日誌

学校のできごと

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1239 (2020/03/27)

校長日誌 錦町の空から NO1239 (2020/03/27)

 卒業式

 挙行できるかどうかわからなかった平成31年度の卒業式。様々な人たち(市教委、学校の教職員、そして保護者の皆さん)の尽力でとうとう実現しました。来賓も在校生代表の5年生も不在でしたが、卒業生と教職員と保護者が力を合わせて素晴らしい卒業式ができました。
 素晴らしかったのは卒業生。3月2日午後から休校となって、練習が全くできなかったのにもかかわらず、証書授与も、門出の言葉も、見事にやってのけたのです。
 私は式辞で卒業生の素晴らしさをたたえました。(私は担任の先生型には「練習をしていないので、言葉が飛んだり、噛んだり、ミスを重ねたり、失敗が続いたり・・・という状況が当然。とりあえず何とか最後まで到達したらそれで十分。」と言っていました。ところが、6年生は言葉が飛ぶことも、噛むこともほとんどなく声もよく出していました。家で練習はしていたのかもしれませんが、それにしてもすごいです。)
 卒業生に拍手!
 以下の写真は、前日準備(修了式の日)のときの卒業生の様子です。

卒業生入場。これが上手にできたのは、全校朝会で行進が上手にできているからこそです。日常の力が試されます。

全員合唱。音楽専科が指揮をし、伴奏を卒業生が務めて、全員が素敵な歌声を響かせてくれました。

最後の合唱曲。「旅立ちの日に」を今度は指揮なしで、音楽専科が伴奏をして、子供たちが自分たちだけの力で歌い上げます。
2曲を合唱しきったのは6年生の底力。

退場する直前の6年生。

退場。練習をしていないのに、素晴らしい退場でした。

6年生。卒業、おめでとう!

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)

校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)

 卒業式
 
 135万アクセスを達成しました。そのお祝いと、何より今日の卒業式のお祝いで下の写真を掲載します。

 三小校庭の満開に近い桜。

さらに、校庭から校舎を見た図は下の通り。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)

校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)

 気に掛かること

 ニュースで次の報に触れました。

WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスの「パンデミックが加速している」として、改めて危機感を示しました。WHOのテドロス事務局長は23日の会見で、わずか4日間のうちに感染者数が10万人増えて30万人に到達したなどとして、新型コロナウイルスのパンデミック=世界的な大流行が加速しているとの認識を示しました。 そのうえで、テドロス事務局長は感染拡大防止策をサッカーにたとえ、自宅に閉じこもることや人と距離を保つことは守備的な戦い方で、ウイルスに勝利するためには感染が疑われる人すべての検査と隔離、感染経路の特定という攻撃が必要だと強調しました。

心配なことがあります。感染した人や感染が疑われる人への対応は大切なのですが、感染者への偏見や差別が怒ることが懸念されます。
現況を見ていると、海外旅行のような場合は別にして、誰がいつ感染してもおかしくありません。(ドイツの首相が感染する位なのです)。それなのに、感染したことで、隔離はやむを得ないとしても、「あいつのせいで学校が、クラスが休校・学級閉鎖になった。」と非難したり、感染した家族へも励ましの言葉ではなく、「こっちへ来るな。」というような差別偏見を与えたり、ということが起きてはいけないと思うのです。
このことについては、修了式の校長式辞で話しました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1237 (2020.03.24)

校長日誌 錦町の空から NO1237 (2020.03.24)

 子供たちの声が戻りました

 子供たちの声がない学校。私たち教職員も本来の力を発揮できず、元気が出ませんでした。今日からようやく子供たちの歓声、元気な声が戻りました。
 その子供たちを迎えてくれたのは、美しい花々です。
 休校中に地域の皆様が畑を耕し、肥料をあげ、花を植えてくださったのです。

みよしクラブの皆様の花々

錦六会の花々。

錦町支部の花々。

さんさんクラブの花々。

錦東会の花々。

皆さん、ありがとうございます。三小は地域の皆様のお力をエネルギー源として教育活動を進めています。

さあ、いよいよ明日は卒業式。子供たちが練習が全くできない状態での卒業式は、私も初体験です。
子供たちと教職員と保護者の皆さんで力を合わせて臨みます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1236 (2020.03.24)

校長日誌 錦町の空から NO1236 (2020.03.24)

 6年生との会食

 昨年度同様、2月に6年生との会食を行いました。
 全学級、全6年生と会食をする予定で、3月の半ばには終了するはずでしたが、休校により、全員と会食できませんでした。本当に残念!

6年生との話題は、様々。「小学校の思い出は?」とか「中学校で頑張りたい事は?」「中学校で楽しみにしている事は?」という定番ネタから「好きな食べ物は?」とか「趣味は?」などという話題まで。6年生ともなると、大人と話しているのとさほど変わらず、充実した時間を過ごしました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1235 (2020.03.23)

校長日誌 錦町の空から NO1235 (2020.03.23)

 休校も終わり?
 
 今日で休校も解除となりそうです。
 その休校中、教員は「通知表や指導要録をつけたり」、「来年度へ向けての資料を作成したり」、「卒業式や入学式の準備をしたり(ALTも手伝ってくれました)」、「各ご家庭に健康観察の連絡をしたり」、「地域を巡回したり」していました。

鬼公園を巡回する3年生の担任。子供たちに出会うと、声をかけて、健康状態を確認したり、学習の様子を聞いたりしています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1234 (2020.03.22)

校長日誌 錦町の空から NO1234 (2020.03.22)

 HPリニューアル

 先週のこと。皆さんもお気づきになったと思いますが、HPをリニューアルしました。
 COVID-19への対応のため、トップページに次々とお知らせをアップしているうちに、ごちゃごちゃしてきました。そこで、先生方にお願いして「HPトップページのリニューアル」をお願いしました。私と違って、三小の若手の先生方は、センスが良いので、きっと素敵にリニューアルしてくれるだろうと確信してのお願いです。
 さて、しばらくして担当の先生に「どうなった?」と尋ねると、浮かぬ顔というより深刻な表情。「何かあったな?」と思い、トップページを見てみると、真っ白に近い状態に。手違いで消さなくても良いところまで削除してしまったのです。
 ここで「間違いは誰にでもある。」と言うと、人格者校長になれるのでしょうが、私は生来のへそ曲がり。こう言いました。
「おっ!すごい!思いっきりリニューアルしたね!すっごくスッキリした。ごちゃごちゃがなくなって、まっさらだね。」
と思いっきり皮肉。三小の先生は、私のこんな皮肉には慣れているため、笑顔で「済みません。」と謝って、懸命に復旧作業。
 結果、センスの良い、素敵なトップページになりました。私は担当の先生を賞賛したことは言うまでもありません。(ミスに対しても「大丈夫。問題ない。」と伝えました。)
 やはり、私は文章を打つ専門に徹した方が良さそうです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1233 (2020.03.21)

校長日誌 錦町の空から NO1233 (2020.03.21)

 日本の方が安全?

 毎日毎日、テレビも新聞もネットも、COVID-19(新型コロナウィルス)関連のニュースばかりです。それも暗くなるような話題ばかり。株価がどんどん下がって、日本中の契機が悪くなって、東京オリンピック(パラリンピック)も中止や延期の話題が出て・・・。
 ほんの少しでも明るい話題がほしい、と思っていたら、こんな話がありました。
 それは英語のALTのJOE(ジョー)との会話。(先週の木曜日のことです。)
 JOEの出身のアメリカについていろいろ話をしていて、私が
「ジョーはアメリカに帰らないの?」
と聞くと、ジョーは即答で、
「日本にいる。だって、今は日本の方が安全だから。」
と応えました。ジョーのふるさとのニューヨークは、感染拡大が止まらない状況なので、当然なのかもしれません。(ニューヨーク州では、労働者の出勤禁止措置も出たようです。)
 アジア発のCOVID-19ですが、今や欧米の方が感染拡大がひどい状態。私の第二のふるさとのスペインも感染拡大で街はゴーストタウンのよう。フランスの友人に聞いたところ、日本人学校を含め、全校が無期限の休校。
 先行きは専門家でも読めないのでしょうが、もしかすると、ALTが言うように、まだ日本は良いのかもしれません。
 とはいえ、日本も感染拡大状況が収束しているわけではありません。学校教育が再開されたときには、引き続き「うがい・手洗いの徹底」とともに「教室等の定期的換気」等が求められるでしょう。
 とりあえず、来週の火曜日の修了式は行われます。(もちろん、放送による修了式です。)私たち教職員は子供たちと久しぶりに再会できることを楽しみにしています。(ただ、学校に来たいからと言って、具合が悪いのに、無理に来ることはやめてください。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1232 (2020.03.20)

校長日誌 錦町の空から NO1232 (2020.03.21)

 マスクはありますか?

 昨日は、早朝から夕方まで家族のために時間を使いました。いつも僅かな家事しかできていない私としては、せめてもの罪滅ぼしです。帰宅してからも、また出かけて、マスクやハンドジェルを探しに、薬局を回りました。7件回って、マスクは皆無。手指消毒液やハンドジェルも皆無。もちろん、我が家にはまだ妻が騒動前に購入してあったマスクの買い置きがありますが、皆さんのお宅にはそろそろマスクの在庫が尽きかけているのではないでしょうか?

 卒業生と6年生の保護者の皆様には、式に参列する際には、マスクの着用をお願いします。(どうして準備できない場合には、ご相談ください。)また、入り口には手指消毒液を準備しておきますので、会場に入場する前に必ず消毒をお願いします。(手指消毒液は、市教委が準備してくれました。)
 また、体育館は閉め切りではリスクが大きくなることから、式が始まる前までは窓と扉は開放します。(週間天気予報からすると、おそらく、寒くて困るということはないと思います。万が一寒くなった場合には、ストーブをつけます。え?その場合でも窓は開放?無駄に思えますが、感染リスクの軽減のためご了解ください。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1231 (2020.03.20)

校長日誌  錦町の空から NO1231 (2020.3.20)

 休校措置は?

 今、スターバックスコーヒーでこの日誌を書いています。スタバは久しぶりです。以前(けやき台小時代)はほぼ毎日(短時間でも)スタバに来て、ブログを書いていました。校長日誌の多くがスタバで書かれていたのです。それほど私はスタバが大好きです。
 でも、そんなスタバファンの私でも、この数週間(3月以降)は、全く訪れていませんでした。COVID-19(新型コロナウィルス)対応で、忙しかったことと、クラスターの心配があったからです。
 でも、今日は朗報が。安倍総理は、休校措置を解除する方針、とのニュースを見ました。良かった!以前の会見で「卒業式は行ってほしい」旨の話があったのですが、入学式については、全く予測できなかったからです。(三小で毎朝行われている職員朝会で私は「始業式、入学式はもちろん、その後も休校措置は解除され、学校教育は再開されると信じています。」と伝えていました。どうもその通りになりそうです。
 スタバも、今のところ、閉店する様子もありません。(スタバが閉店するようであれば、いよいよ危ない、と私は思っていたので、本当に良かったです。)