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カテゴリ:校長日誌
校長日誌錦町の空からNO1911(2021.4.7)
始業式②
子供たちが教室で着席して、落ち着いたところで8時半から始業式開始。
まずは私が講話をしました。
おはようございます。今日から新しい学年が始まりますね。1つ学年があがって、気持ちは「よし、頑張ろう!」というようになっていますか?
何もめあてをもたずにスタートしても、何となく1年が過ぎていくだけになります。この1年の学年の、クラスの目標を決めて、自分なりにその学年目標・クラス目標とどうやってかかわっていくかを考えてください。
三小の教育目標は、いつも通り、「よく考え実行する子」「思いやりのある子」「健康でたくましい子」の3つですが、今年特に大切にするのは、「よく考え実行する子」です。この目標は素晴らしい目標です。何か行動を起こすときは、「何となく始める」のではなく、よく考えること。こう行動したら、結果はどうなるか?よく考える。そして、よりよい行動を選ぶことです。よく考えずに行動してしまい、大きな問題となって、取り返しのつかないことになったり、このように相手に言ったら、行動したら、相手はどう感じるかをよく考えずに言ったり、行動したりして相手を傷つけてしまって、結果「思いやりのない子」と思われて、独りぼっちになってしまうことは大人でもありますね。
学習の場面でも「よく考える」。先生から問題が出されたら、まずは自分ひとりでよく考える。その時に、「なぜ私はそう考えるのか?」と理由や根拠をしっかりもつことも、「よく考えること」につながります。
もう1つ。「よく考え」の後に続く「実行する子」についてです。
実行する力をもった子供になってください。大人にもいるのですが、よく考えて、最後に実行できない人がいます。よく考えて、「これが自分の考えだ」と決まったら、それを実行することが何より大切です。せっかくよく考えても、実行しなくては、考えていないのと同じになってしまいます。よく考えて、正しいと思ったら、すぐに実行に移しましょう。
三小の皆さんが「よく考えて」そして「すぐに実行する」子供たちになっていく1年であるように!
最後に、コロナウィルスにはまだまだ十分な注意が必要です。「あいてますか」の合言葉を守ること、そして、コロナになった人たちを差別しないこと、さらに先生方やおうちの人たち、学校の仲間と力を合わせて、コロナに感染しない、感染させない努力をしていきましょう。
校長日誌 錦町の空から NO1910 (2021.4.7)
始業式①
令和3年度がスタートし、子供たちの声が学校に戻ってきました。
例年の始業式は、校庭で行うのですが、今年度は感染防止のため、教室で行うことにしました。
昇降口が開くまで、子供たちは整列して待っていました。コロナ下で学んだことの1つ。
旧担任の先生から学級編成替えの名簿を配りました。
名簿を見入る子供たち。「僕の名前は・・・。」「え、君は何組?」などという会話が飛び交いました。
新2年生。名簿に食い入るように見入ります。
「同じクラスじゃん、やったなあ~!」という歓声があがっていました。
この後子供たちは旧担任と一緒に新学年の教室に移動しました。
校長日誌 錦町の空から NO1909 (2021.4.6)
入学式準備②
入学式の準備も6年生が頑張ってくれました。
廊下の壁面装飾。心を込めて飾りました。
靴箱の中も丁寧に拭きました。おかげで雑巾が真っ黒。
1年生3クラスの靴箱。飾りもつけました。かわいいでしょう?
1年生の座席を並べる。縦横しっかり揃えました。
保護者積も何度も点検し、きれいにそろえていました。さすがは6年生。
ピアノの位置を変えるため、みんなで力を合わせました。
今日の入学式の式次第。
新1年生。みんなで待っているよ。
校長日誌 錦町の空から NO1908 (2021.4.6)
入学式準備①
新6年生の最高学年としての初めての仕事。それが新学期準備と入学式準備です。
児童数が増えて、机・いすが足りなくなり、6年生が机運び。
新学年を気持ちよく迎えられるように、しっかり机をふきました。ほかの学年のために仕事ができるのが6年生。
念入りに掃除。きれいな教室で新学年を迎えるのは気持ちいい。
運ばれてきた椅子(重ねられている椅子)を一つ一つ運んできれいに並べます。
校長日誌 錦町の空から NO1906 (2021.4.5)
3年1組道徳授業
話題が年度末とはいえ、前年度の話題となってしまい、申し訳ありません。
3月に3の1で道徳授業が行われました。
道徳教科書を範読する担任。
今回の題材名は「たまちゃん大すき」。たまちゃんという名前からわかりますか?そうです。ちびまる子ちゃんが道徳の題材になっているのです。
教科書をご覧になってわかりますか?そうです。挿絵が本物。
集中して範読を聞き、教科書に見入る子供たち。
読み終わった後、あらすじを確認していきます。
まる子とたまちゃんの心情をみんなで共有していきます。題材が友情をとりあげていて、誰にでも起こりうることなので、子供たちも自分の体験も踏まえ、いろいろ想像していきます。
一人一人の意見を丁寧に傾聴し、共感し、子供たちと話し合っていく担任。
たくさんのやり取りが子供たちと先生、子供たち同士で交わされ、深まりました。
授業の終末で振り返りをした子供たちの言葉を紹介します。
・おたがいが分かりあえて、二人とも反省のきもちがあったからです。イライラしている気持ちで、信頼の線(心情を曲線に表しました。)がいったんとぎれてしまったけど、ゆるすと、しんらいの線(心情曲線)がなだらかになって、しんらいできる。
・まる子はさいしょ、とても(たまちゃんにたいして)おこっていたけど、たまちゃんもわたしみたいにおるすばんしていたからしかたないのに、まる子は、ひどいことをいいすぎだとおもった。でも、けんかをしても人同士が分かりあうのが大事だと思う。それが「ゆるすこと」。
・まる子とたまちゃんの二人がないた理由は、おたがいに気持ちをわかりあえたから。人をゆるすことは、相手の気持ちがくわかったときだと思う。
・二人ともなみだがとまらなかったのは、お互いにわかりあえたから。自分が悪いことをしたとかんじたから。
ゆるすということは、人の気持ちがわかり、その気持ちになっとくすることだと思う。
相手を許すことの大切さを感じた子供たちでした。