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カテゴリ:校長日誌

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO327 (2018/09/04)

校長日誌 錦町の空から NO327 (2018/09/04)

 始業式

 始業式で校長講話の後は、児童代表の言葉。2学期の始業式は、5年生の出番です。


 5年生はどのクラスの代表も、堂々と自分の目標を述べました。さすがは高学年。

 久しぶりの学校でしたが、さすがは三小の子供たち。静かに話に聴き入っていました。
 


 最後は、校歌斉唱。久しぶりの校歌斉唱でしたが、みんな三小の美しい校歌を元気よく斉唱できました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO326 (2018/09/03)

校長日誌 錦町の空から NO326 (2018/09/03)
 今年最強の台風21号が本州に接近しています。関東直撃はないことから、明日9月4日(火)は平常授業の予定です。しかし、今後の台風の動きを考慮し、下記の通りとします。

1 9月4日の登校について
 平常授業を予定していますが、午前7時の時点で、立川市または多摩北部に大雨、洪水、暴風のいずれかの警報または特別警報が発表されている場合は、休校とします。外出は控えさせてください。
なお、休校の措置をとる場合には、学校HP、メールでもお知らせします。
 また、警報が出ていなくても暴風がひどいときには、各ご家庭のご判断で、登校を控えても構いません。その時には、遅刻扱いにはしません。

2 9月4日の下校について
 天候の状況により、下校時刻を繰り上げる、または繰り下げる場合があります。その際も、学校HPやメールにてお知らせします。

3 9月5日の登校について
 平常授業を予定しています。天候の状況により、休校、登校時刻の繰り下げ等となる場合は、学校HP、メールでお知らせします。なお、登校させる場合には、以下のことについて、十分注意するようご家庭でもご指導ください。
(1)池や川、マンホールの近く、用水路、側溝等、危険が予想される場合には、決して近づかないようにする。
(2)雨風で見通しが悪くなっている場合もあるため、走行中の自動車・自転車には、十分に気を付けるようにする。
(3)看板の飛散、倒木、電線の垂れ下がり等が予想される場所には決して近づかないようにする。

 
 本日の給食

 2学期初の給食が今日から開始しました。うれしいですね。
 
 本日の給食のメニュー:ジャージャー麺、中華スープ、フルーツポンチ、牛乳
 美味しゅうございました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO325 (2018/09/03)

校長日誌 錦町の空から NO325 (2018/09/03)

 始業式校長講話

 始業式準備として27日と28日の紹介をしました。始業式前日の29日は、午前中は学年会。午後からは全校遠足の実地踏査(下見のことです)。
 そして、いよいよ30日。始業式。久しぶりに子供たちの元気な顔に再会しました。
 始業式での私の話は以下の通りです。

おはようございます。久しぶりですね。先生方も校長先生も、皆さんの元気な顔を見られてとってもうれしいです。

 さて、2学期は一番長い学期です。そして、皆さんが一番成長する学期です。

その2学期に皆さんに心がけてほしいことがあります。

それは、言葉を変えること。

言葉を変えることについての詩があります。

「未来を変えたければ、まず言葉をかえる」という詩です。

紹介します。

「もういいや」を「まだ待とう」と言うのが忍耐

例えば、クラスに一生懸命やっていても、なかなかうまくいかなくて時間がかかっている子がいたとします。そのそき、「もういいや」って言うんじゃなくて、「まだ待とう。」と言うのが忍耐です。忍耐は大切ですね。

「あたりまえ」を「ありがとう」と言うのが感謝

皆さん、お母さんや家の人が食事を作ってくれるのを当たり前と思っていませんか。掃除や洗濯や洗い物をしてくれるのを当たり前と思っていませんか。家の人がいろいろ家事をしてくれることに対して、「当たり前」と思わずに「ありがとう」と言うことが感謝です。

「だから、なに?」を「おめでとう」と言うのが賞賛

友達が「野球で3位になったんだ。」って言ったり、「校長室で暗唱テストに合格したよ。」って言ったりしたときに、「だから何?」って返すんじゃなくて、「おめでとう。」って返すのが賞賛ですね。

「もう、ダメだ」を「これからだ」と言うのが希望

コツコツ努力しても、成績がよくならないことがあります。そんなときに、「もうダメだ」って言うんじゃなくて、「これからだから、もう少し頑張ろう」って言うのが希望です。

「なりたいな」を「なってやる」と言うのが決意 

皆さんの将来の目標は何でしょうか。皆さんはよく「将来は、Jリーガーになりたいな。」とか「将来はパティシエになりたいな。」とか言いますが、本当になりたいのなら、「Jリーガーになってやる」とか「パティシエになってやる」って言うのが決意です。

 

これが未来を変えたければ、まずは「言葉を変える」という詩です。

もう少し詳しくこのことを考えましょう。

例えば、未来を変えたければ、「ちくちく言葉を言わない」ようにすると、友達ができてきます。

例えば、「大丈夫。」「きっとうまくいくよ。」「応援しているよ。」などと「ふわふわ言葉を使うようにする」と友達が増えてきます。

例えば、「もうダメだ。」とか「どうせぼくなんか。」となのマイナスの言葉を言わないようにすると、パワーが出てきます。

例えば、「きっとできる。」「私はできる。」「ぼくはきっと夢を叶えられる。」というようなプラスの言葉を言うようにすると、自信や元気が出てきます。

未来を変えたければ、まずは「言葉を変える」ことです。

みんなで「2学期は言葉を変えて未来を変えていきましょう。」

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO324 (2018/09/02)

校長日誌 錦町の空から NO324 (2018/09/02)

 2学期の準備④
 
 8月28日(火)の午前中は、がっちり2学期の学習や行事について職員会議を行いました。
 そして、午後は、三中校区の特別支援教育の研修会。

 会場は本校の視聴覚室。4校の先生方が一堂に会すると、さすがに壮観でした。



講師は、三中と七小の特別支援学級の先生。(現指導教諭、前指導教諭の先生)。お二人とも立川市を代表する先生です。豊富な知識と経験で3時間(!)の研修をより深い学びにしてくださいました。(写真は、三中の指導教諭の先生)


特別支援教育は、理論も、実践も両方とも大切。これまで三中校区の先生方はたくさん学んできましたが、それでも新しい学びがあります。(写真は七小の前指導教諭の先生)


新しい学習指導要領の趣旨は「主体的、対話的で深い学び」です。今回の先生方の研修でも、その「主体的、対話的で深い学び」を実践しました。講師の先生から課題が示され、その課題について、4校の先生方がグループを作って、グループディスカッションをしました。
4校の先生方が熱く協議する熱気が写真から伝わるでしょうか?


学んだら、また一人でまとめる作業も大切です。まとめは学んだことをしっかり定着させます。
3時間、「子供をど真ん中において」、「小中連携して」の特別支援研修会に取り組めました。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO323 (2018/08/31)

校長日誌 錦町の空から NO323 (2018/08/31)

 2学期の準備③

 27日(月)の午後は、タブレット研修。
 三小の先生方は、講師の先生から「タブレットを非常に有効に活用している先生方」との評価を受けていますが、もっともっと有効に活用するため、研修を積んでいます。

タブレットは、まだまだ活用の幅があります。いろいろな教科やいろいろな場面で活用して、子供たちがさらに意欲的に学習に取り組めるようにしていきたいものです。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO324 (2018/09/01)

校長日誌 錦町の空から NO324 (2018/09/01)

 2学期の準備④

 タブレット研修に続いては、校内研究。2学期から始まる体育の研究授業へ向けて、侃々諤々の論議をしていました。

まずは、この後の論議のポイントを全体で確認。

低中高学年の3つのブロックにわかれて、論議。体育が苦手な子供たちへの目線もしっかり保っています。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO322 (2018/08/30)

校長日誌 錦町の空から NO322 (2018/08/30)

 2学期の準備②

 訓練終了後、(立川警察署のお巡りさんを含む)全職員が集まって、一部始終を撮影したビデオを見ながら、訓練を検討。

先生方が「どうすれば良かったのか?」「もっと良い対応があったのではないか?」
と激論を交わしました。

最後に、立川警察署のお巡りさんから、講評をいただきました。より実践的なアドバイスをいただきました。

11時半で訓練が終了した後、さすまたの有効な使い方をお巡りさんから教えていただきました。ポイントは「不審者と距離をとる」「何人かが集まってさすまたを使うと有効」「場合によっては、持ち方を逆にする(二股に分れた方を持つ)ことも必要」でした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO321 (2018/08/30)

校長日誌 錦町の空から NO321 (2018/08/30)

 2学期の準備①

 8月27日(月)から29日(水)の3日間、三小では、2学期の教育活動がスムーズに進行するように、準備をしました。
 まずは27日(月)。この日は、たくさんの会が行われました。
 9時からは、新学習指導要領の勉強会。
 2020年度に完全実施される新しい学習指導要領の各教科や領域について、三小の先生方が講師になって「どこがポイントなのか?」を短く、要領よく解説してくれました。
 勉強になった~っ!
 10時からは、不審者対応訓練。昨年度までの不審者役は屈強な男性の先生。で、今年は女性の先生。不審者は男性とは限らないので、選ばれたわけです。

児童玄関から不審者が侵入。(DVで児童への接見が禁止されているという保護者という設定。※もちろん、三小にはそういう保護者はいませんが、いろいろな想定が必要です。)

突如教室を訪れた保護者(不審者)に、驚く担任。教室内に入れないように、ブロック。大きな声での押し問答で隣のクラスの先生が様子がおかしいことに気づきました。

隣のクラスの先生が子供たち(役の先生方)を誘導して、隣のクラスに避難。と同時に、職員室に緊急事態を報告。

不審者侵入の報告を受けた職員がすぐさま学校110番(緊急通報)をしました。(これは実際に警察とやりとりをしました。)

同時に、副校長先生が全校に緊急放送。全クラスは、教室の内鍵をかけて静かに待機。
避難した子供たちは、ドアにかぎをかけた隣のクラスで静かに待つ。

刃物を出した不審者を廊下で説得。二人のベテラン教員の穏やかな説得で、不審者は、刃物をしまい、1階へ誘導されました。

ととりあえず、ここまでで訓練は終了。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO320 (2018/08/29)

校長日誌 錦町の空から NO320 (2018/08/29)

44万アクセス達成!

 ありがとうございます。44万アクセスを達成しました!43万アクセス達成からわずか5日間での達成です。夏休み中で、子供の話題がない中での5日間での達成は、保護者や地域の皆さんの三小への関心の高さを感じざるを得ません。
 さあ、今日が夏休み最終日。(子供たちは宿題は終わっているのでしょうか・・・。)
 当然、私の夏休みも終了です。
 夏休み中、私は、朝7時から7時45分まで立川駅のスタバで仕事をしてから出勤する、、、という生活をしていました。
 また、学期中はワイシャツで出勤していたのが、夏休み中は、下の写真のようなカジュアルなシャツで出勤していました。
題:チャラい
 こんなカジュアルというか、チャラい格好も、朝のスタバスタートも、今日でお終い。明日からは、三小の子供たち、教職員、保護者、地域、関係機関一体となって、「連携・協働」して、2学期の教育活動を推進していきます。
 さあ、2学期!!

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO319 (2018/08/29)

校長日誌 錦町の空から NO319 (2018/08/29)

TGGに行ってきました⑥

 2つ目の体験は、「アクション・エリア」です。ここは英語「を」活用するエリア。日常生活での英語でのコミュニケーションを様々な場面で体験するエリアです。
 私たちは、まず、ホテルの受付の体験をしました。ホテルスタッフが示したカードを見ながら、部屋を選びました。シングル、ダブル、ツインのどれにするか?を選ぶのです。次に、夕食、レストランがいくつもあって、ステーキ、イタリアン、中華・・のどれにするか?などを選択しました。(もちろん、全部英語です。)

 すべて選ぶと、各自もっているカードにスタンプを押してもらいます。
 次に、診療所の体験をしました。渡されたカードにどこがどう具合が悪いかがイラストで描いてあります。それを元に、Dr.と問診をし、「どこが痛いの?」「どうして痛くなったの?」などと質問され、答えます。するとDr.が薬を処方してくれるわけです。これで終了。スタンプを押してもらいます。
 最後にスーパーマーケットに行きました。スタッフが出てきて、「何をお探しですか?」と聞かれるので、マーケットに展示されている「飲み物」と「食べ物」をを選択して、注文しました。ここでもスタンプを押してもらいます。

 これ以外にも、飛行機の機内の設定(ANAが全面協力。ANAの座席を活用。)がありました。おそらくは、本番は、フライトアテンダントが機内(設定)を周り、子供たちに「飲み物は?」「チキン?ビーフ?」などと聞くのでしょう。
 またレストランや旅行会社の体験もできます。さらに、
「薬屋」の体験もあります。どこが具合がわるいのかを言えるようになることを目指すのでしょうね。
 
 これらの体験は、団体だけでなく。個人でも申し込めます。ただ、来年の3月まで予約で一杯とのことでした。

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO318 (2018/08/28)

校長日誌 錦町の空から NO318 (2018/08/28)

  TGGへ行ってきました⑤
 
 始めに体験したのは、「アクティブイマージョン・エリア」。「英語で学ぶ」ことを目標とした体験プログラムです。
 部屋に入ると、大きなパソコンが並んでいました。その1つに私たち立川グループが座ると、目の前のパソコンには、英語だらけとグラフだらけ。

 なんと、私たちのグループが体験したのは、株式市況のプログラムだったのです。私たちは、「Bloomberg(アメリカのサイト)」を活用して、株式市況をチェックしました。(※写真は都合により載せられません。)
 まず私たちは、株式市況で、いくつかのグループ(例えば、「携帯会社グループ」や「コンビニ」「お菓子会社」等)から、1つのグループを選択しました。そして、グループの各会社の業績をネットで確認しました。
 次に、「この一年の株価の推移」を確認し、「どれくらい上昇したか?」「利益はどれくらい出たか?」「従業員数は?」などを総合的に判断して、チームとして、1つの会社を選択しました。
 そして、最後に、全体でプレゼンテーションするのです。「自分たちのチームは、どの会社を推薦するか?」「なぜその会社にしたか?」(おすすめポイントどこか?)をデータを示して、プレゼンします。(もちろん、英語でのプレゼン)

今回は、時間が足りず、プレゼンの前に体験終了しましたが、子供たちはたっぷり2時間使ってプレゼンします。
 え?これ小学生が体験するの?と驚いたことでしょう。いえいえ、さすがにそれはありません。スタッフに尋ねたところ、このプログラムを体験するのは、中学~高校とのでした。ホッとしました。
 でも、高校生であっても、かなり難しいものです。ということは、
高校生にこのレベルの、英語でのプレゼンをさせることがこれからの英語教育の1つのゴールになるということですね。
 日本人の子供たちは、主張できる子供(それも英語で)になっていくのですね!

 

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO317 (2018/08/28)

校長日誌 錦町の空から NO317 (2018/08/28)

  TGGへ行ってきました④

 日本人担当者から説明がありました。
 まず、この日の体験のスケジュールは次の通りでした。

   体験1(1時間)※本番の児童の体験は2時間のところ

   体験2(1時間)※本番の児童の体験は2時間のところ

   質疑応答
次に、児童の体験(児童一日(半日)の動き)は、下の通りです。

   TGG入場

   アイスブレイク(チームワークを構築するためのセッション)

   セッション(体験4時間)

   フィードバック(振り返り)

 ②のアイスブレイクとは、チームを作る作業です。といってm、知らない同士ではアイスブレイクは必要でしょうが、小学校の場合は、これは短時間ですね。なお、体験は、1グループ、8人(とネイティブのスタッフ1名)で構成されます。このスタッフは、最初から最後まで、子供たちのTGGでの活動につきそって、アドバイスしたり、評価したりします。

 ③のセッションは、一日コースの場合4つのセッション(体験活動)、半日コースの場合2つのセッションで行います。(立川から行くと、4時間の半日コースが限界でしょうか?もちろん、ご家庭で行く場合には、一日コースでOKです。

  セッションには2つのエリアがあります。
  1つは、「アクション・エリア」です。ここは、「英語『を』活用することを目標にしたエリアです。(日常生活でのコミュニケーションを様々な場面で英語で体験するエリアです。)

  もう1つは、「アクティブイマージョン・エリア」です。ここてゃ、「英語『で』学ぶ!」を目標にしています。英語を用いて、実践的かつ探求的な学習をグループワークで体験するエリアです。
 最後に、体験のレベルです。TGGは、体験する子供のレベルに合わせて、3段階になっています。

   初級(~英検5級程度。

   中級(英検5級~英検準2級)

   上級(英検2級以上)
まあ、小学生は①の初級でしょう。

説明が終わって、いよいよ体験開始。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO316 (2018/08/27)

校長日誌 錦町の空から NO316 (2018/08/27)

  TGGへ行ってきました③

 建物に入ってすぐ、ネイティブのスタッフが招き入れてくれました。ここからすでに「all English」です。ロビー(三小の視聴覚室よりも広い。たくさんのテーブルといすが置かれていていました)に入ると、担当スタッフが対応してくれました。もちろん、「all English」。スピードは、ほぼノーマル。幸い参加した3人はついて行けたが、何か若干の違和感。
 その違和感とは、「小学校の教員に、このすピートで話す?」という違和感です。

体験前、担当スタッフと話し込む十小の校長先生。私も会話を楽しみました。

やがて、その違和感は解消しました。なぜかというと、この日の参加者の中心が高校の英語科の先生たちだったからです。そうです。私たちは小学校教員なのに、高校の英語科の先生方と同じグループになってしまったのです。だから、話すスピードが速かったわけです。(つまりは手加減してくれなかったのです。)
この点について、スタッフに「こんなに早く話したら、小学生は全く理解できないよ。」と言うと、「昨日5歳の子供の体験をしたけど、もちろん、ゆっくり、身振り手振りを使って、わかりやすく、簡単な単語を使ってやったよ。小学生にもわかりやすく伝えるから大丈夫。」とのことでした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO315 (2018/08/27)

校長日誌 錦町の空から NO315 (2018/08/27)

  TGGへ行ってきました②

 TGGに行った8月23日は、9:30~11:30に学芸会研修。その後、校長室へ飛んで戻って、おにぎりを頬張って、あわてて出発。立川駅で特急に間に合ったので、特急で新宿駅経由で、ゆりかもめのテレコムセンター駅へ。ここまで学校からほぼ2時間近く。そうなんです。とっても遠いのです。目の前には、大江戸温泉物語が見えました。体験が終わったら、温泉につかりたいなあ~、とも思いましたが、今回は勉強。ぐっとこらえました。(女性陣は、「ビーナスコンフォート」が見えていたので、そそられるかも?)
 駅から徒歩5分でTGGが入っている「TIME24ビル」に到着。

とっても大きいビルで、このビルの1~3階がTGG。東京都の意気込みが伝わってくるようでした。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO314 (2018/08/27)

校長日誌 錦町の空から NO314 (2018/08/27)

   TGGへ行ってきました①

 TGGって、ご存じですか?TokyoGlobal Gateway(トーキョー・グローバル・ゲートウェー)の略で、要するに東京英語村です。東京英語村?と言っても伝わりにくいですね。誤解を恐れず、簡単に言うと、「キッザニアの英語版」だと思ってください。TGGHPには、次のように書いてあります。
「TGGは、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYが提供する、まったく新しいタイプの体験型英語学習施設です。

東京都は、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の開催とその先を見据え、生活習慣・文化・価値観などの多様性や人権が尊重され、誰もが幸せを共感でき、そこに住み続けたいと思える「世界一の都市・東京」の実現を目指しています。
 一方、グローバル化が進むなか、日本のTOEFLスコアランキングが、アジア圏30か国中27位(2014年)という結果からもうかがえるとおり、「世界一の都市・東京」の実現を目指す上で、日本人のグローバルなコミュニケーション能力には、大きな課題があるとされています。

 このため東京都教育委員会は、児童・生徒が英語を使用する楽しさや必要性を体感し、英語学習の意欲向上のきっかけ作りとなるよう、東京版英語村、TGGを開設することとしました。」TGG HPより)
 私の学校経営方針は、「グローバル時代を生きる知徳体のバランスのとれた子どもの育成」ですが、都教委の、このような方針と合致するところがあります。
 また、HPにはTGG設立の目的を次のように謳っています。

TGG設立の目的は、普段の学習効果を高めるために、英語を体験する場を設けることでした。せっかく学校で長い時間かけて英語を学習しても、初めて英語を話す機会が海外旅行になってしまうケースがこれまでは多かったように思います。いきなり海外旅行で現地の外国人に話しかけたのでは、通じなくて当たり前。そこで自分の英語力に自信をなくして、英語をあきらめてしまった方も多いのではないでしょうか。」(TGG HPより)

 先月に私たちの勉強会に講師でお招きした、立教大学の松本茂先生は、このTGGのプログラム監修者。その松本茂教授によれば、「英語を効率よく身につけるには、PICサイクルに沿って学習することが大事。Ppractice(個人学習)、Iinteraction(対話型学習学校の授業)、Ccommunication(実践→TGG)の頭文字。これまで日本の英語学習にはCの部分が十分でなかった。」とのこと。

部活動に例えるなら、普段の授業が練習に当たり、TGGは試合を担当します。試合に勝つことを目指すことで、毎日の練習方法は実践を想定してがらりと変わってくるように、児童・生徒の普段、英語に取り組む姿勢が大きく変わってくることを想定しています。部活動でも練習試合を多く組みますが、試合の場ほど技能の伸ばす機会はないでしょう。ぜひ、TGGへお越しください。(TGG HPより)

そのTGGは、来月(9月)からプログラムが開始します。その前に、教育関係者に内覧会や体験会を開催してくれました。本来私は89()に体験会に行く予定でしたが、台風のため、急遽中止に。がっかりしていたところ、私たちの勉強会の仲間が820()、そして私と三小の英語専科と市内十小の校長先生の3名は、823()に代替として行けることとなりました。

(次号へ)

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO313 (2018/08/26)

校長日誌 錦町の空から NO313 (2018/08/26)

 学童のお祭り

 金曜日の午前中、校長室で仕事をしていると、学童クラブの先生と子供たちがやってきました。見ると、子供たちは結構緊張気味。(校長室って、やっぱりハードルが高いのかな?)何かと思えば、手には招待状。
 先生に促されて、子供たちが意を決したようにいいました。
「今日、学童のお祭りをするので、来てください。」
 一生懸命訴える子供たちは、とってもかわいい!
「行きましょう。」
と答えて、子供たちが去ってから招待状をよく見てびっくり。
 
 なんとお祭りは、2時から3時まで。
 というのも、私はこの日の2時から大切なお客様と懇談する予定があったのです。(もちろん、この予定は夏休み前からの予定でした。)
 というわけで、「よし、来客対と王を追えて、最後の10分、5分でも、お祭りを見学に行こう!」と決意しました。
 しかし、実際は、予想通り、話合いが熱を帯び、お客様が退出したのが3時10分。慌てて学童クラブに飛んでいきましたが、時すでに遅し!
 残念ながら、終了したばかりでした。でも、子供たちに聞いたところ、「お祭りは楽しかった!」とのこと。良かった。学童クラブの子供たち、ごめんね。
 
 お祭りといえば、校長室で仕事をしていたら、お囃子が聞こえてきました。校門から出てみると、山車が通り過ぎたところでした。

さすがは錦町。立派な山車でした。こういう地域行事がたくさなる錦町は、子供たちの郷土愛を育んでくれます。感謝!

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO312 (2018/08/25)

校長日誌 錦町の空から NO312 (2018/08/25)

 43万アクセス達成!
 
 台風20号は、近畿地方に大きな被害をもたらしましたが、離れた場所の東京でも大雨と暴風でしたね。(私は夜中、風の音で何度か目を覚ましました。)幸い、三小には被害はありませんでしたが、改めて台風のパワーを感じました。皆さんのお宅は被害はありませんでしたか?
 さて、昨日、43万アクセスを達成しました。42万アクセス達成からわずか10日での達成です。甲子園をわかせた金足農業高校のイケメンピッチャー、吉田君の言葉ではありませんが、
「ここまで来られたのは、皆さんの応援のおかげです。」
と、本当に思います。
 これからも副校長先生と共に、地道にアップしていきます。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO311 (2018/08/24)

校長日誌 錦町の空から NO311 (2018/08/24)

 学芸会研修

 2学期の大きな行事といえば学芸会!三小、というより立川市は、学芸会がまだ残っていますが、他県を見ると、学芸会が姿を消しています。東京都の中でも、学芸会がなくなっているところもあります。ということで、最近若い先生の中には「学芸会はやったこともなければ、見たこともない。」という先生が増えています。また、中堅の先生でも、「劇指導は教科指導と比べてあまり自信が・・・」という先生もいます。
 ということで、研修会を行うこととしました。
 講師は、文学座出身の先生。(元役者です。)学芸会指導にも40年近く関わってきた、学芸会指導のプロフェッショナルです。現在は、武蔵村山市の指導教諭をされています。
 研修時間は2時間たっぷりとりましたが、あっという間の2時間でした。

まずはレジュメを使って理論編。

続いて、発声指導を体験。先生方もいい声が出ていました。

講師の先生が指導した劇の本番のビデオを視聴。素晴らしい出来!
最後に質疑応答をして、充実した2時間の研修を終えました。
この研修が本校の学芸会に役立つことと思います。

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO310 (2018/08/23)

校長日誌 錦町の空から NO310 (2018/08/23)

 2学期へ向けて

 二日間ブログをお休みしていました。その二日の話題を。
 まず8月21日(火)。この日は、三小に都内の先生方数人と講師の先生が集まりました。本校の6年生の担任の一人が体育の研究をしていて、そのための集まりでした。
 講師の先生は、東京都教職員研修センターの教授です。元校長先生なので、話していくと、接点もあり、研究会は大いに盛り上がりました。
 9時から研究会が始まり、冒頭私は挨拶をさせていただきましたが、その後は、自分の仕事につきました。研究会は昼食休憩をはさんで、何と5時半まで続きました。研究熱心な先生たちです。この研究は、三小の子供たちの教育に反映されます。
 次に8月22日(火)。昨日です。昨日は東京都小学校英語教育研究会が本校で行われました。全都はもちろん、群馬県や遠く愛知県からも先生が集まり、総勢60名となりました。本校からは私と英語専科の先生が参加。(英語専科の先生は、大勢の先生の前で発表もしていました。)
 小学校英語を専門とする大学の先生2人を講師に招き、一日、みっちり勉強をしました。この勉強で得たものも英語先生の先生が三小の子供たちに還元していきます。
 そして最後に今日は、学芸会の研修。武蔵村山市から学芸会のプロフェッショナルの指導教諭の先生をお招きして、学芸会について勉強します。
 2学期に向けて、着々と準備をしています。
 

喜ぶ・デレ 校長日誌 錦町の空から NO309 (2018/08/20)

校長日誌 錦町の空から NO309 (2018/08/20)

 現地校交流③
  
 現地校を訪れて驚いたことがいくつもありました。
 1つ目。子供たちが先生を呼び捨てにしていたこと。スペイン語での敬称は男性は「セニョール」、女性は「セニョーラ」(未婚女性はセニョリータ)なのですが、子供たちは敬称をつけず、友達のように呼んでいたのです。

 2つ目。中休みになると、持参したお菓子を食べること。日本人学校の子供たちも進められていましたが、慣れない習慣のため、断っている子供もいました。(もちろん、喜んで食べる子供の方が多かったのですが)
 3つ目。給食は、食堂で食べるのですが、担任の先生方は、別室(職員室の横の会議室)で食べます。子供たちの面倒は誰が見るかというと、「給食の先生」が別にいて、指導をしてくれるのです。私たちが子供たちの所へ行って、様子を見ようとすると、「言っちゃダメ。給食の先生方の仕事を奪うことになるから。皆さんはこっちで一緒に食事をしましょう。」
と言われました。「郷に入っては郷に従う」で、私たちもスペイン人の先生方と一緒に食べることとしました。
 
 上記は、日本の学校からすると、「ありえへん!」という感じになります。しかし、多文化共生、国際理解教育の視点から言うと、「それがその国の文化」であり、「何が正しいか」は他の国が決めることではありません。
 日本人学校での経験は、視野を広げるという点で貴重な経験でした。