日誌

カテゴリ:校長日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2302 (2021.11.12)

校長日誌 錦町の空から NO2302 (2021.11.12)

脱穀

 先月収穫を終えたバケツ稲。とうとう脱穀の日となりました。今回も4名の地域の講師の皆さんが三小に集まってくださいました。

講師の先生方が持ち組んでくださった足踏み式脱穀機。貴重です。
千歯扱き(せんばこき)。この道具は、歴史の教科書で江戸時代に発明された農具として知っていましたが、錦町で見られるとは。さらにそれで脱穀ができるとは。
唐箕(とうみ)。風の力で籾とその他(塵など)に分ける用具。この農具には、昭和26年という数字が見られました。明日70周年を迎える立川第三中学校と同じ歴史です。(発明されたのは、江戸時代。こちらも歴史の教科書で見ました。)
これらの農具を見るだけでも貴重なのに、今回これらを使って脱穀と籾を選別する体験をできたのです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2300 (2021.11.11)

校長日誌 錦町の空から NO2300 (2021.11.11)

 避難訓練


今回の想定は、「地震」。今回は北校舎で子供たちの様子を見ていました。
揺れが始まったとされる放送があると、子供たちは素早く机の下に隠れました。先生方からは、「椅子の脚をしっかりつかんで」という声がかかりました。
こちらは、図書の時間だった1年生。「また大きな地震が起きる可能性が高いので、避難します。」という放送指示で廊下に出ました。「おかしも」が合言葉です。1年生もよく守られていました。
こちらは、南校舎2階の2年生の避難の様子。今回は校庭避難する予定でしたが、大雨のため(火曜日)、廊下避難としました。「おかしも」の約束を守っていました。
担任の先生がクラス全員が安全に避難できたことを報告。
避難開始の合図から、全校児童の安全が確認が終わるまでに3分46秒でした。

この後私が避難訓練の講評を行いました。(子供たちの避難行動が迅速で着実であったことを誉めました。そして、今後30年以内に東京に大きな地震が来る確率が70%ということをあげ、明日にも来る可能性があるので、月1回の避難訓練を真剣に取り組む必要性を説きました。)その後副校長先生が「11月5日が『つなみの日』であることを踏まえ」津波について話をしました。(いずれも放送での講話)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2298 (2021.11.10)

校長日誌 錦町の空から NO2298 (2021.11.10)

全校朝会②

 栄養士の先生が和食について話をしました。













ということで、給食のメニュー紹介にもなっていて、ガチの和食でした。
和食離れの子供たちが出てきているとの話を聞いたことがありますが、やはり日本人なので、和食も楽しめることって大切ですね。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2297 (2021.11.9)

校長日誌 錦町の空から NO2297 (2021.11.9)

今日の給食

 久しぶりの大雨。今日の避難訓練も校庭避難をやめ、廊下避難に変えました。
 明日は、晴れるでしょう。
 さて、今日の給食です。


今日の給食メニュー:
ご飯、鶏肉と揚げ大豆の炒め物、ワンタンスープ、牛乳

美味しゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2296 (2021.11.9)

校長日誌 錦町の空から NO2296 (2021.11.9)

 全校朝会6年生挨拶


昨日の全校朝会、6年生の挨拶。

「6年生は日光でいつかのめあて(自分たちで空気をつくる等)を立てて取り組み、成果をあげた。5年生はもうすぐ八ヶ岳自然教室。5年生もぜひ良い思い出を創ってほしい。」「学芸会の練習が始まった。どの学年もめあてをもって練習に励んでほしい。」というような趣旨の挨拶をしました。
すらすらと話していましたが、なんと原稿を作ってないとのこと。さすがは6年生。


6年生の挨拶にあったように、2年生が各学級で学芸会の練習をしていました。
マスクをしての練習です。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2295 (2021.11.8)

校長日誌 錦町の空から NO2295 (2021.11.8)

10月25日全校朝会

 話はさかのぼりますが、10月25日月曜日の全校朝会を紹介します。


今回の話題は、高学年の委員会活動についてです。夏休み中に業者による芝刈り作業がありました。

その際、業者の現場監督の方とお話しました。
現場監督の方は「三小の芝を見ていると、生徒さんがきちんと芝刈りをしているのがわかります。芝刈りをきちんとしていないと、こんな状態になっていないからです。」とお話されていました。

その芝刈りをしているのが「整美委員会」です。毎日毎日芝刈りをしています。

芝の伸びが大きい夏場は、芝がいっぱいにたまります。

結構しんどい仕事なのです。

それでも、しんどい仕事を継続していたところ、芝がすっきりしました。(運動会でご覧になった通りです。)

整美委員会の皆さんのおかげで、三小の校庭はとてもきれいです。子供たちが芝の上で寝転んでいる姿をよく見ます。また、転んでも痛くないという利点もあります。

縁の下の力持ちは、保健委員会も同じです。トイレットペーパーが不足しないのは、委員会の高学年が、毎日見回って、足りない時には補充するからです。
また、トイレや水飲み場の石鹸がいつもいっぱいになっているのは、毎日委員会の人たちが補充しているからです。

この2つ以外にもたくさんの委員会が三小のみんなのために働いています。

高学年の皆さんは、一生懸命働いているのに、「認めてもらえていないなあ」とか「誉められないなあ」と思っているかもしれません。でも、見ている人は見ています。知っています。皆さんの頑張りを。自分のためでなく、人のために働ける人というのは、人から信じられる人です。(※これはアメリカの大学の研究成果にもあります。)

1~4年生もいずれはこのように、人のために働ける人になってほしい、と話して講話を終えました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2294 (2021.11.8)

校長日誌 錦町の空から NO2294 (2021.11.8)

今日の給食

 アップするのが遅れました。

今日の給食メニュー:
ご飯、鮭の塩こうじ焼き、浦上そぼろ、あられ汁、牛乳

 美味しゅうございました。

※浦上そぼろは長崎県の郷土料理です。材料を細かく切って炒めることから、この料理名となったそうです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO2293 (2021.11.8)

校長日誌 錦町の空から NO2293 (2021.11.8)

 授業風景から

 6年生が国語の研究授業に取り組みました。教材は「鳥獣戯画を読む」(高畑 勲 作)です。
 今回の授業のねらいは、「筆者の主張に納得できるか、納得できないか」について自分なりの考えをまとめ、クラスで交流し、話し合うことです。

 子供たちはここまでの学習でこの説明文での筆者の主張を「『鳥獣戯画』は、国宝であるだけでなく、人類の宝なのだ」としました。

 この主張が納得できるという子供と、納得できないという子供に分かれました。
 まずノートに自分の主張とその根拠を書きました。その後、ペアやトリオで意見を交流しました。

意見を交流し合う子供たち。

「筆者の主張に納得できない派は3名」、「3名以外全員が納得できる派」でしたが、根拠はそれぞれ違っていたため、交流の際、しっかり自分のノートに相手の意見の要旨を書き留めていました。

意見交流が終わった後、全体で交流。はじめに「納得できる派」が、次に「納得できない派」が意見を述べました。
意見は活発に交流されました。
「納得できる派」は、「描かれてから850年も先人たちに大切に保存されていて、(筆者の推定だが)漫画やアニメのもとになったことから、国宝であり、人類の宝というのは納得できる」というもの。
これに対して「納得できない派」は、「実際、『鳥獣戯画』は国宝。だけど、人類の宝というまでの証拠は示されていない。ちょっとオーバーではないか」というもの。
 この後、議論が交わされましたが、この日は時間切れ。
 授業の終わりに担任が今日の論議をまとめました。そして最後に人数の移動を確認したところ、一人「納得できない派」が増え、4名になりました。

アニメ界の巨匠高畑勲さんの考えだからと言って、全員が納得できるかどうかは別問題です。
意見が交流される中で、子供たちの考えも深まっていくのを感じました。