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カテゴリ:校長日誌
校長日誌 錦町の空から NO544 (2018.12.4)
今日の給食
12月になのに、暖かいですねえ。あいかわらず。どうしちゃったんでしょうね。まあ、子供たちにとって良いのだから良しとするか。
昨日の全校朝会で表彰をしました。
サッカーの各大会で、最優秀選手賞、優秀選手賞をゲットした子供たちが何人もいました。将来の南野、堂安、中島かな?
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:高野豆腐のそぼろご飯、ゼリーフライ、春雨スープ、ミカン、牛乳
美味しゅうございました。
※ゼリーフライについて調べました。ウィキペディアによると、「ゼリーフライは、埼玉県行田市で作られている食品の商品名であり、おからを主としたものをパン粉などの衣を使わずに素揚げしたコロッケの一種である。行田付近地域限定の食べ物であり、広範囲に普及はしていない。」とのこと。また勉強です。
この真ん中の揚げ物がゼリーフライ。お金の
形に似ているので、銭フライ⇒ゼリーフライになったとか。
栄養士さんに聞きました。(副校長)
校長日誌 錦町の空から NO543 (2018.12.4)
全校朝会校長講話
昨日月曜日の校長講話です。
おはようございます。今日のお話の主役は、内藤大助さんです。内藤大助さんは、元ボクシングの世界チャンピオンです。
世界チャンピオンですから、世界で一番強いのですが、実は、中学生の時は、いじめられていたそうです。
内藤さんは、子供の頃、ひどく貧乏だったそうです。家はぼろぼろ。お父さんはいなくて、お母さんだけ。貧乏だったので、何も買ってもらえなかったそうです。
中学生のときにいじめられたそうです。その内藤さんは身長が140cm。いじめていた相手は、身長が170cm。バカにされて、笑いものにされて、使いっ走りをさせられていたそうです。でも、抵抗はしないで、いじめられないようにいじめっ子のご機嫌を取って学校生活をしていたそうです。
あるとき、おなかが痛くて、病院に行ったら、胃潰瘍と言われたそうです。胃潰瘍って、胃がひどく傷ついてしまった状態ですね。中学校3年生になって、さらにいじめはひどくなりました。内藤さんは、「もう、限界だ」と思ったそうです。そして、カラスやスズメ、虫でもいい、人間以外のものになりたかったそうです。もちろん、学校に行きたくなかったそうです。
そんなとき、担任の先生、佐々木先生という先生が内藤さんの様子がおかしいことに気づいてくれました。佐々木先生は、ふだんは生徒との距離が近くて、人気のある先生で、ソフトな先生。その佐々木先生がクラスで、こう言ったそうです。
「最近、誰かが、誰かをからかっている。特定の人に、ひどいことをしている。誰がやっているか、思い当たる人は手をあげろ!」
普段優しい先生が怒ると、迫力あったでしょうね。
先生が怒っていることはわかって、誰も答えなかったそうです。すると先生は、大声でいじめっ子の名前を呼んだそうです。
「おい、○○。おまえのことを言ってんだよ!!」
教室は、シーンとなりました。内藤さんは、ビックリしたそうです。そして、すごいと思いました。なんでかというと、「こんな大人もいるんだ」と思ったからです。
佐々木先生が大声で叫んでから、内藤さんへのイジメはおさまったそうです。このことをきっかけに、内藤さんは、ボクシングを始めました。いじめっ子に仕返しするためじゃなくて、自分の身を守るため。いじめっ子パンチを打つのではなく、相手のパンチをよけるため。
ところが、不思議なことが起きたそうです。ボクシングを始めて、強くなると、いじめっ子に返そうという気持がなくなったんです。
こうして、内藤さんは、いじめから救われました。
内藤さんは強くなって、日本チャンピオンになってから、佐々木先生にこう言ったそうです。
「先生のひとことで、救われたんです。」
先生は、変わらぬ優しい笑顔で、小さくうなずいてくれたそうです。
さて、皆さん、聞いていてどうでしたか?ひどいいじめでしたね。いじめっ子たち、本当に許せないですね。佐々木先生が気付いてくれて良かった。
ただ、校長先生は、佐々木先生のやり方はどうだったのかな、と思います。いじめっ子の名前を呼んで、叱ったのですが、もしいじめが収まらなかったら、かえってひどいいじめになっていたかもしれません。じゃあ、どうすれば良かったのか。まず、いじめられている子がいたら、一番わかるのは、周りの子です。周りの子がいじめを止めることです。このことは前に話しました。
次に、先生が一人ではなく、先生方が力を合わせていじめを止めることです。もちろん、校長先生も登場します。内藤さんのようにいじめがひどい場合には、警察も必要ですね。
最後に、いじめられている子のおうちの人やいじめている人のおうちの人にも集まってもらうことです。
とはいっても、校長先生は佐々木先生はステキな先生だと思います。なぜなら、「いじめは絶対に許さない」という強い気持ちをもっていたからです。「いじめは絶対ダメ」という気持ちは、三小の先生方も佐々木先生に負けないくらい強いです。きっと、三小の皆さんも、「いじめは絶対にダメ」と思ってくれていると思います。
みんなでいじめのない三小にしていきましょう。
いじめ講話は、これで2学期に3回行いました。しつこいようですが、これくらいやった方が子供たちの印象に残ると思っています。
校長日誌 錦町の空から NO542 (2018.12.03)
今日の給食
12月に入りました。あと1ヶ月もしないで2学期が終わるなんて・・・。
そんな心をなくす(忄=心 に 亡)くらい忙しい毎日の中でほっとさせてくれるのが、小山豊水先生の生け花です。
どうですか?先生が活けている間、子供が寄ってきて、「きれい。」と言っていました。素直な子供の感想です。
さて、今日の給食です。先週の金曜日は、午前中11時半から出張だったため、給食ブログをアップできずに済みませんでした。
今日の給食メニュー:エスロカップ、、キューブサラダ(ソイドレッシング)、リンゴ、牛乳
美味しゅうございました。
※エスロカップって、何?と思った方。私も知りませんでした。ウィキペディアには、次のように書いてありました。
「エスカロップは、ケチャップライスまたはバターライスに豚カツを乗せてドミグラスソースを掛けた料理。北海道根室市のご当地料理で、略してエスカとも呼ばれる。」
なるほど~。給食って、こういう知識も得られますね。
校長日誌 錦町の空から NO541 (2018.11.30)
11月も今日で終わりですね。光陰矢のごとし。
さて、本校は今年度から3年間、体育の研究に取り組んでいます。これまでに4年生と6年生で研究授業を行いました。そして、今週の水曜日、1年生で体育の研究授業が行われました。(これが本年度最後の研究授業となります。)
4年生と6年生がマット運動であったのに対し、1年生は「鬼遊び」。
準備運動をして、めあてを確認して、まずは1対1の鬼遊び。どの子供も楽しそうに、そして力いっぱい運動に取り組みました。
いよいよメインのチームでの「鬼遊び」。しっかりとめあてを確認します。話を聞く態度はとても良かったです。
いよいよチームでの鬼遊び、いわゆる「しっぽとり」です。おしりにタグをつけて、あらかじめチームで決めた作戦を元に、守備をかわして得点を目指します。2回戦行って、運動量も一杯。
最後に、まとめ。学んだことを振り返るのは、とても大切です。めあてを確認し、しっかりまとめることで、主体的な学びとなります。
子供たちの頑張り、そして先生の深い教材研究が見えた研究授業でした。
校長日誌 錦町の空から NO540 (2018.11.29)
今日の給食
上の写真は、学芸会リハーサルの後の6年生。話をしているのは担任の先生。3人の先生が学芸会へ臨む6年生への想いを熱く語りました。6年生は、担任の想いをしっかり受け止めていたと思います。こういう子供と担任の関係、ステキですねえ。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:パインロール、マカロニグラタン、豆腐と卵のコーンスープ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO539 (2018.11.29)
学芸会⑦
昨夜は、予報通りの雨。乾いていたところなので、ちょうど良いお湿りとなりました。
さて、学芸会の大トリ、6年生の演目は「ライオンキング」。
児童鑑賞日のとき6年生の熱演を見終わった5年生が、「感動した。」と言ったということは、紹介しましたが、5年生ばかりではありません。当然のように私も感動。来賓の皆さんからも「感動した。」という感想が寄せられました。(中には、涙をうっすら浮かべて「感動しました。」とおっしゃっている来賓の方がいらっしゃいました。)
オープニングのラフィキのソロ。パワーの必要な歌ですが、見事に歌い上げました。
他の子供たちのソロも素晴らしい出来でした。さすがは6年生。
シンバが生まれた場面。子供たちの力作のお面や衣装、そして大道具や背景画が素晴らしい。
悪役「スカー」の登場。空気感を変える熱演でした。お面に頼らず、台詞に表情をつけての熱演でした。
シンバとスカーの戦い。6年生は、台詞の表情はもちろん、顔の表情・身体を大きく使っての演技でもしっかり表現していました。
スカーに勝ったシンバが雄叫びを上げる名場面。このあたりで、観客はみんなじ~んと来ていました。
感動の大団円。合唱も素晴らしかった。
エンディングの6年生の言葉も想いが良く伝わるステキな言葉でした。
校長日誌 錦町の空から NO538 (2018.11.28)
今日の給食
ふと気づいたら、57万アクセスを達成していました。56万アクセスを達成してわずか4日での達成です。すごい!やはり学芸会の力が大きかったのでしょうか。今後ともご愛読のほどを。
いや~、それにしても暖かいですねえ。昨日に続き、今日もポカポカ陽気。本当に12月が近いのでしょうか?でも、子供たちにしてみたら、体育をするにしろ、大縄跳びをするにしろ、休み時間で遊ぶにしろ、外遊びにぴったりの気温です。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:坦々うどん、ポテト春巻き、卵とキクラゲの炒めもの、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO537 (2018.11.27)
今日の給食(学芸会⑦)
上の写真をご覧ください。開演前に子供たちが高く掲げていた「静粛に」のプラカードです。「静かにしてください!」という大声が響く会場よりも、知的で良いですね。
今日は11月も終わろうとしているのに、ポカポカ陽気。この後20度近くまで気温が上昇とのこと。いったいどうなっちゃってんでしょうか?
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ベーコンとゴボウのピラフ、豆腐ナゲット、コーンクリームシチュー、牛乳
美味しゅうございました
校長日誌 錦町の空から NO536 (2018.11.26)
学芸会⑥
学芸会大トリの6年生の前を演じたのは、4年生。演目は「地獄の惣兵衛」。他の演目が劇場芝居やミュージカルなのに対して、4年生だけ落語が出典です。4年生はお笑いが大好きで、とっても元気な学年。その個性を十二分に生かせる演目です。
ただ、リハーサル(水曜日)で、1~3年生の素晴らしい演技を見た4年生の担任たちは、かなりのプレッシャーだったようです。「1~3年生のどの学年も、学年発達段階以上の素晴らしい演技。4年生のプレッシャーは大きい。」と。
でも、その心配は杞憂になりました。大きな声で堂々と演じ、しかも児童鑑賞日にも、保護者鑑賞日にも笑いをしっかりとって、目標達成でした。
オープニング。地獄の惣兵衛というもしかするとあまりなじみのない演目を簡単に解説。大きな声と力強い振り付け観客をぐっと惹きつけました。
よくわからない理由で地獄行きを命ぜられる惣兵衛と仲間たち。いじられキャラとなったえんま様の演技も笑いを誘いました。
地獄の試練をチームワークで乗り越える。まずは針の山を惣兵衛の軽業で乗り越える。
釜ゆでの刑も、山伏の術で良い湯だなあ~。
※この後の写真が挿入できません。済みません。本来なら、大団円の写真を入れるつもりでした。
校長日誌 錦町の空から NO535 (2018.11.26)
学芸会⑤
学芸会で一番の観客数は、2年生だったかもしれません。2年生のみだったにもかかわらず、客席の後方まで一杯。その2年生の演目は「11匹の猫」。元気な2年生にぴったりの演目です。
児童鑑賞日にこの「11匹の猫」を鑑賞してくださった三中の山口校長先生は、見終わった後、「良く声が出てますねえ。」と感心しきり。私が「でも、やっぱり2年生はかわいいですねえ。」と言うと、大きく目を見開いて「えっ?!2年生なの?4年生かと思った。」と驚いていました。
腹ぺこの猫たちは、伝説のモンスター魚を求めて旅に。
強大な力を持ったモンスター魚と対面。しかし全く歯が立たず。おびえている様子が上手。
力で叶わないなら、と作戦を考えた猫たち。この後とうとう戦いに勝利。猫とモンスター魚との迫力ある戦いをうまく表現していました。
最後は大団円で、大合唱。頑張りました。