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カテゴリ:校長日誌
校長日誌 錦町の空から NO534 (2018.11.25)
学芸会④
3年生→1年生ときて、中トリは、5年。6年生と共に、平成最後の学芸会であるとともに、小学校生活最後の学芸会となった5年生。子供たちと担任の先生方の熱い想いを載せた劇は、「モモと時間泥棒」。メッセージ性のある難しい劇に取り組みました。
オープニング。観客に問いかけながら、一人一人パラを投げるパフォーマンス。おしゃれ。
主人公モモの登場。
時間泥棒の登場。高学年になると、悪役も迫力が出てきます。(ちなみに、私が子供なら、絶対に悪役がいい!存在感がパンパないですからね。)
時間泥棒は、言葉巧みに、市民をだまして、時間を奪っていきます。数値を上げて説明は、説得力がありますが、逆に怖いですね。
モモと仲間が力を合わせて、時間泥棒をやっつけます。5年生のパワーの見せ所。
最後に大団円。合唱もとてもステキでした。
校長日誌 錦町の空から NO533 (2018.11.25)
学芸会③
3年生の後を受けた1年生の出し物は、「裸の王様」。ストーリーもお馴染みで、わかりやすいものなので、見ている側としては、棒立ちで、声が小さくても、失敗が続いても、「1年生、かわいい~っ!!」となって、OK。でも、1年生の担任は、「かわいい、だけで終わるつもりはない。貴重な機会なので、しっかり台詞を会場に伝え、一生懸命演技でも伝える劇にしたい!」との熱い想いをもって指導してきました。
背景画と子供たちの力強い台詞、そして力強い演技で、あっという間に中世の城下町の雰囲気になりました。
王様の登場。幕が開いたとたん、あまりの王様の風格に、会場はどよめきました。いいなあ、王様の風格があるって。私も校長の風格がほしい。
何の先入観もない子供たちによって、とうとう王様が裸であることが判明して、一同パニック。子供たちの熱演に拍手!!
王様が改心して、めでたしめでたし。大団円。
校長日誌 錦町の空から NO532 (2018.11.24)
学芸会②
学芸会のトップを飾るのは、3年生。「オズの魔法使い」です。オズの魔法使いは、実は私の大好きなミュージカルです。渡米後、アメリカ人がいまだにこのミュージカルが大好きだと知ってうれしくなった覚えがあります。(マンハッタンの露天で「オズの魔法使い」のプレートをしばしば見かけます。)
それはさておき、トップバッターにふさわしい、パワフルな熱演でした。
オープニング。歌と踊りでこれからの演目への期待を抱かせます。
主人公ドロシーと仲間がエメラルドの国に到着した場面。鑑賞していた来賓が「これはもう劇と言うより、ミュージカルだね。」とおっしゃっていました。
西の魔女とドロシーたちの戦い。演出も工夫されていて、3年生とは言え、迫力のある戦いでした。
戦いに勝って、帰宅と知恵と心と勇気を手に入れて、大団円。
トップバッターの役目を十二分に務めてくれた3年生でした。
校長日誌 錦町の空から NO531 (2018.11.24)
56万アクセス御礼!
学芸会が昨日成功裏に終了し、ふと今日HPを開いたら、56万アクセスを達成していました。ありがとうございます。
学芸会①
さて、昨日まで秘密にしていた学芸会の各学年の演目を紹介します。(これらの写真は、児童鑑賞日に撮影しました。)
まずは、諸注意。
子供たちが「ただ、言葉だけで諸注意するより、劇化して伝えたい。」と先生方に訴え、先生方がゴーサイン。ということで学芸会らしい諸注意となりました。(写真は、「(見ている人たちが)盛り上げよう。」と伝えているところ。)
諸注意の後、校長挨拶(すでにアップ済み)、そして学芸会の歌です。以前も紹介しましたが、この歌の歌詞は、とってもステキです。この歌を歌ってから、劇に入るのは、スムーズです。子供たちも一生懸命歌いました。
校長日誌 錦町の空から NO530 (2018.11.23)
今日は勤労感謝の日。というわけで、給食はありません。代わりに教員が食べた弁当を・・・となっても、読者の皆さんには全く興味ないですよね。
そこで、昨日の児童鑑賞日の私の校長挨拶を載せます。
おはようございます。とうとう学芸会本番となりましたね。これまで皆さんは練習をよく頑張りました。練習の時、先生方が厳しいなあ、と感じた人がいるかもしれません。でも、その厳しさは、皆さんがもっともっとできると信じているからこその厳しさです。これくらいで満足してほしくないと思うからこその厳しさです。そんな厳しさも乗り越えてきた皆さんですから、今日は自信をもって、取り組んでください。 そして先生も含めてみんなでも、「最高の学芸会にするぞ!」という気持ちで取り組んでください。
最高の学芸会にするには、演じている人だけではダメです。見ている人たちの力も必要です。おしゃべりをしてはいけないのはもちろんですが、面白い時には大いに笑い、応援してほしいと言われたら、思い切り声を出したり、歌ったりし、良い演技だなあ、頑張っているなあと思ったら、大いに拍手をする・・・それが見ている人たちの役目です。舞台と会場みんなで最高の学芸会を創り上げていきましょう。
校長日誌 錦町の空から NO529 (2018.11.23)
今日は保護者鑑賞日!
今日はとうとう保護者鑑賞日です。児童鑑賞日も学芸会本番ですが、子供たちにとっては、おうちの人に見てもらえる今日の保護者鑑賞日が本当の本番だと思います。
今日は子供たちの熱演に惜しみない拍手と声援を送ってください。(エンディングで、「ブラボー!」なんてかけ声もステキですよ。)
さて、あくまでも劇の中身は秘密なので、今日も劇には触れずに、別の話題を。
先週の火曜日に避難訓練がありました。今回は地震想定。
高低で体育をしていた1年生は、中央に集まり、身体を低くして、頭を守りました。
揺れが収まって、校庭に避難開始。おかしもの約束をしっかり守っていました。
「避難開始!」の合図から、全員の避難完了が確認できるまでの時間は・・・なんと4分17秒。素晴らしい時間です。
課題をしっかりクリアするのが三小の子供たちです。
もちろん、大いに褒めました。
校長日誌 錦町の空から NO528 (2018.11.22)
今日の給食
いよいよ学芸会一日目。ちょっと冷え込んできているので、体育館の中で一日鑑賞するのをちょっと心配していましたが、530名の熱気で寒くはありませんでした。昨日も書きましたが、中身については明日の楽しみが減ってしまうため、一切非公開とします。明日、ご自分の目で子供たちの頑張りを確かめてください。
※先日プリントが出ましたが、念のため。明日の児童鑑賞日は、ランドセルでの登校です。明後日の保護者鑑賞日は、ランドセルでも手提げでもどちらでもかまいません。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:焼き肉丼、キムチ入り味噌汁、リンゴ、牛乳、
美味しゅうございました。
丼物は、良いですねえ。日本人で良かった!と思えます。
校長日誌 錦町の空から No527 (2018.11.21)
今日の給食
今日はいよいよリハーサル。でも、劇の中身は一切ヒミツです。(そうでないと、23日の保護者鑑賞日の楽しみが減りますよね。)
ところで、先週の火曜日に西国立保育園の子供たちが学校を訪問してくれました。毎年恒例の収穫感謝祭のおすそ分けです。
副校長先生が受け取りました。
いただいた果物(リンゴ、ミカン、西洋梨)は、私と副校長と事務室でいただきました。美味しかった。
感謝祭、と聞くと、とても懐かしいです。ニューヨーク日本人学校のとき、6年生の修学旅行で、ボストンに行き、その際、メイフラワー号が到着したプリマスや人々が入植した村(本当に寒村)を再現したテーマパーク、プリマスプランテーションを訪問し、当時の人々が本当に生きていくのに苦労していたことを知ったからです。感謝祭の深い意味が分かりました。
日本でも、食べ物を食べられることに感謝する気持ちを忘れがちですが、終戦後の食糧難、大災害で食べ物に困った地域での体験を踏まえて、折に触れて子供たちに食べ物を大切にし、感謝の気持ちをもつことの大切さを伝えていかなくてはいけませんね。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ミルクパン、カボチャコロッケ、ボイルキャベツ、白菜のクリームスープ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO526 (2018.11.20)
今日の給食
話はさかのぼります。11月6日(火)、授業を見て回っていたら、6年生が図工で劇の小道具を制作していました。
担任の先生と子供たちが、自分たちの劇「ライオンキング」のお面を作っていたのです。当初6年生の教室に置いてあった段ボールを見ていた時は、リサイクルセンターですか?という感じですが、段ボールが見事なお面に変貌していたのを見て、感激。まさに、月曜日の朝会で私が話した「簡単に満足しない」を6年生の担任と子供たちは実現しています。
いよいよ明日はリハーサル。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:発芽玄米入りご飯、サワラの味噌煮、きりたんぽ汁、フルーツ寒天、牛乳
超和食!美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO525 (2018.11.20)
校長日誌 錦町の空から NO525 (2018.11.20)
簡単に満足しない
昨日(11月19日)の全校朝会の私の講話です。
おはようございます。今日のお話は、「簡単に満足しない」ということです。
校長先生が好きなテレビ番組に、「NHKプロフェッショナル仕事の流儀」というものがあります。
この番組は毎回、いろいろな仕事のプロフェッショナルが出てきます。
ある時は、髪の毛一本よりも細かいところまで整備する飛行機の整備士。ある時は、大リーグで活躍するイチロー選手。またある時は、子供から大人まで大人気のパン職人。またある時は、世界で活躍するサッカーの本田圭佑選手。またある時は、大人気のてんぷら職人。
この人たち全員に共通すること、同じことがあります。それは・・・「簡単に満足しない」ことです。これくらいでいいや、ってならないんですね。
さて、学芸会の本番まであと3日となりました。みんな練習をして、よくなってきましたね。で、もうこれくらいでいいかぁという気持ち?もうこれで満足ですか?(※さすがは三小の子供たち。多くの子供たちが首を横に振りました。)そうですね。
学芸会の練習でも「簡単に満足しない」ことが大切です。先生方は、皆さんがチームワークで、もっともっといい演技ができると信じています。みんなで力を合わせて、「もっともっとよいものを!」という気持ちで練習を何度も繰り返してください。「練習は嘘をつかない」という言葉があります。
「みんなで成功させよう!」という気持ちを一人一人がもちましょう。
本番で失敗したらどうしよう、と今不安な気持ちの人がいるでしょう。その不安をどうにかしたかったら、練習を繰り返すことです。
練習を繰り返すことで、自分の中に自信を作ることができます。
学芸会最後の週、「簡単に満足しない」、「もっともっとうまくなろうという気持ち」の2つを大切にしてください。
そうして練習を重ねた結果たとえ失敗したとしても、その失敗は、見ている人にはかっこよく見えます。
見ている人たちは、皆さんの演技のうまさではなく、皆さんの一生懸命さに感動するのです。
今の自分たちに満足しないで、練習を重ね、本番は下手でもいいから、失敗してもいいから、一生懸命に演じてください。
楽しみにしています。
※ 子供たちは、プロの俳優、女優ではありません。プロを目指しているわけでもありません。大切なのは、一生懸命演じることだと信じています。明日、明後日の本番で、子供たちの演技が拙くても、声が十分届かなくても、一生懸命演じてくれれば、仲間とチームワークで力を合わせてくれたら、私はきっと感動することでしょう。