日誌

カテゴリ:校長日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1993 (2021.5.19)

校長日誌 錦町の空から NO1993 (2021.5.19)

教科担任制ー6年家庭科ー

6年生の教科担任制の授業を見ました。3組の担任の先生が2組の家庭科を指導している様子です。
この日の学習は、「おうちで使えるぞうきんづくり」。
めあては、「ぬいめをそろえてぬおう」。手縫いゆえ、縫い目がバラバラにならないように、直線になるように、がめあてです。
 まず、今日の学習の流れを確認(模造紙に流れが書かれています。)。
 続いて、ポイントを確認。
 「右利きの人は、右側から縫う(これを確認しないと、右利きなのに左から縫って、『うまくいかないなあ』っていうことがしばしば。)」
 「模様のあるタオルは、最初は裏返して縫って、筒状にしてからひっくり返して、また周囲を縫うと、模様も見えるし、上部になります。」
 等々。
 早速縫い始めました。





先生は子供たちの様子を見回りながら、何度か指導助言をしていました。
途中で「玉結びや玉止めにやり方を忘れた人がいるようですね。忘れた人はこちらにきて。」と指示。教卓の周りに子供たちを集めて、玉結びと玉止めのやり方を確認していました。しばらく取り組んでいないと、大人でも忘れます。ましてや子供はもっとです。でも、大切なのは、こうして時々取り組んで、その時に確認することですね。
雑巾を縫えるということは、生きる力に直結しますね。

子供たちと先生との関係を見ていましたが、とてもいい関係ができていました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1992 (2021.5.18)

校長日誌 錦町の空から NO1992 (2021.5.18)

 AIと親切②
「『親切ロボットの親切』と『ぼくの親切』は、同じでしょうか?理由も考えましょう。」という発問に対して、子供たちが考え、自分の意見をノートにまとめ始めました。この自分と向き合っている時間は、子供たちの鉛筆の音が聞こえる、三小らしい時間です。


子供たちの考えを黒板に示しました。(子供たちが自分のネームシールを「2つの親切は全く同じ」「少し同じ」「少し違う」「全然違う」に分けて貼りました。)
多かったのは、「2つの親切は全然違う」でした。

ここから、話し合いが始まりました。「私は、2つの申請は全く同じという考えです。なぜなら、僕もロボットもおじいちゃんを助けるために声をかけたからです。」」とか「私は少し違うと思います。なぜなら、僕とロボット2人の行動は違うけど、おじいちゃんのために行動しているからです。」「私は、全然違うと思います。なぜなら、おじいちゃんの気持ちを親切ロボットは考えていないけど、僕は考えて行動しているからです。」
などという話し合いが続きました。

話し合いの最中も、子供たちはいろいろ考えをまとめていました。

子供たちの考えを受け止めながらも、「今の考えに対して、どう思う?」と問いかけをする先生。

再度発問しました。「なぜ、『ぼく』は、おじいちゃんとおしゃべりをしながら帰ることにしたのでしょうか。」という発問です。

「おしゃべりをしながら帰れば、おじいちゃんが少しでも楽しい気持ちで歩くことができるとぼくが考えたから。」
「おじいちゃんが喜ぶと思ったから。」
というような反応が返ってきました。

視点をおじいちゃんに変えて、おじいちゃんの立場に立って、「ぼく」が自分にできることをしたのだということに気づいていました。

最後に「親切とは何か?」を再度考えました。
学習感想を書いて授業は終了しました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1990 (2021.5.18)

校長日誌 錦町の空から NO1990 (2021.5.18)

 AIと親切①

 話はさかのぼります。昨年度の終わりに5年生で道徳授業が行われました。授業者は、本校の道徳が専門で教務主任の先生。
 授業を行った教材は「公園の親切ロボット」。AIロボットの親切と人間の親切を比較する、近未来をテーマにした教材です。(ということで、この教材は手作り教材です。)
 あらすじは次の通り。
「(主人公)『ぼく』は、いつものように友達と公園で遊ぶ約束をしていた。公園につくと、『ぼく』は、買い物袋をもって重たそうに歩いている近所のおじいちゃんのことがきになりつつも、友達の2人に『親切ロボットがいるから大丈夫だよ。』と言われ、そのまま遊んでいた。親切ロボットは、困っている人にすぐに声をかけ、助けてくれるAIロボットである。親切ロボットは、おじいちゃんに声をかけるも、足腰を鍛えるために歩いている、と言われ、他のところへ行ってしまう。一方『ぼく』は、おじいちゃんの状況を理解し、一緒におしゃべりをして帰るという話。」

授業はまず、「親切とは何か?」という子供たちへの問いかけから始まりました。
子供たちからは「困っている人を助ける」とか「悩んでいる人に声をかける」などがでました。
続いて、ロボットと人間が共に生活する社会についての動画を視聴しました。
子供たちは話が近未来の話という気持ちになれました。

次に、「公園の親切ロボット」という教材を教師が範読しました。

ここでメインの発問「親切ロボットの親切」と「ぼくの親切」は、同じでしょうか?理由も考えましょう。


(この項続く)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1989 (2021.5.17)

校長日誌 錦町の空から NO1989 (2021.5.17)

今日の給食

 201万アクセスを達成しました。お祝いに小山先生の校長室前生け花を紹介します。

癒されますね。

さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:
スパゲッティミートソース、彩サラダ(和風ドレッシング)、桃ケーキ、牛乳

美味しゅうございました。