日誌

2020年10月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1541 (2020.10.10)

校長日誌 錦町の空から NO1541 (2020.10.10)

 異常気象?

 今、外は大雨。今日は市内でいくつかの学校が運動会となっていますが、さすがに延期でしょうか。(明日は晴天の予報だからよかった。)
 昨日の夜、ローマの日本人学校に派遣されていた先生のお話を聞く機会がありました。
 「ローマと東京の気候は似ていて、ローマにも四季があるのですが、最近は東京と同様で、異常気象。以前は真夏でも木陰に入れば、すうっとしたのですが、今は、どこでも蒸し暑い。その蒸し暑さが、ずっと続いて、ある時急に秋がやってくる、という感じです。」
 こんなことをおっしゃっていました。
 四季があり、その季節の変わり目があいまいなのが、日本らしさだと思っていましたが、どうも変わってきたようです。
 異常気象という言葉も、この気候が続けば、異常というより、通常になるわけで、このまま「日本には四季がある」という概念が変わってくるのでしょうか?
 いずれにしろ、さすがの暑がり(というより極端な暑がり)の私も今日は長袖を着ています。
(一昨日、昨日とスーツを着ていたら、半袖を着た若手の先生が「校長先生、スーツなんですね。」と言っていました。今週の初めは、私も半袖シャツだったのに、急にスーツになって、「校長先生と僕たちは同じ半袖連盟だったと思っていたのに」という連盟脱退の寂しさを感じたのでしょう。)連盟を脱退したわけでないということで、「実は、一昔前、クールビズの一環で総理大臣が半袖半ズボンのスーツを着ていたことがあったんだけど、もし、そのクールビズが成功していたら、私も半袖半ズボンスーツを着たいんだけど、すぐに破綻してしまったから、残念だけど、普通のスーツなんだよ。」と話したら、若手の先生は納得(?)していました。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1540 (2020.10.9)

校長日誌 錦町の空から NO1540 (2020.10.9)

 今日の給食

 またも台風。14号という数は例年と比べ、さほど多くなのかもしれませんが、最近の頻繁な数には困ったものです。初めは小さな勢力だったのに、海水温が高いということで(!)、勢力が大きくなっています。
 おかげでここ数日子供たちは外遊びができません。来週は晴天を!
 さて、今日の給食です。


今日の給食メニュー:
赤米御飯、鮭の味噌焼き、カロテンサラダ、かき玉汁、牛乳

 美味しゅうございました。

10日は「目の愛護デー」で、目の健康に良い働きをするビタミンA(人参、カボチャ、ほうれん草)、ビタミンB群(マイタケ)、アスタキサンチン(鮭)、アントシアニン(赤米)を含む献立です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1539 (2020.10.9)

校長日誌 錦町の空から NO1539 (2020.10.9)

 分散運動会(中学年の部)⑤

 4年生の「三小ソーラン」です。当初は、腰が高く、およそ民舞らしくなかったのですが、本番に近づくについて、低い姿勢でカッコよくなり、衣装を見つけてさらにモチベーションが上がって、本番は素晴らしい演技でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1538 (2020.10.8)

校長日誌 錦町の空から NO1538 (2020.10.8)

 今日の給食

 今日は寒いですね。え?校長も寒いのかって?いえ、本当は私にはちょうど良い気温です。ただ、適温などといっても、賛同は得られないことは明白。ということで、一般的、常識的に寒い、と言いました。
 子供たちにはこの寒さは大したことはありません。それよりも、外で遊べないのが痛いでしょう。今週は土日まで雨の予報。教室内で静かに過ごす方法を考えてもらいましょう。
 さて、今日の給食です。

今日の給食メニュー:
牛丼、呉汁、リンゴ、牛乳

美味しゅうございました。

呉汁(ごじる)は日本各地に伝わる郷土料理です。大豆を水に浸し、すりつぶしたペーストを呉(ご)といい、呉を味噌汁に入れたものが呉汁です。秋に収穫された大豆が出回る秋から冬が旬で、呉汁に入れる大豆以外の具材は、ニンジン、大根、ゴボウ、玉ねぎ等の根菜類、豆腐、厚揚げ、油揚げ等の大豆加工品、ネギ、セリ、唐辛子、等の薬味、芋がら、こんにゃく、シイタケ、煮干し、鶏肉等で地域毎に様々です。すりつぶした大豆と野菜類が豊富に入った呉汁は栄養価が高く体が温まり、冬場の郷土料理として日本各地で昔から親しまれています。富山県などでは大豆をすらずに、おからをそのまま使って、油揚げやネギを入れた味噌汁を作ることも多かったそうです。呉汁の起源は諸説あり定かではありません。呉汁の「呉」はすりつぶした大豆を意味するので、中国の呉王朝や広島県呉市とは無関係です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1537 (2020.10.8)

校長日誌 錦町の空から NO1537 (2020.10.8)

 全校朝会

 月曜日の全校朝会は、運動会明け。ということで、分散で話していたのを総括して子供たちへ向けて話をしました。

 おはようございます。運動会が終わって、わずか1日しかたっていないのに、元気に登校して、校長先生はとってもうれしいです。

 926日土曜日の1・2年生の運動会、先週の土曜日の3・4年生、5・6年生の運動会には、合わせて1200人くらいのおうちの人たちや地域のひとたちが皆さんの頑張りを見てくれました。三蜜を避けるために、どのおうちも、2人までしか運動会を見ることができないのに、これだけの数の方々が見に来て、応援してくれたのはうれしいですね。

 さて、今年の運動会のスローガンは、「新たな時代、全力・絆・感謝、みんなで流した汗が、心の中の金メダル」でした。

 皆さんが考えたこのスローガン、とっても素敵ですね。このスローガンで今年の運動会を振り返ってみましょう。

 まず、「全力」について。50m走、80m走、100m走とも、走るのが得意な子も、得意じゃない子も、あきらめないで最後まで全力で走っている姿がとても素敵でした。応援合戦も、いつもよりずっと短くなりましたが、応援団のおかげで、みんなが力をもらえて、全力の演技につながったと思います。

 次に「絆」について。1年生の「レッツダンス」、2年生「紅蓮の華~運命を照らして~」、3年生の「三小フラッグ~心を1つに~」、4年生の「三小ソーラン」、5・6年生の「棒体操 繋ぐ」、全学年の表現とも絆が感じられて、感動的でした。学年の仲間の絆、担任の先生と皆さんとの絆、そして見に来てくださっていた皆さんのおうちの方々とみなさんとの絆・・・絆は、目に見えるはずはないのですが、皆さんの演技を見ていて、どの学年にも絆が見えるようでした。一人一人が勝手なことをしていたら、あんなに素敵な演技にはなりません。みんなが「もっとよいものを創ろう」とか、「先生のアドバイスをどうすればうまくできるようになるか」とか、「おうちの人たちに自分たちの一番の演技をみてもらおう」とか考えて、絆を深めたから、あんなに素晴らしい演技ができたのです。

最後に「感謝」について。開閉会式の言葉で盛り上げてくれて、感謝、応援団や放送係など、高学年の人たちの係活動の人たちが全力で取り組んでくれて感謝、先生や職員の皆さんがデコボコの校庭を整地してくれて感謝、先生方が皆さんのよりよい演技ために夜遅くまで考えてくれていて感謝、おうちの人たちが、皆さんを応援してくれて感謝・・・感謝の気持ちがあったから、素敵な演技につながったのでしょう。

徒競走で1位をとれなくても、リレーで1位をとれなくても、応援団や表現でミスがあったとしても、みんな金メダルです。そう。全力で頑張って、校長先生をはじめ多くの人たちに多く感動をくれたことで、全員に心の中の金メダルです。

 感動をありがとう。

 そして皆さん。運動会の全力を、がんばりを、絆を、感謝を今日からの学校生活に生かしてください。

今回は、ビデオによる放映ではなく、放送での講話でした。