日誌

2021年6月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2026 (2021.6.7)

校長日誌 錦町の空から NO2026 (2021.6.7)

点で話にならない話

 1年生国語の授業、「かきとかぎ」。濁点がつくと、意味が全く変わってしまうことを学ぶ授業です。
 このような教材分です。
かきとかぎ
さるの だいじな 
かぎのたば
げんかん うらぐち
まど とだな
どれがどれだか
わからない

この授業で、担任は、「皆さんは点々(濁点の意)がとっても大切な国に来ました。」と前置きし、教材文にわざと濁点をつけて、「間違い探し」をさせて、子供たちに教材文をしっかり読むように促しました。

担任が板書した(濁点をつけた)間違い探し用の教材文は、次の通りです。
がぎとがぎ
ざるの だいじな 
がぎのだば
げんがん うらぐち
まど どだな
どれがどれだが
わがらない

間違い探しに入る前に、語彙の確認をしました。
1年生ですので、こういう確認は大切です。
確認した語彙は、「ざる」、「大事」(たいせつなこと)、「裏口」(家の後ろから出るドア)、「束」、「戸棚」
 大型テレビで写真やイラストを使って示しました。


さて、間違い探しスタート。子供たちは勢いよく挙手して、間違いを見つけていきました。「がぎとがぎ」じゃなくて、「かきとかぎ です。点々をとった方がいいです。」
などという子供たちの発言を全体と共有しながら進めます。

直しても直してもまだまだ間違いがありました。子供たちは見つけた間違いを発言したくて、元気に挙手します。

指名されると、黒板まで出てきて、間違いを指さして指摘。

こうして、間違いが直って、みんなすっきり。
担任の先生が間違った文(濁点ばかりの文)を読むたびに、子供たちは大笑い。
明るく、楽しく学びました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2025 (2021.6.6)

校長日誌 錦町の空から NO2025 (2021.6.6)

 ヤゴ救出大作戦③
 

「校長先生、見て、見て!おっきいでしょう!これね、ギンヤンマだよ~。」
と子供たちが私にバケツを見せてくれました。小さなヤゴ(シオカラ?アキアカネ?)とともに、大きなヤゴ(ギンヤンマ)がたくさんいました。

バケツから水槽に入れ替えて、3年生の教室前に置いて、餌やりをして、成虫になるのを待ちます。
すでに先週中にギンヤンマが成虫になって飛び立っていきました。
今週、学区でギンヤンマを見たら、それは三小の子供たちが救出したヤゴかもしれません。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2024 (2021.6.6)

校長日誌 錦町の空から NO2024 (2021.6.6)

 ヤゴ救出大作戦②

 先週の木曜日、延期されていた「ヤゴ救出大作戦」がおこなわれました。

本校の理科支援員を務めてくださっていた高橋先生をはじめ、4人のみなさんが講師とjなって、ヤゴの救い方(掬い方)を教えてくださいました。

女子の多くははじめは、「わ~水が冷た~い!」「私、虫、苦手なんだよね~。」などと言っていましたが、5分もすれば、もう夢中になってヤゴを救って(掬って)いました。これぞ体験活動。

掬いあげた泥の中から、ヤゴを見つけ出します。「あっ、いたいた!」「ここにもいた!」と子供たちの歓声が上がります。初めはつかむことを躊躇していた子供たちがいつの間にか、先生より積極的に救出に取り組みます。

「見て、見て!」「わ~、いっぱいいる~!」
互いに成果を共有。これが命を救うことになるし、学区にトンボが舞う環境づくりになるし、まさに市民科。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2023 (2021.6.4)

校長日誌 錦町の空から NO2023 (2021.6.4)

今日の給食

今日の給食メニュー:
発芽玄米ご飯、シソひじきふりかけ、四川豆腐、大豆もやしの和え物、牛乳

美味しゅうございました。

64日から10日までは歯と口の健康習慣です。「よく噛んで食べる」「おやつは時間と量を決める」「食べたら歯を磨く(現在は、「うがいをする」としています。)」「よりよいバランスの良い食事を心がける」が「歯と口の病気を防ぐ食生活のポイント」です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2022 (2021.6.4)

校長日誌 錦町の空から NO2022 (2021.6.4)

 救急救命講習


今年も水泳を前に、全教員が救急救命講習に取り組みました。指導をしてくださるのは、立川市の消防署の皆さん。初めに、コロナ禍で、変更された点を教えていただきました。

続いて、消防署の皆さんが模範演技。教員は皆毎年講習に取り組んでいますが、この模範は確認のため、しっかり確認します。

心臓マッサージとともに、AEDの使い方についても模範を確認します。

確認が終わって、いよいよ先生方の取り組み。まずは心臓マッサージ。

続いて、水泳の時は、周囲に教員がいることが前提なので、AEDをもう1人の先生が行います。

4つのグループに分かれ、全員が「心臓マッサージ」と「AEDの活用」に取り組みました。

最後に、周囲に先生方がいない前提で(これは学校絵は皆無なのですが念のため)、一人で心臓マッサージをし、AEDを使う練習もしました。

1時間弱でしたが、全員が救急救命講習に取り組み、充実した時間となりました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2021 (2021.6.3)

校長日誌 錦町の空から NO2021 (2021.6.3)

204万アクセス到達

 HPアクセス数が204万に到達しました。お祝いで、校長室前の、小山先生の生け花を紹介します。


さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:
そぼろご飯、鰆の香味焼き、豆腐団子汁、牛乳

美味しゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2020 (2021.6.3)

校長日誌 錦町の空から NO2020 (2021.6.3)

 全校朝会校長講話

 月曜日の校長講話です。
 この日の話題は「皆既月食」。先日の皆既月食については、HPでお知らせしたのに、東京はあいにくの曇り空。残念ながら拝むことはかないませんでした。
 そこで、皆既月食について話をしたのです。
 まず、皆既月食とは、何か?についてと、そのからくりをイラストで知らせました。(日食と違い、月そのものは見えること、その色が赤黒く見えることも伝えました。)
 そして、皆既月食を観測できた場所からの写真を示しました。
 担任によると、1年生も関心を持っていたようです。

こんな見え方がするはずだったんですけど・・・。

次にこんな質問をしてみました。
「月は見ていてとってもきれいだけど、月って、なくてもかまわないんじゃないかな?」
ただ、観賞のためだけに月はあるのか?ということです。
これに対しての答えは、もちろん、NOです。
月がなくなると、地球の自転速度が速まって、今の3倍の速度になる(つまり、一日が8時間になる)こと、それに伴って、時速300KMの暴風や砂嵐が吹き荒れることが起きると伝えました。また、隕石を月が受け止めていることもあり、「月は地球の守り神なのかもしれません」と伝えました。

最後に、これからの月と地球に触れました。
まず、月から見た地球。美しいですね。
月の資源についても今関心が集まっています。
さらに、月旅行がかなり身近になってきていることも伝えました。

近い将来(子供たちが大人になっているころ?)には、「ちょっと月旅行に行ってくる」というような時代が来るのでしょう。

また、月に基地ができて、1000人規模が住む時代が来ることも伝えました。


月は地球の守り神、月旅行ができる日が来る、月に基地ができる、、、こんなことを思いながら夜空を見上げてみると、違った夜空の見え方になる、と伝えて話を終えました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2019 (2021.6.2)

校長日誌 錦町の空から NO2019 (2021.6.2)

全校朝会
月曜日の全校朝会から、クロームブックを活用し、大型テレビでライブ配信としました。(これまでは事前にビデオ撮影し、それをタブレットに入れて、月曜日朝に大型テレビで放映していました。)
6年生の挨拶。クロームブック画面に向かって話しているので、目線は下に見えますが、教室の大型画面ではしっかり正面を向いているのがわかります。
ライブ配信前は、とっても緊張していましたが、堂々と話すことができました。
私の講話の後、図書の先生が「こどもの本総選挙」への参加を全校に呼びかけました。希望する子供は、9月3日までに図書室前の投票箱に投函することになっています。

さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:
カレーうどん、春雨サラダ、あべかわ芋、牛乳

美味しゅうございました。

※あべかわ芋:さつまいもを素揚げし、きなこをまぶしたものです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2018 (2021.6.2)

校長日誌 錦町の空から NO2018 (2021.6.2)

 三小の周り

 3年生の社会は「地域学習」。市民科そのものです。
 学区を実際に歩き、地域の様子をしっかりつかんでいきます。
 地域学習のまとめとして、大地図(ピンク色が学区)を作って、学区の様子を書きこみました。(青の付箋)


地域を観察するポイントして「交通の種類・数」、「車の種類・数、人通り、電車など」、「建物の種類・数」、「家・店・マンション・公共施設など」、「自然の様子」、「緑の様子」を掲げました。まとめとして、それらを1つ1つ全員で確認していきました。

紙地図だけだと様子を思い浮かべにくいので、クロームブックを活用して、グーグルマップを大型テレビに映しました。

紙地図とグーグルマップを比べながら、地域の様子を確認。

子供たちから出された意見をもとにまとめを板書していきます。

こうやって、まとめをすることで、実際に見た体験が定着します。
学区を知って、学区が今までよりも好きになってくれることでしょう。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2017 (2021.6.1)

校長日誌 錦町の空から NO2017 (2021.6.1)

今日の給食

今日の給食メニュー:
回鍋肉丼(ホイコーロー丼)、米粉麺のスープ、みかんゼリー、牛乳

美味しゅうございました。

※米粉麵のスープ:お米の粉で麺を作ることができます。ツルっとした食感です。中国やベトナム、タイでも食べられていて、スープ以外に炒めて焼きそばのような食べ方もされています。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2016 (2021.6.1)

校長日誌 錦町の空から NO2016 (2021.6.1)

本文を根拠に考える

 4年生の国語説明文「アップとルーズで伝える」の授業の様子です。
 この説明文のねらいは「写真と本文の対応関係を理解しながら読み、「アップ」と「ルーズ」それぞれの特徴を整理することができる。」となっています。
 このねらいに照らして、担任は教科書を使わず、教科書の写真を拡大したものと段落の文章の一部を黒板に掲示して、「正しい写真はどれかな?」と掲示した文章と合致する写真を選ぶように指示しました。
 まず、子供たちは一人で自分の考えを書きました。
 写真と文章をシンクロさせて、さらにその理由を書きました。
 なぜそう思うのか?根拠をもって書く力が子供たちの思考力を育てます。

まず自分の意見を根拠をもって書いた後、次はトリオで意見を交流しました。
「なぜ自分はその写真と文章がシンクロするのか?」を伝え合いました。
「ぼくはこの写真は、この文の説明だと思う。なぜかというと~」というような話し合いがありました。

次に全体で自分の考えを交流しました。大切なのは、みんなを納得させる根拠。

掲示されていた4枚の写真を1つ1つ文章と対応させていきました。
子供たちは自分たちの力で1つ1つ解決に至っていくのを生き生きと取り組んでいきました。