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カテゴリ:校長日誌
校長日誌 錦町の空から NO1708 (2021.1.3)
校長日誌 錦町の空から NO1708 (2021.1.4)
教科担任制
2022年から小学校の高学年で「教科担任制」が開始する、という国の方針があります。読者の皆さんも報道でご存じのことだと思います。
一部の教科を先生方がお互いに受け持ち合うのが「教科担任制」です。
例えば、現在三小では音楽と図工と家庭科と外国語の4つは専科の先生が受け持っています。算数も習熟度別ですので、ほとんど専科に近いので、5つの専科と言ってもよいかもしれません。教科担任制は、これをさらに増やし、学年の体育や社会や理科(その時の教師の専門性を活かすことから、教科は未定)等を担任以外が受け持つというものです。つまり、元々の専科と教科担任で、国語と道徳と特活(学級活動)以外は他の先生が教えることになるわけです。
導入のメリットは
・教師の専門性が活かせて、授業の質が向上する。
・教師の働き方改革につながる。(教材研究を担当教科に集中できる。同じ授業を複数学級で実施できる。)
・学級担任以外の教師に教えてもらう機会が増えて、子供たちの個性が、いろいろな教科で発揮できる。
・中1ギャップ(担任がほとんどの教科を担当する小学校から、全教科教科担任制の中学校へのギャップ)が少なくなり、移行がスムーズになる。
学校運営協議会(コミュニティスクール)のメンバーに承認を受けなくてはいけませんが、この教科担任制を三小は来年度から5・6年生で取り組んでいく予定です。手始めとして、3学期から4年生では社会科を校務主幹の先生が受け持ちます。
教科担任制
2022年から小学校の高学年で「教科担任制」が開始する、という国の方針があります。読者の皆さんも報道でご存じのことだと思います。
一部の教科を先生方がお互いに受け持ち合うのが「教科担任制」です。
例えば、現在三小では音楽と図工と家庭科と外国語の4つは専科の先生が受け持っています。算数も習熟度別ですので、ほとんど専科に近いので、5つの専科と言ってもよいかもしれません。教科担任制は、これをさらに増やし、学年の体育や社会や理科(その時の教師の専門性を活かすことから、教科は未定)等を担任以外が受け持つというものです。つまり、元々の専科と教科担任で、国語と道徳と特活(学級活動)以外は他の先生が教えることになるわけです。
導入のメリットは
・教師の専門性が活かせて、授業の質が向上する。
・教師の働き方改革につながる。(教材研究を担当教科に集中できる。同じ授業を複数学級で実施できる。)
・学級担任以外の教師に教えてもらう機会が増えて、子供たちの個性が、いろいろな教科で発揮できる。
・中1ギャップ(担任がほとんどの教科を担当する小学校から、全教科教科担任制の中学校へのギャップ)が少なくなり、移行がスムーズになる。
学校運営協議会(コミュニティスクール)のメンバーに承認を受けなくてはいけませんが、この教科担任制を三小は来年度から5・6年生で取り組んでいく予定です。手始めとして、3学期から4年生では社会科を校務主幹の先生が受け持ちます。
校長日誌 錦町の空から NO1706 (2021.1.2)
校長日誌 錦町の空から NO1706 (2021.1.2)
3学期について
3学期の教育活動については、現在の新型コロナウィルス感染拡大状況を踏まえて、2学期同様「感染拡大防止」を前提に行っていきます。
①2学期同様、ご家庭での健康観察と検温をお願いします。
②「あいてますか」の合言葉を徹底します。(あい=間を開ける=ソーシャルディスタンス、て=手を洗う、ます=マスクをつける、か=換気をする(1時間授業が終わるたびに換気をする。暖房をしながらの換気は暖房効率はよくありませんが、感染拡大防止のためです。)か=加湿をする(各学級の加湿器:しずくちゃん:を活用して、常に加湿をする。))
③「間をあける」ことから、座席はつけない。(ただし、ペアやグループでの話し合いの際は、マスク着用をした上で机を一時的につける。)
④「校内では常時マスクを着用する」ことから、ペアやグループでの短時間の話し合いは行う。ただし、小声での話し合いとする。)
⑤家庭科の調理実習は行わない。(高学年の子供たちが楽しみにしている活動ですが、文科省や都教委や市教委から許可は出ていません。現時点で十分な安全性が確保できる保証がないということだと思います。)
⑥卒業式について:昨年度の卒業式と同様に行います。保護者の皆さんは各家庭2名までの参列となります。式は60分の制限があるので、呼びかけは行いません。
3学期について
3学期の教育活動については、現在の新型コロナウィルス感染拡大状況を踏まえて、2学期同様「感染拡大防止」を前提に行っていきます。
①2学期同様、ご家庭での健康観察と検温をお願いします。
②「あいてますか」の合言葉を徹底します。(あい=間を開ける=ソーシャルディスタンス、て=手を洗う、ます=マスクをつける、か=換気をする(1時間授業が終わるたびに換気をする。暖房をしながらの換気は暖房効率はよくありませんが、感染拡大防止のためです。)か=加湿をする(各学級の加湿器:しずくちゃん:を活用して、常に加湿をする。))
③「間をあける」ことから、座席はつけない。(ただし、ペアやグループでの話し合いの際は、マスク着用をした上で机を一時的につける。)
④「校内では常時マスクを着用する」ことから、ペアやグループでの短時間の話し合いは行う。ただし、小声での話し合いとする。)
⑤家庭科の調理実習は行わない。(高学年の子供たちが楽しみにしている活動ですが、文科省や都教委や市教委から許可は出ていません。現時点で十分な安全性が確保できる保証がないということだと思います。)
⑥卒業式について:昨年度の卒業式と同様に行います。保護者の皆さんは各家庭2名までの参列となります。式は60分の制限があるので、呼びかけは行いません。
校長日誌 錦町の空から NO1705 (2021.1.1)
校長日誌 錦町の空から NO1705 (2021.1.1)
2021年(令和3年)スタート
あけましておめでとうございます。
昨年は災難続きの令和2年(2020年)でした。世界中が新型コロナウィルスの感染拡大でパニック状態の一年でした。
学校でも、マスクの着用・手洗い消毒の徹・底毎日の健康観察・合唱や調理実習等を初めとする学習活動の制限・・・子供たちも教職員も我慢の日々でした。
しかし、4~6年生へのタブレットの配布から希望が見え始めてきました。このまま全員の力を合わせて、第3波を乗り越えていけるのでは?という希望です。
でも、大晦日の昨日、東京都ではまさかの1300人を超える新規感染者数で全国では4500名を超えました。いったいどこまで行くのだろうか?と不安を抱えたままの年明けとなりました。
でも(しかし、でもが何度も繰り返されていて申し訳ありません)、激しい交通事故から視力が回復しない危険性があったものの見事復活優勝を遂げた桃田賢斗さん、コーチ不在のまま不調のスパイラルに陥り四回転どころか三回転さえできなくなった状況から優勝をした羽生弓弦さんから、最後まで諦めない、「レジリエンス」をメッセージとしてもらえました。
桃田選手や羽生選手の「レジリエンス」「折れない心」、そして「目標、夢をしっかり持ち続ける粘り強さ」を目指し、このシンドイ状況に耐え、2学期同様「感染拡大防止策を徹底し」、タブレットを活用しながら、「主体的・対話的で深い学び」を実現していきたいと思います。学校が元気の源となれるように、と願っています。
三小が元気の源になるためには、子供たちと教職員が頑張るだけではダメです。保護者・地域の皆様と関係機関の「連携・協働」が必須です。
今年も引き続き皆様のご支援、ご助力、ご声援、協働をお願いします。
2021年(令和3年)スタート
あけましておめでとうございます。
昨年は災難続きの令和2年(2020年)でした。世界中が新型コロナウィルスの感染拡大でパニック状態の一年でした。
学校でも、マスクの着用・手洗い消毒の徹・底毎日の健康観察・合唱や調理実習等を初めとする学習活動の制限・・・子供たちも教職員も我慢の日々でした。
しかし、4~6年生へのタブレットの配布から希望が見え始めてきました。このまま全員の力を合わせて、第3波を乗り越えていけるのでは?という希望です。
でも、大晦日の昨日、東京都ではまさかの1300人を超える新規感染者数で全国では4500名を超えました。いったいどこまで行くのだろうか?と不安を抱えたままの年明けとなりました。
でも(しかし、でもが何度も繰り返されていて申し訳ありません)、激しい交通事故から視力が回復しない危険性があったものの見事復活優勝を遂げた桃田賢斗さん、コーチ不在のまま不調のスパイラルに陥り四回転どころか三回転さえできなくなった状況から優勝をした羽生弓弦さんから、最後まで諦めない、「レジリエンス」をメッセージとしてもらえました。
桃田選手や羽生選手の「レジリエンス」「折れない心」、そして「目標、夢をしっかり持ち続ける粘り強さ」を目指し、このシンドイ状況に耐え、2学期同様「感染拡大防止策を徹底し」、タブレットを活用しながら、「主体的・対話的で深い学び」を実現していきたいと思います。学校が元気の源となれるように、と願っています。
三小が元気の源になるためには、子供たちと教職員が頑張るだけではダメです。保護者・地域の皆様と関係機関の「連携・協働」が必須です。
今年も引き続き皆様のご支援、ご助力、ご声援、協働をお願いします。
校長日誌 錦町の空から NO1704 (2020.12.31)
校長日誌 錦町の空から NO1704 (2020.12.31)
2020年を振り返る⑤
6年生がTGGと国会の見学をしたのは、12月でした。
今年は国会(衆議院)を議場の座席に着席して、じっくり観察できました。運が良くない科のように見えた6年生。いえいえ。TGGに行けたこと、国会をじっくり見学できたこと・・・とても運が良い。
今年は新学習指導要領が完全実施となった年です。外国語は5・6年生で教科化されました。教科化ということは、評価があるということ(A~Cがついたり、学年末には1~3がついたり)。というわけで、学期末(11月末)に今年学習した英語表現を使って、質疑応答を行いました。(これをパフォーマンス評価と言います。)
外国語の教科化とともに、今年の大きな変化の1つが「一人一台タブレットの配布」です。4~6年生に一人一台タブレットが配布されました。子供たちは家庭で充電し、学校に持参し、学校でいろいろ活用していました。
今年は新型コロナウィルスの感染拡大による休校による授業時間数の確保のため、特別時程(7校時!を設定)や振り替えなしの土曜授業を設定しました。これは子供たちにも、教職員にも負担となっていたかもしれません。
冬休みもあと1週間。ゆっくりご家族で心身の疲れをとってください。
2020年を振り返る⑤
6年生がTGGと国会の見学をしたのは、12月でした。
今年は国会(衆議院)を議場の座席に着席して、じっくり観察できました。運が良くない科のように見えた6年生。いえいえ。TGGに行けたこと、国会をじっくり見学できたこと・・・とても運が良い。
今年は新学習指導要領が完全実施となった年です。外国語は5・6年生で教科化されました。教科化ということは、評価があるということ(A~Cがついたり、学年末には1~3がついたり)。というわけで、学期末(11月末)に今年学習した英語表現を使って、質疑応答を行いました。(これをパフォーマンス評価と言います。)
外国語の教科化とともに、今年の大きな変化の1つが「一人一台タブレットの配布」です。4~6年生に一人一台タブレットが配布されました。子供たちは家庭で充電し、学校に持参し、学校でいろいろ活用していました。
今年は新型コロナウィルスの感染拡大による休校による授業時間数の確保のため、特別時程(7校時!を設定)や振り替えなしの土曜授業を設定しました。これは子供たちにも、教職員にも負担となっていたかもしれません。
冬休みもあと1週間。ゆっくりご家族で心身の疲れをとってください。
校長日誌 錦町の空から NO1703 (2020.12.31)
校長日誌 錦町の空から NO1703 (2020.12.31)
2020年を振り返る④
例年5月末に行っていた運動会。今年は中止にする、という考えもありましたが、子供たちを考えると、「秋に順延」することがベターな判断と考えました。校庭を幾度となく整備し、子供たちが少しでも良い演技ができるように教職員で頑張りました。
9月末の土曜日に運動会を開催。三小は、子供たちが550名。保護者を合わせると、2000名を超えることが容易に想像できました。そこで、1・2年の部、3・4年の部、5・6年の部の3つの「分散運動会」としました。
回復するかと思った天候は、途中から雨天。やむを得ず、3・4年の部の途中で中断することとしました。
10月3日(土)に再度3・4年生の部から再開。
3・4年生の2度目の南中ソーラン。
大成功だった5・6年生の「棒体操」。安全に気をつけながらも、子供たちが達成感をもてるような技を成功させました。
青空の下、高学年らしいリレーで盛り上がりました。
2学期も10月になってようやく、子供たちにいろいろな体験をさせてあげられるようになりました。写真は、東京シティフィルの四重奏の皆さんがクラッシック音楽を子供たちに届けているところ。(もちろん、全校ではなく5年生のみでしたが)
地域の講師の皆さんによる農業体験も復活。実現したのは、地域の講師の皆さんが、子供たちの代わりに米や野菜を丹念に育ててくださっていたから。(写真はバケツ稲の脱穀の様子)。地域連携で市民科の要の1つ。
新型コロナウィルスの感染拡大により今年の小学生(というより子供は皆)はいろいろなことが窮屈になり、かつ楽しい活動ができなくなり、シンドイ思いをしていましたが、一番シンドイ思いをしたのは6年生。6年生は、日光移動教室が中止になっただけでなく、リーダーとしての自覚と行動力を磨くことができる全校遠足も中止、その他様々な活動が中止になったり、極端に活動が制限されました。
そこで、6年生には、国会だけでなく、TGG(Tokyo Global Gateway、つまり東京英語村)も見学・体験してもらいました。
子供たちは、日本語を全く使えない状況ながら、身振り手振りも含め、何とか相手の言っていることを理解しようとし、また自分たちからも一生懸命英語で伝えました。
2020年を振り返る④
例年5月末に行っていた運動会。今年は中止にする、という考えもありましたが、子供たちを考えると、「秋に順延」することがベターな判断と考えました。校庭を幾度となく整備し、子供たちが少しでも良い演技ができるように教職員で頑張りました。
9月末の土曜日に運動会を開催。三小は、子供たちが550名。保護者を合わせると、2000名を超えることが容易に想像できました。そこで、1・2年の部、3・4年の部、5・6年の部の3つの「分散運動会」としました。
回復するかと思った天候は、途中から雨天。やむを得ず、3・4年の部の途中で中断することとしました。
10月3日(土)に再度3・4年生の部から再開。
3・4年生の2度目の南中ソーラン。
大成功だった5・6年生の「棒体操」。安全に気をつけながらも、子供たちが達成感をもてるような技を成功させました。
青空の下、高学年らしいリレーで盛り上がりました。
2学期も10月になってようやく、子供たちにいろいろな体験をさせてあげられるようになりました。写真は、東京シティフィルの四重奏の皆さんがクラッシック音楽を子供たちに届けているところ。(もちろん、全校ではなく5年生のみでしたが)
地域の講師の皆さんによる農業体験も復活。実現したのは、地域の講師の皆さんが、子供たちの代わりに米や野菜を丹念に育ててくださっていたから。(写真はバケツ稲の脱穀の様子)。地域連携で市民科の要の1つ。
新型コロナウィルスの感染拡大により今年の小学生(というより子供は皆)はいろいろなことが窮屈になり、かつ楽しい活動ができなくなり、シンドイ思いをしていましたが、一番シンドイ思いをしたのは6年生。6年生は、日光移動教室が中止になっただけでなく、リーダーとしての自覚と行動力を磨くことができる全校遠足も中止、その他様々な活動が中止になったり、極端に活動が制限されました。
そこで、6年生には、国会だけでなく、TGG(Tokyo Global Gateway、つまり東京英語村)も見学・体験してもらいました。
子供たちは、日本語を全く使えない状況ながら、身振り手振りも含め、何とか相手の言っていることを理解しようとし、また自分たちからも一生懸命英語で伝えました。
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