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カテゴリ:校長日誌
校長日誌 錦町の空から NO1719 (2021.1.9)
子供たちを迎える新年メッセージ
始業式を前に、え早朝出勤した先生方の中に黒板に新年メッセージを書いた先生がいました。(もちろん、先生方全員ではありません。温かい、熱いメッセージを直接言葉で伝える先生もたくさんいました。)
子供たちへのメッセージの伝え方はどんな形にしろ、コロナ禍にあって、とかく下を向きがちな今、「学校を元気の発信地」にしていきたいと思います。
校長日誌 錦町の空から NO1718 (2021.1.9)
寒いです
昨日は始業式。朝は寒かったですねえ。三小に到着したところ、三小池(正面玄関前)はこのような状態でした。
見事な凍りっぷりです。「古い」と言われそうですが、一昔前流行った言葉でいえば「カッチカチやぞ~。」と言うくらいの凍りっぷりでした。
え?池の中の金魚は?ご心配なく。皆元気です。
え?子供たちは?寒いのに、金魚以上に元気。ホッとしました。(半袖、半ズボンの子供もいて、びっくり。)
校長日誌 錦町の空から NO1717 (2021.1.8)
2447のインパクト
昨日の東京都の新規感染者数は、何と2447名。「近々2000名を越えるだろうね。」と副校長と私で一昨日話していたところ、その数を大きく超える2447名。さすがに驚きました。
とはいえ、今日から始業式。保護者の皆さまには、お子さんの健康観察と検温をお願いし、少しでも体調が悪かったら、決して無理して登校させないことをお願いします。
三小では昨日は全員出勤で、職員会議を行いましたが、その際「子供たち同様、健康観察と検温とともに、体調が悪いと感じたら、絶対に無理して通勤しない」ことを確認しました。三小の教職員は、「子供たちのために」「他の先生方に(休んで)迷惑をかけられない」という気持ちで無理をしがち。でも、コロナに関しては、無理をしないのが正解、ということを確認しました。
また、これまでも何度も何度も何度も確認・共有したことですが、「あいてますか」、特に「換気」の徹底を確認しました。常時窓とドアを開け、空気の通り道を作ることは今まで取り組んできたところですが、これから本格的な冬寒となるため、暖房を付けっぱなしにしても、大きく空気が動くと、寒くて授業に身が入らない事も考えられます。ということで、大きく窓とドアを開けない場合、1時間の授業が終わる毎に窓とドアを大きく開けて換気を徹底するように確認しました。(来週は寒さも格別になりそうです。例年の冬と比べ、暖房を付けっぱなしにしても、教室内が寒いと感じる子供が増えると思います。例年よりも少し厚着をさせて登校させてください。)
校長日誌 錦町の空 NO1715 (2021.1.8)
医療従事者の皆さんへの手紙②
・この中、立川病院さんにはとてもかんしゃしています。立川病院にはとてもお世話になって、コロナの中でも休まずはたらいてもらっていることを考えると、かんしゃしてもしきれないくらいです。とてもいそがしいことはしょうちのうえですが、この手紙をよんで元気がでてくれたらうれしいです。どんなときでもお医者様、看護士様は必要です。ぼくがいえる立場ではないですが、これだけは伝えたいです。「立川病院のみなさま、がんばってください」「2021年にはきぼうの光がありますように」(4年)
・いつも病院で働いてくれてありがとうございます。今は、コロナで大変だけど、がんばってください。わたしは、1回立川病院で入院したことがあるけど、お医者さんもみんなやさしかったから、ぜったいにやめないでください。(4年)
・ぼくは、交通事故で立川病院でしんさつしてもらったことがあります。そのときはありがとうございます。今、コロナの感せん者が増加していて、大変だけど、頑張ってください!!ぼくたちも、コロナにならないために、手洗いやうがいなどをこまめにしたり、感せんを防ぐ最ぜんの努力をつくします!(5年)
・私は、かぜで病院でしんさつしてもらったことがあります。あのときはありがとうございました。今、コロナで大変なことになっているけれど、がんばってください。私たちもコロナにならないように、手洗い、うがい、消毒でかんせんしないようにします。これからもよろしくおねがいします。(5年)
・まず、コロナの中、いろいろな治療をしてくれてありがとうございます。最近もニュースで医療が大変というのをよく聞きます。ぼくがこうやって勉強しているとき、働いている方は、病気を治そうとしている、と考えると、とても大変だなと思います。そんな中、やめないでがんばっている人たちがすごいなと思い、とてもほこりに思っています。ぼくもそれをまねして自分にできることは、自分でやるようにしたいです!!(6年)
・今、コロナウィルスにかかる人が多く、とてもこわいです。でも、一番こわいのは、医療従事者の方々だと思います。私は、こんな大変な中、働いているみなさんにあこがれて、病院でみんなのために働きたいと思いました!
私もみなさんみたいなかっこよくてあきらめない人になり、病院で働きたいと思いました。これからも私たちのために、未来のために、よろしくお願いします。(6年)
校長日誌 錦町の空から NO1714 (2021.1.7)
医療従事者の皆さんへの手紙
子供たちが立川病院の皆さんに送った手紙の一部を紹介します。
・コロナウィルスにかんせんしたひとをたすけてくれてありがとうございます。これからもコロナウィルスにかんせんしているひとをたすけてください。(1年)
・コロナをなおしてくれてありがとうございます。渡したチアもコロナにかからないようにきをつけます。(1年)
・いつもぼくたちのために、ありがとうございます。ぼくは、もし三小の人がかんせんして、帰ってきたとき、え顔でむかえたいです。お体に気をつけて、おすごしください。(2年)
・いつもわたしたちのために、ありがとうございます。わたしは、家でかん気をしています。学校では、だまって食じをするようにしています。お体に気をつけておすごしください。
・休みの日も毎日働いてくれてありがとうございます。今はこんな時期でたいへんだけど、いっしょうけん命に働いてくれてとても感謝しています。医りょうじゅうじしゃの人が少なくても夜おそくまで働いてすばらしいなと思いました。これからもがんばってください。(3年)
いつもみんなのためにがんばってくれてありがとうございます。今の時期はコロナウィルスでいそがしいと思います。休みもなく、たいへんなのではないでしょうか?ほんとうにいつもありがとうございます。わたしはコロナにかからないようにがんばります。(3年)
校長日誌 錦町の空から NO1713 (2021.1.7)
ストップコロナ差別ポスター
標語とともに、子供たちは「ストップコロナ」のポスターも作成しました。紹介します。
これらは全て3年生の作品です。
校長日誌 錦町の空から NO1712 (2021.1.6)
いよいよ明後日は3学期始業式。
東京都の感染者数は、連日4ケタとなっていますが、休校にはなりません。
感染状況は厳しい数字となっていますが、冬休み中の保護者のみなさんの配慮により、子供たちは、皆元気に登校してくれることと思います。(登校前の健康観察と検温をお願いします。)
昨日「ストップコロナ差別標語」の最優秀賞と優秀賞を掲載しました。
これ以外にも当然のように、素敵な作品(学級代表の作品)があります。
紹介します。
他の人はせめない コロナをせめろ (3年生)
君たちの 一つの言葉で 傷つける (4年生)
コロナかな その一言が 差別かな (4年生)
風邪の子を ウイルス扱い やめようよ (4年生)
誰が悪いの コロナでしょ! (5年生)
悪いのは 人ではないよ 責めないで (5年生)
悪いコロナもそうだけど 悪口、差別をする人が しっかり心を除菌して (6年生)
言わないでよ 消しゴムで消えない その言葉 (6年生)
校長日誌 錦町の空から NO1711 (2021.1.6)
ストップコロナ差別標語①
いよいよ明日緊急事態宣言発令です。こんな時だからこそ、昨年末子供たちが創った「ストップコロナ差別標語」を再確認したいと思います。
最優秀賞
復帰した人 差別じゃなくて お祝いだ (5年生作品)
優秀賞
コロナになっても大丈夫 僕たちは大好きな君をいつでも迎えるよ (6年生作品)
優秀賞
みんなで コロナを乗り越えよう (3年生作品)
国が言うとおり、学校でクラスターは起きにくいと思います。でも、それは学校で感染者が出ないということではありません。(子供だけでなく、保護者や教職員に感染者が出る可能性は十分にあります。※幸い、昨年教職員には感染者は出ませんでしたが、このままずっと出ないということにはなりません。)
バドミントンの桃田選手が空港の検査で感染判明し、海外遠征がその場で中止となりました。アスリートも芸能人も感染リスクは大きいのですが、テレビを通して私たちに元気をくれるアスリートも芸能人も、感染しても上の子供たちの標語の姿勢が大切ですね。
校長日誌 錦町の空から NO1710 (2021.1.5)
しんどくても前に
年末に新規感染者数1000名のインパクト。そして、年明けも毎日1000名に近い感染者数。そしてとうとう一都三県に「緊急事態宣言」が発令されそうです。
でも、学校の休校要請はなさそうな感じです。(これはもっと感染状況が厳しく、ロックダウンをしている欧米と同じ措置ですね。)
ただ、こんな状況で教育活動を行うのは、シンドイです。保護者の皆さんの「お子さんの健康観察の徹底」と「お子さんの体調不良時には登校見合わせ」(家族がPCR検査検査をした際には、陰性と結果が分かるまで登校見合わせも)等々のご配慮と学校での感染防止策(「あいてますか」の徹底)や教職員への注意喚起(体調不良時は勤務しない)があっても、立川市内を始めとする一都三県の学校では、感染者が出る可能性はあると思います。感染者が出た時、休校になる場合と(保健所と市教委の調査で)休校にならない場合があると思いますが、三小の子供たちがストップコロナ差別標語に書いてくれたように、大切なのは「感染拡大防止策」ともに、「感染した人たち(子供も大人も)を守る、決して避難しないこと」だと思います。
サザンオールスターズが年越しライブの最後に「勝手にシンドバッド」の替え歌で「暮れも正月もなく 人の命を守る 医療従事者のみなさん そして家族の方々を守ろう 収束が見えて来ない みんな苦しいけど コロナ禍を乗り越えて いつか素敵な未来を 迎えよう」と歌ってくれました。 サザン世代の私としては、感激。 学校(教職員)と保護者の皆さんと地域の皆さんと市教委を始めとする関係機関(もちろん、保健所や医療関係者も)で力を合わせ、この難局を乗り切っていきたいと思います。
校長日誌 錦町の空から NO1709 (2021.1.4)
学校経営方針について
本校の学校経営方針は今年も「グローバル時代を生きる知徳体のバランスのとれた子どもの育成」です。
この経営方針について少し解説させてください。
◎学校経営方針「グローバル時代を生きる知徳体のバランスのとれた子の育成」について
・グローバル時代とは:情報が瞬時に世界中を飛び回る「高度情報化社会」であり、違いを認め合う「多文化共生社会」であり、子供たちが成人する10年後には現在の仕事の7割がなくなる」という変化の大きな時代です。
この変化の激しい、グローバル時代を生きるためには、問題解決能力の育成が必須で、新学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」の実現が手がかりとなります。
・グローバル時代を生きるために必要な技能は、外国語(英語)です。外国語を学ぶのは、単にグローバル時代の必須のスキルと言うことにとどまりません。
外国語で大切にしている「自分の考えや気持ちを相手に伝える」という「コミュニケーション能力の基礎を培う」ことを目指しているのです。
つまり、外国語教育により、コミュニケーション能力が育つのです。
校長日誌 錦町の空から NO1708 (2021.1.3)
教科担任制
2022年から小学校の高学年で「教科担任制」が開始する、という国の方針があります。読者の皆さんも報道でご存じのことだと思います。
一部の教科を先生方がお互いに受け持ち合うのが「教科担任制」です。
例えば、現在三小では音楽と図工と家庭科と外国語の4つは専科の先生が受け持っています。算数も習熟度別ですので、ほとんど専科に近いので、5つの専科と言ってもよいかもしれません。教科担任制は、これをさらに増やし、学年の体育や社会や理科(その時の教師の専門性を活かすことから、教科は未定)等を担任以外が受け持つというものです。つまり、元々の専科と教科担任で、国語と道徳と特活(学級活動)以外は他の先生が教えることになるわけです。
導入のメリットは
・教師の専門性が活かせて、授業の質が向上する。
・教師の働き方改革につながる。(教材研究を担当教科に集中できる。同じ授業を複数学級で実施できる。)
・学級担任以外の教師に教えてもらう機会が増えて、子供たちの個性が、いろいろな教科で発揮できる。
・中1ギャップ(担任がほとんどの教科を担当する小学校から、全教科教科担任制の中学校へのギャップ)が少なくなり、移行がスムーズになる。
学校運営協議会(コミュニティスクール)のメンバーに承認を受けなくてはいけませんが、この教科担任制を三小は来年度から5・6年生で取り組んでいく予定です。手始めとして、3学期から4年生では社会科を校務主幹の先生が受け持ちます。
校長日誌 錦町の空から NO1706 (2021.1.2)
3学期について
3学期の教育活動については、現在の新型コロナウィルス感染拡大状況を踏まえて、2学期同様「感染拡大防止」を前提に行っていきます。
①2学期同様、ご家庭での健康観察と検温をお願いします。
②「あいてますか」の合言葉を徹底します。(あい=間を開ける=ソーシャルディスタンス、て=手を洗う、ます=マスクをつける、か=換気をする(1時間授業が終わるたびに換気をする。暖房をしながらの換気は暖房効率はよくありませんが、感染拡大防止のためです。)か=加湿をする(各学級の加湿器:しずくちゃん:を活用して、常に加湿をする。))
③「間をあける」ことから、座席はつけない。(ただし、ペアやグループでの話し合いの際は、マスク着用をした上で机を一時的につける。)
④「校内では常時マスクを着用する」ことから、ペアやグループでの短時間の話し合いは行う。ただし、小声での話し合いとする。)
⑤家庭科の調理実習は行わない。(高学年の子供たちが楽しみにしている活動ですが、文科省や都教委や市教委から許可は出ていません。現時点で十分な安全性が確保できる保証がないということだと思います。)
⑥卒業式について:昨年度の卒業式と同様に行います。保護者の皆さんは各家庭2名までの参列となります。式は60分の制限があるので、呼びかけは行いません。
校長日誌 錦町の空から NO1705 (2021.1.1)
2021年(令和3年)スタート
あけましておめでとうございます。
昨年は災難続きの令和2年(2020年)でした。世界中が新型コロナウィルスの感染拡大でパニック状態の一年でした。
学校でも、マスクの着用・手洗い消毒の徹・底毎日の健康観察・合唱や調理実習等を初めとする学習活動の制限・・・子供たちも教職員も我慢の日々でした。
しかし、4~6年生へのタブレットの配布から希望が見え始めてきました。このまま全員の力を合わせて、第3波を乗り越えていけるのでは?という希望です。
でも、大晦日の昨日、東京都ではまさかの1300人を超える新規感染者数で全国では4500名を超えました。いったいどこまで行くのだろうか?と不安を抱えたままの年明けとなりました。
でも(しかし、でもが何度も繰り返されていて申し訳ありません)、激しい交通事故から視力が回復しない危険性があったものの見事復活優勝を遂げた桃田賢斗さん、コーチ不在のまま不調のスパイラルに陥り四回転どころか三回転さえできなくなった状況から優勝をした羽生弓弦さんから、最後まで諦めない、「レジリエンス」をメッセージとしてもらえました。
桃田選手や羽生選手の「レジリエンス」「折れない心」、そして「目標、夢をしっかり持ち続ける粘り強さ」を目指し、このシンドイ状況に耐え、2学期同様「感染拡大防止策を徹底し」、タブレットを活用しながら、「主体的・対話的で深い学び」を実現していきたいと思います。学校が元気の源となれるように、と願っています。
三小が元気の源になるためには、子供たちと教職員が頑張るだけではダメです。保護者・地域の皆様と関係機関の「連携・協働」が必須です。
今年も引き続き皆様のご支援、ご助力、ご声援、協働をお願いします。
校長日誌 錦町の空から NO1704 (2020.12.31)
2020年を振り返る⑤
6年生がTGGと国会の見学をしたのは、12月でした。
今年は国会(衆議院)を議場の座席に着席して、じっくり観察できました。運が良くない科のように見えた6年生。いえいえ。TGGに行けたこと、国会をじっくり見学できたこと・・・とても運が良い。
今年は新学習指導要領が完全実施となった年です。外国語は5・6年生で教科化されました。教科化ということは、評価があるということ(A~Cがついたり、学年末には1~3がついたり)。というわけで、学期末(11月末)に今年学習した英語表現を使って、質疑応答を行いました。(これをパフォーマンス評価と言います。)
外国語の教科化とともに、今年の大きな変化の1つが「一人一台タブレットの配布」です。4~6年生に一人一台タブレットが配布されました。子供たちは家庭で充電し、学校に持参し、学校でいろいろ活用していました。
今年は新型コロナウィルスの感染拡大による休校による授業時間数の確保のため、特別時程(7校時!を設定)や振り替えなしの土曜授業を設定しました。これは子供たちにも、教職員にも負担となっていたかもしれません。
冬休みもあと1週間。ゆっくりご家族で心身の疲れをとってください。
校長日誌 錦町の空から NO1703 (2020.12.31)
2020年を振り返る④
例年5月末に行っていた運動会。今年は中止にする、という考えもありましたが、子供たちを考えると、「秋に順延」することがベターな判断と考えました。校庭を幾度となく整備し、子供たちが少しでも良い演技ができるように教職員で頑張りました。
9月末の土曜日に運動会を開催。三小は、子供たちが550名。保護者を合わせると、2000名を超えることが容易に想像できました。そこで、1・2年の部、3・4年の部、5・6年の部の3つの「分散運動会」としました。
回復するかと思った天候は、途中から雨天。やむを得ず、3・4年の部の途中で中断することとしました。
10月3日(土)に再度3・4年生の部から再開。
3・4年生の2度目の南中ソーラン。
大成功だった5・6年生の「棒体操」。安全に気をつけながらも、子供たちが達成感をもてるような技を成功させました。
青空の下、高学年らしいリレーで盛り上がりました。
2学期も10月になってようやく、子供たちにいろいろな体験をさせてあげられるようになりました。写真は、東京シティフィルの四重奏の皆さんがクラッシック音楽を子供たちに届けているところ。(もちろん、全校ではなく5年生のみでしたが)
地域の講師の皆さんによる農業体験も復活。実現したのは、地域の講師の皆さんが、子供たちの代わりに米や野菜を丹念に育ててくださっていたから。(写真はバケツ稲の脱穀の様子)。地域連携で市民科の要の1つ。
新型コロナウィルスの感染拡大により今年の小学生(というより子供は皆)はいろいろなことが窮屈になり、かつ楽しい活動ができなくなり、シンドイ思いをしていましたが、一番シンドイ思いをしたのは6年生。6年生は、日光移動教室が中止になっただけでなく、リーダーとしての自覚と行動力を磨くことができる全校遠足も中止、その他様々な活動が中止になったり、極端に活動が制限されました。
そこで、6年生には、国会だけでなく、TGG(Tokyo Global Gateway、つまり東京英語村)も見学・体験してもらいました。
子供たちは、日本語を全く使えない状況ながら、身振り手振りも含め、何とか相手の言っていることを理解しようとし、また自分たちからも一生懸命英語で伝えました。
校長日誌 錦町の空から NO1702 (2020.12.31)
2020年を振り返る③
新型コロナウィルスの感染拡大により休校が続きました。
先生方も、どうすることもできず、もどかしい日々が続きました。
ようやく分散登校が開始。子供たちへ熱いメッセージを送りました。
登校が始まりましたが、しばらくの間は、教室に入る前に手洗いをし、(忘れた子には)検温をし、教室前に関所を設けて、健康状態を確認し、ようやく入室。
子供たちが下校した後は、教員、職員、用務主事、給食主事、それこそ総動員で消毒、消毒・・・。(消毒は今でも机、椅子、ロッカー、水道の蛇口やドアノブは行っています。)いつまで消毒は続くのでしょうか。
PTAのおかげで三小に念願のスクールメールシステムが9月に導入されました。
このスクールメールシステムのおかげで新型コロナウィルス関係の対応が非常に早くスムーズに行えるようになりました。(緊急事態を想定しても、このスクールメールシステムがあることは大きいです。)
校長日誌 錦町の空から NO1701 (2020.12.31)
2020年を振り返る②
錦町のお囃子を学びました。地域の伝統芸能を学ぶ、体験する機会が今年はなくなりました。地域の伝統芸能を大切にする意味でも、来年度はぜひ行いたいものです。
2月に来校した「Young Americans(ヤングアメリカンズ)」。子供たちがあっという間にひきこまれ、見事にはまりました。(寝食を共にした家庭もありましたね。)
新型コロナウィルスの感染拡大がこの後すぐでしたので、このイベントが少し後ろにずれていたら、この体験はできなかったでしょう。
校長日誌 錦町の空から NO1699 (2020.12.30)
終業式②
私の講話に続いては、2年生の「2学期に頑張ったこと」の発表。
各クラスの代表児童が発表しました。
それぞれ頑張ったことは違っても、それぞれの子供たちの頑張りがよく伝わりました。
終わった後、2年生の各クラスは、やんややんやの大喝采でした。
最後は、校歌斉唱。斉唱と言っても、マスクを付けての斉唱。さらに言うと、「大声を出さない斉唱」です。でも、子供たちは心の中で大声で斉唱していたと思います。
終業式後、生活指導の先生から冬休みの生活について話がありました。
(都知事をまねしているわけではありませんが)合い言葉がありました。それは「おあげ」。
冬休みはお年玉をもらうので、ついつい無駄遣いをしがち。また、大金を持って外出すると、面倒事に巻き込まれやすくなります。(これが「お金」の「お」)
冬休みは、普段会えない親戚、地域の方々に会う機会が増えます。そんなときだからこそ、しっかり「あいさつ」をしたいものです。また、冬休みは交通事故に遭いやすいときでもあります。「安全」にも気をつけたいですね。(これが「挨拶」と「安全」の「あ」です。)
最後に冬休みは夜更かしをしたり、寒くて乾燥しているので体調を崩したりしがちです。元気に3学期始業式に会えるように健康管理に配慮したいですね。(これが「元気」の「げ」です。)
校長日誌 錦町の空から NO1698 (2020.12.30)
終業式①
2学期終業式。今年は体育館に集合するわけにはいかないので、全校朝会同様、ビデオで式となりました。
まず、私が講話。4~6年生のあゆみ所見に書かれていたことをもとに、2学期を振り返りました。「よく考え実行する子」「おもいやりのある子」「健康でたくましい子」の3つの教育目標が達成されている様子が所見からわかりました。そのことについて子供たちに話しました。(この3つ以外では「主体性」が身につき始めているのがよくわかりました。今年度から完全実施となった新しい学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が標榜されていますが、まさに「主体的な取組み姿勢」が三小の子供たち(高学年)に育ってきています。
三小の子供たちの話を聞く態度はとっても立派です。コミュニケーションも、学力向上も「まず聞く」ことからです。
校長日誌 錦町の空から NO1697 (2020.12.29)
子供たちを守る
終業式の日。下校時刻後まず北門へ行きました。そこにはシルバーの見守りの方がいらっしゃいました。子供たちに「さようなら。」と声をかけたり、歩道を走る自転車を止めたりしていらっしゃいました。
次に南門へ。そこには3名のシルバーの見守りの方がいらっしゃいました。
子供たちとあれこれ話し込むシルバーの地域の方。子供たちへの温かく、愛情のこもった話し方が伝わってきました。
青信号とはいえ、左折してくる車もあります。シルバーの地域の方の見守りがあると安心です。
一年間シルバーの地域の方には無償の見守りをしていただきました。おかげで交通事故はなし。感謝、感謝、感謝。