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カテゴリ:校長日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO18219 (2021.3.2)

校長日誌 錦町の空から NO1819 (2021.3.2)

 

3年生社会科「立川消防署の方々を招いて」


2月26日(金)2校時に体育館にて立川消防署の皆さんをお招きして、「消防署の仕事」の学習をしました。
  

子供たちにわかりやすく、パワーポイントや消火器を使って、消防署のお仕事について説明してくださいました。(お忙しい中、準備をしてくださって感謝。)

消防署の署員の方とのじゃんけんで勝った子供たち(希望者が多かったのです)が、火事が起きた時の対応訓練。(訓練用の消火器を使わせてもらいました。)

立川警察署に続き、立川消防署にも、体験的な学習をさせていただきました。
これも地域連携ですね。



喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1817 (2021.2.28)

校長日誌 錦町の空から NO1817  (2021.2.28)

 がん教育②ー6年3組道徳授業風景ー


三小は「ねらいを提示し」「この時間で何をするのか?ゴールは何か?」を大切にしています。通常(ほとんどの場合)、ねらいは授業の最初に提示します。しかし、子供たちの興味関心をひくために、あえて冒頭ねらいを提示しないこともあります。今回のこのがん教育についてはまさにそうでした。授業日(2月4日)が何の日か?という発問から開始しました。
子供たちは「???」だったのですが、この後わかります、ということでこの正解はスルー。
今日のねらいを達成するために、絵本屋さん大賞を受賞した「ママはかいぞく」という絵本を紹介。子供たちは「何が始まるのだろう?」と興味津々でした。

ママはかいぞくを読み聞かせ。子供たちは静かに聴き入っていました。

読み聞かせを聞いて、「気づいたこと」や「感じたこと」をグループで共有しました。
子供たちからは「ママは病気だね。」「病気は、きっと癌だよ。」などという声が聞こえました。

グループでの話合いをシェア。さすがは6年生。いろいろな知識を駆使して、予想していました。ここでねらいを提示。2月4日は「世界対がんデー」であり、今日のめあては「がんについて知り、健康により良く生きるために」でした。
この後、まずがんについての基礎知識をシェア。その後、事前にアンケートを採っておいた内容を共有しました。(アンケートの中身=「がんについて知っていること」=子供たちは意外に多くのことを知っていました。日本人の死因のトップががんであること(日本人の二人に一人ががんにかかる)やがんの種類など。ここでポイントは、「日本は世界トップクラスのがん大国」であることと「がんの治癒率が60%」であること、「早期発見なら治癒率は90%」であること、「がんの種類で一番多いのは胃がん」であること、「女性については乳がんが一番多い」ことです。(※私の母親は私が長いないときにがんで亡くなっていますが、「胃がん」でした。ただ、今と昔の一番の違いは、早期発見すれば、90%治癒することです。私の母も現代だったら、生き延びられたのかもしれません。)

子供たちは、「早期発見すれば90%の治癒率」「早期発見には定期健診が大切」ということに、驚き、「帰ったら、家族に『定期健診しな』って言おう。」って言っていました。

子供たちは、「ママはかいぞく」という絵本で主人公のママが海賊のようなバンダナをしているのは、実は、抗がん剤の副作用で髪が抜けたため、バンダナをしている、と気づきました。

この後、がんの体験を話してくれるゲストティーチャーを招いて、体験談をお聞きしました。がんを告知されたときの「不安」「つらさ」などを聞きました。

授業の終末で、授業のまとめとして「健康により良く生きる」とはどういうことなのか?考えたことを書きました。
最後に、担任の講話を聞きました。
担任からは「生きているだけでもうけもの」という言葉がありました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1816 (2021.2.28)

校長日誌 錦町の空から NO1816 (2021.2.28)

 がん教育

 「がん教育」は喫緊の、国をあげて取り組むべき課題となっています。
 文部科学省のHPには、次のように書いてあります。

生涯のうち国民の二人に一人がかかると推測されるがんは重要な課題であり、健康に関する国民の基礎的教養として身に付けておくべきものとなりつつあります。
また、がん対策基本法(平成18年法律第98号)の下、政府が策定したがん対策推進基本計画(平成24年6月)において、「子どもに対しては、健康と命の大切さについて学び、自らの健康を適切に管理し、がんに対する正しい知識とがん患者に対する正しい認識をもつよう教育することを目指し、5年以内に、学校での教育の在り方を含め、健康教育全体の中で「がん」教育をどのようにするべきか検討し、検討結果に基づく教育活動の実施を目標とする」こととされています。

がんは、もはや子供たちにとってとっても身近な問題となっているのです。
このことを踏まえ、三小でも「がん教育」の取り組みが始まりました。推進する主体は「養護教諭」と「担任」です。
その中で、今回は6年生の担任が取り組んだ「がん教育」をお知らせします。(次号へ)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1815 (2021.2.27)

長日誌 錦町の空から NO1815 (2021.2.27)

 音楽科指導教諭による模範授業②


専科教員は、子供たち音作りの発表希望者を募りました。また、教員からとってもユニークな音作りをしていたペアに発表のリクエスト。
(子供たちの中には、とっても息の合った、夫婦のような「かけあい」を見せるペアもいました。)

ペアでの発表が終わったら、振り返り。三小ではどの授業でも振り返りを大切にしています。「紙から出せる音や会話を試して感じたこと」にいうテーマで振り返りました。

(振り返りタイムは、一人一人が1時間の自分の取組みを振り返るため(内省するため)、写真のように、いつもの音楽室スタイルで行います。※音楽室スタイル=椅子を机代わりにして個々で振り返りを記入するスタイル)

最後に振り返り・感想を発表・共有しました。
「紙一枚で色々な音を出せることに驚いた」
「たたく、やぶる、こする…などで音が変わってすごい」
「もっと新しい音を発見したい」
「紙も立派な楽器」などなど、3年生の発想や表現力の豊かさに感嘆しました!

(専科教員の「次回は人数を増やして、グループで音を重ねてみましょう」という次回予告にますますわくわく。最後に「紙も立派な楽器ですね。次回まで大事にしまっておきましょう。」の言葉を聞くと、丁寧に折りたたんでしまう男の子がかわいらしかったです!)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1814 (2021.2.27)

校長日誌 錦町の空から NO1814 (2021.2.27)

 音楽科指導教諭による模範授業①

 三小の音楽専科は、「指導教諭」という職にあります。「指導教諭」とは、先生方を授業実践で指導する立場にある教員です。「指導教諭」は年間3回の模範授業をすることになっています。2学期には「授業力アップ研修」という研修会の講師もして、周辺市から小中高の先生方40名ほどが三小に集まりました。
 3学期はつい先週の木曜日に市内外の音楽専科の先生方が参集して「指導教諭による模範授業」が行われました。その様子をお知らせします。

2月25日(木)5校時 音楽室 3年1組 音楽授業「ペーパーミュージック」(音楽づくり)

 
今日の授業内容やめあて、ヒントになるカードを示した掲示物です。

「紙から出る音を使って会話する」というめあてと聞いて、子供たちは、一様にわくわくした様子でした。授業の導入部で子供たちを惹きつけるのは昔も今も大切です。

 早速、身近な新聞紙やプリントを使って音を出してみました。


まずは一人一人で色々な音を出してみました。これはこれでおもしろい。そこで、次はペアで音を重ねてみました。

ペアの友達が作った音を真似したり、繰り返したり、中にはお互いの新聞紙をぶつけ合って音を楽しんだり・・・。こういう自由試行が今の音楽で大切です。
右側の写真は、50インチテレビで、ペアで会話する際の例示を投影している様子。