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2021年5月の記事一覧
校長日誌 錦町の空から NO1971 (2021.5.8)
4月26日全校朝会
校長講話の後は5年生の出番。5年生は学校全体のために、自分たちのために、「挨拶運動」に取り組んでいました。4月の生活目標でもある挨拶に取り組む中でいろいろ気づきがありました。
3クラスの代表児童がそれぞれ取り組みを終えての振り返りを発表。
三小は挨拶が良くできる学校という位置づけでしたが、コロナ下で挨拶の機会が減って、今年度子供たちの挨拶に課題があると感じていたところなので、5年生の取り組みは学校全体のためになっていました。
最後は、三小が東京都教育委員会に体育の研究で表彰されたことを子供たちに知らせました。
校長日誌 錦町の空から NO1970 (2021.5.8)
全校朝会
4月26日月曜日の全校朝会の様子です。
月曜日の朝のスタートは、6年生の挨拶。原稿なしで、アイコンタクトをして、しっかり自分の考えを伝えるのは、三小の6年生の伝統です。
校長講話。今回は自分の体験談を語りました。
自分の高校生時代の話をしました。高校時代私は柔道部(体型を見て、皆さん納得?)でしたが、私は勉強で頼りにされる存在でした。
自分の試験勉強を必死にしているとき、柔道部の仲間が数学を教えてほしい、としばしばやってきました。
「人に教えている暇はないんだけどなあ~」という追い込まれた思いがあったものの、仲間の頼みなので、仕方なく教えていました。
仲間から「なんでそうなるの?」「なぜ?」「どうして?」という質問が矢継ぎ早に出て、それにこたえているうちに、ふと、質問に答えられない自分がいることに気づきました。
わかっているようで、わかっていなかったのです。そこで、また学びなおしました。結果、理解が深まりました。
教えることで、自分の深い学びになったのです。
この体験談から、子供たちに「自分のやるべきこと、課題が終わったら、クラスの仲間に教えよう。教えることは自分の勉強になる」と伝えました。
算数や体育などで教える機会は出てきます。皆で教え合い、学び合う、協働的な学びの学級になっていってほしいなという思いを伝えました。
ただ、教えるときに気を付けてほしいことも最後に伝えました。
①上から目線はダメ・・・「教えてやる」は失礼です
→「いっしょに勉強しよう」という姿勢で
②相手をよく見て・・・ヘルプが必要かな?と思ったら、教えるタイミング
→相手の様子をよく見て、「大丈夫?手助けしようか?」と聞いてもいい
③ぜんぶは教えない・・・相手が「わかった!」となることが一番。
→ヒントを出して、「わかった!」というのがベスト教え合うクラス、手助けし合うクラス、学校になっていったら良いですね。
校長日誌 錦町の空から NO1969 (2021.5.7)
わんぱくタイム
先週の低学年のわんぱくタイムの様子です。
「ドンじゃん」で遊びました。「ドンじゃん」は、低学年の定番遊びです。大いに盛り上がります。(私は高学年でも雨天の教室遊びで行いました。高学年でも盛り上がりました。)2チームで競い合います。自分たちの陣地を出発して、途中で相手チームと出会ったら、そこでストップ。
出会ったときに、通常なら「ド~ン」と言って、手と手を合わせるのですが、コロナ下ですので、互いに両手を開いて「ドーン!」
じゃんけんをして、勝つと相手チームに迫ります。こうしてじゃんけんを繰り返し、相手チームに踏み入ったら、得点、というゲームです。
子供たちはとっても嬉しそうな表情で遊んでいました。体力向上のために行っている「わんぱくタイム」ですが、コロナ下ではメンタル面での効果を大きく感じます。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ソース焼きそば、抹茶豆腐ドーナッツ、中華スープ、牛乳
美味しゅうございました。
※抹茶ドーナッツ:立春の日から「八十八日」につんだお茶を飲むと縁起がいいと言われています。今年の「八十八夜」は5月1日です。
校長日誌 錦町の空から NO1968 (2021.5.7)
離任式③
事前のビデオどり(3月末)に間に合った教職員は、ビデオで子供たちへメッセージを発信しました。
小野田先生からのメッセージ
田原先生からのメッセージ
中村大地先生からのメッセージ
宗像先生からのメッセージ(卒業式後なので、式服)
栄養士堀川先生からのメッセージ
ビデオどりができなかった教職員からは、事前にあずかっていた原稿を副校長先生が代読しました。
高藤先生のメッセージに聞き入る子供たち
調理員の渡辺さんのメッセージに聞き入る子供たち
スクールカウンセラーの三上先生のメッセージに聞き入る子供たち
教職員の皆さんのメッセージは、どれも子供たちへの、三小への愛にあふれたものでした。三小の(子供たちの)ために力を尽くしてくださった方々に感謝、感謝の離任式でした。新天地でのご活躍を祈念します。
校長日誌 錦町の空から NO1967 (2021.5.6)
離任式②
栄養士堀川先生へ送る言葉(在校2年)
給食調理員 中村さんへ送る言葉(在校8年)
給食調理員 渡邉さんへ送る言葉(在校5年)
給食調理員 齋藤さんへ送る言葉(在校昨年度2学期間)
スクールカウンセラー 三上先生へ送る言葉(在校2年)
子供たちの言葉は、送る言葉集にしてご本人にお送りします。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ごはん、サバの塩焼き、ヒジキと大豆の煮物、ジャガイモの味噌汁、牛乳
おいしゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1966 (2021.5.6)
離任式①
4月30日金曜日の午後「離任式」を行いました。もちろん、体育館で集まってはできません。そこで、放送とビデオを活用して行いました。
まず私が11名の学校を去った教職員の皆さんの在校年数や簡単な業績を話しました。
続いて、子供たちの送る言葉です。
小野田先生へ送る言葉(在校7年))
田原先生へ送る言葉(在校6年)
中村大地先生へ送る言葉(在校8年)
宗像先生へ送る言葉(在校5年)
高藤先生へ送る言葉(在校1年)
中川先生へ送る言葉(在校3年)
担任の先生方の在校年数は皆年限いっぱいです。それだけかかわりのある子供たちが多くなります。(卒業生を出して異動した先生も含め)
校長日誌 錦町の空から NO1965 (2021.5.5)
2年生漢字学習
先日1年生の平仮名の学習を取り上げました。「板書で書き順と形の確認」→「空書き」→「指書き」→「なぞり書き」→「写し書き」の「変化のある繰り返し」で覚えていくことをお知らせしました。
この「変化のある繰り返しで覚える」は基本ですが、2年生ともなると、語彙力を増やしながら覚えることも大切です。
「思」という新出漢字で熟語づくり。漢字「思」だけ覚えても、実際に使いこなせないと意味がありません。熟語づくりは語彙力を増やしていく大切な活動です。
クラスが違っても熟語つくりは同じ。どんどん子供たちから出してもらって、交流、共有していきます。
校長日誌 錦町の空から NO1964 (2021.5.5)
1年生を迎える会⑤
5年生の大切な役割をアップし忘れました。
退場係です。
入場は6年生が役割を果たしました。
5年生は退場の係です。
花道をさっそうと歩いて退場する1年生。気持ちよかったでしょうね。
黒子に徹した5年生がカッコよかったです。
校長日誌 錦町の空から NO1963 (2021.5.4)
1年生を迎える会④
3年生が退場するのを待って4年生が入場しました。
4年生は、1年生に「三小ダンスを覚えてね。今から三小ダンスの見本を見せます。」と言って、ハイテンションで三小ダンスを踊りました。
4年生は1年からすると、3学年も上。さすがにその迫力に引き込まれていました。
4年生の三小ダンスの余韻がまだ残る中、最後に控えしは・・・5年生が入場です。
5年生は「三小クイズ」の出しもの。「三小の歴史は何年?」とか「三小の子供の数は?」とか1年生には難しいクイズが多かったのですが、正解でも不正解でも1年生は大喜び。
ちなみに、一番不正解が多かったのが「校長先生の名前は?」でした。
高橋校長先生に多く手が上がっていました。
何とか名前を1年生にアピールしないと・・・。
※と思っていたら、担任の先生がどうも指導してくださったようで、私が1年生のクラスに行くと、私の名札を見て「う、ち、の、や、す、ゆ、き」と読み上げて、「内野校長先生だね。」と言っていました。指導の成果ですね。でも、1年かかるかな。
一時はビデオで1年生を迎える会の開催も考えましたが、2学年ずつとはいえ、1年生全学年で直接歓迎できたことは良かったです。
これで1年生も三小の仲間。
校長日誌 錦町の空から NO1962 (2021.5.3)
1年生を迎える会③
6年生の出し物が終わり、すぐに6年生は退場。代わりに入場したのは2年生。
2年生は1年生に向かって、「ご入学おめでとう!」というお祝いの言葉と「困ったり、わからなかったら、遠慮なく2年生に聞いてください。」と温かい言葉をかけていました。
そのうえで、手作りのメダルを1年生一人一人にかけてあげました。
首にかけてもらった1年生はとてもうれしそうな表情でした。
1年生にメダルをかけた後、担任の先生にもメダル。
2年生のメダルでほっこりした後、退場した2年生の次に入場したのは、3年生。
3年生は2年生のメダルにぴったり合った王冠を作って一人一人にかぶせてあげました。
2年生に想いを込めた言葉を伝えてから王冠をプレゼント。
一人一人に王冠を。メダルと王冠で1年生は満面の笑み。
さらに、担任の先生も王冠をプレゼントされました。
校長日誌 錦町の空から NO1961 (2021.5.3)
1年生を迎える会②
1年生が入場して、着座したところで、司会進行の児童(6年生)が開式の言葉。
引き続き校長の言葉があり、最後に6年生の出し物。(体育館には出し物をする6年生と、それを見る1年生のみ。)
6年生が「三小の学校生活」という寸劇を披露。先生役も1年生役も6年生。行進、整列、着座、体育座り。(1年生はここまで素早く、きれいにはできませんが、まあ見本ですね。)
運動会の寸劇。わざと転んで、すぐに立ち上がって走る寸劇で、「転んでもあきらめないで走ってね」という6年生の思いが伝わります。
6年生の1年生への温かい思いが出た出し物でした。
校長日誌 錦町の空から NO1960 (2021.5.3)
1年生を迎える会①
先月の話題ですが、1年生を迎える会が行われました。昨年度はできなかった行事。といっても、感染防止をいろいろ考えた末で実行できた行事です。
ソーシャルディスタンスを踏まえ、体育館内に同時に入る学年数は2学年までとしました。入場は、誰もいないところに6年生に背中に手を添えられた1年生が入場。(例年なら、6年生が1年生の手をつないで入場。また、例年なら当然のように、他学年は全員入場していますが今年は誰もない体育館に入場です。先生たちが拍手で盛り上げました。)
入場して、ひな壇に着席する1年生。幾分緊張しています。もちろん、私語は禁止。
校長日誌 錦町の空から NO1958 (2021.5.2)
初めての習字
3年生から毛筆が始まります。最初はとても大切。第一時で手を抜くと、ぐちゃぐちゃになります。(うまく書けない、身体も周囲も墨で真っ黒になる等々)
3クラスで1つ1つ確認しながら進めました。
大筆の筆を丁寧におろします。ここをしっかりおさえておかないと、ほっそ~い字になってしまいます。
大型テレビで一目でわかりやすく、用具の場所を確認。基礎基本です。
場所なんてどこでもいいじゃん、というと失敗して、習字が嫌になります。
こうして丁寧に指導していって、書いた字がこれです。(「一」と「二」です。)
校長日誌 錦町の空から NO18958 (2021.5.2)
基礎基本を身に着ける
小学校低学年は、基礎基本を身につける時期。
特に1年生は、着実に身に着けなければならないことがたくさん。
1つは、「ひらがな」です。
「き」を学ぶ。まず先生が何度も書いて書き順や形を確認。
次に、「空書き」。これは昔も今も同じ。
空書きを数度行ったら、次は「指書き」。机の上に何度も何度も指で書きます。
これでほとんど見につきますが、最後は「なぞり書き」と「写し書き」。
ドリルのなぞり書きポイント(覚えるべき字が薄く書いてある)を書きます。
最後は、数回手本を見ながら、書き順と形に気を付けながら写し書き(写す)。
こうしてひらがなを着実に覚えていきます。
校長日誌 錦町の空から NO1957 (2021.5.1)
教員研修
今日は、突如テレビとスマホから緊急地震速報が出て、驚きましたね。
震源はまたもや宮城県沖。東北地方の皆さんは、いつになったら、地震の怖さから解放されるのでしょうか。
さて、今日は先日行った教員の研修について。
まずは、服務研修。年度の初めなので、個人情報をご家庭から受け取ることが多いのですが、子供たち一人ひとりから直接手渡しで受け取るなど、個人情報の保護についてしっかり確認、学びました。
後半はタブレット研修。4年生にタブレットが配られ、今月末には1~3年生にも配られます。これを踏まえて、授業でどのように活用するかを具体的に学びました。
校長日誌 錦町の空から NO1956 (2021.5.1)
定規を使う
3年生の国語で子供たちが定規を使って表を書いていました。
算数だけでなく、国語も?というかもしれませんが、三小では「身につかせること」を大切にしています。身につかせたいこと、それは「線は定規で引く」というスキルです。
ではなぜ定規を使うのでしょうか?算数で言えば、定規を使うと筆算のとき、位もそろうようになる。計算ミスも減るから、です。
計算ミスを減らすだけなら、その他の算数やそのほかの教科では定規は必要ない、とならないのでしょうか?
私は、いろいろな場面で「線を引くとき」ことで、「丁寧に取り組む」意識を高めることとなり、そのことが学力を高めることにつながると考えます。
そのエビデンスはあるのか?と聞かれると、エビデンスはありませんが、長年の教師生活の経験則です。
ただ、最近のニュースであったような、「定規を使っていないからといって減点」したり、「先生が定規を使わないことに対して猛烈に怒ったり」、ということは三小の先生はありません。
子供たちがノートに丁寧に書き、「帰宅してノートを見たら、その日(その授業で)何を学んで、自分がどう考えたか、どういうまとめになったのか、がわかるノートに」になるように地道に指導を続けます。