日誌

学校のできごと

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1329 (2020.6.13)

校長日誌 錦町の空から NO1329  (2020.6.13)

 一斉登校の足音

 今日はスーパー銭湯に行きました。実に4か月以上ぶりです。入り口の関所では、非接触型体温計で体温を測り、その後手指消毒。入場すると、「ソーシャルディスタンスをとってください」「会話は自粛」等々の掲示がそこここにあり、さらにはスタッフが浴場の窓を開けて回っていました。感染拡大防止への姿勢がよく見られました。
 久しぶりの露天風呂は、大雨で修験者の修行のような状況でしたが、やはり風呂はいいです。身体と心が癒されるのを感じました。
 風呂に入りながら、休校期間の長さに想いを馳せました。「いつまで休校が続くのだろう」という漠然とした不安を抱えながら仕事を進めていましたが、私や先生方の想いは同じ。それは「子供あっての学校」です。子供たちがいない学校で仕事を進めるのは、私たち教員の本分と違う、という違和感を覚えていました。 
 スーパー銭湯も、学校も平常に戻りつつあります。自宅にこもるだけの生活から感染拡大防止に配慮しながら、他の人たちと交わる、元の生活を少しずつ取り戻していけれがと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1328 (2020.6.12)

校長日誌 錦町の空から NO1328 (2020.6.12)

 分散登校も今日が最後

 昨日「東京アラート」が解除されました。それとともに、「ステップ3」に移行しました。まだ気を抜けない日々が続きますが、徐々に収束へ向かっていることはうれしいです。
 相談日→分散登校と再開へ向けたプロセスも、とうとう来週から一斉登校となって変化します。給食もとうとう再開です。昼食づくり、お弁当作りでご苦労された保護者の皆様、本当にお疲れ様でした。(来週からの登下校や給食などについての学校対応をまとめた文書を本日子供たちに持たせました。ご参照ください。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1327 (2020.6.12)

校長日誌 錦町の空から NO1327 (2020.6.11)

 今年度は研究発表

 今年度、令和2年度は、第三小学校の研究発表の年です。
 3月から6月まで3か月以上体育授業ができない状態で、研究発表までこぎつけないといけないのは正直しんどいのですが、やるからには、子供たちが少しでも「楽しい」「できた」「わかった」と感じられるような体育の授業を創っていきたいと思っています。
 研究発表は来年の2月19日金曜日。
 この目標へ向かって、教職員一丸となって取り組みます。
 先月末は、今年度の講師の先生の講演会が行われました。


講師は、日本体育大学教授の白旗和也先生。日体大の前は、文部科学省の教科調査官をされていた、日本を代表する体育の研究者です。
白旗先生にはたっぷり1時間半講演を伺いました。教員から出ていた質問を踏まえ、新しい学習指導要領についてわかりやすく教えてくださいました。
さあ、研究のスタート!

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1326 (2020.6.11)

校長日誌 錦町の空から NO1326 (2020.6.11)

 149万アクセス達成

 今日149万アクセスを達成しました。ありがとうございました。
 お祝いのためではないのですが、今日生け花が替わりました。小山先生、ありがとうございました。

癒されますねえ・・・。

さて、今週から授業が本格的に開始したことはお知らせしましたが、全校朝会は先月から始めています。私が話をする様子を先生方に動画撮影してもらって、それを各学級で配信するのです。

これは分散登校の全校朝会です。来週からは、いよいよ全員が登校するので、本当の意味での全校朝会になります。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1325 (2020.6.10)

校長日誌 錦町の空から NO1325 (2020.6.10)

 授業再開

 長かった。分散登校二週目で、ようやく待望の授業再開。学校はやはり授業あっての学校。私は学校をまわりながら、「ああ、ようやく学校らしい状態になったなあ」と感じました。その様子を紹介します。


1年生の国語。斉読(全員での音読)。

1年生。こちらは、授業前の朝の会の様子。担任と支援員で子供たちを指導。ずっと分散の児童数で授業を進められると、より丁寧な指導ができるのですが、来週からは通常の児童数に戻ります。

3年生の国語。めあてをしっかり把握して授業に取り組みます。

4年生の国語。教材文を大型テレビに映し出しながら授業を進めます。

5年生の算数。「線を引くときは、定規で」を教師が率先して見せないと、子供たちには定着しません。

6年制の社会。東京オリンピックについて学びます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1324 (2020.6.9)

校長日誌 錦町の空から NO1324 (2020.6.9)

 持ち味

 三小の先生方はいろいろな持ち味をもっています。
 例えば、黒板絵。分散登校の際に、教室の黒板にこんなイラストを発見しました。

イラストが得意な先生がいれば、運動が得意な先生もいます。ある先生は、体育の授業で「バック転」を披露。子供たちの拍手喝さいを得たことは言うまでもありません。語りが得意な先生もいたり、笑いを取るのが得意な先生もいたり・・・。それぞれの先生がそれぞれの持ち味をもっていることがステキです。
三小の子供たちも様々な持ち味をもっています。
これからの時代、持ち味って大切ですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1323 (2020.6.8)

校長日誌 錦町の空から NO1323 (2020.6.8)

 分散登校第二週

 今日から分散登校の第二週が始まります。
 登校から授業開始までの子供たちと先生たちの動きの流れをお知らせします。
 8:15までに子供たちが登校。(教員が子供たちを学年ごとに並ばせます。)

 子供たちは、昇降口そばの手洗い場(ポンプ式液体石けんが置いてあります)で、手を洗い、じっと昇降口が開くのを待ちます。(※「大五郎、三分待つのだぞ」という感じですね。え?意味分からない?すみません。)

 昇降口は、1年生から順に入っていきます。
 この際、先生方から「マスク忘れ」や「検温忘れ」の子供たちがいないかを確認し、忘れがあった場合には、保健室に行きます。(保健室で検温をし、平熱の子供は教室へ。)
 教室前にはチェックポイントで先生方が机を置いて待っていて、手洗いをしていない子供に手洗い指示をし、健康観察カードを提出し、異常がなければ教室へ入室です。
(何段階もチェックがあります。大変で手間と時間がかかりますが、感染拡大防止のため子供たちには頑張ってもらうしかありません。また、健康観察など引き続きご家庭のご協力もよろしくお願いします。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1322 (2020.6.7)

校長日誌 錦町の空から NO1322 (2020.6.7)

 分散登校の子供たち

 三小HP148万アクセスを達成しました。ご愛読ありがとうございます。
 さて、学校が再開されて1週間経ちました。先週の木曜日の夕方に、コロナ対策の会議を行いました。先生方や職員の皆さんに子供たちの様子を聞いてみると、いろいろ出てきました。
「子供たち、久しぶりの学校なのか、緊張していますね。」
とは調理員の皆さんの言葉。実際、私から見ても、やや緊張気味なのを感じます。(特に、まだ学校生活に慣れていない1年生は緊張が大きいかも?)
「1年生は2時間がようやっとですね。2時間目には疲れている子も見られました。」
とは1年生の担任の先生の言葉。
 確かに、私が参観に行っているときも、2時間目には机に突っ伏している1年生がいました。もともと1年生は、小学校の勉強に離れていないところに加え、3ヶ月のブランクが大きかったのでしょうね。でも、一生懸命取り組んでいる姿は、とってもかわいいです。
「みんな一生懸命勉強しています。分散登校で人数が少ないのが集中できる環境が良いのかもしれません。」
 私も子供たちに声をかけました。
「どう?久しぶりの学校は楽しかった?」
 子供たちは校長に忖度した可能性もありますが、皆こう答えました。
「はい。楽しかった。」
 さらにこう聞きました。
「授業は楽しかった?」
 これも忖度の可能性がありながら、皆
「はい!」
と応えてくれました。
 実際、一人で勉強していたのが、先生と一緒に、友達と一緒に勉強することで楽しかったのでしょう。

 一方、このようなことをいう先生もいました。
「コロナに対する漠然とした不安がある子どももいるようですね。」
 これも当然の反応だと思います。
 もしお子さんが不安を口にしていたら、火曜日にスクールカウンセラーも勤務しますので、ぜひお申し込みください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1321 (2020.6.6)

校長日誌 錦町の空から NO1321 (2020.6.6)

 生身の教育

 昨日、1年生が「校長先生。」と私に声をかけてくれました。
 「何ですか?」
と応えると、1年生は
「校長先生、テレビに出てたよね?」
と聞いてきました。もちろん、民放やNHKテレビに出ていたわけではありません。全校朝会をテレビを活用して行ったので、三小限定のテレビ(?)に出ていただけです。
 校務主幹の小野田先生は、子供たちから
「『あいてますか』先生だ。」
と言われるそうです。こちらも小野田先生が全校朝会で新しい学校の生活様式を踏まえた「あいてますか」を合い言葉にすべく子供たちにテレビを通して語りかけたことがきっかけとなったようです。
 私や小野田先生がこうやって子供たちから注目されているのは、良いことです。それだけ子供たちが話を聞いてくれている証拠でしょう。
 ただ、テレビを通してでしかコミュニケーションできないのは、正直寂しいです。
 テレビではなく、直接語りかけることができるように、コロナが少しでも早く終息してほしいものです。
 やはり教育は直(じか)の教育、生身の教育が一番だと思っています。その点で、分散とは言え、先生方が直接子供たちに語りかけることができるようになったことは、良かったです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1320 (2020.6.5)

校長日誌 錦町の空から NO1320 (2020.6.5)

 消毒は?

 「三小では消毒は一日どれくらいしているんですか?」
と言うご質問を受けました。
 三小では分散登校の今週と来週は二度消毒を行っています。
 一回目は午前の部終了後。(15~20分程度)。二回目は午後の部終了後。(同じく15分から20分程度)。

水飲み場。担任だけでなく。給食調理員の皆さんも丁寧に消毒してくれています。

子供たちの机や椅子も丁寧に消毒します。

ドアの取っ手やフックも、子供たちが触るところは皆消毒します。
職員室も消毒。電話機のダイヤル部分も消毒。
一斉登校が始まったら、子供たちの下校後に消毒します。(一日一回です。)でも丁寧に消毒します。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1319 (2020.6.4)

校長日誌 錦町の空から NO1319 (2020.6.4)

 東京アラート

 一昨日感染者が30名を超えて、都知事が「東京アラート」を発出しました。レインボーブリッジや都庁が赤く染まりました。
 ただ、多摩にいる都民としては、レインボーブリッジも都庁も赤く染まっているかどうかというより、全く見えません。
 先生方に「多摩だったら、どこが赤く染まったら、アラートが出ていると実感するかなあ・・・」とつぶやいたら、「同じようなものは・・・。」と寂しい反応。ある先生は「ようやく開通した日野橋を染めたら?」と提案。いいかもしれません。副校長先生は「西東京タワーがピッタリでは?」と提案。う~ん、こっちの方があちこちから見えて、インパクトがあるかな?
 いえいえ。何より、もう二度と東京アラートが出てほしくないですね。都民みんなで力を合わせて、収束させたいですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1318 (2020.6.4)

校長日誌 錦町の空から NO1318 (2020.6.4)

 消毒液をいただきました

 一昨日のこと。立川市の青年会議所の方が来校されました。各小中学校へ消毒液を寄付する一環で三小にもいらっしゃったのです。
 その量、何と15リットル。除菌、消毒を毎日行っている三小としては、ありがたい限りです。(ミルクボーイなら、「今、消毒液をいただきました。こんなん、いくらあっても良いですからねえ・・・。」と言いそうです。)

子供たちのために、有効活用させていただきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1317 (2020.6.3)

校長日誌 錦町の空から NO1317 (2020.6.3)

 分散登校②


校舎内に入ると、こんな表示が。(これは高学年の表示)

給食調理員さんが子供たちを出迎えて「おはようございます。」とさわやかに挨拶してくれます。
教室前では先生方や支援員の先生方がこのようにチェックポイントを作って子供たちを待ちます。

手を洗う1年生。後ろからやさしく声をかけてくれているのは、給食調理員さんたちです。

ここにも足形が。これで子供たちはストップするので、距離が取れます。

先生に健康観察カードを出して、体調不良がなければ、教室へ。ちょっと時間はかかりますが、チェックは必須です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1316 (2020.6.3)

校長日誌 錦町の空から NO1316 (2020.6.3)

 分散登校

 分散登校が月曜日から始まりました。学校では教員はもちろんのこと、職員も総出で子供たちを迎えています。

シルバーの皆さんの見守りはもう少しお待ちください。代わりに副校長先生が旗振り。

登校すると、三蜜にならないように、距離を取って並んで待ちます。(写真は月曜日の6年生の様子。)

まず校舎内に入るのは、1年生。学校に慣れていないため、いの一番に入ります。

こちらは北校舎で待つ4年生。担当の先生(図工の先生)が、「マスクしてますか?」「検温しましたか?」「忘れた人は、保健室に行きましょう。」と指示。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1315 (2020.6.2)

校長日誌 錦町の空から NO1315 (2020.6.2)

 三蜜を避ける
 
 子供たちは、今日もほとんど皆出席に近い状況でした。実際同時に来るのはクラスの半数で三蜜を避けていますが、トイレは三蜜になりがちです。(全員が同じタイミングでトイレに行くため)。そこで、先生方が下のような工夫をしました。

本来は、同じ階のトイレは、学年を分けていませんでしたが、三蜜を避けるため、トレイを学年別にしました。ほんのちょっと離れたところにある学年もあるのですが、これも三蜜を避けるためです。
 
さらに、トイレ前に待機線をテープで表示。足形があると、大人でも止まりますね。なるほど先生方、考えました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1314 (2020.6.1)

校長日誌 錦町の空から NO1314 (2020.6.1)

 手洗いと体調チェック

 今日から分散登校が始まりましたが、「学校の新しい生活様式」ということで、「手洗い」と「検温を始めとする体調チェック」はガイダンス日と同じです。

学校に来たら、休み時間が終わったら、体育や図工の授業の前後に・・・しっかり手洗いを呼びかけていきます。ご家庭でも帰宅したら、食べる前に、手洗いを行うように声かけをしてください。

感染拡大防止のため、健康観察カードをチェックしています。ご家庭でも朝の検温と体調チェックをお願いします。
時間がかかりますが、しばらくの間は、学校の新しい生活様式を定着させます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1313 (2020.6.1)

校長日誌 錦町の空から NO1313 (2020.6.1)
 
 あいていますか

 今日から分散登校。登校日数も、在校時間もまだ少ないとは言え、私たち教職員の気持ちは、「ようやく始まる!」「よしっ!」という状態です。
 今日(と明日)は、全校朝会も行います。といっても三密を避けるために、テレビ朝会です。
 学校の新しい生活様式について私と教員で子供たちに話をします。
 学校の新しい生活様式ということでは、もう1つ。こんな掲示が子供たちの目を引くことでしょう。

「あいてますか」の合い言葉です。
 この合い言葉が定着するように、全校朝会で呼びかけ、クラスで先生が説明し、折に触れて声かけをしていきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1312 (2020.5.31)

校長日誌 錦町の空から NO1312 (2020.5.31)

 明日から分散登校

 今日は5月31日。5月が終わります。休校も3ヶ月になりました。長かったですが、ようやく分散登校が始まり、前が見えてきました。まだ毎日の登校ではありませんし、一日の在校時間も短いし、何よりクラスの半分ずつの登校なので、まだまだですが、子供たちは仲間に会えて、先生方に会えて、うれしいでしょう。
 今週と来週の分散登校で学校に身体も頭も心も慣れて、15日からの一斉登校を迎えたいと思います。
 さて、昨日学校へ行ったら、玄関前の池で金魚たちがこんな姿を見せてくれました。

今までは、人がそばに立つとすぐにそれこそ蜘蛛の子を散らすように逃げていったのですが、昨日は私が前に立っても皆ゆったりしていました。さらには、一匹一匹が大きくなっていました。休校期間中にすくすくと育っていたのです。
 子供たちが戻ると、歓声を上げたり、近くに寄って見たり、でまた逃げて行ってしまうかもしれませんが、子供たちの心を癒やしてくれることでしょう。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1311 (2020.5.30)

校長日誌 錦町の空から NO1311 (2020.5.30)

 147万アクセス達成

 今日は暑いですね。明後日からの分散登校も暑くなりそうです。三小では、換気をしてコロナウィルスの感染拡大をしながら、適宜冷房をつけて熱中症防止を心がけます。通常であれば、換気しながらの冷房は「無駄!」となるわけですが、子供たちがマスクをしているので、冷房をつけないと熱中症を予防できません。(報道を見ていると、日本にはまだ学校に冷房が入っていないところもあるようですが、幸い立川市は冷房があります。良かった。)
 さて、本日147万アクセスを達成しました。ご愛読ありがとうございます。
 147万アクセスをお祝いするかのように、校長室前の生け花が新しいものになりました。

小山先生、ありがとうございます。子供たちも教職員も癒やされます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1310 (2020.5.30)

校長日誌 錦町の空から NO1310 (2020.5.30)

 救出されたヤゴが

 一昨日のこと。3年生の担任の先生がバケツをもって私の所へ来てくれました。
 中を見せてもらうと、そこにはギンヤンマが。ヤゴが羽化を始めたのです。

3年生の2クラスの子供たちは、分散登校でもしかしたら羽化の瞬間に立ち会えるかも。
休校中も地道に活動をしてくださっていた地域の皆様のおかげで、子供たちは良い体験をさせてもらえます。