日誌

学校のできごと

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1249 (2020.4.5)

校長日誌 錦町の空から NO1249 (2020.4.5)

 マスクはつけよう①

 ニューヨーク日本人学校に勤務していたころ、月に1回教育審議会(私学で言うところの理事会のようなもの)のため、マンハッタンに出張しました。(日本人学校はコネチカット州グリニッジにあります。)会議の場所は、ニューヨークの大使館。バリバリのニューヨーカー、エリートビジネスマンが行きかう場所です。大使館まで歩いていると、「自分もニューヨーカーの風景の一部になっているかなあ」などとふと思ったりしたものです。(まあ、冷静に考えて風景の一部にはなっていませんでしたね。)
 日本人ビジネスマンは私と違って風景の一部になっていましたが、唯一風景の一部にならないときがありました。 
 それは冬場。インフルエンザが流行するときです。
 ある時、知り合いのアメリカ人が私に言いました。
「内野、日本人ってすぐわかるんだよね。なぜって、日本人はマスクをして歩いているから。」
 言われてみて、ハッとしました。
 確かに、マンハッタンを闊歩している中で、マスクをしているのは唯一日本人ビジネスマンだけ。
 当時(2011年~2014年)アメリカ人でインフルエンザが流行する時期にマスクをしている人はいませんでした。バルセロナ日本人学校の教員だった時もスペインでマスクをしている人はいませんでした。そういえば、スペイン人がこんなことを言っていました。
「マスクをしている人を見ると、私たちは『この人、なんかやばい病気なんじゃないか』って思うんだよね。」
 私たち日本人にとってはインフルエンザが流行する時期のマスクは見慣れた、何の違和感もない風景ですが、欧米人にとっては違和感だったのでしょう。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1248 (2020.4.4)

校長日誌 錦町の空から NO1248 (2020.4.4)

 始業式・入学式準備②

 新6年生が登校しました。1か月ぶりの登校です。

元5年生の担任の先生が子供たちに今日の仕事の内容について話をしました。話の聞き方は、さすがに6年生。

教室間の机椅子の移動が一番大きな仕事。

教科書を各教室へもっていくのも大きな仕事。

早く自分の仕事が終わった子供は、掃除。

6年生として初めての仕事。見事にやり上げてくれました。ありがとう、6年生!

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1247 (2020.4.4)

校長日誌 錦町の空から NO1247 (2020.4.4)

 始業式・入学式準備

 メールやHPでお知らせしたように、立川市は4月6日の始業式と入学式を挙行します。(今日現在立川市は感染者はいません。)
 その準備を教職員と6年生で行いました。(感染防止のため、登校前の健康観察(検温等)をきちんと行っているかとマスクを着用しているかを確認しました。)

1年生の教室の消毒。机、いす、棚など子供たちが触れそうな場所を消毒しました。

バケツに入れた消毒液を使うため、手袋は必須。

階段の手すりも十分に消毒。

これから子供たちが登校する前には、必ず校内を消毒します。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1246 (2020.4.2)

校長日誌 錦町の空から NO1246 (2020.4.2)

 始業式・入学式を目指して

 今日メールで配信し、HPトップページでもお知らせしたように、4月6日の始業式、入学式は予定通り行います。
 「予定通り」と書きましたが、始業式は、「校長講話は短時間で」「転出入の教職員紹介は延期し」「担任発表のみとし」「児童代表の言葉は例年通りに」「校歌斉唱は中止」して行います。ここまでで30分程度なので、その後例年とは異なり、教室へ入り、国語と算数の教科書と漢字ドリル(3年生は漢字プリント)や学校だより等の印刷物を配布し、担任の先生が子供たちに話します。(この流れは例年とは大きく異なります。)
 また、入学式もHPトップページに書いたように、参列者が「教職員」と「保護者」で、6年生の歓迎の言葉は、事前に録音したものを紹介し、「国歌」や「校歌」を斉唱しますが、教職員がマスクをした状態での斉唱です。
 例年と異なりますが、皆新型コロナウィルスの感染拡大防止のためです。
 
 できる中での最大値を考えて教職員で協議して、上記のようになりました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1245 (2020.4.1)

校長日誌 錦町の空から NO1245 (2020.4.1)

 令和2年度スタート

 皆さん、おはようございます。三小校長の内野康之です。今年度も引き続きよろしくお願いいたします。三小の校長もこれで3年目に入りました。市内南砂小学校で校長に昇任し、3年間、その後ニューヨーク日本人学校で3年間、帰国後市内西砂小学校で3年間、異動して閉校間際のけやき台小学校で1年間、そして第三小学校で3年目。これで校長歴も13年目となりました。
 今日から平成31年度から令和2年度へ年度として元号が変わり、今日から新学習指導要領完全実施となる記念すべき日ですが、新型コロナウィルスの感染拡大により不透明な状況が続いています。
 安倍総理が「長期戦になる」と述べていましたが、実際、この厄介な病気とはしばらく付き合わなくはいけないのでしょう。まだ病気の実態が分かっていないことが多く、その分対応策もすっきりとせず、当面「三蜜(密閉、密集、密接)を避ける」ことと「うがい・手洗い・換気」を徹底すること、そして万が一感染者が身近に出た場合、その方に差別的な扱いを決してしないことを徹底していかなければならないと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1244 (2020.3.31)

校長日誌 錦町の空から NO1244 (2020.3.31)

 さようなら平成31年度 こんにちは令和2年度

 志村けんさんの逝去が伝えられました。私はドリフターズ全盛時代に小学生で、志村けんさんがドリフターズに加入した時をよく覚えています。
 その志村さんが平成31年度が終わろうとするときに、逝去されたことは不思議です。時代の終わりに昭和と平成を駆け抜けた芸人が命の火を消したのです。
 死因も新型コロナウィルスによる肺炎とのこと。改めて新型コロナウィルスの怖さを示して逝去したように感じます。
 明日から令和2年度。そして明日から新学習指導要領が完全実施となります。
 新年度開始、新学習指導要領完全実施、ということで本当ならワクワクドキドキ、となるところですが、志村けんさんの命を奪った新型コロナウィルスの感染拡大を考えると、ワクワクなどと言っていられません。
 このままだと始業式や入学式も予定通り行えるのかもわかりません。(もちろん、学校としては予定通り行うつもりで準備していますが。)
 さらに言うと、5月30日の運動会も、日光移動教室も、八ヶ岳自然教室も、当初の予定通りに挙行できるのか不透明です。
 三小では「感染症対策委員会(仮称)」を設置し、国や都や市からの通達を踏まえて対応策を講じていきます。

※修了式でお願いした「春休み中の健康観察(検温や体調管理)」は明日以降も継続してください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1243 (2020.03.31)

校長日誌 錦町の空から NO1243 (2020.03.31)

 136万アクセス達成

 今日でいよいよ平成31年度も終わりです。その記念すべき日に136万アクセスを達成しました。2年前着任したときに、3万アクセスだったので、この2年で106万アクセス増加したことになります。これも保護者や地域や教職員(や教職員の家族)や私に関係した人たちのご愛読のおかげです。ありがとうございます。

休校後、3週間ぶりに子供たちが登校することを踏まえ、生け花の小山先生が生けてくださった校長室前の生け花。「卒業する子供たちのために」とおっしゃっていました。

136万アクセス達成を祝しているようにも感じます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1242 (2020.03.30)

校長日誌 錦町の空から NO1242 (2020.03.30)

 三小池

 三小には玄関前に小さな池があります。三四郎池ならぬ三小池です。
 この池は、栓がないため、水の入れ替えができません。そのため、最近少々濁りがありました。そのことに気付いた校庭開放員さんと学校管理員さんが休校中の土日に水の入れ替えをしてくれました。

初めのうちはバケツで水をくみ上げて、バケツが使えなくなると、ちり取りで水をくみ上げて、水抜きをしました。

しばらく乾かした後、水を入れ、そのまま置いて塩素を飛ばしました。

今、わずか三匹ですが、金魚がきれいな水の中で泳いでいます。

三小は、地域の皆さん、保護者の皆さん、教職員の力で教育活動が進められています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1241 (2020.03.29)

校長日誌 錦町の空から NO1241 (2020.03.29)

 修了式校長講話

 修了式で私は子供たちに向かってこのような言葉を伝えました。

おはようございます。皆さんの元気な声が職員室まで届きました。校長先生もうれしいです。久しぶりですね。学校がお休みになってから3週間が経ちました。長かったですね。「早く学校に行きたい」と思った人も多かったと思います。でも、校長先生がうれしく感じたことがあります。それは、皆さんが「学校がお休みの間は、なるべく家にいるように」という約束を守っていたことです。学校がお休みの間、三小の先生方は、学区をまわっていました。他の市の先生とお話ししていると、「子供たちが家にいないで、あちこちで遊び回っている」とのことでした。三小の皆さんは、約束を守って家で過ごしていたことについて、校長先生はとてもうれしいです。明日からは春休みですが、まだ新型コロナウィルスは安心できません。できるだけ家で過ごしてください。もちろん、校庭開放もありますので、身体を動かしに来てください。もう1つ。やがて皆さんの身近に新型コロナウィルスに感染する人が出てくるかもしれません。もういつ、誰が新型コロナウィルスに感染してもおかしくありません。ですから、感染したからといって、「○○さんが感染したんだよ」といろいろな人に言ってまわったり、感染してショックな状態の人に向かって、「君のせいで授業ができなくなった」と言ったり、ましてやその人をいじめたりするのはやめましょう。万が一、皆さんの大切な人が新型コロナウィルスに感染したと予想してみてください。その人がみんなから「お前のせいだ」と言われているのを見たり、聞いたするのはつらいでしょう。

さて、三小の一年が今日で終わります。校長先生は先生方が心を込めた書いたあゆみを読みましたが、この一年、皆さんはよく頑張りました。一年でいろいろなことを学び、大きく成長しました。自分の得意なことをさらに伸ばした人がいました。自分が苦手なことに挑戦して、成果をあげた人がいました。友達とかかわるのが苦手だったのに、勇気を出してかかわるようになった人がいました。仲間と力を合わせるのが得意ではなかったのに、体育の授業を通じて、力を合わせる大切さに気付いた人がいました。一年で大きく成長しましたね。

4月からは1つ学年が上がります。今の自分の良さ、自分の強み、自分の得意なことを生かして、そして、自分の課題や苦手なことにも挑戦していって、さらに成長していってください。

※元気な声が返ってきた、と伝えましたが、実際はいつもよりは声の大きさは小さく感じました。大声を出すのはよくない、と言われているので、適正でしょう。

※私はどうも放送で話すのは苦手です。子供たちの顔が見えない状態で話すのは反応も分からず、不安だからです。早く子供たちの顔を見ながら話せるような状態になってほしいものです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1240 (2020/03/28)

校長日誌 錦町の空から NO1240 (2020.03.38)

 3学期修了式

 これまで40回近く経験してきた修了式。でも、2020年の修了式は一生忘れることはありません。3週間の休校後の修了式。そして、放送での修了式。
 それでも子供たちが元気に登校してきた様子はうれしかったです。

副校長先生の司会進行で進む修了式。
まず私が校長講話。
本来なら、次に児童代表の言葉ですが、今回は中止。
本来なら、この次に校歌斉唱なのですが、合唱は避けなくてはいけないので、中止。
ということで、これで修了式は終了。
続いて、生活指導主任の講話。
今回はやはり新型コロナウィルス対応。家庭学習について(追加の学習プリントを配布)、遊ぶなら学校の校庭開放を、できる限り自宅で過ごす、等々を伝えました。

最後に養護教諭から。「健康観察カード」を渡したので、毎日検温や体調観察をすること、うがい手洗いの徹底、人混みに行かないこと等々を伝えました。

保護者の皆様。健康観察カードの記入のチェックをし、お子さんの体調に問題があったら、学校にご連絡ください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1239 (2020/03/27)

校長日誌 錦町の空から NO1239 (2020/03/27)

 卒業式

 挙行できるかどうかわからなかった平成31年度の卒業式。様々な人たち(市教委、学校の教職員、そして保護者の皆さん)の尽力でとうとう実現しました。来賓も在校生代表の5年生も不在でしたが、卒業生と教職員と保護者が力を合わせて素晴らしい卒業式ができました。
 素晴らしかったのは卒業生。3月2日午後から休校となって、練習が全くできなかったのにもかかわらず、証書授与も、門出の言葉も、見事にやってのけたのです。
 私は式辞で卒業生の素晴らしさをたたえました。(私は担任の先生型には「練習をしていないので、言葉が飛んだり、噛んだり、ミスを重ねたり、失敗が続いたり・・・という状況が当然。とりあえず何とか最後まで到達したらそれで十分。」と言っていました。ところが、6年生は言葉が飛ぶことも、噛むこともほとんどなく声もよく出していました。家で練習はしていたのかもしれませんが、それにしてもすごいです。)
 卒業生に拍手!
 以下の写真は、前日準備(修了式の日)のときの卒業生の様子です。

卒業生入場。これが上手にできたのは、全校朝会で行進が上手にできているからこそです。日常の力が試されます。

全員合唱。音楽専科が指揮をし、伴奏を卒業生が務めて、全員が素敵な歌声を響かせてくれました。

最後の合唱曲。「旅立ちの日に」を今度は指揮なしで、音楽専科が伴奏をして、子供たちが自分たちだけの力で歌い上げます。
2曲を合唱しきったのは6年生の底力。

退場する直前の6年生。

退場。練習をしていないのに、素晴らしい退場でした。

6年生。卒業、おめでとう!

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)

校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)

 卒業式
 
 135万アクセスを達成しました。そのお祝いと、何より今日の卒業式のお祝いで下の写真を掲載します。

 三小校庭の満開に近い桜。

さらに、校庭から校舎を見た図は下の通り。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)

校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)

 気に掛かること

 ニュースで次の報に触れました。

WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスの「パンデミックが加速している」として、改めて危機感を示しました。WHOのテドロス事務局長は23日の会見で、わずか4日間のうちに感染者数が10万人増えて30万人に到達したなどとして、新型コロナウイルスのパンデミック=世界的な大流行が加速しているとの認識を示しました。 そのうえで、テドロス事務局長は感染拡大防止策をサッカーにたとえ、自宅に閉じこもることや人と距離を保つことは守備的な戦い方で、ウイルスに勝利するためには感染が疑われる人すべての検査と隔離、感染経路の特定という攻撃が必要だと強調しました。

心配なことがあります。感染した人や感染が疑われる人への対応は大切なのですが、感染者への偏見や差別が怒ることが懸念されます。
現況を見ていると、海外旅行のような場合は別にして、誰がいつ感染してもおかしくありません。(ドイツの首相が感染する位なのです)。それなのに、感染したことで、隔離はやむを得ないとしても、「あいつのせいで学校が、クラスが休校・学級閉鎖になった。」と非難したり、感染した家族へも励ましの言葉ではなく、「こっちへ来るな。」というような差別偏見を与えたり、ということが起きてはいけないと思うのです。
このことについては、修了式の校長式辞で話しました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1237 (2020.03.24)

校長日誌 錦町の空から NO1237 (2020.03.24)

 子供たちの声が戻りました

 子供たちの声がない学校。私たち教職員も本来の力を発揮できず、元気が出ませんでした。今日からようやく子供たちの歓声、元気な声が戻りました。
 その子供たちを迎えてくれたのは、美しい花々です。
 休校中に地域の皆様が畑を耕し、肥料をあげ、花を植えてくださったのです。

みよしクラブの皆様の花々

錦六会の花々。

錦町支部の花々。

さんさんクラブの花々。

錦東会の花々。

皆さん、ありがとうございます。三小は地域の皆様のお力をエネルギー源として教育活動を進めています。

さあ、いよいよ明日は卒業式。子供たちが練習が全くできない状態での卒業式は、私も初体験です。
子供たちと教職員と保護者の皆さんで力を合わせて臨みます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1236 (2020.03.24)

校長日誌 錦町の空から NO1236 (2020.03.24)

 6年生との会食

 昨年度同様、2月に6年生との会食を行いました。
 全学級、全6年生と会食をする予定で、3月の半ばには終了するはずでしたが、休校により、全員と会食できませんでした。本当に残念!

6年生との話題は、様々。「小学校の思い出は?」とか「中学校で頑張りたい事は?」「中学校で楽しみにしている事は?」という定番ネタから「好きな食べ物は?」とか「趣味は?」などという話題まで。6年生ともなると、大人と話しているのとさほど変わらず、充実した時間を過ごしました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1235 (2020.03.23)

校長日誌 錦町の空から NO1235 (2020.03.23)

 休校も終わり?
 
 今日で休校も解除となりそうです。
 その休校中、教員は「通知表や指導要録をつけたり」、「来年度へ向けての資料を作成したり」、「卒業式や入学式の準備をしたり(ALTも手伝ってくれました)」、「各ご家庭に健康観察の連絡をしたり」、「地域を巡回したり」していました。

鬼公園を巡回する3年生の担任。子供たちに出会うと、声をかけて、健康状態を確認したり、学習の様子を聞いたりしています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1234 (2020.03.22)

校長日誌 錦町の空から NO1234 (2020.03.22)

 HPリニューアル

 先週のこと。皆さんもお気づきになったと思いますが、HPをリニューアルしました。
 COVID-19への対応のため、トップページに次々とお知らせをアップしているうちに、ごちゃごちゃしてきました。そこで、先生方にお願いして「HPトップページのリニューアル」をお願いしました。私と違って、三小の若手の先生方は、センスが良いので、きっと素敵にリニューアルしてくれるだろうと確信してのお願いです。
 さて、しばらくして担当の先生に「どうなった?」と尋ねると、浮かぬ顔というより深刻な表情。「何かあったな?」と思い、トップページを見てみると、真っ白に近い状態に。手違いで消さなくても良いところまで削除してしまったのです。
 ここで「間違いは誰にでもある。」と言うと、人格者校長になれるのでしょうが、私は生来のへそ曲がり。こう言いました。
「おっ!すごい!思いっきりリニューアルしたね!すっごくスッキリした。ごちゃごちゃがなくなって、まっさらだね。」
と思いっきり皮肉。三小の先生は、私のこんな皮肉には慣れているため、笑顔で「済みません。」と謝って、懸命に復旧作業。
 結果、センスの良い、素敵なトップページになりました。私は担当の先生を賞賛したことは言うまでもありません。(ミスに対しても「大丈夫。問題ない。」と伝えました。)
 やはり、私は文章を打つ専門に徹した方が良さそうです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1233 (2020.03.21)

校長日誌 錦町の空から NO1233 (2020.03.21)

 日本の方が安全?

 毎日毎日、テレビも新聞もネットも、COVID-19(新型コロナウィルス)関連のニュースばかりです。それも暗くなるような話題ばかり。株価がどんどん下がって、日本中の契機が悪くなって、東京オリンピック(パラリンピック)も中止や延期の話題が出て・・・。
 ほんの少しでも明るい話題がほしい、と思っていたら、こんな話がありました。
 それは英語のALTのJOE(ジョー)との会話。(先週の木曜日のことです。)
 JOEの出身のアメリカについていろいろ話をしていて、私が
「ジョーはアメリカに帰らないの?」
と聞くと、ジョーは即答で、
「日本にいる。だって、今は日本の方が安全だから。」
と応えました。ジョーのふるさとのニューヨークは、感染拡大が止まらない状況なので、当然なのかもしれません。(ニューヨーク州では、労働者の出勤禁止措置も出たようです。)
 アジア発のCOVID-19ですが、今や欧米の方が感染拡大がひどい状態。私の第二のふるさとのスペインも感染拡大で街はゴーストタウンのよう。フランスの友人に聞いたところ、日本人学校を含め、全校が無期限の休校。
 先行きは専門家でも読めないのでしょうが、もしかすると、ALTが言うように、まだ日本は良いのかもしれません。
 とはいえ、日本も感染拡大状況が収束しているわけではありません。学校教育が再開されたときには、引き続き「うがい・手洗いの徹底」とともに「教室等の定期的換気」等が求められるでしょう。
 とりあえず、来週の火曜日の修了式は行われます。(もちろん、放送による修了式です。)私たち教職員は子供たちと久しぶりに再会できることを楽しみにしています。(ただ、学校に来たいからと言って、具合が悪いのに、無理に来ることはやめてください。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1232 (2020.03.20)

校長日誌 錦町の空から NO1232 (2020.03.21)

 マスクはありますか?

 昨日は、早朝から夕方まで家族のために時間を使いました。いつも僅かな家事しかできていない私としては、せめてもの罪滅ぼしです。帰宅してからも、また出かけて、マスクやハンドジェルを探しに、薬局を回りました。7件回って、マスクは皆無。手指消毒液やハンドジェルも皆無。もちろん、我が家にはまだ妻が騒動前に購入してあったマスクの買い置きがありますが、皆さんのお宅にはそろそろマスクの在庫が尽きかけているのではないでしょうか?

 卒業生と6年生の保護者の皆様には、式に参列する際には、マスクの着用をお願いします。(どうして準備できない場合には、ご相談ください。)また、入り口には手指消毒液を準備しておきますので、会場に入場する前に必ず消毒をお願いします。(手指消毒液は、市教委が準備してくれました。)
 また、体育館は閉め切りではリスクが大きくなることから、式が始まる前までは窓と扉は開放します。(週間天気予報からすると、おそらく、寒くて困るということはないと思います。万が一寒くなった場合には、ストーブをつけます。え?その場合でも窓は開放?無駄に思えますが、感染リスクの軽減のためご了解ください。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1231 (2020.03.20)

校長日誌  錦町の空から NO1231 (2020.3.20)

 休校措置は?

 今、スターバックスコーヒーでこの日誌を書いています。スタバは久しぶりです。以前(けやき台小時代)はほぼ毎日(短時間でも)スタバに来て、ブログを書いていました。校長日誌の多くがスタバで書かれていたのです。それほど私はスタバが大好きです。
 でも、そんなスタバファンの私でも、この数週間(3月以降)は、全く訪れていませんでした。COVID-19(新型コロナウィルス)対応で、忙しかったことと、クラスターの心配があったからです。
 でも、今日は朗報が。安倍総理は、休校措置を解除する方針、とのニュースを見ました。良かった!以前の会見で「卒業式は行ってほしい」旨の話があったのですが、入学式については、全く予測できなかったからです。(三小で毎朝行われている職員朝会で私は「始業式、入学式はもちろん、その後も休校措置は解除され、学校教育は再開されると信じています。」と伝えていました。どうもその通りになりそうです。
 スタバも、今のところ、閉店する様子もありません。(スタバが閉店するようであれば、いよいよ危ない、と私は思っていたので、本当に良かったです。)