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カテゴリ:校長日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から No594 (2018.12.28)

校長日誌 錦町の空から No594 (2018.12.28)

 2学期を振り返る①ー外国語②ー

 (前号より)
 前号と同じ写真です。

黒板の左端をご覧ください。外国語授業で大切な5つのポイントが掲示されています。
1つ目は、「クリアボイス」」。聞き取りやすい声の大きさで話すこと。
2つ目は、「リッスンケアフリー」。注意深く聞くこと。(日本人の得意分野)。
3つ目は、「スマイル」。笑顔。(これは日本人が苦手ですね。)
4つ目は、「アイコンタクト」。相手の目を見て話すこと・聞くこと。
5つ目は、「リアクション」。反応すること。(これは学芸会でも担任の先生方が子供たちに指導していました。)
この5つって、実は外国語にとどまらず、日常のコミュニケーションで大切な5つですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO593 (2018.12.28)

校長日誌 錦町の空から NO593 (2018.12.28)

 2学期を振り返る①ー外国語①ー
 
 年の瀬にその学期の活動を振り返りたいと思います。その1は、外国語。ご存じの通り、三小は、市内で唯一の英語の専科がいます。
 専科教員が配置されていると言うことは、それだけ外国語に力を入れているということです。12月にその専科教員が市教研(立川市立小学校教育研究会)で市内の先生方に授業を公開しました。その様子を紹介します。

 今回の授業の単元は「what time do you get up ?」(何時に起きますか?)。「何時に起きますか?」、「何時に学校に行きますか?」、「何時にお昼ご飯を食べますか?」など日常生活で自分の生活と他の人の生活を比べる単元です。
 外国語でも他のどの授業でも大切なのは、めあて。今日の授業のめあては、黒板に掲示されているとおり、「外国の生活と自分の生活を比べて、紹介し合おう」です。
教科書では、自分の生活と級友の生活を比べるつくりになっていますが、今回は専科教員があえて外国の子供たちと自分たちを比べさせたい、という想いからこのねらいとなりました。
 その理由を尋ねてみると、次のように話してくれました。
「三小の6年生は、日常の会話から、外国への興味関心がとても強いことがわかります。多文化共生を目指したいという私の思いもあり、自分たちの日常生活と外国の子供たちの日常生活を比べることで、子供たちにこのような多文化共生の考え方をもってほしいと思いました。それは『日本の生活が当たり前と思っていたら、外国はかなり違うんだ。でも、違いがあったからって、どっちが正しいというわけじゃない。どっちも良いんだ。それぞれの良さがあるんだ。』ということです。」
 今回、外務省の子ども向けのHPに諸外国の子供たちの日常生活が紹介されているものを見つけたそうです。そのHPを、子供たちが調べ(総合的な学習で行いました)、発表する形をとりました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO592 (2018.12.27)

校長日誌 錦町の空から NO592 (2018.12.27)

 63万アクセス達成

 年の瀬。急に寒くなってきましたね。外は寒くても、三小のHPは熱い!
 冬休みに入っても、保護者や地域、関係者の皆さんはしっかりHPをチェックしてくださっているのがわかります。
 とうとう63万アクセス達成です。最近は3~4日から、1週間程度で1万アクセス増加となっています。
 この原動力となっているのが、本校の副校長先生です。怒濤の勢いで、休業中とは思えない更新をしています。
 一方、私は最近ペースダウン。読者の皆さんからは、「校長先生。苦し紛れの『給食コーナー』もなくなり、ネタ切れですね。」と言われそうですが、ネタはあるのです。でも、公私ともに忙しくてアップできていません。
 ということで、今日は、63万アクセス達成を祝して、これくらいで。とにもかくにもご愛読ありがとうございます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO591 (2018.12.26)

校長日誌 錦町の空から NO591 (2018.12.26)

 終業式

 今日から1月7日まで長い冬休みに入ります。子供たちにとっては、面白いテレビが目白押しだし、大掃除で家族の一員としての意識はもてるし、家族で過ごす時間は多いし、何よりお年玉が楽しみだし・・・と良いことずくめの冬休みですね。
 さて、昨日の終業式の様子をお知らせしましょう。

2学期頑張ったことの発表。2年生が担当です。発表前は、舞台下で思いっきり緊張していましたが、いざ始まってみると、ゆっくり、はっきり、大きな声で発表できました。(こういう大舞台を経験すると、その経験値は後に生きてくる。)
舞台から下りてきた2年生が校長から握手を求められたのは、当然です。
最後に、校歌を元気よく斉唱しました。

終業式後、冬休みの生活について生活指導の先生がお話ししました。

ここ数週間、小学生の交通事故が多いことから、「アイコンタクト」について
子供たちに確認しました。「運転手さんと目と目が合っているかどうかを確かめてから横断しましょう。」とお話ししてくれましたが、危険を回避するために大切なポイントです。




喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO590 (2018.12.25)

校長日誌 錦町の空から NO590 (2018.12.25)
 いよいよ終業式。体育館で次の講話をしました。

 おはようございます。いよいよ明日から冬夏休み。お正月も楽しみですね。その前に、今日先生方からあゆみが渡されます。先生方が時間をかけて、心を込めて書いてくださいました。校長先生は、先生方が書いてくださったあゆみを読みました。皆さんが2学期一生懸命頑張ったことや、これから皆さんが頑張らなくてはいけないことが詳しく書いてありました。今日は、その一部を紹介しましょう。

 

 まずは1年生。

・道徳の「ええところ」の学習では、自分の良いところと友達のよいところを見つけることができました。友達のよさをたくさん見つけ、認め、ほめることができる姿に感心しました。

※人の良さを見つけて、ほめることができる人って、本当にステキですね。三小のみんながそうなってほしいです。

・算数の繰り下がりのある引き算の学習では、繰り下がりの計算の仕方をみんなの前でわかりやすく説明することができました。

※本当にわかっている人は、人にわかりやすく説明することができます。人に説明したり、教えたりができれば、さらに勉強がわかるようになります。

・学芸会「はだかの王様」では、ナレーターを務めました。劇の最初と最後の大事な役でしたが、大きな声で頑張りました。

※学芸会って、ついつい主役に目が行ってしまいますが、主役が目立つのは、脇役の人たち、ナレーターの人たち、ライト役の人たち・・・というたくさんのサポートの人たちがいるからです。学芸会が大成功したのは、主役の人はもちろん、みんなで力を合わせて協力したからこそです。

 

 次に、2年生。

・算数「かけ算」では、九九に興味を持ち、家でも繰り返し練習してすらすらと上手に唱えることができ、学級のお手本です。

※勉強には、漢字とか、九九とか計算などのように、繰り返し繰り返し取り組まないとできないものがあります。コツコツと続ける力って大切ですね。

・生活科「探検の発表会」では、学級の代表に立候補して、一年生の前で大きな声で代表の言葉を言うことができ、立派でした。

※何かを話すときには、「何のために話すのか?」「誰に向かって話すのか?」をいつも考えていなくてはいけません。調べてまとめてお終い、より、誰かに向かって伝えた方がしっかり頭に残りますね。

・体育の鉄棒では、友達の動きをよく見たり、良いところを積極的に取り入れたりして、地球回りが上手にできるようになりました。

※学ぶというのは、「まねぶ」という言葉から来ています。体育でも、国語でも、音楽でも、英語でも、手本となる先生や友達の良いところをしっかりまねていくと、力がついてきますね。

 

真剣に話を聞く三小の子供たち。

 最後に3年生。

・国語の授業では、漢字や言葉を辞書で調べ、発表していました。

※3年生は辞書を使いこなしています。これからの時代は、先生からすべてのことを教えてもらうのではなく、自分で調べられることは自分で調べる力が大切になりますね。

・二学期は、自分の意見を伝える機会が多く見受けられました。

※これからの時代は、誰かが意見を言ってくれるのを待って、「同じです。」というのではなく、良い意見かどうかは別にして、自分の意見をもつことが大切です。理由もつけて話すともっとみんながわかりやすくなりますね。

・道徳の学習「相互理解」では、いじめをなくすためには、みんなが相手の気持ちを考えて関わることが大切だと学び、自分と友達との関わり方をしっかり振り返ることができました。

※相手の気持ちを考えるというのは、三小を、日本を、世界をよくしていくために必要です。相手の気持ちを考えたら、いじめなんてできませんね。逆に言えば、いじめをする人って、相手のことを考えられない人、自分のことしか考えられない人なのかもしれませんね。

 

 4年生から6年生についても、力を合わせて学芸会を大成功させたことや、長縄で失敗した人をフォローしたこと、友達と一生懸命話し合って、勉強を深めたことなど、三小の皆さんがとっても頑張ったことが書かれていました。

 2学期皆さんがよく頑張ったことがわかって、校長先生はとってもうれしかったです。

 あゆみには、ここをこうすればもっと伸びるよ、という課題についても書いてあります。良いところはますます伸ばして、課題は、3学期にぜひクリアしてください。

では、楽しい冬休みとお正月を。

 年末なので、最後は、「良いお年を」と言いましょう。

「良いお年を。」