日誌

2020年4月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1260 (2020.4.13)

校長日誌 錦町の空から NO1260 (2020.4.13)

 8割減らす・・・

 今朝、立川駅行のバスに乗ってきました。
 先週末は数名だった乗客が今日は、何と20名を超えていました!
 総理は「人と会うのを8割減らしてください。」と述べていましたが、まだまだ世間一般はそうなっていないなあ、と感じました。
 立川市の教員は今週から自宅勤務が基本となりました。(相談日は勤務です。)
 教員発で感染を拡大させたり、せっかく休校が解除されても、教員が感染してお休みしたり、などということがないようにするためにも、通勤等による感染のリスクを避ける自宅勤務が必要です。
 というわけでご連絡をいただいても、担任が不在のことがあります。ご理解の程お願いします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1259  (2020.4.13)

校長日誌 錦町の空から NO1259 (2020.4.13)
 
 恐慌

 2月の末の土曜日のこと。自治連の伊藤さんが花壇の整備をしてくださっていました。
 お礼を述べつつ、少し話をしました。その際、伊藤さんは、
「このままいくと、世界恐慌になるね。」
とおっしゃっていました。
 その言葉が1か月余りで現実となりました。IMFが「1929年の世界恐慌と同じ」と発したのです。
 先日職員室では、社会科専門の先生が「校長先生。新型コロナウィルスの今年は、歴史の教科書に掲載されますね。」と言っていました。1929年の世界恐慌は歴史の教科書に掲載されています。きっとこの新型コロナウィルスの災禍は教科書に載るでしょう。
 
 今は我慢のとき。子供も、保護者も、教員も学校再開を待っています。でも、コロナが収束が見えるまでは自宅で待機するしかありません。命を守ることが先決です。耐えましょう。我慢しましょう。
 今日は1年生と6年生の相談日です。あくまでも自由来校です。9時から11時までの設定時間に5分だけ来校するのもありです。自宅待機が原則ですので、無理はしないでください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1258 (2020.4.12)

校長日誌 錦町の空から NO1258 (2020.4.12)

 一丸となってこの難局を乗り越える

 一丸となってこの難局を乗り越える・・・とは都知事がテレビを通じて都民に訴えた言葉です。
 実際、昨日までに東京都の感染者数は4日連続最高となっています。(昨日は200名近い感染者数!)このような状況ですから、休校の継続は当然と言えば当然ですね。
 私も国と都の自粛要請を実感しています。下の写真を見てください。

 私が通勤に利用している立川駅までのバスの車内です。通常なら30名ほどの通勤客が乗車しているのですが、先週の木曜日・金曜日は、私を除き3名の乗客でした。(帰りのバスは、途中から一人の条伽卯もいませんでした。)
 ただ、教職員に聞くと、「朝の中央線は混雑しています。」とのこと。「不安なのは、マスクをしていてもこれだけの乗客がいることです。自分が感染して、家族はもちろんのこと、三小の子供たちに感染させてしまったら・・・と思うと、心配です。」と私に訴えていました。
 国や都からの自粛要請、そして実際のこのような状況ですから、休校継続に加え、市教委が当初予定していた「週1日の登校日」が「相談日」に変更したのも、当然かと思います。(「登校日」だと、保護者の皆さんに「我が子を学校に行かなくてはいけない」と思わせてしまいます。そうではなくて、「このまま家にいるだけだとイライラしてどうしようもない。少しでも学校へ行って、イライラを落ち着かせたい。相談したい。」という子供たちの気持ちや「勉強でわからないところがあって、困っている。」という子供の悩みに対応する「相談日」であれば、あくまでも子供たちの自由意志ですので、来なくても良いのです。来校して、わずか5分で帰っても良いのです。)
 明日は1年生と6年生の相談日です。昨日も校長日誌に書いたように、保護者の責任の下で(学校に行く時刻、帰宅する時刻もご家庭で確認してください)、来校させてください。天気も悪くなるようですので、無理をさせないでください。また、来校しなかった子供たちについては、相談に来た子供たちに渡す課題(1ヶ月分の学習課題)を教員がご家庭のポストに届けます。ただ、明日午後ポスティングをする予定でしたが、明日は激しい雨となりそうですので、火曜日以降なるべく早くお届けする予定です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1257 (2020.4.11)

校長日誌 錦町の空から NO1257 (2020.4.11)

 138万アクセス達成

 あっという間に1万アクセス増え、138万アクセスを達成しました。ありがとうございます。おそらくは休校関係、相談日関係の情報を知りたいと思った方々がアクセスしてくださった結果だと思いますが、何にせよ良かったです。
 新型コロナウィルスの感染拡大が続き、一昨日、昨日は180人を超える感染者数となりました。このような状況での休校延長(5月6日までの休校)は当然と思います。
 ただ、立川市はこのような状況から相談日を設けました。休校が続いて「学校に行きたい!もう家でずっといるのはしんどい!」「ずっと家にいて、気持ちがどんどん落ち込んだ~。いらいらする!」などと気持ちが沈んでいる子供たち、「学習課題が出たけど、分からないのがあって、勉強が進まない!」などの悩みを抱えた子供たちの相談にのるために来校の時間帯を設定しました。
 13日月曜日は、1年生と6年生の相談日、14日火曜日は2年生と4年生の相談日、16日木曜日は、3年生と5年生の相談日とします。
 来校した子供たちには、5月6日までの休校の間の学習課題等を渡します。その課題等を受け取ってすぐ帰っても良いし、2時間相談に乗ってもらっていても良いし、全くの自由です。(遊び感覚で来させるのはやめてください。保育ではありません。あくまでも相談日です。)
 2時間の設定時間(9時から11時)のいつ来ても、いつ帰っても良いです。ただ、三小への来校、退出についてはすべて保護者の責任でお願いします。
(保護者と子供とで「何時に三小へ行って、何時に三小から帰宅する」のかを確認してください。学校では、子供たちの来校時刻や退出時刻を把握することはできません。)
 相談日に来校しない子供たちについては、学習課題を家庭訪問してポストに入れさせていただきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1256 (2020.4.10)

校長日誌 錦町の空から NO1256 (2020.4.10)

 始業式⑤

 始業式で刮目したいと思っていたのは、最高学年6年生の言葉。1ヶ月のブランクで、久しぶりの学校。卒業式に参列できなかったことで、在校生代表としての役割を果たせませんでした。ここで大役を果たすことで、達成感を得、最高学年としての自覚をもつことができるはずだったのです。それができずじまいで、最初の最高学年としての出番がどうなるかと私も少し不安でした。
 しかし、実際はその不安はまったく杞憂となりました。

6年生各学級の代表の子供たちは、原稿を持たず、空で堂々と発表してくれました。
学校全体のリーダーとしての活躍を期待する船出でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1255 (2020.4.9)

校長日誌 錦町の空から NO1255 (2020.4.9)

 始業式④

 始業式で子供たちに伝えたことは3つです。
 1つ目。進級お祝いの言葉。
 2つ目。新型コロナウィルスの感染拡大の状況から、「感染しないため、うがい・手洗い・マスク」や「人混みを避けること」。さらに、「これからは他の人に感染させないこと」。(そのために距離をとる、具合が悪かったら、学校に来ない等)
 3つ目。新型コロナウィルスはしばらく続く。皆さんも、皆さんの家族も、先生方もみんな大変。
大変でもしばらくは我慢するしかないこと。こんな時こそ、皆さんと先生方と皆さんの家庭の人たちと地域の人たちと、力を合わせ前へ進もうということ。
 いつ収束するか全く見えない新型コロナウィルスの感染拡大。
 でも、負けない!

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1254 (2020.4.9)

校長日誌 錦町の空から NO1254 (2020.4.9)

 始業式③
(前号より)

快晴の空の下、始業式を開催。

話を聞く態度も、前学年の時と同じ素晴らしい聴き方。

校長講話は、進級のお祝いと、新型コロナウィルスへの対応について。

始業式は短時間で行うため、異動や退職の先生の紹介はもちろん、新任の教職員の紹介もカットしました。担任紹介は?もちろん、こちらはてきぱきと行いました。
校歌斉唱もなしであっという間に終了しました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1253 (2020.4.8)

校長日誌 錦町の空から NO1253 (2020.4.8)

 始業式②
 (前号より)
 始業式前、8:20頃に私は校庭に出ました。先生方(元担任等)が子供たちを整列させています。新しいクラスです。背の順も決まっていません。でも、全体を見回すと、何ときれいに整列できていました。
 私は始業式の校長講話の冒頭で「さすがは三小の子供たちです!」と褒めました。(特に褒めたのは、全体の両側で整列している高学年の子供たちです。下学年の見本となっていました。)
 素晴らしい新学年のスタートでした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1252 (2020.4.8

校長日誌 錦町の空から NO1252 (2020.4.8)

 始業式

 新学年の子供たちは制御がききにくいものです。「今年の先生は誰だろう?」「(クラス編成替えがあった学年の子供は)新しいクラスのメンバーは誰だろう?」ということで子供たちはワクワクドキドキ。さらに今年度は1ヶ月ぶりの登校です。当然、子供たちはワサワサするだろう、と予想していました。
 先生方は、「ただでさえワサワサする新学年で、1ヶ月ぶりだし、子供たちは並ぶのに時間がかなりかかると思います。」「では、始業式は8:25から始めましょう。」、「始業式はかなり押せ押せになると思います。9時前に終われば良いと思います。」等々予想していました。
 私は
「三小は、子供たちの整列の状況はとても良い。本当はキチンと並ばせたい。でも、今回だけは、特別。諸般の状況を考えると、整列はできていなくてもよい。」
と先生方に言いました。
 では、実際はどうだったのでしょうか?
 ところが、

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1251 (2020.4.6)

校長日誌 錦町の空から NO1251 (2020.4.6)

 137万アクセス達成

 とうとうこの日がやってきました。新学年がこんなに遠いとは!子供たちにとっても、首を長くして待った1か月だったと思います。(もちろん、この1か月以上の間子供たちを支えてくださった保護者の皆様も本当に大変だったと思います。)
 今日の始業式は、初めて校庭で式を行った後、教室へ行きます。始業式で式後教室へ行くというのは初めてではないでしょうか?
 教室で国語や算数の教科書、ドリル、そして学校だよりなどたくさんの文書を渡します。もちろん、子供たちに新年度の学級経営の方針、抱負なども語ります。
 その後は入学式。短時間で終えなくてはいけないので、私も話を短くします。教員の紹介も副校長と担任と養護教諭のみ。
 
 ところで、あっという間に137万アクセスを達成しました。おめでたいのですが、明日からまた休校。めでたさも半分です。次の登校は来週の月曜日13日です。(※現時点での予定です。緊急事態宣言が発令されたり、ロックダウンされたりしたら、登校日も変更されるかもしれません。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1250 (2020.4.5)

校長日誌 錦町の空から NO1250 (2020.4.5)

 マスクはつけよう②

 (前号より)
 マスクをつける日本人やアジアの人々とマスクをつけない欧米人・・・この図式が今年変わりました。新型コロナウィルスが流行し始めたときの欧米の風景はマスクをしている人がほとんどいない風景でした。
 しかし、新型コロナウィルスの感染拡大の中心地なった今は、スペインでもフランスでもアメリカでもマスクをつけて歩く姿が見られるようになりました。(最新の映像では人が歩いていませんが・・・)
 驚いたのは、アメリカのトランプ大統領です。「私はつけないが、マスクをつけたほうがよいようだ。」とアナウンスしました。
 新型コロナウィルスが流行し始めたときには、「マスクの効果」をいぶかしんでいた人たちが多かったのですが、今や日本やアジアだけでなく、欧米でもその効果を認めているようです。(もちろん、自分が感染しないだけでなく、人に感染させないという自他の効果が認められたからでしょう。)
 というわけで、明日からの登校(といっても6日の次は13日ですが・・・)の際はお子さんが登校する前には、必ずマスクの着用をご確認ください。
 また、修了式に子供たちに配布した健康観察表をもとに、6日の朝の検温、健康観察もお願いします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1249 (2020.4.5)

校長日誌 錦町の空から NO1249 (2020.4.5)

 マスクはつけよう①

 ニューヨーク日本人学校に勤務していたころ、月に1回教育審議会(私学で言うところの理事会のようなもの)のため、マンハッタンに出張しました。(日本人学校はコネチカット州グリニッジにあります。)会議の場所は、ニューヨークの大使館。バリバリのニューヨーカー、エリートビジネスマンが行きかう場所です。大使館まで歩いていると、「自分もニューヨーカーの風景の一部になっているかなあ」などとふと思ったりしたものです。(まあ、冷静に考えて風景の一部にはなっていませんでしたね。)
 日本人ビジネスマンは私と違って風景の一部になっていましたが、唯一風景の一部にならないときがありました。 
 それは冬場。インフルエンザが流行するときです。
 ある時、知り合いのアメリカ人が私に言いました。
「内野、日本人ってすぐわかるんだよね。なぜって、日本人はマスクをして歩いているから。」
 言われてみて、ハッとしました。
 確かに、マンハッタンを闊歩している中で、マスクをしているのは唯一日本人ビジネスマンだけ。
 当時(2011年~2014年)アメリカ人でインフルエンザが流行する時期にマスクをしている人はいませんでした。バルセロナ日本人学校の教員だった時もスペインでマスクをしている人はいませんでした。そういえば、スペイン人がこんなことを言っていました。
「マスクをしている人を見ると、私たちは『この人、なんかやばい病気なんじゃないか』って思うんだよね。」
 私たち日本人にとってはインフルエンザが流行する時期のマスクは見慣れた、何の違和感もない風景ですが、欧米人にとっては違和感だったのでしょう。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1248 (2020.4.4)

校長日誌 錦町の空から NO1248 (2020.4.4)

 始業式・入学式準備②

 新6年生が登校しました。1か月ぶりの登校です。

元5年生の担任の先生が子供たちに今日の仕事の内容について話をしました。話の聞き方は、さすがに6年生。

教室間の机椅子の移動が一番大きな仕事。

教科書を各教室へもっていくのも大きな仕事。

早く自分の仕事が終わった子供は、掃除。

6年生として初めての仕事。見事にやり上げてくれました。ありがとう、6年生!

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1247 (2020.4.4)

校長日誌 錦町の空から NO1247 (2020.4.4)

 始業式・入学式準備

 メールやHPでお知らせしたように、立川市は4月6日の始業式と入学式を挙行します。(今日現在立川市は感染者はいません。)
 その準備を教職員と6年生で行いました。(感染防止のため、登校前の健康観察(検温等)をきちんと行っているかとマスクを着用しているかを確認しました。)

1年生の教室の消毒。机、いす、棚など子供たちが触れそうな場所を消毒しました。

バケツに入れた消毒液を使うため、手袋は必須。

階段の手すりも十分に消毒。

これから子供たちが登校する前には、必ず校内を消毒します。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1246 (2020.4.2)

校長日誌 錦町の空から NO1246 (2020.4.2)

 始業式・入学式を目指して

 今日メールで配信し、HPトップページでもお知らせしたように、4月6日の始業式、入学式は予定通り行います。
 「予定通り」と書きましたが、始業式は、「校長講話は短時間で」「転出入の教職員紹介は延期し」「担任発表のみとし」「児童代表の言葉は例年通りに」「校歌斉唱は中止」して行います。ここまでで30分程度なので、その後例年とは異なり、教室へ入り、国語と算数の教科書と漢字ドリル(3年生は漢字プリント)や学校だより等の印刷物を配布し、担任の先生が子供たちに話します。(この流れは例年とは大きく異なります。)
 また、入学式もHPトップページに書いたように、参列者が「教職員」と「保護者」で、6年生の歓迎の言葉は、事前に録音したものを紹介し、「国歌」や「校歌」を斉唱しますが、教職員がマスクをした状態での斉唱です。
 例年と異なりますが、皆新型コロナウィルスの感染拡大防止のためです。
 
 できる中での最大値を考えて教職員で協議して、上記のようになりました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1245 (2020.4.1)

校長日誌 錦町の空から NO1245 (2020.4.1)

 令和2年度スタート

 皆さん、おはようございます。三小校長の内野康之です。今年度も引き続きよろしくお願いいたします。三小の校長もこれで3年目に入りました。市内南砂小学校で校長に昇任し、3年間、その後ニューヨーク日本人学校で3年間、帰国後市内西砂小学校で3年間、異動して閉校間際のけやき台小学校で1年間、そして第三小学校で3年目。これで校長歴も13年目となりました。
 今日から平成31年度から令和2年度へ年度として元号が変わり、今日から新学習指導要領完全実施となる記念すべき日ですが、新型コロナウィルスの感染拡大により不透明な状況が続いています。
 安倍総理が「長期戦になる」と述べていましたが、実際、この厄介な病気とはしばらく付き合わなくはいけないのでしょう。まだ病気の実態が分かっていないことが多く、その分対応策もすっきりとせず、当面「三蜜(密閉、密集、密接)を避ける」ことと「うがい・手洗い・換気」を徹底すること、そして万が一感染者が身近に出た場合、その方に差別的な扱いを決してしないことを徹底していかなければならないと思います。