日誌

学校のできごと

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2222 (2021.8.22)

校長日誌 錦町の空から NO2222 (2021.8.22)

 3日間お休みをもらいました。始業式まで後10日ほどですが、毎日は無理ですが、HPを見てくださっている方も多い(昨日215万アクセスに到達)ので、7号は配信したいと思います。

 芝刈り
 先日業者が校庭の芝刈りを行っていました。


やはりプロですね。丁寧で見事な刈り方でした。

 業者の責任者が写真を撮っていました。「なぜ写真を撮るのですか?」と尋ねると、「今後の仕事の方針を決めるのに参考とするためです。」
とのこと。
 すると、その責任者の方は、こんなことをおっしゃいました。
「三小の芝は、一時状況がよくないことがありましたが、最近はとっても状況が良いですね。」
 状況が良くなったわけを尋ねると、
「それは、三小のお子さんたちが毎日芝刈りをして手入れしているからだと思います。やはり毎日丁寧に手入れすると違うんです。」
と答えてくださいました。
 高学年の委員会の子供たちの仕事がプロに認められたわけです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2221 (2021.8.18)

校長日誌 錦町の空から NO2221 (2021.8.18)

 外壁工事

 三小は夏休み中に、屋上防水改修工事と校舎外壁工事を行っています。
 屋上防水工事については、終了して、先日の大雨でも雨漏りはしていません。これで2学期は安心して教育活動に取り組めます。
 校舎外壁工事は、現在進行形です。

正門付近から見た北校舎と渡り廊下。

校庭から見た南校舎。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2220 (2021.8.17)

校長日誌 錦町の空から NO2220 (2021.8.17)

国民生活センターから以下のような発表がありました。市から配布されているタブレットはこのようなことはできないと思いますが、各ご家庭のPCやスマホからアクセスすることがあるようです。気を付けてください。

国民生活センター:
スマートフォンやパソコン等を使ってインターネットを介して遊ぶ、オンラインゲームに関する相談が寄せられています。

最近の事例
  • 小学生の息子が、母親の財布からクレジットカードを持ち出し、パソコンのオンラインゲームで高額課金していた。取り消したい。
  • 新型コロナウイルスの影響で休校中、祖母宅で面倒を見てもらっていた小学生の息子が祖母のスマートフォンでオンラインゲームの高額課金をしていた。取り消したい。
  • クレジットカード会社から高額利用の連絡があり、幼稚園児の息子がタブレット端末を使いオンラインゲームで課金をしていたことが分かった。取り消しはできるか。
  • 中学生の娘が、私が前に使っていたスマートフォンを家のWi-Fiに繋げて、オンラインゲームに約10万円を課金していた。取り消したい。
  • 小学生の息子が新型コロナウイルスの影響で学校が長期休みとなり、自宅でタブレット端末のオンラインゲームを利用し、高額を課金してしまった。どうしたらいいか。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2219 (2021.8.16)

校長日誌 錦町の空から NO2219 (2021.8.16)

 1学期の授業より

 ずいぶん話はさかのぼりますが、1学期の3年生の算数の授業の様子です。
 「3桁の数の足し算」の授業です。
 担任は教科書通りでは子供たちのモチベーションが十分高まらないのではないか、と考え、自分で考えて授業を構成。
「お気に入りの弁当作りをしよう」
 ということで、弁当のおかずを自分で選んで詰め込んでいって、お気に入りの弁当を作ろう、ということで、合計でいくら代金がかかるかを計算する、めあてとしました。
 子供たちからは当然のように
「例えば、シュウマイが大好きだったら、シュウマイばっかりでもよいのですか?」
という質問が出ました。
 担任はあっさり
「その通りです。中身は全部自分で決めてください。全部同じでも良いです。」
と答えました。
 大切なのは、「自分で決める」です。自己決定は、これからの教育ではキーワードの1つですね。
 もちろん、これが高学年なら、家庭科も学習していることから、「栄養のバランスを考えて(「赤」「黄」「緑」の三食食品群)選びなさい」という必要がありますし、その方がより考えを深くしますが、3年生の場合は、3桁の足し算をすることがめあてですから、自己決定を大切にするわけです。

渡されたプリントを見て、どのおかずにするか熟慮。

ぜんぶシュウマイ、という子供もいましたが、多くの子供たちは、いろいろなおかずを入れていました。

各おかずの値段は、とってもリーズナブル。「こんな価格のスーパーがあったら毎日通いたい」、と思うような値段設定ですね。

各おかずとその値段を書いて、立式して、計算。
どの子供も意欲的に取り組みました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2218 (2021.8.15)

校長日誌 錦町の空から NO2218 (2021.8.15)

 本日8月15日は、全国戦没者追悼式があります。戦没者を追悼し平和を祈念する日です。私も正午から1分間黙とうをささげます。

 1学期の学習(6年生社会科)より
 
 6年生の社会科は、政治から歴史に入りました。
 大切なのは、学校経営方針同様、「発信」です。
 基礎基本(知識)を学んだあと、その知識をもとに、自分の考えをしっかり発信しました。
 今回の発信は室町時代のまとめとして行いました。
 「室町時代に生まれた文化で、外国に紹介したいものはどれか?」
をテーマとして、ノートにまとめました。
 6年生各クラスの「発信」を紹介します。



子供たちは自分の論を展開する型を身に着けつつあります。
まず、結論(自分の主張)を書き、その後少し解説を加え、最後に論を支える理由を書く、という型です。理由を述べる際に、相手を説得するためには、具体例が大切です。
「主張」があって、「理由」が述べられ、最後に「根拠(具体例)」を述べる・・・こういう型が「発信」に大切ですね。


生け花も室町期から始まって、いまだに続く日本文化ですね。本校も校長室前に小山先生が生け花をいけてくださっているので、いつもパワースポットになっています。


水墨画は、本校の職員室周辺の廊下に展示されています。
本校で学校管理員を務める酒井さんが寄贈してくださっています。
子供たちにとっては、水墨画は身近です。


能は、日本の美とはこういうものである、ということを示していますね。


能の所作を美しく感じるのは、日本人らしさでしょうが、イタリアのオペラに脳にヒントを得て創られたものがあることを考えると、世界に通じる美しさですね。

こういう自分の考えを理由と根拠をもって相手にわかりやすく伝えていく力が必要になります。