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学校のできごと
校長日誌 錦町の空から NO1269 (2020.4.20)
時間割を作らせてみてください
HPに時間割(1~3年生用と4~6年生用)と時間割例をアップしました。
時間割や時間割例をダウンロードできなかったり、印刷できなかったりする場合には、ご連絡ください。印刷してお渡しします。
※なお、MXテレビの「TOKYOおはようスクール」はおすすめ番組です。
校長日誌 錦町の空から NO1268 (2020.4.19)
保護者相談日
お知らせしたように、明日(20日)からの月・火・木曜日は保護者の相談日です。
まだ教科書を受け取っていらっしゃない6年生を中心とするご家庭の皆様には、教科書をお配りします。(「教科書は手渡し」がきまりのため、ポスティングはできません。)
密接、密集を避けるため9時~11時の相談日設定時間をうまく使ってご来校ください。来校されたら、教室前の廊下にビニールテープを2m間隔で貼ってあるので、2m間隔を保ってお進みください。教室には「入り口」と「出口」表示があるので、入り口から入って、出口の順にお進みください。(一方通行です。)
教室に入ったら、まずお名前を教員に伝えてください。その際、ご相談がある場合には、その旨もお伝えください。
その後、教科書をお取りください。すべての教科書があることをご確認いただいたら、受領証にお子さんの学年と氏名をご記入ください。傍らに受領証入れの袋がありますので、その袋に受領証を入れてご退出ください。
ご相談がある場合には、入り口付近に椅子がありますので、ご着席いただき、ご相談内容を教員にお伝えください。(保護者の皆さんの中には、教員でも密接距離となることにご不安がある方もいらっしゃいます。教員が感染しないという保障はないので、その不安は当然です。)ソーシャルディスタンスを保つため、教員は2mの距離をとって着席させていただいて、お話しさせていただきます。(ただ、短時間となることにご理解とご協力をお願いします。)
なお、教科書の受け取りはお子さんでも大丈夫です。
校長日誌 錦町の空から NO1267 (2020.4.19)
医療従事者の皆さん、ありがとうございます
富山市民病院の会見を見ました。「車中泊をしている職員もいる。」等、涙ながらに話しているのを見て、胸が締め付けられる思いでした。
私たち立川第三小学校には、目の前に立川病院があり、近くにもたくさんの大病院やクリニックがあり、少し離れた所に校医の先生もいらっしゃいます。
わずかずつですが、立川市も感染が拡大しつつあります。医療従事者は身体を張って新型コロナウィルスと戦っています。
残念なことに「コロナ差別」という言葉を知りました。「医療関係者の子供は登園しないでほしい。卒園式もお断り」ということがあったとのこと。立川市ではこんな差別はこれまでもなかったし、これからもないと信じています。(立川市の学校が再会した後、「~さんって、家族が○○病院に勤めているんだって。コロナ、怖くない?」等という言葉ではなく、「~さんって、家族が○○病院に勤めているんだって。頑張っているよね。」という言葉が聞こえてくることを切に願います。)
大好きなサッカー選手たちがこんな言葉を発信してくれています。
・日本代表主将でサンプドリアの吉田麻也選手は
「自身の感染リスクを顧みず、目の前で戦ってくださっている皆さんへエールと感謝の気持ちを伝えたい」
・元日本代表でボタファゴの本田圭佑選手は英語で
「一緒にこの危機を乗り越えよう。私たちはできる、皆さんはできると信じている」
と話してくれています。
みんなで医療従事者の方々を支え、危機を乗り切りましょう。
校長日誌 錦町の空から NO1266 (2020.4.18)
ウォーキングデッド?
「ウォーキングデッド」をご存じですか?アメリカのテレビ番組で非常に人気のある番組です。ゾンビが出てくる番組です。私もアメリカにいたとき、しばしば見ていました。実際、アメリカ人は本当にゾンビが大好きで、チャンネルを回すと、同時にゾンビ関係の番組が複数、ということがしばしばでした。
そのウォーキングデッドやゾンビ関係の映像では、人が消えた街が映し出されます。
いつでも人っ子一人いない街・・・それがゾンビが出現するというお約束の場面です。
その人っ子一人いない場面が現実になりました。
コロナウィルスの感染が拡大したニューヨークのマンハッタンです。
下は、ニューヨークと言えばここ、言うくらいの観光地、タイムズスクエアです。
通常は朝から晩まで人だかりです。
それが・・・こんな状況。「まさか!」という状況です。
しばしば「ニューヨークは日本を先取りしている」と言われますが、こんなことが東京で起きるのでしょうか?
ちなみに、昨日土曜日の東京の感染者数は201名。
このままニューヨークになってしまうのでしょうか?
いえ!きっと止まります。
私たちを感動させ、元気づけてくれたラグビー日本代表キャプテンのリーチマイケル選手はこう言ってくれました。
「ONE TEAMで大事なのは、一人ひとりが責任を持ってやること。トップに従ってそれをやればONE TEAMになる。今は小池知事も東京で外出制限を呼び掛けているし、一人ひとりが意識して行動すれば感染拡大を防げると思う。」
みんなでワンチームとなりましょう。
校長日誌 錦町の空から NO1265 (2020.4.17)
相談日3年生・5年生
昨日は3年生と5年生の相談日でした。
教科書を取りに来る保護者の皆さんが多くなることを予想して、立て看板を設置。
3年生の相談日。教科書を子供たちに渡し、その後教員が確実に教科書を受け取ったかを確認しました。3年生は教科書を受け取って、すぐ帰宅する子供が多くいました。
5年生の相談日。5年生は短時間学習相談をしている子供もいました。
この日は、ご家庭のご配慮で、分散来校となっていました。ですから私と会うと「おはようございます!」という子供と「さようなら!」という子供が錯綜していました。
9時にみんなが来校すると、密集になるので、分散来校をしてくださると、リスクが少なくなります。ありがとうございました。
校長日誌 錦町の空から NO1264 (2020.4.16)
139万アクセス達成
139万サクセスに達しました。ありがとうございます。お祝いに先日のスーパームーンを。
よく見ると、あの美しさがこの写真で伝わりませんね。ごめんなさい。
では、こちらをどうぞ。
玄関前の三小池の金魚です。今、十数匹います。学校管理員さんが買ってきてくれました。私は帰りがけにこの金魚たちを見て、癒やされています。
さて、今朝ニュースで知ったのですが、宮本亜門さんの呼びかけで、俳優の市村正親さん(私は市村さんのファンです)がメッセージを発してくれています。こんな言葉です。
「今不安に思っている皆さん、始まりがあれば必ず終わりがあります。」
そうですね。なんだか最近の報道を見ていると、新型コロナウィルスの感染拡大が止まらず、永遠に続くような気になりそうですが、必ず収束するのです。それを信じてグッと我慢しましょう。
校長日誌 錦町の空から NO1263 (2020.4.16)
相談日2年4年
一昨日の相談日は2年生と4年生。
子供たちが来る前に教室等の消毒。
換気も大切。廊下側の窓も開けます。
消毒の終わった机に配布する教科書を置いていきます。漏れのないよう、確認をしながらです。
2年生の相談。クラスの半数弱の子供たちが来ました。(教科書や課題をもらってすぐに帰宅した子供もいました。)
4年生の相談。課題や教科書を受け取ってすぐに帰宅した子供たちが多かったようです。
今日は3年生と5年生の相談です。来校した子供は皆マスクを着用していました。ご家庭のご協力に感謝いたします。
校長日誌 錦町の空から NO1262 (2020.4.14)
相談日1年・6年②
子供たちが来校しました。6年生はクラスの半数近くがやってきました。1か月分の課題をもらえる、というので、やってきた子供も多いようです。
1年生の相談日。2時間いた子供もいました。(1年生に2時間はちょっときつかったかも?)
6年制の相談日。子供たちがとっても明るかったのが印象的でした。やっぱりクラスの仲間、担任の先生っていいなあ・・・。少しでも早く感染が収束して、休校が解除されるのを待ちましょう。
今日は2年生と4年生の相談日です。今日は、1か月分の課題とともに、教科書も配布します。
校長日誌 錦町の空から NO1261 (2020.4.14)
相談日1年・6年①
昨日は1年生と6年生の相談日でした。
使用する教室の机やいすを消毒。
共用部のトイレ(便器)や階段の手すり等も消毒。
トイレのドアも消毒。
来客用の靴箱も消毒。
久々の来校なので、念のため校門前で教員が見守り。
校長日誌 錦町の空から NO1260 (2020.4.13)
8割減らす・・・
今朝、立川駅行のバスに乗ってきました。
先週末は数名だった乗客が今日は、何と20名を超えていました!
総理は「人と会うのを8割減らしてください。」と述べていましたが、まだまだ世間一般はそうなっていないなあ、と感じました。
立川市の教員は今週から自宅勤務が基本となりました。(相談日は勤務です。)
教員発で感染を拡大させたり、せっかく休校が解除されても、教員が感染してお休みしたり、などということがないようにするためにも、通勤等による感染のリスクを避ける自宅勤務が必要です。
というわけでご連絡をいただいても、担任が不在のことがあります。ご理解の程お願いします。
校長日誌 錦町の空から NO1259 (2020.4.13)
恐慌
2月の末の土曜日のこと。自治連の伊藤さんが花壇の整備をしてくださっていました。
お礼を述べつつ、少し話をしました。その際、伊藤さんは、
「このままいくと、世界恐慌になるね。」
とおっしゃっていました。
その言葉が1か月余りで現実となりました。IMFが「1929年の世界恐慌と同じ」と発したのです。
先日職員室では、社会科専門の先生が「校長先生。新型コロナウィルスの今年は、歴史の教科書に掲載されますね。」と言っていました。1929年の世界恐慌は歴史の教科書に掲載されています。きっとこの新型コロナウィルスの災禍は教科書に載るでしょう。
今は我慢のとき。子供も、保護者も、教員も学校再開を待っています。でも、コロナが収束が見えるまでは自宅で待機するしかありません。命を守ることが先決です。耐えましょう。我慢しましょう。
今日は1年生と6年生の相談日です。あくまでも自由来校です。9時から11時までの設定時間に5分だけ来校するのもありです。自宅待機が原則ですので、無理はしないでください。
校長日誌 錦町の空から NO1258 (2020.4.12)
一丸となってこの難局を乗り越える
一丸となってこの難局を乗り越える・・・とは都知事がテレビを通じて都民に訴えた言葉です。
実際、昨日までに東京都の感染者数は4日連続最高となっています。(昨日は200名近い感染者数!)このような状況ですから、休校の継続は当然と言えば当然ですね。
私も国と都の自粛要請を実感しています。下の写真を見てください。
私が通勤に利用している立川駅までのバスの車内です。通常なら30名ほどの通勤客が乗車しているのですが、先週の木曜日・金曜日は、私を除き3名の乗客でした。(帰りのバスは、途中から一人の条伽卯もいませんでした。)
ただ、教職員に聞くと、「朝の中央線は混雑しています。」とのこと。「不安なのは、マスクをしていてもこれだけの乗客がいることです。自分が感染して、家族はもちろんのこと、三小の子供たちに感染させてしまったら・・・と思うと、心配です。」と私に訴えていました。
国や都からの自粛要請、そして実際のこのような状況ですから、休校継続に加え、市教委が当初予定していた「週1日の登校日」が「相談日」に変更したのも、当然かと思います。(「登校日」だと、保護者の皆さんに「我が子を学校に行かなくてはいけない」と思わせてしまいます。そうではなくて、「このまま家にいるだけだとイライラしてどうしようもない。少しでも学校へ行って、イライラを落ち着かせたい。相談したい。」という子供たちの気持ちや「勉強でわからないところがあって、困っている。」という子供の悩みに対応する「相談日」であれば、あくまでも子供たちの自由意志ですので、来なくても良いのです。来校して、わずか5分で帰っても良いのです。)
明日は1年生と6年生の相談日です。昨日も校長日誌に書いたように、保護者の責任の下で(学校に行く時刻、帰宅する時刻もご家庭で確認してください)、来校させてください。天気も悪くなるようですので、無理をさせないでください。また、来校しなかった子供たちについては、相談に来た子供たちに渡す課題(1ヶ月分の学習課題)を教員がご家庭のポストに届けます。ただ、明日午後ポスティングをする予定でしたが、明日は激しい雨となりそうですので、火曜日以降なるべく早くお届けする予定です。
校長日誌 錦町の空から NO1257 (2020.4.11)
138万アクセス達成
あっという間に1万アクセス増え、138万アクセスを達成しました。ありがとうございます。おそらくは休校関係、相談日関係の情報を知りたいと思った方々がアクセスしてくださった結果だと思いますが、何にせよ良かったです。
新型コロナウィルスの感染拡大が続き、一昨日、昨日は180人を超える感染者数となりました。このような状況での休校延長(5月6日までの休校)は当然と思います。
ただ、立川市はこのような状況から相談日を設けました。休校が続いて「学校に行きたい!もう家でずっといるのはしんどい!」「ずっと家にいて、気持ちがどんどん落ち込んだ~。いらいらする!」などと気持ちが沈んでいる子供たち、「学習課題が出たけど、分からないのがあって、勉強が進まない!」などの悩みを抱えた子供たちの相談にのるために来校の時間帯を設定しました。
13日月曜日は、1年生と6年生の相談日、14日火曜日は2年生と4年生の相談日、16日木曜日は、3年生と5年生の相談日とします。
来校した子供たちには、5月6日までの休校の間の学習課題等を渡します。その課題等を受け取ってすぐ帰っても良いし、2時間相談に乗ってもらっていても良いし、全くの自由です。(遊び感覚で来させるのはやめてください。保育ではありません。あくまでも相談日です。)
2時間の設定時間(9時から11時)のいつ来ても、いつ帰っても良いです。ただ、三小への来校、退出についてはすべて保護者の責任でお願いします。
(保護者と子供とで「何時に三小へ行って、何時に三小から帰宅する」のかを確認してください。学校では、子供たちの来校時刻や退出時刻を把握することはできません。)
相談日に来校しない子供たちについては、学習課題を家庭訪問してポストに入れさせていただきます。
校長日誌 錦町の空から NO1256 (2020.4.10)
始業式⑤
始業式で刮目したいと思っていたのは、最高学年6年生の言葉。1ヶ月のブランクで、久しぶりの学校。卒業式に参列できなかったことで、在校生代表としての役割を果たせませんでした。ここで大役を果たすことで、達成感を得、最高学年としての自覚をもつことができるはずだったのです。それができずじまいで、最初の最高学年としての出番がどうなるかと私も少し不安でした。
しかし、実際はその不安はまったく杞憂となりました。
6年生各学級の代表の子供たちは、原稿を持たず、空で堂々と発表してくれました。
学校全体のリーダーとしての活躍を期待する船出でした。
校長日誌 錦町の空から NO1255 (2020.4.9)
始業式④
始業式で子供たちに伝えたことは3つです。
1つ目。進級お祝いの言葉。
2つ目。新型コロナウィルスの感染拡大の状況から、「感染しないため、うがい・手洗い・マスク」や「人混みを避けること」。さらに、「これからは他の人に感染させないこと」。(そのために距離をとる、具合が悪かったら、学校に来ない等)
3つ目。新型コロナウィルスはしばらく続く。皆さんも、皆さんの家族も、先生方もみんな大変。大変でもしばらくは我慢するしかないこと。こんな時こそ、皆さんと先生方と皆さんの家庭の人たちと地域の人たちと、力を合わせ前へ進もうということ。
いつ収束するか全く見えない新型コロナウィルスの感染拡大。
でも、負けない!
校長日誌 錦町の空から NO1254 (2020.4.9)
始業式③
(前号より)
快晴の空の下、始業式を開催。
話を聞く態度も、前学年の時と同じ素晴らしい聴き方。
校長講話は、進級のお祝いと、新型コロナウィルスへの対応について。
始業式は短時間で行うため、異動や退職の先生の紹介はもちろん、新任の教職員の紹介もカットしました。担任紹介は?もちろん、こちらはてきぱきと行いました。
校歌斉唱もなしであっという間に終了しました。
校長日誌 錦町の空から NO1253 (2020.4.8)
始業式②
(前号より)
始業式前、8:20頃に私は校庭に出ました。先生方(元担任等)が子供たちを整列させています。新しいクラスです。背の順も決まっていません。でも、全体を見回すと、何ときれいに整列できていました。
私は始業式の校長講話の冒頭で「さすがは三小の子供たちです!」と褒めました。(特に褒めたのは、全体の両側で整列している高学年の子供たちです。下学年の見本となっていました。)
素晴らしい新学年のスタートでした。
校長日誌 錦町の空から NO1252 (2020.4.8
始業式
新学年の子供たちは制御がききにくいものです。「今年の先生は誰だろう?」「(クラス編成替えがあった学年の子供は)新しいクラスのメンバーは誰だろう?」ということで子供たちはワクワクドキドキ。さらに今年度は1ヶ月ぶりの登校です。当然、子供たちはワサワサするだろう、と予想していました。
先生方は、「ただでさえワサワサする新学年で、1ヶ月ぶりだし、子供たちは並ぶのに時間がかなりかかると思います。」「では、始業式は8:25から始めましょう。」、「始業式はかなり押せ押せになると思います。9時前に終われば良いと思います。」等々予想していました。
私は
「三小は、子供たちの整列の状況はとても良い。本当はキチンと並ばせたい。でも、今回だけは、特別。諸般の状況を考えると、整列はできていなくてもよい。」
と先生方に言いました。
では、実際はどうだったのでしょうか?
ところが、
校長日誌 錦町の空から NO1251 (2020.4.6)
137万アクセス達成
とうとうこの日がやってきました。新学年がこんなに遠いとは!子供たちにとっても、首を長くして待った1か月だったと思います。(もちろん、この1か月以上の間子供たちを支えてくださった保護者の皆様も本当に大変だったと思います。)
今日の始業式は、初めて校庭で式を行った後、教室へ行きます。始業式で式後教室へ行くというのは初めてではないでしょうか?
教室で国語や算数の教科書、ドリル、そして学校だよりなどたくさんの文書を渡します。もちろん、子供たちに新年度の学級経営の方針、抱負なども語ります。
その後は入学式。短時間で終えなくてはいけないので、私も話を短くします。教員の紹介も副校長と担任と養護教諭のみ。
ところで、あっという間に137万アクセスを達成しました。おめでたいのですが、明日からまた休校。めでたさも半分です。次の登校は来週の月曜日13日です。(※現時点での予定です。緊急事態宣言が発令されたり、ロックダウンされたりしたら、登校日も変更されるかもしれません。)
校長日誌 錦町の空から NO1250 (2020.4.5)
マスクはつけよう②
(前号より)
マスクをつける日本人やアジアの人々とマスクをつけない欧米人・・・この図式が今年変わりました。新型コロナウィルスが流行し始めたときの欧米の風景はマスクをしている人がほとんどいない風景でした。
しかし、新型コロナウィルスの感染拡大の中心地なった今は、スペインでもフランスでもアメリカでもマスクをつけて歩く姿が見られるようになりました。(最新の映像では人が歩いていませんが・・・)
驚いたのは、アメリカのトランプ大統領です。「私はつけないが、マスクをつけたほうがよいようだ。」とアナウンスしました。
新型コロナウィルスが流行し始めたときには、「マスクの効果」をいぶかしんでいた人たちが多かったのですが、今や日本やアジアだけでなく、欧米でもその効果を認めているようです。(もちろん、自分が感染しないだけでなく、人に感染させないという自他の効果が認められたからでしょう。)
というわけで、明日からの登校(といっても6日の次は13日ですが・・・)の際はお子さんが登校する前には、必ずマスクの着用をご確認ください。
また、修了式に子供たちに配布した健康観察表をもとに、6日の朝の検温、健康観察もお願いします。
校長日誌 錦町の空から NO1249 (2020.4.5)
マスクはつけよう①
ニューヨーク日本人学校に勤務していたころ、月に1回教育審議会(私学で言うところの理事会のようなもの)のため、マンハッタンに出張しました。(日本人学校はコネチカット州グリニッジにあります。)会議の場所は、ニューヨークの大使館。バリバリのニューヨーカー、エリートビジネスマンが行きかう場所です。大使館まで歩いていると、「自分もニューヨーカーの風景の一部になっているかなあ」などとふと思ったりしたものです。(まあ、冷静に考えて風景の一部にはなっていませんでしたね。)
日本人ビジネスマンは私と違って風景の一部になっていましたが、唯一風景の一部にならないときがありました。
それは冬場。インフルエンザが流行するときです。
ある時、知り合いのアメリカ人が私に言いました。
「内野、日本人ってすぐわかるんだよね。なぜって、日本人はマスクをして歩いているから。」
言われてみて、ハッとしました。
確かに、マンハッタンを闊歩している中で、マスクをしているのは唯一日本人ビジネスマンだけ。
当時(2011年~2014年)アメリカ人でインフルエンザが流行する時期にマスクをしている人はいませんでした。バルセロナ日本人学校の教員だった時もスペインでマスクをしている人はいませんでした。そういえば、スペイン人がこんなことを言っていました。
「マスクをしている人を見ると、私たちは『この人、なんかやばい病気なんじゃないか』って思うんだよね。」
私たち日本人にとってはインフルエンザが流行する時期のマスクは見慣れた、何の違和感もない風景ですが、欧米人にとっては違和感だったのでしょう。
校長日誌 錦町の空から NO1248 (2020.4.4)
始業式・入学式準備②
新6年生が登校しました。1か月ぶりの登校です。
元5年生の担任の先生が子供たちに今日の仕事の内容について話をしました。話の聞き方は、さすがに6年生。
教室間の机椅子の移動が一番大きな仕事。
教科書を各教室へもっていくのも大きな仕事。
早く自分の仕事が終わった子供は、掃除。
6年生として初めての仕事。見事にやり上げてくれました。ありがとう、6年生!
校長日誌 錦町の空から NO1247 (2020.4.4)
始業式・入学式準備
メールやHPでお知らせしたように、立川市は4月6日の始業式と入学式を挙行します。(今日現在立川市は感染者はいません。)
その準備を教職員と6年生で行いました。(感染防止のため、登校前の健康観察(検温等)をきちんと行っているかとマスクを着用しているかを確認しました。)
1年生の教室の消毒。机、いす、棚など子供たちが触れそうな場所を消毒しました。
バケツに入れた消毒液を使うため、手袋は必須。
階段の手すりも十分に消毒。
これから子供たちが登校する前には、必ず校内を消毒します。
校長日誌 錦町の空から NO1246 (2020.4.2)
始業式・入学式を目指して
今日メールで配信し、HPトップページでもお知らせしたように、4月6日の始業式、入学式は予定通り行います。
「予定通り」と書きましたが、始業式は、「校長講話は短時間で」「転出入の教職員紹介は延期し」「担任発表のみとし」「児童代表の言葉は例年通りに」「校歌斉唱は中止」して行います。ここまでで30分程度なので、その後例年とは異なり、教室へ入り、国語と算数の教科書と漢字ドリル(3年生は漢字プリント)や学校だより等の印刷物を配布し、担任の先生が子供たちに話します。(この流れは例年とは大きく異なります。)
また、入学式もHPトップページに書いたように、参列者が「教職員」と「保護者」で、6年生の歓迎の言葉は、事前に録音したものを紹介し、「国歌」や「校歌」を斉唱しますが、教職員がマスクをした状態での斉唱です。
例年と異なりますが、皆新型コロナウィルスの感染拡大防止のためです。
できる中での最大値を考えて教職員で協議して、上記のようになりました。
校長日誌 錦町の空から NO1245 (2020.4.1)
令和2年度スタート
皆さん、おはようございます。三小校長の内野康之です。今年度も引き続きよろしくお願いいたします。三小の校長もこれで3年目に入りました。市内南砂小学校で校長に昇任し、3年間、その後ニューヨーク日本人学校で3年間、帰国後市内西砂小学校で3年間、異動して閉校間際のけやき台小学校で1年間、そして第三小学校で3年目。これで校長歴も13年目となりました。
今日から平成31年度から令和2年度へ年度として元号が変わり、今日から新学習指導要領完全実施となる記念すべき日ですが、新型コロナウィルスの感染拡大により不透明な状況が続いています。
安倍総理が「長期戦になる」と述べていましたが、実際、この厄介な病気とはしばらく付き合わなくはいけないのでしょう。まだ病気の実態が分かっていないことが多く、その分対応策もすっきりとせず、当面「三蜜(密閉、密集、密接)を避ける」ことと「うがい・手洗い・換気」を徹底すること、そして万が一感染者が身近に出た場合、その方に差別的な扱いを決してしないことを徹底していかなければならないと思います。
校長日誌 錦町の空から NO1244 (2020.3.31)
さようなら平成31年度 こんにちは令和2年度
志村けんさんの逝去が伝えられました。私はドリフターズ全盛時代に小学生で、志村けんさんがドリフターズに加入した時をよく覚えています。
その志村さんが平成31年度が終わろうとするときに、逝去されたことは不思議です。時代の終わりに昭和と平成を駆け抜けた芸人が命の火を消したのです。
死因も新型コロナウィルスによる肺炎とのこと。改めて新型コロナウィルスの怖さを示して逝去したように感じます。
明日から令和2年度。そして明日から新学習指導要領が完全実施となります。
新年度開始、新学習指導要領完全実施、ということで本当ならワクワクドキドキ、となるところですが、志村けんさんの命を奪った新型コロナウィルスの感染拡大を考えると、ワクワクなどと言っていられません。
このままだと始業式や入学式も予定通り行えるのかもわかりません。(もちろん、学校としては予定通り行うつもりで準備していますが。)
さらに言うと、5月30日の運動会も、日光移動教室も、八ヶ岳自然教室も、当初の予定通りに挙行できるのか不透明です。
三小では「感染症対策委員会(仮称)」を設置し、国や都や市からの通達を踏まえて対応策を講じていきます。
※修了式でお願いした「春休み中の健康観察(検温や体調管理)」は明日以降も継続してください。
校長日誌 錦町の空から NO1243 (2020.03.31)
136万アクセス達成
今日でいよいよ平成31年度も終わりです。その記念すべき日に136万アクセスを達成しました。2年前着任したときに、3万アクセスだったので、この2年で106万アクセス増加したことになります。これも保護者や地域や教職員(や教職員の家族)や私に関係した人たちのご愛読のおかげです。ありがとうございます。
休校後、3週間ぶりに子供たちが登校することを踏まえ、生け花の小山先生が生けてくださった校長室前の生け花。「卒業する子供たちのために」とおっしゃっていました。
136万アクセス達成を祝しているようにも感じます。
校長日誌 錦町の空から NO1242 (2020.03.30)
三小池
三小には玄関前に小さな池があります。三四郎池ならぬ三小池です。
この池は、栓がないため、水の入れ替えができません。そのため、最近少々濁りがありました。そのことに気付いた校庭開放員さんと学校管理員さんが休校中の土日に水の入れ替えをしてくれました。
初めのうちはバケツで水をくみ上げて、バケツが使えなくなると、ちり取りで水をくみ上げて、水抜きをしました。
しばらく乾かした後、水を入れ、そのまま置いて塩素を飛ばしました。
今、わずか三匹ですが、金魚がきれいな水の中で泳いでいます。
三小は、地域の皆さん、保護者の皆さん、教職員の力で教育活動が進められています。
校長日誌 錦町の空から NO1241 (2020.03.29)
修了式校長講話
修了式で私は子供たちに向かってこのような言葉を伝えました。
おはようございます。皆さんの元気な声が職員室まで届きました。校長先生もうれしいです。久しぶりですね。学校がお休みになってから3週間が経ちました。長かったですね。「早く学校に行きたい」と思った人も多かったと思います。でも、校長先生がうれしく感じたことがあります。それは、皆さんが「学校がお休みの間は、なるべく家にいるように」という約束を守っていたことです。学校がお休みの間、三小の先生方は、学区をまわっていました。他の市の先生とお話ししていると、「子供たちが家にいないで、あちこちで遊び回っている」とのことでした。三小の皆さんは、約束を守って家で過ごしていたことについて、校長先生はとてもうれしいです。明日からは春休みですが、まだ新型コロナウィルスは安心できません。できるだけ家で過ごしてください。もちろん、校庭開放もありますので、身体を動かしに来てください。もう1つ。やがて皆さんの身近に新型コロナウィルスに感染する人が出てくるかもしれません。もういつ、誰が新型コロナウィルスに感染してもおかしくありません。ですから、感染したからといって、「○○さんが感染したんだよ」といろいろな人に言ってまわったり、感染してショックな状態の人に向かって、「君のせいで授業ができなくなった」と言ったり、ましてやその人をいじめたりするのはやめましょう。万が一、皆さんの大切な人が新型コロナウィルスに感染したと予想してみてください。その人がみんなから「お前のせいだ」と言われているのを見たり、聞いたするのはつらいでしょう。
さて、三小の一年が今日で終わります。校長先生は先生方が心を込めた書いたあゆみを読みましたが、この一年、皆さんはよく頑張りました。一年でいろいろなことを学び、大きく成長しました。自分の得意なことをさらに伸ばした人がいました。自分が苦手なことに挑戦して、成果をあげた人がいました。友達とかかわるのが苦手だったのに、勇気を出してかかわるようになった人がいました。仲間と力を合わせるのが得意ではなかったのに、体育の授業を通じて、力を合わせる大切さに気付いた人がいました。一年で大きく成長しましたね。
4月からは1つ学年が上がります。今の自分の良さ、自分の強み、自分の得意なことを生かして、そして、自分の課題や苦手なことにも挑戦していって、さらに成長していってください。
※元気な声が返ってきた、と伝えましたが、実際はいつもよりは声の大きさは小さく感じました。大声を出すのはよくない、と言われているので、適正でしょう。
※私はどうも放送で話すのは苦手です。子供たちの顔が見えない状態で話すのは反応も分からず、不安だからです。早く子供たちの顔を見ながら話せるような状態になってほしいものです。
校長日誌 錦町の空から NO1240 (2020/03/28)
3学期修了式
これまで40回近く経験してきた修了式。でも、2020年の修了式は一生忘れることはありません。3週間の休校後の修了式。そして、放送での修了式。
それでも子供たちが元気に登校してきた様子はうれしかったです。
副校長先生の司会進行で進む修了式。
まず私が校長講話。
本来なら、次に児童代表の言葉ですが、今回は中止。
本来なら、この次に校歌斉唱なのですが、合唱は避けなくてはいけないので、中止。
ということで、これで修了式は終了。
続いて、生活指導主任の講話。
今回はやはり新型コロナウィルス対応。家庭学習について(追加の学習プリントを配布)、遊ぶなら学校の校庭開放を、できる限り自宅で過ごす、等々を伝えました。
最後に養護教諭から。「健康観察カード」を渡したので、毎日検温や体調観察をすること、うがい手洗いの徹底、人混みに行かないこと等々を伝えました。
保護者の皆様。健康観察カードの記入のチェックをし、お子さんの体調に問題があったら、学校にご連絡ください。
校長日誌 錦町の空から NO1239 (2020/03/27)
卒業式
挙行できるかどうかわからなかった平成31年度の卒業式。様々な人たち(市教委、学校の教職員、そして保護者の皆さん)の尽力でとうとう実現しました。来賓も在校生代表の5年生も不在でしたが、卒業生と教職員と保護者が力を合わせて素晴らしい卒業式ができました。
素晴らしかったのは卒業生。3月2日午後から休校となって、練習が全くできなかったのにもかかわらず、証書授与も、門出の言葉も、見事にやってのけたのです。
私は式辞で卒業生の素晴らしさをたたえました。(私は担任の先生型には「練習をしていないので、言葉が飛んだり、噛んだり、ミスを重ねたり、失敗が続いたり・・・という状況が当然。とりあえず何とか最後まで到達したらそれで十分。」と言っていました。ところが、6年生は言葉が飛ぶことも、噛むこともほとんどなく声もよく出していました。家で練習はしていたのかもしれませんが、それにしてもすごいです。)
卒業生に拍手!
以下の写真は、前日準備(修了式の日)のときの卒業生の様子です。
卒業生入場。これが上手にできたのは、全校朝会で行進が上手にできているからこそです。日常の力が試されます。
全員合唱。音楽専科が指揮をし、伴奏を卒業生が務めて、全員が素敵な歌声を響かせてくれました。
最後の合唱曲。「旅立ちの日に」を今度は指揮なしで、音楽専科が伴奏をして、子供たちが自分たちだけの力で歌い上げます。
2曲を合唱しきったのは6年生の底力。
退場する直前の6年生。
退場。練習をしていないのに、素晴らしい退場でした。
6年生。卒業、おめでとう!
校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)
卒業式
135万アクセスを達成しました。そのお祝いと、何より今日の卒業式のお祝いで下の写真を掲載します。
三小校庭の満開に近い桜。
さらに、校庭から校舎を見た図は下の通り。
校長日誌 錦町の空から NO1238 (2020.03.25)
気に掛かること
ニュースで次の報に触れました。
WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスの「パンデミックが加速している」として、改めて危機感を示しました。WHOのテドロス事務局長は23日の会見で、わずか4日間のうちに感染者数が10万人増えて30万人に到達したなどとして、新型コロナウイルスのパンデミック=世界的な大流行が加速しているとの認識を示しました。 そのうえで、テドロス事務局長は感染拡大防止策をサッカーにたとえ、自宅に閉じこもることや人と距離を保つことは守備的な戦い方で、ウイルスに勝利するためには感染が疑われる人すべての検査と隔離、感染経路の特定という攻撃が必要だと強調しました。
心配なことがあります。感染した人や感染が疑われる人への対応は大切なのですが、感染者への偏見や差別が怒ることが懸念されます。
現況を見ていると、海外旅行のような場合は別にして、誰がいつ感染してもおかしくありません。(ドイツの首相が感染する位なのです)。それなのに、感染したことで、隔離はやむを得ないとしても、「あいつのせいで学校が、クラスが休校・学級閉鎖になった。」と非難したり、感染した家族へも励ましの言葉ではなく、「こっちへ来るな。」というような差別偏見を与えたり、ということが起きてはいけないと思うのです。
このことについては、修了式の校長式辞で話しました。
校長日誌 錦町の空から NO1237 (2020.03.24)
子供たちの声が戻りました
子供たちの声がない学校。私たち教職員も本来の力を発揮できず、元気が出ませんでした。今日からようやく子供たちの歓声、元気な声が戻りました。
その子供たちを迎えてくれたのは、美しい花々です。
休校中に地域の皆様が畑を耕し、肥料をあげ、花を植えてくださったのです。
みよしクラブの皆様の花々
錦六会の花々。
錦町支部の花々。
さんさんクラブの花々。
錦東会の花々。
皆さん、ありがとうございます。三小は地域の皆様のお力をエネルギー源として教育活動を進めています。
さあ、いよいよ明日は卒業式。子供たちが練習が全くできない状態での卒業式は、私も初体験です。
子供たちと教職員と保護者の皆さんで力を合わせて臨みます。
校長日誌 錦町の空から NO1236 (2020.03.24)
6年生との会食
昨年度同様、2月に6年生との会食を行いました。
全学級、全6年生と会食をする予定で、3月の半ばには終了するはずでしたが、休校により、全員と会食できませんでした。本当に残念!
6年生との話題は、様々。「小学校の思い出は?」とか「中学校で頑張りたい事は?」「中学校で楽しみにしている事は?」という定番ネタから「好きな食べ物は?」とか「趣味は?」などという話題まで。6年生ともなると、大人と話しているのとさほど変わらず、充実した時間を過ごしました。
校長日誌 錦町の空から NO1235 (2020.03.23)
休校も終わり?
今日で休校も解除となりそうです。
その休校中、教員は「通知表や指導要録をつけたり」、「来年度へ向けての資料を作成したり」、「卒業式や入学式の準備をしたり(ALTも手伝ってくれました)」、「各ご家庭に健康観察の連絡をしたり」、「地域を巡回したり」していました。
鬼公園を巡回する3年生の担任。子供たちに出会うと、声をかけて、健康状態を確認したり、学習の様子を聞いたりしています。
校長日誌 錦町の空から NO1234 (2020.03.22)
HPリニューアル
先週のこと。皆さんもお気づきになったと思いますが、HPをリニューアルしました。
COVID-19への対応のため、トップページに次々とお知らせをアップしているうちに、ごちゃごちゃしてきました。そこで、先生方にお願いして「HPトップページのリニューアル」をお願いしました。私と違って、三小の若手の先生方は、センスが良いので、きっと素敵にリニューアルしてくれるだろうと確信してのお願いです。
さて、しばらくして担当の先生に「どうなった?」と尋ねると、浮かぬ顔というより深刻な表情。「何かあったな?」と思い、トップページを見てみると、真っ白に近い状態に。手違いで消さなくても良いところまで削除してしまったのです。
ここで「間違いは誰にでもある。」と言うと、人格者校長になれるのでしょうが、私は生来のへそ曲がり。こう言いました。
「おっ!すごい!思いっきりリニューアルしたね!すっごくスッキリした。ごちゃごちゃがなくなって、まっさらだね。」
と思いっきり皮肉。三小の先生は、私のこんな皮肉には慣れているため、笑顔で「済みません。」と謝って、懸命に復旧作業。
結果、センスの良い、素敵なトップページになりました。私は担当の先生を賞賛したことは言うまでもありません。(ミスに対しても「大丈夫。問題ない。」と伝えました。)
やはり、私は文章を打つ専門に徹した方が良さそうです。
校長日誌 錦町の空から NO1233 (2020.03.21)
日本の方が安全?
毎日毎日、テレビも新聞もネットも、COVID-19(新型コロナウィルス)関連のニュースばかりです。それも暗くなるような話題ばかり。株価がどんどん下がって、日本中の契機が悪くなって、東京オリンピック(パラリンピック)も中止や延期の話題が出て・・・。
ほんの少しでも明るい話題がほしい、と思っていたら、こんな話がありました。
それは英語のALTのJOE(ジョー)との会話。(先週の木曜日のことです。)
JOEの出身のアメリカについていろいろ話をしていて、私が
「ジョーはアメリカに帰らないの?」
と聞くと、ジョーは即答で、
「日本にいる。だって、今は日本の方が安全だから。」
と応えました。ジョーのふるさとのニューヨークは、感染拡大が止まらない状況なので、当然なのかもしれません。(ニューヨーク州では、労働者の出勤禁止措置も出たようです。)
アジア発のCOVID-19ですが、今や欧米の方が感染拡大がひどい状態。私の第二のふるさとのスペインも感染拡大で街はゴーストタウンのよう。フランスの友人に聞いたところ、日本人学校を含め、全校が無期限の休校。
先行きは専門家でも読めないのでしょうが、もしかすると、ALTが言うように、まだ日本は良いのかもしれません。
とはいえ、日本も感染拡大状況が収束しているわけではありません。学校教育が再開されたときには、引き続き「うがい・手洗いの徹底」とともに「教室等の定期的換気」等が求められるでしょう。
とりあえず、来週の火曜日の修了式は行われます。(もちろん、放送による修了式です。)私たち教職員は子供たちと久しぶりに再会できることを楽しみにしています。(ただ、学校に来たいからと言って、具合が悪いのに、無理に来ることはやめてください。)
校長日誌 錦町の空から NO1232 (2020.03.20)
マスクはありますか?
昨日は、早朝から夕方まで家族のために時間を使いました。いつも僅かな家事しかできていない私としては、せめてもの罪滅ぼしです。帰宅してからも、また出かけて、マスクやハンドジェルを探しに、薬局を回りました。7件回って、マスクは皆無。手指消毒液やハンドジェルも皆無。もちろん、我が家にはまだ妻が騒動前に購入してあったマスクの買い置きがありますが、皆さんのお宅にはそろそろマスクの在庫が尽きかけているのではないでしょうか?
卒業生と6年生の保護者の皆様には、式に参列する際には、マスクの着用をお願いします。(どうして準備できない場合には、ご相談ください。)また、入り口には手指消毒液を準備しておきますので、会場に入場する前に必ず消毒をお願いします。(手指消毒液は、市教委が準備してくれました。)
また、体育館は閉め切りではリスクが大きくなることから、式が始まる前までは窓と扉は開放します。(週間天気予報からすると、おそらく、寒くて困るということはないと思います。万が一寒くなった場合には、ストーブをつけます。え?その場合でも窓は開放?無駄に思えますが、感染リスクの軽減のためご了解ください。)
校長日誌 錦町の空から NO1231 (2020.03.20)
休校措置は?
今、スターバックスコーヒーでこの日誌を書いています。スタバは久しぶりです。以前(けやき台小時代)はほぼ毎日(短時間でも)スタバに来て、ブログを書いていました。校長日誌の多くがスタバで書かれていたのです。それほど私はスタバが大好きです。
でも、そんなスタバファンの私でも、この数週間(3月以降)は、全く訪れていませんでした。COVID-19(新型コロナウィルス)対応で、忙しかったことと、クラスターの心配があったからです。
でも、今日は朗報が。安倍総理は、休校措置を解除する方針、とのニュースを見ました。良かった!以前の会見で「卒業式は行ってほしい」旨の話があったのですが、入学式については、全く予測できなかったからです。(三小で毎朝行われている職員朝会で私は「始業式、入学式はもちろん、その後も休校措置は解除され、学校教育は再開されると信じています。」と伝えていました。どうもその通りになりそうです。
スタバも、今のところ、閉店する様子もありません。(スタバが閉店するようであれば、いよいよ危ない、と私は思っていたので、本当に良かったです。)
校長日誌 錦町の空から NO1230 (2020.03.18)
来年度へ向けて②
自治連の伊藤さんが三小の畑を耕作してくださったことを受けて、三小の教員も休校中に畑仕事をしました。
授業があるときは、なかなか畑仕事ができません。伊藤さんや市川さんたちに任せきりとなっています。休校中の今こそ、来年度へ向けて耕す、耕す・・・。
職員室前の畑も耕す、耕す・・・。
菜の花が満開ですが、子供たちに見てもらえないのが残念。(校庭開放に来てね。)
校長日誌 錦町の空から NO1229 (2020.03.17)
来年度へ向けて
海外、特に欧州でのCOVID-19(新型コロナウィルス)感染拡大が止まりません。一時、欧州で日本人がひどい差別(中国人と日本人の区別がつかず、アジアというひとくくりでの差別?)を受ける、という報道がありましたが、もしかすると、今や欧州が逆に差別を受けかねません。
日本も、「この先、いったいどうなるのだろう?」という不安感が広がっているように感じます。
そんな中ですが、三小は、来年度は通常に教育活動を行える、という前提で進めています。(しないのどの学校も、否日本中のどの学校も同じ思いでしょう。)
さらに言うと、三小の地域の皆さんも同じ思いでしょう。
下の写真をご覧ください。
自治連の伊藤さんが土曜日に来年度へ向けて畑を耕してくださいました。
校長日誌 錦町の空から NO1228 (2020.03.16)
図書貸し出し
先週から火曜日、金曜日に図書の貸し出しを行っています。初日の火曜日に貸し出しに来た子供は22名。ただ、この日は雨天だったので、この人数も仕方ありません。
打って変わって先週の金曜日は、13時からの貸し出し開始直後の13時15分に図書室に行ってみると、わずか15分で13名。この後の確認をしていませんが、おそらくは残りの2時間15分で火曜日を大きく上回ることは間違いないでしょう。
中央図書館から貸し出しを受けた図書300冊。この日は、中央図書館長も様子を見に来ていて、私に「校長先生。不足するようだったら、さらに追加貸し出しをします。」と言ってくださいました。
手作業のため、子供たちは貸し出しカードに記入。図書館支援員と教員が見守ります。
今週は金曜日が休日のため、火曜日と木曜日が貸出日です。
校長日誌 錦町の空から NO1227 (2020.03.15)
休校から2週間
3月2日の午後から休校となり、2週間が経ちました。先週から担任が各ご家庭に子供たちの健康観察のためお電話を始めました。(2回線のうち1回線しか使えないので、全家庭に連絡が行くのに時間がかかります。ご了承ください。また、校庭開放や図書貸し出しで子供たちの健康観察ができたご家庭については、ご連絡がいきません。)
先週の金曜日、学童クラブに行くと、子供たちがドリルなどに一生懸命取り組んでいました。感心しました。ただ、休校も2週間となって、ドリルだけでは子供たちもそろそろキツくなってくると思います。
おすすめは、楽しみながら学びとなる「NHK for School」です。本校のトップページにリンクを掲載しています。( https://www.nhk.or.jp/school/kids/ )
校長日誌 錦町の空から NO1226 (2020.03.14)
休校中
安倍総理大臣の記者会見を見ながら(聞きながら)日誌を書いています。
総理は「現時点で緊急事態ではない」と述べられていました。とりあえずホッとしました。先日、卒業式へ向けて会場準備を行いました。緊急事態宣言が出れば、場合によっては卒業式も中止になりかねません。現時点では(19日の専門家会議で変わるかもしれませんが)、卒業式が、卒業生と卒業生保護者(各家庭2名まで)と教職員で執り行うことができそうです。
卒業生・保護者の椅子をきれいに拭き清めています。
卒業式会場の飾り作成中。
飾りを取り付け中。
紅白幕の取り付け、そして話合い中。
練習もできなければ、参列人数も絞られていて、しんどい状況ですが、卒業生のため、みんなで盛り上げていきます。
校長日誌 錦町の空から NO1225 (2020.03.12)
3月11日
3月11日(水)午後2時46分。副校長先生が校内と校庭に放送を入れて、東日本大震災でお亡くなりになった方々に黙祷を捧げました。
職員室で。
校庭で。
今日から担任が順次各家庭に電話でご連絡を差し上げます。
子供たちの健康観察のためです。発熱の有無や体調の様子を聞きます。学校の回線は2回線ですが、そのうち1回線は、緊急用に開けてありますので、1回線のみでご連絡するため、全家庭にご連絡がいくのに時間がかかると思います。ご理解ください。
校長日誌 錦町の空から NO1224 (2020.03.11)
鎮魂
今日は東日本大震災から9年。未だに4万人以上が避難生活を余儀なくされています。亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。
私もあの日(3月11日)のことを未だに忘れられません。ニューヨーク日本人学校に行く直前に、東京も大きく揺れ、すぐに我が子を学校まで迎えに行きました。帰宅後、我が子と二人でテレビを見ていると、津波が押し寄せている映像が映し出されました。車が迫り来る津波に気付かず、飲み込まれる寸前で映像が切れるのも見ました。
その後3月14日に何とか文科省で辞令を受け、成田空港へ向かい、ニューヨークに到着しました。ニューヨーク到着後も、ずっと日本の映像を見続けました。ニューヨーク日本人学校では、先生方と生徒会の発案で震災チャリティーコンサートを行いました。教員である限り、ずっと忘れません。そして災害が起きたら、子供たちの命を守るために教職員集団と全力を尽くす、という気持ちを改めてもちました。
校長日誌 錦町の空から NO1223 (2020.03.10)
3月2日(月)静かなる全校朝会
3月2日の全校朝会の様子を写真で紹介します。
副校長先生の司会進行で開始。
恒例の6年生の言葉。全校朝会のはじめには必ず6年生の言葉があります。この言葉が素敵なんです。6年生が今頑張っていること、今思うことなどを自分の言葉で語るのです。
生活指導主幹の先生の言葉。私の話に続いて、生活指導の立場から話をしてくださいました。午後から始まる休校について、留意点を子供たちに確認しました。
保健室の先生が新型コロナウィルスについて注意点を話しました。「人混みになるべく行かない」「うがい・手洗いを徹底する」などを話してくださいました。
※今日から図書貸し出しが始まります。
校長日誌 錦町の空から NO1222 (2020.03.09)
133万アクセス達成!
133万アクセスを達成しました。といっても手放しで喜べる状況ではありません。
COVID-19(新型コロナウィルス)の感染拡大が収束の様子を見せません。今日もニュースでは、日本中のあちこちで感染した人たちについて報道していました。中には、感染しているのが分かっているのに、「うつしてやる!」と街へ出た(こうなると犯罪ですね)人や、桑胃が悪いのに偽ってコンビニで働いた人などが報道されていました。かといって、電車の中で咳をした人を恫喝した人がいたという報道もひどいなあ、と思います。
今できることと言えば、不要不急の外出はしないこと、うがい手洗いに加え、換気をすることでしょうか。
ところで、お子さんの様子はいかがですか?家で勉強ばかりというのも辛いでしょう。校庭開放がありますので、勉強の合間に校庭で身体を動かすようにお声かけください。また明日は図書貸し出しがあります。(図書室で閲覧はできません。貸し出しと返却のみです。)読書にいそしむのも好機だと思います。
校長日誌 錦町の空から NO1221 (2020.03.08)
校庭開放開始
先週の金曜日の9時~12時、13時~16時で、校庭開放が始まりました。ひっそりとしていた三小の校庭に子供たちの歓声が帰ってきました。
校長室から職員室に行ってふと校庭を見ると、一年生の子が校庭から職員室に向かって何か言っているのが見えました。口をパクパク動かして、何か言っているのですが、三小の職員室のサッシは優れている上に、先生方は必死になって仕事(通知表作成の真っ最中です)をしているので、先生方の耳には届きません。
そこで私は担任の先生に向かって、「○○先生、~君が先生に向かって熱い視線を送っているよ。」と言いました。
先生が気付き、窓の方に向かっていくと、しきりに身振り手振りで「窓を開けて」と言っています。そのかわいいしぐさで窓を開けてみると、単なる挨拶でした。でも、かわいい1年生のしぐさとその挨拶に私たちは皆癒やされました。
やっぱり私たちは子供たちがいてこその教師。正念場と言われているのは、来週後1週間。この1週間でウィルス感染拡大が沈静化し、せめて修了式はできるように、卒業式はできるように、と願っています。
※校庭開放に自転車で来校しないようにお子さんに声をかけてください。
※12時になったら、いったん帰り、食事をとってまた1時に来るように伝えてください。