日誌

学校のできごと

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO298 (2018/08/11)

校長日誌 錦町の空から NO298 (2018/08/11)

 学校閉庁日
 
 今日から学校が閉庁します。土日はともかく、来週の月曜日から水曜日まで、平日も閉庁するのです。これまでの学校の歴史の中で、平日に閉庁するのは初めてでしょう。画期的です。
 三小の先生方をはじめ立川市の先生方は、学期中も遅くまで仕事をしています。(朝も6時台に結構多くの先生方が出勤しています。)閉庁にでもしない限り、先生方は働き続けます。ほとんどの先生方は休暇を大幅に残して一年を終えます。まさにブラックですね。このような状況が続くと、先生方が良いパフォーマンスができるわけもありません。いや、いつの日かバタバタと倒れるでしょう。
 ですから、市教委が閉庁日を設けたのは、画期的で、結果的に子供たちのためになると確信します。
 ちなみに、私も、この機会にしっかり休暇を取ります。
 ですから、この期間はブログの更新は一日1回です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO297 (2018/08/10)

校長日誌 錦町の空から NO297 (2018/08/10)

 雨にも負けず

 「台風13号が関東地方直撃!」のニュースが出た6日月曜日に、学校評議員の市川さんが学校を訪れました。
 バケツ稲の生育状態を確認しに来たのです。私が「稲は順調ですか?」と尋ねると、市川さんは「順調すぎるくらいです。ちょっと生育が早いかなあ・・・。」とちょっぴり心配していました。
 私の心配は、台風でしたが、市川さん曰く、
「稲穂が出たら、風で倒れてしまう可能性がありますが、まだ柔軟なので、風が吹いても大丈夫でしょう。」
とのことでした。
 さすがはお米のプロフェッショナル。とにかく人間以外の生き物を育てるのが苦手な私としては、市川さんがいてくださることがどんなに心強いことか。


で、台風13号の雨風に負けることなく、すくすくと成長し続けるバケツ稲でした。さすがは読売新聞に載ったバケツ稲。市川さんたちと子供たちの愛情をたっぷり受けて、元気です。

稲の穂が出ましたよ!


屋上から見ると、分厚い雲が次々に切れて、青空が
見えましたよ。なぜ屋上かというと、水がたまって
ないかを見に行ったからです。無事雨漏りなしでした。

去年の6年生が、残してくれたポップカードを飾っています。
ポップとは、本の紹介を書いたカードです。実際の本屋さん
に見られますが、小学生らしいポップカードです。これは
「サマーウォオーズ」のノベライズ!絵が映画そっくり!

こうやって、毎年卒業生のポップカードを飾って
くれています。今年の6年生も宿題でつくってい
るようです。いい伝統ですね。

じつはプール納めの後も、循環器等の機械の点検も
終わり、今日水の大元の栓を、用務主事さんが閉め
ました。(閉栓といいます。)これで、とうとう水泳
に関わる事がすべて無事に終わりました。薬品の抜け
たプールにこれから、トンボやかえるが卵をうみます。

市川さんが、今日学校にいらして「穂が出たよ!」
と教えてくださいました。よーく見ると次々と出て
いました。もっと、アップで撮ればよかったです。
今年は早い!できも今のところ上々だそうです。
昨年は雨と低温で心配でしたが、本当に天候と農
作物は切り離せません。

中学年の教室から


うまい!4年生の俳句です。字も絵も上手です。
そして、「なるほど!」と思う発見がいいですね。
思わず今日夕涼みしようかなと思います。

写真が切れてしまいましたが
「ふうりんの音を聞くこときもちいい」
です。俳句ももちろん、絵が4年生とは思
えないタッチです!風鈴の心地よい音が聞こ
えてくるようです。

すごい、付箋紙の量です。3・4年生では
辞書を使い始める学年ということもあり、
この取り組みにどこもしっかり行えました!


そうそう、4年生は都道府県名を、漢字で書くようになりました。
一生懸命「県名」を練習しましょう....。さぶ

新潟・岐阜・愛知・・・。難しいけど
今のうちに覚えましょう。

てるてるさんありがとう!


雨だけでなく、風も強かった台風でした。校庭にも
大きな水たまり。でも、学校に着いたら、雲が切れ
始めました。

プールの横の梅の木から、実がたくさん落ちていました。
台風の進路に当たる地域の、果樹園などは大丈夫でしょうか?

鳥たちも、2日間ろくに食べられなかったでしょう。
芝生の虫などをむさぼるように食べていました。すご
い数です。

やあ!元気に第二学童に向かう1年生。子ども
に会えると、ほっとします!おや?何をつるし
ているの?

ああ、てるてる坊主ですね。作ったのかな、それとも、
6年生のもらったものかな?おかげでこのあとどんどん
晴れましたよ!

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO296 (2018/08/09)

校長日誌 錦町の空から NO296 (2018/08/09)

 自分中心で考えないことの大切さ

 台風13号が通り過ぎました。猛烈な風雨を予想していましたが、立川や私の住まいのある小平は、それほどでもありませんでした。(それでも、関東の沿岸沿いは大変だったと思います。)今日も休暇をもらっていたので、副校長先生に確認したところ、「ぐるっと巡回しましたが、特に変わったことはありませんでした。」とのことでした。良かった。
 と、まずは三小の無事を確かめたところで、次に気になったのは、伊豆諸島です。私は、教頭を拝命したのが、御蔵島小中学校。竹芝桟橋から船で7時間半のところにあります。(三宅島と御蔵島の間です。)小さな離島で、私が教頭をしていた頃の島の人口は270人余。日本で二番目に小さい村です。(一番は青ヶ島村)。
 離島では、台風の影響をもろに食らうため、台風の情報には常に敏感でした。(ちなみに、学校の体育館は猛烈な台風によって屋根が吹き飛ばされたそうです。)
 台風が島の近くを通ったときは、猛烈な雨風で大変でした。台風が通り過ぎて、学校を巡回したところ、頑丈な作りの学校の施設にはびくともしていませんでいた。でも、さすがに、校庭や裏山は、倒れた木々や吹き飛ばされた枝で大変なことになっていました。
 教員とそれらを片付け、仕事を終えて島の食堂で事務長さんと夕食をとっていたときです。テレビのニュースで、あるアナウンサーがこう言いました。
「幸い、台風は進路が大きくずれて、日本にはほとんど被害はありませんでした。」
 これを聞いていた私たちや島の人たちは、怒り心頭。
「島は大変だったんだ。日本は被害がないって、どういうこと?」

 実際、台風は進路を大きく東にとって、本土にはほとんど影響はなかったのですが、離島ももちろん日本です。
 こういうときに、少数派は忘れられがちです。本来はこう言うべきだったのでしょう。
「伊豆諸島には、被害はありましたが、その後大きく進路が外れたために、本土への影響はほとんどありませんでした。」
 多文化共生というキーワードを考えると、最終的に多数派の意見で決着したとしても、やはり少数派にも配慮はしなくてはいけない、と感じた離島での教頭経験でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO295 (2018/08/08)

校長日誌 錦町の空から NO295 (2018/08/08)

 「校長先生っ!」と呼ばれると・・・

 NO293(8月7日)で、三小の子供に会った際、「校長先生」と呼ばれなかったことを書きました。
 ふと思い出しました。
 ニューヨーク日本人学校のときのこと。休日に日本食を置いてあるスーパーマーケットに家族で行きました。日本食が置いてあるので、日本人が集まるのは当然です。しかし、時間が開店まもなかったため、「まさか、まだ日本人学校の子供たちはいないだろう」と高をくくっていました。
 ところが!突然!
「校長先生っ!!」
と子供の声が。
 振り返ると、そこには1年生の姿が!
 ちょっぴり動揺して、でも気を取り直して、「こんにちは!」と挨拶すると、その男子は、それで終わりませんでした。
「お父さん、お父さ~ん!」
とスーパーマーケット中に響く声で
「お父さん、校長先生がいたよ!」
とお父さんを呼ぶではありませんか。
 これでさらに動揺していると、その男子のお父さんが姿を現し、
「ああ、本当だっ!校長先生ではありませんか!」
と有名人を見つけたかのような反応!
 それでは終わらず、さらに
「おお、○○(その男子の名前)。校長先生に挨拶はしたのか?」
と子供に声をかけたではありませんか。
「ううん。まだしていない。」
と応えると、お父さんは、
「ダメじゃないか。ちゃんと挨拶してきなさい。」
と指示。「え~っ、いいよ~。」とたじろぐ私を尻目に、親子(父子)で私の所まで来て、深々と頭を下げ、
「校長先生、こんにちはっ!」
とこれまたスーパーマーケット中に響く声で挨拶してくれました。
 ありがたいことなのですが、もうスーパーマーケット中のお客さんが
「へえ~っ。あの人、校長先生なんだ~。」
という好奇の目。
 買い物をしたものをレジへ置くと、オーナーさんが
「あれ?お客さん、校長先生だったんですね~。」
と私は秘密を知ってしまったぞ~という何か微妙な笑みをたたえて私が買った品物をチェック。(へえ~。校長先生、こんなものが好きなんだ~という感じ。校長と言ってもごくごく平凡な人間なので、高級品を食べるわけではありません。)
 というわけで、その店では私の立場が知られることとなりました。
 スーパーマーケットを退出するとき、先ほどの男子が
「校長先生~っ、さようなら~っ!」
と元気に挨拶してくれました。
 う~む。まだ社長!と言われた方が気が楽ですね。
 でも、「校長」という言葉の重みを受け止めなくては!と思う今日この頃です。

台風接近中


6年生は、日光のことをまとめました。観光パンフレット
ふうで、丁寧にまとめています。眠り猫の秘密もよくわか
りました。ほかにも力作がいっぱい!日光は1学期の素敵
な思い出の一つですね。

見回りの、日直の先生は、この看板のある教室
に行くと、えさをあげます。

日光から帰ってきた6年生へのメッセージです。以前お伝え
したかと思いますが、大事に飾ってありました。

6月というとまだ、ひらがなを覚えたての
頃だと思いますが、丁寧に書いてありますね。

どんな5年生になりたいのか。頼りにされるとは
どのような姿か。じっくりと話し合ったのですね。

強く降ったり、突然やんだり。この写真のように日が
さすのに、雨だったり。台風特有の空模様。今夜は十
分に気を付けてください。明日の稲当番はお休みだそ
うです。それはそうですよね。

徹底的にお掃除


長期休業日定例の、換気扇の大掃除です。
もしほこりが給食に落ちたら大変です。

梯子をかけて、外して徹底的にお掃除。
外すとこんな穴が開いているんです。

業者さんが一つ一つ丁寧に洗っています。
安心です。嵐の中の作業です!この写真
だけ、首を曲げて、横向きに見てください。


各教室のクーラーも徹底的に、業者さんが掃除します。
そうしないと冷房の効率が悪くなるからです。フィルターは、
用務主事さんが掃除をしてくれますが、業者じゃないとでき
ない奥の部品などを掃除です。

こんな道具を使って、徹底的にお掃除してくれ
ました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO294 (2018/08/08)

校長日誌 錦町の空から NO294 (2018/08/08)

 学校から子供の声が消えました。
 終業式から2週間。夏休み水泳教室、補習等々で8月3日まで子供たちの声が学校内に響いていました。でも、8月3日をもって、三小は静まり返りました。


夏休み水泳教室の最終日は、高学年。最後の水泳教室ということで、水球に取り組みました。プールを2つにわけて、5年生の男女対抗、6年生の男女対抗で取り組みました。

この夏休み水泳教室で子供たちの歓声が響いた後、ピタッと静かになりました。
主役がいなくなって静まりかえる三小のプール。

本格的な夏休みに突入という感があります。
この後、8月29日(水)まで3週間あまり。
それぞれの夏休みを過ごして、8月30日(木)の始業式には、また元気な子供たちと再会したいですね。