日誌

2019年8月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO924 (2019.8.11)

校長日誌 錦町の空から NO924 (2019.8.11)

 NAGASAKI

 8月9日(金)。長崎原爆の日。テレビを見ていたら、アメリカで「NAGASAKI」という言葉が動詞のように使われているという報道がありました。
「NAGASAKI」という言葉は、何と「破壊する」という動詞として使われているとのこと。意味合いとしては間違えてはいないのでしょうが、例えばこの「NAGASAKI」を上司が部下に向かって、「お前のキャリアをNAGASAKIしてやる」というように使う、と聞いて、何と無神経な!と感じました。
 言葉のいじめと同じで、使っている方は、何とも思っていないのかもしれませんが、使われた方(いじめられた方)や、長崎県民の皆さん(いや、日本国民と行った方が良いのかもしれません)は、このような使われ方を聞いたら、嫌悪感しかないでしょう。
 国語や英語のような言語教育では「相手意識」ということが大切にされますが、コミュニケーションしている相手だけでなく、聞いている周囲の人たちへの意識も大切ですね。
 8月6日、8月9日、この両日を私たちは大切にしていかなくていけない、と改めて感じました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO923 (2019.8.10)

校長日誌 錦町の空から NO923 (2019.8.10)

 エミール

 先日オペラ歌手の佐藤しのぶさんのコンサートに行ってきました。「え?オペラ?内野校長が?・・・柄にもない。」「相撲観戦ならわかる。」と言われるのは百も承知です。でも、好きなんです。オペラも、佐藤しのぶさんも。
 コンサートを堪能した後、書籍やCDの販売がありました。思わず書籍を買ってしまいました。なぜかというと、佐藤しのぶさんのサイン本だったからです。その著書「佐藤しのぶ 出会いのハーモニー(佐藤しのぶ著、東京書籍刊)」の山田洋次監督との対談の部分にこんな記述がありました。
「・・・(山田洋次監督の言葉)ルソーの『エミール』の中に出てくる有名な言葉に『子供を不幸にするのは簡単だ。求めるものをすべて与えてあげればいい』ってある。まさに今の子供たちは、そうなりつつありますね。・・・」(同著P141 )
 何でもかんでも思い通りに行くって、子供たちにとって良くないですね。学校はある意味、世の中に出る前に社会勉強をする場でもあるわけです。すべて思い通りに行くわけはない。
 学習も同じで、先生が一から十まで教えてしまったら、子供たちは考えなくなる。
 どれだけ考える余地を残してあげられるか、それを自分たちで考えて結論まで至った、という意識にさせることが私たち教師の使命なのではないかと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO922 (2019.8.9)

校長日誌 錦町の空から NO922 (2019.8.9)

 夏季休業中の教員研修

 今年度は終業式が7月26日(金)。そしてその翌週まで個人面談と研修を設定しました。先生方にとっては他の学校がとっくに夏休みに入っているのに、三小だけ授業を行っていて、さらに翌週も研修がビッチリ入っていて、しんどかったと思います。
 ただ、三小の先生方は、どの研修にも全力で取り組んでいました。
 さて、7月31日。研修の終わりを飾るのは、外国語研修でした。

今回の研修のポイントは、「自力で指導案(授業案)を作成する」です。先生方は2学期に1単元または2単元(6~16時間)を英語専科の先生ではなく、担任の力だけで授業することになっています。皆、真剣に自力で授業案を作り、その後グループでああでもない、こうでもないと侃々諤々の論議をしていました。(自力で授業をしない1・2年生の担任の先生も、音楽専科の先生も一緒に取り組みました。「私はやる必要がない」というしらけた態度をとらないのが三小の先生方です。)

自分たちで作った授業案を元に、4年生の担任の先生が模擬授業。一生懸命な姿がかっこよかったです。

最後に英語専科の先生がコメント。2学期の担任の先生型の授業が楽しみです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO921 (2019.8.8)

校長日誌 錦町の空から NO921 (2019/08/08)

 涙もろい
 
 8月4日(日)の研修を終えて、帰宅後、研修で元気をもらったため、「このまま寝てしまうのはもったいない」と感じ、急遽映画を見ることにしました。
 最終回。開始は8時40分。何を見たかって?いつも硬派な映画を見ることが多いのですが、今回はアニメ。夏休みアニメにもいろいろありますが、今回見たのは「トイストーリー4」です。
 このシリーズには毎回ぐっときていますが、今回もやられました。
 子供のために全身全霊で戦う主人公に、涙が止まらなくなりました。
 子供向けの映画でおっさんが泣く、というのは恥ずかしい気もしますが、底は映画館。真っ暗なので、思いっきり泣いても誰も見ません。しかも、最終回ということで劇場内は閑散としていて誰にも気付かれようがありません。
 若い頃は「泣くことは恥ずかしいこと」と感じていて、滅多に泣きませんでした。
 でも、最近、めっきり涙もろくなりました。年をとった証拠ですね。そして、人目をはばからずに泣くことにも抵抗がなくなりました。
 これからも映画、それも子供向けの映画で泣きたいと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO920 (2019.8.7)

校長日誌 錦町の空から NO920 (2019.8.7)

 1学期の授業から

 7月29日(月)に夏季休業に入ってから10日。(通常の学校なら、17日。)夏休み本番っていう感じです。お子さんたちは熱中症になったり、夏風邪をひいたりしていませんか?(三小の子供たちは、夏の暑さを吹き飛ばす元気イメージしかありませんが。)
 さて、100万アクセス達成した後も夏休み中とは言え、しっかりとご愛読くださっていることに感謝します。今日は、1学期(末)の授業の様子を紹介します。

5年生の八ヶ岳自然教室の調べ学習。タブレットを使うのも様になっています。

4年生の「観光大使になろう」。3年生に向かって発表。3年生であることを意識して発表する、「相手意識」がポイント。丁寧に説明していました。

3年生の音楽。授業の終わりに「英語の歌」を歌いました。こうして英語の時間だけでなく、いろいろな時間に英語が自然に入ってくるようになりました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO919 (2019.8.6)

校長日誌 錦町の空から NO919 (2019.8.6)

 災害続き

 九州に台風が直撃。九州地方の皆さん、災害が続いていますね。お見舞いを申し上げます。
 熱帯夜が10日以上続いているという報道を耳にしました。昨日の研修会の後、小学校(立川ではありません)の横を通り過ぎると、「今日の○年生のプールはありません。」という表示がありました。気温が高すぎて危険なため、中止になったのでしょう。梅雨が続いてプールが中止、さらには異常高温で中止。来年度以降のプールも対策を考えて行かなくてはいけないのでしょうか。(昨年度の異常高温でプールを中止せざるを得なかったのですが、「まさか来年も、2年続けてこんなことが続くわけはない」という観測もありましたが、実際は昨年度同様になりました。これからは異常気象を前提に考えて行かなくてはいけないのかもしれません。
 皆さん、暑さに十分お気をつけください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO918 (2019.8.6)

校長日誌 錦町の空から NO918 (2019.8.6)

 体育実技研修④

 実技が終わったら、猛烈に暑い体育館を出て、イングリッシュルームに移動。今度は座学です。
 体育的活動(朝や休み時間など、体育授業の間―業間体育ーに行う体育的な活動)の理論、新しい学習指導要領等々について講師の先生から学びました。

パワーポイントを活用してわかりやすく教えていただきました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO917 (2019.8.5)

校長日誌 錦町の空から NO917 (2019.8.5)

 酷暑、地震、台風

 毎日暑い日が続きます。つい先日まで夏が来るのかしら?と思っていたのがうそのような酷暑の毎日。
 昨夜の地震も驚きましたね。テレビで地震情報が出たと思ったら、東京でもすぐに(ゆっくり、大きく)揺れました。震源地が遠いのに大きく揺れたので、震源地の震度が気になりましたが、やはり震度5。東日本大震災の余震とか。8年経ってもまだ余震?震源に近かった福島県や宮城県の皆さんは、「まだ余震か。」と不安になったことでしょう。
 昨日の研修会では、同じグループの中に福島県の小学校6年生の担任の先生がいらっしゃいました。2学期の(外国語の)授業に関して、いろいろアイディアを語っていらっしゃいました。一生懸命前を向いている先生に不安を与えるような地震。いい加減余震の不安から解放してほしいものです。ただ、地震はお願いして何とかなるものではないので、いつ地震が来ても冷静に対応でき気持ちを維持していきたいものですね。(おそらく、東北の皆さんは、私なぞが予想する以上に備えをしていることと思います。)
 さらに、今週は台風も接近。次の台風も日本接近をうかがっている状況。
 酷暑だけでも十分すぎる災害なのに、地震や台風も。日本に住む限り、受け止めなくてはいけませんね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO916 (2019.8.5)

校長日誌 錦町の空から NO916 (2019.8.5)

 体育実技研修③

(前号より)

チーム対抗戦。4つのコーンをまわって自陣に戻ってくるだけのシンプルなルールですが、他チームのメンバーに抜かされると、そのチームは失格。そのチームのコーンを減らして、少ないコーンで協議を続けます。写真は、2チームが失格して、2つのコーンで競技している様子。先生方は大いに盛り上がりました。

今の体育は、ただ身体を動かして、体力をつけるだけではありません。写真のように、チームで話し合って、作戦を練るのが大切です。

ピーターパンと言うゲーム。作戦が重要なゲームです。
実は、先生方の体育実技研修の様子を子供たちが体育館の入り口で並んでみていました。
子供たちは誰が教えたわけでもないのに、先生方が体育の実技研修をしていることに気付いたようです。
「あのゲーム、楽しそう。」
「あのゲーム、体育でやってくれたらうれしいな。」
などと口々に言っていました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO915  (2019.8.4)

校長日誌 錦町の空から NO915 (2019.8.4)

 体育実技研修②


回転している大縄を二人(ペアになるところがポイント)で駆け抜ける。大縄にはいろいろバリエーションがあります。

二人で跳んで、じゃんけん。勝つと縄を抜けられます。

音楽専科の先生も参加。全員で参加するのが三小。

写真ではわかりにくいのですが、ボールを使った遊び。バウンドパス遊びです。自分で決めた言葉(例えば、たちかわ)の数だけバウンドさせて、相手にパス。決めたとおりのバウンド数であれば、ポイントをゲット。頭も使う遊び。