日誌

2018年8月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO304 (2018/08/16)

校長日誌 錦町の空から NO304 (2018/08/16)

 何が幸せか?①
 
 今日の話題も全くの個人的な話題です。ここで書くことはあくまでも私見であることをご理解ください。

 イニエスタの緊急帰国を耳にして私は「エスパニョール!」と思わずつぶやいてしまったと書きました。実際、スペインに住んでいるとき(バルセロナ日本人学校時代)、スペイン人のアバウトさに閉口した覚えがしばしばありました。

 例えば、洗濯機が壊れて、修理屋さんを頼んで「今忙しいから、来週の土曜日に行くから。」と言われ、「え~、あと10日以上もあるじゃん。その間洗濯はどうすんだよ~。」と思いつつも、「郷に入っては郷に従う」と思いなおし、ひたすら待ったところ、待てど暮らせど来る様子もありません。まだ渡西してまもないころで、スペイン語は全くしゃべれません。電話もできず、困ったまま土日を過ごしました。翌週、通訳の人を頼んで、確認してもらったところ、その修理屋さんはこう言いました。
「ごめん。妻が妊娠しちゃってさあ。」
 妊娠なら仕方ないとあきらめ、ようやく次の土曜日に来た(英語が少しわかる)その修理屋さんに
「ところで、あなたの奥さんはどう?」
と尋ねると、「は?俺の妻?なんで?何の話?」ときょとんとしています。
「いや、だって、奥さんが妊娠したから、先週の土曜日に来られなかったんだでしょう?」
と私がさらに聞くと、その修理屋さん、
「え?妻は妊娠なんかしていないよ。」
との答え。
 ここでわかりました。つまりは言い訳をしたのです。

 時間にルーズなスペイン人は多々いました。日本人学校でスペイン語の先生をしていた女性たちも、一緒に納め会をしようとしてもまず時間通りに来ませんでした。
 8時に待ち合わせしても、来るのはみんな9時。
「どうしたの?」
と聞いても、だいたいいつも同じ答え。
「道が混んでいたのよ~。」
「出かけにお母さんに手伝いを頼まれてね~。」
等々。
 これもほとんどは言い訳です。
 そんなとき私たち日本人は、スペイン人に向かってこう言ったのです。
「エスパニョール!!(やっぱスペイン人だよな~。)」
(それに対するスペイン人の先生たちの答えは・・・「あなたたち日本人がまじめすぎるのよ。」でした。最後は互いに笑っておしまい、と言うのが常でした。)
 
 そんなことを思い出したので、イニエスタの緊急帰国を聞いて思わず私は「エスパニョール!!」とつぶやいてしまったのです。(怒ってはいません。愛情込めた言い方のつもりでした。)
 ただ、この私の反応は正しくなかったようです。私のつぶやきを聞いた、イニエスタの大ファンである同僚は
「イニエスタは、来日直後に試合に出てたんですよ。ホントは出なくても良いのに。ビザの関係もあって一度帰国しなくちゃ行けなかったんじゃないですか?」
 なるほど。もちろんバルサ(FCバルセロナ)のファンでもある私はこれで納得。
 
 それでもやはり、スペイン人の時間や約束にアバウトなところは今でも強い印象に残っています。ただ、ここで言いたいのは、それでも私はスペイン人が好きであることです。時間にある程度厳格な私たち日本人からすると、「ちょっとなあ~。」というところはあるのですが、次第に慣れてくると(日本人学校に3年間いたため、慣れてきました)、そこも含めてスペイン人が好きになってくるのが不思議です。
 
 「多文化共生」というのも、とどのつまりは、「折り合えること」「相手の違いを受け入れる」ことになるのではないでしょうか。

普段通りのありがたさ


いや、こんな風に今、教室の屋根の一部が
たくさん開いています。大工事です。それは、
天井や床の厚さが、基準通りあるか調べてい
るのです。薄いと地震に耐えられない可能性
があるからです。そのため業者の方も真剣で
す。検査の穴は150カ所以上開けるとか。
無事に合格することを祈ってます。予定では
今週いっぱいまで。ドキドキして見守ります。

主事さんが、自作の張り出し舞台を塗っています。
1回ではだめで、重ね塗りを今後するとのこと。
暑い中ですが、外の作業です。学芸会に生かします!

約一週間ぶりの稲です。こんなに穂が出ているとは・・・!
順調です。5年生の水やり当番さん、頑張っていますね!

屋上に半旗。今日は、平成最後の終戦の日。
昭和20年のあの日も、今日のように暑い1日
だったようです。12時に黙祷をしました。

もしかしたら、日本史始まって以来、「平成」は
戦争や武器を持っての内乱・戦(いくさ)のない
初めての時代になるのかなとふと思いました。
もちろん国内のみで、世界の中では、戦いはあり
ますが、、、。
普段通りに1日を過ごせる有難さを、感じつつ
過ごす1日です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO303 (2018/08/15)

校長日誌 錦町の空から NO303 (2018/08/15)

 42万アクセス達成!!
 
 今日は終戦記念日です。広島に原爆が投下された8月6日(月)の職員朝会では、教職員で黙祷を捧げました。今日は(今日まで)閉庁なので、黙祷を捧げられませんが、このHPを通じて、黙祷を捧げます。
 
 さて、ふとHPを見て気づきました。何と、もう42万アクセスを達成していました!
 皆様のご愛読に重ね重ね感謝しています。
 三小に赴任したとき、前任校のけやき台小学校のHPのアクセス数を越えることを目標としていました。ところが前にも書いたとおり、けやき台小学校のHPはまだまだ元気です。というわけで、けやき台小学校は更新はなくても、そのまま閲覧数を増やしてもらって、我が三小は、地道にコツコツと歩みを進めていきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO302 (2018/08/15)

校長日誌 錦町の空から NO302 (2018/08/15)

 同窓会
 すみません。子供がいないと書くネタがないので、この後しばらく全くの個人的な話題が続きます。

 以前の話題の続きです。ニューヨーク日本人学校の同僚と同窓会をしました。(校長が教員に向かって同窓会というのは、少々奇異に感じることでしょう。正式に言えば、部下なのですが、部下という意識には慣れません。どうしても同僚、という位置づけになってしまいます。)
 今回の同窓会は、
8月5日の日曜日の夜。サッカー観戦をして、懇親を深めようという企画。サッカーのキックオフが7時だったため、終了は早くても9時過ぎ。そのまま懇親会をすると、午前様は間違いありません。私も同僚も月曜日は仕事だったため、サッカー観戦の前に軽く一杯ということになりました。思い出話に花を咲かせて、ひとしきり盛り上がったところで、味の素スタジアムへ。この日は、かの「イニエスタ」が試合に出ると言うことで、猛烈な人出。何と4万4千人を越えたとのこと!
味の素スタジアムは校長試験の面接会場。違った意味で懐かしい。混雑は、まるで竹下通り(古い?)か巣鴨の地蔵通り商店街(これも古い?)のような感じでした。

 FC東京とビッセル神戸の試合は、何とイニエスタの緊急帰国で盛り上がりも今一歩でした。(でも、猛烈に暑かったので、選手ファーストで考えると、盛り上がると危険かもしれなかったです。)
 イニエスタ帰国と聞いての私の率直な感想は、「エスパニョール!(やっぱスペイン人か~!)」でした。
 かつての同僚と試合観戦をして、さらにすぐそばに、けやき台小学校の子供が観戦していたので、猛烈に暑い夜でしたが、楽しむことができました。日曜日とはいえ、こういう楽しみが夏休みらしいと言えましょう。

K区はサッカーの町(興味の無い方読み飛ばして)


今は副校長だが、やんちゃだった少年が育った、
K区はT駅。キャプテン翼ゆかりの地です。

岬君の銅像が。他にも若林君や、もちろん翼君も。
他にも「こち亀」の両津さん、「男はつらいよ」の
寅さんの銅像もある、不思議な区です。他にも、
テレビ東京が「出没!アド街ック天国」などで時々
特集する、下町のダークサイト、T仲見世商店街の
飲み屋街も有名ですが、ここに載せるわけにはいき
ません。今や人気スポット、恐るべしメディアの力!

本当に久しぶりに訪れた、母校が80周年なんで
びっくり。良く先生に怒られました。でも、いい
思い出ばかりです。

これ、虫好きには好評のようです。
今回はあまりにも、自分のことをのせてしまいました。
次回から普通に戻ります。