日誌

2020年6月の記事一覧

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1325 (2020.6.10)

校長日誌 錦町の空から NO1325 (2020.6.10)

 授業再開

 長かった。分散登校二週目で、ようやく待望の授業再開。学校はやはり授業あっての学校。私は学校をまわりながら、「ああ、ようやく学校らしい状態になったなあ」と感じました。その様子を紹介します。


1年生の国語。斉読(全員での音読)。

1年生。こちらは、授業前の朝の会の様子。担任と支援員で子供たちを指導。ずっと分散の児童数で授業を進められると、より丁寧な指導ができるのですが、来週からは通常の児童数に戻ります。

3年生の国語。めあてをしっかり把握して授業に取り組みます。

4年生の国語。教材文を大型テレビに映し出しながら授業を進めます。

5年生の算数。「線を引くときは、定規で」を教師が率先して見せないと、子供たちには定着しません。

6年制の社会。東京オリンピックについて学びます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1324 (2020.6.9)

校長日誌 錦町の空から NO1324 (2020.6.9)

 持ち味

 三小の先生方はいろいろな持ち味をもっています。
 例えば、黒板絵。分散登校の際に、教室の黒板にこんなイラストを発見しました。

イラストが得意な先生がいれば、運動が得意な先生もいます。ある先生は、体育の授業で「バック転」を披露。子供たちの拍手喝さいを得たことは言うまでもありません。語りが得意な先生もいたり、笑いを取るのが得意な先生もいたり・・・。それぞれの先生がそれぞれの持ち味をもっていることがステキです。
三小の子供たちも様々な持ち味をもっています。
これからの時代、持ち味って大切ですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1323 (2020.6.8)

校長日誌 錦町の空から NO1323 (2020.6.8)

 分散登校第二週

 今日から分散登校の第二週が始まります。
 登校から授業開始までの子供たちと先生たちの動きの流れをお知らせします。
 8:15までに子供たちが登校。(教員が子供たちを学年ごとに並ばせます。)

 子供たちは、昇降口そばの手洗い場(ポンプ式液体石けんが置いてあります)で、手を洗い、じっと昇降口が開くのを待ちます。(※「大五郎、三分待つのだぞ」という感じですね。え?意味分からない?すみません。)

 昇降口は、1年生から順に入っていきます。
 この際、先生方から「マスク忘れ」や「検温忘れ」の子供たちがいないかを確認し、忘れがあった場合には、保健室に行きます。(保健室で検温をし、平熱の子供は教室へ。)
 教室前にはチェックポイントで先生方が机を置いて待っていて、手洗いをしていない子供に手洗い指示をし、健康観察カードを提出し、異常がなければ教室へ入室です。
(何段階もチェックがあります。大変で手間と時間がかかりますが、感染拡大防止のため子供たちには頑張ってもらうしかありません。また、健康観察など引き続きご家庭のご協力もよろしくお願いします。)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1322 (2020.6.7)

校長日誌 錦町の空から NO1322 (2020.6.7)

 分散登校の子供たち

 三小HP148万アクセスを達成しました。ご愛読ありがとうございます。
 さて、学校が再開されて1週間経ちました。先週の木曜日の夕方に、コロナ対策の会議を行いました。先生方や職員の皆さんに子供たちの様子を聞いてみると、いろいろ出てきました。
「子供たち、久しぶりの学校なのか、緊張していますね。」
とは調理員の皆さんの言葉。実際、私から見ても、やや緊張気味なのを感じます。(特に、まだ学校生活に慣れていない1年生は緊張が大きいかも?)
「1年生は2時間がようやっとですね。2時間目には疲れている子も見られました。」
とは1年生の担任の先生の言葉。
 確かに、私が参観に行っているときも、2時間目には机に突っ伏している1年生がいました。もともと1年生は、小学校の勉強に離れていないところに加え、3ヶ月のブランクが大きかったのでしょうね。でも、一生懸命取り組んでいる姿は、とってもかわいいです。
「みんな一生懸命勉強しています。分散登校で人数が少ないのが集中できる環境が良いのかもしれません。」
 私も子供たちに声をかけました。
「どう?久しぶりの学校は楽しかった?」
 子供たちは校長に忖度した可能性もありますが、皆こう答えました。
「はい。楽しかった。」
 さらにこう聞きました。
「授業は楽しかった?」
 これも忖度の可能性がありながら、皆
「はい!」
と応えてくれました。
 実際、一人で勉強していたのが、先生と一緒に、友達と一緒に勉強することで楽しかったのでしょう。

 一方、このようなことをいう先生もいました。
「コロナに対する漠然とした不安がある子どももいるようですね。」
 これも当然の反応だと思います。
 もしお子さんが不安を口にしていたら、火曜日にスクールカウンセラーも勤務しますので、ぜひお申し込みください。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO1321 (2020.6.6)

校長日誌 錦町の空から NO1321 (2020.6.6)

 生身の教育

 昨日、1年生が「校長先生。」と私に声をかけてくれました。
 「何ですか?」
と応えると、1年生は
「校長先生、テレビに出てたよね?」
と聞いてきました。もちろん、民放やNHKテレビに出ていたわけではありません。全校朝会をテレビを活用して行ったので、三小限定のテレビ(?)に出ていただけです。
 校務主幹の小野田先生は、子供たちから
「『あいてますか』先生だ。」
と言われるそうです。こちらも小野田先生が全校朝会で新しい学校の生活様式を踏まえた「あいてますか」を合い言葉にすべく子供たちにテレビを通して語りかけたことがきっかけとなったようです。
 私や小野田先生がこうやって子供たちから注目されているのは、良いことです。それだけ子供たちが話を聞いてくれている証拠でしょう。
 ただ、テレビを通してでしかコミュニケーションできないのは、正直寂しいです。
 テレビではなく、直接語りかけることができるように、コロナが少しでも早く終息してほしいものです。
 やはり教育は直(じか)の教育、生身の教育が一番だと思っています。その点で、分散とは言え、先生方が直接子供たちに語りかけることができるようになったことは、良かったです。