日誌

カテゴリ:校長日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO267(2018/07/21)

校長日誌 錦町の空から NO267(2018/07/22)

 1学期終業式②

 私の講話の後、養護教諭の渡辺先生が「チャイルドライン」について話をしてくれました。私は以前全校朝会の講話で「SOSの出し方」について話をしました。子供たちに「困ったら、苦しかったら、辛かったら、悲しかったら、信頼できる大人に相談しなさい。」「信頼できる大人とは、『大丈夫。』『頑張れ!』とか言う大人ではなく、君たちの話をしっかり聞いてくれる大人、君たちの話を否定しないで聞いてくれる大人を言うのです。」と話しました。
 その信頼できる大人の一人(団体ですが)として、渡辺先生が「チャイルドライン」を全校児童に知らせてくれたわけです。

チャイルドラインは、子供たちが悲しい、辛い、困った、など悩みがあるときに相談できる機関です。
夏休み前に教育相談担当の渡辺先生が子供たちに話したのは、私たち学校と距離ができる夏休みに、子供たちが相談できる機関を紹介することで、子供たちが安心して、楽しい夏休みを迎えてほしいという願いからです。
ちなみに、チャイルドラインの電話番号は
0120-99-7777です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO267(2018/07/21)

校長日誌 錦町の空から NO267(2018/07/21)

 1学期終業式

 昨日の朝、1学期の終業式が行われました。
 冒頭、私が話しました。

 おはようございます。いよいよ明日から夏休みですね。その前に、今日先生方からあゆみが渡されます。先生方が時間をかけて、心を込めて書いてくださいました。校長先生は、先生方が書いてくださったあゆみを読みました。皆さんが1学期一生懸命頑張ったことや、これから皆さんが頑張らなくてはいけないことが詳しく書いてありました。今日は、その一部を紹介しましょう。

 まずは3年生。

・グループ活動の中で、話し手の内容に対して真剣に耳を傾け、頷いて聞いていたり質問したりして有意義なコミュニケーションができました。

 頷いて聞いていると、話している人は、「ああ、聞いてくれているな」と感じて、元気に発言できます。こういう聴き方名人になりたいですね。

・勉強で困っていそうな友達を見かけては、「大丈夫?」「ここは繰り下げて、ここを計算して、」と優しく声かけしている姿がありました。

 自分が勉強できるだけでなくて、他の人たちも一緒に「わかる、できる」ようになりたいというのが素晴らしい。友達に勉強を教えるときに「教えてあげる」という上から目線ではなく、「大丈夫?」という同じ目線で声をかけるというのも素晴らしいですね。
(今回はフリップボードは活用しませんでした。)

4年生。

・毎日休み時間には外へ出て、男子とも女子ともたくさん関わり合いながら遊んでいます。

 男子だけ固まったり、女子だけで仲間を作ったり、という人よりも、男女関係なく遊べる人になりたいですね。

・提出物が遅れてしまうことがほとんどなくなり、課題に真剣に取り組む姿がよく見られるようになりました。

 先生に出さなくてはいけない書類とか宿題とかをしっかり締め切りを守って出すというのは、中学生になっても、大人になっても大切な力です。小学校のうちに身につけたいですね。

・係活動では、毎朝友達と協力して宿題の数を数えて知らせるなど、自分でやると決めたことを毎日コツコツと続けられる姿勢が素晴らしいと思います。

自分で決めためあてを最後までやり抜くことって、勉強ができることよりも大切かもしれません。

5年生。

・高学年としての意識が高まってきました。「当たり前のことを当たり前にやる」と、挨拶や5分前行動を意識して行動しています。

挨拶をするのは当たり前。5分前に行動するのも当たり前。でも、その当たり前のことを当たり前にできるのが三小の高学年ですね。「当たり前のことを当たり前にやる」・・・三小の合い言葉にしたいですね。

・誰とでも仲良く活動できるので、一緒にいる人たちは笑顔が多いです。

誰とでも仲良く活動できるのって、勉強できるとかスポーツできるとかと同じくらい、もしかしたらもっと大きな強みですね。

 

 あゆみで伸びたところは、皆さんの元々もっている強みだったり、頑張った成果です。素直に喜んでください。今一歩なところは、頑張りが足りなかった可能性があります。夏休み中コツコツと努力していってください。

※昨日も朝から暑かったのですが、副校長先生と先生方が事前にドアというドア、窓という窓すべて開け放って、扇風機も2台フル稼働していた上、三小の体育館はありがたいことに、風が通るため、異常な暑さにはなりませんでした。
 それにしても暑いと言ったら暑かったのですが、さすがは三小の子供たち。私の話をしっかり聞いていました。
※追記:本来儀式(終業式など)は、立ったまま行うものですが、暑かったため、座らせて講話を聞かせました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO266(2018/07/21)

校長日誌 錦町の空から NO266(2018/07/21)

 異常高温

 おはようございます。4日ぶりの更新です。(4月から3日間も更新しなかったのは初めてです。でも、私が忙しさにかまけて更新しなくても、副校長先生が更新を続けてくれていたので、ホッとしています。)
 ところで、暑いですねえ。昨日、私は教員研修の後、都庁の神楽坂庁舎に出張しました。たどり着くまでがまず暑い。列車内はよいのですが、乗り継ぎの駅と駅、ホームは当然のように猛暑。1時間半ほどの用務の後、5時45分頃神楽坂庁舎を出て、帰路につこうとしましたが、まあ、まだまだ暑い!高田馬場のホームでは拝島ライナーの指定席券をゲットできたのは良いのですが、ホームは猛烈な人。そして、猛烈な暑さ。10分少々待ちましたが、途中、あまりの暑さに汗は噴き出るわ、水分を補給していなかったので、くらくらするわ、熱中症になる一歩手間でした。
 くらくらしながら、頭に浮かんだのは、「異常高温」。これまでも夏は暑かったのですが、今年の夏は異常です。異常低温と言う言葉を真冬に聞くことがありますが、その真逆の異常高温です。
 教室をまわっていると、クーラーが効いていて、快適ですが、廊下は異常に暑いのです。廊下を歩いているうちに、くらくらしてくると、ふらっと教室へ。教室の快適温度でまた復活します。急に校長が入ってきて子供たちは一瞬びっくりしますが、さすがそこは三小の子供たち。すぐに授業に戻ります。
 東京はまだ良いです。クーラーの設置がされているから。他県の状況を聞くと、まだまだ高温の地域でも教室にクーラーが設置されていない県も多いようです。
(5年生の教室のクーラーの効きが良くないので、市教委に連絡したところ、すぐに調査に来て、すぐに対応してくださるとのこと。感謝。)
 

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO265(2018/07/17)

校長日誌 錦町の空から NO265(2018/07/17)

 今日の給食
 
 三連休の猛暑はまだ続いています。今日はお昼前に熱中症情報で「危険(運動は禁止)」とのお知らせがありました。
 当然のように、昼休みの外遊びは中止となりました。
 いつまでこの猛暑が続くのでしょうか。
 さて、今日の給食です。


今日の給食メニュー:
煮ギスの米粉揚げ、芋とひき肉のトマト煮、カラフルソテー、食パン、牛乳

美味しゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO264(2018/07/17)

校長日誌 錦町の空から NO264(2018/07/17)

 子供の力がポイント②
 (前号より)
 

「どうしたらいじめがなくなると思いますか。あなたの考えを教えてください。」

への答えを読んでいて、感心したのは2年1組です。読んでいて、とってもしっかりした考えをもっていると感じました。
 以下が2年1組の子供たちの主な意見です。

・自分がいやなことを言ったらごめんねって言います。

・みんなで教え合う

・悪口は言わない

・いじめられないためにやさしくしてあげて、優しく一緒に遊ぼうって言う

・みんなが挨拶をする

・人に教える

・先生に言う(多)

・みんなが優しくしな、とかだめだよって注意する

・一杯話をして、仲良くする。(級友に)優しくする。

・ちくちく言葉言わない(多)

・ちくちく言葉といじめをしない

・縦割り班で仲良く遊ぶ

・すぐにごめんねって言う

・ひとがいじめられていたら(いじめている人を)注意した方が良いと思う。

・ごめんね、や次からやらないよなど謝ることを言う

・いじめをしないを目標にする


 いじめにしろ、学級の問題にしろ、担任の先生が一人で頑張ろうとしてもうまくいかないことが多々あります。大切なのは、子供たちに当事者意識を持たせ、「自分たちのクラスを、学年を、学校をもっとよくしたい!」という意識をもたせることです。

 ちなみに、連休を忘れ、
月曜日に朝会があると思っていた私は、2年1組のいじめ対策を講話で紹介しようと思っていました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO263(2018/07/17)

校長日誌 錦町の空から NO263(2018/07/17)

 子供の力がポイント①

 いじめアンケートに「
どうしたらいじめがなくなると思いますか。あなたの考えを教えてください。」という設問があります。
 全児童の分を読んだ私は、しばしば声をあげて笑ってしまいました。
 それは「(いじめをなくすため)校長先生の部屋にいじめた子を連れていく」とか「いじめた子を校長先生が叱る」とか「校長先生に教室に来てもらう。わけは、校長先生が教室に来ると、お話していた子がやめるから。(※だから校長先生が教室に来ると、いじめる子がいじめをやめるのでは?)」などの答えがいくつもあったからです。
 読んで笑いながら一人で「そんなに私が怖い?」「私は、まるで秋田県の『なまはげ』扱いだなあ。」とつぶやいてしまいました。
 まあ、子供たちにとって、怖い存在(というより畏敬の念をもつ存在?)がいたほうが問題行動の防止になるのかもしれませんね。
 

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO262(2018/07/16)

校長日誌 錦町の空から NO262(2018/07/16)

 救急救命講習②
(前号より)

暑い体育館でしたが、子供たちはよく話を聞き、よく取り組みました。そして、消防署の皆さんも、子供たちの頑張りをしっかり支えてくださいました。
これでバッチリ!とまではいきませんが、万が一のときには、今回の講習がきっと役に立つことでしょう。

6年生の保護者の皆さんも体験。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO261(2018/07/16)

校長日誌 錦町の空から NO261(2018/07/16)

 救急救命講習①

 立川市では小学校6年生が救急救命講習を受けることになっています。自分の愛する人やよく知る近所の人たちが危機的な状態になった時、救命の措置ができるということは心強いことです。
 三小では、先週の火曜日に立川消防署と錦出張所の全面協力で救急救命講習が行われました。

立川消防署の方から、救急救命講習の重要性を伺いました。

実際に体験する前に、まずはプロの技を見ました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO260(2018/07/16)

校長日誌 錦町の空から NO260(2018/07/16)

 いじめアンケートについて

 いじめアンケートを終えて、先生方から管理職へアンケートが受け渡されました。
 三小の子供たち全員のアンケートは、次の手順を踏みます。
 ①子供たちがアンケートを記入する。
 ②担任がアンケートを確認する。
 ③気になる記述(軽微なものでも)を見つけたら、直接子供に聞き取る。(聞き取った内容は、朱書きする。)
 ④聞き取った中で、すぐに対応すべきものは、当事者を呼び、担任が見ている前で、当事者同士で話合わせる。(話しづらそうな子供は、代わりに担任が話す。)
 ⑤受け取ったアンケートは、まず校長が全校児童分チェックする。担任が聞き取りしてなかったものや、聞き取りが十分ではないのではないかと感じたものについては、再確認をたんにんにする。(場合によっては、子供に再度聞き取りをする。)
 ⑥校長がチェックしたもの(気になるものについてはポストイットを貼ってある)を再度副校長がチェックする。校長のチェック後でも、まだ気になるものがあったら、担任に確認する。
 ⑦学校全体で取り上げたほうが良いと(担任または管理職が)判断したものについては、「いじめ対策委員会」を開催し、解決が図られるまで委員会を継続する。
 ⑧いじめ調査の結果を市教委に報告する。

 いじめはどこの学校でもどこの学級でも起こり得るものです。文科省は、先日「いじめがゼロという学校は、確認が甘いのでは?」というコメントを発表しました。
 大切なのは、いじめを発見するシステム(いじめアンケート等)を機能させることと、いじめを発見したら、大至急対応すること(いじめをすぐに止めること)です。もちろん、いじめが解消した後でも、いじめが再発しないための方策が必要です。
 その点で、今年度から取り組んでいる「学級力スタンダード」はいじめの未然防止に役立つと思います。学級力スタンダードについては、後日お知らせします。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO259(2018/07/15)

校長日誌 錦町の空から NO259(2018/07/15)

 英語ミニ研修

 スタバで仕事をしていたら、隣の女子高生が、友達に向かって、「ねえねえ、インスタ映えって、英語でなんて言うの?」と聞いていました。その友達は困って、スマホでググっていましたが、生来のお節介の私は「私が教えようか?」といつもの悪い癖が出そうになりました。突如、見知らぬおっさんが「私が教えてしんぜよう!」などと言ったら、「何このおっさん!きもーい!」とか言われるに決まっているので、ぐっとこらえました。
 実は、この答えは本校のALTから学びました。
 以前、英語授業の写真を撮り、ALTに「授業の様子をHPに載せます。あなたの写真も出てしまうけれど、いいですね?」と尋ねたとき、その答えが出ました。
「いいけど。私、フォトジェニックじゃないから・・・。」
 ここで私の頭の中で変換が起きました。
「フォトジェニック→今時の言葉で『インスタ映え』。つまりALTは、『私、インスタ映えしないから。』と言ったわけだ。」
ということで、インスタ映えを英語で言うと、「フォトジェニック」。先日の女子高生(今時の言葉なら、JKですか?)さん、フォトジェニックですよ。

追記1:ちなみに、インスタ映えをネットで調べたら、
instagrammable という言い方もあるようです。
追記2:ALTの名誉のために書いておきますが、マルタ出身の女性は、フォトジェニックで、知的でステキな女性です。