文字
背景
行間
2019年11月の記事一覧
校長日誌 錦町の空から NO1075 (2019.11.29)
今日の給食
昨日、皆さんは「寒い」と言いましたか?先生方は昨日、「寒い、寒い」を連発。そのすぐ横で私はスーツの上着を脱ぎ、ワイシャツ姿。そうなんです。私は暑がり。
ところがその私でも今朝は薄着だと肌寒いと感じました。本当の寒い日がやってきたのですね。
さて、私は出張で給食を食べられませんでした。(検食は副校長先生です。副校長先生から写真をゲットできました。)
今日の給食メニュー:菜飯、鯖の竜田揚げ、野菜のごま和え、ごんざ(煮物)、牛乳
超和食メニュー。食べたかった!
※奈良県竜田川は百人一首に詠まれるほど紅葉の名所として知られ、竜田揚げは赤い紅葉の流れる川に見立てて名付けられた料理です。権座(ごんざ)は、秋祭りに供える煮物で、菜飯とともに奈良県の郷土料理です。
校長日誌 錦町の空から NO1074 (2019.11.29)
いじめ講話
今週月曜日の全校朝会は、11月11日(※放送朝会)に続き「いじめ講話」を行いました。(いじめアンケートを回収したばかりというタイミングです。)
今回の講話は「いじめについて」です。主人公は、「春名風花(はるなふうか)さん」。
女優、つまり役者さんと声優さんをしています。小学校の頃、いじめられた経験があります。ここで春名さんから子供たちへ質問。(「いじめられる側に原因があるか」)。当然のように、子供たちの多くは、「いじめられる側に原因はない」と答えました。ところが春名さんは、「いじめられる側にも原因がある」って言うのです。でも、間違えないでくださいね。いじめる側が悪い、と春名さんは言っています。でも、いじめられる側に原因があるというのは「完璧な人間はいないから」。
いじめる人って、いじめる原因をいじめる相手の中に「見つけた」だけなんだそうです。つまり、「いじめをする人は、まずいじめる側に、誰かをいじめたいという目的があってその目的に向かって、いじめる原因を探し出してしまった」のだと。「いじめをする子というのは、いじめたい子にいじめの原因・いじめのネタを見つけるのです」。
どんな人間にも、もちろん校長先生にも、欠点はたくさんあります。欠点がない人はいません。欠点をさがそうと思ったら、いくらでもさがせるんですよね。春名さんは、小学校の頃、クラスで「声優をめざしている」と言ったら、みんなに笑われたり、ばかにされたりしたそうです。その後、声優さんになるための学校に行っても、やっぱりみんなに笑われたり、ばかにされたりしたそうです。その後さらに、舞台の仕事、つまり役者さんの仕事をすると、やっぱり笑われたそうです。どれだけ頑張っても、最初から春名さんをいじめようと思っているのだから、いじめられるのですよね。
さて、そこで結論です。いじめられる側といじめる側で、変わらなくちゃいけないのは、どっちですか?いじめられる側ですか?それとも、いじめる側ですか?変わらなくちゃいけないのは、いじめられる側ではありません。いじめる側が変わらなくちゃいけないのです。春名さんは、小学生にメッセージを出しています。それは、「『いじめられない自分』ではなく、『自分がなりたい自分』を目指そう!」ということです。思いやりのある自分、優しい自分、いじめをしない自分、いじめられている子を助ける自分になろう、と言っています。
いじめられないように、いじめられないように、他に人に気をつかうのではなくて、自分の夢、自分の目標に向かっていくことが大切です。いじめる人たちに気に入られようとするのではなく、自分の人生を生きてください。・・・これが春名さんからのメッセージです。
子供たちは静かに聞いていました。さすがは三小の子供たち。
校長日誌 錦町の空から NO1073 (2019.11.28)
今日の給食
給食の検食の直前。校長室をノックする音が。出てみると、5年生の姿が。
「僕たちが作ったご飯です。校長先生、食べてください。」
と言って、ご飯味噌汁セットを手渡してくれました。
受け取って、「お、ご飯良い感じで炊けているね。分かりました。いただきますね。」と答えました。
ところが、5年生はその場から立ち去りません。なんとも言えない間があり、「あれ?どうかした?」と尋ねると、5年生曰く
「あ、校長先生が食べ終わったら、もっていきます。」
とのこと。
待たせた状態で食べると、書き込んで食べなくてはいけないので、「待たなくても大丈夫だよ。食べ終わったら、もっていくから。」と言うと、「いえ、それでは(校長先生に)悪いので。」と答えました。
何とまじめで、良い子供たちなのでしょう。でも、私は「では、食べ終わったら、お茶碗とお椀とお盆は家庭科の先生に渡します。」と伝えて、納得してもらいました。
食べ終わっての感想。御飯の炊き加減はバッチリ、味噌汁の具の柔らかさ、味加減もバッチリ。まさに「美味しゅうございました」でした。家でも是非作らせてあげてください。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ハヤシライス、キューブサラダ(ソイドレッシング)、ラ・フランス(洋なし)ゼリー、牛乳
美味しゅうございました
※キューブとは、立方体のことです。ジャガイモ、野菜を立方体に切ったサラダです。
校長日誌 錦町の空から NO1072 (2019.11.28)
研究授業同時進行②
11月21日(木)5校時、国語と同時に進行していたのが、外国語の研究授業。(こちらは、イングリッシュルームで授業が行われました。)
単元は「What do you want to watch?」。オリパラでどの競技を見てみたいか?を互いに伝え合います。こんな会話がなされました。
「What sports do you want to watch?」→「 I want to watch basketball. 」→「Why?」→「 Because I want to see RUI HACHIMURA. I like basketball.」
結構長い会話ですが、子供たちは見事に伝え合えました。
インタビューで分かったこと見てみたい競技ベスト3をみんなで情報交換をして決定。
この後、アメリカミシガン州の小学生と「見てみたい競技」をテーマにビデオ交流します。
校長日誌 錦町の空から NO1071 (2019.11.27)
今日の給食
今日はこれから5時間目に5年生の体育科の研究授業が行われます。天気予報では、全くの雨予報でしたが、奇跡的に雨は降っていません。何とか5工事終了までもつのではないかと思います。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ご飯、キノコ卵焼き、春雨の炒めもの、味噌汁、はやか、牛乳
美味しゅうございました。
※ハヤカはポンカンと温州ミカンを交配した柑橘です。
校長日誌 錦町の空から NO1070 (2019.11.27)
研究授業同時進行①
11月21日(木)5校時。6年生の2学級で研究授業が同時進行で行われました。この日研究授業を参観したのは、三小の先生方だけではありません。東京都のあちこちから先生方が集まって2つの学級の授業を参観したのです。
1つのクラスは6年2組。教科は国語で担任の授業。もう1つのクラスは6年3組。教科は外国語で外国語専科の授業です。
なぜ東京都のあちこちの先生が集まったのかというと、二人の先生が東京教師道場という研修会の研修生のため、同じ立場の研修生が東京都のあちこちから集まったのです。
ちなみに、今三小には3人の東京教師道場の先生がいます。もう一人は体育の研究をしている5年生の担任です。(1校に三人も道場生がいるというのはすごいことです。それだけ三小の先生がやる気にあふれている、ということに他なりません。)
さて、今日は国語の授業を紹介しましょう。
今回の国語は、故高畑勲氏が書いた「鳥獣戯画」。なかなかの難敵です。
この単元で、担任は、「聞く」「話す」と「書く」を交えた授業を展開しました。
子供たちのノートは、自分の考え(とその理由)、級友の考えがビッチリ書かれています。なんと、ほぼ全員がノート1冊を終えていました。一人の子供のノートを見ましたが、見事の一言。
筆者の「鳥獣戯画は人類の宝」という主張に納得するか、納得しないか、で討論が行われました。もちろん、論拠がしっかりしていないと討論は成り立ちません。
こういう討論する力が国語ではとても大切です。
校長日誌 錦町の空から NO1069 (2019.11.26)
今日の給食
今日はまず5年生が家庭科で作ったご飯と味噌汁セットをご覧ください。(写真は3組の子供たちが作ってくれたセット)
ご飯は、ちょうど良い柔らかさ。甘くて美味。味噌汁は、上記のセットの味噌汁の味付けが私にはちょうど良かったのですが、その前の2組の薄味の方が健康には良いのか?と感じました。味か?健康か?難しい・・・。でも、2クラスとも美味でした。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ソフトフランスパン、サツマイモグラタン、豆と野菜のスープ煮、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1068 (2019.11.26)
運動委員会発表
先週の金曜日の朝、運動委員会の発表がありました。本来ならば、校庭で行う予定が雨天のため体育館となりました。急な変更にもかかわらず、運動委員会の子供たちは、スムーズに進行していました。
今回は大縄集会へ向けての運動委員会からのコメント。
運動委員会の子供たちは、ダメな例と良い例の2つを提示。
上記はダメな例。ポケットに手を突っ込んで、縄に引っかかった仲間がいると、「何やってんだよ!」「どうして引っかかるんだよ!」と非難。
そして、良い例。もちろん、両手は空いています。(これならこけても手がつきますね。)そして、引っかかった仲間がいても、「ドンマイ!」と声をかけています。おもしろいことに、こうした失敗をフォローするような声かけをするグループの方が良い記録が出ます。
運動委員会の子供たちは、「失敗しても責めないでください。」「他のクラスや他の学年と競争するのではなく、自分たちの最高記録を出すことを目指してください。」と訴えていました。
短時間ですが、大切なことを伝えてくれました。
校長日誌 錦町の空から NO1067 (2019.11.25)
今日の給食
土曜日は寒かったですね。私は、さすがにポロシャツだけでなく、上着を着ました。と思ったら、昨日は温か。風邪をひく子供も増えてきています。(先週はしばしば発熱などの症状で早退する子供が出てきていました。)学校では「うがい・手洗い」を呼びかけていますが、ご家庭でもお子さんにお声かけください。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ハイナンジーファン、フィッシュボールスープ、ボボチャチャ、牛乳
美味しゅうございました。
※「オリパラ給食」シンガポールの料理です。海南鶏飯(ハイナンジーファン)は、茹で鶏とそのゆで汁で炊いたご飯を盛り付けた東南アジアの庶民料理です。魚のすり身団子のスープとボボチャチャ(日本ではモーモーチャーチャーとして人気のスイーツ、ごちゃまぜしたという意味でココナツミルクなどで作りますが、給食ではヨーグルトで代用します。)アジアの食を感じました。
校長日誌 錦町の空から NO1066 (2019.11.25)
奉仕活動(落ち葉掃き)
先週奉仕活動として、落ち葉掃きが行われました。縦割で1組グループ、2組グループ、3組グループに分けて3日間の奉仕活動です。
写真は3組グループの取組み。2クラスが落ち葉掃きをしても、また落ち葉があり、霧のない感じですが、子供たちは一生懸命に落ち葉を集めていました。高学年は、下学年の子供たちに励ましの言葉をかけたりしながら、集約をしていました。
それにしても540人の人数はやはりすごい。とってもたくさんの落ち葉が集まりました。用務主事さんに任せきりにしないで、自分たちの学校をきれいにすることは素敵ですね。
校長日誌 錦町の空から NO1066 (2019.11.24)
118万アクセス御礼
118万アクセスを達成しました。うれしいです。ご愛読ありがとうございます。
もう1つうれしいことがあります。それは先日の展覧会の来場者数が1000名に届きそうな数であったこと。わずか1日にもかかわらず1000名近いとは、ちょっとした美術館のようですね。それだけ三小の、錦町の皆さんが、子供たちに関心をもち、(例え子供の作品であろうと)美術に興味をもっているということの証であると感じました。
来年度は、学芸会です。(ちなみに、再来年度は音楽会です。)
校長日誌 錦町の空から NO1065 (2019.11.23)
こうちょうせんせいのすきなもの
先日1年生が私にインタビューしたことをブログに書きました。
そのインタビューをもとに、1年生は作文を書きました。その作文を見せてもらいました。1つ紹介しましょう。
・三小には校ちょうせんsねいというせんせいがいます。校ちょうせんせいのすきなものは3つあります。
1つめは、すきなどうぶつは、ペンギンです。あるくところがかわいいからです。
2つめは、すきなべんきょうはえいごです。いろいろなくにで、いろいろなひととはなすことができるからです。
3つめは、すきなはなは、ひまわりです。ひまわりがたいほうをむいているからです。
~が好き、で終わらず、しっかりその理由も書けています。このように、「話す」・「聞く」と「書く」を1つの単元で行っていくと書く力も育っていきます。
校長日誌 錦町の空から NO1064 (2019.11.22)
今日の給食
今日の給食です。
今日の給食メニュー:五穀飯、ブリの紅葉焼き、粕汁、みかん、牛乳
美味しゅうございました。
※23日は、「勤労感謝の日」です。宮中行事として、その年の収穫に感謝する「新嘗祭」が古くから行われてきました。食事に関わった多くの人たちへの感謝を込めて、五穀(米、麦、小豆、あわ、きび)が入ったご飯です。
教員になったばかりの頃のこと。先輩の先生から「内野さん。勤労感謝の日だけは絶対に働いちゃいけないよ。」と言われたことがありました。
明日はできればそうしたいですが、きっと仕事をしてしまうと思います。
ちなみに、先週の月曜日(学芸会の代休日)は、私は9時から13時まで仕事をしていましたが、普通に5人の先生がやってきて仕事をしていました。う~む。
校長日誌 錦町の空から NO1063 (2019.11.22)
理由が大切
三小では「自分の意見を述べる→理由を言う」という話形を大切にしています。
まず、「自分の意見をもつ」ことが第一関門ですが、その意見をもったのは「ただ、なんとなく」とか「勘で」では説得力もなければ、論理性もありません。
学力を伸ばすためにも、しっかり「理由を言える」ようになることを大切にします。
先週のことですが、1年生が「校長先生インタビュー」ということで質疑応答をしました。たくさんの質問を受けました。
「校長先生、好きな食べ物は何ですか?」
「好きな自動車は何ですか?」
「好きな動物は何ですか?」
「好きな色は何ですか?」
これらの質問にてきぱき答えました。ところが、1年生はそこで止まりません。
「なんで寿司とラーメンが好きなんですか?」
「なんでレクサスが好きなんですか?」
「なんでペンギンが好きなんですか?」
「なんで青色と緑色が好きなんですか?」
と理由を尋ねてきたのです。う~む。鋭い。担任も(笑顔ですが)そばで様子を見て(聞いて)います。「なんとなく」とは答えられません。
次々答えました。
「寿司もラーメンもいろいろ種類があるから好きです。」
「レクサスは、乗り心地が良いのと、何よりかっこいいからです。」
「ペンギンが好きなのは、歩き方がよちよちしてかわいいからです。」
「青が好きなのは、空の色と海の色に近いからです。緑色が好きなのは、見ていると心が落ち着くからです。」
かなり無理矢理答えたところもあったのですが、1年生は「ああ~。わかる、わかる。」「そうだよね。」「ふ~ん。なるほど。」などと反応してくれました。
質問攻めにあって辛かったか?いえいえ。1年生と話していると、癒やされます。
三小の子供たちがみな、自分の意見をもち、さらに理由を添えることができる子供たちになっていってほしいと思います。
校長日誌 錦町の空から NO1062 (2019.11.21)
今日の給食
最近の時候の挨拶は「昼間は温かいのに、朝晩はコートなしではきついですねえ。」です。もちろん、私はコートなしでも大丈夫ですが、一般の皆さんにはきついでしょう。
ご愛読の皆様。くれぐれも体調管理に気をつけてください。
今日の給食です。
今日の給食メニュー:ベーコンとゴボウのピラフ、豆腐ナゲット、花野菜のソテー、洋風卵スープ、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1060 (2019.11.21)
ロンドン交響楽団がやってくる、ヤァ!ヤァ!ヤァ!③
ワークショップが終わった後、校長としてお礼を述べたところ、メンバーは口々に5年生を褒めてくださいました。
「素晴らしい子供たちです。」
「私たち外国人に、ちっとも臆さないで対応してきた。」
「ノリが良くて、どんどん乗ってくる!」
など、社交辞令ではないテンションで伝えてくれました。
うれしいですね。
校長日誌 錦町の空から NO1059 (2019.11.20)
今日の給食
先日西国立保育園の園児と保育士さんが来校しました。「感謝祭」の収穫物を届けに来てくれたのです。
ふと、アメリカの感謝祭を思い出しました。ありがとうございました。
園児たちに聞いたところ、三小に来る子供たちが5名いました。うれしいですね。副校長先生が「待っているよ!」と言うと、うれしそうに手を振って帰って行きました。
さて、今日の給食です。
今日の給食メニュー:ココアトースト、クリーム煮、ウィンナーのケチャップ炒め、牛乳
美味しゅうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1058 (2019.11.20)
ロンドン交響楽団がやってくる、ヤァ!ヤァ!ヤァ!②
5年生は指揮者の体験もさせてもらいました。ロンドン交響楽団のメンバーを自分の指揮で思いのまま動かすって、あり得ない体験ですよね。
体験を終えた5年生はロンドン交響楽団のメンバーと一緒に給食を食べました。当日の給食は思いっきり、ど真ん中の和食。でも、ベジタリアンのメンバーをのぞき、全員がぺろりと給食を平らげ、「美味しかった!」との感想。
校長日誌 錦町の空から NO1057 (2019.11.19)
今日の給食
今日の給食です。
今日の給食メニュー:サツマイモご飯、ニギスの唐揚げ、白滝のピリ辛炒め、すまし汁、牛乳
美味しゅうございました。
※先週の金曜日、2年生が収穫したサツマイモを焼き芋にして食したので、今日の給食は、焼き芋を食べられなかった他学年の子供たちへのプレゼントのような気がします。
※ちなみに、私も焼き芋をいただきました。休み時間で他学年の子供が集まってきて、ある男子が「いいなあ。先生。焼き芋食べられて。」とうらやましそうな表情。そこで私が「2年生で食べたはずだけど、やっぱり毎年食べたいよね。・・・良いことを教えるね。焼き芋食べたかったら、先生になると食べられるよ。」と言うと、その男子曰く「いや、先生はやめておくよ。」との返事。先生がブラックだという話はどんどん広まっているのかもしれません。
校長日誌 錦町の空から NO1056 (2019.11.19)
ロンドン交響楽団がやってくる、ヤァ!ヤァ!ヤァ!①
先週の木曜日(11月14日)、ロンドン交響楽団のメンバーが三小でワークショップをするためにやってきました。(イギリス人4名、日本人音楽家2名、スタッフ2名、通訳1名)
ワークショップを体験できたのは5年生。このイベントは本校の音楽専科が招聘したのですが、ブリティッシュ・カウンシルが行っている事業「Discovery for 2020」です。
「Discovery for 2020」は、2020年という大きなイベントを間近に控えた東京で、あらゆる人が芸術にかかわることのできる機会を拡大していくことをねらいとしています。
といっても、その機会を受ける子供たちはごくごく少数です。その中に三小が入れたのは幸運です。
さて、今回のイベントは、「音楽作りのワークショップ」です。
ロンドン交響楽団のメンバーが楽器(ビオラやチェロやその他の楽器)を使って、音楽作り。通訳の方がいろいろ通訳してくださいましたが、音楽は世界共通であることを感じた子供たちでした。
チェロとビオラで演奏して、「ある動物を表しています。さて、何の動物でしょう?」と尋ねられて、5年生は「白鳥だ!」と答えました。正解!サンサーンスの「白鳥」を演奏してくださったのです。やはりプロはすごい。素敵な演奏でした。
でも、メインは音楽作り。今回は「犬」を音楽であらわそう、というゴールを設定。
プロはいろいろな楽器を駆使し、子供たちはと言うと、身体と声を使って「犬」を表現しました。