校生活」という寸劇を披露。先生役も1年生役も6年生。行進、整列、着座、体育座り。(1年生はここまで素早く、きれいにはできませんが、まあ見本ですね。)
運動会の寸劇。わざと転んで、すぐに立ち上がって走る寸劇で、「転んでもあきらめないで走ってね」という6年生の思いが伝わります。
6年生の1年生への温かい思いが出た出し物でした。
校長日誌 錦町の空から NO1960 (2021.5.3)
1年生を迎える会①
先月の話題ですが、1年生を迎える会が行われました。昨年度はできなかった行事。といっても、感染防止をいろいろ考えた末で実行できた行事です。
ソーシャルディスタンスを踏まえ、体育館内に同時に入る学年数は2学年までとしました。入場は、誰もいないところに6年生に背中に手を添えられた1年生が入場。(例年なら、6年生が1年生の手をつないで入場。また、例年なら当然のように、他学年は全員入場していますが今年は誰もない体育館に入場です。先生たちが拍手で盛り上げました。)
入場して、ひな壇に着席する1年生。幾分緊張しています。もちろん、私語は禁止。
校長日誌 錦町の空から NO1958 (2021.5.2)
初めての習字
3年生から毛筆が始まります。最初はとても大切。第一時で手を抜くと、ぐちゃぐちゃになります。(うまく書けない、身体も周囲も墨で真っ黒になる等々)
3クラスで1つ1つ確認しながら進めました。
大筆の筆を丁寧におろします。ここをしっかりおさえておかないと、ほっそ~い字になってしまいます。
大型テレビで一目でわかりやすく、用具の場所を確認。基礎基本です。
場所なんてどこでもいいじゃん、というと失敗して、習字が嫌になります。
こうして丁寧に指導していって、書いた字がこれです。(「一」と「二」です。)
校長日誌 錦町の空から NO18958 (2021.5.2)
基礎基本を身に着ける
小学校低学年は、基礎基本を身につける時期。
特に1年生は、着実に身に着けなければならないことがたくさん。
1つは、「ひらがな」です。
「き」を学ぶ。まず先生が何度も書いて書き順や形を確認。
次に、「空書き」。これは昔も今も同じ。
空書きを数度行ったら、次は「指書き」。机の上に何度も何度も指で書きます。
これでほとんど見につきますが、最後は「なぞり書き」と「写し書き」。
ドリルのなぞり書きポイント(覚えるべき字が薄く書いてある)を書きます。
最後は、数回手本を見ながら、書き順と形に気を付けながら写し書き(写す)。
こうしてひらがなを着実に覚えていきます。
校長日誌 錦町の空から NO1957 (2021.5.1)
教員研修
今日は、突如テレビとスマホから緊急地震速報が出て、驚きましたね。
震源はまたもや宮城県沖。東北地方の皆さんは、いつになったら、地震の怖さから解放されるのでしょうか。
さて、今日は先日行った教員の研修について。
まずは、服務研修。年度の初めなので、個人情報をご家庭から受け取ることが多いのですが、子供たち一人ひとりから直接手渡しで受け取るなど、個人情報の保護についてしっかり確認、学びました。
後半はタブレット研修。4年生にタブレットが配られ、今月末には1~3年生にも配られます。これを踏まえて、授業でどのように活用するかを具体的に学びました。
校長日誌 錦町の空から NO1956 (2021.5.1)
定規を使う
3年生の国語で子供たちが定規を使って表を書いていました。
算数だけでなく、国語も?というかもしれませんが、三小では「身につかせること」を大切にしています。身につかせたいこと、それは「線は定規で引く」というスキルです。
ではなぜ定規を使うのでしょうか?算数で言えば、定規を使うと筆算のとき、位もそろうようになる。計算ミスも減るから、です。
計算ミスを減らすだけなら、その他の算数やそのほかの教科では定規は必要ない、とならないのでしょうか?
私は、いろいろな場面で「線を引くとき」ことで、「丁寧に取り組む」意識を高めることとなり、そのことが学力を高めることにつながると考えます。
そのエビデンスはあるのか?と聞かれると、エビデンスはありませんが、長年の教師生活の経験則です。
ただ、最近のニュースであったような、「定規を使っていないからといって減点」したり、「先生が定規を使わないことに対して猛烈に怒ったり」、ということは三小の先生はありません。
子供たちがノートに丁寧に書き、「帰宅してノートを見たら、その日(その授業で)何を学んで、自分がどう考えたか、どういうまとめになったのか、がわかるノートに」になるように地道に指導を続けます。