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カテゴリ:校長日誌
校長日誌 錦町の空から NO554 (2018.12.12)
UDの授業
早朝からHPをご覧くださった皆様。「児童会サミット」の題がついていたものの、写真がなく、「あれ?」と思われたことと思います。実は、(時々あるのですが)写真がなぜか挿入できませんでした。ということで、急遽予定変更。先日行われた5年生の保健の授業を紹介します。
養護教諭の先生が「けがの手当」について保健の授業を行いました。
この授業は、養護教諭の先生らしい、まさにUD(ユニバーサルデザイン)の授業でした。どこがUDかというと、まず授業の流れがとてもシンプルだったこと。(「導入→展開→まとめ」という誰にもわかりやすい授業の流れであったこと。)次に、現在全体の流れの中で「今どこの部分を授業しているのか」がわかりやすくなっていること。(黒板の左には授業の流れが書いてあります。)最後に、板書がとてもわかりやすくなっていること。等々が随所に見られ、誰にでもわかる授業(UD)となっていました。
「先生もおうちの人もいない状態で。友達同士でハイキングにみんなで行くとします。けがをした場合を考えて、2つしか持って行けないとしたら、手当のために何を持って行きますか?」
という発問で子供たちがグループで話し合いました。持って行けるのは、例えば、カットバンや包帯、マキロン等々の9種類の中のたった2種類。
どの班も「簡単じゃん。」と言いながら開始したものの、意外に一人一人の意見が割れました。
班で意見がまとまったところで、「持参するもの2つ」と「その理由」をタブレットでまとめて、先生に送りました。(これで、全部の班の意見が一目でわかります。)ICTは活用すればするほど、子供たちのスキルが上がりますね。ICTを使いこなせる子供たちに育ちつつあります。
自信をもって意見を表明した後、本当に必要なアイテムは何かを聞いて、子供たちはみんなビックリ。(え?カットバンじゃないの? え?マキロンじゃないの? などと想定外の答えに驚きました。)骨折やねんざ、出血等々に対応できるのは、カットバンではないのです。
「なんだ簡単じゃん」→「え?そうなのか~」という発見がある授業が子供たちにとって「わかる・できる」授業です。
最後に先生がまとめました。
校長日誌 錦町の空から NO553 (2018.12.11)
今日の給食
先日テレビを見ていたら、「夏目漱石」がカレーライス(漱石はライスカレーと書いていた)が好物だったと知って、妙に感動しました。というのも、私もカレーライスは好物だからです。家でもカレーライスが出ると、ついついてんこ盛りで盛り付け、さらにおかわりをしてしまいます。(おそらくは成人男子の3倍食べるでしょう。)
というわけで(どういうわけ?)、今日の給食はカレーライスです。
今日の給食メニュー:カレーライス、海藻サラダ(和風ドレッシング)、リンゴ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO552 (2018.12.11)
校長日誌 錦町の空から NO552 (2018.12.11)
全校朝会校長講話
昨日の校長講話です。
おはようございます。先週の水曜日のことですが、6年生で英語の研究授業がありました。授業中、6年生が調べた、世界の小学校の発表がありました。(全部英語でよ。6年生、すごいね。)とっても面白かったので、皆さんに紹介します。
まずは、この国(と、国旗を提示)。エジプトです。エジプトでは小学校の授業は、日曜日から木曜日までだそうです。日曜日から授業が始まるんですね。
次はこの国。(と、国旗を提示)。スーダンです。スーダンでは小学校の子供たちは、朝、5:30に家を出るそうです。すごいねえ。皆さんならまだ寝ているでしょうね。
最後にこの国。(と、国旗を提示)。スペインです。スペインは校長先生も担任の先生をいていたときに3年間いたので、よく知っています。6年生が調べたところ、何とお昼休みが2時間。スペインではお昼ご飯を大切にします。ですから、家へ帰ってお昼を食べるので、2時間も休み時間があるのです。
どうですか?外国って、変だよねえ~。
でもね、外国から見ると・・・日本が変だと言われます。
例えば、まず外国の人が驚くのは、温泉や銭湯でたくさんの人がいるのに、みんな裸でお風呂に入ること。そう、日本では当たり前だよね。でもね、外国の人は、日本人が裸でたくさんの人と一緒にお風呂に入っているのはとっても変に見えるんです。
次に写真を撮るとき、日本人は、みんなピースをするよね。あれって、外国の人から見ると、とっても変に見えるんだって。
最後に、登校のとき、日本では子供だけで登校するよね。外国では、おうちの人と一緒か、スクールバスで登校するので、子供たちだけで登校するのは変に見えるんだって。
日本人にとって、当たり前のことが、外国の人から見ると、「変だよ~。」なんです。
これって、面白いね。だって、日本から見ると、外国って、変だ、不思議って思えることが多いんだけど、外国から見ると、日本がとっても変だ、不思議だって言うことが多いんだよね。
だから、校長先生が言いたいのは、「違いがあって当たり前」ということです。そして、「違いがあるからこそ面白い」と言うことです。
例えば、日本でも世界でも、背が高い人もいれば、低い人もいる。どっちが良いと言うことではありません。
また、日本でも世界でも肌の色が違う人がたくさんいます。肌の色が違っていても、同じ人間で、みんな同じなんです。
皆さんの周りを見ても、運動が得意な人もいれば、苦手な人もいる、算数が得意な人もいれば、苦手な人もいる。大切なのは、得意だから言って苦手な人を馬鹿にしたり、仲間はずれにしたりしないこと。苦手であっても、今持っている力で努力をすることです。違いを認めて、受け入れることです。
違いを認めることができる世界は、温かい世界です。
三小の皆さんも、お互いの違いを認めて、みんなで受け止められるようにしましょう。
最後に1つ。一人一人は違っていて良いのだけど、みんなで「こうしよう。」と決めたことについては、「みんなと一緒に」ということも大切ですよ。
※立川市は、多文化共生宣言をしています。三小の子供たちが互いに違いを認め合える教育活動を地道に進めていきます。
校長日誌 錦町の空から NO551 (2018.12.10)
今日の給食
朝はこの私が思わずコートを着てしまうほど寒かったのですが、今は気温も上がっています。(今私は、スーツの上着を脱いで仕事をしています。)
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:白麻婆うどん、揚げ餃子、切り干し大根のカレー炒め、モモゼリー、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO550 (2018.12.10)
「ブラボーッ!」
金曜日の午前中、りするホールで連合音楽会が行われました。
昨日お知らせしたように、私は、「三小頑張れ」のプラカードを副校長先生に託され(というかにこっと笑って「お願い」され)、歩道橋の上に陣取りました。出発する6年生を、副校長先生や空き時間の先生方が「頑張れ~っ!」と送り出しました。
三小はありがたいことに、りするホールの目の前。集合時刻ぎりぎりに出発し、歩道橋へ。6年生は私が歩道橋で待ち構えているとは思いもよらず、「三小頑張れ(裏面には「Go! 3 Go!」の文字)」のプラカードを持っているのを見ると、皆「あ~、また校長先生ったら~。こんな大仰にして~。」と言った表情で私を見ていました。
会場には市内の6年生がびっしり。どの学校も、十分な練習を積んできていて、自信が満ちていました。
緊張しているかと思いきや、意外とリラックスしている6年生。
音楽会の責任者の西砂小学校の校長先生の挨拶でスタート。
続いて、全員で「ふるさと」を合唱。なぜか連合音楽会は、昔からこの「ふるさと」でスタートするのです。
トップバッターは、若葉台小学校。その人数の多さと、その歌声の迫力に圧倒されました。次々と素晴らしい合唱、合奏が続き、あっという間にトリの三小の出番です。
本番に強い6年生もさすがに、ホールの雰囲気にちょっぴり緊張気味。
でも、合唱が始まると、いつもの6年生。私はほとんど最前列で鑑賞しましたが、子供たちの真剣な表情に感動。
見てください。この真剣な表情。頑張る姿は美しい。
合奏も終わったところで、会場から、太くて大声で「ブラボーッ!」のかけ声が。誰でしょう。(子供たちにはその声の持ち主はすぐわかったようです。)
会場から大きな拍手をもらい、自分たちでもやりとげた達成感で満足げな表情でした。
三小の代表として、よく頑張りました。