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2020年3月の記事一覧
校長日誌 錦町の空から NO1242 (2020.03.30)
三小池
三小には玄関前に小さな池があります。三四郎池ならぬ三小池です。
この池は、栓がないため、水の入れ替えができません。そのため、最近少々濁りがありました。そのことに気付いた校庭開放員さんと学校管理員さんが休校中の土日に水の入れ替えをしてくれました。
初めのうちはバケツで水をくみ上げて、バケツが使えなくなると、ちり取りで水をくみ上げて、水抜きをしました。
しばらく乾かした後、水を入れ、そのまま置いて塩素を飛ばしました。
今、わずか三匹ですが、金魚がきれいな水の中で泳いでいます。
三小は、地域の皆さん、保護者の皆さん、教職員の力で教育活動が進められています。
校長日誌 錦町の空から NO1241 (2020.03.29)
修了式校長講話
修了式で私は子供たちに向かってこのような言葉を伝えました。
おはようございます。皆さんの元気な声が職員室まで届きました。校長先生もうれしいです。久しぶりですね。学校がお休みになってから3週間が経ちました。長かったですね。「早く学校に行きたい」と思った人も多かったと思います。でも、校長先生がうれしく感じたことがあります。それは、皆さんが「学校がお休みの間は、なるべく家にいるように」という約束を守っていたことです。学校がお休みの間、三小の先生方は、学区をまわっていました。他の市の先生とお話ししていると、「子供たちが家にいないで、あちこちで遊び回っている」とのことでした。三小の皆さんは、約束を守って家で過ごしていたことについて、校長先生はとてもうれしいです。明日からは春休みですが、まだ新型コロナウィルスは安心できません。できるだけ家で過ごしてください。もちろん、校庭開放もありますので、身体を動かしに来てください。もう1つ。やがて皆さんの身近に新型コロナウィルスに感染する人が出てくるかもしれません。もういつ、誰が新型コロナウィルスに感染してもおかしくありません。ですから、感染したからといって、「○○さんが感染したんだよ」といろいろな人に言ってまわったり、感染してショックな状態の人に向かって、「君のせいで授業ができなくなった」と言ったり、ましてやその人をいじめたりするのはやめましょう。万が一、皆さんの大切な人が新型コロナウィルスに感染したと予想してみてください。その人がみんなから「お前のせいだ」と言われているのを見たり、聞いたするのはつらいでしょう。
さて、三小の一年が今日で終わります。校長先生は先生方が心を込めた書いたあゆみを読みましたが、この一年、皆さんはよく頑張りました。一年でいろいろなことを学び、大きく成長しました。自分の得意なことをさらに伸ばした人がいました。自分が苦手なことに挑戦して、成果をあげた人がいました。友達とかかわるのが苦手だったのに、勇気を出してかかわるようになった人がいました。仲間と力を合わせるのが得意ではなかったのに、体育の授業を通じて、力を合わせる大切さに気付いた人がいました。一年で大きく成長しましたね。
4月からは1つ学年が上がります。今の自分の良さ、自分の強み、自分の得意なことを生かして、そして、自分の課題や苦手なことにも挑戦していって、さらに成長していってください。
※元気な声が返ってきた、と伝えましたが、実際はいつもよりは声の大きさは小さく感じました。大声を出すのはよくない、と言われているので、適正でしょう。
※私はどうも放送で話すのは苦手です。子供たちの顔が見えない状態で話すのは反応も分からず、不安だからです。早く子供たちの顔を見ながら話せるような状態になってほしいものです。
校長日誌 錦町の空から NO1240 (2020/03/28)
3学期修了式
これまで40回近く経験してきた修了式。でも、2020年の修了式は一生忘れることはありません。3週間の休校後の修了式。そして、放送での修了式。
それでも子供たちが元気に登校してきた様子はうれしかったです。
副校長先生の司会進行で進む修了式。
まず私が校長講話。
本来なら、次に児童代表の言葉ですが、今回は中止。
本来なら、この次に校歌斉唱なのですが、合唱は避けなくてはいけないので、中止。
ということで、これで修了式は終了。
続いて、生活指導主任の講話。
今回はやはり新型コロナウィルス対応。家庭学習について(追加の学習プリントを配布)、遊ぶなら学校の校庭開放を、できる限り自宅で過ごす、等々を伝えました。
最後に養護教諭から。「健康観察カード」を渡したので、毎日検温や体調観察をすること、うがい手洗いの徹底、人混みに行かないこと等々を伝えました。
保護者の皆様。健康観察カードの記入のチェックをし、お子さんの体調に問題があったら、学校にご連絡ください。
校長日誌 錦町の空から NO1239 (2020/03/27)
卒業式
挙行できるかどうかわからなかった平成31年度の卒業式。様々な人たち(市教委、学校の教職員、そして保護者の皆さん)の尽力でとうとう実現しました。来賓も在校生代表の5年生も不在でしたが、卒業生と教職員と保護者が力を合わせて素晴らしい卒業式ができました。
素晴らしかったのは卒業生。3月2日午後から休校となって、練習が全くできなかったのにもかかわらず、証書授与も、門出の言葉も、見事にやってのけたのです。
私は式辞で卒業生の素晴らしさをたたえました。(私は担任の先生型には「練習をしていないので、言葉が飛んだり、噛んだり、ミスを重ねたり、失敗が続いたり・・・という状況が当然。とりあえず何とか最後まで到達したらそれで十分。」と言っていました。ところが、6年生は言葉が飛ぶことも、噛むこともほとんどなく声もよく出していました。家で練習はしていたのかもしれませんが、それにしてもすごいです。)
卒業生に拍手!
以下の写真は、前日準備(修了式の日)のときの卒業生の様子です。
卒業生入場。これが上手にできたのは、全校朝会で行進が上手にできているからこそです。日常の力が試されます。
全員合唱。音楽専科が指揮をし、伴奏を卒業生が務めて、全員が素敵な歌声を響かせてくれました。
最後の合唱曲。「旅立ちの日に」を今度は指揮なしで、音楽専科が伴奏をして、子供たちが自分たちだけの力で歌い上げます。
2曲を合唱しきったのは6年生の底力。
退場する直前の6年生。
退場。練習をしていないのに、素晴らしい退場でした。
6年生。卒業、おめでとう!
校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)
卒業式
135万アクセスを達成しました。そのお祝いと、何より今日の卒業式のお祝いで下の写真を掲載します。
三小校庭の満開に近い桜。
さらに、校庭から校舎を見た図は下の通り。
校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)
気に掛かること
ニュースで次の報に触れました。
WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスの「パンデミックが加速している」として、改めて危機感を示しました。WHOのテドロス事務局長は23日の会見で、わずか4日間のうちに感染者数が10万人増えて30万人に到達したなどとして、新型コロナウイルスのパンデミック=世界的な大流行が加速しているとの認識を示しました。 そのうえで、テドロス事務局長は感染拡大防止策をサッカーにたとえ、自宅に閉じこもることや人と距離を保つことは守備的な戦い方で、ウイルスに勝利するためには感染が疑われる人すべての検査と隔離、感染経路の特定という攻撃が必要だと強調しました。
心配なことがあります。感染した人や感染が疑われる人への対応は大切なのですが、感染者への偏見や差別が怒ることが懸念されます。
現況を見ていると、海外旅行のような場合は別にして、誰がいつ感染してもおかしくありません。(ドイツの首相が感染する位なのです)。それなのに、感染したことで、隔離はやむを得ないとしても、「あいつのせいで学校が、クラスが休校・学級閉鎖になった。」と非難したり、感染した家族へも励ましの言葉ではなく、「こっちへ来るな。」というような差別偏見を与えたり、ということが起きてはいけないと思うのです。
このことについては、修了式の校長式辞で話しました。
校長日誌 錦町の空から NO1237 (2020.03.24)
子供たちの声が戻りました
子供たちの声がない学校。私たち教職員も本来の力を発揮できず、元気が出ませんでした。今日からようやく子供たちの歓声、元気な声が戻りました。
その子供たちを迎えてくれたのは、美しい花々です。
休校中に地域の皆様が畑を耕し、肥料をあげ、花を植えてくださったのです。
みよしクラブの皆様の花々
錦六会の花々。
錦町支部の花々。
さんさんクラブの花々。
錦東会の花々。
皆さん、ありがとうございます。三小は地域の皆様のお力をエネルギー源として教育活動を進めています。
さあ、いよいよ明日は卒業式。子供たちが練習が全くできない状態での卒業式は、私も初体験です。
子供たちと教職員と保護者の皆さんで力を合わせて臨みます。
校長日誌 錦町の空から NO1236 (2020.03.24)
6年生との会食
昨年度同様、2月に6年生との会食を行いました。
全学級、全6年生と会食をする予定で、3月の半ばには終了するはずでしたが、休校により、全員と会食できませんでした。本当に残念!
6年生との話題は、様々。「小学校の思い出は?」とか「中学校で頑張りたい事は?」「中学校で楽しみにしている事は?」という定番ネタから「好きな食べ物は?」とか「趣味は?」などという話題まで。6年生ともなると、大人と話しているのとさほど変わらず、充実した時間を過ごしました。
校長日誌 錦町の空から NO1235 (2020.03.23)
休校も終わり?
今日で休校も解除となりそうです。
その休校中、教員は「通知表や指導要録をつけたり」、「来年度へ向けての資料を作成したり」、「卒業式や入学式の準備をしたり(ALTも手伝ってくれました)」、「各ご家庭に健康観察の連絡をしたり」、「地域を巡回したり」していました。
鬼公園を巡回する3年生の担任。子供たちに出会うと、声をかけて、健康状態を確認したり、学習の様子を聞いたりしています。
校長日誌 錦町の空から NO1234 (2020.03.22)
HPリニューアル
先週のこと。皆さんもお気づきになったと思いますが、HPをリニューアルしました。
COVID-19への対応のため、トップページに次々とお知らせをアップしているうちに、ごちゃごちゃしてきました。そこで、先生方にお願いして「HPトップページのリニューアル」をお願いしました。私と違って、三小の若手の先生方は、センスが良いので、きっと素敵にリニューアルしてくれるだろうと確信してのお願いです。
さて、しばらくして担当の先生に「どうなった?」と尋ねると、浮かぬ顔というより深刻な表情。「何かあったな?」と思い、トップページを見てみると、真っ白に近い状態に。手違いで消さなくても良いところまで削除してしまったのです。
ここで「間違いは誰にでもある。」と言うと、人格者校長になれるのでしょうが、私は生来のへそ曲がり。こう言いました。
「おっ!すごい!思いっきりリニューアルしたね!すっごくスッキリした。ごちゃごちゃがなくなって、まっさらだね。」
と思いっきり皮肉。三小の先生は、私のこんな皮肉には慣れているため、笑顔で「済みません。」と謝って、懸命に復旧作業。
結果、センスの良い、素敵なトップページになりました。私は担当の先生を賞賛したことは言うまでもありません。(ミスに対しても「大丈夫。問題ない。」と伝えました。)
やはり、私は文章を打つ専門に徹した方が良さそうです。
校長日誌 錦町の空から NO1233 (2020.03.21)
日本の方が安全?
毎日毎日、テレビも新聞もネットも、COVID-19(新型コロナウィルス)関連のニュースばかりです。それも暗くなるような話題ばかり。株価がどんどん下がって、日本中の契機が悪くなって、東京オリンピック(パラリンピック)も中止や延期の話題が出て・・・。
ほんの少しでも明るい話題がほしい、と思っていたら、こんな話がありました。
それは英語のALTのJOE(ジョー)との会話。(先週の木曜日のことです。)
JOEの出身のアメリカについていろいろ話をしていて、私が
「ジョーはアメリカに帰らないの?」
と聞くと、ジョーは即答で、
「日本にいる。だって、今は日本の方が安全だから。」
と応えました。ジョーのふるさとのニューヨークは、感染拡大が止まらない状況なので、当然なのかもしれません。(ニューヨーク州では、労働者の出勤禁止措置も出たようです。)
アジア発のCOVID-19ですが、今や欧米の方が感染拡大がひどい状態。私の第二のふるさとのスペインも感染拡大で街はゴーストタウンのよう。フランスの友人に聞いたところ、日本人学校を含め、全校が無期限の休校。
先行きは専門家でも読めないのでしょうが、もしかすると、ALTが言うように、まだ日本は良いのかもしれません。
とはいえ、日本も感染拡大状況が収束しているわけではありません。学校教育が再開されたときには、引き続き「うがい・手洗いの徹底」とともに「教室等の定期的換気」等が求められるでしょう。
とりあえず、来週の火曜日の修了式は行われます。(もちろん、放送による修了式です。)私たち教職員は子供たちと久しぶりに再会できることを楽しみにしています。(ただ、学校に来たいからと言って、具合が悪いのに、無理に来ることはやめてください。)
校長日誌 錦町の空から NO1232 (2020.03.20)
マスクはありますか?
昨日は、早朝から夕方まで家族のために時間を使いました。いつも僅かな家事しかできていない私としては、せめてもの罪滅ぼしです。帰宅してからも、また出かけて、マスクやハンドジェルを探しに、薬局を回りました。7件回って、マスクは皆無。手指消毒液やハンドジェルも皆無。もちろん、我が家にはまだ妻が騒動前に購入してあったマスクの買い置きがありますが、皆さんのお宅にはそろそろマスクの在庫が尽きかけているのではないでしょうか?
卒業生と6年生の保護者の皆様には、式に参列する際には、マスクの着用をお願いします。(どうして準備できない場合には、ご相談ください。)また、入り口には手指消毒液を準備しておきますので、会場に入場する前に必ず消毒をお願いします。(手指消毒液は、市教委が準備してくれました。)
また、体育館は閉め切りではリスクが大きくなることから、式が始まる前までは窓と扉は開放します。(週間天気予報からすると、おそらく、寒くて困るということはないと思います。万が一寒くなった場合には、ストーブをつけます。え?その場合でも窓は開放?無駄に思えますが、感染リスクの軽減のためご了解ください。)
校長日誌 錦町の空から NO1231 (2020.03.20)
休校措置は?
今、スターバックスコーヒーでこの日誌を書いています。スタバは久しぶりです。以前(けやき台小時代)はほぼ毎日(短時間でも)スタバに来て、ブログを書いていました。校長日誌の多くがスタバで書かれていたのです。それほど私はスタバが大好きです。
でも、そんなスタバファンの私でも、この数週間(3月以降)は、全く訪れていませんでした。COVID-19(新型コロナウィルス)対応で、忙しかったことと、クラスターの心配があったからです。
でも、今日は朗報が。安倍総理は、休校措置を解除する方針、とのニュースを見ました。良かった!以前の会見で「卒業式は行ってほしい」旨の話があったのですが、入学式については、全く予測できなかったからです。(三小で毎朝行われている職員朝会で私は「始業式、入学式はもちろん、その後も休校措置は解除され、学校教育は再開されると信じています。」と伝えていました。どうもその通りになりそうです。
スタバも、今のところ、閉店する様子もありません。(スタバが閉店するようであれば、いよいよ危ない、と私は思っていたので、本当に良かったです。)
校長日誌 錦町の空から NO1230 (2020.03.18)
来年度へ向けて②
自治連の伊藤さんが三小の畑を耕作してくださったことを受けて、三小の教員も休校中に畑仕事をしました。
授業があるときは、なかなか畑仕事ができません。伊藤さんや市川さんたちに任せきりとなっています。休校中の今こそ、来年度へ向けて耕す、耕す・・・。
職員室前の畑も耕す、耕す・・・。
菜の花が満開ですが、子供たちに見てもらえないのが残念。(校庭開放に来てね。)
校長日誌 錦町の空から NO1229 (2020.03.17)
来年度へ向けて
海外、特に欧州でのCOVID-19(新型コロナウィルス)感染拡大が止まりません。一時、欧州で日本人がひどい差別(中国人と日本人の区別がつかず、アジアというひとくくりでの差別?)を受ける、という報道がありましたが、もしかすると、今や欧州が逆に差別を受けかねません。
日本も、「この先、いったいどうなるのだろう?」という不安感が広がっているように感じます。
そんな中ですが、三小は、来年度は通常に教育活動を行える、という前提で進めています。(しないのどの学校も、否日本中のどの学校も同じ思いでしょう。)
さらに言うと、三小の地域の皆さんも同じ思いでしょう。
下の写真をご覧ください。
自治連の伊藤さんが土曜日に来年度へ向けて畑を耕してくださいました。
校長日誌 錦町の空から NO1228 (2020.03.16)
図書貸し出し
先週から火曜日、金曜日に図書の貸し出しを行っています。初日の火曜日に貸し出しに来た子供は22名。ただ、この日は雨天だったので、この人数も仕方ありません。
打って変わって先週の金曜日は、13時からの貸し出し開始直後の13時15分に図書室に行ってみると、わずか15分で13名。この後の確認をしていませんが、おそらくは残りの2時間15分で火曜日を大きく上回ることは間違いないでしょう。
中央図書館から貸し出しを受けた図書300冊。この日は、中央図書館長も様子を見に来ていて、私に「校長先生。不足するようだったら、さらに追加貸し出しをします。」と言ってくださいました。
手作業のため、子供たちは貸し出しカードに記入。図書館支援員と教員が見守ります。
今週は金曜日が休日のため、火曜日と木曜日が貸出日です。
校長日誌 錦町の空から NO1227 (2020.03.15)
休校から2週間
3月2日の午後から休校となり、2週間が経ちました。先週から担任が各ご家庭に子供たちの健康観察のためお電話を始めました。(2回線のうち1回線しか使えないので、全家庭に連絡が行くのに時間がかかります。ご了承ください。また、校庭開放や図書貸し出しで子供たちの健康観察ができたご家庭については、ご連絡がいきません。)
先週の金曜日、学童クラブに行くと、子供たちがドリルなどに一生懸命取り組んでいました。感心しました。ただ、休校も2週間となって、ドリルだけでは子供たちもそろそろキツくなってくると思います。
おすすめは、楽しみながら学びとなる「NHK for School」です。本校のトップページにリンクを掲載しています。( https://www.nhk.or.jp/school/kids/ )
校長日誌 錦町の空から NO1226 (2020.03.14)
休校中
安倍総理大臣の記者会見を見ながら(聞きながら)日誌を書いています。
総理は「現時点で緊急事態ではない」と述べられていました。とりあえずホッとしました。先日、卒業式へ向けて会場準備を行いました。緊急事態宣言が出れば、場合によっては卒業式も中止になりかねません。現時点では(19日の専門家会議で変わるかもしれませんが)、卒業式が、卒業生と卒業生保護者(各家庭2名まで)と教職員で執り行うことができそうです。
卒業生・保護者の椅子をきれいに拭き清めています。
卒業式会場の飾り作成中。
飾りを取り付け中。
紅白幕の取り付け、そして話合い中。
練習もできなければ、参列人数も絞られていて、しんどい状況ですが、卒業生のため、みんなで盛り上げていきます。
校長日誌 錦町の空から NO1225 (2020.03.12)
3月11日
3月11日(水)午後2時46分。副校長先生が校内と校庭に放送を入れて、東日本大震災でお亡くなりになった方々に黙祷を捧げました。
職員室で。
校庭で。
今日から担任が順次各家庭に電話でご連絡を差し上げます。
子供たちの健康観察のためです。発熱の有無や体調の様子を聞きます。学校の回線は2回線ですが、そのうち1回線は、緊急用に開けてありますので、1回線のみでご連絡するため、全家庭にご連絡がいくのに時間がかかると思います。ご理解ください。
校長日誌 錦町の空から NO1224 (2020.03.11)
鎮魂
今日は東日本大震災から9年。未だに4万人以上が避難生活を余儀なくされています。亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。
私もあの日(3月11日)のことを未だに忘れられません。ニューヨーク日本人学校に行く直前に、東京も大きく揺れ、すぐに我が子を学校まで迎えに行きました。帰宅後、我が子と二人でテレビを見ていると、津波が押し寄せている映像が映し出されました。車が迫り来る津波に気付かず、飲み込まれる寸前で映像が切れるのも見ました。
その後3月14日に何とか文科省で辞令を受け、成田空港へ向かい、ニューヨークに到着しました。ニューヨーク到着後も、ずっと日本の映像を見続けました。ニューヨーク日本人学校では、先生方と生徒会の発案で震災チャリティーコンサートを行いました。教員である限り、ずっと忘れません。そして災害が起きたら、子供たちの命を守るために教職員集団と全力を尽くす、という気持ちを改めてもちました。